JPH10193292A - ロータリバランサ及び該ロータリバランサを内蔵したロボット - Google Patents

ロータリバランサ及び該ロータリバランサを内蔵したロボット

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JPH10193292A
JPH10193292A JP1190797A JP1190797A JPH10193292A JP H10193292 A JPH10193292 A JP H10193292A JP 1190797 A JP1190797 A JP 1190797A JP 1190797 A JP1190797 A JP 1190797A JP H10193292 A JPH10193292 A JP H10193292A
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shaft
rotary balancer
robot
rotary
balancer
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JP1190797A
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Akira Nihei
亮 二瓶
Takeshi Okada
毅 岡田
Hidetomo Kurebayashi
秀倫 榑林
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Original Assignee
Fanuc Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0008Balancing devices
    • B25J19/0012Balancing devices using fluidic devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの回転軸機構部に内蔵し易く、バラ
ンス力によるアームの撓みが回避出来るロータリバラン
サ。 【解決手段】 第1アームが最小重力負荷姿勢から旋回
すると、第1アーム回転機構部に内蔵されたロータリバ
ランサBL1のシャフト14、ベーン15がB,B’方
向に回転し、中立状態(a)からバランス力出力状態
(b)へ向かう。ハウジング10内をブロック12とベ
ーン15で仕切られた気密領域C1,C2間に圧力差
(P1 >P2 )が生じ、トルクTに変換される。トルク
Tは、第1アームの回転軸部に伝えられ、第1アームの
回転軸を駆動するモータの負荷を軽減させる。ベーン及
びブロックの使用個数を増やしても良い。また、気密領
域の形成に気体バッグを利用すれば、シール13,16
は不要になる。ロータリバランサBL1の要部は、流体
圧ロータリアクチュエータの本体部に簡単な改造を加え
たものが転用出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用ロボットに装
備されるロータリバランサ並びにそれを組み込んだロボ
ットに関し、更に詳しく言えば、流体圧を利用した新規
なロータリバランサとそれを組み込んだロボットに関す
る。
【0002】
【従来技術】産業用ロボットがアームを側方へ延ばした
姿勢をとる時、そのアームを駆動する水平回転軸(水平
方向に延びる軸)を駆動するモータには大きな重力負荷
がかかる。このような負荷を軽減する手段としてバラン
サが使用されている。ロボットに装備されるバランサ
は、重力負荷の増大を伴う姿勢変化に応じてそれを打ち
消す方向のトルク(バランス力)を手段を備えている必
要がある。
【0003】重力負荷を打ち消すバランス力の発生手段
としては、アーム旋回に応じて伸縮するコイルバネやア
ーム旋回に応じて滑動するピストンを備えたエアシリン
ダが利用されている。しかし、これらいずれの型のバラ
ンサも、重力負荷に抗するトルクの形でバランス力を直
接的に発生する機構を有していない。即ち、従来のバラ
ンサは、流体圧やバネの伸縮力をロボットアームに力を
作用させてトルクを間接的に発生させるものであるた
め、ロボットアームに撓みが発生し、ロボット手先部
(ツール先端点)の制御精度に悪影響を及ぼし易い。
【0004】また、コイルバネ機構あるいはエアシリン
ダ−ピストン機構をロボット機構部に内蔵させることが
機構の性質上困難であり、ロボットの回転軸部周辺の外
形をコンパクトにする上で有利ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、ロボット機構部に内蔵し易い簡素な構造を有すると
