JPH10187228A - プラント運転支援装置 - Google Patents

プラント運転支援装置

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JPH10187228A
JPH10187228A JP35473696A JP35473696A JPH10187228A JP H10187228 A JPH10187228 A JP H10187228A JP 35473696 A JP35473696 A JP 35473696A JP 35473696 A JP35473696 A JP 35473696A JP H10187228 A JPH10187228 A JP H10187228A
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JP
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recommended
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JP35473696A
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English (en)
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Osamu Takara
理 高良
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作員に対して的確なく推奨操作を提示して
運転支援する。 【解決手段】 運転操作作成部13は、プラント状態推
定部12により推定されたプラント状態とこのプラント
状態に対応する推奨操作作成知識情報を推奨操作データ
ベース部17から抽出してこれらに基づいて推奨操作を
作成して操作員へ提示する一方、操作員が推奨操作を参
照して操作入力する。操作員操作認識部14は、作成さ
れた推奨操作内容と操作員の操作入力内容との相違を認
識して操作認識情報を出力する。推奨操作作成知識学習
部15は、操作認識情報と操作員の操作内容と推奨操作
作成知識情報から運転履歴データベース部16を参照し
て推奨操作作成知識情報を学習して得られる学習された
推奨操作作成知識情報を推奨操作データベース部17へ
格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの運転を
支援するプラント運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は、従来のプラント運転支援装置
の一例を示す構成図である。
【0003】従来のプラント運転支援装置においては、
予め用意された操作方法の中からプラントの状態に適し
た操作方法を選択してプラントを操作するか、予め用意
された因果規則等を用いて操作方法を推論し、プラント
を操作していた。
【0004】図示するプラント運転支援装置100は、
プラントデータ収集部11とプラント状態推定部12と
推論部22と知識データベース23と運転操作作成部2
4とから構成されている。
【0005】まず、プラントのプロセスデータがプラン
トデータ収集部11によって収集され、プラント状態推
定部12に渡される。プラント状態推定部12では、収
集されたプラントデータを用いてプラント状態の推定が
される。推論部22では、推定されたプラント状態によ
って知識データベース23を参照して推論を実行して得
られる推奨すべき推奨操作を操作員へ提示する。操作員
は推奨操作とプラント状態を参照して自己の知識を活用
して実際の操作を決定し入力する。そして、運転操作作
成部24から操作信号がプラント機器へ出力される。こ
のようにして操作員に推奨操作を示してプラント運転の
支援がされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図22
に示すプラント運転支援装置の知識データベース23で
は、予め設計段階で想定される知識のみを格納してお
り、この知識のみではプラント状態に即した推論による
信頼性の高い的確な推奨操作を操作員へ提供することは
困難であるという問題がある。
【0007】すなわち、上記設計段階に想定される知識
は限られており、プラントの状態は、実機を操作して初
めて得られるものである。また、プラントの状態は、多
岐で、かつ、刻々と変化するので最新のプラント状態と
過去の履歴とを考慮した知識が反映された推奨操作を操
作員へ提供する必要があった。従って、従来、操作員が
意図する操作と推奨操作との相違が多く、操作員への負
担が過大であった。
【0008】そこで、本発明は、操作員に対して的確な
推奨操作を提示してプラント運転操作を支援するプラン
ト運転支援装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントからのデータをプラントデータとして収集するプラ
ントデータ収集部と、このプラントデータ収集部によっ
て収集されたプラントデータに基づいてプラントの状態
を推定するプラント状態推定部と、プラント状態に応じ
て推奨操作を推定して作成するために必要な知識やデー
タを推奨操作作成知識情報として格納する推奨操作デー
タベース部と、過去のプラント状態とその状態における
運転操作を運転履歴データとして格納する運転履歴デー
タベース部と、プラント状態推定部により推定されたプ
ラント状態とこのプラント状態に対応する推奨操作作成
知識情報を推奨操作データベース部を抽出してこれらに
基づいて推奨操作を作成して操作員へ提示する一方、操
作員が推奨操作を参照して操作入力する運転操作作成部
と、運転操作作成部によって作成された推奨操作内容と
操作員の操作入力内容との相違を認識して操作認識情報
を出力する操作員操作認識部と、操作認識情報と操作員
の操作内容と推奨操作作成知識情報から運転履歴データ
ベース部を参照して推奨操作作成知識情報を学習して得
られる学習された推奨操作作成知識情報を推奨操作デー
タベース部へ格納する推奨操作作成知識学習部とを設け
るようにしたものである。この手段によれば、運転操作
作成部によって作成された推奨操作内容を参照して操作
員が操作入力した内容に相違があるとき、前記推奨操作
の作成に用いた知識情報である推奨操作作成知識情報が
再学習される。これにより、推奨操作作成知識情報が一
律でなくプラント状態に応じて変更され、プラント状態
の状況変化にも対応して変更される。従って、推奨操作
内容と操作員の操作入力内容の差異が生じても次回には
ほぼ一致するので操作員へ提示される推奨操作が信頼で
きるものとなり、通常時操作員は推奨操作を信頼して操
作入力することができ操作員の負担が軽減され、さら
に、操作員の操作入力内容が的確なものとなる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習により、推奨操作作成知識情報を学習して得ら
れる学習された推奨操作作成知識情報を推奨操作データ
ベース部へ格納するようにしたものである。この手段に
よれば、推奨操作内容とこれを参照して、操作員が行っ
た操作入力内容とに差異が確認されたとき今回用いた推
奨操作作成知識情報が再帰納学習され得られる学習結果
に変更される。この場合、帰納学習では、一般に、因果
