JPH10191798A - 育苗箱運搬載置棚 - Google Patents
育苗箱運搬載置棚Info
- Publication number
- JPH10191798A JPH10191798A JP425097A JP425097A JPH10191798A JP H10191798 A JPH10191798 A JP H10191798A JP 425097 A JP425097 A JP 425097A JP 425097 A JP425097 A JP 425097A JP H10191798 A JPH10191798 A JP H10191798A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical columns
- seedling
- mounting shelf
- rod
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数枚の育苗箱を一度に運搬できる育苗箱運
搬載置棚を提供する。 【解決手段】 前後対向状態に立設した主縦柱1F・1
B間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを
多段に架設して主枠体aを形成し、この主縦柱1F・1
Bの左右両側に前後の左縦柱3F・3B間と前後の右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設した左側枠体bと右側枠体cとを立設し、前
後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3B,
4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部連結
杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体6F
・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左右の
側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F・8
B,下部連結具9F・9Bを設ける。
搬載置棚を提供する。 【解決手段】 前後対向状態に立設した主縦柱1F・1
B間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを
多段に架設して主枠体aを形成し、この主縦柱1F・1
Bの左右両側に前後の左縦柱3F・3B間と前後の右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設した左側枠体bと右側枠体cとを立設し、前
後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3B,
4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部連結
杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体6F
・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左右の
側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F・8
B,下部連結具9F・9Bを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型トラックやト
ラクター牽引車などの荷台に多数枚の育苗箱を搭載して
運搬するときに便利な育苗箱運搬載置棚に係るものであ
る。
ラクター牽引車などの荷台に多数枚の育苗箱を搭載して
運搬するときに便利な育苗箱運搬載置棚に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
田植えのとき育苗箱を水田へ運搬する方法として多くは
小型トラックやトラクター牽引車などの荷台に育苗箱を
直接積め込んで運搬していたため、育苗箱を積み重ねて
運搬することが不可能となり一度に多数枚の育苗箱を運
搬することができず作業性が悪かった。
田植えのとき育苗箱を水田へ運搬する方法として多くは
小型トラックやトラクター牽引車などの荷台に育苗箱を
直接積め込んで運搬していたため、育苗箱を積み重ねて
運搬することが不可能となり一度に多数枚の育苗箱を運
搬することができず作業性が悪かった。
【0003】本発明は上記問題を解決し、且つ、不要の
時には簡単に解体して格納でき、また該育苗箱運搬載置
棚を育苗用としても使用できる育苗箱運搬載置棚を提供
することを技術的課題とするものである。
時には簡単に解体して格納でき、また該育苗箱運搬載置
棚を育苗用としても使用できる育苗箱運搬載置棚を提供
することを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0005】前後対向状態に立設した主縦柱1F・1B
間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを多
段に架設して主枠体aを形成し、この主枠体aの主縦柱
1F・1Bの左右両側に左縦柱3F・3Bと右縦柱4F
・4Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3B間と右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cとを形成し、こ
の前後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3
B,4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部
連結杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体
6F・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左
右の側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F
・8B,下部連結具9F・9Bを設けたことに係るもの
である。
