JPH10193376A - 合成樹脂発泡成形体の製造方法 - Google Patents

合成樹脂発泡成形体の製造方法

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JPH10193376A
JPH10193376A JP9004708A JP470897A JPH10193376A JP H10193376 A JPH10193376 A JP H10193376A JP 9004708 A JP9004708 A JP 9004708A JP 470897 A JP470897 A JP 470897A JP H10193376 A JPH10193376 A JP H10193376A
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JP
Japan
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molded article
thermoplastic resin
component
synthetic resin
organic solvent
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JP9004708A
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English (en)
Inventor
Willem Profo Kraut Peter
ウ゛ィレム プロフォ クラウト ピーター
Boikers Adriaan
ボイカース アドリアーン
Soichiro Hashimoto
壮一郎 橋本
Kazuhisa Sakayama
和久 坂山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性等の機械的強度を十分に保有した合成樹
脂発泡成形体を、毒性の問題や安全上の問題がなく容易
に得ることのできる合成樹脂発泡成形体の製造方法を提
供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂成形体に、水または炭素数
2以下のアルコールと特定の有機溶剤との混合溶液を常
温常圧下で接触させてこれを膨潤させたのち、膨潤した
熱可塑性樹脂成形体を、その熱変形温度以上、融点以下
の温度に加熱加圧し、徐々に減圧しながら前記熱可塑性
樹脂成形体を発泡せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂発泡成
形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂発泡成形体の製造方法と
して、例えばポリカーボネート等の熱可塑性樹脂成形体
に有機溶剤を含浸せしめ、これを成形用型の内部に封じ
込み加圧しながら前記成形体の融点以上に加熱した後、
前記成形体のガラス転移温度〜融点の温度範囲に冷却
し、前記成形用型の内部を解圧することにより発泡させ
る方法が知られている。このような製造方法の例とし
て、特公昭63−4502号公報を挙げることができ
る。
【0003】ところが、上記従来の製造方法では、予め
前記熱可塑性樹脂成形体に有機溶剤のみを含浸させるた
め膨潤度合が大きくなり、加熱加圧後の合成樹脂発泡成
形体は発泡過多となり機械的強度が低下し脆くなるとい
う問題がある。また、上記製造方法においては、有機溶
剤による作業環境上の毒性の問題が生じ、しかも前記成
形体を有機溶剤を入れた圧力容器内に投入し加熱する工
程が採用される場合においては、作業安全上の問題と、
さらには特殊設備を要する点からコスト高となり、生産
効率が悪いという問題がある。
【0004】この発明は、上記のような従来の問題点に
対処するためになされたもので、吸水性の比較的高い熱
可塑性樹脂成形体を選び、これを水または炭素数2以下
のアルコールと特定の有機溶剤からなる混合溶液に接触
させ膨潤させた後、これを加熱加圧して発泡させれば、
熱可塑性樹脂成形体本来の機械的強度に近い機械的強度
を維持した合成樹脂発泡成形体が容易にかつ安全に得ら
れることを見出だし、完成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな背景の下に、剛性等の機械的強度を十分に保有した
合成樹脂発泡成形体を、毒性の問題や安全上の問題がな
く容易に得ることのできる合成樹脂発泡成形体の製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的において、こ
の発明の第1の発明は、熱可塑性樹脂成形体に、水また
は炭素数2以下のアルコール(成分A)と沸点が50℃
〜150℃の有機溶剤(成分B)との混合溶液を常温常
圧下で接触させてこれを膨潤させる工程と、前記工程で
膨潤させられた熱可塑性樹脂成形体の単独または複数を
積層して、その熱変形温度以上、融点以下の温度に加熱
し加圧したのち、徐々に減圧しながら前記熱可塑性樹脂
