JPH10188577A - 半導体不揮発性記憶装置 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置

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JPH10188577A
JPH10188577A JP34006096A JP34006096A JPH10188577A JP H10188577 A JPH10188577 A JP H10188577A JP 34006096 A JP34006096 A JP 34006096A JP 34006096 A JP34006096 A JP 34006096A JP H10188577 A JPH10188577 A JP H10188577A
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JP
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data
erase
memory
memory cell
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JP34006096A
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Kenichi Satori
謙一 佐鳥
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御系回路を小面積化でき、特性、信頼性をデ
ータ用セルと同様にでき、ロックビットセルの形成が容
易に行える半導体不揮発性記憶装置を提供する。 【解決手段】メモリアレイ11a内にブロック単位への
書き込み/消去を許可するか禁止するかを示すデータが
書き込みまれるロックビットセルLMTを消去ブロック
単位で対応して形成し、アドレス指定されたブロックに
対して書き込み禁止命令を受けた場合に、当該ブロック
に対応するロックビットセルに対して書き込み/消去禁
止データを書き込み、メモリセルへの書き込みまたは消
去命令を受けた場合、アドレス指定された記憶ブロック
に対応したロックビットセルのデータを読み出し、読み
出しデータが書き込み/消去を禁止するデータの場合に
は書き込み動作を抑止し、書き込み/消去を許可するデ
ータの場合には書き込み動作を行う書き込み/消去制御
回路21aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き換え
可能でかつ分割消去可能な半導体不揮発性記憶装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な半導体不揮発性
記憶装置、たとえばDINOR型フラッシュメモリにお
いては、ページ単位で書き込みを行い、ブロック単位で
消去可能に構成されている。
【0003】近年、このようなフラッシュメモリにおい
て、特定の記憶ブロックに対して書き込み/消去動作を
禁止して重要なデータの消失を防止する構成を有するも
のが提案されている。具体的には、各消去ブロック単位
毎に対応して書き込み/消去の禁止・許可を制御するた
めのフラグビット(以下、ロックビットという)用メモ
リセルを設けた構成が採用されている。
【0004】図3は、ロックビット用メモリセルを設け
たDINOR型フラッシュメモリを示す構成図である。
このフラッシュメモリ10は、メモリセルアレイ11、
カラムアドレスA0〜Am-1 用アドレスバッファ12、
ロウアドレスAm〜An用アドレスバッファ13、プリ
Xデコーダ14、Xデコーダ15、Yデコーダ16、書
き込み用データラッチ回路17、カラムゲート群18、
センスアンプ群19、入出力バッファ20、書き込み/
消去制御回路21、昇圧/電源切換回路22、ロックビ
ット制御回路群23、およびロックビット用メモリセル
(以下、ロックビットセルという)群24により構成さ
れている。
【0005】メモリセルアレイ11は、たとえばm本の
ビット線BL1〜BLmが配線されている。また、各ビ
ット線BL1〜BLmには、n本のDINOR列が接続
されている。各DINOR列は、たとえば図4に示すよ
うに、主ビット線MBLに接続された副ビット線SBL
に4個のメモリトランジスタMT1〜MT4のドレイン
が接続されている。また、主ビット線MBLと副ビット
線SBLは選択ゲート線SLにより制御される選択トラ
ンジスタST1を介して接続される。副ビット線SBL
は、4本のワード線WL1〜WL4と交差し、各交差位
置に4個のメモリトランジスタMT1〜MT4が配置さ
れる。そして、選択トランジスタST1はXデコーダ1