間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを多
段に架設して主枠体aを形成し、この主枠体aの主縦柱
1F・1Bの左右両側に左縦柱3F・3Bと右縦柱4F
・4Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3B間と右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cとを形成し、こ
の前後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3
B,4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部
連結杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体
6F・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左
右の側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F
・8B,下部連結具9F・9Bを設けたことに係るもの
である。
【0006】また、左右の側枠体b,cを形成する横受
桟5L・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育
苗時には左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wが
ほぼ平らに載置されるように設けたことに係るものであ
る。
桟5L・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育
苗時には左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wが
ほぼ平らに載置されるように設けたことに係るものであ
る。
【0007】また、前後の主縦柱1F・1Bの中央部寄
りに支点10F・10Bを設け、この前部の支点10Fに左右
で一組となる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fを、後部の
支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々の基部
を重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの
他端部を夫々前部の下部連結杆体6Fの左右端部に、後
部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を夫々後部の下部
連結杆体6Bの左右端部に着脱可能に固定したことに係
るものである。
りに支点10F・10Bを設け、この前部の支点10Fに左右
で一組となる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fを、後部の
支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々の基部
を重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの
他端部を夫々前部の下部連結杆体6Fの左右端部に、後
部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を夫々後部の下部
連結杆体6Bの左右端部に着脱可能に固定したことに係
るものである。
【0008】また、前後の頂部連結杆体6F・6Bに育
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に止着係止するフック13を
設けたことに係るものである。
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に止着係止するフック13を
設けたことに係るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を作用効果を
示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
示して実施の一例である図面に基づいて説明する。
【0010】請求項1の実施の形態について説明する。
【0011】前後の下部連結杆体7F・7B上に主枠体
a・左側枠体b・右側枠体cを立設して前後の主縦柱1
F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右縦柱4F
・4Bの下端部を下部連結具9F・9Bで固定したあと
前後の主縦柱1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前
後の右縦柱4F・4Bの夫々の頂部を頂部連結杆6F・
6Bの頂部連結具8F・8Bで固定して育苗箱運搬載置
棚を形成する。
a・左側枠体b・右側枠体cを立設して前後の主縦柱1
F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右縦柱4F
・4Bの下端部を下部連結具9F・9Bで固定したあと
前後の主縦柱1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前
後の右縦柱4F・4Bの夫々の頂部を頂部連結杆6F・
6Bの頂部連結具8F・8Bで固定して育苗箱運搬載置
棚を形成する。
【0012】この育苗箱運搬載置棚を小型トラックやト
ラクター牽引車などの荷台に搭載する。
ラクター牽引車などの荷台に搭載する。
【0013】前記育苗箱運搬載置体に左右より育苗箱w
を逐次対向状態に挿入して育苗箱wの基部を主枠体aの
突設桟体2L・2Fで、育苗箱wの底部他端寄りを左右
の側枠体b・cの横受桟5L・5Rで載置せしめて多数
枚の育苗箱wを育苗箱運搬載置棚内に多列多段に整然と
収納したあと小型トラックやトラクター牽引車などで所
望のところに運搬する。
を逐次対向状態に挿入して育苗箱wの基部を主枠体aの
突設桟体2L・2Fで、育苗箱wの底部他端寄りを左右
の側枠体b・cの横受桟5L・5Rで載置せしめて多数
枚の育苗箱wを育苗箱運搬載置棚内に多列多段に整然と
収納したあと小型トラックやトラクター牽引車などで所
望のところに運搬する。
【0014】育苗箱wの運搬作業が終わったら、前後の
