JP2002300259A - 音声通話装置の評価試験方法及びシステム - Google Patents

音声通話装置の評価試験方法及びシステム

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JP2002300259A
JP2002300259A JP2001104073A JP2001104073A JP2002300259A JP 2002300259 A JP2002300259 A JP 2002300259A JP 2001104073 A JP2001104073 A JP 2001104073A JP 2001104073 A JP2001104073 A JP 2001104073A JP 2002300259 A JP2002300259 A JP 2002300259A
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voice
communication device
signal
voice communication
evaluation
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JP2001104073A
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Yutaka Yamauchi
豊 山内
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Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定量的な評価結果を得ることができる音声通
話装置評価試験方法を提供する。 【解決手段】 音源が固定メッセージを発生するステッ
プと、評価対象機器である音声通話装置に接続された音
声受信手段が前記固定メッセージを受け、前記固定メッ
セージを前記音声通話装置に応じた形式の信号に変換
し、変換された信号を前記音声通話装置に供給するステ
ップと、前記音声通話装置が前記受けた信号に対して所
定の処理を行い、接続された音声送出手段に供給するス
テップと、前記音声送出手段が前記受けた信号に所定の
処理及び増幅を行って、可聴音として出力するステップ
と、音声認識手段が前記可聴音を受信し、音声認識処理
を行ってテキスト文書として出力するステップと、前記
テキスト文書を、前記音源が発生した固定メッセージの
テキスト文書と比較し、これらの違いに基づいた評価を
決定するステップとを含む

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声通話装置の音
声品質を評価する試験方法と、このような試験をおこな
うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、様々な音声通話装置が使用されて
いるが、その通話方式や機種ごとに音声品質は著しく異
なる。特に音声圧縮による音声品質の劣化は大きく、例
えば携帯電話やIP電話通信などは、通常の一般電話機
に比べて明らかに低品質である。様々な音声通話装置の
音声品質を客観的に評価するために、従来では、オピニ
オン評価試験がよく用いられていた。
【0003】図1は、このような従来のオピニオン評価
試験を行うシステムの構成を示すブロック図である。こ
のシステムは、音源11と、音声受信手段12と、音声
通話装置13と、音声送出手段14とをこの順序で接続
して具える。音源11は、予め決められた音声メッセー
ジを発生する。この音声メッセージを、予め録音された
メッセージ、又は、合成音声としてもよい。音声受信手
段12は、音源11が発生した音声メッセージを受け、
所定の形式の信号に変換し、音声通話装置13に供給す
る。音声受信手段12は、前記音声メッセージを音声通
話装置13に利用可能な信号に変換するインタフェース
手段であり、例えばマイクロホン等であってもよく、音
声通話装置13の一部であってもよい。音声通話装置1
3は、この通話特性に関する評価の対象であり、例え
ば、電話機を始めとし、交換機や、IPを用いた音声G
atewayなどの音声通信機器全般であり、音声受信
手段12から受けた信号に対して、その機器に応じた処
理を行い、処理された信号を音声送出手段14に伝送す
る。音声送出手段14は、音声通話装置13から受けた
信号を可聴音に変換するインタフェース手段であり、例
えばスピーカ等であってもよく、音声通話装置13の一
部であってもよい。
【0004】実際のオピニオン評価試験の際、音源11
は音声の固定メッセージ(ここで、固定メッセージと
は、評価時に決まった言葉を発生するのではなく、予め
用意した音声を送出することを意味する)を発生し、音
声受信手段12及び音声通話装置13を経由して、音声
送出手段14により送出された前記固定メッセージを人
間の評価者15が聞き、例えば5段階の優劣で分類する
ことによって評価していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようの従来のオピ