5で駆動される選択ゲート線SL1により導通状態が制
御され、メモリトランジスタM1〜M4は同じくXデコ
ーダ15で駆動されるワード線WL1〜WL4により導
通状態が制御される。
【0006】書き込み用データラッチ回路17は、2つ
のインバータINV1,INV2の入出力同士を結合し
てなり、昇圧/電圧切換回路22により書き込み/消去
制御回路21に制御に基づくデータがラッチされるデー
タラッチ17−1〜17−mを有する。そして、各デー
タラッチ17−1〜17−mは書き込み/消去制御回路
21により導通状態が制御される転送ゲートT17−1
〜T17−mによりビット線B1L〜BLmの一端側に
接続されている。
【0007】カラムゲート群18は、各ビット線BL1
〜BLmの他端側とセンスアンプ19との間に接続され
た転送ゲートT18−1〜T18−mにより構成され、
各転送ゲートT18−1〜T18−mはYデコーダ16
により駆動されるカラム選択信号線CSL1〜CSL4
により導通状態が制御される。
【0008】センスアンプ群19の各センスアンプは、
たとえばビット線4本を一組として設けられ、アドレス
バッファ12を介して入力されるカラムアドレスに基づ
いて生成されるYデコーダ16による制御信号により駆
動される。
【0009】書き込み/消去制御回路21は、入出力バ
ッファ20を介して入力する書き込み、消去命令、およ
びロックビットの書き込み・読み出し命令を受けて、命
令に応じワード線、ビット線を駆動すべき電圧を昇圧/
電源切換22に指示するともに、書き込み・消去命令の
ときは転送ゲートT17−1〜T17−mを導通状態に
制御するとともに、ロックビット制御回路群23のロッ
クビットセルへのロックビットの書き込みおよびその読
み出し制御を行う。
【0010】ロックビット制御回路群23は、メモリセ
ルアレイの消去ブロック数、たとばワード線単位で消去
を行う場合には、ワード線数Mに応じた数Mだけ設けら
れ(23−1〜23−M)、アドレスバッファ13を介
して入力されるロウアドレスに含まれるブロックアドレ
スBLKおよびデータバスDBを介して入力されるロッ
クビット書き込み・読み出し命令LBW/Rをアクティ
ブのハイレベルで受けたときに、書き込み/消去制御回
路21による制御に基づいて、それぞれに対応して設け
られたロックビットセル24−1〜24−Mに書き込み
・消去を禁止すうロックデータの書き込みまたはそのロ
ックデータの読み出し制御を行う。
【0011】図5に、ロックビット制御回路23−1
(〜23−m)の具体的な構成例を示す回路図である。
ロックビット制御回路23−1は、図5に示すように、
ブロックアドレスBLKAとロックビット書き込み・読
み出し命令LBW/Rの否定的論理積をとるナンドゲー
トNA23、ナンドゲートNA23の出力を反転してレ
ベル調整を行い、その出力信号をロックビットセル24
−1のゲート電極に供給するレベルシフタとしてのイン
バータINV23と、ロックデータ書き込み用データラ
ッチLTC23、データラッチLTC23の出力とロッ
クビットセル24−1のドレインとの間に接続され、ロ
ックデータ書き込み時に書き込み/消去制御回路21に
導通状態に制御される書き込み用転送ゲートTW23、
およびロックビットセル24−1のドレインとXデコー
ダ15の対応する入力ゲート(たとえばナンドゲート)
との間に接続され、ロックデータ読み出し時に導通状態
に制御される読み出し用転送ゲートTR23により構成
されている。
【0012】このような構成において、データ書き込み
を行う場合には、書き込み命令、さらには書き込みデー
タが入出力バッファ20を介して書き込み/消去制御回
路21に入力される。書き込み/消去制御回路21で
は、命令、データの入力に伴い、ワード線、ビット線を
駆動すべき電圧の昇圧/電源切換回路22への指示が行
われ、また、書き込み用転送ゲートT17−1〜17−
mの導通状態への制御が行われる。
【0013】このとき、ロックデータの読み出し命令L
BW/Rが書き込み/消去制御回路21およびロックビ
ット制御回路23−1〜23−mに供給される。また、
ロウアドレスに含まれるブロックアドレスBLKAがロ
ックビット制御回路23−1〜23−Mに供給される。
このとき、データの書き込み/消去が禁止された記憶ブ
ロックに対応して設けられたロックビット制御回路へハ
イレベルのブロックアドレスBLKAが供給される。
【0014】そして、ハイレベルのブロックアドレスB
LKAが供給されたブロックビット制御回路のナンドゲ
ートNA23の出力がローレベルとなり、インバータI
N23の出力信号がハイレベルとなり対応するロックビ
ットセルのゲートに供給される。これによりそのロック
