JPH10190383A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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JPH10190383A
JPH10190383A JP34707596A JP34707596A JPH10190383A JP H10190383 A JPH10190383 A JP H10190383A JP 34707596 A JP34707596 A JP 34707596A JP 34707596 A JP34707596 A JP 34707596A JP H10190383 A JPH10190383 A JP H10190383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
level
noise
noise level
transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34707596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Harada
隆 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH10190383A publication Critical patent/JPH10190383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の周囲騒音に則した音声送出レベル制御
を行う。 【解決手段】 音声送出直前の騒音計1による騒音レベ
ルと音声送出中のそれとを、騒音レベル比較器8にて比
較し、音声送出中のそれが大となっており、その時の音
声送出レベルが可聴レベルより小の場合に、音声増幅器
3の利得を大としてスピーカ4からの音声送出レベルを
自動調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声出力装置に関
し、特に音声送出レベルを外部騒音状態に応じて制御し
つつ出力する用にした音声出力装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】発電監視制御や水道管理システム等にお
いて、システムを運用するセンタ操作室では、異常状態
発生時に、他の警報音等の騒音が多くなる場合が多い。
この様なセンタ操作室にて監視員に確実に異常状態を通
報すべく、音声出力することを目的とした音声合成装置
を用いた音声出力装置が必要である。
【0003】この様な装置においては、騒音状態にかか
わらず、異常状態情報を監視員に通知する必要がある
が、この場合、周囲の騒音が問題となる。この騒音を解
決する従来の技術として、特開昭61−287309号
公報や特開平5−316598号公報等に開示のものが
ある。
【0004】これ等技術においては、騒音レベルを監視
しておき、この騒音レベルに応じて出力音声のレベル制
御を行うことにより、常に聴取者に聴取可能な放送(音
声送出)を行うというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、音声出力直前または音声出力時に周囲の騒音
レベルを計測して音声出力レベルを決定しているので、
騒音の変動が激しく音声出力と同時に騒音が大きくなっ
て可聴レベルより小になると、その時の音声は良く聞こ
えないことになる。
【0006】従って、単に同一音声を繰返して出力レベ
ルにはなっておらず、よって確実に音声の聴取ができな
いという欠点がある。
【0007】また、発生した異常に関連した関連情報
を、その場の人間の判断で聞きたくても、従来の装置で
は、不可能である。
【0008】本発明の目的は、周囲の騒音の変動が激し
くてもそれに対応して確実な音声聴取を可能とした音声
出力装置を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、異常発生のみなら
ず、監視員の要求により、それに関連した関連情報をも
即時にかつ確実に出力することが可能な音声出力装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、音声送
出レベルを外部騒音状態に応じて制御しつつ出力する用
にした音声出力装置であって、外部の騒音レベルを測定
する騒音測定手段と、音声送出直前の前記騒音レベルに
応じて送出音声レベルを制御し、前記音声送出時の前記
騒音レベルと前記音声送出直前の前記騒音レベルとに応
じて前記音声送出レベルを制御する制御手段とを含むこ
とを特徴とする音声出力装置が得られる。
【0011】そして、前記制御手段は、前記音声送出時
の騒音レベルと前記音声送出直前の騒音レベルとを比較
する騒音レベル比較手段と、前記音声送出時の騒音レベ
ルが前記音声送出直前の騒音レベルよりも大きくかつ前
記音声送出時の騒音レベル状態において前記音声送出レ
ベルが可聴レベルより小の場合に、再度同一の音声を前
記音声送出時の騒音レベルに応じてレベル制御して送出
する手段とを有することを特徴としている。
【0012】また、前記制御手段は、前記音声送出時の
前記騒音レベルと前記音声送出直前の騒音レベルとを比
較する騒音レベル比較手段と、前記音声送出時の騒音レ
ベルが前記音声送出直前の騒音レベルよりも大きくかつ
前記音声送出時の騒音レベル状態において前記音声送出
レベルが可聴レベルより小の場合に、前記音声送出レベ
ルをそのときの騒音レベルに応じて制御して送出する手
段とを有することを特徴としている。
【0013】更に、前記音声送出は音声合成手段からの
出力であり、また、マイクと、このマイクからの入力音
声を認識する音声認識手段と、この認識結果に従って前
記音声合成手段からの音声出力を送出する手段とを更に
含み、前記制御手段は、前記音声合成手段からの音声送
出レベルを、前記手順と同一手順にて制御するよう構成
されていることを特徴としている。
【0014】すなわち、本発明では、従来技術にも備え
られた機能として、周囲の騒音を計測しこの騒音値のレ
ベルに応じて音声出力レベルを決定し音声出力を行って
いた機能に対し、更に騒音に応じて最適な制御を行う手
段として、音声出力レベル決定時の騒音値と音声出力時
の騒音値とを比較し、音声出力時の騒音値が大となって
かつそのままでは音声出力が可聴レベルより小となる様
な時に、自動的に音声出力レベルの制御を行う機能を追
加する。
【0015】また、再度通報内容を確認したり、関連す
る通報内容を確認する手段として、監視員の音声を音声
認識させ、認識した音声により通報の再起動,関連する
故障,異常項目の通報を行う機能を具備する。
【0016】このことにより人間が聞きずらかった音声
の時のみ再度音声が出力され、設定した繰返し回数分だ
け聞く必要もなく連続で発生した他の音声出力にも迅速
に対応できる。また聞き逃した音声に対しては再度人間
の音声を認識して再出力することも可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について図
面を用いて説明する。
【0018】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図1を参照すると、騒音計1は周囲の騒音レベルを