主縦柱1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右
縦柱4F・4Bの夫々の頂部を固定している頂部連結具
8F・8Bの固定を解除して頂部連結杆体6F・6Bを
主枠体a・左右の側枠体b・cより外したあと、主縦柱
1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右縦柱4
F・4Bの下部連結具9F・9Bによる固定を解除して
主枠体a・左右の側枠体b・cを下部連結杆体7F・7
Bより外すと該育苗箱運搬載置棚が主枠体a,左右の側
枠体b・c,前後の頂部及び下部連結杆体6F・7F,
6B・7Bに容易に分解できるのでこの分解した夫々の
メンバーを一括して納屋等に格納する。
主縦柱1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右
縦柱4F・4Bの夫々の頂部を固定している頂部連結具
8F・8Bの固定を解除して頂部連結杆体6F・6Bを
主枠体a・左右の側枠体b・cより外したあと、主縦柱
1F・1B,前後の左縦柱3F・3B,前後の右縦柱4
F・4Bの下部連結具9F・9Bによる固定を解除して
主枠体a・左右の側枠体b・cを下部連結杆体7F・7
Bより外すと該育苗箱運搬載置棚が主枠体a,左右の側
枠体b・c,前後の頂部及び下部連結杆体6F・7F,
6B・7Bに容易に分解できるのでこの分解した夫々の
メンバーを一括して納屋等に格納する。
【0015】このように本発明の育苗箱運搬載置棚は簡
単に組立て解体ができるうえに、組立てた育苗箱運搬載
置棚内に多数枚の育苗箱wを整然と載置収納して小型ト
ラックやトラクター牽引車などで一度で運搬できるた
め、作業能率が著しく向上する。
単に組立て解体ができるうえに、組立てた育苗箱運搬載
置棚内に多数枚の育苗箱wを整然と載置収納して小型ト
ラックやトラクター牽引車などで一度で運搬できるた
め、作業能率が著しく向上する。
【0016】また、分解した育苗箱運搬載置棚をまとめ
て納屋等に格納できるので不要時には場所をとらない育
苗箱運搬載置棚となる。
て納屋等に格納できるので不要時には場所をとらない育
苗箱運搬載置棚となる。
【0017】請求項2の実施の形態について説明する。
【0018】左右の側枠体b,cを形成する横受桟5L
・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗箱wの
他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育苗時に
は左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wがほぼ平
らに載置されるように設けたので、多数の育苗箱wを本
発明の育苗箱運搬載置棚に載置するとき、育苗箱wを斜
め上方より差し込むように挿入することができるため積
め込み作業が容易となるうえに、育苗箱の他端底部が基
部に対して斜め上方で載置されるので、運搬中に育苗箱
が振動その他の要因で脱落することがない育苗箱運搬載
置棚となる。
・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗箱wの
他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育苗時に
は左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wがほぼ平
らに載置されるように設けたので、多数の育苗箱wを本
発明の育苗箱運搬載置棚に載置するとき、育苗箱wを斜
め上方より差し込むように挿入することができるため積
め込み作業が容易となるうえに、育苗箱の他端底部が基
部に対して斜め上方で載置されるので、運搬中に育苗箱
が振動その他の要因で脱落することがない育苗箱運搬載
置棚となる。
【0019】また、育苗時には左右の側枠体b,cを天
地換えすることにより簡単に育苗箱wがほぼ平らに載置
できるため、育苗箱wが立体的に収納できて育苗に場所
のとらない育苗箱運搬載置棚となるうえに育苗箱wが平
らに載置されているので育苗箱中の苗の成育が歪められ
ることない秀れた効果を発揮する育苗箱運搬載置棚とな
る。
地換えすることにより簡単に育苗箱wがほぼ平らに載置
できるため、育苗箱wが立体的に収納できて育苗に場所
のとらない育苗箱運搬載置棚となるうえに育苗箱wが平
らに載置されているので育苗箱中の苗の成育が歪められ
ることない秀れた効果を発揮する育苗箱運搬載置棚とな
る。
【0020】請求項3の実施の形態について説明する。
【0021】前部の主縦柱1Fの支点10Fに左右一組と
なる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの基部を、後部の主
縦柱1Bの支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの
基部を夫々重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜
杆12Fの他端部を前部の下部連結杆体6Fの左右端部
に、後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を後部の下
部連結杆体6Bの左右端部に夫々着脱可能に固定できる
ので、この前後の左右の斜杆11F・12F,11B・12Bの
介存により主枠体a・左右の側枠体b・cがトラス構造
を構成するため、変形や曲げに対して強い抵抗力を有す
る非常に丈夫な育苗箱運搬載置棚となる。
なる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの基部を、後部の主
縦柱1Bの支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの
基部を夫々重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜
杆12Fの他端部を前部の下部連結杆体6Fの左右端部
に、後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を後部の下
部連結杆体6Bの左右端部に夫々着脱可能に固定できる
ので、この前後の左右の斜杆11F・12F,11B・12Bの
