JPH10189151A - パーソナルコンピュータ用電源コンセント - Google Patents
パーソナルコンピュータ用電源コンセントInfo
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- JPH10189151A JPH10189151A JP8358579A JP35857996A JPH10189151A JP H10189151 A JPH10189151 A JP H10189151A JP 8358579 A JP8358579 A JP 8358579A JP 35857996 A JP35857996 A JP 35857996A JP H10189151 A JPH10189151 A JP H10189151A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パソコンと周辺機器の電源投入を容易に行え
るようにする。 【解決手段】 オンスイッチ16を押下しオンさせる
と、リレー39のコイル部46が通電され、接点48、
50は共にオンする。接点48がオンしたことで、接点
48を通じてコイル部46に通電され、接点48、50
のオン状態は維持される。そして、接点50がオンした
ことにより、第2のコンセント12の一方の端子はすべ
て電源線44に接続され、したがって第2のコンセント
12を通じて各周辺機器に電力が供給さる。また、接点
50がオンしたことにより、タイムリレー38のコイル
部54にも電圧が印加され、その時点から数十秒後に接
点56がオンし、第1のコンセント10を通じてパソコ
ンに電力が供給される。
るようにする。 【解決手段】 オンスイッチ16を押下しオンさせる
と、リレー39のコイル部46が通電され、接点48、
50は共にオンする。接点48がオンしたことで、接点
48を通じてコイル部46に通電され、接点48、50
のオン状態は維持される。そして、接点50がオンした
ことにより、第2のコンセント12の一方の端子はすべ
て電源線44に接続され、したがって第2のコンセント
12を通じて各周辺機器に電力が供給さる。また、接点
50がオンしたことにより、タイムリレー38のコイル
部54にも電圧が印加され、その時点から数十秒後に接
点56がオンし、第1のコンセント10を通じてパソコ
ンに電力が供給される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ本体およびその周辺機器のためのパーソナルコン
ピュータ用電源コンセントに関し、特に電源をオン・オ
フする機能を備えたパーソナルコンピュータ用電源コン
セントに関するものである。
ュータ本体およびその周辺機器のためのパーソナルコン
ピュータ用電源コンセントに関し、特に電源をオン・オ
フする機能を備えたパーソナルコンピュータ用電源コン
セントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンともいう)は、一般にパソコン本体に、ハードディス
ク、スキャナ、プリンタなどの種々の周辺機器を接続し
て利用される。そのため、パソコンの使用を開始する場
合には、まず、パソコン本体のみならず、すべての周辺
機器の電源スイッチをオンにする必要がある。また、O
A用のテーブルタップと称して、4ないし6個のコンセ
ントを備えたものが市販されており、周辺機器の数が多
い場合には、このようなテーブルタップを利用して、パ
ソコン本体や各周辺機器の電源プラグが商用電源に接続
されている。
ンともいう)は、一般にパソコン本体に、ハードディス
ク、スキャナ、プリンタなどの種々の周辺機器を接続し
て利用される。そのため、パソコンの使用を開始する場
合には、まず、パソコン本体のみならず、すべての周辺
機器の電源スイッチをオンにする必要がある。また、O
A用のテーブルタップと称して、4ないし6個のコンセ
ントを備えたものが市販されており、周辺機器の数が多
い場合には、このようなテーブルタップを利用して、パ
ソコン本体や各周辺機器の電源プラグが商用電源に接続
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パソコンを使
用するとき毎回、パソコン本体および各周辺機器の電源
スイッチを1つ1つ操作してオンにするのは手間がかか
