JPH10191479A - 制御コード処理装置および方法、並びにリモコン装置 - Google Patents

制御コード処理装置および方法、並びにリモコン装置

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JPH10191479A
JPH10191479A JP8349230A JP34923096A JPH10191479A JP H10191479 A JPH10191479 A JP H10191479A JP 8349230 A JP8349230 A JP 8349230A JP 34923096 A JP34923096 A JP 34923096A JP H10191479 A JPH10191479 A JP H10191479A
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JP
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control code
unit
vtr
code
control
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JP8349230A
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Kei Honda
形 本田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの制御コードに対して、複数の機能を割
り当てるようにする。 【解決手段】 リモートコマンダ6のジョイスティック
部6aが操作されると、操作に対応する制御コードが発
光部6bより送信され、VTR1の受光部5により受信
される。マイクロコンピュータ4は、現在のモード設定
記憶部3aに設定されているVTR1の現在のモードに
合わせて、受光部5を介して供給された制御コードに対
応する機能を実行する。例えば、現在のモードが走行系
である場合、メカ制御部3を制御し、カセットテープの
再生等の制御を行い、現在のモードがメニュー表示系で
ある場合、表示用マイコン2aを制御し、表示部2に表
示された所定のメニュー画面の制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御コード処理装
置および方法、並びにリモコン装置に関し、例えば、機
器の状態に合わせて、リモコンから送信されてきた制御
コードに対応する動作を実行する制御コード処理装置お
よび方法、並びにリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモートコマンダを用いて機器を
制御する場合、リモートコマンダから所定の機能に対応
するコマンドコードが送信される。そして、このコマン
ドコードを受信した機器は、コマンドコードに対応する
機能を実行する。例えば、VTR(video tape recorde
r)において、録画予約を行う場合、録画予約のために
設けられた操作ボタンを操作することにより、録画予約
に対応したコマンドコードが送信される。また、カセッ
トテープの再生、早送り、巻戻し等を行う場合、そのた
めに設けられた操作ボタンを操作することにより、再
生、早送り、巻戻し等に対応したコマンドコードが送信
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、リモート
コマンダより送信される各コマンドコードには、それぞ
れ1つの機能しか割り当てられていない。このため、制
御する機能毎にコマンドコードが必要となり、1つのコ
マンドコードに対して、1つの操作ボタンが割り当てら
れているような場合、機能が増えるに従って、操作ボタ
ンの数を増やす必要がある課題があった。
【0004】そこで、1つの操作ボタンに複数のコマン
ドコードを割り当て、操作ボタンが操作されたときに出
力されるコマンドコードを切り換えることができるよう
にし、操作ボタンの数を削減することも考えられる。例
えば、同一の操作ボタンにテレビジョン受像機用のコマ
ンドコードとVTR用のコマンドコードを割り当て、切
り換えスイッチにより、いずれのコマンドコードを送信
するかを指定できるようにしたものがある。しかしなが
ら、この場合、操作ボタンを操作したときに出力される
コマンドコードの切り換えは、必要に応じて使用者自ら
が行わなければならず、操作が煩雑になる課題があっ
た。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、同一のコマンドコードを動作モードに応じ
て複数の意味に解釈することにより、コマンドコードの
数を削減し、これにより、操作ボタンの数を削減するこ
とができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の制御コ
ード処理装置は、所定の操作に対応する制御コードを受
信する受信手段と、現在の状態を検出する検出手段と、
受信手段によって受信された制御コードに従って、検出