規則の形成で記述されるので、推奨操作作成知識情報の
学習過程が理解しやすく、信頼性の高い因果規則が作成
される。従って、帰納学習された次回に用い推奨操作作
成知識情報が的確なものとすることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
ニューラルネットワークによって推奨操作作成知識情報
を学習して得られる学習された推奨操作作成知識情報を
推奨操作データベース部へ格納するようにしたものであ
る。この手段によれば、推奨操作内容とこれを参照して
操作員が行った操作入力内容とに差異が確認されたとき
今回用いた推奨操作作成知識情報がニューラルネットワ
ークによって再学習がされ得られる学習結果に変更され
る。この場合、ニューラルネットワークの学習では、帰
納学習で扱えない連続値を含む学習ができるので、きめ
細かな信頼性のある推奨操作の作成ができる。従って、
ニューラルネットワークにより学習された次回に用いる
推奨操作作成知識情報が的確なものとすることができ
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項1記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習によって推奨操作作成知識情報を学習して得ら
れる学習された第1推奨操作作成知識情報を作成する第
1推奨操作作成知識情報作成手段と、ニューラルネット
ワークによって推奨操作作成知識情報を学習して得られ
る第2推奨操作作成知識情報を作成する第2推奨操作作
成知識情報作成手段と、第1推奨操作作成知識情報と第
2推奨操作作成知識情報とに基づく学習された推奨操作
作成知識情報を推奨操作データベース部へ格納するよう
にしたことである。この手段によれば、帰納学習により
得られる第1推奨操作作成知識情報とニューラルネット
ワークの学習により得られる第2推奨操作作成知識情報
とから推奨操作作成知識情報が作成される。この場合、
両方の情報を利用して作成されるので、作成された推奨
操作作成知識情報が信頼性が高く的確なものとすること
ができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習された第1推奨操作作成知識情報とニューラル
ネットワークによる学習された第2推奨操作作成知識情
報との両方の推奨操作作成知識情報を評価して総合的な
推奨操作作成知識情報を作成して推奨操作データベース
部へ格納する手段を設けるようにしたものである。この
手段によれば、帰納学習により得られる第1推奨操作作
成知識情報とニューラルネットワークの学習により得ら
れる第2推奨操作作成知識情報とのそれぞれを評価して
総合的判断をして推奨操作作成知識情報が作成される。
この場合、両方の情報を利用し、かつ、評価に基づき作
成されるので、作成された推奨操作作成知識情報が信頼
性が高く的確なものとすることができる。
【0014】請求項6の発明は、請求項4記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習された第1推奨操作作成知識情報とニューラル
ネットワークによる学習された第2推奨操作作成知識情
報との両方の推奨操作作成知識情報の内で、最先に得ら
れる推奨操作作成知識情報を最終的な推奨操作作成知識
情報として推奨操作データベース部へ格納する手段を設
けるようにしたものである。この手段によれば、帰納学
習を用いて行われる学習とニューラルネットワークを用
いて行われる学習との内でより速く学習が成功した方の
結果が用いられるため、より高速に学習結果による推奨
操作作成知識情報を得て迅速に変更することができる。
【0015】請求項7の発明は、請求項4記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習をする第1推奨操作作成知識情報作成手段によ
る学習を実行し推奨操作作成知識情報の作成に成功すれ
ばこれを学習された推奨操作作成知識情報とする一方、
不成功の場合にニューラルネットワークによる第2推奨
操作作成知識情報作成手段による学習を実行して学習さ
れた推奨操作作成知識情報として推奨操作データベース
部へ格納する手段を設けるようにしたものである。この
手段によれば、帰納学習を用いて行われる学習の方がニ
ューラルネットワークを用いて行われる学習に比べて、
学習時間が短いことが多いので、帰納学習を用いて行わ
れる学習が成功すれば、より多くの場合により高速に学
習結果による推奨操作作成知識情報を得て迅速に変更す
ることができる。
【0016】請求項8の発明は、請求項2記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
帰納学習により得られる途中経過や最終学習結果の推奨
操作作成知識情報を格納し、次回に前回の途中経過や最
終学習結果の推奨操作作成知識情報に基づいて帰納学習
を行って得られる推奨操作作成知識情報を推奨操作デー
タベース部へ格納するようにしたものである。この手段
によれば、帰納学習を用いて行われる学習の途中経過ま
たは結果を次回の学習で利用できる形で保存しておき、
次回に利用するので次回の学習時に必要な学習時間が短
縮でき、また、信頼性のある推奨操作作成知識情報が作
成できる。
【0017】請求項9の発明は、請求項3記載のプラン
ト運転支援装置において、推奨操作作成知識学習部は、
ニューラルネットワークの学習により得られる途中経過
や最終学習結果の推奨操作作成知識情報を格納し、次回
に前回の途中経過や最終学習結果の推奨操作作成知識情
報に基づいて帰納学習を行って得られる推奨操作作成知
識情報を推奨操作データベース部へ格納するようにした
ものである。この手段によれば、ニューラルネットワー
クを用いて行われる学習の途中経過または結果を次回の
学習で利用できる形で保存しておき、次回に利用するの
で次回の学習時に必要な学習時間が短縮でき、また、信
頼性のある推奨操作作成知識情報が作成できる。
【0018】請求項10の発明は、請求項4乃至請求項
7記載のいずれかのプラント運転支援装置において、推
奨操作作成知識学習部は、学習の途中経過や最終学習結
果の推奨操作作成知識情報を格納し、次回に前回の途中
経過や最終学習結果の推奨操作作成知識情報を利用する
ようにしたものである。この手段によれば、帰納学習を
用いて行われる学習の途中経過または結果とニューラル
ネットワークを用いて行われる学習の途中経過または結
果を次回のそれぞれの学習で利用できる形で保存してお
き次回利用するので、次回のそれぞれの学習時に必要な
学習時間が短縮でき、また、信頼性の高い推奨操作作成
知識情報が作成できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の第1実施の形態を示すプ
ラント運転支援装置の構成図である。
【0021】第1実施の形態りプラント運転支援装置1
00Aは、プラントデータ収集部11とプラント状態推
定部12と運転操作作成部13と操作員操作認識部14
と推奨操作作成知識学習部15と運転履歴データベース
部16と推奨操作データベース部17とから構成されて
いる。
【0022】ここで、プラントデータ収集部11は、プ
ラントからのデータをプラントデータとして収集するも
のである。プラント状態推定部12は、プラントデータ
