JPH10188435A - ミニディスクプレーヤーのローディング、アンローディング装置及びその方法並びに誤挿入検出構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミニディスクプレーヤーのローディング、ア
ンローディング装置の構成を単純化させて、製品の寿命
を延長させ、更に、誤挿入されるミニディスクを早期検
出して外部に再引出しさせ、ミニディスク及びデッキの
損傷を防止し得るミニディスクプレーヤーの誤挿入検出
構造を提供しようとするものである。 【解決手段】 動力源であるローディングモータ部１０
０と、該ローディングモータ部１００から動力を伝達さ
れて回転する第１カムギヤ１１と、トレー２内でミニデ
ィスクＭＤを移送する第１ディスク移送部２００と、ミ
ニディスクＭＤを前記第１ディスク移送部２００から収
納棚３にローディングさせる第２ディスク移送部３００
と、前記収納されたミニディスクＭＤを前記第１ディス
ク移送部２００にアンローディングさせる第３ディスク
移送部４００と、を備えてミニディスクプレーヤーのロ
ーディング、アンローディング装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスクプレ
ーヤーのローディング、アンローディング装置に係るも
ので、詳しくは、トレーとディスクの収納棚間、及びト
レーとホールダ間におけるミニディスクの交換を円滑に
し、外部から誤挿入されるミニディスクを検出し得るミ
ニディスクプレーヤーのローディング、アンローディン
グ装置及びその方法、並びに誤挿入検出構造に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ミニディスクのプレーヤーは光
記録媒体のミニディスクに貯蔵されたデータを再生する
役割を行い、前記ミニディスクプレーヤーの構成を大き
く分けると、外部から挿入されるミニディスクが保持さ
れるトレーと、該トレーの後方に位置し該トレーに保持
されたミニディスクをローディングして収納（貯蔵）す
る収納部と、前記トレーの下端に位置してミニディスク
を再生するピックアップ部とに大別することができる。

【０００３】そして、このようなミニディスクプレーヤ
ーにおけるローディング、アンローディング装置は、外
部から挿入されるミニディスクをトレーに移動させて該
トレーから収納部にローディングさせるか、又は収納部
に収納されたミニディスクをトレーに移動させて該トレ
ーから外部にアンローディングさせる役割を行うように
なっていた。

【０００４】且つ、一般のマルチミニディスクプレーヤ
ーにおいては、図１５に示したように、シャーシ１の前
方に上下方向に垂直移動可能なトレー２が装着され、前
記シャーシ１の後方には各ミニディスクが収納される複
数の収納棚３が積層され、それら収納棚３の下方にはデ
ィスクのプレーされるディスク演奏棚４が装着されてミ
ニディスクを再生するようになっていた。

【０００５】又、前記トレー２はセレクティングモータ
５及び階段プレート６の駆動により上下方向に垂直移動
され、前記階段プレート６には前記トレー２の位置を感
知する複数のセンシングホール１０が形成され、それら
センシングホール１０を感知するセレクティングセンサ
ー７が前記トレー２に装着されていた。

【０００６】更に、このように構成された従来のミニデ
ィスクプレーヤーにおいては、ミニディスクのローディ
ング、アンローディングを案内するため、図１６乃至図
１８に示したように、トレー２の内部底面及び側面に複
数のローディングローラ部８及び複数のピンチローラ部
９が装着され、ローディングモータ１２により駆動され
て移動するミニディスクＭＤのローディング及びアンロ
ーディングを案内するようになっていた。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のミニディスクプレーヤーにおいては、ローディン
グ、アンローディング装置のローディングローラ部及び
ピンチローラ部のローラがゴムにより製造されているた
め、使用時間が経過するとそれらローラのゴムが弾力性
を失ってミニディスクのローディング、アンローディン
グを円滑に遂行することができないという不都合な点が
あった。

【０００８】且つ、それらローディングローラ部及びア
ンローディングローラ部を駆動するための動力伝達装
置、又は動力が付加して要求されるため、構造が複雑に
なり、組立時間が長くなって、製造原価が上昇するとい
う不都合な点があった。

【０００９】更に、前記ローラの表面にギヤの駆動用に
必要なオイル、又はクリームなどの潤滑剤が付着する
と、ミニディスクの移送に必要な転がり摩擦が減少し、
滑り摩擦となるため、前記ミニディスクのローディン
グ、アンローディング時の信頼性が低下されるという不
都合な点があった。

【００１０】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、ミニディスクプレーヤーのローディン
グ、アンローディング装置の構成を単純化させて組立工
程所要時間及び原価を低減させ、ミニディスクのローデ
ィング、アンローディング機構の寿命を延長し得るミニ
ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
装置及びその方法を提供することを目的とする。

【００１１】且つ、本発明の他の目的は、外部から誤挿
入されるミニディスクを早期検出して外部に引出させ、
ミニディスクの損傷及び該誤挿入されたミニディスクに
よるデッキの損傷を防止し得るミニディスクプレーヤー
の誤挿入検出構造を提供しようとするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明に係るミニディスクプレーヤーのローディ
ング、アンローディング装置においては、トレーの底面
上に装着されるローディングモータ部と、該ローディン
グモータ部に係合されて回転する第１カムギヤと、該第
１カムギヤを介して前記ローディングモータ部の駆動力
を受けて、前記トレー内でミニディスクを移送する第１
ディスク移送部と、該第１ディスク移送部の側方に装着
され、前記第１カムギヤを介して前記ローディングモー
タ部の駆動力を受けて、ミニディスクを前記トレー後方
のディスク収納棚にローディングさせる第２ディスク移
送部と、該第２ディスク移送部の側方に装着され、前記
第１カムギヤを介して前記ローディングモータ部の駆動
力を受けて前記収納棚に収納されたミニディスクを前記
第１ディスク移送部にアンローディングさせる第３ディ
スク移送部と、を備えて構成されている。

【００１３】更に、本発明に係るミニディスクプレーヤ
ーのローディング、アンローディング装置においては、
前記第１カムギヤの回転位置を感知するセンシング手段
を更に包含して構成され、該センシング手段は、前記ト
レーの側方に装着され前記第１カムギヤの初期位置を感
知するイジェクトスイッチと、ミニディスクがトレーに
完全に保持されることを感知するローディングスイッチ
と、ミニディスクが収納棚に完全に収納されたことを感
知する収納完了スイッチと、前記第１カムギヤの回転反
転地点を感知する回転完了感知スイッチと、を備えて構
成されている。

【００１４】又、本発明に係るミニディスクプレーヤー
のローディング、アンローディング方法においては、外
部から挿入されるミニディスクを収納棚に貯蔵させる命
令を入力する第１過程と、第１ディスク移送部が初期位
置の状態でミニディスクを挿入する第２過程と、前記第
１ディスク移送部が前記ミニディスクをトレー内の収納
棚前方までローディングさせる第３過程と、前記トレー
を所望の前記収納棚の位置に移動する第４過程と、前記
第１ディスク移送部及び第２ディスク移送部が前記ミニ
ディスクを前記収納棚にローディング完了させる第５過
程と、を順次行うようになっている。