手段によって検出された状態に対応する機能の所定のも
のを実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の制御コード処理方法は、
所定の操作に対応する制御コードを受信し、現在の状態
を検出し、受信された制御コードに従って、検出された
状態に対応する機能の所定のものを実行することを特徴
とする。
【0008】請求項5に記載のリモコン装置は、所定の
操作を行う操作手段と、所定の機器から送信されてきた
機器の状態に対応する状態情報を受信する受信手段と、
操作手段の操作を、受信手段によって受信された状態情
報に応じた制御コードに変換する変換手段と、変換手段
によって変換された制御コードを送信する送信手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の制御コード処理装置にお
いては、受信手段が、所定の操作に対応する制御コード
を受信し、検出手段が、現在の状態を検出し、実行手段
が、受信手段によって受信された制御コードに従って、
検出手段によって検出された状態に対応する機能の所定
のものを実行する。
【0010】請求項4に記載の制御コード処理方法にお
いては、所定の操作に対応する制御コードを受信し、現
在の状態を検出し、受信された制御コードに従って、検
出された状態に対応する機能の所定のものを実行する。
【0011】請求項5に記載のリモコン装置において
は、操作手段が、所定の操作を行い、受信手段が、所定
の機器から送信されてきた機器の状態に対応する状態情
報を受信し、変換手段が、操作手段の操作を、受信手段
によって受信された状態情報に応じた制御コードに変換
し、送信手段が、変換手段によって変換された制御コー
ドを送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリモコン信号処
理装置およびリモコン装置を適用したVTR(video ta
pe recorder)およびリモートコマンダの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。受光部5(受信手
段)は、後述するリモートコマンダ6の発光部6Bより
出射された赤外線を受光し、それを対応するコマンドコ
ードに変換した後、出力するようになされている。マイ
クロコンピュータ4(検出手段、実行手段)は、制御プ
ログラム等を記憶するROM(read only memory)、制
御プログラムに従って動作するCPU(central proces
sing unit)等より構成され、受光部5より供給された
コマンドコードに従って、各部を制御するようになされ
ている。
【0013】表示部2は、例えばLCD等により構成さ
れ、表示用マイコン2aの制御により、マイクロコンピ
ュータ4より供給された表示用データに対応する文字や
図形等を表示するようになされている。
【0014】メカ制御部3は、マイクロコンピュータ4
の制御に従って、カセットテープの再生や早送り等のメ
カニカルな動作を制御するようになされている。また、
現在のモード設定記憶部3aは、現在の動作モード、例
えば、再生、早送り等を行う走行系、あるいは、メニュ
ー画面に表示されたカーソルの表示等を制御するメニュ
ー表示系等の動作モードを設定し、記憶するようになさ
れている。
【0015】一方、リモートコマンダ6は、所定のコマ
ンドコードを赤外線により送信する発光部6b(送信手
段)と、所定の操作を行うジョイスティック部6a(操
作手段)より構成されている。そして、ジョイスティッ
ク部6aの操作に従って、その操作に対応するコマンド
コード(方向コード)が発光部6bより赤外線により送
信される。即ち、この例の場合、ジョイスティック部6
aが上下左右方向に操作されると、操作された方向に対
応するコマンドコードが発光部6bより赤外線により送
信される。
【0016】図2は、ジョイスティック部6aの内部の
構造を示す断面図である。ユーザが指で操作する操作部
20は、シャフト11およびアクチュエータ20と固着
されており、アクチュエータ12が接触板13aおよび
13bに接触するように設けられている。スプリング1
4は、接触板13a,13bを上方向に押圧するように
なされており、接触板13a,13bがアクチュエータ
12により下方向に押圧されていないとき、接触板13
a,13bを上方向に押圧し、接触板13a,13bが
接触板16a,16bと接触しないようにしている。
【0017】キートップ15は、操作部20が下方向に
押圧されたとき、接触板16cに接触し、操作部20が
下方向に押圧されていないとき、接触板16cに接触し
ないようになされている。また、上記各部は、ボディ1
7およびカバー18により収納されている。また、端子
19は、接触板13bと接触板16bが接触したとき、
所定の電気信号を出力するようになされている。同様
に、端子21は、接触板13aと接触板16aが接触し
たとき、所定の電気信号を出力するようになされてい
る。
【0018】図3は、ユーザにより、操作部20が左側
に倒された状態を示している。この場合、接触板13b