ともに、ロボットアームの撓みを発生させずにバランス
力を発生出来るロータリバランサ並びにそれを回転軸機
構部に組み込んだロボットを提供することにある。ま
た、本発明は、これらのことを通して、ロボットの回転
軸部周辺の外形のコンパクト化、コスト削減並びにロボ
ットアームの撓みによる制御精度低下の防止を図るもの
である。
【0006】更に、本発明は流体圧ロータリアクチュエ
ータの本体部に簡単な改造を加えたものを要部に利用で
きるようなロータリバランサの構造を提案して、より安
価・簡便にロボット用のバランサを得ようとうするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、エア等の流体
圧を利用して重力負荷を打ち消すバランス力をトルクの
形で直接的に発生することが出来るロータリバランサを
提供し、また、これををロボットの回転軸機構部に内蔵
させることによって上記課題を解決したものである。
【0008】本発明に従ったロータリバランサは、円筒
形状のシリンダと、シリンダの軸に沿って設けられたシ
ャフトと、円筒形状の空洞内の一部を占有する少なくと
も一つの固定仕切り部材と、シャフトに固定された少な
くとも一つの可動仕切り部材を備えている。そして、シ
リンダ内のシャフトの周囲の空間は、固定仕切り部材と
可動仕切り部材によって少なくとも2つの空間領域に区
切られており、それら空間域内には各々気密領域が形成
される。
【0009】気密領域の形成には、気体を封入したバッ
グを用いることが出来る。この方式を採用すると、気密
領域を形成することが容易になる。また、円筒形状のシ
リンダ、シャフト、固定仕切り部材、可動仕切り部材に
ついては、流体圧アクチュエータの本体部の給排気ポー
トを閉塞したものを転用することが出来る。このような
転用が行なることは、バランサの製造コスを下げる上で
有利である。
【0010】このようなロータリバランサは、ロボット
アームを駆動する少なくとも1つの回転軸機構部に内蔵
可能である。ロータリバランサの内蔵形態の一つは、ロ
ボットアームがその駆動部とロータリバランサの間に介
在させるもので、この場合には、ロータリバランサのシ
ャフトはロボットアームの旋回に応じて受動的に回転す
る。また、ロータリバランサの内蔵形態の別の一つは、
ロータリバランサをロボットアームとその駆動部の間に
設けるものである。この場合には、駆動部から出力され
る駆動力はロータリバランサを介してロボットアームへ
伝えられる。
【0011】これらいずれの内蔵形態を採用した場合
も、ロボットアーム駆動部(モータ、減速機)、ロボッ
トアーム及びロータリバランサを同軸的に配列させるこ
とも容易であり、ロボットの外形をコンパクトにする上
で有利である。また、バランス力がロボットアームを変
形させるような形でロボットアームに作用しないので、
ロボットの制御精度を保つ上でも有利となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、以下に説
明する各実施形態のロータリバランサが組み込まれるロ
ボットの全体構造並びにロータリバランサの組み込み個
所を説明する図で、(a)は同ロボットの正面図、
(b)はこれを右側から見た側面図である。符号1はロ
ボットの据え付けベースで、据え付けベース1上に第1
軸の旋回胴を兼ねる第2軸取付ベース2が搭載されてい
る。そして、第2軸取付ベース2上には、第1アーム4
を旋回させるための第2軸機構部3が設置されている。
【0013】第1アーム4の先端部には、第2アーム6
を旋回させための第3軸機構部5が設けられ、更に、第
2アーム6の先端部には適宜数の軸(典型的には3軸)
を持つ手首部7が設けられる。また、手首部7にはアプ
リケーションに応じて各種のエンドエフェクタ(負荷重
量物)が取り付けられる。図1(b)に示したように、
第2軸はモータ8で駆動され、第3軸はモータ9で駆動
される。なお、他の軸のモータについては図示を省略し
た。
【0014】このような一般的な軸構成を有するロボッ
トにおいては、第1アーム4が矢印Aで示したように旋
回して水平に近い姿勢をとった時、第1アーム4以下に
作用する重力により、第2軸に特に大きな負荷がかかる
ことになる。そこで、図1(b)には第1アーム4を駆
動する第2軸機構部3にロータリバランサBLを内蔵し
たケースを示したが、他の軸(例えば第2アーム6を駆
動する第3軸)に装備しても良いことは言うまでもな
い。また、場合によっては複数の軸(第2軸と第3軸な
ど)に装備させることも有り得る。
【0015】以下、図2以下を参照し、ロータリバラン
サBLのいくつかの実施形態について説明する。図2
は、第1の実施形態に係るロータリバランサの基本構造
