JPH10186002A - テストヘッドの冷却構造 - Google Patents
テストヘッドの冷却構造Info
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Abstract
いて液冷する冷却構造において、小型化され、しかもメ
インテナンスが容易なテストヘッドの冷却構造を提供す
る。 【解決手段】冷却パイプ101とサブマニホルド102
から構成されたコールドプレート1A、1Bが、プリン
ト基板2の両面2A、2Bに固定され、分配用マニホル
ド12と集合用マニホルド14が、テストヘッド10内
の片側にそれぞれ配置されている。コールドプレート1
A、1Bが、分配用マニホルド12と集合用マニホルド
14にそれぞれ着脱自在に接続され、個々のIC201
に応じた液冷部品60が、各冷却パイプ101に取り付
けられ、液冷部品60を介して各冷却パイプ101がI
C201に接合されている。
Description
却構造、特にICテスタのテストヘッドを水等の冷媒を
用いて液冷するテストヘッドの冷却構造に関する。
測定するICを高速、かつ高精度で測定する必要があ
る。このため、テストヘッドには、ICを装着したプリ
ント基板を高密度で実装することにより、テストヘッド
を効率良く冷却する必要がある。
送するオ−トハンドラと接続させることにより、ICを
多数個同時に測定する場合や、プロ−バと接続させるこ
とにより、ICをウエハ−の段階で測定する場合があ
る。
−トハンドラやプロ−バとの接続上機械的制約を受け、
小型化する必要がある。
稼働で動作するため、実装されたプリント基板を定期的
に交換したり、メンテナンスを容易に行うことも必要で
ある。
の容易性という条件を満たすために、従来は、図8に示
すように、テストヘッド50に実装したプリント基板3
1上のIC32に、放熱フィン33を取り付けると共
に、テストヘッド50の側面に、軸流ファン34を取り
付け、強制空冷を行っていた。
消費電力の増加に伴い、より冷却能力を上げるため軸流
ファン34を大型化したり、より効率の良い放熱器を
(図示省略)IC32に取り付けて対応し、前記条件の
うちの冷却効率を充足させていた。
ッド50の排熱が、測定するIC32の周囲温度を上昇
させるようになり、図8の方法では、測定IC32の温
度保証範囲を維持することが困難になってきた。
9と図10に示す方法である。
8)の代わりに大風量、高静圧の得られる大型のシロッ
コファン35を使用して、シロッコファン35とテスト
ヘッド50を、フレキシブルホ−ス36で接続し、テス
トヘッド50の排熱を吸引することにより、天井、又は
図示するように床下へ排気していた。
−ラ37を使用し、フレキシブルホ−ス38を介してテ
ストヘッド50へ冷気を送ることにより、オートハンド
ラ51によりICが自動供給されたテストヘッド50の
周囲温度を下げていた。
度、及び測定精度をより向上させるために、大規模な集
積回路をテストヘッド内に大量に実装する必要があり、
冷却能力を一層向上させねばならなくなってきた。
見ると、図9の方法は、シロッコファン35が大型化す
ると共に、フレキシブルホ−ス36の径も大型化するた
め、騒音が増大し、更にテストヘッド50の操作性が問
題となり(例えば、フレキシブルホ−ス36が邪魔にな
り、テストヘッド50とオ−トハンドラやプロ−バとの
接続ができない)、実用上実施不可能である。
ーラ37のファンの大型化と、フレキシブルホ−ス38
の大型化により、騒音が増大すると共に、作業性が悪化
し(例えば、フレキシブルホ−ス38が作業者の邪魔に
なる)、更に、ユニットクーラ37の冷気温度を低減さ
せることによって、フレキシブルホ−ス38の表面に結
露水が付着するため、新たにドレン配管を設ける必要性
が生じる等の問題が発生する。
37の冷気温度は10°Cから15°C程度に、また、
テストヘッド50の吸気温度は25°Cから30°C程
度に、更には、テストヘッド50の排気温度は35°C
から40°Cにそれぞれ達するため、場所による温度差
が大きく、混合むらが生じることにより、測定ICの周
囲温度が不安定に変動する等の問題が生じる。
テストヘッドを水等の冷媒を用いて冷却すれば、前記測
定ICの周囲温度が不安定に変動する等の問題は、解決
する。