ビットセルはオン状態となる。また、書き込み/消去制
御回路21によりロックビット制御回路23の読み出し
用転送ゲートTR23が導通状態に制御される。これに
より、ロックデータがXデコーダ15に読み出され書き
込み対象のブロックのワード線への書き込み駆動電圧の
供給が許可される。これにより、アドレス指定に応じて
昇圧/電源切換回路22による駆動電圧がXデコーダ1
5によりワード線に印加され、アドレス指定されたワー
ド線単位でデータの書き込みが行われる。
【0015】この書き込み動作が終了すると、たとえば
その書き込み領域を書き込み/消去の禁止領域とする必
要がある場合、ロックデータの書き込み命令LBW/R
が書き込み/消去制御回路21およびロックビット制御
回路23−1〜23−Mに供給される。また、ロウアド
レスに含まれるブロックアドレスBLKAがロックビッ
ト制御回路23−1〜23−mに供給される。このと
き、書き込みが行われ、データの書き込み/消去を禁止
すべき記憶ブロックに対応して設けられたロックビット
制御回路へハイレベルのブロックアドレスBLKAが供
給される。
【0016】そして、ハイレベルのブロックアドレスB
LKAが供給されたブロックビット制御回路のナンドゲ
ートNA23の出力がローレベルとなり、インバータI
N23の出力信号がハイレベルとなり対応するロックビ
ットセルのゲートに供給される。これによりそのロック
ビットセルはオン状態となる。また、書き込み/消去制
御回路21によりロックビット制御回路23の書き込み
用転送ゲートTW23が導通状態に制御されるととも
に、書き込み/消去制御回路21の指示を受けた昇圧/
電源切換回路22によりデータラッチLTC23にロッ
クデータ、たとべば1データがラッチされ、転送ゲート
TW23を介してロックビットセルに書き込まれる。
【0017】このように書き込み/消去が禁止された記
憶ブロックに対して書き込み命令が発せられる場合、ロ
ックデータの読み出し命令LBW/Rが書き込み/消去
制御回路21およびロックビット制御回路23−1〜2
3−Mに供給される。また、ロウアドレスに含まれるブ
ロックアドレスBLKAがロックビット制御回路23−
1〜23−Mに供給される。このとき、データの書き込
み/消去が禁止された記憶ブロックに対応して設けられ
たロックビット制御回路へハイレベルのブロックアドレ
スBLKAが供給される。
【0018】そして、ハイレベルのブロックアドレスB
LKAが供給されたブロックビット制御回路のナンドゲ
ートNA23の出力がローレベルとなり、インバータI
N23の出力信号がハイレベルとなり対応するロックビ
ットセルのゲートに供給される。これによりそのロック
ビットセルはオン状態となる。また、書き込み/消去制
御回路21によりロックビット制御回路23の読み出し
用転送ゲートTR23が導通状態に制御される。これに
より、ロックデータがXデコーダ15に読み出され、書
き込み対象のブロックのワード線への書き込み駆動電圧
の供給が抑止され、データの書き込みは行われない。以
上の動作は、消去命令のときも同様である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したメモリ装置で
は、ロックビットセルはデータを記憶するメモリセルア
レイ11外に配置されている。この場合、ロックビット
セルに対して書き込み/消去/読み出しを行う専用の制
御回路23および21が必要であり、回路の複雑化を招
いている。また、データを記憶するメモリセルは繰り返
しアレイに配置するが、ロックビットセルは各々書き込
み/消去が行えるように単体のメモリセルを個別に配置
する必要がある。メモリセルの特性、出来上がりは単体
のセルを個別に配置するのと繰り返しアレイで配置する
のでは異なる。このため、チップではロックビット用メ
モリセルとデータ用メモリセルの双方の信頼性を別々に
確保する必要がある。また、分割単位が細かくなり分割
数が増加するとロックビットセル、書き込み/消去/読
み出し用の制御回路の面積増加が避けられない。
【0020】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ロックビット用の制御系回路の
小面積化でき、またロックビットの特性、信頼性をデー
タ用メモリセルと同様にでき、またロックビット用メモ
リセルの形成が容易に行える半導体不揮発性記憶装置を
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のデータ記憶用メモリセルがマトリ
クス状に配置されたメモリアレイを有し、上記メモリア
レイへのデータの書き込みおよび消去をブロック単位で
行う半導体不揮発性記憶装置であって、上記メモリアレ
