JPH10188227A - 磁気抵抗効果ヘッド及びそれを用いた磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気抵抗効果ヘッド及びそれを用いた磁気記録再生装置

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JPH10188227A
JPH10188227A JP34493996A JP34493996A JPH10188227A JP H10188227 A JPH10188227 A JP H10188227A JP 34493996 A JP34493996 A JP 34493996A JP 34493996 A JP34493996 A JP 34493996A JP H10188227 A JPH10188227 A JP H10188227A
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JP
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magnetic
recording
film
magnetoresistive
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JP34493996A
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English (en)
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Yoshihiro Hamakawa
佳弘 濱川
Matahiro Komuro
又洋 小室
Moriaki Fuyama
盛明 府山
Hiroshi Fukui
宏 福井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気記録の高記録密度化のために、再生用磁気
ヘッドの高感度化を行う。 【解決手段】強磁性層13,14,16を非磁性金属層
15で分割し、強磁性層16に反強磁性層17からの交
換バイアス磁界が印加されており、強磁性層13,14
には反強磁性層17からの交換バイアス磁界が直接には
印加されていない多層膜を用いた磁気抵抗効果膜で、非
磁性金属層15としてPtを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気抵抗効果ヘッド
およびそれを用いた磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録の高密度化に伴い、再生用磁気
ヘッドに強い感度が求められている。高感度の再生磁気
ヘッドとして、磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)と
呼ばれるものが知られている。磁気抵抗効果型ヘッド
は、記録媒体からの磁界を、素子の抵抗変化として検出
する。従来の一般的な磁気抵抗効果型ヘッドは、抵抗が
磁化と電流方向との間の角度θの関数としてcos2θに比
例して変化する成分をもつという、異方性磁気抵抗効果
(AMR)に基づいて動作する。
【0003】最近、異方性磁気抵抗効果とは、別の原理
で動作する磁気抵抗効果ヘッドとして、DienyらによるP
hysical Review B ,第43巻,1297〜1300頁
「軟磁性多層膜における巨大磁気抵抗効果に記載のよう
に2層の強磁性層を非磁性金属層で分離し、一方の強磁
性層に反強磁性層からの交換バイアスを印加する構造の
ヘッドが考案された。このような多層膜においては、抵
抗Rは、2層の強磁性層の磁化の間の角度の関数とし
て、cosθ に比例して変化する成分を有することが、Di
enyらの論文に示されており、このような効果を巨大磁
気抵抗効果(GMR)と読んでいる。このような多層膜に
より、磁界センサをつくると、2層の強磁性層のうちに
反強磁性層に接していない方のみの磁化が回転できるの