と接触板16bとが接触し、所定の電気信号が端子19
より出力される。このようにして、操作部20の操作に
従って、操作に対応する電気信号が出力される。
【0019】図4は、VTR1の動作モードに合わせ
て、ジョイスティック部6aの操作によって出力される
コマンドコードの意味が異なること、即ち、VTR1に
よって同一のコマンドコードがVTR1の動作モードに
応じて異なる意味に解釈されることを示す図である。例
えば、VTR1の動作モードが走行系(例えば、再生、
早送り、巻戻し等を行うモード)の場合、図4(A)に
示すように、ジョイスティック部6aを上方向に操作す
ると一時停止を意味し、下方向に操作すると停止を意味
する。また、左方向に操作すると巻戻しを意味し、右方
向に操作すると早送りを意味する。さらに、垂直方向に
操作すると再生を意味する。
【0020】また、VTR1の動作モードがカーソル系
(例えば、録画予約のためのメニュー画面を表示し、カ
ーソルを操作して録画予約を行うモード(メニュー表示
系))の場合、図4(B)に示すように、ジョイスティ
ック部6aを上方向に操作するとカーソルを上方向に移
動させる指示であることを意味し、下方向に操作すると
カーソルを下方向に移動させる指示であることを意味
し、左方向に操作するとカーソルを左方向に移動させる
指示であることを意味し、右方向に操作するとカーソル
を右方向に移動させる指示であることを意味する。さら
に、ジョイスティック部6aを垂直方向に操作すると、
例えば、カーソルによって選択された項目の実行を意味
する。
【0021】このように、ジョイスティック部6aを操
作することにより、リモートコマンダ6の発光部6bよ
り赤外線によって送信される操作方向に対応するコマン
ドコードが、VTR1によってVTR1の現在の動作モ
ードに応じて複数の意味に解釈される。
【0022】図5は、VTR1がリモートコマンダ6か
らのジョイスティック部6aの操作方向に対応するコマ
ンドコードを受信したときに行う処理の手順を説明する
フローチャートである。以下では、リモートコマンダ6
より送信されるジョイスティック部6aの操作方向に対
応するコマンドコードを共通コードと呼ぶことにする。
また、VTR1には、カセットテープが挿入されている
ものとする。
【0023】最初に、ステップS1において、VTR1
の受光部5は、リモートコマンダ6の発光部6bより赤
外線等によって送信された共通コードを受信する。受光
部5は、受信したコマンドコードをマイクロコンピュー
タ4に供給する。次に、ステップS2に進み、マイクロ
コンピュータ4により、VTR1の現在の動作モードが
現在のモード設定記憶部3aより読み出され、現在のモ
ードが走行系であるか否かが判定される。その結果、現
在のVTR1の動作モードが走行系であると判定された
場合、ステップS3に進み、受信した共通コード(受信
コード)を走行系のコードに変換する。
【0024】即ち、図4(A)を参照して上述したよう
に、例えば、ジョイスティック部6aが垂直方向に操作
されたことを示す共通コードを受信したとき、共通コー
ドをカセットテープの再生を指示するコマンドコードに
変換する。同様に、ジョイスティック部6aが上方向に
操作されたことを示す共通コードを受信したとき、それ
を一時停止を指示するコマンドコードに変換する。ジョ
イスティック部6aが下方向に操作されたことを示す共
通コードを受信したとき、それを停止を指示するコマン
ドコードに変換する。ジョイスティック部6aが左方向
に操作されたことを示す共通コードを受信したとき、そ
れを巻戻しを指示するコマンドコードに変換する。さら
に、ジョイスティック部6aが右方向に操作されたこと
を示すコマンドコードを受信したとき、それを早送りを
指示するコマンドコードに変換する。
【0025】次に、ステップS4に進み、ステップS3
において変換された走行系のコマンドコードに従って、
対応するモードに遷移する。例えば、再生が指示された
場合、VTR1は再生モードに遷移する。
【0026】一方、ステップS2において、現在のVT
R1の動作モードが走行系ではないと判定された場合、
ステップS5に進み、VTR1の動作モードがメニュー
表示系であるか否かが判定される。その結果、メニュー
表示系であると判定された場合、ステップS6に進み、
受信した共通コード(受信コード)をメニュー表示系の
コマンドコードに変換する。
【0027】即ち、図4(B)を参照して上述したよう
に、例えば、ジョイスティック部6aが垂直方向に操作
されたことを示す共通コードを受信したとき、その共通
コードをカーソル等で選択された項目の実行を指示する
コマンドコードに変換する。同様に、ジョイスティック
部6aが上方向に操作されたことを示す共通コードを受
信したとき、それをカーソルの上方向への移動を指示す
るコマンドコードに変換する。ジョイスティック部6a
が下方向に操作されたことを示す共通コードを受信した
とき、それをカーソルの下方向への移動を指示するコマ
ンドコードに変換する。ジョイスティック部6aが左方
向に操作されたことを示す共通コードを受信したとき、
それをカーソルの左方向への移動を指示するコマンドコ