イ内に消去ブロック単位で対応して形成され、当該ブロ
ック単位への書き込み/消去を許可するか禁止するかを
示すデータが書き込みまれる書き込み/消去禁止用メモ
リセルと、上記アドレス指定されたブロックに対して書
き込み/消去禁止命令を受けた場合に、当該ブロックに
対応する上記書き込み/消去禁止用メモリセルに対して
書き込み/消去禁止データを書き込む制御手段とを有す
る。
【0022】また、上記制御手段は、上記メモリセルへ
の書き込みまたは消去命令を受けた場合、アドレス指定
された記憶ブロックに対応した上記書き込み/消去禁止
用メモリセルのデータを読み出し、読み出しデータが書
き込み/消去を禁止するデータの場合には書き込み動作
を抑止し、書き込み/消去を許可するデータの場合には
書き込み動作を行う。
【0023】また、本発明では、書き込み/消去禁止用
メモリセルがアレイ状に配置され、当該書き込み/消去
禁止用メモリセルアレイは、少なくとも1本の補助ビッ
ト線と、ワード線毎に対応して上記補助ビット線に接続
された不揮発性メモリ素子とからなる。
【0024】好適には、上記書き込み/消去禁止用メモ
リセルの書き込み/消去/読み出し回路は、上記メモリ
アレイの回路を共用し、当該共用回路により選択的に、
書き込み/消去、および読み出しが行われる。
【0025】また、上記書き込み/消去禁止用メモリセ
ルはデータ記憶用メモリセルと同型のメモリトランジス
タからなり、当該書き込み/消去禁止用メモリセルの書
き込み/消去の禁止データが書き込まれている状態が、
データ記憶用メモリトランジスタの書き込み状態と同じ
状態であり、書き込み/消去の許可データが書き込まれ
ている状態が、データ記憶用メモリトランジスタの消去
状態と同じ状態である。
【0026】また、上記書き込み/消去禁止用メモリセ
ルはデータ記憶用メモリセルと同型のメモリトランジス
タからなり、当該書き込み/消去禁止用メモリセルの書
き込み/消去の禁止データが書き込まれている状態が、
データ記憶用メモリトランジスタのデプレション状態と
同じ状態であり、書き込み/消去の許可データが書き込
まれている状態が消去状態である。
【0027】本発明によれば、上記書き込み/消去禁止
用メモリセルがデータ記憶用メモリアレイ内に形成され
ていることから、書き込み/消去禁止用メモリセル用の
制御系回路の小面積化できる。また、書き込み/消去禁
止用メモリセルの特性、信頼性をデータ記憶用メモリト
ランジスタと同様にでき、またその形成も容易である。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る半導体不揮
発性記憶装置、たとえばDINOR型フラッシュメモリ
の一実施形態を示す構成図である。
【0029】このフラッシュメモリ10aは、メモリセ
ルアレイ11a、カラムアドレスA0〜Am-1 用アドレ
スバッファ12、ロウアドレスAm〜An用アドレスバ
ッファ13、プリXデコーダ14、Xデコーダ15、Y
デコーダ16a、書き込み用データラッチ回路17a、
カラムゲート群18a、センスアンプ群19a、入出力
バッファ20、書き込み/消去制御回路21a、および
昇圧/電源切換回路22aにより構成されている。
【0030】メモリセルアレイ11aは、たとえばm本
のビット線BL1〜BLmおよびロックビット線LBL
1が配線されている。また、各ビット線BL1〜BLm
には、n本の図4に示すような、DINOR列が接続さ
れており、ロックビット線LBL1にはたとえは選択ト
ランジスタLST1を介してワード線数と同数のメモリ
トランジスタLM1,・・・がロックビットセルとして
直列に接続されている。また、その他端側は図示しない
選択トランジスタを介して接地ラインに接続されてい
る。
【0031】また、各DINOR列は、たとえば図4に
示すように、それぞれビット線BL1〜BLmに接続さ
れた選択トランジスタST1と副ビット線に接続された
複数個(図4では4個)のメモリトランジスタMT1〜
MT4とから構成されている。そして、選択トランジス
タST1はXデコーダ15で駆動される共通の選択ゲー
ト線SL1により導通状態が制御され、メモリトランジ
スタMT1〜MT4およびLMT1,・・・は同じくX
デコーダ15で駆動される共通(同一行)のワード線W
L1〜WLn-m+1 により導通状態が制御される。なお、
メモリトランジスタとロックビットセルは同一構造を有
し、メモリセルアレイ領域に同一工程にて形成される。
【0032】ロックデータのロックビットセルLMTへ
の書き込み・非書き込み状態は、たとえば図2に示すよ
うに定義される。すなわち、書き込み/消去可能状態
は、図2(a)に示すように、電荷がフローティングゲ