介存により主枠体a・左右の側枠体b・cがトラス構造
を構成するため、変形や曲げに対して強い抵抗力を有す
る非常に丈夫な育苗箱運搬載置棚となる。
【0022】また、解体するときや組立てるとき、前部
の主縦柱1Fの支点10Fに左右の斜杆11F・12Fの基部
が、後部の主縦柱1Bの支点10Bに左右の斜杆11B・12
Bの基部が軸着されているため、格納時には場所を取ら
ないメンバーを構成し、組立て時には単に左右の前部の
斜杆11F・12Fの端部を前部の下部連結杆体6Fの左右
端部に、左右の後部の斜杆11B・12Bの端部を後部の下
部連結杆体6Bの左右端部に組付けることにより安易に
強靭な育苗箱運搬載置棚が形成される取扱いが容易で秀
れた実用性を発揮する育苗箱運搬載置棚となる。
の主縦柱1Fの支点10Fに左右の斜杆11F・12Fの基部
が、後部の主縦柱1Bの支点10Bに左右の斜杆11B・12
Bの基部が軸着されているため、格納時には場所を取ら
ないメンバーを構成し、組立て時には単に左右の前部の
斜杆11F・12Fの端部を前部の下部連結杆体6Fの左右
端部に、左右の後部の斜杆11B・12Bの端部を後部の下
部連結杆体6Bの左右端部に組付けることにより安易に
強靭な育苗箱運搬載置棚が形成される取扱いが容易で秀
れた実用性を発揮する育苗箱運搬載置棚となる。
【0023】次ぎに請求項4の発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0024】頂部連結杆体6F・6Bにフック13を設け
たので、このフックに縛着ロープを引っ掛けて育苗箱運
搬載置棚を小型トラックやトラクター牽引車などの荷台
上に縛着係止するとき、ロープ掛けが容易になるうえに
左右のロープの緊張縛着力が左右均一となり、また、運
搬中路面状態により小型トラックやトラクター牽引車の
荷台が揺れたとき、振巾の一番大きい棚体の上部を緊迫
状態で下方に押圧して縛着するので運搬中に緊張縛着力
がゆるんで荷くずれのおそれのない育苗箱運搬載置棚と
なる。
たので、このフックに縛着ロープを引っ掛けて育苗箱運
搬載置棚を小型トラックやトラクター牽引車などの荷台
上に縛着係止するとき、ロープ掛けが容易になるうえに
左右のロープの緊張縛着力が左右均一となり、また、運
搬中路面状態により小型トラックやトラクター牽引車の
荷台が揺れたとき、振巾の一番大きい棚体の上部を緊迫
状態で下方に押圧して縛着するので運搬中に緊張縛着力
がゆるんで荷くずれのおそれのない育苗箱運搬載置棚と
なる。
【0025】
【実施例】添付図面は本発明に好適な実施の一例を図示
したもので、前後対向状態に立設した主縦柱1F・1B
間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを多
段に架設して主枠体aを形成し、この主枠体aの主縦柱
1F・1Rの左右両側に左縦柱3F・3Bと右縦柱4F
・4Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3B間と右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cとを形成し、こ
の前後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3
B,4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部
連結杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体
6F・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左
右の側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F
・8B,下部連結具9F・9Bを設ける。
したもので、前後対向状態に立設した主縦柱1F・1B
間に育苗箱wの基部を載置する突設桟体2L・2Rを多
段に架設して主枠体aを形成し、この主枠体aの主縦柱
1F・1Rの左右両側に左縦柱3F・3Bと右縦柱4F
・4Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3B間と右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置する横受桟5L・
5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cとを形成し、こ
の前後の主縦柱1F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3
B,4F・4Bの上下に頂部連結杆体6F・6Bと下部
連結杆体7F・7Bを配設し、この前後の頂部連結杆体
6F・6Bと下部連結杆体7F・7Bとに主枠体a,左
右の側枠体b,cを分離可能に固定する頂部連結具8F
・8B,下部連結具9F・9Bを設ける。
【0026】また、左右の側枠体b,cを形成する横受
桟5L・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育
苗時には左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wが
ほぼ平らに載置されるように設ける。
桟5L・5Rの対応配設位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され、育
苗時には左右の側枠体b,cを天地換えして育苗箱wが
ほぼ平らに載置されるように設ける。
【0027】また、前後の主縦柱1F・1Bの中央部寄
りに支点10F・10Bを設け、この前部の支点10Fに左右
で一組となる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fを、後部の
支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々の基部
を重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの
他端部を夫々前部の下部連結杆体6Fの左右端部に、後
部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を夫々後部の下部