り、面倒である。周辺機器の数が多い場合にはなおさら
である。また、SCSI規格にもとづいて接続された周
辺機器などでは、パソコン本体より先に電源をオンする
必要があり、電源投入時にいちいちこのようなことに配
慮して操作するのは煩わしい。さらに、周辺機器の電源
を入れ忘れた場合、後から周辺機器の電源をオンしたの
ではパソコンのOS側でその周辺機器を認識できなくな
ることがあり、したがってこのような場合には一度すべ
ての電源を切り、その後、電源投入の操作をやり直す必
要がある。そこで本発明の目的は、パソコンおよび周辺
機器の電源投入に係わるこのような不便を解消するパー
ソナルコンピュータ用電源コンセントを提供することに
ある。
用するとき毎回、パソコン本体および各周辺機器の電源
スイッチを1つ1つ操作してオンにするのは手間がかか
り、面倒である。周辺機器の数が多い場合にはなおさら
である。また、SCSI規格にもとづいて接続された周
辺機器などでは、パソコン本体より先に電源をオンする
必要があり、電源投入時にいちいちこのようなことに配
慮して操作するのは煩わしい。さらに、周辺機器の電源
を入れ忘れた場合、後から周辺機器の電源をオンしたの
ではパソコンのOS側でその周辺機器を認識できなくな
ることがあり、したがってこのような場合には一度すべ
ての電源を切り、その後、電源投入の操作をやり直す必
要がある。そこで本発明の目的は、パソコンおよび周辺
機器の電源投入に係わるこのような不便を解消するパー
ソナルコンピュータ用電源コンセントを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、パーソナルコンピュータ本体の電源プラグを
装着する第1のコンセントと、前記パーソナルコンピュ
ータの周辺機器の電源プラグを装着する複数の第2のコ
ンセントを備えたパーソナルコンピュータ用電源コンセ
ントであって、前記第1および第2のコンセントを電源
に接続するか否かを切り替える電源スイッチと、前記電
源スイッチに対して所定の操作が行われたとき、前記第
2のコンセントを前記電源に接続し、その後、一定の時
間が経過したとき前記第1のコンセントを前記電源に接
続する接続制御手段を備えたことを特徴とする。
するため、パーソナルコンピュータ本体の電源プラグを
装着する第1のコンセントと、前記パーソナルコンピュ
ータの周辺機器の電源プラグを装着する複数の第2のコ
ンセントを備えたパーソナルコンピュータ用電源コンセ
ントであって、前記第1および第2のコンセントを電源
に接続するか否かを切り替える電源スイッチと、前記電
源スイッチに対して所定の操作が行われたとき、前記第
2のコンセントを前記電源に接続し、その後、一定の時
間が経過したとき前記第1のコンセントを前記電源に接
続する接続制御手段を備えたことを特徴とする。
【0005】本発明はまた、前記接続制御手段が、第1
および第2のスイッチ手段を備え、前記第2のスイッチ
手段は、前記電源スイッチに対して所定の操作が行われ
たとき、オンして前記第2のコンセントを前記電源に接
続し、前記第1のスイッチ手段は、前記第2のスイッチ
手段がオンして一定の時間が経過したときオンし、前記
第1のコンセントを前記電源に接続することを特徴とす
る。本発明はまた、第1のスイッチ手段がタイムリレー
を含み、前記タイムリレーのコイル部は、第2のスイッ
チ手段を通じて通電され、前記第1のコンセントの一方
の端子は前記タイムリレーの接点を通じて前記電源に接
続されていることを特徴とする。本発明はまた、複数の
前記第2のコンセントおよび前記タイムリレーのコイル
部が並列に接続され、一方の共通接続点が前記第2のス
イッチ手段を通じて前記電源に接続されていることを特
徴とする。
および第2のスイッチ手段を備え、前記第2のスイッチ
手段は、前記電源スイッチに対して所定の操作が行われ
たとき、オンして前記第2のコンセントを前記電源に接
続し、前記第1のスイッチ手段は、前記第2のスイッチ
手段がオンして一定の時間が経過したときオンし、前記
第1のコンセントを前記電源に接続することを特徴とす
る。本発明はまた、第1のスイッチ手段がタイムリレー
を含み、前記タイムリレーのコイル部は、第2のスイッ
チ手段を通じて通電され、前記第1のコンセントの一方
の端子は前記タイムリレーの接点を通じて前記電源に接