で、外部磁界により、2層の磁化の間の角度θが変化
し、これが抵抗変化ΔRとして検出でき、このような、
多層膜の巨大磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗効果型ヘ
ッドは、従来の異方性磁気抵抗効果を利用したヘッドに
比べて、大きい出力を示すことが知られている。このよ
うな、磁気抵抗効果ヘッドで、2層の強磁性層を分離す
る非磁性金属層としては、特開平4−358310 号公報に記
載されているように、Cu,Au,Agが知られてい
る。この場合、磁気抵抗効果ヘッドの感磁部を構成して
いる磁気抵抗効果膜の磁気抵抗変化率ΔR/Rは、膜厚
などを最適化することにより数%であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気記録の高
密度化には、再生用磁気ヘッドにさらなる強い感度が求
められている。すなわち、磁気抵抗効果膜の磁気抵抗変
化率は、さらに大きくする必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々の材
料および膜厚を有する非磁性金属層を積層した多層膜を
用いた磁気抵抗効果膜について鋭意研究を重ねた結果、
多層膜における非磁性金属層材料としてPtを用いるこ
とにより、非磁性金属がCu,Au,Agのときよりも
高い磁気抵抗変化率を得ることができることを見いだ
し、本発明に至った。すなわち少なくとも2層の強磁性
層を非磁性金属層で分割し、少なくとも1層の強磁性層
に反強磁性層からの交換バイアス磁界が印加されてお
り、少なくとも1層の強磁性層には反強磁性層からの交
換バイアス磁界が直接には印加されていない多層膜を用
いた磁気抵抗効果膜で,非磁性金属層としてPtを用い
ることにより、磁気抵抗変化率を従来の磁気抵抗効果膜
に対して向上させる事ができる。従って、この磁気抵抗
効果膜を感磁部に用いた磁気抵抗効果ヘッドは高感度化
が実現できた。またこの磁気抵抗効果ヘッドを用いる
と、高性能磁気記録再生装置が実現できた。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を用
いながら具体的に説明する。
【0007】(実施例1)図1は本実施例の磁気抵抗効
果ヘッドの感磁部に用いられた磁気抵抗効果膜10の膜
構成の一実施例を示す。磁気抵抗効果膜10を形成する
に際しては、高周波マグネトロンスパッタリング装置を
用い、アルゴン3mTorr雰囲気で形成した。磁気抵抗効
果膜10は、非磁性基板11上に、下地層12,強磁性
層13,強磁性層14,非磁性金属層Pt15(膜厚
0.1 から10nm),強磁性層16,反強磁性層1
7,保護膜18を順次積層した。なお、下地層12は、
その上に形成する強磁性層,非磁性金属層,反強磁性層
の結晶配向性をするために形成した。本実施例では、下
地層12はTa(膜厚5nm)、強磁性層13としてN
iFe合金(膜厚5nm)、強磁性層14としてCoF
e合金(膜厚2nm)、強磁性層16はCo(膜厚3n
m)、反強磁性層17はCrMnPt合金(膜厚30nm)、
保護膜18はTa(膜厚5nm)を用いた。本実施例で
は材料を用いたが、それ以外に下地層12はZr,H
f、それらの合金、あるいはCoNbZr,CoTaZrなどの非晶
質合金でも良い。また、反強磁性層に接していない強磁
性層13,強磁性層14は軟磁性膜を示すことが望まし
く、NiFe系合金,CoFeNi系合金,CoFe系合金を
用いることが好ましい。また強磁性層13にNiFe系
合金,強磁性層14にCoという構成でも良い。反強磁
性層17に接する強磁性16は、必ずしも軟磁気特性を
示す必要はないが、NiFe系合金,Ni−Fe−Co
系合金,CoFe合金などでも良い。反強磁性層17は
CrMnPt系合金を用いたが、他の反強磁性膜を用いること
もできる。反強磁性材料は、Fe−Mn系、その他のC
r−Mn系,Pd−Mn系,Ir−Mn系,Pt−Mn
