JPH10187076A - 屋外表示板 - Google Patents

屋外表示板

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Publication number
JPH10187076A
JPH10187076A JP35522796A JP35522796A JPH10187076A JP H10187076 A JPH10187076 A JP H10187076A JP 35522796 A JP35522796 A JP 35522796A JP 35522796 A JP35522796 A JP 35522796A JP H10187076 A JPH10187076 A JP H10187076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
corrugated cardboard
board
traffic sign
cardboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35522796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Nakaji
中路幸治郎
Takafumi Nakaji
中路貴文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Co Ltd filed Critical Sanko Co Ltd
Priority to JP35522796A priority Critical patent/JPH10187076A/ja
Publication of JPH10187076A publication Critical patent/JPH10187076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷が容易で、軽量で取扱い易く、しかも使
用後には燃焼除去できる紙を使用して、交通標識や広告
塔等に使用できる耐久性ある屋外表示板を提供する。 【解決手段】 枠体に広告板を挿入してなる表示板の広
告板として、表ライナ、中芯及び裏ライナがいずれも防
水剤含浸紙からなる段ボールを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製の屋外表示板
に関する。
【0002】
【従来の技術】工事現場の交通標識や広告塔等の広告板
は、従来ブリキ板からなるものであった。従って、それ
を枠体に着脱する際には、手や足等を傷つけ易く、ま
た、使用後の廃棄物処理にも問題があった。更に、ブリ
キ板に、交通標識や広告等を表示するには、熟練者によ
る塗装が必要であり、高価につくものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる広告
板を、種々の印刷を容易に適用でき、軽量で、取扱い易
く、しかも使用後には燃焼除去できる紙を使用して提供
可能とすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、耐水性ある
特殊な段ボールを使用することにより、上記課題を解決
した。
【0005】即ち、本発明の表示板は、枠体に広告板と
して段ボールを挿入して使用するものであり、該ボール
として、表ライナ、中芯及び裏ライナがいずれも防水剤
含浸紙からなるものを使用することに特徴を有する。
【0006】本発明で使用する段ボールの構造は、通常
のものでよいが、表ライナとしては、印刷特性のよい白
のライナー原紙を使用するのが好ましい。なお、本発明
では、段ボールの表ライナ、中芯及び裏ライナのいずれ
にもウレタン樹脂やフッ素樹脂等の防水剤(繊維用の防
水剤又は撥水剤として市販されるものがいずれも使用で
きる)を含浸させた紙を使用するため、段ボールは、全
体に防水性を有し、形状安定性に優れるだけでなく、外
観的に、紙本来の形状(紙本来の微細な凹凸等)を有す
るため、通常の紙同様、表面に印刷や彩色、筆記等が容
易に可能となる。本発明で使用する段ボールの代表的な
ものは、全体の厚さが3〜8mm程度で、表ライナ及び裏
ライナの坪量がそれぞれ170〜280g/m2、中芯の坪
量が120〜180g/m2であるものである。
【0007】かかる段ボールを使用した、本発明の表示
板は、広告板(段ボール)に交通標識や広告文等を、容
易に印刷、筆記等で表すことができ、しかも、屋外で長
期間風雨に曝しても、破損することなく、安定して鮮明
な広告表示機能を有するものとなる。
【0008】なお、段ボールからなる広告板を保持する
枠体は、耐水、耐候性あるものであれば、どのような素
材で形成されてもよいが、通常、金属製又はプラスチッ
ク製であるのがよく、特に、アルミニウム製であるのが
好ましい。
【0009】枠体は、一般に、広告板挿入部分が断面U
字型をなすように形成し、該U字型の溝に段ボールから
なる広告板を挿入して使用するようにするが、この際、
段ボールからなる広告板は、段ボールを、中芯が波型断
面を露出する端部で、折り曲げて使用するのが好まし
い。
【0010】本発明で使用する段ボールは、全体に防水
剤が含浸されているため、風雨に曝されても、段ボール
に雨水がしみ込むことはないが、中芯が波型断面を露出
する端部では、中芯の中空部に雨水が入るので、それを
防止するように、該端部を折り曲げ、表示板の端部に
は、中芯の中空部が露出しないようにするのがよいので
ある。
【0011】
【実施例】
実施例1 図1の表示板は、アルミニウム製の枠体1のU字型断面
を有する枠に、広告板として段ボール2を挿入して取り
付けた交通標識である。段ボール2は、白の表ライナ3
と、波型に折り曲げた中芯4と裏ライナ5を積層し、接
着剤で接着したものであるが、表ライナ3、中芯4及び
裏ライナ5を構成する紙は、いずれも、フッ素系防水剤
(大日本インキ化学工業株式会社製のディックガードF
−955)の10倍希釈液を含浸し、耐水性を付与した
ものを使用し、全体の厚さを約3mmに仕上げたものであ
る。なお、本実施例の製品は、表ライナ3に、通常の印
刷手段で、広告6として交通標識を印刷したものを使用
し、1ヶ月間、屋外に放置したが、外観は変化すること
なく、安定して広告機能を発揮した。従って、この製品
は、道路工事現場における交通標識として有用なものと
なる。
【0012】実施例2 図2の例は、実施例1と同様の段ボール2を広告板に使
用したものであり、この広告板は、表面に遊園地の広告
6を印刷し、バスの側面外壁に取り付けた枠体1に取り
付けたものである。この例では、段ボール2は、中芯4
の凹凸線が垂直になるように使用するので、上端部を折
り曲げて、広告板の上端には、その折り目が位置するよ
うにして、雨水が中芯4の溝7に入らないようになって
いる。
【0013】
【発明の効果】本発明の製品は、屋外の道路標識や表示
板等における広告板に段ボールを使用するため、軽量
で、しかも、手を傷つけたりする心配がなく、容易に安
定して取り扱うことができる。また、段ボールは紙製で
あり、表面に印刷等により、各種広告を容易に表すこと
ができるため、経済的であり、また、使用後は燃焼除去
でき、廃棄物処理という点でも、非常に有利である。特
に、広告板に、蛍光又は蓄光顔料を用いて印刷した製品
は、道路工事等、緊急用の道路標識として、非常に有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の一部破断した斜視図である。
【図2】本発明の一例で使用する広告板の一部破断した
要部斜視図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 段ボール 3 表ライナ 4 中芯 5 裏ライナ 6 広告 7 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に広告板を挿入してなるものであ
    り、該広告板として、表ライナ、中芯及び裏ライナがい
    ずれも防水剤含浸紙からなる段ボールを使用することを
    特徴とする屋外表示板。
  2. 【請求項2】 段ボールを、中芯が波型断面を露出する
    端部で、折り曲げて使用している請求項1の屋外表示
    板。
JP35522796A 1996-12-20 1996-12-20 屋外表示板 Pending JPH10187076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35522796A JPH10187076A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 屋外表示板

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JP35522796A JPH10187076A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 屋外表示板

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Publication Number Publication Date
JPH10187076A true JPH10187076A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18442702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35522796A Pending JPH10187076A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 屋外表示板

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JP (1) JPH10187076A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291572A (ja) * 2002-04-01 2003-10-15 Yozo Shinozaki 紙片を掲示するクリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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