続されていることを特徴とする。本発明はまた、複数の
前記第2のコンセントおよび前記タイムリレーのコイル
部が並列に接続され、一方の共通接続点が前記第2のス
イッチ手段を通じて前記電源に接続されていることを特
徴とする。
【0006】本発明はまた、前記第2のスイッチ手段が
リレーを含んで構成され、前記リレーのコイル部は前記
電源スイッチがオンすることで通電され、その結果、前
記リレーの接点がオンして前記第2のスイッチ手段はオ
ン状態となることを特徴とする。本発明はまた、前記第
2のスイッチ手段が、前記第2のコンセントを前記電源
に接続する半導体スイッチ素子を含んで構成されている
ことを特徴とする。本発明はまた、第1のスイッチ手段
が、前記第1のコンセントを前記電源に接続する半導体
スイッチ素子と、第2のスイッチ手段がオンして一定の
時間が経過したとき前記半導体スイッチ素子をオンさせ
る制御回路と、を含んで構成されていることを特徴とす
る。
リレーを含んで構成され、前記リレーのコイル部は前記
電源スイッチがオンすることで通電され、その結果、前
記リレーの接点がオンして前記第2のスイッチ手段はオ
ン状態となることを特徴とする。本発明はまた、前記第
2のスイッチ手段が、前記第2のコンセントを前記電源
に接続する半導体スイッチ素子を含んで構成されている
ことを特徴とする。本発明はまた、第1のスイッチ手段
が、前記第1のコンセントを前記電源に接続する半導体
スイッチ素子と、第2のスイッチ手段がオンして一定の
時間が経過したとき前記半導体スイッチ素子をオンさせ
る制御回路と、を含んで構成されていることを特徴とす
る。
【0007】本発明のパーソナルコンピュータ用電源コ
ンセントでは、電源スイッチに対して所定の操作が行わ
れたとき、接続制御手段は、まず、第2のコンセントを
電源に接続し、その後、一定の時間が経過したとき第1
のコンセントを電源に接続する。したがって、パソコン
の使用者は、パソコンの使用に先立って単に電源スイッ
チに対して所定の操作を行うのみで、極めて容易にすべ
ての周辺機器およびパソコンに電力を供給でき、しかも
その際、周辺機器およびパソコンに対する電源投入の順
序を一切考慮する必要がない。
ンセントでは、電源スイッチに対して所定の操作が行わ
れたとき、接続制御手段は、まず、第2のコンセントを
電源に接続し、その後、一定の時間が経過したとき第1
のコンセントを電源に接続する。したがって、パソコン
の使用者は、パソコンの使用に先立って単に電源スイッ
チに対して所定の操作を行うのみで、極めて容易にすべ
ての周辺機器およびパソコンに電力を供給でき、しかも
その際、周辺機器およびパソコンに対する電源投入の順
序を一切考慮する必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
るパソコン用電源コンセントの一例を示す回路図、図2
は、図1のパーソナルコンピュータ用電源コンセントの
外観を、この電源コンセントに接続されるパソコンおよ
び周辺機器と共に示す斜視図である。図2に示すよう
に、このパソコン用電源コンセント2の外観は長方形で
棒状に形成され、ケース4の上面に、パソコン本体6の
電源プラグ8を装着する第1のコンセント10と、パソ
コンの周辺機器の電源プラグ8を装着する5つの第2の
コンセント12が設けられ、また、第1および第2のコ
ンセント10,12を電源に接続するか否かを切り替え
る電源スイッチ14として、オンスイッチ16およびオ
フスイッチ18が設けられている。
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
るパソコン用電源コンセントの一例を示す回路図、図2
は、図1のパーソナルコンピュータ用電源コンセントの
外観を、この電源コンセントに接続されるパソコンおよ
び周辺機器と共に示す斜視図である。図2に示すよう
に、このパソコン用電源コンセント2の外観は長方形で
棒状に形成され、ケース4の上面に、パソコン本体6の
電源プラグ8を装着する第1のコンセント10と、パソ
コンの周辺機器の電源プラグ8を装着する5つの第2の
コンセント12が設けられ、また、第1および第2のコ
ンセント10,12を電源に接続するか否かを切り替え
る電源スイッチ14として、オンスイッチ16およびオ
フスイッチ18が設けられている。