【００１５】更に、本発明に係るミニディスクプレーヤ
ーの誤挿入検出構造においては、トレーの前方のデッキ
の外部に構成されミニディスクの挿入経路をガイドする
フロントパネルと、前記トレーの後方に装着されミニデ
ィスクの挿入が正常であるかを感知する誤挿入感知スイ
ッチと、ミニディスクのローディング溝に挿入され前記
ミニディスクを保持しながら移送するロッカによりオン
／オフ状態になる初期検出スイッチと、を備えて構成さ
れている。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係るミニディスク
プレーヤーのローディング、アンローディング装置にお
いては、図１に示したように、動力源としてトレー２の
下方に装着されたローディングモータ部１００と、前記
ローディングモータ部１００の側方に装着された該ロー
ディングモータ部１００の駆動力により回動する第１カ
ムギヤ１１と、該第１カムギヤ１１を介して前記ローデ
ィングモータ部１００の駆動力を受け、前記トレー２内
でミニディスクＭＤをディスク収納棚３側に移送する第
１ディスク移送部２００と、前記トレー２の側方に装着
され、前記第１カムギヤ１１を介し前記ローディングモ
ータ部１００の駆動力を受けてミニディスクＭＤを前記
第１ディスク移送部２００からディスク収納棚３にロー
ディングさせる第２ディスク移送部３００と、前記トレ
ー２の後方に装着され、前記第１カムギヤ１１を介し前
記ローディングモータ部１００の駆動力を受けて、前記
ディスク収納棚３に収納されたミニディスクＭＤを前記
第１ディスク移送部２００にアンローディングさせる第
３ディスク移送部４００と、を備えて構成されている。

【００１７】そして、前記ローディングモータ部１００
は、動力源であるローディングモータ１２と、該ローデ
ィングモータ１２の軸に軸支されたウオームギヤ１３
と、該ウオームギヤ１３と媒介ギヤ１４を介して歯合さ
れた前記第１カムギヤ１１と、を備えて構成されてい
る。

【００１８】且つ、前記第１ディスク移送部２００にお
いては、図１及び図２に示したように、ミニディスクＭ
Ｄを保持した状態で前後方向に移送させるローディング
プレート機構と、前記第１カムギヤ１１が初期位置から
所定角度揺動する間だけ前記ローディングプレート機構
に動力を伝達する第１動力伝達手段と、を備えて構成さ
れている。

【００１９】又、前記ローディングプレート機構は、前
記トレー２内の側壁に挿合され前後方向に水平移動する
ように規制されたローディングプレート１５と、該ロー
ディングプレート１５に固定され、ミニディスクＭＤの
一方側に切刻形成されたローディング溝に挿合されて前
記ミニディスクＭＤを保持するロッカ１６と、前記ミニ
ディスクＭＤのローディング溝とロッカ１６との係合に
より、前記ミニディスクＭＤのトレー２への強制挿入を
規制するストッパー１７と、を備えて構成されている。

【００２０】更に、前記第１動力伝達手段は、前記第１
カムギヤ１１の表面に突設された第１駆動ピン１８と、
前記第１カムギヤ１１と一緒に回転しながら前記ローデ
ィングプレート１５を前後に水平移動させるローディン
グアーム１９と、前記第１カムギヤ１１が初期位置から
所定角度揺動する間だけ前記第１駆動ピン１８により前
記ローディングアーム１９を揺動させるように該ローデ
ィングアーム１９に切刻形成され、前記駆動ピン１８が
挿入される半円形状の第１カム溝２０と、を備えて構成
されている。

【００２１】そして、前記第２ディスク移送部３００に
おいては、図１及び図３に示したように、前記第１カム
ギヤ１１に歯合されて回転する第２カムギヤ２１と、前
記トレー２の前方に位置して、前記第１ディスク移送部
２００により前記トレー２から前記ディスク収納棚３側
に移送されたミニディスクＭＤを該ディスク収納棚３に
ローディング完了させるローディングレバー２２と、前
記第２カムギヤ２１の動力を前記ローディングレバー２
２に伝達し該ローディングレバー２２を揺動させる第２
動力伝達手段と、を備えて構成されている。

【００２２】ここで、前記第１カムギヤ１１と第２カム
ギヤ２１との直径の比は２：１であるため、前記第１カ
ムギヤ１１が１８０°回転する間、前記第２カムギヤ２
１は３６０°回転する。

【００２３】且つ、前記第２動力伝達手段は、前記第２
カムギヤ２１の表面に突設された第２駆動ピン２３と、
該第２駆動ピン２３により前記トレー２の前方向に水平
移動されて前記ローディングレバー２２を揺動させる第
１動力伝達レバー２４と、前記第２駆動ピン２３が反時
計方向に回転するとき前記第１動力伝達レバー２２を前
記トレー２の前方向に水平移動させ、前記第２駆動ピン
２３が時計方向に回転するとき前記第１動力伝達レバー
２４を時計方向に回転させる回転制限ピン２５と、前記
第１動力伝達レバー２４を元の位置に復元させる復元ス
プリング２６と、を備えて構成されている。

【００２４】ここで、前記第２ディスク移送部３００
は、図５に示したように、前記第１ディスク移送部２０
０がミニディスクＭＤをディスク収納棚３側に移送する
間は前記ローディングレバー２２を前記トレー２の下方
に下降させ、前記第１ディスク移送部２００がミニディ
スクＭＤの移送を完了すると前記ローディングレバー２
２を上昇させるローディングレバー上昇手段を更に包含
し、該ローディングレバー上昇手段は、図６（Ａ）
（Ｂ）に示したように、前記トレー２の中間側壁部には
回転軸７０が嵌合され、前記トレー２の後方側壁には駆
動ピン７１が嵌合され、前記トレー２の前方にはローデ
ィングレバー２２が固定されて前記第１ディスク移送部
２００により下降されるアップダウンプレート２７と、
前記回転軸７０に巻回されて前記トレー２の前方部のア
ップダウンプレート２７に下降力を提供するトーション
スプリング２８と、を備えて構成されている。

【００２５】又、前記第３ディスク移送部４００におい
ては、図１及び図７に示したように、前記第１カムギヤ
１１に歯合されて回転する第２カムギヤ２１と、前記デ
ィスク収納棚３に収納されたミニディスクＭＤを前記第
１ディスク移送部２００にアンローディングさせるイジ
ェクトレバー２９と、前記第２カムギヤ２１の動力をイ
ジェクトレバー２９に伝達して該イジェクトレバー２９
を揺動させる第３動力伝達手段と、を備えて構成されて
いる。

【００２６】更に、前記第３動力伝達手段は、前後方向
に水平移動するように規制され、前記ディスク収納棚３
の後方向に水平移動しながら前記イジェクトレバー２９
を揺動させる第２動力伝達レバー３０と、前記第２カム
ギヤ２１に形成された第２カム溝３１と、該第２カム溝
３１に係合されて前記第２動力伝達レバー３０に固定さ
れ、前記第２カム溝３１の軌跡に沿って前後方向に水平
移動しながら前記第２動力伝達レバー３０を移動させる
第３駆動ピン３２と、前記第２動力伝達レバー３０を元
の位置に復元させる復元スプリング２６と、を備えて構
成されている。

【００２７】そして、本発明に係るミニディスクプレー
ヤーのローディング、アンローディング装置において
は、前記第１カムギヤ１１の回転位置を感知するセンシ
ング手段を更に包含して構成され、該センシング手段
は、図８（Ａ）に示したように、トレー２の側壁に装着
されて前記第１カムギヤ１１の初期位置を感知するイジ
ェクトスイッチ３３と、トレー２の側壁に装着されてミ
ニディスクＭＤが前記トレー２に完全に保持されたこと
を感知するローディングスイッチ３４と、トレー２の後
方壁に装着されてミニディスクＭＤが前記収納棚３に完
全に収納されることを感知する収納完了スイッチ３５
と、前記第１カムギヤ１１の回転完了地点を感知する回
転完了感知スイッチ３６と、を備えて構成されている。