収集部11によって収集されたプラントデータに基づい
てプラントの状態を推定するものである。運転操作作成
部13は、プラント状態推定部12により推定されたプ
ラント状態とこのプラント状態に対応する推奨操作作成
知識情報を推奨操作データベース部17を抽出してこれ
らに基づいて推奨操作を作成して操作員へ提示する一
方、操作員が推奨操作を参照して操作入力するものであ
る。操作員操作認識部14は、運転操作作成部13によ
って作成された推奨操作内容と操作員の操作入力内容と
の相違を認識して操作認識情報を出力するものである。
【0023】推奨操作作成知識学習部15は、操作認識
情報と操作員の操作内容と推奨操作作成知識情報から運
転履歴データベース部16を参照して推奨操作作成知識
情報を学習して得られる学習された推奨操作作成知識情
報を推奨操作データベース部17へ格納するものであ
る。運転履歴データベース部16は、過去のプラント状
態とその状態における運転操作を運転履歴データとして
格納するものである。推奨操作データベース部17は、
プラント状態に応じて推奨操作を推定して作成するため
に必要な知識やデータを推奨操作作成知識情報として格
納するものである。
【0024】まず、プラントデータの収集が、図2に示
す処理手順によって、プラントデータ収集部11によっ
て行われ、プラントデータの収集がデータ毎に予め定め
られた周期で行われる(S1)。そして、同じ時刻で収
集されたデータが一つのパケットにまとめられて受信さ
れる(S2)。受信されたパケットはそのフォーマット
に応じて個々のプラントデータに展開し、図示しないプ
ラントデータ格納エリアに格納する(S3,S4)。
【0025】次に、プラント状態推定部12によって、
図3に示す処理が実行され、プラントデータ収集部11
からプラントデータが読み込まれる(S11)。続い
て、読み込まれたプラントデータについて順次、複数の
状態推定知識を選択して適用して推定を実行する(S1
2,S13)。推定が得られると結果を保存し全ての状
態推定知識が適用されるまで繰返し実行される(S1
4)。
【0026】プラント状態推定部12は、例えば、プラ
ントのある回転機器の回転数の変化が一定以上であれば
「回転数急上昇」と判断するなどといったように、プラ
ントデータ収集部11によって収集されたデータをある
基準に照らし合わせて抽象化し、プラントの各部分の状
態および全体の状態を判断して格納する。
【0027】次に、運転操作作成部13によって、図4
に示す処理が実行され、プラント状態推定部12より推
定されたプラント状態が読み込まれる(S21)。続い
て、複数の状態推定知識である推奨操作作成知識情報を
適用して順次推定を実行する(S22,S23)。推定
が得られると結果を保存し、全ての状態推定知識である
推奨操作作成知識情報をが適用し繰返し実行する(S2
4)。
【0028】これによって、運転操作作成部13では、
プラント状態推定部12によって推定された現在のプラ
ント状態における最適な運転操作手順である推奨操作を
作成する。この手順の作成に当たっては、現在のプラン
ト状態において適用可能な推奨操作作成知識の全てが適
用される。
【0029】次に、図5に示す操作員操作認識部14の
処理がされ、運転操作作成部13から推奨操作が読み込
まれ、さらに、操作員の操作が記録され取り込まれる
(S31,S32)。ここで、操作員へ提示された推奨
操作と実際に行った操作員の操作とから比較され両者に
差異があるとき得られる差異が保存される(S33,S
34)。
【0030】これにより、操作員操作認識部14では、
運転操作作成部13によって作成/提示された推奨運転
操作手順とプラント操作員が実際に行なった運転操作手
順とが比較され、両者が同等な手順でないと判断されれ
ば、その差異が記録され推奨操作作成知識学習部15が
起動される。
【0031】次に、図6に示す推奨操作作成知識学習部
15の処理がされ、操作員操作認識部14から差異の通
知があると運転操作作成部13から推奨操作が読み込ま
れる(S41)。さらに、運転操作作成部13から推奨
操作を参照して操作員が行った操作から読み込まれる
(S42)。続いて、プラント状態推定部12によって
推定されたプラント状態と、この状態と同様の場合の過
去の運転履歴データが運転履歴データベース部16から
取り込まれる(S43)。そして、推奨操作作成知識学
習部15によりこれらの各情報に基づいて学習エンジン
が起動され、学習結果が推奨操作データベース部17へ
保存される(S44)。
【0032】このように第1実施の形態によれば、運転
操作作成部によって作成された推奨操作内容を参照して
操作員が操作入力した内容に相違があるとき、推奨操作
の作成に用いた知識情報である推奨操作作成知識情報が
再学習される。これにより、推奨操作作成知識情報が一
律でなくプラント状態に応じて変更され、プラント状態
の状況変化にも対応して変更される。従って、推奨操作
内容と操作員の操作入力内容の差異が生じても、次回に
はほぼ一致するので操作員へ提示される推奨操作が信頼
できるものとなり、通常時操作員は推奨操作を信頼して
操作入力することができ操作員の負担が軽減され、さら
に、操作員の操作入力内容が的確なものとなる。
【0033】図7は、本発明の第2実施の形態における
推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0034】第2実施の形態は、帰納学習を用いて学習
し、得られる推奨操作作成知識情報を推奨操作データベ
ース部17へ格納して常にプラント状態に応じた信頼性
の高い推奨操作作成知識情報とした点に特徴を有してい
る。
【0035】まず、推奨操作作成知識学習部15は図7
に示すように操作員操作認識部14により推奨操作と操
作員の操作について差異が認識され、その旨通知を受け
ると運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が
各読み込まれる(S51,S52)。さらに、運転操作
作成部13からそのときのプラント状態が読み込まれる
(S53)。そして、読み込まれたプラント状態とほぼ
同じ状態の推奨操作作成知識情報が推奨操作データベー
ス部17から読み込まれる一方、過去の運転履歴データ
が運転履歴データベース部16から読み込まれる(S5
4,S55)。次に、プラント状態の特徴が抽出され、
抽出されたプラント状態の特徴に基づいて推奨操作の作
成に直接関与した推奨操作作成知識情報が抽出される
(S56,S57)。
【0036】さらに、抽出された推奨操作作成に直接関
与した知識と抽出されたプラント状態の特徴との比較が
され、違いのある条件項目が選別される(S58)。こ
れにより、違いのある条件項目の特徴値により新たな推
奨操作作成知識が作成され、これが推奨操作データベー
ス部17へ保存される。(S59,S60)。
【0037】この実施の形態では、推奨操作作成知識
が、例えば、以下のように因果規則の形式で記述されて
いる。 IF (条件A)AND(条件B) THEN 推奨操作はC
【0038】ここで、帰納学習による簡単な例を図8に
示すプラントに適用して説明する。
【0039】図8において、上流側のバルブA25を介
して液体がタンクA26に貯えられ、タンクA26に連
なる下流側のタンクB28へバルブB27を介して流体
が貯えられるように構成されている。このようなプラン