【0009】第2のコンセント12には、例えば図2に
示したようにパソコンの周辺機器であるレーザプリンタ
20、ラインプリンタ22、ハードディスクドライブ2
4、スキャナ26、光磁気ディスクドライブ28などの
電源プラグ8が装着される。ケース4の一方の端部から
は電源コード30が導出されており、その先端に接続さ
れた不図示の電源プラグが、AC100Vの商用電源の
コンセントに接続される。
示したようにパソコンの周辺機器であるレーザプリンタ
20、ラインプリンタ22、ハードディスクドライブ2
4、スキャナ26、光磁気ディスクドライブ28などの
電源プラグ8が装着される。ケース4の一方の端部から
は電源コード30が導出されており、その先端に接続さ
れた不図示の電源プラグが、AC100Vの商用電源の
コンセントに接続される。
【0010】ケース4内には、電源スイッチ14に対し
て所定の操作が行われたとき、第2のコンセント12を
電源に接続し、その後、一定の時間が経過したとき第1
のコンセント10を電源に接続する接続制御手段32が
収容されており、その回路構成は図1に示すようなもの
となっている。
て所定の操作が行われたとき、第2のコンセント12を
電源に接続し、その後、一定の時間が経過したとき第1
のコンセント10を電源に接続する接続制御手段32が
収容されており、その回路構成は図1に示すようなもの
となっている。
【0011】接続制御手段32は、第1および第2のス
イッチ手段34,36を含み、第1のスイッチ手段34
はタイムリレー38を含み、第2のスイッチ手段36は
リレー39を含んで構成されている。回路構成について
詳しく説明すると、電源スイッチ14を構成するオンス
イッチ16は、常時はオフ状態にあるが、ボタン40が
押下されたときオン状態となる。一方、電源スイッチ1
4のオフスイッチ18は、常時はオン状態にあるが、ボ
タン42が押下されたときオフ状態となる。オンスイッ
チ16およびオフスイッチ18は直列に接続され、オン
スイッチ16の、オフスイッチ18と反対側の端子は、
AC100Vの商用電源の一方の電源線44に接続され
ている。
イッチ手段34,36を含み、第1のスイッチ手段34
はタイムリレー38を含み、第2のスイッチ手段36は
リレー39を含んで構成されている。回路構成について
詳しく説明すると、電源スイッチ14を構成するオンス
イッチ16は、常時はオフ状態にあるが、ボタン40が
押下されたときオン状態となる。一方、電源スイッチ1
4のオフスイッチ18は、常時はオン状態にあるが、ボ
タン42が押下されたときオフ状態となる。オンスイッ
チ16およびオフスイッチ18は直列に接続され、オン
スイッチ16の、オフスイッチ18と反対側の端子は、
AC100Vの商用電源の一方の電源線44に接続され
ている。
【0012】なお、オンスイッチ16およびオフスイッ
チ18はそれぞれボタン40、42が押下されていると
きのみ、オンおよびオフとなり、手を離してボタン4
0、42の押下が解消されると、直ちにもとのオン、オ
フの状態に戻る。リレー39は、コイル部46と、コイ
ル部46に通電されたときオンする2つの接点48、5
0とを含み、コイル部46は、AC100Vの商用電源
のもう一方の電源線52と、オフスイッチ18の、オン
スイッチ16と反対側の端子との間に接続されている。
そして、接点48は、オンスイッチ16と並列に接続さ
れ、接点50の一方の端子は、上記電源線44に接続さ
れている。第2のコンセント12はすべて並列に接続さ
れ、接点50のもう一方の端子と、電源線52との間に
接続されている。
チ18はそれぞれボタン40、42が押下されていると
きのみ、オンおよびオフとなり、手を離してボタン4
0、42の押下が解消されると、直ちにもとのオン、オ
フの状態に戻る。リレー39は、コイル部46と、コイ
ル部46に通電されたときオンする2つの接点48、5
0とを含み、コイル部46は、AC100Vの商用電源
のもう一方の電源線52と、オフスイッチ18の、オン
スイッチ16と反対側の端子との間に接続されている。
そして、接点48は、オンスイッチ16と並列に接続さ
れ、接点50の一方の端子は、上記電源線44に接続さ
れている。第2のコンセント12はすべて並列に接続さ
れ、接点50のもう一方の端子と、電源線52との間に
接続されている。