ニオン評価方法の欠点は、前記評価者が人間であるた
め、同じ音源による固定メッセージを送出していても、
評価者によって評価が異なる場合が多いことである。
【0006】また、同じ評価者であっても、いろいろな
種類の音源を聞いているうちに、最初に評価した結果と
後で出した結果に違いが出る(混乱したり、わからなく
なったり、迷ったりする)ことがあったり、その日の気
分や体調によって聞こえ方、感じ方が違ったりすること
があり、そのために評価した結果が異なってしまうこと
があるという欠点がある。
【0007】このように、従来のオピニオン評価試験に
おいて、これらのような評価者による評価のばらつき
や、評価者の体調等による評価のばらつきを平均化し、
各々の評価対象装置の相対的な評価を得るためには非常
に多くのサンプル数が必要であり、したがって、多くの
評価者が必要となり、評価時間も増大してしまうという
欠点があった。
【0008】上述したことを鑑み、本発明の目的は、上
述したような欠点がない音声通話装置の評価試験方法及
びシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による音声通話装
置評価試験方法は、音源が固定メッセージを発生するス
テップと、評価対象機器である音声通話装置に接続され
た音声受信手段が前記固定メッセージを受け、前記固定
メッセージを前記音声通話装置に応じた形式の信号に変
換し、変換された信号を前記音声通話装置に供給するス
テップと、前記音声通話装置が前記受けた信号に対して
所定の処理を行い、接続された音声送出手段に供給する
ステップと、前記音声送出手段が前記受けた信号に所定
の処理及び増幅を行って、可聴音として出力するステッ
プと、音声認識手段が前記可聴音を受信し、音声認識処
理を行ってテキスト文書として出力するステップと、前
記テキスト文書を、前記音源が発生した固定メッセージ
のテキスト文書と比較し、これらの違いに基づいた評価
を決定するステップとを含むことを特徴とする。
【0010】前記2つのテキスト文書の違いに基づく評
価は、誤り文字数及び/又は誤り文字列の種類に基づい
てもよい。
【0011】本発明による音声通話装置評価試験システ
ムは、固定メッセージを発生する音源と、評価対象機器
である音声通話装置に接続され、前記固定メッセージを
受け、前記音声通話装置に適した形式の信号に変換して
前記音声通話装置に供給する音声受信手段と、前記音声
通話装置に接続され、前記音声通話装置が出力した信号
を受け、所定の処理及び増幅を行って可聴音として出力
する音声送出手段と、前記可聴音を受け、音声認識処理
を行ってテキスト文書として出力する音声認識手段と、
前記音声認識手段に接続され、前記音声認識手段から受
けた前記テキスト文書を前記固定メッセージのテキスト
文書と比較し、これらの違いに基づいた評価を出力する
評価手段とを具えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明による音声通話装
置評価試験システムの構成を示すブロック図である。本
システムは、音源21と、音声受信手段22と、音声通
話装置23と、音声送出手段24と、音声認識手段25
と、評価手段26とをこの順序で接続して具える。音源
21は、予め決められた音声メッセージを発生する。こ
の音声メッセージを、予め録音されたメッセージ、又
は、合成音声としてもよい。音声受信手段22は、音源
21が発生した音声メッセージを受け、所定の形式の信
号に変換し、音声通話装置23に供給する。音声受信手
段22は、前記音声メッセージを音声通話装置23に利
用可能な信号に変換するインタフェース手段であり、例
えばマイクロホン等であってもよく、音声通話装置23
の一部であってもよい。音声通話装置23は、この通話
特性に関する評価の対象であり、例えば、電話機を始め
とし、交換機や、IPを用いた音声Gatewayなど
の音声通信機器全般であり、音声受信手段22から受け
た信号に対して、その機器に応じた処理を行い、処理さ
れた信号を音声送出手段24に伝送する。音声送出手段
24は、音声通話装置23から受けた信号を可聴音に変
換するインタフェース手段であり、例えばスピーカ等で
あってもよく、音声通話装置23の一部であってもよ
い。ここまでに説明した各々の手段は、従来のオピニオ
ン試験に用いられているものと同様である。
【0013】音声認識手段25は、前記可聴音を受信
し、音声認識を行い、その結果をテキスト文書として出
力する。この音声認識手段25を、例えば、マイクロホ
ンを具え、音声認識プログラムが動作するパーソナルコ
ンピュータとしてもよく、専用のハードウェアとしても
よい。また、前記音声認識プログラムは、一般的に市場
で入手できるものを使用してもよい。比較手段26は、
音源21が発生した固定メッセージのテキスト文書を予
め有し、このテキスト文書と音声認識手段25が出力し
たテキスト文書とを比較し、誤り文字数及び/又は誤り