【００２８】且つ、前記センシング手段の構造において
は、図８（Ｂ）に示したように、前記トレー２の側壁に
装着されたポートセンサー５０と、前記第１カムギヤ１
１に形成され、前記ローディングプレート機構が初期位
置であるとき前記ポートセンサー５０により感知される
第１センシングホール５１と、前記第１カムギヤ１１に
形成され、ミニディスクＭＤが前記トレー２に完全に保
持されたとき前記ポートセンサー５０により感知される
第２センシングホール５２と、前記第１カムギヤ１１に
形成され、ミニディスクＭＤがディスク収納棚３に完全
に収納されたとき前記ポートセンサー５０により感知さ
れる第３センシングホール５３と、前記第１カムギヤ１
１に形成され、該第１カムギヤ１１の回転反転地点にて
前記ポートセンサー５０により感知される第４センシン
グホール５４と、前記第１カムギヤ１１に形成され、該
第１カムギヤ１１の初期位置を感知する初期認識スイッ
チ５５と、を備えて構成されている。

【００２９】このように構成された本発明に係るミニデ
ィスクプレーヤーのローディング、アンローディング装
置のローディング、アンローディング方法を図面を用い
て説明すると、次のようである。

【００３０】先ず、ミニディスクＭＤを外部から収納棚
３にローディングさせる過程においては、図１及び図２
（Ａ）に示したように、ローディングプレート機構が初
期位置に位置し、第１駆動ピン１８が第１カム溝２０の
縁部に接触された状態で使用者がミニディスクＭＤをト
レー２に強制挿入すると、ロッカ１６に前記ミニディス
クＭＤのローディング溝が挿合され、ストッパー１７に
前記ミニディスクＭＤの強制挿入力が伝達されてローデ
ィングプレート１５がミニディスクＭＤのローディング
方向に水平移動し、ローディングアーム１９が第１カム
ギヤ１１とは関係なく揺動し、図２（Ｂ）に示したよう
に、第１駆動ピン１８は上記第１カム溝２０の縁部の下
面に接触し、前記ローディングプレート１５は図１０に
示したイジェクトスイッチ３３に当接される。

【００３１】次いで、前記ローディングプレート１５が
イジェクトスイッチ３３から離れ、該イジェクトスイッ
チ３３がオン状態からオフ状態になるとローディングモ
ータ１２が駆動され、該ローディングモータ１２の駆動
力はウオームギヤ１３及び媒介ギヤ１４を介して第１カ
ムギヤ１１に伝達され、該第１カムギヤ１１を介して第
２カムギヤ２１に伝達されて、それら第１カムギヤ１１
及び第２カムギヤ２１を回転させる。

【００３２】次いで、前記第１カムギヤ１１が１１２．
５°回転する間、前記第２カムギヤ２１は２２５°回転
して前記ミニディスクＭＤを収納棚３にローディング終
了させる。より詳しく説明すると、初めに、前記第１カ
ムギヤ１１が４５°回転する間、ローディングアーム１
９は回転しながらミニディスクＭＤをトレー２内の収納
棚３の先方まで移動させ、その後前記第１カムギヤ１１
が６７．５°回転する間、ローディングレバー２２が揺
動しながら前記ミニディスクＭＤを収納棚３に完全ロー
ディングさせる。

【００３３】このとき、前記第１カムギヤ１１が４５°
回転する間、第１駆動ピン１８は第１カム溝２０の内部
に挿合されて前記第１カムギヤ１１及びローディングア
ーム１９を連動させ、ミニディスクＭＤが前記トレー２
にローディングされながらローディングスイッチ３４が
オフ状態からオン状態になり、ポートセンサー５０が第
２センシングホール５２を感知すると、前記ローディン
グモータ１２は駆動を停止する。

【００３４】このようにして前記ミニディスクＭＤが収
納棚３の前方に着置された状態で前記トレー２が上下方
向に垂直移動しながら前記ミニディスクＭＤを収納棚３
に移動させる。

【００３５】次いで、ローディングモータ１２が正方向
に再び駆動すると、第１カムギヤ１１が初期位置から４
５°回転する間、ローディングアーム１９は反時計方向
に揺動し、ロッカ１６はミニディスクＭＤを保持した状
態でローディングプレート１５を収納棚３方向に移動さ
せ、ミニディスクＭＤがトレー２から収納棚３側に移動
されると、ローディングプレート１５により押さえられ
ていたアップダウンプレート２７が上昇される。

【００３６】即ち、図６（Ａ）に示したように、前記ロ
ーディングプレート１５が前記トレー２の後方側に移動
してのアップダウンプレート２７の駆動ピン７１を下降
させ、ローディングレバー２２の下面に当接されたアッ
プダウンプレート２７が回転軸７０を中心に回転しなが
ら上昇される。

【００３７】このような状態でローディングモータ１２
が正方向に継続駆動すると、第１駆動ピン１８は第１カ
ム溝２０の内部に沿って移動し、第１カムギヤ１１の駆
動力はローディングアーム１９に伝達されず、図３に示
したように、前記第１カムギヤ１１が６７．５°回転す
る間、第１動力伝達レバー２４に駆動力が伝達される。

【００３８】即ち、前記第１カムギヤ１１が６７．５°
回転する間、第２カムギヤ２１は１３５°回転するた
め、前記第１動力伝達レバー２４は回転制限ピン２５に
ガイドされながらトレー２の前方向に水平移動し、アッ
プダウンプレート２７により上昇されたローディングレ
バー２２が反時計方向に揺動し、ローディングプレート
１５及びロッカ１６により収納棚３の前方側に移動され
ていたミニディスクＭＤは収納棚３に完全にローディン
グされる。

【００３９】次いで、図４（Ｂ）に示したように、前記
第１カムギヤ１１が６７．５°の回転を終了し、第２カ
ムギヤ２１が１３５°の回転を終了して第２駆動ピン２
３が第１動力伝達レバー２４を離れると、復元スプリン
グ２６の弾性復元力により前記第１動力伝達レバー２４
が元の位置に復元され、ローディングレバー２２は時計
方向に回転して元の位置に復帰される。

【００４０】次いで、前記ミニディスクＭＤが前記収納
棚３にローディング終了され、収納完了スイッチ３５が
オフ状態からオン状態になり、ポートセンサー５０が第
３センシングホール５３を感知すると、ローディングモ
ータ１２は駆動を停止する。

【００４１】一方、ミニディスクＭＤが任意の収納棚３
に貯蔵された状態で、他の収納棚３に貯蔵されたミニデ
ィスクＭＤをトレー２を介し外部にアンローディングさ
せる過程は次のようである。

【００４２】先ず、前記トレー２はセレクティングモー
タ５及び階段プレート６により所望する収納棚３の位置
に移動された後、ローディングモータ１２が正方向に駆
動して第１カムギヤ１１が現在の位置から６７．５°回
転すると、第２カムギヤ２１は１３５°回転し、該第２
カムギヤ２１が１３５°回転する間、前記収納棚３に収
納されたミニディスクＭＤは前記トレー２側に移動し
て、前記ミニディスクＭＤのローディング溝がロッカ１
６に挿入されて保持される。

【００４３】即ち、前記第１カムギヤ１１が初期位置か
ら１１２．５°回転し前記第２カムギヤ２１が２２５°
回転する間、図７に示したように、第２カム溝３１は前
記第２カムギヤ２１の回転軸と同一半径に形成されシャ
ーシ上の駆動ピン３２がカム溝３１に係合されて該駆動
ピン３２に沿って第２カムギヤ２１が空回転するため、
第２動力伝達レバー３０は停止され、前記第２カムギヤ
２１が残りの１３５°回転する間、前記第２カム溝３１
は前記第２カムギヤ２１の回転軸から段々遠くなるた
め、前記第２駆動ピン３２は前記第２カム溝３１の軌跡
に沿って第２動力伝達レバー３０と一緒に収納棚３の後
方向に水平移動され、イジェクトレバー２９が時計方向
に回転しながら前記収納棚３に収納されたミニディスク
ＭＤをローディングプレート１５及びロッカ１６側に移
動させ、前記ミニディスクＭＤのローディング溝を前記
ロッカ１６に挿合させる。