【0013】タイムリレー38は、コイル部54と、コ
イル部54に電圧が印加されたときオンする接点56と
を備え、コイル部54は第2のコンセント12に並列に
接続され、接点56は、第1のコンセント10と直列接
続され、そして電源線44、52の間に接続されてい
る。タイムリレー38は、コイル部54に電圧が印加さ
れて、本実施例では1例として数十秒の時間が経過した
とき接点56がオン状態となるようになっている。
イル部54に電圧が印加されたときオンする接点56と
を備え、コイル部54は第2のコンセント12に並列に
接続され、接点56は、第1のコンセント10と直列接
続され、そして電源線44、52の間に接続されてい
る。タイムリレー38は、コイル部54に電圧が印加さ
れて、本実施例では1例として数十秒の時間が経過した
とき接点56がオン状態となるようになっている。
【0014】次に動作を説明する。パソコンの使用者
は、パソコンの使用を開始する際は電源スイッチ14の
オンスイッチ16を押下する。これによりオンスイッチ
16はオンし、またオフスイッチ18は常時はオン状態
となっているので、リレー39のコイル部46は通電さ
れ、その結果、接点48、50は共にオンする。
は、パソコンの使用を開始する際は電源スイッチ14の
オンスイッチ16を押下する。これによりオンスイッチ
16はオンし、またオフスイッチ18は常時はオン状態
となっているので、リレー39のコイル部46は通電さ
れ、その結果、接点48、50は共にオンする。
【0015】ここで、接点48がオンしたことで、オン
スイッチ16のボタン40の押下が解消されても、接点
48を通じてコイル部46に通電され、接点48、50
のオン状態は維持される。そして、接点50がオンした
ことで、第2のコンセント12の一方の端子はすべて電
源線44に接続され、したがって第2のコンセント12
を通じて各周辺機器に電力が供給されることになる。ま
た、接点50がオンしたことにより、タイムリレー38
のコイル部54にも電圧が印加され、したがって、その
時点から数十秒後に接点56がオンし、第1のコンセン
ト10を通じてパソコン本体6に電力が供給される。
スイッチ16のボタン40の押下が解消されても、接点
48を通じてコイル部46に通電され、接点48、50
のオン状態は維持される。そして、接点50がオンした
ことで、第2のコンセント12の一方の端子はすべて電
源線44に接続され、したがって第2のコンセント12
を通じて各周辺機器に電力が供給されることになる。ま
た、接点50がオンしたことにより、タイムリレー38
のコイル部54にも電圧が印加され、したがって、その
時点から数十秒後に接点56がオンし、第1のコンセン
ト10を通じてパソコン本体6に電力が供給される。
【0016】一方、パソコンの使用を終了し、電源をオ
フするときは、パソコンの使用者はオフスイッチ18の
ボタン42を押下する。これにより、コイル部46に対
する通電が解消され、接点48、50はオフ状態とな
る。ここで、まず接点48がオフしたことで、オフスイ
ッチ18のボタン42の押下が解消され、オフスイッチ
18がオン状態に戻っても、コイル部46へは通電され
ず、接点48、50のオフ状態が維持される。そして、
接点50がオフしたことで、第2のコンセント12の電
源線44への接続が解消され、第2のコンセント12を
通じた各周辺機器への電力の供給が停止される。また、
タイムリレー38のコイル部54に対しても電圧が印加
されなくなるので、接点56もオフとなり、パソコン本
体6への電力供給も停止される。
フするときは、パソコンの使用者はオフスイッチ18の
ボタン42を押下する。これにより、コイル部46に対
する通電が解消され、接点48、50はオフ状態とな
る。ここで、まず接点48がオフしたことで、オフスイ
ッチ18のボタン42の押下が解消され、オフスイッチ
18がオン状態に戻っても、コイル部46へは通電され
ず、接点48、50のオフ状態が維持される。そして、
接点50がオフしたことで、第2のコンセント12の電
源線44への接続が解消され、第2のコンセント12を
通じた各周辺機器への電力の供給が停止される。また、
タイムリレー38のコイル部54に対しても電圧が印加
されなくなるので、接点56もオフとなり、パソコン本
体6への電力供給も停止される。
【0017】このように本実施例のパソコン用電源コン