を説明する要素分解図である。同図に示したように、全
体を符号BL1で指示したロータリバランサは、空洞C
を有する円筒シリンダを構成するハウジング10とこれ
を両端で閉塞する1組のエンドプレート11,17を備
える。シリンダの一部は、先端稜線部に沿ってシール1
3を設けた扇柱状のブロック12で占められている。一
方のエンドプレート17の中央にはシャフト14を通す
開口18が円筒シリンダの軸AXと同軸で設けられてお
り、後述するように、この開口18を通してシャフト1
4は第1アーム4(図1参照)と結合される。
【0016】シャフト14の側部にはベーン15が取り
付けられている。ベーン15は、ブロック12とともに
空洞C(シャフト14占有部分は除く。以下の実施形態
でも同し。)、を、シャフト14の周りに存在して互い
に気密な2つの領域に仕切る部材で、その縁部にはシー
ル16が設けられている。ロータリバランサBL1の組
立時にはベーン15を備えたシャフト14を空洞C内に
収容した後、エンドプレート17でハウジング10が閉
塞される。但し、上述したように、シャフト14は開口
18を通してハウジング外部へ延びる。また、ここでは
図示を省略したが、ハウジング10内に収められるシャ
フト14の先端は、エンドプレート11の中心開口部に
設けられた軸受機構に回転自在に係合する。
【0017】ロータリバランサBL1の動作時には、ロ
ボットの姿勢変化に応じてシャフト14、従ってベーン
15が回転する。その結果、図3(a),(b)に示す
ように、互いに気密が保たれた2つの領域C1,C2の
内一方の領域C1内では空気圧が上昇し、他方の領域C
2内では空気圧が下降する。2つの気密領域C1,C2
間に生じた圧力差は、ベーン15を介してシャフト14
を矢印方向に回転させようとするトルクに変換され、こ
のトルクがバランス力として利用される。
【0018】図3(a)は、ロータリバランサBL1の
中立状態を表わしており、領域C1,C2の圧力は等し
い。この中立時圧力をP0 で表わす。中立時圧力は典型
的には大気圧であるが、大気圧と異なる圧力とすること
も出来る。一般には、中立時圧力を高圧とすれば、小サ
イズで強力なロータリバランサが得られる。なお、ロー
タリバランサBL1の中立状態は重力負荷最小の姿勢に
対応させるのが通例である。この事は、後述する他の実
施形態においても同様である。
【0019】今、図1に示したロボットの第1アーム4
が、重力負荷最小の姿勢から水平方向(矢印A)に旋回
した時、シャフト14及びベーン15が矢印B,B’方
向に回転するようにシャフト14が第1アーム4に結合
されているとすると、シャフト14及びベーン15の移
動角αの回転によって、図3(b)に示した状態とな
る。
【0020】この時の気密領域C1,C2の圧力をP1
,P2 とすれば、当然、P1 >P0>P2 となってお
り、ロータリバランサBL1の中立状態は破れている。
この時、領域C1,C2間に生じる圧力差によって得ら
れるトルク(矢印T)は、次式(1)で与えられる。
【0021】
【数1】 ここで、各記号の意味は次の通りである。 M:ロータリバランサの出力トルク α:中立位置から測ったシャフト14乃至ベーン15の
移動角 θ:ブロック12で占有されている角度範囲(干渉角) D:シリンダの内径 l:シリンダの長さ d:シャフト14の直径 次に図4は、図2に示した基本構造を採用したロータリ
バランサBL1を図1に示したロボットの第2軸機構部
に内蔵させた構造を説明する部分破断断面図である。同
図に示したように、第2軸駆動モータ8と減速機20
は、ロータリバランサBL1と同軸的に、第2軸取付ベ
ース2上に搭載されている。図示を省略した機構内部
で、第2軸駆動モータ8の出力軸は減速機20の入力軸
を構成し、減速機20の出力軸は第1アーム4に結合し
ている。
【0022】第2軸取付ベース2は環状の取付部24を
有し、取付部24には減速機20並びに第1アーム4が
挿嵌されている。減速機20は取付部24に固定されて
いるが、第1アーム4は軸受機構23を介して軸AX周
りに回転自在に支持されている。そして、第1アーム4
はロータリバランサBL1と同軸の円筒状の空洞部21
を有している。
【0023】図中最右方に描かれたロータリバランサB
L1は、そのハウジング10を第2軸取付ベース2に対
して固定することで第2軸取付ベース2上に搭載されて
いる。ハウジング10はエンドプレート11,17で両
端部が塞がれているが、ロータリバランサBL1の出力
軸となるシャフト14は、エンドプレート17を通し
て、第1アーム4の空洞部21内に延びている。そし
て、シャフト14は第1アーム4の空洞部21内周部に