連結杆体6Bの左右端部に着脱可能に固定する。
りに支点10F・10Bを設け、この前部の支点10Fに左右
で一組となる前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fを、後部の
支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々の基部
を重合状態に軸着し、前部の左斜杆11Fと右斜杆12Fの
他端部を夫々前部の下部連結杆体6Fの左右端部に、後
部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を夫々後部の下部
連結杆体6Bの左右端部に着脱可能に固定する。
【0028】また、前後の頂部連結杆体6F・6Bに育
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に止着係止するフック13を
設ける。
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に止着係止するフック13を
設ける。
【0029】更に詳しく説明する。
【0030】図示した前後の主縦柱1F・1Bはアルミ
ニウム合金製引抜中空角筒材を所定の長さに切断して形
成し、この主縦柱1F・1Bを所定の間隔を置いて前後
対向状態に立設し、この前後の主縦柱1F・1B間に左
右対向状態に育苗箱wの基部を載置するアルミニウム合
金板を不等辺アングル形状に折り曲げて形成した突設桟
体2L・2Rを多段に架設して主枠体aを形成する。こ
の主枠体aの主縦柱1F・1Bの左右両側に前記主縦柱
1F・1Bと同形のアルミニウム合金製引抜中空角筒材
を所定の長さで切断して形成した前後の左縦柱3F・3
Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3Bと前後の右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置するアルミニウム
合金製引抜中空円筒材を所望の長さで切断して形成した
横受桟5L・5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cを
形成する。
ニウム合金製引抜中空角筒材を所定の長さに切断して形
成し、この主縦柱1F・1Bを所定の間隔を置いて前後
対向状態に立設し、この前後の主縦柱1F・1B間に左
右対向状態に育苗箱wの基部を載置するアルミニウム合
金板を不等辺アングル形状に折り曲げて形成した突設桟
体2L・2Rを多段に架設して主枠体aを形成する。こ
の主枠体aの主縦柱1F・1Bの左右両側に前記主縦柱
1F・1Bと同形のアルミニウム合金製引抜中空角筒材
を所定の長さで切断して形成した前後の左縦柱3F・3
Bを立設し、この前後の左縦柱3F・3Bと前後の右縦
柱4F・4B間に前記突設桟体2L・2Rに対応して多
数枚の育苗箱wの底部他端寄りを載置するアルミニウム
合金製引抜中空円筒材を所望の長さで切断して形成した
横受桟5L・5Rを架設して左側枠体bと右側枠体cを
形成する。
【0031】前記前後の主縦柱1F・1Bと前後の左右
の縦柱3F・3B,4F・4Bの上部に夫々アルミニウ
ム合金製引抜中空角筒材で形成した前後の頂部連結杆体
6F・6Bを夫々架け渡し、この前後の頂部連結杆体6
F・6Bより同じくアルミニウム合金製引抜中空角筒材
で形成した頂部連結具8F・8F・8F,8B・8B・
8Bの夫々の下端部を前記前部の主縦柱1F・左右の縦
柱3F・4Fの上部及び後部の主縦柱1B・左右の縦柱
3B・4Bの上部に被嵌固定し、同様に前後の主縦柱1
F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3B,4F・4Bの
下部に上記と同様アルミニウム合金製引抜中空角筒材で
形成した前後の下部連結杆体7F・7Bを配設し、この
前後の下部連結杆体7F・7Bより同じくアルミニウム
合金製引抜中空角筒材で形成した下部連結具9F・9F
・9F及び9B・9B・9Bを立設し、この前後の下部
連結具9F・9F・9F,9B・9B・9Bを夫々前記
前部の主縦柱1F・左右の縦柱3F・4Fの下部及び後
部の主縦柱1B・左右の縦柱3B・4Bに被嵌固定して
主枠体a・左右の側枠体b・cを前後の頂部連結体6F
・6B,前後の下部連結体7F・7Bで分解可能に一体
物に固定する。尚、図中符号15は前後の左右の縦柱3F
・4F,3B・4Bを前後の下部連結具9F・9Bに固
定するダイヤル式止ボルトである。
の縦柱3F・3B,4F・4Bの上部に夫々アルミニウ
ム合金製引抜中空角筒材で形成した前後の頂部連結杆体
6F・6Bを夫々架け渡し、この前後の頂部連結杆体6
F・6Bより同じくアルミニウム合金製引抜中空角筒材
で形成した頂部連結具8F・8F・8F,8B・8B・
8Bの夫々の下端部を前記前部の主縦柱1F・左右の縦
柱3F・4Fの上部及び後部の主縦柱1B・左右の縦柱
3B・4Bの上部に被嵌固定し、同様に前後の主縦柱1
F・1Bと前後の左右の縦柱3F・3B,4F・4Bの
下部に上記と同様アルミニウム合金製引抜中空角筒材で
形成した前後の下部連結杆体7F・7Bを配設し、この
前後の下部連結杆体7F・7Bより同じくアルミニウム
合金製引抜中空角筒材で形成した下部連結具9F・9F
・9F及び9B・9B・9Bを立設し、この前後の下部
連結具9F・9F・9F,9B・9B・9Bを夫々前記
前部の主縦柱1F・左右の縦柱3F・4Fの下部及び後
部の主縦柱1B・左右の縦柱3B・4Bに被嵌固定して
主枠体a・左右の側枠体b・cを前後の頂部連結体6F
・6B,前後の下部連結体7F・7Bで分解可能に一体
物に固定する。尚、図中符号15は前後の左右の縦柱3F
・4F,3B・4Bを前後の下部連結具9F・9Bに固
定するダイヤル式止ボルトである。
【0032】また、左右の側枠体b,cを形成する横受
桟5L・5Rの対応架設位置を、育苗箱運搬時の常態時
には図2のように育苗箱wの基部を突設桟体2の突設片
で、育苗箱wの他端底面を基部に対して斜上方位置の横
受桟5で載置し、育苗時には常態時の左右の側枠体b・
cを天地換えして図3のように育苗箱wがほぼ平に載置
されるように設ける。
桟5L・5Rの対応架設位置を、育苗箱運搬時の常態時
には図2のように育苗箱wの基部を突設桟体2の突設片
で、育苗箱wの他端底面を基部に対して斜上方位置の横