セント2では、パソコンの使用者は、パソコンの使用を
開始するときは、単にオンスイッチ16のみを操作すれ
ばよく、それによってパソコン本体6およびすべての周
辺機器を電源に接続して動作状態とすることができる。
また、その際、周辺機器がまず電源に接続され、その
後、一定の時間が経過したところでパソコン本体6が電
源に接続されるので、パソコンの使用者は、従来のよう
に電源の投入順序に対して配慮する必要が一切ない。ま
た、接続制御手段32の回路構成は簡素であり、従来の
OA用テーブルタップと大きさおよび形状があまり変ら
ないケースに組み込むことができるので、場所をとるこ
ともない。
セント2では、パソコンの使用者は、パソコンの使用を
開始するときは、単にオンスイッチ16のみを操作すれ
ばよく、それによってパソコン本体6およびすべての周
辺機器を電源に接続して動作状態とすることができる。
また、その際、周辺機器がまず電源に接続され、その
後、一定の時間が経過したところでパソコン本体6が電
源に接続されるので、パソコンの使用者は、従来のよう
に電源の投入順序に対して配慮する必要が一切ない。ま
た、接続制御手段32の回路構成は簡素であり、従来の
OA用テーブルタップと大きさおよび形状があまり変ら
ないケースに組み込むことができるので、場所をとるこ
ともない。
【0018】なお、本実施例ではリレーを用いて接続制
御手段を構成したが、リレーを使用しない構成とするこ
とも可能であり、例えば図3に示すように、電源スイッ
チ58を、第2のコンセント12およびタイムリレー3
8と電源線44との間に接続してもよい。このような構
成でも、電源スイッチ58をオンすることで、まず第2
のコンセント12およびタイムリレー38に電圧が印加
され、その後一定の時間後に接点56がオンして第1の
コンセント10が電源に接続される。ただし、この場合
には、電源スイッチ58としては、電流容量の大きいも
のを用いる必要がある。
御手段を構成したが、リレーを使用しない構成とするこ
とも可能であり、例えば図3に示すように、電源スイッ
チ58を、第2のコンセント12およびタイムリレー3
8と電源線44との間に接続してもよい。このような構
成でも、電源スイッチ58をオンすることで、まず第2
のコンセント12およびタイムリレー38に電圧が印加
され、その後一定の時間後に接点56がオンして第1の
コンセント10が電源に接続される。ただし、この場合
には、電源スイッチ58としては、電流容量の大きいも
のを用いる必要がある。
【0019】また、リレー39や、タイムリレー38を
用いる代りに半導体スイッチ素子を用いて、第1および
第2のコンセント10,12の電源線への接続をオン、
オフすることも可能である。その場合には、第1のコン
セント10を電源線44に接続する半導体スイッチ素子
は、例えばタイマ回路などを含む所定の制御回路を設け
て、第2のスイッチ手段36がオンして一定の時間が経
過したときオンさせるようにすればよい。
用いる代りに半導体スイッチ素子を用いて、第1および
第2のコンセント10,12の電源線への接続をオン、
オフすることも可能である。その場合には、第1のコン
セント10を電源線44に接続する半導体スイッチ素子
は、例えばタイマ回路などを含む所定の制御回路を設け
て、第2のスイッチ手段36がオンして一定の時間が経
過したときオンさせるようにすればよい。
【0020】また、上記実施例では、第1のコンセント
10は、第2のコンセント12より数十秒遅れて電源線
に接続されるとしたが、この遅延時間はあくまでも一例
であり、使用する周辺機器やパソコンに応じて種々に設
定すればよい。
10は、第2のコンセント12より数十秒遅れて電源線
に接続されるとしたが、この遅延時間はあくまでも一例
であり、使用する周辺機器やパソコンに応じて種々に設
定すればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパーソナル
コンピュータ用電源コンセントでは、電源スイッチに対
して所定の操作が行われたとき、接続制御手段は、まず
第2のコンセントを電源に接続し、その後、一定の時間
が経過したとき第1のコンセントを電源に接続する。し
たがって、パソコンの使用者は、パソコンの使用に先立
って単に電源スイッチに対して所定の操作を行うのみ