設けられた適当な結合機構(スプライン結合、キー結合
など)22を介して、第1アーム4と結合している。こ
のように、第1実施形態におけるロータリバランサBL
1は、減速機20の出力軸で駆動される第1アームに対
して結合されている。 既に説明したように、シャフト
14の側部にはベーン15が取り付けられており、ブロ
ック12とともにシリンダ内の空洞を、シャフトの周囲
に存在する互いに気密な2つの領域に仕切っている。ブ
ロック12の先端稜線部及びベーン15の縁部には、シ
ール13,16が設けられていることも既に述べた通り
である。
【0024】今、図3(a)に示した中立状態からモー
タ8が回転し、減速機20を介しての第1アーム4が旋
回すると、シャフト14及びベーン15が回転する。す
ると前述した通り、ベーン15の移動角αに応じて、こ
の旋回変位に抗するトルクが発生し、第1アーム4の回
転軸部に伝えられる。第1アーム4の回転軸部に作用す
るトルクとして生成されたバランス力は、第1アーム4
に撓みを発生する原因とならない。このように、本実施
形態ではロボットアームがその駆動部(モータ及び減速
機)とロータリバランサの間に配置され、ロボットアー
ムの旋回に応じて受動的にロータリバランサが作動(シ
ャフト。ベーンが回転)する。
【0025】ロータリバランサの基本構造として、図2
に示したものと異なるものを採用することも出来る。図
5は、その一例として、第2の実施形態に係るロータリ
バランサの基本構造を説明する要素分解図である。同図
に示したように、全体を符号BL2で指示したロータリ
バランサは、内部に空洞Cを有する円筒シリンダを構成
するハウジング30を備える。空洞Cの一部は、先端稜
線部並びに頂面に沿ってシール32を設けた扇柱状のブ
ロック31で占められている。
【0026】本実施形態のロータリバランサBL2は、
このハウジング30に対して、1対のフランジ33,3
4をシャフト35、ベーン36を繋いだ形状のユニット
Gを組み合わせた構造を有している。ベーン36には、
シール37が設けられている。ユニットGの形状から判
るように、ロータリバランサBL2の組立時には、フラ
ンジ33,34の内の少なくとも一方が未取付の状態に
あるユニットGをハウジング30内に収容する。そし
て、未取付のフランジ33,34(一方または両方)を
シャフト35及びベーン36に固定してユニットGを完
成させるとともに、ハウジング30に組み付ける。
【0027】第1実施形態と同様に、ベーン36は、ブ
ロック31とともに空洞Cを、シャフト35の周りに存
在する互いに気密な2つの領域に仕切る部材である。ロ
ータリバランサBL2の動作時には、ロボットの姿勢変
化に応じてフランジ34,35、従ってシャフト35と
ベーン36が回転する。その結果、空洞Cをベーン36
で気密に仕切ることによって形成される2つの領域の間
に圧力差が発生し、ベーン36を介してシャフト35及
びフランジ33,34を回転させようとするトルクが生
成される。このトルクがバランス力として利用される。
なお、トルク発生のメカニズムは、図3(a),(b)
を参照して説明した第1実施形態と同じであるから、繰
り返し説明は省略する。
【0028】図6は、図5に示した基本構造を採用した
ロータリバランサBL2を図1に示したロボットの第2
軸機構部に内蔵させた構造を説明する部分破断断面図で
ある。同図に示したように、第2軸駆動モータ8と減速
機20は、ロータリバランサBL2と同軸的に、第2軸
取付ベース2上に搭載されている。図示を省略した機構
内部で、第2軸駆動モータ8の出力軸は減速機20の入
力軸を構成し、減速機20の出力軸はロータリバランサ
BLの一方のフランジ33と結合している。
【0029】第2軸取付ベース2は環状の取付部24を
有し、この取付部24に第1アーム4の一部とロータリ
バランサBL2が挿嵌される。ロータリバランサBL2
のハウジング30は取付部24に固定されるが、第1ア
ーム4は軸受機構40を介して軸AX周りに回転自在に
支持される。その一方、第1アーム4はロータリバラン
サBL2の他方のフランジ33に結合される。
【0030】既に説明したように、シャフト35にはベ
ーン36が固設されており、ブロック31とともにシリ
ンンダ内の空洞を互いに気密な2つの領域に仕切ってい
る。また、ブロック31の頂面、先端稜線部及びベーン
36の縁部には、シール31,32,37が設けられて
いる。フランジ33,34の周縁部にもシール38,3
9が設けられている。
【0031】このように、第2実施形態におけるロータ
リバランサBL2は、第1実施形態とは異なり、減速機
20と第1アームの間に設けられた伝動機構の役割を果
たす。即ち、両フランジ33,34、シャフト35並び