【００４４】このとき、回転完了感知スイッチ３６がオ
フ状態からオン状態になり、ポートセンサー５０が第４
センシングホール５４を感知すると、ローディングモー
タ１２は駆動を停止する。このときは、第１カムギヤ１
１が初期位置から１８０°回転したときであり、第２カ
ムギヤ２１は３６０°回転したときである。

【００４５】次いで、前記のように第１カムギヤ１１及
び第２カムギヤ２１が回転を終了すると、前記ローディ
ングモータ１２は駆動を停止した状態で逆方向に駆動
し、よって、第１カムギヤ１１及び第２カムギヤ２１は
時計方向に回転するようになる。

【００４６】このとき、前記第１カムギヤ１１が時計方
向に６７．５°回転し、前記第２カムギヤ２１が１３５
°回転する間、第２動力伝達レバー３０は復元スプリン
グ２６により元の位置に復元され、イジェクトレバー２
９は反時計方向に回転しながら元の位置に復元される。

【００４７】なお、このような状態で前記第１カムギヤ
１１が更に時計方向に６７．５°回転し、前記第２カム
ギヤ２１が１３５°を更に回転すると、図４（Ｂ）に示
したように、第２駆動ピン２３は第１動力伝達レバー２
４を押しながら回転し、前記第１動力伝達レバー２４は
回転制限ピン２５を中心に時計方向に回転して、ローデ
ィングレバー２２は正位置を維持するようになる。

【００４８】次いで、前記第１カムギヤ１１が時計方向
に更に回転すると、第１駆動ピン１８が第１カム溝２０
の縁部と合致するため、前記第１カムギヤ１１及びロー
ディングアーム１９は連動し、該ローディングアーム１
９が時計方向に回転してローディングプレート１５及び
ロッカ１６が前方向に移動され、図６（Ｂ）に示したよ
うに、アップダウンプレート２７がトーションスプリン
グ２８により元の位置に復元されて、ローディングレバ
ー２２は下降し、ミニディスクＭＤはロッカ１６により
保持された状態で前記トレー２側に移動する。

【００４９】次いで、このようにミニディスクＭＤがト
レー２でアンローディング完了され、ローディングスイ
ッチ３４がオン状態からオフ状態になり、ポートセンサ
ー５０が第２センシングホール５２を感知すると、ロー
ディングモータ１２は駆動を停止し、上記トレー２はイ
ジェクト位置に移動した後、前記ローディングモータ１
２が逆方向に駆動すると、ローディングアーム１９は時
計方向に回転しながらローディングプレート１５及びロ
ッカ１６を前記トレー２の前方方向に水平移動させ、前
記ローディングプレート１５によりイジェクトスイッチ
３３がオフ状態からオン状態になり、ポートセンサー５
０が第１センシングホール５１を感知すると、ローディ
ングモータ１２は駆動を停止する。

【００５０】次いで、このように一部のミニディスクＭ
Ｄが外部にアンローディングされた状態で、前記ミニデ
ィスクＭＤを外部から強制的に引出すと、図２（Ａ）に
示したように、ロッカ１６及びローディングプレート１
５は前記ミニディスクＭＤに従って前記トレー２の前方
向に移動し、ローディングアーム１９は第１カムギヤ１
１とは関係なく揺動するようになる。

【００５１】このとき、ローディングプレート１５がイ
ジェクトスイッチ３３を離れ、該イジェクトスイッチ３
３がオン状態からオフ状態になると、ローディングモー
タ１２は前記ミニディスクＭＤの引出が完了された状態
で逆方向に駆動した後、正方向に駆動し、前記イジェク
トスイッチ３３がオフ状態からオン状態になると駆動を
停止する。即ち、ローディングプレート１５及びロッカ
１６は、初期位置に移動して新たにミニディスクＭＤが
挿入されるまで待機するようになる。

【００５２】そして、本発明に係るミニディスクＭＤプ
レーヤーの誤挿入検出構造においては、図１０〜１１に
示したように、トレー２の前方のデッキ上に構成されて
ミニディスクＭＤの挿入経路をガイドするフロントパネ
ル６１と、トレー２の側壁に装着され外部から強制に挿
入されるミニディスクＭＤがあるかを感知するドア用ス
イッチ６２と、前記トレー２の後方に装着されミニディ
スクＭＤの挿入が正常的であるかを感知する誤挿入感知
スイッチ６３と、ミニディスクＭＤのローディング溝に
係合されて該ミニディスクＭＤを保持しながら移送する
ロッカ１６によりオン／オフ状態が作動すると正常の挿
入状態であることを認知する初期検出スイッチ６４と、
を備えて構成されている。

【００５３】以下、このように構成された本発明に係る
ミニディスクプレーヤーの誤挿入検出構造の作用を図面
を用いて説明する。先ず、図１０（Ａ）に示したよう
に、ミニディスクＭＤが逆様になったり、或いは１８０
°回転された状態で誤挿入されると、ミニディスクＭＤ
のローディング溝はロッカ１６に保持されず、もし、ミ
ニディスクＭＤが外部からの強制挿入力によりストッパ
ー１７及びロッカ１６をトレー２側に移動させても、前
記ミニディスクＭＤはフロントパネル６１のため誤挿入
感知スイッチ６３が位置する地点までは挿入されない。

【００５４】次いで、前記ミニディスクＭＤの誤挿入が
感知されると、ローディングモータ１２は逆方向に回転
してローディングプレート１５を前記トレー２の前方方
向に移動させ、前記ミニディスクＭＤはストッパー１７
により外部に引出される。

【００５５】又、図１０（Ｂ）に示したように、ミニデ
ィスクＭＤの辺の方向が誤挿入されると、前記ミニディ
スクＭＤのローディング溝はロッカ１６にホールディン
グされず、前記ミニディスクＭＤが外部からの強制挿入
力によりロッカ１６及びストッパー１７を収納棚３側に
移動させ、前記ミニディスクＭＤが最大限多く挿入され
るとしてもフロントパネル６１により制限されて、誤挿
入感知スイッチ６３が作動しないため、誤挿入を感知す
ることができる。

【００５６】もし、前記ミニディスクＭＤが正常的に挿
入されると、図１１に示したように、初期検出スイッチ
６４はオフ状態を維持して、ロッカ１６がミニディスク
ＭＤにより押されるとオン状態になり、前記ミニディス
クＭＤのローディング溝が前記ロッカ１６に挿入される
と再びオフ状態になる。

【００５７】即ち、ドア用スイッチ６２がオン状態にな
り、初期検出スイッチ６４がオフ−オン−オフ状態にな
ってイジェクトスイッチ３３がオフ状態になると、ロー
ディングモータ１２が駆動してミニディスクＭＤをトレ
ー２の内部にローディング完了させるが、このようなタ
イミングで順次進行されないと、ローディングモータ１
２は駆動せず、ミニディスクＭＤの誤挿入が判別される
と、前記ローディングモータ１２は逆方向に駆動して前
記ミニディスクＭＤを外部に引出させる。

【００５８】このように構成されたミニディスクＭＤプ
レーヤーのローディング、アンローディング装置のロー
ディング、アンローディング方法を図１２乃至図１４の
フローチャートに基づいて説明すると次のようである。