で、極めて容易にすべての周辺機器およびパソコンに電
力を供給でき、しかもその際、周辺機器およびパソコン
に対する電源投入の順序を一切考慮する必要がない。ま
た、接続制御手段は簡単な回路により構成できるので、
従来のOA用テーブルタップと大きさおよび形状があま
り変らないケースに組み込むことも可能であり、場所を
とらない。
コンピュータ用電源コンセントでは、電源スイッチに対
して所定の操作が行われたとき、接続制御手段は、まず
第2のコンセントを電源に接続し、その後、一定の時間
が経過したとき第1のコンセントを電源に接続する。し
たがって、パソコンの使用者は、パソコンの使用に先立
って単に電源スイッチに対して所定の操作を行うのみ
で、極めて容易にすべての周辺機器およびパソコンに電
力を供給でき、しかもその際、周辺機器およびパソコン
に対する電源投入の順序を一切考慮する必要がない。ま
た、接続制御手段は簡単な回路により構成できるので、
従来のOA用テーブルタップと大きさおよび形状があま
り変らないケースに組み込むことも可能であり、場所を
とらない。
【図1】本発明によるパソコン用電源コンセントの一例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ用電源コンセン
トの外観を、この電源コンセントに接続されるパソコン
および周辺機器と共に示す斜視図である。
トの外観を、この電源コンセントに接続されるパソコン
および周辺機器と共に示す斜視図である。
【図3】である。
2 パソコン用電源コンセント 4 ケース 6 パソコン本体 8 電源プラグ 10 第1のコンセント 12 第2のコンセント 14 電源スイッチ 16 オンスイッチ 18 オフスイッチ 20 レーザプリンタ 22 ラインプリンタ 24 ハードディスクドライブ 26 スキャナ 28 光磁気ディスクドライブ 30 電源コード 32 接続制御手段 34 第1のスイッチ手段 36 第2のスイッチ手段 38 タイムリレー 39 リレー 40 ボタン 42 ボタン
Claims (7)
- 【請求項1】 パーソナルコンピュータ本体の電源プラ
グを装着する第1のコンセントと、前記パーソナルコン
ピュータの周辺機器の電源プラグを装着する複数の第2
のコンセントを備えたパーソナルコンピュータ用電源コ
ンセントであって、 前記第1および第2のコンセントを電源に接続するか否
かを切り替える電源スイッチと、 前記電源スイッチに対して所定の操作が行われたとき、
前記第2のコンセントを前記電源に接続し、その後、一
定の時間が経過したとき前記第1のコンセントを前記電
源に接続する接続制御手段を備えた、 ことを特徴とするパーソナルコンピュータ用電源コンセ
ント。 - 【請求項2】 前記接続制御手段は、第1および第2の
スイッチ手段を備え、前記第2のスイッチ手段は、前記
電源スイッチに対して所定の操作が行われたとき、オン
して前記第2のコンセントを前記電源に接続し、前記第
1のスイッチ手段は、前記第2のスイッチ手段がオンし
て一定の時間が経過したときオンし、前記第1のコンセ
ントを前記電源に接続する請求項1記載のパーソナルコ
ンピュータ用電源コンセント。 - 【請求項3】 第1のスイッチ手段はタイムリレーを含
み、前記タイムリレーのコイル部は、第2のスイッチ手
段を通じて通電され、前記第1のコンセントの一方の端
子は前記タイムリレーの接点を通じて前記電源に接続さ
れている請求項1記載のパーソナルコンピュータ用電源
コンセント。 - 【請求項4】 複数の前記第2のコンセントおよび前記
タイムリレーのコイル部は並列に接続され、一方の共通
接続点が前記第2のスイッチ手段を通じて前記電源に接
続されている請求項3記載のパーソナルコンピュータ用
電源コンセント。 - 【請求項5】 前記第2のスイッチ手段はリレーを含ん
で構成され、前記リレーのコイル部は前記電源スイッチ
がオンすることで通電され、その結果、前記リレーの接
点がオンして前記第2のスイッチ手段はオン状態となる
請求項2ないし4のいずれかに記載のパーソナルコンピ
ュータ用電源コンセント。 - 【請求項6】 前記第2のスイッチ手段は、前記第2の
コンセントを前記電源に接続する半導体スイッチ素子を
含んで構成されている請求項2記載のパーソナルコンピ
ュータ用電源コンセント。 - 【請求項7】 第1のスイッチ手段は、前記第1のコン