にベーン36は一体的に回動するユニットG(図5参
照)として減速機20と第1アームの間に設けらている
ため、フランジ34から入力される減速機20の出力ト
ルクは、ロータリバランサBL2を介して第1アーム4
に伝えられる。
【0032】今、図3(a)に示した中立状態からモー
タ8が回転すると、減速機20を介してロータリバラン
サBL2のフランジ34に回転が伝えられ、シャフト3
5及びベーン36並びに及び第1アーム4側のフランジ
33が回転する。これにより、第1アーム4が旋回する
一方、前述したように、ベーン36の移動角αに応じて
トルクが発生する。
【0033】このトルクは、第1アーム4の重力負荷に
よるモーメントを打ち消す方向に作用するバランス力と
して、第1アーム4の回転軸部と減速機20の出力軸に
対して作用する。言い換えれば、第1アーム4の回転軸
部にかかる重力負荷を減速機20の出力トルクとロータ
リバランサBL2の出力トルク(バランス力)の合力で
支えることになる。従って、本実施形態においても、ロ
ータリバランサBL2によって生成されるバランス力が
第1アーム4に撓みを生じさせる恐れはない。
【0034】以上説明した第1及び第2の実施形態にお
けるロータリバランサBL1,BL2は、いずれも単一
の可動仕切り部材(ベーン15,35)を単一の固定仕
切り部材(ブロック12,31)とともに用いて、シリ
ンダ(空洞)内を気密に仕切っているが、可動仕切り部
材あるいは固定仕切り部材を複数個使用しても良い。図
7は、図3と同様の形式で、可動仕切り部材と固定仕切
り部材を2個づつ使用したロータリバランサBL3の構
造と作用を説明する図である。
【0035】同図(a),(b)に示したように、全体
を符号BL3で指示したロータリバランサは、内部に空
洞を有する円筒シリンダを構成するハウジング50内に
2つのブロック51,52を配し、シリンダ主軸に設け
られるシャフト53に2枚のベーン54,55を取り付
けた構造を有している。ベーン54,55は、ブロック
51,52で気密に2分された空洞を更に領域C3とC
4、C5とC6に2分している。
【0036】これら計4個の領域を互いに気密に保つた
めに、各ブロック51,52及びベーン54,55の縁
部にはシール56〜59が設けられている。ロータリバ
ランサBL3の動作時には、ロボットの姿勢変化に応じ
てシャフト53、従って2枚のベーン54,55が回転
する。その結果、2組の気密領域C3とC4の間、及び
C5とC6の間には圧力差が生じる。この圧力差は、ベ
ーン54,55を介してシャフト53を回転させるトル
クに変換され、このトルクがバランス力として利用され
る。
【0037】図7(a)は、図3(a)と同様、ロータ
リバランサBL3の中立状態を表わしており、領域C3
〜C6の圧力は等しい(但し、原理的には、C3とC4
の圧力、C5とC6の圧力が等しければ中立状態であ
る)。この中立時圧力を図3のケースにならってP0 で
表わす。既に述べたように、中立時圧力は典型的には大
気圧であるが、大気圧と異なる圧力とすることも出来
る。また、中立時圧力を高圧とすれば、小サイズで強力
なロータリバランサが得られる。
【0038】今、本実施形態のロータリバランサBL3
を図1に示したロボットの第2軸機構部3に内蔵されて
おり、重力負荷最小の姿勢から第1アーム4が水平方向
(矢印A)に旋回した時、シャフト53及びベーン5
4,55が矢印B,B’方向に回転するものとする。す
ると、シャフト53及びベーン54,55は図7(a)
の中立状態から移動角αの回転によって、図7(b)に
示した状態となる。
【0039】この時の気密領域C3,C4,C5,C6
の圧力をP3 ,P4 ,P5 ,P6 とすれば、当然、P1
>P0 >P2 ,P5 >P0 >P6 となっており、ロータ
リバランサBL3の中立状態は破れている。この時、領
域C3,C4間及びC5,C6間に生じる圧力差によっ
て得られるトルク(矢印T)は、次式(2)で与えられ
る。
【0040】
【数2】 ここで、各記号の意味は前出の式(1)で使用したもの
に準じてたもので、次の通りである。 M:ロータリバランサの出力トルク α:中立位置から測ったシャフト53乃至ベーン54,
55の移動角 θ:ブロック51,52で占有されている角度範囲(干
渉角) D:シリンダの内径 l:シリンダの長さ d:シャフト53の直径 なお、この第3実施形態に係るロータリバランサBL3
の基本構造については、図2、図5を参照して説明した
第1実施形態あるいは第2実施形態に準じたもの(ベー
ンとブロックが2個づつになる)が採用出来ることが明
らかなので、詳細は省略する。また、ロボットへの組み