【００５９】先ず、外部から挿入されるミニディスクＭ
Ｄを収納棚３に貯蔵するミニディスクプレーヤーのロー
ディング、アンローディング方法は、図１２に示したよ
うに、ミニディスクＭＤ貯蔵命令を入力する第１過程
と、第１ディスク移送部２００が初期位置の状態でミニ
ディスクＭＤを挿入する第２過程と、前記第１ディスク
移送部２００が前記ミニディスクＭＤをトレー２内の収
納棚３前方までローディングさせる第３過程と、前記ト
レー２を所望する収納棚３の位置に移動する第４過程
と、前記第１ディスク移送部２００及び第２ディスク移
送部３００が前記ミニディスクＭＤを前記収納棚３にロ
ーディング完了させる第５過程と、を順次行うようにな
っている。

【００６０】そして、前記第２過程は、ドア用スイッチ
６２がオフ状態からオン状態になる段階と、イジェクト
スイッチ３３がオン状態からオフ状態になりミニディス
クＭＤがストッパー１７により停止される段階と、を包
含し、前記第３過程は、ローディングモータ１２が正方
向に駆動して第１カムギヤ１１及びローディングアーム
１９が反時計方向に回転する段階と、ローディングスイ
ッチ３４がオフ状態からオン状態になる段階と、前記ロ
ーディングモータ１２が駆動を停止する段階と、を包含
している。

【００６１】更に、前記第４過程は、セレクティングモ
ータ５が駆動する段階と、セレクティングセンサー７が
ミニディスクＭＤの貯蔵される収納棚３の位置をセンシ
ングホールにより感知する段階と、前記セレクティング
モータ５が駆動を停止する段階、とを包含し、前記第５
過程は、前記ローディングモータ１２が正方向に駆動し
て、第１カムギヤ１１及びローディングアーム１９が反
時計方向に回転する段階と、第２カムギヤ２１が反時計
方向に回転してローディングレバー２２を反時計方向に
回転する段階と、収納完了スイッチ３５がオフ状態から
オン状態になる段階と、前記ローディングモータ１２が
元の位置に復元する段階と、前記ローディングモータ１
２が駆動を停止する段階と、を包含している。

【００６２】且つ、前記のミニディスクＭＤプレーヤー
のローディング、アンローディング方法は、外部から挿
入されるミニディスクＭＤが正常的に挿入されたか、又
は、誤挿入されたかを検出する誤挿入検出過程を更に包
含して構成され、前記誤挿入検出過程は、ドア用スイッ
チ６２がオン状態であるときイジェクトスイッチ３３は
オン状態からオフ状態になり、前記ドア用スイッチ６２
がオン状態でイジェクトスイッチ３３がオフ状態である
とき、誤挿入感知スイッチ６３がオフ状態からオン状態
になるとミニディスクＭＤの挿入を正常的であると認知
し、ミニディスクＭＤが誤挿入されるとローディングモ
ータ１２が逆方向に回転しミニディスクＭＤを引出し
て、ミニディスクＭＤの誤挿入を表示するようになって
いる。

【００６３】更に、第１ミニディスクＭＤを収納棚３に
収納させて次の命令の待機中、他の収納棚３に貯蔵され
た第２ミニディスクＭＤをイジェクトするミニディスク
プレーヤーのローディング、アンローディング方法は、
図１３に示したように、第２ミニディスクＭＤのイジェ
クト命令が入力される第１過程と、トレー２が所望の収
納棚３に移動する第２過程と、第３ディスク移送部４０
０が第２ミニディスクＭＤを第１ディスク移送部２００
にアンローディングさせる第３過程と、前記第３ディス
ク移送部４００が初期位置に復元されて前記第１ディス
ク移送部２００が前記第２ミニディスクＭＤを前記トレ
ー２にアンローディングさせる第４過程と、前記トレー
２がイジェクト位置に移動する第５過程と、前記第１デ
ィスク移送部２００が第２ミニディスクＭＤを外部にア
ンローディング完了させる第６過程と、前記第２ミニデ
ィスクＭＤが外部に強制引出しされて前記第１ディスク
移送部２００が元の位置に復元される第７過程と、を順
次行い、もし、前記第２ミニディスクＭＤが存在しない
ときはミニディスクＭＤが入ってないことを表示するよ
うになっている。

【００６４】そして、前記第３過程は、ローディングモ
ータ１２が正方向に駆動して、第２カムギヤ２１が反時
計方向に回転しイジェクトレバー２９が時計方向に回転
する段階と、回転完了感知スイッチ３６がオフ状態から
オン状態になる段階と、前記ローディングモータ１２が
駆動を停止する段階と、を包含している。

【００６５】更に、前記第４過程は、ローディングモー
タ１２が逆方向に駆動し、第２カムギヤ２１は時計方向
に回転してイジェクトレバー２９が元の位置に復元する
段階と、ローディングスイッチ３４がオン状態からオフ
状態になる段階と、前記ローディングモータ１２が駆動
を停止する段階と、を包含し、前記第５過程は、セレク
ティングモータ５が駆動する段階と、セレクティングセ
ンサー７がイジェクト位置を示すセンシングホールを感
知する段階と、前記セレクティングモータ５が駆動を停
止する段階と、を包含している。

【００６６】且つ、前記第６過程は、ローディングモー
タ１２が逆方向に駆動して、第１カムギヤ１１及びロー
ディングアーム１９が時計方向に回転する段階と、イジ
ェクトスイッチ３３がオフ状態からオン状態になる段階
と、前記ローディングモータ５が駆動を停止する段階
と、を包含し、前記第７過程は、ミニディスクＭＤが引
出されてイジェクトスイッチ３３がオン状態からオフ状
態になる段階と、前記ローディングモータ１２が逆方向
に駆動した後停止して再び正方向に駆動する段階と、前
記イジェクトスイッチ３３がオフ状態からオン状態にな
る段階と、前記ローディングモータ１２が駆動を停止す
る段階と、を包含している。

【００６７】そして、前記ミニディスクプレーヤーのロ
ーディング、アンローディング方法においては、所定時
間が経過しても第２ミニディスクＭＤが外部に強制引出
しされないと、該第２ミニディスクＭＤをトレー２にロ
ーディングさせるミニディスクＭＤの再ローディング過
程を更に包含して構成され、該ミニディスクＭＤの再ロ
ーディング過程は、ローディングモータ１２が正方向に
駆動する段階と、ローディングスイッチ３４がオフ状態
からオン状態になる段階と、前記ローディングモータ１
２が駆動を停止する段階と、を包含している。

【００６８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るミニ
ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
装置及びその方法においては、構成が単純化されるた
め、組立にかかる時間が短縮されて製造原価が節減さ
れ、ローラーを使用せずローディング、アンローディン
グを行うため、製品の信頼性及び寿命を向上し得るとい
う効果がある。

【００６９】更に、本発明に係るミニディスクプレーヤ
ーの誤挿入検出構造においては、外部から誤挿入するミ
ニディスクＭＤを初期検出し、前記誤挿入されたミニデ
ィスクＭＤをトレーの内部までローディングさせずに外
部に引出すため、前記誤挿入されたミニディスクＭＤ及
び該ミニディスクＭＤによるデッキの損傷を防止し得る
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置を示した平面図である。

【図２】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置の作用説明図で、（Ａ）
は、第１カムギヤが反時計方向に回転するとき、第１カ
ム溝と第１駆動ピンとの関係を示した説明図、（Ｂ）
は、第１カムギヤが時計方向に回転するとき、第１カム
溝と第１駆動ピンとの関係を示した説明図である。

【図３】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置の第２ディスク移送部の
作用説明図で、第２カムギヤが初期位置から反時計方向
に９０°回転した状態を示した図である。