ートFGに電荷がチャージされているしきい値電圧Vt
hが高い状態に制御される。この場合、コントロールゲ
ートCGの電圧(ワード線電圧)VgがVg≦Vthの
状態では電流が流れない。一方、書き込み/消去禁止状
態は、図2(b)または(c)に示すように、フローテ
ィングゲートFGに電荷がディスチャージされてしきい
値電圧Vthが低い状態に制御される。この場合、コン
トロールゲートCGの電圧(ワード線電圧)VgがVg
≧Vthの状態で電流が流れる。この電流が流れる/流
れない状態により書き込み/消去が禁止されているか許
可されているかが書き込み/消去制御回路21aにより
判定される。なお、書き込み/消去の許可データが書き
込まれている状態がデプレション状態となるように構成
してもよい。
【0033】書き込み用データラッチ回路17aは、2
つのインバータINV1,INV2の入出力同士を結合
してなり、昇圧/電圧切換回路22により書き込み/消
去制御回路21に制御に基づくデータがラッチされるデ
ータラッチ17−1〜17−m、並びにロックデータ用
データラッチLTC17を有する。そして、各データラ
ッチ17−1〜17−mは書き込み/消去制御回路21
により導通状態が制御される転送ゲートT17−1〜T
17−mによりビット線BL1〜BLmの一端側に接続
されており、データラッチLTC17は同じく書き込み
/消去制御回路21により導通状態が制御される書き込
み用転送ゲートTW17によりロックビット線LB1の
一端側に接続されている。
【0034】カラムゲート群18aは、各ビット線BL
1〜BLmの他端側とセンスアンプ群19aとの間に接
続された転送ゲートT18−1〜T18−mおよびロッ
クビット線LB1の他端側とセンスアンプ群19aとの
間に接続されたロックデータ読み出し用転送ゲートTR
18により構成されている。各転送ゲートT18−1〜
T18−mはYデコーダ16により駆動されるカラム選
択信号線CSL1〜CSL4により導通状態が制御さ
れ、ロックデータ読み出し用転送ゲートTR18は同じ
くYデコーダ16により駆動されるロックビット選択信
号線LBS1により導通状態が制御される。
【0035】センスアンプ19aは、たとえばビット線
4本を一組として設けられ、アドレスバッファ12を介
して入力されるカラムアドレスに基づいて生成されるY
デコーダ16による制御信号により駆動される。また、
ロックビットの読み出し用のものも設けられている。
【0036】書き込み/消去制御回路21aは、入出力
バッファ20を介して入力する書き込み、消去命令、お
よびロックビットの書き込み・読み出し命令を受けて、
命令に応じワード線、ビット線を駆動すべき電圧を昇圧
/電源切換22aに指示するともに、書き込み・消去命
令のときは転送ゲートT17−1〜T17−mおよびロ
ックデータ書き込み用転送ゲートTW17を導通状態に
制御するとともに、ロックビットセルLMT1へのロッ
クビットの書き込みおよびその読み出し制御を行う。
【0037】次に、上記構成による動作を説明する。デ
ータ書き込みを行う場合には、書き込み命令、さらには
書き込みデータが入出力バッファ20を介して書き込み
/消去制御回路21aに入力される。書き込み/消去制
御回路21aでは、命令、データの入力に伴い、ワード
線、ビット線を駆動すべき電圧の昇圧/電源切換回路2
2aへの指示が行われる。
【0038】このとき、ロックデータの読み出し命令L
BW/RがYデコーダ16aおよび書き込み/消去制御
回路21aに供給される。これにより、Yデコーダ16
aではロックビット選択信号線LBS1がハイレベルに
設定され、カラムゲート群18aの読み出し用転送ゲー
トTR18が導通状態となる。また、読み出すべきブロ
ックアドレスの指定に応じて昇圧/電源切換回路22a
による駆動電圧がXデコーダ15により特定のワード線
に印加され、そのワード線に接続されたロックビットセ
ルLMTのデータがロックビット線LBL1に読み出さ
れる。この読み出しデータは、転送ゲートTR18、セ
ンスアンプ、データバスDB、さらに入出力バッファ2
0を介して書き込み/消去制御回路21aに入力され
る。
【0039】書き込み/消去制御回路21aでは、読み
出しデータにより書き込みを行うべきか否かの判定が行
われる。たとえばここで読み出しデータが書き込み/消
去可能(ロックビットセルに電流が流れない)な場合
は、アドレス指定の記憶ブロックが書き込み/消去が禁
止されていないと判断され、書き込み用転送ゲートT1
7−1〜17−mおよび書き込み用転送ゲートTW17
の導通状態への制御が行われる。これにより、ロックデ
ータがXデコーダ15に読み出され書き込み対象のブロ
ックのワード線への書き込み駆動電圧の供給が許可され