成形体を発泡せしめる工程とからなる合成樹脂発泡成形
体の製造方法を要旨とする。
【0007】また、この発明の第2の発明は、熱可塑性
樹脂成形体に、水または炭素数2以下のアルコールと沸
点が50℃〜100℃の有機溶剤との混合溶液を常温常
圧下で接触させてこれを膨潤させる工程と、前記工程で
膨潤させられた熱可塑性樹脂成形体と膨潤していない他
の成形体とを接着層を介してまたは介せずして積層し、
その熱変形温度以上、融点以下の温度に加熱し加圧した
のち、徐々に減圧しながら前記熱可塑性樹脂成形体を発
泡せしめる工程とからなる合成樹脂発泡成形体の製造方
法を要旨とする。
【0008】この発明において用いられる熱可塑性樹脂
成形体は、例えばポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、
ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテル
スルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ABSの中の
いずれか1種または2種以上の混合物から選ばれた熱可
塑性樹脂からなる成形体である。
【0009】上記熱可塑性樹脂成形体の成形方法は、従
来の公知の成形方法を採用することができ、例えば押出
成形法、圧縮成形法、射出成形法等が適用可能である。
熱可塑性樹脂成形体は、目的とする合成樹脂発泡成形体
の形態に見合う形態に成形されるが、通常はシ−ト状体
とする。この場合のシート状体の厚さは、薄過ぎると取
扱作業が困難であり、厚過ぎると均一な発泡状態が得ら
れない。したがって、好ましくは0.05〜1.0mm
程度とする。
【0010】また、この発明において、熱可塑性樹脂成
形体を膨潤させるための混合溶液に用いられる有機溶剤
は、沸点が50℃〜150℃の範囲のものとする。これ
は、上記有溶剤の沸点が、50℃未満であると無用に揮
散して熱可塑性樹脂成形体の膨潤に寄与せず、また15
0℃以上であると得られた合成樹脂発泡成形体の内部に
残存することとなり好ましくないからである。このよう
な点から、この発明に用いる有機溶剤は、好ましくは酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチル
エチルケトン、トリクロロメタン、テトラヒドロフラン
の中のいずれか1種または2種以上の混合物から選ばれ
た有機溶剤とする。
【0011】さらにまた、この発明において用いられる
上記混合溶液の成分比率は、水または炭素数2以下のア
ルコール(成分A)と有機溶剤(成分B)との体積比率
を、成分A:成分B=60〜85:40〜15とする。
この場合の体積比率は、有機溶剤(成分B)が85を超
えると過剰に膨潤して、爾後の加熱加圧工程で発泡過多
となり、また15未満では十分に膨潤せず、同じく加熱
加圧工程で十分な発泡が得られないので注意を要する。
【0012】この発明の第2の発明において、前記膨潤
した熱可塑性樹脂成形体の両面のうち少なくとも片面に
積層される他の成形体とは、前記熱可塑性樹脂成形体と
同質ないしはこれと相溶性を有する熱可塑性樹脂からな
る膨潤していない、通常は板状の成形体である。また、
積層態様は、前記熱可塑性樹脂成形体と前記他の成形体
を接着層を介してまたは介せずして積層するほか、前記
両成形体を複数層交互にして、同様に積層したものとす
ることもできる。なお、この場合の前記膨潤した熱可塑
性樹脂成形体は、上記第1の発明における製造過程で得
られるものが利用される。
【0013】上記第2の発明における積層態様におい
て、熱可塑性樹脂成形体と他の成形体との間に接着層
は、前記両成形体が同質のものまたは互いに相溶性を有
するものである場合は不要であるが、そうでない場合は
前記両成形体に見合う接着層を介在させるものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
実施例に基づき、かつ比較例とともに説明する。
【0015】実施例1〜16 まず、実施例1〜15では、この発明の第1の発明に適
用される熱可塑性樹脂成形体の樹脂原料として1、1−
ビス(4−オキシフェニール)エタンのビスフェノ−ル
からなるポリカーボネートを、また実施例16では、ポ
リアミドであるポリカプラミド(6−ナイロン)を夫々
用意し、これらを押出成形法法により、いずれも厚さ
0.1mmのシート状体に成形した。
【0016】ついで、表1に示すような混合比率(体積
%)の成分Aと成分Bとからなる混合溶液を夫々別容器
に入れて用意し、各実施例毎に、表1のように対応させ
て、各混合溶液に上記シート状体から30cm×30c
mの大きさにカットした2種類のシートを浸漬して、常
温常圧下で膨潤が平衡に達するまで浸漬した。なお、膨
潤が平衡に達するまでの時間は、同じく表1に浸漬時間
として示した。
【0017】上記のようにして混合溶液に浸漬したシー
トは、夫々表1に示すような膨潤率(重量%)となっ
た。なお、前記膨潤率は、膨潤が平衡に達したときのシ
ートの重量増加分を、元のシートの重量で除した値を1