【図４】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置の第２ディスク移送部の
作用説明図で、（Ａ）は、第２カムギヤが反時計方向に
９０°回転した位置から１３５°を更に回転した状態を
示し、（Ｂ）は、第２カムギヤが時計方向に１３５°回
転した位置から１３５°を更に回転した状態を示した図
である。

【図５】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置のローディングレバー上
昇手段の構成及び作用図で、ローディングレバーが上昇
した状態を示した平面図である。

【図６】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置のローディングレバー上
昇手段の構成及び作用説明図で、（Ａ）は、ローディン
グレバーが上昇した状態を示した正面図、（Ｂ）は、ロ
ーディングレバーが下降した状態を示した正面図であ
る。

【図７】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置の第２カム溝を示した平
面図である。

【図８】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置のセンシング手段を示し
た図で、（Ａ）は、センシング手段の１実施例を示した
平面図、（Ｂ）は、センシング手段の他の実施例を示し
た平面図である。

【図９】本発明に係るミニディスクプレーヤーのローデ
ィング、アンローディング装置の第１カムギヤの回転角
度に対する各構成部品の動作タイミングを示したグラフ
である。

【図１０】本発明に係るミニディスクプレーヤーの誤挿
入検出構造表示図で、（Ａ）は、ミニディスクが逆様に
なったり、或いは１８０°回転した状態で挿入される状
態を示した平面図、（Ｂ）は、ミニディスクの辺の方向
が誤挿入される状態を示した平面図である。

【図１１】本発明に係るミニディスクプレーヤーの誤挿
入検出構造の初期検出スイッチを示した平面図である。

【図１２】本発明に係るミニディスクプレーヤーにおい
て、外部から挿入されるミニディスクを収納棚に貯蔵す
るミニディスクプレーヤーのローディング、アンローデ
ィング方法を示したフローチャートである。

【図１３】本発明に係るミニディスクプレーヤーにおい
て、第１ミニディスクを収納棚に収納させて次の命令の
待機中、他の収納棚に貯蔵された第２ミニディスクをイ
ジェクトするミニディスクプレーヤーのローディング、
アンローディング方法を示したフローチャートである。

【図１４】図１３のフローチャートの続きである。

【図１５】従来ミニディスク（ＭＤ）プレーヤーを示し
た正面図である。

【図１６】従来のクラリオン方式によるローディングロ
ーラ部を示した図で、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図
である。

【図１７】従来のＦＵＪＩＴＳＵ方式によるピンチロー
ラ部を示した図で、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図で
ある。

【図１８】従来の組合せ方式によるローディングローラ
部及びピンチローラ部を示した図で、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は正面図である。

【符号の説明】

１…シャーシ ２…トレー ３…収納棚 ４…演奏棚 ５…セレクティングモータ ６…階段プレート ７…セレクティングセンサー ８…ローディングローラ部 ９…ピンチローラ部 １０…センシングホール １１…第１カムギヤ １２…ローディングモータ １３…ウオームギヤ １４…媒介ギヤ １５…ローディングプレート １６…ロッカ １７…ストッパー １８…第１駆動ピン １９…ローディングアーム ２０…第１カム溝 ２１…第２カムギヤ ２２…ローディングレバー ２３…第２駆動ピン ２４…第１動力伝達レバー ２５…回転制限ピン ２６…復元スプリング ２７…アップダウンプレート ２８…トーションスプリング ２９…イジェクトレバー ３０…第２動力伝達レバー ３１…第２カム溝 ３２…第３駆動ピン ３３…イジェクトスイッチ ３４…ローディングスイッチ ３５…収納完了スイッチ ３６…回転完了感知スイッチ ５０…ポートセンサー ５１…第１センシングホール ５２…第２センシングホール ５３…第３センシングホール ５４…第４センシングホール ５５…初期認識スイッチ ６１…フロントパネル ６２…ドア用スイッチ ６３…誤挿入感知スイッチ ６４…初期検出スイッチ ７０…回転軸 ７１…駆動ピン １００…ローディングモータ部 ２００…第１ディスク移送部 ３００…第２ディスク移送部 ４００…第３ディスク移送部