込み構造についても、第1実施形態に準じた基本構造を
採用した場合は、図4に示した組み込み構造に従えば良
く、第2実施形態に準じた基本構造を採用した場合は、
図6に示した組み込み構造構造に従えば良い。
【0041】以上説明した各実施形態におけるロータリ
バランサBL1〜BL3では、複数の気密領域を形成す
るためにベーン、ブロック、シリンダ内壁等を直接利用
している。即ち、気密領域内の気体は、これら部材の壁
面に直接接触する構造となっており、気体漏洩が起こり
易い各所には、シールを設けて気体漏洩を防止してい
る。しかし、これらシールで気体漏洩を完全に防止する
ことは容易でなく、気体補充をしないで使用出来る期間
が短くなりがちである。
【0042】そこで、この点を改良した第4の実施形態
に係るロータリバランサの構造と作用を、図7と同様の
形式でロータリバランサの断面を描いた図8を参照して
説明する。同図(a),(b)に示したように、本実施
形態のロータリバランサBL4の特徴は、2つ気密領域
を形成するために気体バッグを利用している点にある。
【0043】ロータリバランサBL4は、内部に空洞を
有する円筒シリンダを構成するハウジング60内にブロ
ック61を配し、シリンダ主軸に設けられるシャフト6
2にベーン63を取り付けた構造を有している。ベーン
63は、これまでの実施形態と同様に、ブロック62と
ともにシリンダ内の空洞を2つの領域に2分するように
配置されている。そして、これら領域内に気体を密封す
る袋体64,65が配置され、各袋体64,65によっ
て気密領域C7,C8が形成される。従って、ブロック
61、ベーン63の縁部などにシールを設ける必要はな
い。
【0044】袋体64,65の材料には、例えばゴムの
ように、気密性を有し、変形が自在なものを選択するこ
とが適当である。なお、描示の都合上、図8における袋
体64,65は、厚みを誇張して斜線を付して描かれて
いる。
【0045】ロータリバランサBL4の動作時には、ロ
ボットの姿勢変化に応じてシャフト62、従ってベーン
63が回転する。その結果、気密領域C7とC8の間に
は圧力差が生じる。この圧力差がベーン63を介してシ
ャフト62を回転させるトルクに変換され、このトルク
がバランス力として利用される。
【0046】図8(a)は、図3(a)や図7(a)と
同様、ロータリバランサBL4の中立状態を表わしてお
り、領域C7とC8の圧力は等しい。この中立時圧力を
前例にならってP0 で表わす。中立時圧力は典型的には
大気圧であるが、大気圧と異なる圧力とすることも出来
ることや中立時圧力を高圧とすれば小サイズで強力なロ
ータリバランサが得られることなどはこれまでの実施形
態と同様である。
【0047】今、本実施形態のロータリバランサBL4
が図1に示したロボットの第2軸機構部3に内蔵されて
おり、重力負荷最小の姿勢から第1アーム4が水平方向
(矢印A)に旋回した時、シャフト63及びベーン63
が矢印B,B’方向に回転するものとする。すると、シ
ャフト62及びベーン63は図8(a)の中立状態か
ら、図8(b)に示した状態となる。
【0048】この時の気密領域C7,C8の圧力をP7
,P8 とすれば、当然、P7 >P0>P8 となってお
り、ロータリバランサBL4の中立状態は破れ、高圧側
から低圧側へ向けてベーン63を押戻そうとするトルク
(矢印T)が発生する。発生するトルクの大きさは、第
1実施形態で説明した(1)式で計算されるものと基本
的に同じである。
【0049】なお、本実施形態では袋体を気密領域形成
手段に用いて2個の気密領域を形成したが、使用する袋
体の数を増加させれば、気密領域の数を増加させること
が出来る。例えば、図7に示した第3実施形態には、袋
体を4個使用するような構造の変形が可能である。
【0050】以上、本発明の特徴を有するロータリバラ
ンサBL1〜BL4の例を説明したが、最後に、これら
のロータリバランサの要部が、市販されている流体圧ロ
ータリアクチュエータの本体部に簡単な改造を加えるだ
けで構築出来ることについて述べる。図9は、ロータリ
流体圧アクチュエータの本体部を改造して第1実施形態
と等価な構造を持つロータリバランサを構成した事例
(第5実施形態)について説明する図である。
【0051】同図に示したロータリバランサBL5の特
徴は、内部に空洞を有する円筒シリンダの構成部材とし
て、ロータリ流体圧アクチュエータの本体部を転用した
点にある。
【0052】即ち、図9において、円筒シリンダを構成
するハウジング70の他、その内部に設けられているブ
ロック71、シャフト72、ベーン73、シール74,
75等は、市販されているロータリ流体圧アクチュエー
タの本体部を転用したものである。ブロック71には、