ードに変換する。さらに、ジョイスティック部6aが右
方向に操作されたことを示す共通コードを受信したと
き、それをカーソルの右方向への移動を指示するコマン
ドコードに変換する。
【0028】次に、ステップS7において、マイクロコ
ンピュータ4は、ステップS6において共通コードを変
換して得られたコマンドコードを表示用マイコン2aに
供給する。表示用マイコン2aは、マイクロコンピュー
タ4より供給されたコマンドコードに従って、表示部2
に表示しているメニュー画面のカーソルを移動させる。
【0029】例えば、表示用マイコン2aの制御によ
り、VTR1の表示部2に、図6に示すようなメニュー
画面が表示されている場合、VTR1の動作モードは、
メニュー表示系であり、マイクロコンピュータ4より供
給されるコマンドコードに従って、メニュー画面に表示
されたカーソルが上下左右方向に移動する。そして、所
定の項目にカーソルが移動し、メニュー表示系において
実行を意味する共通コードがリモートコマンダ6より送
信され、受光部5を介してマイクロコンピュータ4に供
給されたとき、マイクロコンピュータ4は、メニュー画
面において、カーソルによって選択されている項目に対
応する処理を実行する。
【0030】また、ステップS5において、現在のモー
ドがメニュー表示系ではないと判定された場合、ステッ
プS8に進み、他の処理を実行する。例えば、VTR1
の動作モードがチャンネルを操作するチャンネル操作系
である場合、リモートコマンダ6からの共通コードに対
応して、チャンネルの選択処理を行う。また、VTR1
の動作モードがボリュームを操作するボリューム系であ
る場合、リモートコマンダ6からの共通コードに対応し
て、ボリュームを調節する。
【0031】以上のようにして、VTR1は、リモート
コマンダ6からの共通コードを、VTR1の動作モード
に合わせて、対応するコマンドコードに変換し、実行す
るので、リモートコマンダ6は、VTR1の動作モード
に拘らず、常に同一のコード(共通コード)を送信する
ようにすることができる。従って、VTR1のモードが
走行系、メニュー表示系、その他のいかなる動作モード
にある場合でも、ジョイスティック部6aを各方向に倒
すだけで、各動作モードに対応する操作を行うことがで
きる。
【0032】これにより、指1本にて基本操作が可能と
なり、操作時においては、従来のように逐一、操作ボタ
ンの位置を目視等により確認する必要がなくなり、ブラ
インド操作が可能となる。これにより、使い勝手を向上
させることができる。
【0033】図7は、本発明のリモコン装置を適用した
リモートコマンダの他の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。リモートコマンダ30を構成する発光部
6bは、マイクロコンピュータ32(変換手段、問い合
わせ手段)より供給されたコマンドコードを赤外線によ
り送信するようになされている。受光部31(受信手
段)は、制御対象である例えば図1に示したVTR1の
図示せぬ発光部から送信されるVTR1の現在のモード
等の情報(以下、モード信号という)を受信し、マイク
ロコンピュータ32に供給するように成されている。
【0034】本体のモード設定部33は、マイクロコン
ピュータ32より供給されたVTR1の現在のモードを
設定し、記憶するようになされている。ジョイスティッ
ク部6aは、図2乃至図4を参照して上述した場合と同
様の構成および機能を有しているので、ここではその説
明は省略する。
【0035】次に、図8に示したフローチャートを参照
して、リモートコマンダ30が、制御対象である機器
(この例の場合、VTR1)から、機器の動作モードに
対応するモード信号を所定の時間間隔で受信し、VTR
1の動作モードに対応するコマンドコードを送信する場
合の処理手順について説明する。
【0036】最初に、ステップS11において、リモー
トコマンダ30のマイクロコンピュータ32は、受光部
31によりVTR1からのモード信号が受信されたか否
かが判定される。受光部31によりVTR1からのモー
ド信号が受信されていないと判定された場合、何も処理
を行わず、ステップS13に進む。一方、受光部31に
よりVTR1からのモード信号が受信されたと判定され
た場合、ステップS12に進み、マイクロコンピュータ
32は、VTR1より送信されてきたモード信号に対応
するモードを本体のモード設定部33に供給し、記憶さ
せる。そして、ステップS13に進む。
【0037】ステップS13においては、マイクロコン
ピュータ32により、ジョイスティック部6aが操作さ
れたか否かが判定される。ジョイスティック部6aが操
作されていないと判定された場合、ステップS11に戻
り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ジョイスティック部6aが操作されたと判定され
た場合、ステップS14に進み、マイクロコンピュータ
32により、本体のモード設定部33において設定され
たモード(VTR1の現在のモード)に合わせて、ジョ
イスティック部6aの操作に対応するコマンドコードが