系,Au−Mn系合金,Ni−Mn系,Ni−Mn−C
r系合金,Ni−O,Ni−Co−Oなどが望ましい。
保護膜18はTaを用いたが、Zr,Hfなどでも良
い。それぞれの層の膜厚に関しては、膜厚に限定される
物ではなく、下地層12は1nmから5nm、強磁性層
13として1nmから10nm、強磁性層14として
0.5nm から5nm、強磁性層16は1nmから5n
m、反強磁性層17は5nmから50nm、保護膜は1
nmから5nmでも良い。
【0008】図2は本実施例の磁気抵抗効果膜10の磁
気抵抗変化率ΔR/Rの非磁性金属層Pt15の膜厚依
存性を示す。図2に示すように、本実施例の磁気抵抗効
果膜10の磁気抵抗変化率ΔR/Rは、非磁性金属層P
t15の膜厚が厚くなるほど大きくなった。この磁気抵
抗変化率ΔR/Rは、従来磁気抵抗効果膜のように、非
磁性金属膜にCu,Au,Agなどを使った磁気抵抗効
果膜よりも、約1.5〜2倍ほど大きくなっている。非
磁性金属層Pt15の膜厚は、0.5nm より薄いと膜
形成するのが難しく、また5nmより厚いと、従来の磁
気抵抗効果膜でも達成できる磁気抵抗変化率であった。
従って、非磁性金属層Pt15の膜厚は0.5nm 以上
5nm以下が望ましい。なお、非磁性金属層Pt15に
直接接する強磁性層はNiFeでも良いがCoやCoF
e,CoFeNiなどのCo合金の方が本発明の効果が顕著で
ある。また、本発明の実施例では、反強磁性層17は、
Ptを基準にして非磁性基板11とは反対側に存在する
場合を示したが、その逆の場合でもその効果はかわらな
い。
【0009】また、ここでは、反強磁性層17の交換バ
イアスによって少なくとも1層の強磁性層16の磁化を
固定したスピンバルブ構造の磁気抵抗効果膜を示してい
るが、本発明の効果は、スピンバルブ効果に基づく磁気
抵抗効果膜であれば同様の効果がある。
【0010】図3に本発明の実施例1の磁気抵抗効果ヘ
ッド30の主要部の断面図を示す。本発明の磁気抵抗効
果ヘッド30はZrO2 ,Al23で形成された基板3
1上に図1で示した磁気抵抗効果膜10を形成した後、
磁気抵抗効果膜10の磁区制御を行うための縦バイアス
パターンとなる硬磁性層32,32′、ならびに電流の
供給と信号の検出のための電極層33,33′を形成す
る。硬磁性層32,32′は、CoPtCr,CoCrTa,CoNiP
t,CoPt,CoPtCr−ZrO2 膜を用いることができる。
硬磁性層の保磁力を高めるためにCrなどの下地層を硬
磁性層の下に敷いてもよい。電極層33,33′は、A
u,Ta,W,Cuなどの金属膜,合金膜あるいはそれ
らの多層膜を用いた。なお、本発明の効果はこのヘッド
構造に限った物でない。この磁気抵抗効果膜10を用い
たすべての磁気ヘッドで本発明は有効である。
【0011】なお、実際の磁気抵抗効果ヘッドは、図3
に示す主要部を上下のシールド膜で挟むことによって作
製した。このとき下部シールドには、膜厚2μmの非晶
質CoTaZr合金膜を用い、上部シールドは、スパッタ法に
より形成した膜厚2μmのNiFe合金膜を用いた。シ
ールド間のギャップ絶縁層は、スパッタ法により形成し
たAl23膜を用いた。この磁気抵抗効果ヘッドはさら
に、スパッタ法で形成されたAl23保護膜を形成し、
研磨,スライダー加工を経て記録再生装置に供した。
【0012】図5は本実施例の磁気抵抗効果型ヘッド3
0を再生ヘッドとして用いたときの記録再生分離型ヘッ
ド40の斜視図である。この記録再生分離型ヘッド40
は、図2に示す磁気抵抗効果型ヘッド30と誘導型記録
ヘッド41とを重ね合わせた構造である。すなわち、磁
気抵抗効果型ヘッド30は、シールド層42,43間の
ギャップ層44に挿入されて再生ヘッドとして働き、誘
導型記録ヘッド41は記録磁極45,46間に挿入され
たコイル47を備えて記録ヘッドとして働くように構成
されている。
【0013】本実施例では、再生ヘッドとして、本実施
例の磁気抵抗効果ヘッド30を用いているので、従来の
非磁性金属層を使った磁気抵抗効果ヘッドよりも高感度