Claims (32)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 トレー（２）の底面上に装着されるロー
   ディングモータ部（１００）と、 該ローディングモータ部（１００）に係合されて回転す
   る第１カムギヤ（１１）と、 該第１カムギヤ（１１）を介し前記ローディングモータ
   部（１００）の駆動力を受けて前記トレー（２）内でミ
   ニディスク（ＭＤ）を移送する第１ディスク移送部（２
   ００）と、 該第１ディスク移送部（２００）の側方に装置され、前
   記第１カムギヤ（１１）を介し前記ローディングモータ
   部（１００）の駆動力を受けてミニディスク（ＭＤ）を
   前記トレー（２）の後方のディスク収納棚（３）にロー
   ディングさせる第２ディスク移送部（３００）と、 該第２ディスク移送部（３００）の側方に装置され、前
   記第１カムギヤ（１１）を介し前記ローディングモータ
   部（１００）の駆動力を受けて前記収納棚（３）に収納
   されたミニディスク（ＭＤ）を前記第１ディスク移送部
   （２００）にアンローディングさせる第３ディスク移送
   部（４００）と、から構成されることを特徴とするミニ
   ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
   装置。
2. 【請求項２】 前記ローディングモータ部（１００）
   は、 動力源のローディングモータ（１２）と、 該ローディングモータ（１２）に軸支されたウオームギ
   ヤ（１３）と、 該ウオームギヤ（１３）と前記第１カムギヤ（１１）間
   に歯合され、前記ローディングモータ（１２）の動力を
   前記第１カムギヤ（１１）に伝達する媒介ギヤ（１４）
   と、を備えて構成されることを特徴とする請求項１記載
   のミニディスクプレーヤーのローディング、アンローデ
   ィング装置。
3. 【請求項３】 前記第１ディスク移送部（２００）は、 前記トレー（２）の内部側壁に滑動自在に挿合されミニ
   ディスク（ＭＤ）を保持した状態で前後方向に水平移動
   しながら該ミニディスク（ＭＤ）を移送させるローディ
   ングプレート機構と、 前記第１カムギヤ（１１）が初期位置から所定角度回転
   する間のみ前記ローディングプレート機構に動力を伝達
   する動力伝達手段と、を備えて構成されることを特徴と
   する請求項１記載のミニディスクプレーヤーのローディ
   ング、アンローディング装置。
4. 【請求項４】 前記ローディングプレート機構は、 前記トレー（２）内で前後方向に水平移動するように規
   制されたローディングプレート（１５）と、 該ローディングプレート（１５）に固定され、ミニディ
   スク（ＭＤ）の側壁に切刻形成されたローディング溝に
   係合されて該ミニディスク（ＭＤ）を保持するロッカ
   （１６）と、 前記ミニディスク（ＭＤ）のローディング溝とロッカ
   （１６）とを係合させ、前記ミニディスク（ＭＤ）の強
   制挿入を規制するストッパー（１７）と、を備えて構成
   されることを特徴とする請求項３記載のミニディスクプ
   レーヤーのローディング、アンローディング装置。
5. 【請求項５】 前記動力伝達手段は、 前記第１カムギヤ（１１）の表面上に突設された駆動ピ
   ン（１８）と、 一方端が前記ローディングプレート機構に係合され、前
   記第１カムギヤ（１１）と一緒に回転しながら前記ロー
   ディングプレート（１５）を前後方向に水平移動させる
   ローディングアーム（１９）と、 該ローディングアーム（１９）に切刻形成されて前記駆
   動ピン（１８）が挿入され、前記第１カムギヤ（１１）
   が初期位置から所定角度回転する間だけ、前記ローディ
   ングアーム（１９）を回転させるカム溝（２０）と、を
   備えて構成されることを特徴とする請求項３記載のミニ
   ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
   装置。
6. 【請求項６】 前記第２ディスク移送部（３００）は、 前記第１カムギヤ（１１）と歯合されて回転する第２カ
   ムギヤ（２１）と、 前記トレー（２）の前方に位置し、前記第１ディスク移
   送部（２００）により前記トレー（２）から前記収納棚
   （３）側に所定位置移送されたミニディスク（ＭＤ）を
   該収納棚（３）にローディングさせるローディングレバ
   ー（２２）と、 前記トレー（２）の側壁前方に回転軸（７０）により嵌
   合され、前記トレー（２）の側壁後方に駆動ピン（７
   １）により嵌合されて、前記第１ディスク移送部（２０
   ０）がミニディスク（ＭＤ）を移送する間には前記ロー
   ディングレバー（２２）を前記トレー（２）の下方に下
   降させ、前記第１ディスク移送部（２００）がミニディ
   スク（ＭＤ）の移送を完了すると前記ローディングレバ
   ー（２２）を元の位置に上昇させるローディングレバー
   上昇手段と、 前記第２カムギヤ（２１）の動力を前記ローディングレ
   バー（２２）に伝達し、該ローディングレバー（２２）
   を回転させる動力伝達手段と、を備えて構成されること
   を特徴とする請求項１記載のミニディスクプレーヤーの
   ローディング、アンローディング装置。
7. 【請求項７】 前記第１カムギヤ（１１）と第２カムギ
   ヤ（２１）との直径の比は２：１であることを特徴とす
   る請求項６記載のミニディスクプレーヤーのローディン
   グ、アンローディング装置。
8. 【請求項８】 前記ローディングレバー上昇手段は、 前記トレー（２）の前方に前記ローディングレバー（２
   ２）の下部に当接されたアップダウンプレート（２７）
   と、 前記回転軸（７０）に巻回され前記トレー（２）の前方
   のアップダウンプレート（２７）に下降力を提供するト
   ーションスプリング（２８）と、を備えて構成されるこ
   とを特徴とする請求項６記載のミニディスクプレーヤー
   のローディング、アンローディング装置。
9. 【請求項９】 前記動力伝達手段は、 前記第２カムギヤ（２１）の表面上に突設された駆動ピ
   ン（２３）と、 該駆動ピン（２３）により前記トレー（２）の前方向に
   水平移動され前記ローディングレバー（２２）を揺動さ
   せる第１動力伝達レバー（２４）と、 該第１動力伝達レバー（２４）を元の位置に復元させる
   復元スプリング（２６）と、 前記駆動ピン（２３）が反時計方向に回転すると前記第
   １動力伝達レバー（２４）を前記トレー（２）の前方向
   に水平移動させ、前記駆動ピン（２３）が時計方向に回
   転すると前記第１動力伝達レバー（２４）を時計方向に
   回転させる回転制限ピン（２５）と、を備えて構成され
   ることを特徴とする請求項６記載のミニディスクプレー
   ヤーのローディング、アンローディング装置。
10. 【請求項１０】 前記第３ディスク移送部（４００）
    は、 前記第１カムギヤ（１１）と歯合されて回転する第２カ
    ムギヤ（２１）と、 前記収納棚（３）に収納されたミニディスク（ＭＤ）を
    前記第１ディスク移送部（２００）にアンローディング
    させるイジェクトレバー（２９）と、 前記第２カムギヤ（２１）の動力を前記イジェクトレバ
    ー（２９）に伝達して該イジェクトレバー（２９）を回
    転させる動力伝達手段と、を備えて構成されることを特
    徴とする請求項１記載のミニディスクプレーヤーのロー
    ディング、アンローディング装置。
11. 【請求項１１】 前記第１カムギヤ（１１）と第２カム
    ギヤ（２１）との直径の比は２：１であることを特徴と
    する請求項１０記載のミニディスクプレーヤーのローデ
    ィング、アンローディング装置。
12. 【請求項１２】 前記動力伝達手段は、 前記収納棚（３）の後方向に水平移動しながら前記イジ
    ェクトレバー（２９）を回転させる第２動力伝達レバー
    （３０）と、 前記第２カムギヤ（２１）に切刻形成されたカム溝（３
    １）と、 前記カム溝（３１）に挿入され前記動力伝達レバー（３
    ０）に固定されて、前記カム溝（３１）の軌跡に沿って
    前後に水平移動しながら前記動力伝達レバー（３０）を
    前後に水平移動させる駆動ピン（３２）と、 前記動力伝達レバー（３０）を元の位置に復元させる復
    元スプリング（２６）と、を備えて構成されたことを特
    徴とする請求項１０記載のミニディスクプレーヤーのロ
    ーディング、アンローディング装置。
13. 【請求項１３】 前記第１カムギヤ（１１）の回転位置
    を感知するセンシング手段を更に包含して構成されるこ
    とを特徴とする請求項１記載のミニディスクプレーヤー
    のローディング、アンローディング装置。
14. 【請求項１４】 前記センシング手段は、 前記トレー（２）の側方に装着され、前記第１カムギヤ
    （１１）の初期位置を感知するイジェクトスイッチ（３
    ３）と、 ミニディスク（ＭＤ）が前記トレー（２）に完全に保持
    されたことを感知するローディングスイッチ（３４）
    と、 前記第１カムギヤ（１１）の回転反転地点を感知する回
    転完了感知スイッチ（３６）と、を備えて構成されたこ
    とを特徴とする請求項１３記載のミニディスクプレーヤ
    ーのローディング、アンローディング装置。
15. 【請求項１５】 前記センシング手段は、 前記第１カムギヤ（１１）に形成され、該第１カムギヤ
    （１１）の初期位置を感知する初期認識スイッチ（５
    ５）と、 前記トレー（２）に装着されたポートセンサー（５０）
    と、 前記第１カムギヤ（１１）に形成され、該第１カムギヤ
    （１１）が初期位置であるとき、前記ポートセンサー
    （５０）により感知される第１センシングホール（５
    １）と、 前記第１カムギヤ（１１）に形成され、ミニディスク
    （ＭＤ）が前記トレー（２）に完全に保持されるとき、
    前記ポートセンサー（５０）により感知される第２セン
    シングホール（５２）と、 前記第１カムギヤ（１１）に形成され、ミニディスク
    （ＭＤ）が前記収納棚（３）に完全に収納されたとき、
    前記ポートセンサー（５０）により感知される第３セン