うに機構が複雑化し、スペ−スが必要であり、従来の空
冷方式よりもテストヘッドが大型化し、実用化が困難で
ある。
においても、液冷部品を全て取り外す必要があり、作業
性が悪い。
C39の高さや大きさを制限しないと、ブロック43に
内蔵したばね42の作用によるピストン41の均一な押
しつけ圧力、液冷管44を通過する冷媒による均一な冷
却特性が得られない。
する場合、テストヘッドを180度反転または90度回
転する必要があるが、図11の従来方式では、プリント
基板40を水平に置く必要がある等の制約上の問題や、
IC39にバネ圧が加わるため、IC39自身やIC3
9のリ−ドに機械的ストレスが加わる等の問題もある。
ッドを水等の冷媒を用いて液冷する冷却構造において、
小型化され、しかもメインテナンスが容易なテストヘッ
ドの冷却構造を提供する。
め、この発明は、IC201を装着したプリント基板2
が実装されているテストヘッド10を液冷するテストヘ
ッドの冷却構造において、前記プリント基板(2)の両
面(2A、2B)には、冷媒を循環させる複数の冷却パ
イプ(101)と、冷却パイプ(101)と一体的に形
成されたサブマニホルド(102)から構成され、互い
に連通したコールドプレート(1A、1B)が固定され
ていると共に、テストヘッド(10)内の片側には、分
配用マニホルド(12)と集合用マニホルド(14)が
それぞれ配置され、コールドプレート(1A)が分配用
マニホルド(12)に、コールドプレート(1B)が集
合用マニホルド(14)にそれぞれ着脱自在に接続さ
れ、各冷却パイプ(101)には、個々のIC(20
1)に応じた液冷部品(60)が取り付けられ、液冷部
品(60)を介して各冷却パイプ(101)がIC(2
01)に接合されているという手段が提供される。
01に応じた液冷部品60が(図4)冷却パイプ101
に取り付けられているので、液冷部品60の実装スペ−
スが必要最小限で済み、また分配用マニホルド12と集
合用マニホルド14を、テストヘッド10内の片側に配
置することができるので(図1、図6、図7)、ヘッド
10内の冷媒配管が容易になると共に、配管系を最短で
接続でき、これにより、テストヘッド10の小型化が可
能となる。
パイプ101の周りで回転させるだけで(図5
(A))、IC201個々に取り外し、取り付けができ
るので(図5(B))、従来の液冷構造のように(図1
1)、液冷部品の全てを取り外すことなくIC201の
メンテナンスを容易に行うことができ、更にコールドプ
レート1Aと1Bを、例えば両端開閉型のワンタッチカ
ップラを介して(図1、図6、図7)、分配用マニホル
ド12と集合用マニホルド14に着脱自在に接続したの
で、コールドプレート1Aと1Bが固定されたままで、
プリント基板2を、テストヘッド10から容易に取り出
すことができる(図6)。
り添付図面を参照して説明する。図1はこの発明の実施
形態を示す全体図、図2は図1に示す一点鎖線IIの部
分の拡大図である。
たプリント基板2の両面2A、2Bには、コールドプレ
ート1A、1Bが固定されている。
ての例えば水を循環させる複数の冷却パイプ101と、
複数の冷却パイプ101と一体的に形成されたサブマニ
ホ−ルド102から構成されている。
冷却パイプ101同士は、図1に示すように、ホ−ス3
で接続されている。例えば、コールドプレート1Aの一
番上の冷却パイプ101は、コールドプレート1Bの一
番上の冷却パイプ101と、ホース3で接続されてい
る。
は、互いに連通している。
分配用マニホルド12と集合用マニホルド14が配置さ
れ、前記コールドプレート1Aが分配用マニホルド12
に、前記コールドプレート1Bが集合用マニホルド14
にそれぞれ着脱自在に接続されている。
ホース104Aとカップラ103A、11、ホース10
4Bとカップラ103B、13を介して(図1、図6、
図7)、分配用マニホルド12と集合用マニホルド14
に着脱自在に接続されている。
材4と、熱伝導性グリース6と、伝熱板5と、伝熱補助
板7から成る液冷部品60(図2〜図4)が取り付けら
れている。
は、例えば全体として平板状であって円形の内周面40
1を備え、内周面401が前記冷却パイプ101の外周
面111を挟み込むと同時に外周面111に接触し、こ
れにより、伝熱取付け部材4は、冷却パイプ101に取