化が図れた。
【0014】図5の(a)および(b)は、本実施例の
磁気抵抗効果型ヘッド30を再生ヘッドに用いた磁気記
録再生装置50の平面模式図及び、A−A′断面図であ
る。この磁気記録再生装置はディスク状の磁気記録媒体
51と、記録媒体を回転駆動する磁気記録媒体駆動部5
2と、記録再生分離型ヘッド40とこの記録再生分離型
ヘッド40を位置決め旋回させるヘッド駆動部53と、
記録再生分離型ヘッド40に関する記録信号および再生
信号を処理する記録再生信号処理部(図示省略)とを具備
して構成されている。
【0015】本実施例では、再生ヘッドとして、本実施
例の磁気抵抗効果型ヘッド30を備えた記録再生分離型
ヘッド40を用いているので、高出力化が図れ、磁気記
録再生装置の小型大容量化が図れた。
【0016】以上の実施例は、磁気ヘッドに限定して述
べたが、本発明の磁気抵抗効果膜10は、磁気装置再生
装置50に用いられる磁気ヘッド以外の磁気センサに用
いても良い。
【0017】(実施例2)図6は本実施例の磁気抵抗効
果ヘッドの感磁部に用いられた磁気抵抗効果膜60の膜
構成の他の実施例を示す。磁気抵抗効果膜を形成するに
際しては、高周波マグネトロンスパッタリング装置を用
い、アルゴン3mTorr雰囲気で形成した。磁気抵抗効果
膜60は、非磁性基板11上に、下地層61,反強磁性
層62,強磁性層63,非磁性金属層Pt64,強磁性
層65,強磁性層66,強磁性層67,非磁性金属層P
t68(膜厚0.1 から10nm),強磁性層69,反
強磁性層70,保護膜18を順次積層した。なお、下地
層61は、その上に形成する強磁性層,非磁性金属層,
反強磁性層の結晶配向性をするために形成した。本実施
例では、下地層61はTa(膜厚5nm)、反強磁性層
62はMnIr合金膜(膜厚10nm)、強磁性層63
はCo(膜厚3nm)、強磁性層65はCoFe合金膜(膜
厚1nm)、強磁性層66はNiFe合金膜(膜厚2n
m)、強磁性層67はCoFe合金膜(膜厚1nm)、
強磁性層69はCo(膜厚3nm)、反強磁性層70は
MnIr合金膜(膜厚10nm)、保護膜18はTa
(膜厚5nm)を用いた。本実施例では材料を用いた
が、それ以外に下地層61はZr,Hf、それらの合
金、あるいはCoNbZr,CoTaZrなどの非晶質合金でも良
い。また、反強磁性層62,70に接していない強磁性
層65,66,67は軟磁性膜を示すことが望ましく、
NiFe系合金,CoFeNi系合金,CoFe系合金を用い
ることが好ましい。また強磁性層66にNiFe系合
金,強磁性層65,67がCoという構成でも良い。反
強磁性層62,70に接する強磁性層63,69は、必
ずしも軟磁気特性を示す必要はないが、NiFe系合
金,CoFeNi系合金,CoFe合金などでも良い。反強磁
性層62,70はMn−Ir系合金を用いたが、他の反
強磁性膜を用いることもできる。反強磁性材料は、Cr
−Mn系,Pd−Mn系,Fe−Mn系,Pt−Mn
系,q2Au−Mn系合金,Ni−Mn系,Ni−Mn
−Cr系合金,Ni−O,Ni−Co−Oなどが望まし
い。保護膜18はTaを用いたが、Zr,Hfなどでも
良い。それぞれの層の膜厚に関しては、膜厚に限定され
る物ではなく、下地層61は1nmから5nm、強磁性
層66として1nmから10nm、強磁性層65,67
として0.5nm から5nm、強磁性層66は1nmか
ら5nm、反強磁性層62,70は5nmから50n
m、保護膜18は1nmから5nmでも良い。本実施例
の磁気抵抗効果膜60の磁気抵抗変化率ΔR/Rは、実
施例1の磁気抵抗効果膜10の磁気抵抗変化率ΔR/R
よりも約1.5 倍大きかった。また、非磁性金属層Pt
64,68の最適な膜厚は、実施例1と同じく0.5n
m 以上5nm以下が望ましい。
【0018】本実施例の磁気抵抗効果ヘッドの構造,記
録再生分離型ヘッドの構造も、磁気抵抗効果膜以外は、
実施例1と同様である。本実施例でも、磁気抵抗効果膜
60の抵抗変化率が実施例1よりも約1.5 倍向上して