トを対象として帰納学習をするとして、図1に示す推奨
操作データベース部17には、次の、知識データベース
のルール(1)があるとする。
【0040】 IF (タンクAの水位>100) THEN(バルブBの開度50%) AND (バルブAの開度100%) ・・・(1) AND (バルブBの開度 0%)
【0041】一方、プラント状態推定部12からのプラ
ント状態が上記条件部とすると、操作員に対して上記条
件部と推論部の内容が提示される。これに対して、操作
員が上記推論部(バルブBの開度50%)を参照し、さ
らに、自己の知識を活用した結果、実際に(バルブAの
開度50%)となる操作をすると操作信号が運転操作作
成部13へ入力される。
【0042】操作員操作認識部14では、操作員の操作
「バルブAの開度50%」に対して、運転操作作成部1
3によって作成した推奨操作「バルブBの開度50%」
の不一致を認識してその差異が推奨操作作成知識学習部
15へ通知される。
【0043】これにより、推奨操作作成知識学習部15
が両操作の相違とプラント状態と運転履歴データベース
部16の過去の履歴データを参照して学習をする。この
結果、当初の知識データベースのルール(1)では、タ
ンクB28の水位を考慮して推論していないことが判
る。そこで、両操作の相違が生じる要因を学習し、しか
も、タンクB28の水位に応じてバルブA25またはバ
ルブB27の操作が異なることを学習する。
【0044】この結果によって、次の知識データベース
のルール(2),(3)が作成され、推奨操作データベ
ース部17へ格納される。
【0045】 IF (タンクAの水位>100) THEN(バルブBの開度50%) AND (バルブAの開度100%) ・・・(2) AND (バルブBの開度 0%) AND (タンクBの水位<30%) IF (タンクAの水位>100) THEN(バルブAの開度50%) AND (バルブAの開度100%) ・・・(3) AND (バルブBの開度 0%) AND (タンクBの水位>30%)
【0046】推奨操作データベース部17へ格納された
推奨操作作成知識情報である知識データベース(2),
(3)は、次の操作員の操作時にプラント状態が一致す
れば(条件部)、推論部の内容が推奨操作として運転操
作作成部13へ取り込まれ操作員に提示される。
【0047】このように第2実施の形態によれば、推奨
操作内容とこれを参照して、操作員が行った操作入力内
容とに差異が確認されたとき今回用いた推奨操作作成知
識情報が再帰納学習され得られる学習結果に変更され
る。この場合、帰納学習では、一般に、因果規則の形成
で記述されるので、推奨操作作成知識情報の学習過程が
理解しやすく、信頼性の高い因果規則が作成される。従
って、帰納学習された次回に用い推奨操作作成知識情報
が的確なものとすることができる。
【0048】図9は、本発明の第3実施の形態における
推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0049】第3実施の形態は、推奨操作作成知識学習
部15によりニューラルネットワークを用いて学習し、
得られる推奨操作作成知識情報を推奨操作データベース
部17へ格納して信頼性の高い推奨操作作成知識情報に
よって的確な推奨操作を操作員へ提示するようにした点
に特徴を有している。
【0050】まず、推奨操作作成知識学習部15は、図
9に示すように操作員操作認識部14により推奨操作と
操作員の操作に差異が認識され、その旨通知を受けると
運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が各読
み込まれる(S61,S62)。さらに、運転操作作成
部13からそのときのプラント状態が読み込まれる(S
63)。そして、読み込まれたプラント状態とほぼ同じ
状態の推奨操作作成知識が推奨操作データベース部17
から読み込まれる一方、過去の運転履歴データが運転履
歴データベース部16から読み込まれる(S64,S6
5)。
【0051】次に、複数の運転履歴データから一つのパ
ターンを選択してニューラルネットワークへ入力し全て
の運転履歴データをニューラルネットワークへ入力する
(S66,S67)。続いて、読み込まれたプラント状
態と推奨操作とをニューラルネットワークへ入力し、さ
らに、プラント状態と操作員の操作とがニューラルネッ
トワークへ入力される(S68,S69)。この結果、
運転履歴データと推奨操作と操作員の操作を教示として
ネットワーク上の各ノードの重み関数が決定され学習が
される。学習結果は推奨操作作成知識情報として推奨操
作データベース部17へ保存される(S70)。
【0052】このように推奨操作作成知識の学習は、現
在のプラント状態をニューラルネットワークに入力し、
ニューラルネットワークの出力側である推奨操作に対し
て現在のプラント状態と同様な状態での過去の運転操作
履歴と推奨運転操作と操作員が実際に行なった操作を用
いて教示を行い、ニューラルネットワーク上の各ノード
の重み関数の係数を決定する。決定された重み関数の値
を上記の因果規則の形式で記述し、その条件を推奨操作
を生成した推奨操作作成知識の条件部分に追加すること
により行なわれる。
【0053】図10はニューラルネットワークによる学
習をする簡単な例を説明する図である。
【0054】図において、図8のプラントに対応してニ
ューラルネットワークを形成し、 入力層 X 1:バルブA開度 0% X 2:バルブA開度 50% X 3:バルブA開度100% X 4:バルブB開度 0% X 5:バルブB開度 50% X 6:バルブB開度100% X 7:タンクAの水位>100 X 8:タンクAの水位≦100 X 9:タンクBの水位>30 X10:タンクBの水位≦30 としている。
【0055】 また、出力層 Y 1:バルブA開度 0% Y 2:バルブA開度 50% Y 3:バルブA開度100% Y 4:バルブB開度 0% Y 5:バルブB開度 50% Y 6:バルブB開度100% としている。
【0056】まず、当初、入力層X3(バルブA開度1
00%)、入力層X4(バルブB開度0%)、入力層X
7(タンクAの水位100)、入力層X9(タンクBの
水位>30)の各入力層へ「1」が入力されているとき
各リンクMiが重み付けされ、出力層Y5(バルブB開
度50%)から「1」が出力されるようになっていると
する。
【0057】図1において、プラント状態推定部12に
よって推定されたプラント状態のとき推奨操作データベ
ース部17から図10の条件のときの推奨操作として
「バルブB開度50%」が運転操作作成部13へ取り込
まれ、操作員へ提示される。なお、図示黒丸が「1」を
示している。これに対して、上記推奨操作を考慮して自
己の知識を加えて実際に「バルブA開度50%」となる
操作をすると操作信号が運転操作作成部13へ入力され
る。操作員操作認識部14では、両者の操作を認識と運
転履歴データのデータからこれらを教示データとして通
知される。これにより、推奨操作作成知識学習部15内
の図10の各リンクMiの重み付けが教示データにより
変更され、図11に示すように出力層Y2が「1」とし
て出力され、推奨操作として「バルブA開度50%」が
推奨操作データベース部17へ出力される。
【0058】このように第3実施の形態によれば、推奨