り付けられている。
熱補助板7がそれぞれ接触し、ねじ61と62により固
定され、伝熱板5は、プリント基板2上のIC201の
上面に、熱伝導性接着剤8により、接着されている。
つきを揃えるためのものであり、後述するように、IC
201の高さに応じて厚さが異なる(図4(A)〜図4
(D))。
イプ101と伝熱取付け部材4、伝熱取付け部材4と伝
熱板5、伝熱取付け部材4と伝熱補助板7の各接触面に
は、熱伝導性のグリ−ス6が塗布されている。
コールドプレート1のプリント基板2に対する実装方法
を、図2と図3に基づいて説明する。
け部材4を冷却パイプ101に嵌め込み、伝熱取付け部
材4に、伝熱板5をねじ61で、伝熱補助板7をねじ6
2でそれぞれ固定した後、ねじ62の締め付け力を、伝
熱取付け部材4を指で押して回転できる程度(矢印a)
に調整する。
部材4との接触面、伝熱取付け部材4と伝熱板5との接
触面、伝熱取付け部材4と伝熱補助板7との接触面に、
それぞれ熱伝導性グリ−ス6を塗布する。
コ−ルドプレ−ト1の高さを合わせるために、固定板2
02と支柱203をプリント基板2にそれぞれ取り付け
る。
ニホルド102に取り付けられたアングル105を、ね
じ64により前記固定板202に、またコールドプレー
ト1の複数の冷却パイプ101に跨がって取り付けられ
たアングル106を、ねじ63により前記支柱203に
それぞれ固定する。
2の長穴212によって高さおよび傾きを調整し、アン
グル106は、支柱203との間に必要に応じてスペ−
サ204を入れ、高さおよび傾きを調整する。
うに、各IC201と伝熱板5の隙間Sが平行になり、
かつ隙間Sのばらつきが最小となるようにし、目視また
は隙間ゲ−ジ等で調整した後、図3(C)に示すよう
に、伝熱取付け部材4と共に伝熱板5を上方に回転さ
せ、IC201の上面に熱伝導性接着剤8を塗布する。
付け部材4と共に伝熱板5を下方に回転させ、熱伝導性
接着剤8によりIC201に接着する。このとき、IC
201個々の高さのばらつきは、熱伝導性接着剤8によ
って埋められる。
ル105およびアングル106を介して(図2)プリン
ト基板2に固定されているため、IC201へ直接に機
械的ストレスが加わることはない。
に示すように、サブマニホ−ルド102を複数に分割し
て間をホ−ス112で接続しても良い。このようにすれ
ば、IC201と伝熱板5の高さと傾きを精度良く調整
できる。
(図3(B))、熱伝導性接着剤8で埋められるため、
伝熱板5がIC201に機械的ストレスを与えることも
ない。
た液冷部品60、及びコールドプレート1により、IC
201に発生した熱は、次のような伝熱経路を通って移
動する。
熱は、熱伝導性接着剤8、伝熱板5、熱伝導性グリ−ス
6、伝熱取付け部材4、熱伝導性グリ−ス6、冷却パイ
プ101へと伝わるAル−トを経て、冷却パイプ101
内を流れるより低温の冷媒の方に移動する。
熱伝導性グリ−ス6を介して伝熱補助板7を通り、再度
熱伝導性グリ−ス6、伝熱接触板4、熱伝導性グリ−ス
6、冷却パイプ101へと伝わるBル−トを通る。この
場合、伝熱補助板7は、Bル−トを作る役割を果たし、
IC201から冷媒までの熱抵抗を低減させる。
と、冷却能力を大きくできると共に入手性も容易で安価
である。また、水温が20°Cから40°C位の水を冷
媒として使用すると、結露の心配も無く、ICの冷媒と
しても問題無いので、テストヘッドの冷媒条件を満たし
ている。
は、IC201の消費電力、高さ、上面積に応じて色々
なバリエ−ションを展開することができ、図4に一例を
示す。
消費電力が5W程度のIC201に対して適する方式の
例である。
0.2から0.5mm程度、材質はBeCu、又は純銅
等が望ましい。伝熱板5および伝熱補助板7は、純アル
ミ系もしくはジュラルミン系等の高熱伝導性の材質が望
ましい。
た図であり、伝熱取付け部材4と伝熱板5を、ねじ61
により固定した例である。
消費電力が10Wから15W程度の大電力のIC201
に対して適する方式の例である。
0.5から1mm程度、材質はBeCu、又は純銅等が
望ましい。また、伝熱板5および伝熱補助板7は、純ア
ルミ系もしくはジュラルミン系等の高熱伝導性の材質が
望ましい。
から見た図であって、大電力のIC201に対する別の
冷却方法として効果があり、図示するように、伝熱取付