図示されているように、ベーン73で空洞を2分して形
成された2つの気密領域C1,C2の各々に通ずる給排
気ポート76,77が設けられている。
【0053】これら給排気ポート76,77は、本構造
がロータリ流体圧アクチュエータの本体部として使用さ
れる場合に、一方に給気を行い他方からは排気を行なう
ためのものである。例えば、ポート76から高圧エアを
供給し、ポート77から排気を行なえば、ベーン73が
矢印Sで示した向きに回転させようとするトルクが生成
される。従って、シャフト72はロータリ流体圧アクチ
ュエータの出力軸として設けられていたものである。
【0054】この構造は、ブロック71に給排気ポート
76,77が設けられている点を除けば、前述した単一
ベーンを使用したロータリバランサと同じである。そこ
で、破線及び実線で示されているように、これら給排気
ポート76,77を閉塞要素78,79で閉塞すれば、
単一ベーン使用のロータリバランサとして使用出来る。
【0055】同様に、2枚あるいはそれ以上の枚数のベ
ーン(可動気密仕切り部材)を使用した型のロータリ流
体圧アクチュエータの本体部の給排気ポートを閉塞すれ
ば、これをロータリバランサの要部として使用出来るこ
とは明らかであろう。
【0056】なお、ロータリ流体圧アクチュエータの給
排気ポート76,77の内面には、給排気管を直接ある
いは間接に接続にするためのネジ溝が切ってあることが
通例であるから、閉塞要素としてはこのネジ溝に適合す
るネジ部材を利用することが出来る。また、必要に応じ
て他の閉塞手法(例えば、溶接、硬化性のコンパウンド
による閉塞)を用いても良い。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、ロボットの回転軸機構
部に簡素な構造を有するロータリバランサを内蔵させる
ことで、ロボットの外形をコンパクトに保ちながら回転
軸駆動モータの負荷を軽減することが出来る。また、本
発明によればバランス力がアームに作用して撓みが発生
する現象が回避出来るので、バランサ使用によるロボッ
トの制御精度の低下が防止される。更に、流体圧ロータ
リアクチュエータの本体部に簡単な改造を加えたものを
ロータリバランサの要部に転用すれば、より安価・簡便
にロータリバランサを製造し、ロボットに装備させるこ
とも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリバランサが組み込まれるロボットの全
体構造並びにロータリバランサの組み込み個所を説明す
る図で、(a)は同ロボットの正面図、(b)はこれを
右側から見た側面図である。
【図2】第1実施形態に係るロータリバランサの基本構
造を説明する要素分解図である。
【図3】ベーンを1枚使用した型のロータリバランサの
作用を説明する図で、(a)は中立状態を表わし、
(b)はバランス力が出力される状態を表わしている。
【図4】図2に示した基本構造を持つロータリバランサ
を図1に示したロボットの第2軸機構部に内蔵させた構
造を説明する部分破断断面図である。
【図5】第2実施形態に係るロータリバランサの基本構
造を説明する要素分解図である。
【図6】図5に示した基本構造を持つロータリバランサ
を図1に示したロボットの第2軸機構部に内蔵させた構
造を説明する部分破断断面図である。
【図7】図3と同様の形式で、可動仕切り部材と固定仕
切り部材を2個づつ使用したロータリバランサ(第3実
施形態)の構造と作用を説明する図で、(a)は中立状
態を表わし、(b)はバランス力が出力される状態を表
わしている。
【図8】気体バッグを利用した第4実施形態に係るロー
タリバランサの構造と作用を説明する図で、(a)はは
中立状態を表わし、(b)はバランス力が出力される状
態を表わしている。
【図9】ロータリ流体圧アクチュエータの本体部を改造
して第1実施形態と等価な構造を持つロータリバランサ
を構成した第5実施形態について説明する図である。
【符号の説明】
1 ロボットの据え付けベース 2 第2軸取付ベース 3 第2軸機構部 4 第1アーム 5 第3軸機構部 6 第2アーム 7 手首部 8 第2軸駆動モータ 9 第3軸駆動モータ 10,30,50,60,70 ハウジング 11,17 エンドプレート 12,31,51,52,61,71 ブロック 13,16,32,37,38,39,56〜59,7
4,75 シール 14,35,53,62,72 シャフト 15,36,54,55,63,73 ベーン 18 開口 20 減速機 24 環状の取付部 21 円筒状の空洞部 22 結合機構(スプライン結合、キー結合) 33,34 フランジ 35 シャフト 64,65 袋体 76,77 給排気ポート 78,79 閉塞要素 AX 円筒シリンダの軸 BL1,BL2,BL3,BL4,BL5 ロータリバ