操作内容とこれを参照して操作員が行った操作入力内容
とに差異が確認されたとき今回用いた推奨操作作成知識
情報がニューラルネットワークによって再学習がされ得
られる学習結果に変更される。この場合、ニューラルネ
ットワークの学習では、帰納学習で扱えない連続値を含
む学習ができるので、きめ細かな信頼性のある推奨操作
の作成ができる。従って、ニューラルネットワークによ
り学習された次回に用いる推奨操作作成知識情報が的確
なものとすることができる。
【0059】図12は、本発明の第4実施の形態を示す
プラント運転支援装置の構成図である。
【0060】図12において、第1実施の形態を示す図
1と同一符号は、相当部分または同一部分を示し、第4
実施の形態は、推奨操作作成知識学習部15B内に帰納
学習手段31とニューラルネット学習手段32とを備え
ている点に特徴を有する。
【0061】ここで、帰納学習手段31は、帰納学習に
より推奨操作作成知識情報を学習して得られる学習され
た推奨操作作成知識情報を推奨操作データベース部17
へ格納するものである。ニューラルネット学習手段32
は、ニューラルネットにより推奨操作作成知識情報を学
習して売られる学習された推奨操作作成知識情報を推奨
操作データベース部17へ格納するものである。
【0062】このように第4実施の形態によれば、帰納
学習により得られる第1推奨操作作成知識情報とニュー
ラルネットワークの学習により得られる第2推奨操作作
成知識情報とから推奨操作作成知識情報が作成される。
この場合、両方の情報を利用して作成されるので、作成
された推奨操作作成知識情報が信頼性が高く的確なもの
とすることができる。
【0063】図13は、本発明の第5実施の形態におけ
る推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0064】第5実施の形態は、帰納学習手段31とニ
ューラルネット学習手段32の両学習手段の学習結果を
評価して総合的な結果を推奨操作作成知識情報に反映す
るようにした点に特徴を有する。
【0065】まず、推奨操作作成知識学習部15Bは、
図13に示すように操作員操作認識部14により推奨操
作と操作員の操作の差異が認識され、その旨通知を受け
ると運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が
各読み込まれる(S71,S72)。さらに、運転操作
作成部13がそのときのプラント状態が読み込まれる
(S73)。
【0066】続いて、第2実施の形態と同様にして帰納
学習手段31が起動され帰納学習がされる一方、第3実
施の形態と同様にニューラルネット学習手段32が起動
され学習がされる(S74,S75)。これによって、
得られた各学習結果が評価される(S76)。
【0067】評価に当たっては、各学習において定めら
れる評価関数が参照され、総合的に判断して学習結果を
得るようにする。得られた学習結果は、推奨操作作成知
識情報として推奨操作データベース部17へ保存される
(S77)。これにより、帰納学習を用いて行われる学
習の結果とニューラルネットワークを用いて行われる学
習の結果の両方を評価して総合的な学習結果を作成する
ことができる。
【0068】このように第5実施の形態によれば、帰納
学習により得られる第1推奨操作作成知識情報とニュー
ラルネットワークの学習により得られる第2推奨操作作
成知識情報とのそれぞれを評価して総合的判断をして推
奨操作作成知識情報が作成される。この場合、両方の情
報を利用し、かつ、評価に基づき作成されるので、作成
された推奨操作作成知識情報が信頼性が高く的確なもの
とすることができる。
【0069】図14は、本発明の第6実施の形態におけ
る推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0070】第6実施の形態は、帰納学習手段31とニ
ューラルネット学習手段32とを起動させ帰納学習が先
に終了したとき帰納学習の結果を推奨操作作成知識情報
とする一方、ニューラルネットワーク学習が先に終了し
たときニューラルネットワークの結果を推奨操作作成知
識情報として高速に学習させる点に特徴を有している。
【0071】まず、推奨操作作成知識学習部15Bは、
図14に示すように操作員操作認識部14により推奨操
作と操作員の操作に差異が認識され、その旨通知を受け
ると運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が
各読み込まれる(S81,S82)。さらに、運転操作
作成部13によってプラント状態が読み込まれる(S8
3)。
【0072】続いて、第2実施の形態と同様の処理をす
る帰納学習手段31が起動され学習がされる一方、第3
実施の形態と同様の処理をするニューラルネット学習手
段32が起動され学習がされる(S84,S85)。こ
の場合に、帰納学習手段31による帰納学習が先に終了
すれば帰納学習の結果が最終結果として保存する(S8
7,S89)。一方、ニューラルネットによる学習が先
に終了すれば、これを最終結果として保存する(S8
8,S89)。これにより、両学習手段の内いち早く学
習を終えた方の学習結果が推奨操作作成知識に反映され
る。
【0073】このように第6実施の形態によれば、帰納
学習を用いて行われる学習とニューラルネットワークを
用いて行われる学習との内でより速く学習が成功した方
の結果が用いられるため、より高速に学習結果による推
奨操作作成知識情報を得て迅速に変更することができ
る。
【0074】図15は、本発明の第7実施の形態におけ
る推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0075】第7実施の形態は、帰納学習手段31を起
動させ帰納学習が成功したとき帰納学習の結果を推奨操
作作成知識情報とする一方、帰納学習が不成功のときニ
ューラルネット学習手段32を起動してニューラルネッ
トワークの結果を推奨操作作成知識情報として高速に学
習させる点に特徴を有している。
【0076】まず、推奨操作作成知識学習部15Bは図
15に示すように、操作員操作認識部14により推奨操
作と操作員の操作に差異が認識され、その旨通知を受け
ると運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が
各読み込まれる(S91,S92)。さらに、運転操作
作成部13によりプラント状態が読み込まれる(S9
3)。
【0077】続いて、第2実施の形態と同様の処理をす
る帰納学習手段31が起動され学習がされる(S9
4)。この場合に帰納学習手段31による帰納学習が成
功すれば帰納学習の結果が最終結果として保存する(S
96,S99)。
【0078】一方、帰納学習が失敗すればニューラルネ
ットによる学習が起動され、これを最終結果として保存
する(S95,S97〜S99)。
【0079】このように第7実施の形態によれば、帰納
学習を用いて行われる学習の方がニューラルネットワー
クを用いて行われる学習に比べて、学習時間が短いこと
が多いので、帰納学習を用いて行われる学習が成功すれ
ば、より多くの場合により高速に学習結果による推奨操
作作成知識情報を得て迅速に変更することができる。
【0080】図16は、本発明の第8実施の形態による
推奨操作作成知識学習部の処理の流れを示すものであ
る。