受桟5で載置し、育苗時には常態時の左右の側枠体b・
cを天地換えして図3のように育苗箱wがほぼ平に載置
されるように設ける。
【0033】また、左右の突設桟体2L・2R及び左右
の横受桟5L・5Rは図のように苗の長さを考慮して一
定間隔で架設して育苗中や運搬中に苗の穂先が上方に位
置する育苗箱の底面に当たらないように配設して苗の穂
先を探傷するおそれのない育苗箱運搬載置棚を形成す
る。
の横受桟5L・5Rは図のように苗の長さを考慮して一
定間隔で架設して育苗中や運搬中に苗の穂先が上方に位
置する育苗箱の底面に当たらないように配設して苗の穂
先を探傷するおそれのない育苗箱運搬載置棚を形成す
る。
【0034】また、前後の主縦柱1F・1Bの中央部寄
りに支点10F・10Bとしてボルト孔を穿孔し、この前部
の支点10Fに左右で一組となるアルミニウム合金製フラ
ットバー形状の前部の左斜杆11Fと右斜杆12F、及び、
後部の支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々
の基部を綴じボルトで重合状態に軸着し、前部の左斜杆
11Fと右斜杆12Fの他端部を前部の下部連結杆体6Fの
左右端部に、後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を
後部の下部連結杆体6Bの左右端部に連結ボルト16で着
脱可能に固定する。図中符号17は左右前後の下部連結具
9F・9F,9B・9Bを下部円連結杆体6F・6Bに
強固に固定するステーである。
りに支点10F・10Bとしてボルト孔を穿孔し、この前部
の支点10Fに左右で一組となるアルミニウム合金製フラ
ットバー形状の前部の左斜杆11Fと右斜杆12F、及び、
後部の支点10Bに後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの夫々
の基部を綴じボルトで重合状態に軸着し、前部の左斜杆
11Fと右斜杆12Fの他端部を前部の下部連結杆体6Fの
左右端部に、後部の左斜杆11Bと右斜杆12Bの他端部を
後部の下部連結杆体6Bの左右端部に連結ボルト16で着
脱可能に固定する。図中符号17は左右前後の下部連結具
9F・9F,9B・9Bを下部円連結杆体6F・6Bに
強固に固定するステーである。
【0035】また、前後の頂部連結杆体6F・6Bに育
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に縛着係止するフック13を
設ける。
苗箱運搬載置棚を運搬車台上に縛着係止するフック13を
設ける。
【0036】本発明は上記のように育苗箱運搬載置棚の
主要メンバーを軽くて断面係数の大きいアルミニウム合
金製引抜中空角筒材及びアルミニウム合金製引抜中空円
筒材で構成したため、軽量でありながら非常に丈夫で、
また、見栄えの良い育苗箱運搬載置棚となる。
主要メンバーを軽くて断面係数の大きいアルミニウム合
金製引抜中空角筒材及びアルミニウム合金製引抜中空円
筒材で構成したため、軽量でありながら非常に丈夫で、
また、見栄えの良い育苗箱運搬載置棚となる。
【0037】また、本発明の育苗箱運搬載置棚を単純に
主枠体a,左右の側枠体b・c,前後の頂部連結体6F
・6B,前後の下部連結杆体7F・7Bで構成したため
構造が簡単となり分解・組立てが容易となる。
主枠体a,左右の側枠体b・c,前後の頂部連結体6F
・6B,前後の下部連結杆体7F・7Bで構成したため
構造が簡単となり分解・組立てが容易となる。
【0038】また、組立てた育苗箱運搬載置棚内に多数
枚の育苗箱wを整然と多段に収納載置して小型トラック
やトラクター牽引車などの荷台で一度で運搬できるため
作業能率が著しく向上する。
枚の育苗箱wを整然と多段に収納載置して小型トラック
やトラクター牽引車などの荷台で一度で運搬できるため
作業能率が著しく向上する。
【0039】また、左右の側枠体b,cを形成する横受
桟5L・5Rの対応取付位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱の他端位置を基部に対して斜め上方に載置するよう設
けたので、多数枚の育苗箱wを本発明の育苗箱運搬載置
棚内に積め込むとき育苗箱wを斜め上方から差し込むよ
うに挿入できるため積め込み作業が容易となるうえに、
育苗箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され
るため、運搬中に育苗箱wが振動その他の要因で棚から
脱落するおそれのない育苗箱運搬載置棚となる。
桟5L・5Rの対応取付位置を、育苗箱運搬時には育苗
箱の他端位置を基部に対して斜め上方に載置するよう設
けたので、多数枚の育苗箱wを本発明の育苗箱運搬載置
棚内に積め込むとき育苗箱wを斜め上方から差し込むよ
うに挿入できるため積め込み作業が容易となるうえに、
育苗箱wの他端底部が基部に対して斜め上方で載置され
るため、運搬中に育苗箱wが振動その他の要因で棚から
脱落するおそれのない育苗箱運搬載置棚となる。
【0040】また、育苗時には左右の側枠体b・cを天
地換えすることにより簡単に育苗箱wが平らに載置でき
るため、育苗箱wが立体的に収納でき育苗に場所を取ら
ない育苗箱運搬載置棚となる。
地換えすることにより簡単に育苗箱wが平らに載置でき
るため、育苗箱wが立体的に収納でき育苗に場所を取ら
ない育苗箱運搬載置棚となる。
【0041】また、前後の主縦柱1F・1Bに基部を軸
着した前後左右の左斜杆11F・右斜杆12F,左斜杆11B
・右斜杆12Bにより運搬時には棚体がトラス構造となる
ので非常に丈夫な育苗箱運搬載置棚となる。
着した前後左右の左斜杆11F・右斜杆12F,左斜杆11B
・右斜杆12Bにより運搬時には棚体がトラス構造となる
ので非常に丈夫な育苗箱運搬載置棚となる。
【0042】また、頂部連結杆体6F・6Bにフック13
を設けたので、このフックに縛着ロープを引っ掛けて育
苗箱運搬載置棚を運搬車の荷台上に縛着係止するときロ
ープ掛けが容易となるうえに左右のロープの緊張縛着力
が均一となり、運搬中にこのロープが緩んで荷くずれの
おそれのない育苗箱運搬載置棚となる。
を設けたので、このフックに縛着ロープを引っ掛けて育
苗箱運搬載置棚を運搬車の荷台上に縛着係止するときロ
ープ掛けが容易となるうえに左右のロープの緊張縛着力
が均一となり、運搬中にこのロープが緩んで荷くずれの