セントを前記電源に接続する半導体スイッチ素子と、第
2のスイッチ手段がオンして一定の時間が経過したとき
前記半導体スイッチ素子をオンさせる制御回路とを含ん
で構成されている請求項1記載のパーソナルコンピュー
タ用電源コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358579A JPH10189151A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | パーソナルコンピュータ用電源コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358579A JPH10189151A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | パーソナルコンピュータ用電源コンセント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10189151A true JPH10189151A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18460046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8358579A Pending JPH10189151A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | パーソナルコンピュータ用電源コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10189151A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010087994A (ko) * | 2000-03-09 | 2001-09-26 | 이용만 | 전원제어기능을 갖는 멀티탭 |
WO2003032449A1 (en) * | 2001-10-10 | 2003-04-17 | Sung-Gyoun Lee | Apparatus for detecting load using electromagnetic induction |
GB2390237A (en) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Olson Electronics Ltd | power distribution system with delayed output |
KR100503987B1 (ko) * | 2002-01-10 | 2005-08-03 | (주)이-제로 | 멀티탭 장치 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8358579A patent/JPH10189151A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010087994A (ko) * | 2000-03-09 | 2001-09-26 | 이용만 | 전원제어기능을 갖는 멀티탭 |
WO2003032449A1 (en) * | 2001-10-10 | 2003-04-17 | Sung-Gyoun Lee | Apparatus for detecting load using electromagnetic induction |
KR100503987B1 (ko) * | 2002-01-10 | 2005-08-03 | (주)이-제로 | 멀티탭 장치 |
GB2390237A (en) * | 2002-06-25 | 2003-12-31 | Olson Electronics Ltd | power distribution system with delayed output |
GB2390237B (en) * | 2002-06-25 | 2006-06-21 | Olson Electronics Ltd | A power distribution system |
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