【0081】第8実施の形態は、第2実施の形態におい
て、帰納学習により得られる途中経過や最終学習結果の
推奨操作作成知識情報として保存して次回の学習で利用
する点に特徴を有している。
【0082】まず、推奨操作作成知識学習部15Bは操
作員操作認識部14により推奨操作と操作員の操作に差
異が認識され、その旨通知を受けると運転操作作成部1
3から推奨操作と操作員の操作が各読み込まれる(S5
1,S52)。さらに、運転操作作成部13によりプラ
ント状態が読み込まれる(S53)。
【0083】そして、読み込まれたプラント状態とほぼ
同じ状態の推奨操作作成知識が推奨操作データベース部
17から読み込まれる一方、過去の運転履歴データが運
転履歴データベース部16から読み込まれる(S54,
S55)。
【0084】次に、プラント状態の特徴が抽出され、抽
出されたプラント状態の特徴に基づいて推奨操作作成に
直接関与した知識が抽出される(S56,S57)。さ
らに、抽出された推奨操作作成に直接関与した知識と抽
出されたプラント状態の特徴との比較がされ、違いのあ
る条件項目が選別される(S58)。
【0085】これにより、違いのある条件項目の特徴値
により新たな推奨操作作成知識が作成され、これが推奨
操作データベース部17へ保存される。(S59,S6
0)。そして、抽出した特徴をその特徴値を学習途中の
経過として保存する(S60a)。これにより、本実施
の形態によれば、帰納学習を用いて行われる学習の途中
経過または結果を次回の学習で利用できる形で保存して
おくことができる。
【0086】このように第8実施の形態によれば、帰納
学習を用いて行われる学習の途中経過または結果を次回
の学習で利用できる形で保存しておき、次回に利用する
ので次回の学習時に必要な学習時間が短縮でき、また、
信頼性のある推奨操作作成知識情報が作成できる。
【0087】図17は、第9実施の形態による推奨操作
作成知識学習部の処理の流れを示すものである。
【0088】第9実施の形態は、第3実施の形態におい
て、ニューラルネット学習により得られる途中経過や最
終学習結果の推奨操作作成知識情報として保存して次回
の学習で利用する点に特徴を有している。
【0089】まず、推奨操作作成知識学習部15Bは、
図17に示す操作員操作認識部14により推奨操作と操
作員の操作に差異が認識され、その旨通知を受けると運
転操作作成部13から推奨操作と操作員の操作が各読み
込まれる(S61,S62)。さらに、運転操作作成部
13によりそのときのプラント状態が読み込まれる(S
63)。そして、読み込まれたプラント状態とほぼ同じ
状態の推奨操作作成知識が推奨操作データベース部17
から読み込まれる一方、過去の運転履歴データが運転履
歴データベース部16から読み込まれる(S64,S6
5)。
【0090】次に、複数の運転履歴データから一つのパ
ターンを選択しニューラルネットワークへ入力し全ての
運転履歴データをニューラルネットワークへ入力する
(S66,S67)。続いて、読み込まれたプラント状
態と推奨操作とをニューラルネットワークへ入力し、さ
らに、プラント状態と操作員の操作とがネットワークへ
入力される(S68,S69)。この結果、運転履歴デ
ータと推奨操作と操作員の操作を教示としてネットワー
ク上の各ノードの重み関数が決定され学習がされる。学
習結果は推奨操作作成知識情報として推奨操作データベ
ース部17へ保存される(S70)。そして、途中の学
習経過が保存される(S70a)。
【0091】これにより、ニューラルネット学習機能と
同等の学習が実施され、その結果が推奨操作作成知識に
反映されると同時に、ニューラルネット学習の途中で作
成されたネットワークの状態などが学習の途中経過とし
て保存される。
【0092】このように第9実施の形態によれば、ニュ
ーラルネットワークを用いて行われる学習の途中経過ま
たは結果を次回の学習で利用できる形で保存しておき、
次回に利用するので次回の学習時に必要な学習時間が短
縮でき、また、信頼性のある推奨操作作成知識情報が作
成できる。
【0093】図18は、本発明の第10実施の形態を示
すプラント運転支援装置の構成図である。
【0094】図18において、第4実施の形態を示す図
12と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、第
10実施の形態は、帰納学習途中経過データベース部1
8とニューラルネット学習途中経過データベース部19
とを備え,学習の途中経過や最終学習結果の推奨操作作
成知識情報を格納し、次回に前回の途中経過や最終学習
結果の推奨操作作成知識情報を利用して学習可能とした
点に特徴を有している。
【0095】まず、図19に示す処理がされ、推奨操作
作成知識学習部15Cは操作員操作認識部14により推
奨操作と操作員の操作に差異が認識され、その旨通知を
受けると運転操作作成部13から推奨操作と操作員の操
作が各読み込まれる(S71,S72)。さらに、運転
操作作成部13からそのときのプラント状態が読み込ま
れる(S73)。次に、帰納学習途中経過データベース
部18から前回の学習の途中の経過の読み出しが行われ
る(S73a)。
【0096】これによって、帰納学習手段31が起動さ
れ、帰納学習がされる(S74)。このとき、抽出され
た特徴とその特徴値を学習経過として保存する(S74
a)。同様に、ニューラルネット学習途中経過データベ
ース部19から学習の途中経過読み出しが行われる(S
73b)。これにより、ニューラルネット学習手段32
が起動され学習がされる(S75)。このとき、途中経
過が学習済みネットワークへ保存される(S75a)。
【0097】これによって、得られた各学習結果が評価
される(S76)。評価にあたっては、各学習において
定められる評価関数が参照され、総合的に判断し学習結
果を得るようにする。得られた学習結果は推奨操作作成
知識情報として推奨操作データベース部17へ保存され
る(S77)。
【0098】この実施の形態では、両学習手段により学
習結果が生成され、それが推奨操作作成知識に反映され
ると同時に、帰納学習の途中で作成された特徴抽出や抽
出された特徴の特徴量などが学習の途中経過として保存
され、ニューラルネット学習の途中で作成されたネット
ワークの状態などが学習の途中経過として保存される。
【0099】このように第10実施の形態によれば、帰
納学習を用いて行われる学習の途中経過または結果とニ
ューラルネットワークを用いて行われる学習の途中経過
または結果を次回のそれぞれの学習で利用できる形で保
存しておき次回利用するので、次回のそれぞれの学習時
に必要な学習時間が短縮でき、また、信頼性の高い推奨
操作作成知識情報が作成できる。
【0100】なお、本発明は図14に示す第6実施の形
態の処理に加えて、図20に示すように前回の学習の途
中経過を読み出して学習を実行し、得られた途中経過を
保存することができる。
【0101】この場合に、図20に示すように帰納学習
では、前回の学習の途中経過読み出し処理(S83a)
と抽出した特徴とその特徴値を学習経過として保存する
処理(S84a)が加えられる。また、ニューラルネッ
トの学習では、前回の学習の途中経過読み出し処理(S
83b)と学習済みネットワークを保存する処理(S8
5a)が加えられる。
【0102】この手段によれば、両学習手段の内でいち
早く学習を終えた方の学習手段の学習結果が推奨操作作