文字列の種類に基づいて、例えば、従来のオピニオン評
価試験と同様の5段階における評価を決定する。この評
価を、前記誤り文字数及び/又は誤り文字列と共に出力
してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、定量的な評価結果を得
ることができる音声通話装置評価試験方法及びシステム
が提供される。5段階分類(評価結果)で判定結果を出
す場合においても、同じ固定メッセージを繰り返し評価
する場合、評価結果が測定ごとに異なることはなくな
る。また、測定するたびに評価結果が変わったりするこ
ともないので、評価者の人数も削減することができる。
決まった測定値が表示されるので、評価測定時間の短縮
にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のオピニオン評価試験を行うシステムの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明による音声通話装置評価試験システム
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、21 音源 12、22 音声受信手段 13、23 音声通話装置 14、24 音声送出手段 25 音声認識手段 26 評価手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D015 KK02 5K027 BB04 EE01 EE11 HH20 LL03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源が固定メッセージを発生するステッ
    プと、評価対象機器である音声通話装置に接続された音
    声受信手段が前記固定メッセージを受け、前記固定メッ
    セージを前記音声通話装置に応じた形式の信号に変換
    し、変換された信号を前記音声通話装置に供給するステ
    ップと、前記音声通話装置が前記受けた信号に対して所
    定の処理を行い、接続された音声送出手段に供給するス
    テップと、前記音声送出手段が前記受けた信号に所定の
    処理及び増幅を行って、可聴音として出力するステップ
    と、音声認識手段が前記可聴音を受信し、音声認識処理
    を行ってテキスト文書として出力するステップと、前記
    テキスト文書を、前記音源が発生した固定メッセージの
    テキスト文書と比較し、これらの違いに基づいた評価を
    決定するステップとを含むことを特徴とする音声通話装
    置評価試験方法
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声通話装置評価試験
    方法において、前記評価が、前記2つのテキスト文書間
    の誤り文字数及び/又は誤り文字列の種類に基づくこと
    を特徴とする音声通話装置評価試験方法。
  3. 【請求項3】 固定メッセージを発生する音源と、評価
    対象機器である音声通話装置に接続され、前記固定メッ
    セージを受け、前記音声通話装置に適した形式の信号に
    変換して前記音声通話装置に供給する音声受信手段と、
    前記音声通話装置に接続され、前記音声通話装置が出力
    した信号を受け、所定の処理及び増幅を行って可聴音と
    して出力する音声送出手段と、前記可聴音を受け、音声
    認識処理を行ってテキスト文書として出力する音声認識
    手段と、前記音声認識手段に接続され、前記音声認識手
    段から受けた前記テキスト文書を前記固定メッセージの
    テキスト文書と比較し、これらの違いに基づいた評価を
    出力する評価手段とを具えることを特徴とする音声通話
    装置評価試験システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011029306A1 (zh) * 2009-09-09 2011-03-17 中兴通讯股份有限公司 一种基于语音的客户评价系统及客户评价方法
JP2017097092A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社Jvcケンウッド 端末装置、通信方法
JP2017097093A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社Jvcケンウッド 端末装置、通信方法
JP2020013169A (ja) * 2019-10-29 2020-01-23 株式会社Jvcケンウッド 端末装置、通信方法及び通信プログラム
JP2021002131A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 モリカトロン株式会社 出力音誤り検出支援プログラム、出力音誤り検出支援方法、および、出力音誤り検出支援装置

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