る。これにより、アドレス指定に応じて昇圧/電源切換
回路22aによる駆動電圧がXデコーダ15によりワー
ド線に印加され、アドレス指定されたワード線単位でデ
ータの書き込みが行われる。
【0040】この書き込み動作が終了すると、たとえば
その書き込み領域を書き込み/消去の禁止領域とする必
要がある場合、ロックデータの書き込み命令LBW/R
が書き込み/消去制御回路21aに供給される。また、
ロウアドレスに含まれるブロックアドレスBLKAがX
デコーダ15に供給される。書き込み/消去制御回路2
1aにより書き込み用転送ゲートTW17が導通状態に
制御されるとともに、書き込み/消去制御回路21aの
指示を受けた昇圧/電源切換回路22によりデータラッ
チLTC17にロックデータ、たとべば1データがラッ
チされる。このとき転送ゲートT17−1〜17−mも
同時に導通状態に制御されるが、データラッチ171−
1〜17−mにはデータはラッチされにないため、メモ
リトランジスタへの書き込みは行われない。そして、書
き込アドレス指定に応じて昇圧/電源切換回路22aに
よる駆動電圧がXデコーダ15により特定のワード線に
印加され、転送ゲートTW17を介して書き込み/消去
を禁止したいブロックに相当するロックビットセルLM
Tにロックデータが書き込まれる。
【0041】このように書き込み/消去が禁止された記
憶ブロックに対して書き込み命令が発せられる場合、ロ
ックデータの読み出し命令LBW/Rが書き込み/消去
制御回路21aに供給される。このとき、ロックデータ
の読み出し命令LBW/RがYデコーダ16aおよび書
き込み/消去制御回路21aに供給される。これによ
り、Yデコーダ16aではロックビット選択信号線LB
S1がハイレベルに設定され、カラムゲート群18aの
読み出し用転送ゲートTR18が導通状態となる。ま
た、読み出すべきブロックアドレスの指定に応じて昇圧
/電源切換回路22aによる駆動電圧がXデコーダ15
により特定のワード線に印加され、そのワード線に接続
されたロックビットセルLMTのデータがロックビット
線LB1に読み出される。この読み出しデータは、転送
ゲートTR18、センスアンプ、データバスDB、さら
に入出力バッファ20を介して書き込み/消去制御回路
21aに入力される。
【0042】書き込み/消去制御回路21aでは、読み
出しデータにより書き込みを行うべきか否かの判定が行
われる。この読み出しデータは書き込み/消去を禁止
(ロックビットセルに電流が流れる)するものであるか
ら、アドレス指定の記憶ブロックが書き込み/消去が禁
止されていると判断され、書き込み対象のブロックのワ
ード線への書き込み駆動電圧の供給が抑止され、データ
の書き込みは行われない。以上の動作は、消去命令のと
きも同様である。
【0043】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、メモリアレイ11a内にブロック単位への書き込み
/消去を許可するか禁止するかを示すデータが書き込み
まれるロックビットセルLMTを消去ブロック単位で対
応して形成し、アドレス指定されたブロックに対して書
き込み禁止命令を受けた場合に、当該ブロックに対応す
るロックビットセルに対して書き込み/消去禁止データ
を書き込み、メモリセルへの書き込みまたは消去命令を
受けた場合、アドレス指定された記憶ブロックに対応し
たロックビットセルのデータを読み出し、読み出しデー
タが書き込み/消去を禁止するデータの場合には書き込
み動作を抑止し、書き込み/消去を許可するデータの場
合には書き込み動作を行う書き込み/消去制御回路21
aを設け、かつ、書き込み/消去禁止用メモリセルアレ
イの書き込み/消去/読み出し回路は、上記メモリアレ
イの回路を共用し、当該共用回路により選択的に、書き
込み/消去、および読み出しを行ようにしたので、書き
込み/消去禁止用メモリセル用の制御系回路の小面積化
できる。また、書き込み/消去禁止用メモリセルの特
性、信頼性をデータ記憶用メモリトランジスタと同様に
でき、またその形成も容易であるという利点がある。
【0044】なお、本実施形態では、ロックデータ読み
出し用転送ゲートTR18の導通制御をYデコーダに制
御系を設けて行うようにしたが、ロックデータ書き込み
用転送ゲートTW17と同様に、書き込み/消去制御回
路21aで行うように構成することも可能である。この
場合も上記したと同様の効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体不
揮発性記憶装置によれば、書き込み/消去禁止用メモリ
セル用の制御系回路の小面積化でき、また書き込み/消
去禁止用メモリセルの特性、信頼性をデータ用メモリセ