成知識に反映されると同時に、帰納学習の途中で作成さ
れた特徴抽出や抽出された特徴の特徴量なとが学習の途
中経過として保存され、ニューラルネット学習の途中で
作成されたネットワークの状態などが学習の途中経過と
して保存される。
【0103】なお、本発明は図15に示す第7実施の形
態の処理に加えて、図21に示すように前回の学習の途
中経過を読み出して学習を実行し、得られた途中経過を
保存することができる。
【0104】この場合に、図21に示すように帰納学習
では、前回の学習の途中経過読み出し処理(S93a)
と抽出した特徴とその特徴値を学習経過として保存する
処理(S96a)が加えられる。また、ニューラルネッ
トの学習では、前回の学習の途中経過読み出し処理(S
95b)と学習済みネットワークを保存する処理(S9
8a)が加えられる。
【0105】この手段によれば、帰納学習が失敗した場
合はニューラルネット学習が実施されその学習結果が推
奨操作作成知識に反映されると同時に、帰納学習の途中
で作成された特徴抽出や抽出された特徴の特徴量などが
学習の途中経過として保存され、ニューラルネット学習
の途中で作成されたネットワークの状態などが学習の途
中経過として保存される。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、作成された推奨操作内容を参照して操作員が操作
入力した内容に相違があるとき、推奨操作作成知識情報
を再学習するので、推奨操作作成知識情報が一律でなく
プラント状態に応じて変更され、プラント状態の状況変
化にも対応して変更される。従って、推奨操作内容と操
作員の操作入力内容の差異が生じても次回にはほぼ一致
するので操作員へ提示される推奨操作が信頼できるもの
となり、通常時操作員は推奨操作を信頼して操作入力す
ることができ操作員の負担が軽減され、さらに、操作員
の操作入力内容が的確なものとなる。
【0107】請求項2の発明によれば、推奨操作内容と
これを参照して、操作員が行った操作入力内容とに差異
が確認されたとき今回用いた推奨操作作成知識情報を再
帰納学習して得られる学習結果に変更し、また、帰納学
習では、因果規則の形成で記述されるので、推奨操作作
成知識情報の学習過程が理解しやすく、信頼性の高い因
果規則が作成でき、帰納学習された次回に用い推奨操作
作成知識情報が的確なものとすることができる。
【0108】請求項3の発明によれば、推奨操作内容と
これを参照して操作員が行った操作入力内容とに差異が
確認されたとき今回用いた推奨操作作成知識情報をニュ
ーラルネットワークによって再学習をして得られる学習
結果に変更でき、ニューラルネットワークの学習では、
帰納学習で扱えない連続値を含む学習ができるので、き
め細かな信頼性のある推奨操作の作成ができ、ニューラ
ルネットワークにより学習された次回に用いる推奨操作
作成知識情報が的確なものとすることができる。
【0109】請求項4の発明によれば、帰納学習により
得られる第1推奨操作作成知識情報とニューラルネット
ワークの学習により得られる第2推奨操作作成知識情報
とから推奨操作作成知識情報とから両方の情報を利用し
て作成されるので、作成された推奨操作作成知識情報が
信頼性が高く的確なものとすることができる。
【0110】請求項5の発明によれば、帰納学習により
得られる第1推奨操作作成知識情報とニューラルネット
ワークの学習により得られる第2推奨操作作成知識情報
とのそれぞれを評価して総合的判断をして推奨操作作成
知識情報を作成するので、作成された推奨操作作成知識
情報が信頼性が高く的確なものとすることができる。
【0111】請求項6の発明によれば、帰納学習を用い
て行われる学習とニューラルネットワークを用いて行わ
れる学習との内でより速く学習が成功した方の結果が用
いられるため、より高速に学習結果による推奨操作作成
知識情報を得て迅速に変更することができる。
【0112】請求項7の発明によれば、帰納学習を用い
て行われる学習の方がニューラルネットワークを用いて
行われる学習に比べて、学習時間が短いことが多いの
で、帰納学習を用いて行われる学習が成功すれば、より
多くの場合に高速に学習結果による推奨操作作成知識情
報を得て迅速に変更することができる。
【0113】請求項8の発明によれば、帰納学習を用い
て行われる学習の途中経過または結果を次回の学習で利
用できる形で保存しておき、次回に利用するので次回の
学習時に必要な学習時間が短縮でき、また、信頼性のあ
る推奨操作作成知識情報が作成できる。
【0114】請求項9の発明によれば、ニューラルネッ
トワークを用いて行われる学習の途中経過または結果を
次回の学習で利用できる形で保存しておき、次回に利用
するので次回の学習時に必要な学習時間が短縮でき、ま
た、信頼性のある推奨操作作成知識情報が作成できる。
【0115】請求項10の発明によれば、帰納学習を用
いて行われる学習の途中経過または結果とニューラルネ
ットワークを用いて行われる学習の途中経過または結果
を次回のそれぞれの学習で利用できる形で保存しておき
次回利用するので、次回のそれぞれの学習時に必要な学
習時間が短縮でき、また、信頼性の高い推奨操作作成知
識情報が作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すプラント運転支
援装置の構成図である。
【図2】図1のプラント運転支援装置に備えるプラント
データ収集部の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1のプラント運転支援装置に備えるプラント
状態推定部の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図1のプラント運転支援装置に備える運転操作
作成部の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図1のプラント運転支援装置に備える操作員操
作認識部の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図1のプラント運転支援装置に備える推奨操作
作成知識学習部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2実施の形態における推奨操作作成
知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図7の第2実施の形態を適用するプラントの説
明図である。
【図9】本発明の第3実施の形態における推奨操作作成
知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】ニューラルネットの学習例を示す第1説明図
である。
【図11】ニューラルネットの学習例を示す第2説明図
である。
【図12】本発明の第4実施の形態を示すプラント運転
支援装置の構成図である。
【図13】本発明の第5実施の形態における推奨操作作
成知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第6実施の形態における推奨操作作
成知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第7実施の形態における推奨操作作