00分率で示したものである。つぎに、上記で得られ
た、膨潤した各シートを、各実施例ごとに7枚用意し積
み重ねた後、温度140℃、圧力12MPaの加熱加圧
条件でホットプレスにより15〜20秒間圧締し、その
後ホットプレスの上下熱盤の間隙を1〜1.5mm/秒
の速度で10mmまで徐々に解放しながら冷却し、厚さ
10mmの積層された合成樹脂発泡成形体を得た。
【0018】上記で得られた合成樹脂発泡成形体は、指
圧試験を行い、指で押したときの凹みの発生状態を観察
して、凹みが残らないものを○、若干凹みが残るものを
△、著しく凹みが残るかあるいは崩壊するものを×とし
て評価した結果、表1に示す評価結果となり、実施例1
〜16のいずれにおいても○と評価された。
【0019】
【表1】
【0020】比較例1〜5 熱可塑性樹脂成形体としては上記実施例1〜15で用い
たと同様のポリカーボネートからなる厚さ0.1mmの
シート状体からカットしたシートを適用し、また混合溶
液としては上記実施例1〜5で用いたと同様の有機溶剤
を成分として、表2に示す混合比率からなる混合溶液を
用意し、比較例1〜5を表2のように対応させて、以後
実施例と同様にして前記シートを膨潤させ、比較用の積
層された合成樹脂発泡成形体を得た。
【0021】上記で得られた合成樹脂発泡成形体を、実
施例と同様にして指圧試験を行い評価した結果、表2に
併記するように、比較例1は△、比較例2は○、比較例
3〜5は全て×であった。比較例2については、発泡が
不十分で厚さも7mmと薄いものとなった。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明の合成樹脂発泡
成形体の製造方法は、熱可塑性樹脂成形体に、水または
炭素数2以下のアルコールと沸点が50℃〜150℃の
有機溶剤との混合溶液を常温常圧下で接触させてこれを
膨潤させる工程と、前記工程で膨潤させられた熱可塑性
樹脂成形体を、その熱変形温度以上、融点以下の温度に
加熱し加圧したのち、徐々に減圧しながら前記熱可塑性
樹脂成形体を発泡せしめる工程とからなるものであるか
ら、機械的強度を十分に維持した合成樹脂発泡成形体
を、容易にかつ安全に得られるという効果がある。
【0024】さらに、この発明の合成樹脂発泡成形体の
製造方法においては、膨潤させられた熱可塑性樹脂成形
体と膨潤していない他の成形体とを接着層を介してまた
は介せずして積層し、これを加熱加圧して合成樹脂発泡
成形体とすることができるから、変化に富む積層構造の
合成樹脂発泡成形体を容易に、しかも低コストで得られ
るという利点がある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、この発明の第2の発明は、熱可塑性
樹脂成形体に、水または炭素数2以下のアルコールと沸
点が50℃〜150℃の有機溶剤との混合溶液を常温常
圧下で接触させてこれを膨潤させる工程と、前記工程で
膨潤させられた熱可塑性樹脂成形体と膨潤していない他
の成形体とを接着層を介してまたは介せずして積層し、
その熱変形温度以上、融点以下の温度に加熱し加圧した
のち、徐々に減圧しながら前記熱可塑性樹脂成形体を発
泡せしめる工程とからなる合成樹脂発泡成形体の製造方
法を要旨とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらにまた、この発明において用いられる
上記混合溶液の成分比率は、水または炭素数2以下のア
ルコール(成分A)と有機溶剤(成分B)との体積比率
を、成分A:成分B=60〜85:40〜15とする。
この場合の体積比率は、有機溶剤(成分B)が40を超
えると過剰に膨潤して、爾後の加熱加圧工程で発泡過多
となり、また15未満では十分に膨潤せず、同じく加熱
加圧工程で十分な発泡が得られないので注意を要する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】実施例1〜16 まず、実施例1〜15では、この発明の第1の発明に適
用される熱可塑性樹脂成形体の樹脂原料として1、1−
ビス(4−オキシフェニール)エタンのビスフェノ−ル
からなるポリカーボネートを、また実施例16では、ポ
リアミドであるポリカプラミド(6−ナイロン)を夫々
用意し、これらを押出成形法により、いずれも厚さ
0.1mmのシート状体に成形した。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【表2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、この発明において、熱可塑性樹脂成
形体を膨潤させるための混合溶液に用いられる有機溶剤
は、沸点が50℃〜150℃の範囲のものとする。これ
は、上記有溶剤の沸点が、50℃未満であると無用に
揮散して熱可塑性樹脂成形体の膨潤に寄与せず、また1
50℃以上であると得られた合成樹脂発泡成形体の内部
に残存することとなり好ましくないからである。このよ
うな点から、この発明に用いる有機溶剤は、好ましくは
酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチ
ルエチルケトン、トリクロロメタン、テトラヒドロフラ
ンの中のいずれか1種または2種以上の混合物から選ば
れた有機溶剤とする。
フロントページの続き (72)発明者 坂山 和久 栃木県宇都宮市八千代1−13−5

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂成形体に、水または炭素数
    2以下のアルコール(成分A)と沸点が50℃〜150
    ℃の有機溶剤(成分B)との混合溶液を常温常圧下で接
    触させてこれを膨潤させる工程と、前記工程で膨潤させ
    られた熱可塑性樹脂成形体の単独または複数を積層し
    て、その熱変形温度以上、融点以下の温度に加熱し加圧
    したのち、徐々に減圧しながら前記熱可塑性樹脂成形体
    を発泡せしめる工程とからなる合成樹脂発泡成形体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 有機溶剤が、酢酸メチル、酢酸エチル、
    酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、トリクロ
    ロメタン、テトラヒドロフランの中のいずれか1種また
    は2種以上の混合物から選ばれた有機溶剤である、請求
    項1に記載の合成樹脂発泡成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 混合溶液の各成分の体積比率が、成分
    A:成分B=60〜85:40〜15である、請求項1
    または2に記載の合成樹脂発泡成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂成形体が、ポリ塩化ビニ
    ル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネー
    ト、ポリエーテルイミド、ポリアミド、ポリメチルメタ
    クリレート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエー
    テルケトン、ABSの中のいずれか1種または2種以上
    の混合物から選ばれた熱可塑性樹脂からなる、請求項1
    ないし3のいずれか1に記載の合成樹脂発泡成形体の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂成形体に、水または炭素数
    2以下のアルコール(成分A)と沸点が50℃〜150
    ℃の有機溶剤(成分B)との混合溶液を常温常圧下で接
    触させてこれを膨潤させる工程と、前記工程で膨潤させ
    られた熱可塑性樹脂成形体と膨潤していない他の成形体
    とを接着層を介してまたは介せずして積層し、その熱変
    形温度以上、融点以下の温度に加熱し加圧したのち、徐
    々に減圧しながら前記熱可塑性樹脂成形体を発泡せしめ
    る工程とからなる合成樹脂発泡成形体の製造方法。
  6. 【請求項6】 有機溶剤が、酢酸メチル、酢酸エチル、
    酢酸ブチル、アセトン、エチルメチルケトン、トリクロ
    ロメタン、テトラヒドロフランの中のいずれか1種また
    は2種以上の混合物から選ばれた有機溶剤である、請求
    項5に記載の合成樹脂発泡成形体の製造方法。
  7. 【請求項7】 混合溶液の各成分の体積比率が、成分
    A:成分B=60〜85:40〜15である、請求項5
    または6に記載の合成樹脂発泡成形体の製造方法。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂成形体が、ポリ塩化ビニ
    ル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネー
    ト、ポリエーテルイミド、ポリアミド、ポリメチルメタ
    クリレート、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエー
    テルケトン、ABSの中のいずれか1種または2種以上
    の混合物から選ばれた熱可塑性樹脂からなる、請求項5
    ないし7のいずれか1に記載の合成樹脂発泡成形体の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 膨潤した熱可塑性樹脂成形体と他の成形
    体を接着層を介してまたは介せずして各複数層を交互に
    積層させる、請求項5ないし8のいずれか1に記載の合
    成樹脂発泡成形体の製造方法。
JP9004708A 1997-01-14 1997-01-14 合成樹脂発泡成形体の製造方法 Pending JPH10193376A (ja)

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