生成される。
【0038】次に、ステップS15において、マイクロ
コンピュータ32より生成されたコマンドコードが発光
部6bに供給され、赤外線によりVTR1に送信され
る。その後、ステップS11に戻り、ステップS11以
降の処理が繰り返し実行される。このようにして、リモ
ートコマンダ30は、VTR1の現在のモードに対応す
るコマンドコードをVTR1に対して送信することがで
きる。
【0039】次に、図9を参照して、リモートコマンダ
30から、本体側(この例の場合、VTR1)の動作モ
ードを問い合わせ、本体側の動作モードに対応するコマ
ンドコードを送信する場合の処理手順の例について説明
する。
【0040】最初に、ステップS21において、マイク
ロコンピュータ32により、ジョイスティック部6aが
操作されたか否かが判定される。ジョイスティック部6
aが操作されていないと判定された場合、ステップS2
1に戻り、ステップS21の処理が繰り返し実行され
る。一方、ジョイスティック部6aが操作されたと判定
された場合、ステップS22に進み、マイクロコンピュ
ータ32は、発光部6bに対して、本体のモードを問い
合わせるコマンドコードを供給する。これにより、発光
部6bは、VTR1に対してVTR1の動作モードを問
い合わせるコマンドコードを赤外線によって送信する。
【0041】次に、ステップS23に進み、マイクロコ
ンピュータ32は、受光部31により、VTR1から送
信されてきたVTR1の現在のモードに対応するモード
信号が受信されたか否かが判定される。モード信号が受
光部31によって受信されていないと判定された場合、
ステップS23に戻り、ステップS23の処理が繰り返
し実行される。一方、モード信号が受光部31によって
受信されたと判定された場合、ステップS24に進む。
【0042】ステップS24においては、マイクロコン
ピュータ32は、受光部31によって受信されたVTR
1の動作モードを本体のモード設定部33に供給し、記
憶させる。次に、ステップS25において、マイクロコ
ンピュータ32は、VTR1の動作モードに合わせて、
先にステップS21において検出されたジョイスティッ
ク部6aの操作に対応するコマンドコードを生成する。
そして、生成したコマンドコードを発光部6bに供給す
る。
【0043】次に、ステップS26において、発光部6
bは、マイクロコンピュータ32より供給されたコマン
ドコードを赤外線によりVTR1に送信する。その後、
ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰
り返し実行される。
【0044】このようにして、リモートコマンダ30
は、ジョイスティック部6aが操作される度に、VTR
1に対して動作モードを問い合わせ、VTR1の動作モ
ードに対応したコマンドコードを送信することができ
る。従って、ユーザはVTR1の動作モードを意識する
ことなく、VTR1の動作モードに対応するコマンドコ
ードを送信することができる。
【0045】以上のように、上記VTRやその他の例え
ば、LD(laser disc)、DVD(digital versatile
disc)、ビデオCD(compact disc)等の映像再生装置
において、ジョイスティック等のスイッチを用いること
により、装置の諸設定から走行操作の制御まで、ほとん
どの操作を1つのスイッチ操作で行うことができる。
【0046】また、カムコーダ等のカメラブロックを有
する装置においては、再生、早送り再生、巻戻し再生等
の走行系の操作以外に、パンニング(水平移動)、チル
ティング(上下移動)等の操作を1つのスイッチ操作で
行うことができる。
【0047】なお、上記実施の形態においては、ジョイ
スティック部6aが上下左右方向および垂直方向に操作
されたことを示すコマンドコードを送信するようにした
が、上下左右方向に加えて、斜め方向(右上方向、右下
方向、左上方向、左下方向等)にジョイスティック部6
aが操作されたとき、それらの方向に対応するコマンド
コードを送信するようにすることも可能である。さらに
は、ジョイスティック部6aが任意の方向に操作された
とき、操作された方向に応じて、対応するコマンドコー
ドを送信するようにすることも可能である。
【0048】また、上記実施の形態においては、ジョイ
スティック部6aを備えるリモートコマンダを用いる場
合について説明したが、共通コードに対応する複数の操
作ボタンを備えるリモートコマンダ6を用いるようにす
ることも可能である。
【0049】また、上記実施の形態のおいては、VTR
1を制御する場合について説明したが、本発明はその他
のあらゆる機器の操作に応用することができる。
【0050】また、上記実施の形態においては、リモー
トコマンダ6aを用いてVTR1を制御する場合につい
て説明したが、VTR1本体に設けられた操作ボタンや
ジョイスティックにより、VTR1を操作する場合にも
本発明を適用することができる。
【0051】また、上記実施の形態におけるジョイステ
ィック部6aの構造は、一例であってこれに限定される
ものではない。