成知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第8実施の形態における推奨操作作
成知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第9実施の形態における推奨操作作
成知識学習部の処理手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第10実施の形態を示すプラント運
転支援装置の構成図である。
【図19】図18のプラント運転支援装置に備える推奨
操作作成知識学習部の処理手順を示す第1フローチャー
トである。
【図20】図18のプラント運転支援装置に備える推奨
操作作成知識学習部の処理手順を示す第2フローチャー
トである。
【図21】図18のプラント運転支援装置に備える推奨
操作作成知識学習部の処理手順を示す第3フローチャー
トである。
【図22】従来のプラント運転支援装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
11 プラントデータ収集部 12 プラント状態推定部 13 運転操作作成部 14 操作員操作認識部 15 推奨操作作成知識学習部 16 運転履歴データベース部 17 推奨操作データベース部 18 帰納学習途中経過データベース部 19 ニューラルネット学習途中経過データベース部 22 推論部 23 知識データベース 24 運転操作作成部 31 帰納学習手段 32 ニューラルネット学習手段 100 プラント運転支援装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントからのデータをプラントデータ
    として収集するプラントデータ収集部と、 このプラントデータ収集部によって収集されたプラント
    データに基づいてプラントの状態を推定するプラント状
    態推定部と、 プラント状態に応じて推奨操作を推定して作成するため
    に必要な知識やデータを推奨操作作成知識情報として格
    納する推奨操作データベース部と、 過去のプラント状態とその状態における運転操作を運転
    履歴データとして格納する運転履歴データベース部と、 前記プラント状態推定部により推定されたプラント状態
    とこのプラント状態に対応する推奨操作作成知識情報を
    推奨操作データベース部から抽出してこれらに基づいて
    推奨操作を作成して操作員へ提示する一方、操作員が推
    奨操作を参照して操作入力する運転操作作成部と、 前記運転操作作成部によって作成された推奨操作内容と
    操作員の操作入力内容との相違を認識して操作認識情報
    を出力する操作員操作認識部と、 前記操作認識情報と前記操作員の操作内容と前記推奨操
    作作成知識情報から前記運転履歴データベース部を参照
    して推奨操作作成知識情報を学習して得られる学習され
    た推奨操作作成知識情報を前記推奨操作データベース部
    へ格納する推奨操作作成知識学習部とを備えることを特
    徴とするプラント運転支援装置。
  2. 【請求項2】 前記推奨操作作成知識学習部は、 帰納学習により、前記推奨操作作成知識情報を学習して
    得られる学習された推奨操作作成知識情報を前記推奨操
    作データベース部へ格納することを特徴とする請求項1
    記載のプラント運転支援装置。
  3. 【請求項3】 前記推奨操作作成知識学習部は、 ニューラルネットワークによって前記推奨操作作成知識
    情報を学習して得られる学習された推奨操作作成知識情
    報を前記推奨操作データベース部へ格納することを特徴
    とする請求項1記載のプラント運転支援装置。
  4. 【請求項4】 前記推奨操作作成知識学習部は、 帰納学習によって推奨操作作成知識情報を学習して得ら
    れる学習された第1推奨操作作成知識情報を作成する第
    1推奨操作作成知識情報作成手段と、ニューラルネット
    ワークによって推奨操作作成知識情報を学習して得られ
    る第2推奨操作作成知識情報を作成する第2推奨操作作
    成知識情報作成手段と、前記第1推奨操作作成知識情報
    と前記第2推奨操作作成知識情報とに基づく学習された
    推奨操作作成知識情報を前記推奨操作データベース部へ
    格納するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプ
    ラント運転支援装置。
  5. 【請求項5】 前記推奨操作作成知識学習部は、 前記帰納学習された前記第1推奨操作作成知識情報と前
    記ニューラルネットワークによる学習された前記第2推
    奨操作作成知識情報との両方の推奨操作作成知識情報を
    評価して総合的な推奨操作作成知識情報を作成して前記
    推奨操作データベース部へ格納する手段を備えることを
    特徴とする請求項4記載のプラント運転支援装置。
  6. 【請求項6】 前記推奨操作作成知識学習部は、 前記帰納学習された前記第1推奨操作作成知識情報と前
    記ニューラルネットワークによる学習された前記第2推
    奨操作作成知識情報との両方の推奨操作作成知識情報の
    内で、最先に得られる推奨操作作成知識情報を最終的な
    推奨操作作成知識情報として前記推奨操作データベース
    部へ格納する手段を備えることを特徴とする請求項4記
    載のプラント運転支援装置。
  7. 【請求項7】 前記推奨操作作成知識学習部は、 前記帰納学習をする第1推奨操作作成知識情報作成手段
    による学習を実行し推奨操作作成知識情報の作成に成功
    すればこれを学習された推奨操作作成知識情報とする一
    方、不成功の場合に前記ニューラルネットワークによる
    第2推奨操作作成知識情報作成手段による学習を実行し
    て学習された推奨操作作成知識情報として前記推奨操作
    データベース部へ格納する手段を備えることを特徴とす
    る請求項4記載のプラント運転支援装置。
  8. 【請求項8】 推奨操作作成知識学習部は、 帰納学習により得られる途中経過や最終学習結果の推奨
    操作作成知識情報を格納し、次回に前回の途中経過や最
    終学習結果の推奨操作作成知識情報に基づいて帰納学習
    を行って得られる推奨操作作成知識情報を推奨操作デー
    タベース部へ格納することを特徴とする請求項2記載の
    プラント運転支援装置。
  9. 【請求項9】 推奨操作作成知識学習部は、 ニューラルネットワークの学習により得られる途中経過
    や最終学習結果の推奨操作作成知識情報を格納し、次回
    に前回の途中経過や最終学習結果の推奨操作作成知識情
    報に基づいて帰納学習を行って得られる推奨操作作成知
    識情報を推奨操作データベース部へ格納することを特徴
    とする請求項3記載のプラント運転支援装置。
  10. 【請求項10】 前記推奨操作作成知識学習部は、 学習の途中経過や最終学習結果の推奨操作作成知識情報
    を格納し、次回に前回の途中経過や最終学習結果の推奨
    操作作成知識情報を利用することを特徴とする請求項4
    乃至請求項7記載のいずれかのプラント運転支援装置。
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