いることから、磁気ヘッドの出力も実施例1の約1.5
倍の向上が得られ、磁気記録再生装置の小型大容量化が
図れた。
【0019】
【発明の効果】強磁性層の一部に反強磁性層からの交換
バイアス磁界を印加した多層膜で、非磁性金属層材料と
してPtを用いることにより従来よりも高い磁気抵抗変
化率を得ることができた。さらに、この磁気抵抗効果膜
は磁気抵抗効果ヘッドなどに適用する事で高感度化が実
現できた。また、この磁気抵抗効果ヘッドを用いること
により、高出力化が可能となり、大容量小型の磁気記録
再生装置を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気抵抗効果ヘッドの
感磁部に用いられた磁気抵抗効果膜の説明図。
【図2】図1に示す磁気抵抗効果膜の磁気抵抗変化率と
非磁性金属層Ptの膜厚との関係を示す特性図。
【図3】本発明の一実施例の磁気抵抗効果ヘッドの主要
部の断面図。
【図4】本発明の磁気抵抗効果ヘッドを再生ヘッドとし
て用いた時の記録再生分離型ヘッドの斜視図。
【図5】本発明の磁気抵抗効果ヘッドを再生ヘッドとし
て用いた磁気記録再生装置の説明図。
【図6】本発明の他の実施例を示す磁気抵抗効果ヘッド
の感磁部に用いられた磁気抵抗効果膜の説明図。
【符号の説明】
10…磁気抵抗効果膜、11…非磁性基板、12…下地
層、13,14,16…強磁性層、15…非磁性金属層
Pt、17…反強磁性層、18…保護膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 宏 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数層の強磁性層を非磁性金属層で分割
    し、上記強磁性層の少なくとも1層に反強磁性層からの
    交換バイアス磁界が印加されており、上記強磁性層の少
    なくとも1層には反強磁性層からの交換バイアス磁界が
    直接には印加されていない多層膜を感磁部に用いた磁気
    抵抗効果膜において、前記非磁性金属層としてPtを用
    いることを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。
  2. 【請求項2】上記非磁性金属層Ptの膜厚が0.5nm
    から5nmである請求項1に記載の磁気抵抗効果ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】上記非磁性金属層Ptに接する強磁性層の
    少なくとも一層は、Co膜あるいはCo合金膜である請
    求項1または2に記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  4. 【請求項4】請求項5に記載の上記Co合金膜がCoF
    e合金,CoFeNi合金である請求項1,2または3に記載
    の磁気抵抗効果ヘッド。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4に記載の磁気抵
    抗効果ヘッドを再生ヘッドとし、誘導型磁気ヘッドを記
    録ヘッドとし、それらを重ねた記録再生分離型ヘッド。
  6. 【請求項6】磁気記録媒体を駆動する磁気記録媒体駆動
    部と、上記磁気記録媒体からの漏洩磁界に感応して磁気
    情報を再生する磁気抵抗効果型ヘッドと、上記磁気記録
    媒体に磁気情報を記録する磁気記録ヘッドとを一体化し
    た記録再生分離型ヘッドと、上記記録再生分離型ヘッド
    を駆動する磁気ヘッド駆動部と、上記磁気抵抗効果型ヘ
    ッドに関する再生信号と上記磁気記録ヘッドに関する記
    録信号を処理する記録再生信号処理部とを備えた磁気記
    録再生装置において、上記記録再生分離型ヘッドに請求
    項5に記載の記録再生分離型ヘッドを用いる磁気記録再
    生装置。
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