おそれのない育苗箱運搬載置棚となる。
【0043】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、請
求項1の発明では育苗箱運搬載置棚を単純に主枠体・左
側枠体・右側枠体・前後の頂部連結杆体・下部連結杆体
で構成したため組立て・分解が容易なうえに分解した夫
々のメンバーをまとめて納屋などに収納でき、収納に場
所を取らない育苗箱運搬載置棚となる。
求項1の発明では育苗箱運搬載置棚を単純に主枠体・左
側枠体・右側枠体・前後の頂部連結杆体・下部連結杆体
で構成したため組立て・分解が容易なうえに分解した夫
々のメンバーをまとめて納屋などに収納でき、収納に場
所を取らない育苗箱運搬載置棚となる。
【0044】また、組立てた育苗箱運搬載置棚内に多数
枚の育苗箱を整然と多段に収納載置して小型トラックや
トラクター牽引車などで一度で運搬できるため作業能率
が著しく向上する。
枚の育苗箱を整然と多段に収納載置して小型トラックや
トラクター牽引車などで一度で運搬できるため作業能率
が著しく向上する。
【0045】請求項2の効果について説明する。
【0046】左右の側枠体を形成する横受桟の対応配設
位置を、育苗箱運搬時には育苗箱の他端底部が基部に対
して斜め上方で載置され、育苗時には左右の側枠体を天
地換えして育苗箱がほぼ平らになるよう設けたため、多
数枚の育苗箱を本発明の育苗箱運搬載置棚内に積め込む
とき育苗箱を斜め上方から差し込むように挿入できるた
め積め込み作業が容易となるうえに、育苗箱の他端底部
が基部に対して斜め上方で載置されるため、運搬中に育
苗箱が振動その他の要因で棚より脱落するおそれのない
育苗箱運搬載置棚となる。
位置を、育苗箱運搬時には育苗箱の他端底部が基部に対
して斜め上方で載置され、育苗時には左右の側枠体を天
地換えして育苗箱がほぼ平らになるよう設けたため、多
数枚の育苗箱を本発明の育苗箱運搬載置棚内に積め込む
とき育苗箱を斜め上方から差し込むように挿入できるた
め積め込み作業が容易となるうえに、育苗箱の他端底部
が基部に対して斜め上方で載置されるため、運搬中に育
苗箱が振動その他の要因で棚より脱落するおそれのない
育苗箱運搬載置棚となる。
【0047】また、育苗時には左右の側枠体を天地換え
することにより簡単に育苗箱が平らに載置できるので、
育苗箱が立体的に収納でき育苗に場所を取らない育苗箱
運搬載置棚となるうえに、育苗箱中の苗の育成が歪めら
れることのない秀れた実用的効果を有する育苗箱運搬載
置棚となる。
することにより簡単に育苗箱が平らに載置できるので、
育苗箱が立体的に収納でき育苗に場所を取らない育苗箱
運搬載置棚となるうえに、育苗箱中の苗の育成が歪めら
れることのない秀れた実用的効果を有する育苗箱運搬載
置棚となる。
【0048】また、請求項3の発明では、前後の主縦柱
に基部を軸着した前後左右の左斜杆・右斜杆の介存によ
り育苗箱運搬載置棚がトラス構造となるので運搬時には
変形や曲げに対する強い抵抗力を有する非常に丈夫な育
苗箱運搬載置棚となるうえに、組立てや解体が容易で格
納時には場所のとらない育苗箱運搬載置棚となる。
に基部を軸着した前後左右の左斜杆・右斜杆の介存によ
り育苗箱運搬載置棚がトラス構造となるので運搬時には
変形や曲げに対する強い抵抗力を有する非常に丈夫な育
苗箱運搬載置棚となるうえに、組立てや解体が容易で格
納時には場所のとらない育苗箱運搬載置棚となる。
【0049】また、請求項4の発明では前後の頂部連結
杆体に設けたフックに縛着ロープを引っ掛けて育苗箱運
搬載置棚を運搬車台上に縛着係止できるのでロープ掛け
が容易となるうえに左右のロープの緊張縛着力が均一と
なり運搬中にこのロープが緩んで荷くずれなどのおそれ
のない育苗箱運搬載置棚となる。
杆体に設けたフックに縛着ロープを引っ掛けて育苗箱運
搬載置棚を運搬車台上に縛着係止できるのでロープ掛け
が容易となるうえに左右のロープの緊張縛着力が均一と
なり運搬中にこのロープが緩んで荷くずれなどのおそれ
のない育苗箱運搬載置棚となる。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の育苗箱運搬載置棚の育苗箱を運搬する
ときの構成を示す一部を切り欠いた模式的正面説明図で
ある。
ときの構成を示す一部を切り欠いた模式的正面説明図で
ある。
【図3】本発明の育苗箱運搬載置棚の育苗時の構成を示
す一部を切り欠いた模式的正面説明図である。
す一部を切り欠いた模式的正面説明図である。
a 主枠体 b 左側枠体 c 右側枠体 w 育苗箱 1F・1B 主縦柱 2L・2R 突設桟体 3F・3B 左縦柱 4F・4B 右縦柱 5L・5R 横受桟 6F・6B 頂部連結杆体 7F・7B 下部連結杆体 8F・8B 頂部連結具 9F・9B 下部連結具 10F・10B 支点 11F・11B 左斜杆 12F・12B 右斜杆 13 フック
Claims (4)
- 【請求項1】 前後対向状態に立設した主縦柱間に育苗
箱の基部を載置する突設桟体を多段に架設して主枠体を
形成し、この主枠体の主縦柱の左右両側に左縦柱と右縦
柱を立設し、この前後の左縦柱間と右縦柱間に前記突設
桟体に対応して多数枚の育苗箱の底部他端寄りを載置す
る横受桟を架設して左側枠体と右側枠体とを形成し、こ
の前後の主縦柱と前後の左右の縦柱の上下に頂部連結杆
体と下部連結杆体を配設し、この前後の頂部連結杆体と
下部連結杆体とに主枠体,左右の側枠体を分離可能に固
定する頂部連結具,下部連結具を設けたことを特徴とす
る育苗箱運搬載置棚。 - 【請求項2】 左右の側枠体を形成する横受桟の対応配
設位置を、育苗箱運搬時には育苗箱の他端底部が基部に
対して斜め上方で載置され、育苗時には左右の側枠体を
天地換えして育苗箱がほぼ平に載置されるように設けた
ことを特徴とする請求項1記載の育苗箱運搬載置棚。 - 【請求項3】 前後の主縦柱の中央部寄りに支点を設
け、この前部の支点に左右で一組となる前部の左斜杆と
右斜杆を、後部の支点に後部の左斜杆と右斜杆の夫々の
基部を重合状態に軸着し、前部の左斜杆と右斜杆の他端
部を夫々前部の下部連結杆体の左右端部に、後部の左斜
杆と右斜杆の他端部を夫々後部の下部連結杆体の左右端
部に着脱可能に固定したことを特徴とする請求項1〜2
の何れか1項に記載の育苗箱運搬載置棚。 - 【請求項4】 前後の頂部連結杆体に育苗箱運搬載置棚