計測するものであり、音声制御出力部2はこの騒音レベ
ルに応じて音声増幅器3の増幅率を制御すると共に、音
声合成部7の音声合成出力の音声増幅器3への供給制御
を行う。スピーカ4は音声増幅器3の出力を受けて音声
送出をなす。
【0019】マイク5は監視員の発生音声を電気信号に
変換して音声認識部6へ出力し、音声認識部6はこの監
視員の音声の認識を行って、認識結果を音声合成部7へ
出力する。音声合成部7は音声制御出力部2,音声認識
部6及び騒音レベル比較器8の各出力に応じて音声合成
出力を導出して音声増幅器3へ供給するものである。
【0020】騒音レベル比較器8は音声送出直前の騒音
レベルと音声送出中の騒音レベルとの比較処理を行い、
この比較結果に応じて音声制御出力部2に対する制御を
行う。
【0021】かかる構成において、音声合成部7よりの
音声出力の送出を行う場合、その時(送出直前)の周囲
の騒音レベルを騒音計1にて測定し、そのレベルにより
音声制御出力部2にて音声出力レベルを決定してスピー
カ4の音量を、音声増幅器3の利得を制御することによ
り調整して送出する。
【0022】こうして出力した音声を含む周囲騒音レベ
ルを騒音計1にて測定し、先に測定した送出直前の騒音
レベルと現在の(送出中)の騒音レベルとを、騒音レベ
ル比較器8にて比較する。この比較により、現在の騒音
レベルがより大となっており、かつこの大なる騒音レベ
ルに対して音声送出レベルが可聴レベルより小であると
判断されれば、音声合成部7から再び同一の音声を読出
して、現在の騒音レベルに応じた送出レベルに制御し
て、音声増幅器3及びスピーカ4を介して送出するので
ある。
【0023】同一音声を再び繰返して送出する代りに、
騒音レベルの比較結果に従って、上述と同一の手順で現
在送出中の音声のレベルを、リアルタイムで制御する方
法も考えられる。
【0024】すなわち、音声送出直前の騒音レベルと、
音声送出中に時々刻々変化する騒音レベルとを常時比較
して、騒音レベルが大になって現在の送出レベルが可聴
レベルより低下することになれば、直ちにその時の騒音
レベルに応じた音声レベル制御を行って、可聴レベル以
上として送出するのである。
【0025】上述の騒音レベルに対する音声送出レベル
の制御は、予め実験的に得られているデータをROM
(リードオンメモリ)等の記憶手段に格納しておくこと
でこのROMデータを用いてリアルタイムに音声レベル
の制御が可能である。
【0026】また、マイク5により入力された監視員の
音声を音声認識部6にて認識し、音声合成部7にて音声
の再通報,関連する故障や異常項目の通報起動を行い、
スピーカ4より前述と同一の音声出力レベル決定のシー
ケンスを経て音声出力する様になっている。
【0027】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、周囲の騒
音の変動が激しい場合にも、それに応じたリアルタイム
の音声送出レベル制御が可能となり、特に監視システム
においては異常通報が確実に行えることになり、監視業
務の円滑化が図れるという効果がある。
【0028】また、異常通報と共に、それに関連する関
連情報も、監視者の要望に応じて即座に取出せるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 騒音計 2 音声制御出力部 3 音声増幅器 4 スピーカ 5 マイク 6 音声認識部 7 音声合成部 8 騒音レベル比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声送出レベルを外部騒音状態に応じて
    制御しつつ出力するようにした音声出力装置であって、
    外部の騒音レベルを測定する騒音測定手段と、音声送出
    直前の前記騒音レベルに応じて送出音声レベルを制御
    し、前記音声送出時の前記騒音レベルと前記音声送出直
    前の前記騒音レベルとに応じて前記音声送出レベルを制
    御する制御手段とを含むことを特徴とする音声出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記音声送出時の騒音
    レベルと前記音声送出直前の騒音レベルとを比較する騒
    音レベル比較手段と、前記音声送出時の騒音レベルが前
    記音声送出直前の騒音レベルよりも大きくかつ前記音声
    送出時の騒音レベル状態において前記音声送出レベルが
    可聴レベルより小の場合に、再度同一の音声を前記音声
    送出時の騒音レベルに応じてレベル制御して送出する手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の音声出力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記音声送出時の前記
    騒音レベルと前記音声送出直前の騒音レベルとを比較す
    る騒音レベル比較手段と、前記音声送出時の騒音レベル
    が前記音声送出直前の騒音レベルよりも大きくかつ前記
    音声送出時の騒音レベル状態において前記音声送出レベ
    ルが可聴レベルより小の場合に、前記音声送出レベルを
    そのときの騒音レベルに応じて制御して送出する手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の音声出力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記音声送出は音声合成手段からの出力
    であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の音
    声出力装置。
  5. 【請求項5】 マイクと、このマイクからの入力音声を
    認識する音声認識手段と、この認識結果に従って前記音
    声合成手段からの音声出力を送出する手段とを更に含む
    ことを特徴とする請求項4記載の音声出力装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記音声合成手段から
    の音声送出レベルを、前記手順と同一手順にて制御する
    よう構成されていることを特徴とする請求項5記載の音
    声出力装置。
JP34707596A 1996-12-26 1996-12-26 音声出力装置 Withdrawn JPH10190383A (ja)

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JP34707596A JPH10190383A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 音声出力装置

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JP34707596A JPH10190383A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 音声出力装置

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JPH10190383A true JPH10190383A (ja) 1998-07-21

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