ランサ C 空洞 C1〜C8 気密領域 G ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの回転軸機構部に組み込まれる
    ロータリバランサであって、 円筒形状のシリンダと、前記シリンダの軸に沿って設け
    られたシャフトと、前記円筒形状の空洞内の一部を占有
    する少なくとも一つの固定仕切り部材と、前記シャフト
    に固定された少なくとも一つの可動仕切り部材を備え、 前記シリンダ内の前記シャフトの周囲の空間が、前記少
    なくとも一つの固定仕切り部材と前記少なくとも一つの
    可動仕切り部材によって少なくとも2つの空間領域に区
    切られており、 前記少なくとも2つの空間域内に各々気密領域が形成さ
    れる、前記ロータリバランサ。
  2. 【請求項2】 前記気密領域の形成に気体を封入したバ
    ッグが用いられる、請求項1に記載されたロータリバラ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 前記円筒形状のシリンダと、前記シリン
    ダの軸に沿って設けられたシャフトと、前記円筒形状の
    空洞内の一部を占有する少なくとも一つの固定仕切り部
    材と、前記シャフトに固定された少なくとも一つの可動
    仕切り部材が、流体圧アクチュエータの本体部の給排気
    ポートを閉塞して転用したものである、請求項1または
    請求項2に記載されたロータリバランサ。
  4. 【請求項4】 ロボットアームを駆動する少なくとも1
    つの回転軸機構部にロータリバランサを内蔵したロボッ
    トであって、 前記ロータリバランサは、円筒形状のシリンダと、前記
    シリンダの軸に沿って設けられたシャフトと、前記円筒
    形状の空洞内の一部を占有する少なくとも一つの固定仕
    切り部材と、前記シャフトに固定された少なくとも一つ
    の可動仕切り部材とを備え、 前記シリンダ内の前記シャフトの周囲の空間が、前記少
    なくとも一つの固定仕切り部材と前記少なくとも一つの
    可動仕切り部材によって少なくとも2つの空間領域に区
    切られており、 前記少なくとも2つの空間域内に各々気密領域が形成さ
    れるようになっている、前記ロボット。
  5. 【請求項5】 前記ロボットアームは、前記ロボットア
    ームの駆動部と前記ロータリバランサの間に設けられて
    おり、前記ロータリバランサの前記シャフトは前記ロボ
    ットアームの旋回に応じて受動的に回転する、請求項4
    に記載されたロボット。
  6. 【請求項6】 前記ロータリバランサは前記ロボットア
    ームとその駆動部の間に設けられており、前記駆動部か
    ら出力される駆動力は前記ロータリバランサを介して前
    記ロボットアームへ伝えられる、請求項4に記載された
    ロボット。
  7. 【請求項7】 前記気密領域の形成に気体を封入したバ
    ッグが用いられる、請求項4〜請求項6のいずれか1項
    に記載されたロボット。
  8. 【請求項8】 前記円筒形状のシリンダと、前記シリン
    ダの軸に沿って設けられたシャフトと、前記円筒形状の
    空洞内の一部を占有する少なくとも一つの固定仕切り部
    材と、前記シャフトに固定された少なくとも一つの可動
    仕切り部材が、流体圧アクチュエータの本体部の給排気
    ポートを閉塞して転用したものである、請求項4〜請求
    項7のいずれか1項に記載されたロボット。
JP1190797A 1997-01-07 1997-01-07 ロータリバランサ及び該ロータリバランサを内蔵したロボット Withdrawn JPH10193292A (ja)

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PCT/JP1998/000019 WO1998030368A1 (fr) 1997-01-07 1998-01-07 Dispositif d'equilibrage rotatif et robot dote de celui-ci
EP98900166A EP0901888A4 (en) 1997-01-07 1998-01-07 ROTARY BALANCING DEVICE AND ROBOT PROVIDED WITH SAME

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