を運搬車台上に止着係止するフックを設けたことを特徴
とする請求項1〜3の何れか1項に記載の育苗箱運搬載
置棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425097A JPH10191798A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 育苗箱運搬載置棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP425097A JPH10191798A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 育苗箱運搬載置棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10191798A true JPH10191798A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11579298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP425097A Pending JPH10191798A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 育苗箱運搬載置棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10191798A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1433376A1 (en) * | 2002-12-27 | 2004-06-30 | Aglis Co., Ltd. | Frame for elevated cultivation device |
JP2006061079A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Uchiyama Shokai:Kk | 苗箱収納輸送棚 |
JP2006223111A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Uchiyama Shokai:Kk | 苗箱収納輸送棚 |
JP2012196236A (ja) * | 2012-07-23 | 2012-10-18 | Iseki & Co Ltd | 育苗施設 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP425097A patent/JPH10191798A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1433376A1 (en) * | 2002-12-27 | 2004-06-30 | Aglis Co., Ltd. | Frame for elevated cultivation device |
JP2006061079A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Uchiyama Shokai:Kk | 苗箱収納輸送棚 |
JP2006223111A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Uchiyama Shokai:Kk | 苗箱収納輸送棚 |
JP2012196236A (ja) * | 2012-07-23 | 2012-10-18 | Iseki & Co Ltd | 育苗施設 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3977529A (en) | Display rack | |
US6347731B1 (en) | Easily removable pickup truck bed rack | |
US20090074542A1 (en) | Tree Moving Device | |
US4523768A (en) | Collapsible cart-stand | |
US4267948A (en) | Cargo carrier | |
US20080292435A1 (en) | Atv loading device | |
JPH10191798A (ja) | 育苗箱運搬載置棚 | |
US5676065A (en) | Flatracks and load-carrying systems | |
JP3568015B2 (ja) | 組立て棚の棚部材連結構造 | |
US6112918A (en) | Product shelving construction | |
US20100293852A1 (en) | Collapsible device for plant transport and storage | |
US5280944A (en) | Carrier for transporting fence panels | |
JP2527068Y2 (ja) | 植物栽培用ネットの支持体 | |
US4761914A (en) | System of construction of terraced structures for crops | |
JP4487187B2 (ja) | ラック | |
CN210417335U (zh) | 一种汽车顶棚件存储货架 | |
CN215739446U (zh) | 一种可拆卸器械台 | |
JP3047566U (ja) | 分解可能な育苗棚 | |
CN212861495U (zh) | 一种工装运输车及其防护机构和稳定机构 | |
US20090026783A1 (en) | Storable truck rack system | |
JP2013094070A (ja) | 苗箱収納棚 | |
US20030029818A1 (en) | Display rack for wheelbarrow components | |
KR200494711Y1 (ko) | 접철식 농산물 망 거치장치 | |
KR100837752B1 (ko) | 조경용 다단 꽃탑 | |
KR20110129004A (ko) | 다용도 농작물 운반기 |