【0052】また、上記実施の形態においては、リモー
トコマンダ6は、赤外線によってコマンドコードを送信
するようにしたが、その他の方法によってコマンドコー
ドを送信するようにすることも可能である。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の制御コード処理装置、
および請求項4に記載の制御コード処理方法によれば、
受信された制御コードに従って、検出された現在の状態
に対応する機能の所定のものを実行するようにしたの
で、1つの制御コードに対して複数の機能を対応づける
ことができ、制御コードを送信する装置の構造を簡単に
するとともに、使用者の使い勝手を向上させることがで
きる。
【0054】請求項5に記載のリモコン装置によれば、
変換手段が、操作手段の操作を、受信手段によって受信
された操作対象とする機器からの状態情報に応じた制御
コードに変換し、送信手段が、変換手段によって変換さ
れた制御コードを送信するようにしたので、機器の状態
に応じた制御コードを送信することができ、使用者の使
い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御コード処理装置を適用したVTR
1およびリモートコマンダ6の一実施の形態の構成例を
示すブロック図である。
【図2】リモートコマンダ6のジョイスティック部6a
の断面図である。
【図3】図2において、操作部20が左方向に操作され
た様子を示す図である
【図4】ジョイスティック部6aの操作に対応する、V
TR1の状態に応じた動作を示す図である。
【図5】VTR1の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】VTR1の表示部2の表示例を示す図である。
【図7】本発明のリモコン装置を適用したリモートコマ
ンダの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図8】図8のリモートコマンダ30の処理手順を示す
フローチャートである。
【図9】図8のリモートコマンダ30の他の処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 VTR, 2 表示部, 2a 表示用マイコン,
3 メカ制御部,3a 現在のモード設定記憶部,
4 マイクロコンピュータ, 5 受光部,6 リモー
トコマンダ, 6a ジョイスティック部, 6b 発
光部, 11 シャフト, 12 アクチュエータ,
13a,13b,16a,16b,16c 接触板,
14 スプリング, 15 キートップ, 17 ボデ
ィ,18 カバー, 19 端子, 20 操作部,
21 端子, 30 リモートコマンダ, 31 受光
部, 32 マイクロコンピュータ, 33 本体のモ
ード設定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作に対応する制御コードを受信
    する受信手段と、 現在の状態を検出する検出手段と、 前記受信手段によって受信された前記制御コードに従っ
    て、前記検出手段によって検出された前記状態に対応す
    る機能の所定のものを実行する実行手段とを備えること
    を特徴とする制御コード処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御コードは、リモートコントロー
    ラの操作に対応するコードであることを特徴とする請求
    項1に記載の制御コード処理装置。
  3. 【請求項3】 前記リモートコマンダは、所定の操作を
    行う操作手段と、 前記操作手段の操作に対応する制御コードを送信する送
    信手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の制
    御コード処理装置。
  4. 【請求項4】 所定の操作に対応する制御コードを受信
    し、 現在の状態を検出し、 受信された前記制御コードに従って、検出された前記状
    態に対応する機能の所定のものを実行することを特徴と
    する制御コード処理方法。
  5. 【請求項5】 所定の操作を行う操作手段と、 所定の機器から送信されてきた前記機器の状態に対応す
    る状態情報を受信する受信手段と、 前記操作手段の操作を、前記受信手段によって受信され
    た前記状態情報に応じた制御コードに変換する変換手段
    と、 前記変換手段によって変換された前記制御コードを送信
    する送信手段とを備えることを特徴とするリモコン装
    置。
  6. 【請求項6】 前記状態情報は、前記機器より定期的に
    送信されることを特徴とする請求項5に記載のリモコン
    装置。
  7. 【請求項7】 前記機器に対して、前記機器の状態を問
    い合わせる問い合わせ手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項5に記載のリモコン装置。
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