ルと同様にでき、また当該メモリセルの形成が容易に行
える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体不揮発性記憶装置、たとえ
ばDINOR型フラッシュメモリの一実施形態を示す構
成図である。
【図2】本発明に係るロックビットセルにおける書き込
み/消去可能および禁止状態を説明するための図であ
る。
【図3】従来の半導体不揮発性記憶装置を示す構成図で
ある。
【図4】DINOR型フラッシュメモリにおけるメモリ
アレイ構造を示す図である。
【図5】図4のロックビット制御回路の構成例を示す回
路図である。
【符号の説明】
10a…フラッシュメモリ、11a…メモリセルアレ
イ、12…カラムアドレスA0〜Am-1 用アドレスバッ
ファ、13…ロウアドレスAm〜An用アドレスバッフ
ァ、14…プリXデコーダ、15…Xデコーダ、16a
…Yデコーダ、17a…書き込み用データラッチ回路、
18a…カラムゲート群、19a…センスアンプ群、2
0…入出力バッファ、21a…書き込み/消去制御回
路、22a…昇圧/電源切換回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ記憶用メモリセルがマトリ
    クス状に配置されたメモリアレイを有し、上記メモリア
    レイへのデータの書き込みおよび消去をブロック単位で
    行う半導体不揮発性記憶装置であって、 上記メモリアレイ内に消去ブロック単位で対応して形成
    され、当該ブロック単位への書き込み/消去を許可する
    か禁止するかを示すデータが書き込みまれる書き込み/
    消去禁止用メモリセルと、 上記アドレス指定されたブロックに対して書き込み/消
    去禁止命令を受けた場合に、当該ブロックに対応する上
    記書き込み/消去禁止用メモリセルに対して書き込み/
    消去禁止データを書き込む制御手段とを有する半導体不
    揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記メモリセルへの書
    き込みまたは消去命令を受けた場合、アドレス指定され
    た記憶ブロックに対応した上記書き込み/消去禁止用メ
    モリセルのデータを読み出し、読み出しデータが書き込
    み/消去を禁止するデータの場合には書き込み動作を抑
    止し、書き込み/消去を許可するデータの場合には書き
    込み動作を行う請求項1記載の半導体不揮発性記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 書き込み/消去禁止用メモリセルがアレ
    イ状に配置され、当該書き込み/消去禁止用メモリセル
    アレイは、少なくとも1本の補助ビット線と、ワード線
    毎に対応して上記補助ビット線に接続された不揮発性メ
    モリ素子とからなる請求項1記載の半導体不揮発性記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 上記書き込み/消去禁止用メモリセルの
    書き込み/消去/読み出し回路は、上記メモリアレイの
    回路を共用し、当該共用回路により選択的に、書き込み
    /消去、および読み出しが行われる請求項1記載の半導
    体不揮発性記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記書き込み/消去禁止用メモリセルは
    データ記憶用メモリセルと同型のメモリトランジスタか
    らなり、当該書き込み/消去禁止用メモリセルの書き込
    み/消去の禁止データが書き込まれている状態が、デー
    タ記憶用メモリトランジスタの書き込み状態と同じ状態
    であり、書き込み/消去の許可データが書き込まれてい
    る状態が、データ記憶用メモリトランジスタの消去状態
    と同じ状態である請求項1記載の半導体不揮発性記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 上記書き込み/消去禁止用メモリセルは
    データ記憶用メモリセルと同型のメモリトランジスタか
    らなり、当該書き込み/消去禁止用メモリセルの書き込
    み/消去の禁止データが書き込まれている状態が、デー
    タ記憶用メモリトランジスタのデプレション状態と同じ
    状態であり、書き込み/消去の許可データが書き込まれ
    ている状態が消去状態である請求項1記載の半導体不揮
    発性記憶装置。
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