    シングホール（５３）と、 前記第１カムギヤ（１１）に形成され、該第１カムギヤ
    （１１）の回転反転地点で前記ポートセンサー（５０）
    により感知される第４センシングホール（５４）と、を
    備えて構成されることを特徴とする請求項１３記載のミ
    ニディスクプレーヤーのローディング、アンローディン
    グ装置。
16. 【請求項１６】 外部から挿入されるミニディスク（Ｍ
    Ｄ）を収納棚（３）に貯蔵させる命令を入力する第１過
    程と、 第１ディスク移送部（２００）が初期位置の状態で前記
    ミニディスク（ＭＤ）を挿入する第２過程と、 前記第１ディスク移送部（２００）が前記ミニディスク
    （ＭＤ）をトレー（２）内の収納棚（３）前方までロー
    ディングさせる第３過程と、 前記トレー（２）を所望の前記収納棚（３）の位置に移
    動する第４過程と、 前記第１ディスク移送部（２００）及び第２ディスク移
    送部（３００）が前記ミニディスク（ＭＤ）を前記収納
    棚（３）にローディング完了させる第５過程と、を順次
    行うことを特徴とするミニディスクプレーヤーのローデ
    ィング、アンローディング方法。
17. 【請求項１７】 前記第２過程は、 ドア用スイッチ（６２）がオフ状態からオン状態になる
    段階と、 イジェクトスイッチ（３３）がオン状態からオフ状態に
    なり、ミニディスク（ＭＤ）がストッパー（１７）によ
    り停止する段階と、を包含してなることを特徴とする請
    求項１６記載のミニディスクプレーヤーのローディン
    グ、アンローディング方法。
18. 【請求項１８】 前記第３過程は、 ローディングモータ（１２）が正方向に駆動して、第１
    カムギヤ（１１）及びローディングアーム（１９）が反
    時計方向に回転する段階と、 ローディングスイッチ（３４）がオフ状態からオン状態
    になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を包含してなることを特徴とする請求項１６記載の
    ミニディスクプレーヤーのローディング、アンローディ
    ング方法。
19. 【請求項１９】 前記第４過程は、 セレクティングモータ（５）が駆動する段階と、 セレクティングセンサー（７）が前記ミニディスク（Ｍ
    Ｄ）の貯蔵される前記収納棚（３）の位置をセンシング
    ホールにより感知する段階と、 前記セレクティングモータ（５）が駆動を停止する段階
    と、を包含してなることを特徴とする請求項１６記載の
    ミニディスクプレーヤーのローディング、アンローディ
    ング方法。
20. 【請求項２０】 前記第５過程は、 ローディングモータ（１２）が正方向に駆動して、第１
    カムギヤ（１１）及びローディングアーム（１９）が反
    時計方向に回転する段階と、 第２カムギヤ（２１）及びローディングレバー（２２）
    が反時計方向に回転する段階と、 収納完了スイッチ（３５）がオフ状態からオン状態にな
    る段階と、 前記ローディングモータ（１２）が元の位置に復元する
    段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を包含してなることを特徴とする請求項１６記載の
    ミニディスクプレーヤーのローディング、アンローディ
    ング方法。
21. 【請求項２１】 前記第２過程において、外部から挿入
    されるミニディスク（ＭＤ）が誤挿入されるかを検出す
    る誤挿入検出過程を更に包含して構成されることを特徴
    とする請求項１６記載のミニディスクプレーヤーのロー
    ディング、アンローディング方法。
22. 【請求項２２】 前記誤挿入検出過程は、ドア用スイッ
    チ（６２）がオン状態であるときイジェクトスイッチ
    （３３）はオン状態からオフ状態になり、前記ドア用ス
    イッチ（６２）がオン状態で前記イジェクトスイッチ
    （３３）がオフ状態であるとき、誤挿入感知スイッチ
    （６３）がオフ状態からオン状態になると、ミニディス
    ク（ＭＤ）が正常的に挿入されたことを認知する過程で
    あることを特徴とする請求項２１記載のミニディスクプ
    レーヤーのローディング、アンローディング方法。
23. 【請求項２３】 前記誤挿入検出過程は、ミニディスク
    （ＭＤ）が誤挿入されるとローディングモータ（１２）
    が逆方向に回転してミニディスク（ＭＤ）を引出し、ミ
    ニディスク（ＭＤ）の誤挿入を表示する過程であること
    を特徴とする請求項２１記載のミニディスクプレーヤー
    のローディング、アンローディング方法。
24. 【請求項２４】 第１ミニディスク（ＭＤ）を収納棚
    （３）に収納させて次の命令の待機中、他の収納棚
    （３）に貯蔵された第２ミニディスク（ＭＤ）をイジェ
    クトさせる命令を入力する第１過程と、 トレー（２）が所望の収納棚（３）に移動する第２過程
    と、 第３ディスク移送部（４００）が第２ミニディスク（Ｍ
    Ｄ）を第１ディスク移送部（２００）にアンローディン
    グさせる第３過程と、 前記第３ディスク移送部（４００）が初期位置に復元さ
    れ、第１ディスク移送部（２００）が前記第２ミニディ
    スク（ＭＤ）をトレー（２）にアンローディングさせる
    第４過程と、 前記トレー（２）がイジェクト位置に移動する第５過程
    と、 前記第１ディスク移送部（２００）が前記第２ミニディ
    スク（ＭＤ）を外部にアンローディングする第６過程
    と、 前記第２ミニディスク（ＭＤ）が外部に強制引出しされ
    て、前記第１ディスク移送部（２００）が元の位置に復
    元される第７過程と、 前記第２ミニディスク（ＭＤ）が存在しないとき、ミニ
    ディスク（ＭＤ）が入ってないことを表示する過程と、
    を順次行うことを特徴とするミニディスクプレーヤーの
    ローディング、アンローディング方法。
25. 【請求項２５】 前記第３過程は、 ローディングモータ（１２）が正方向に移動して、第２
    カムギヤ（２１）が反時計方向に回転しイジェクトレバ
    ー（２９）が時計方向に回転する段階と、 回転完了感知スイッチ（３６）がオフ状態からオン状態
    になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項２４記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
26. 【請求項２６】 前記第４過程は、 前記ローディングモータ（１２）が逆方向に駆動して、
    第２カムギヤ（２１）が時計方向に回転し、前記イジェ
    クトレバー（２９）が元の位置に復元される段階と、 ローディングスイッチ（３４）がオン状態からオフ状態
    になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項２４記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
27. 【請求項２７】 前記第５過程は、 セレクティングモータ（５）が駆動する段階と、 セレクティングセンサー（７）がイジェクト位置を示す
    センシングホールを感知する段階と、 前記セレクティングモータ（５）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項２４記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
28. 【請求項２８】 前記第６過程は、 ローディングモータ（１２）が逆方向に駆動して、第１
    カムギヤ（１１）及びローディングアーム（１９）が時
    計方向に回転する段階と、 イジェクトスイッチ（３３）がオフ状態からオン状態に
    なる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項２４記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
29. 【請求項２９】 前記第７過程は、 ミニディスク（ＭＤ）が引出されイジェクトスイッチ
    （３３）がオン状態からオフ状態になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が逆方向に駆動し、停
    止して、正方向に駆動する段階と、 前記イジェクトスイッチ（３３）がオフ状態からオン状
    態になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項２４記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
30. 【請求項３０】 前記第７過程において、所定時間が経
    過しても第２ミニディスク（ＭＤ）が外部に強制引出し
    されないと、前記第２ミニディスク（ＭＤ）をトレー
    （２）にローディングさせるミニディスク（ＭＤ）の再
    ローディング過程を更に包含して構成されることを特徴
    とする請求項２４記載のミニディスクプレーヤーのロー
    ディング、アンローディング方法。
31. 【請求項３１】 前記ミニディスク（ＭＤ）の再ローデ
    ィング過程は、 ローディングモータ（１２）が正方向に駆動する段階
    と、 ローディングスイッチ（３４）がオフ状態からオン状態
    になる段階と、 前記ローディングモータ（１２）が駆動を停止する段階
    と、を順次行うことを特徴とする請求項３０記載のミニ
    ディスクプレーヤーのローディング、アンローディング
    方法。
32. 【請求項３２】 トレー（２）の前方のデッキ外部に構
    成されたミニディスク（ＭＤ）の挿入経路をガイドする
    フロントパネル（６１）と、 前記トレー（２）の後方に装着されミニディスク（Ｍ
    Ｄ）の挿入が正常的であるかを感知する誤挿入感知スイ
    ッチ（６３）と、 ミニディスク（ＭＤ）のローディング溝に挿入され、前
    記ミニディスク（ＭＤ）を保持しながら移送するロッカ
    （１６）によりオン／オフ状態になる初期検出スイッチ
    （６４）と、を備えて構成されることを特徴とするミニ
    ディスクプレーヤーの誤挿入検出構造。