け部材4をICパッケ−ジよりも大きくすることで熱抵
抗を下げることもできる。
1よりも大きくすることにより、伝熱取付け部材4自
身、及び伝熱取付け部材4と冷却パイプ101との接触
熱抵抗を低減することができる。
消費電力が1Wから5W程度のIC201に対して適す
る方式の例である。
2から0.5mm程度、材質はBeCu、又は純銅等が
望ましい。また、伝熱板5および伝熱補助板7は、純ア
ルミ系もしくはジュラルミン系等の高熱伝導性の材質が
望ましい。
対する別の構造例であり、ねじ止め箇所を少なくし、ね
じ62のみを用いて、伝熱取付け部材4に対して伝熱板
5と伝熱補助板7の双方を固定した例である。また、背
の低いIC201に対しても、図4(D)は、有効であ
る。
さ、上面積に応じてさまざまなバリエ−ションを組み合
わせることができ、従来の水冷方式の様にICのパッケ
−ジの大きさ、高さを統一する様な制約条件が無い。
冷却パイプ101に液冷部品60を取り付けるだけでよ
いため、必要最小限のスペ−スで実現できる。
ほとんど冷却パイプ101の高さ分で抑えることがで
き、プリント基板2の実装密度を上げることができる。
ト基板2の両面に冷却パイプ101を取り付けた場合の
実装ピッチを、30mmから50mm程度に抑えること
ができる。
面実装で15mmから25mmピッチであるためほぼ同
等の実装ピッチで実現できる。
が1Wから15W程度までのIC201に対して、幅広
い冷却能力を実現できるため、従来の空冷の3倍から5
倍の冷却能力を同等のスペ−ス容量で実現できる。
ためテストヘッドとオ−トハンドラ、テストヘッドとプ
ロ−バとの接続機構もそれぞれ小型軽量化できる。
(A)に示すように、ねじ61を外すことにより、伝熱
板5をIC201に接着させた状態で、伝熱取付け部材
4だけを上方に回転させ上に持ち上げた後、図5(B)
に示すように、IC201のリ−ドをリペア装置9で加
熱して半田を外し、IC201を取り外す。
取り付けが出来る。このため従来の液冷構造のように
(図11)、液冷部品の全てを取り外す必要が無く、I
C201のメンテナンスを容易に行うことができる。
に基づいて説明する。
側、例えば図面に向かって右側には、分配用マニホルド
12と集合用マニホルド14がそれぞれ配置されてい
る。
コールドプレート1Aのカップラ103Aと嵌合し(図
7(B))、カップラ103Aは、ホース104Aを介
してサブマニホルド102に接続されている。
は、コールドプレート1Aの複数の冷却パイプ101に
冷媒を分配する。
コールドプレート1Bのカップラ103Bと嵌合し(図
7(B))、カップラ103Bは、ホース104Bを介
してサブマニホルド102に接続されている。
は、コールドプレート1Bの複数の冷却パイプ101か
ら冷媒を集合させる。
ルド14は、ホ−スまたは金属配管を介して、給水カッ
プラ15と還水カップラ16にそれぞれ接続されている
(図6)。
テストヘッド10の電源用ケーブル19の取り出し側に
設けられ、それぞれ給水ホ−ス17と還水ホ−ス18に
接続されている。
は、冷媒循環装置(図示省略)等に接続されている。こ
の冷媒循環装置により、水等の冷媒を熱交換して一定温
度にし、テストヘッドに冷媒を循環させることが好まし
い。
プラ15を経由して分配用マニホルド12に入り、カッ
プラ11と103A、及びホース104Aを介して、各
プリント基板2ごとに分配され、サブマニホルド102
によりコールドプレート1Aの各冷却パイプ101ごと
に分配される。
1に分配された冷媒は、ホース3を通って、反対側のコ
ールドプレート1Bの各冷却パイプ101に流れ、サブ
マニホルド102により各冷却パイプ101ごとに集合
させられ、更にホース104B、及びカップラ103B
とカップラ13を介してプリント基板2ごとに集合させ
られ、集合用マニホルド14に入る。
した冷媒は、集合用マニホルド14から、還水カップラ
16、還水ホ−ス18へと流れ、冷媒循環装置(図示省
略)で熱交換される。
プラ103Aと103Bは、分配用マニホルド12と集
合用マニホルド14に取り付けられたカップラ11と1
3から外すことにより、プリント基板2を、コールドプ
レート1を固定した状態で、テストヘッド10から容易
に取り出すことができる(図6)。
03A、103Bが付いた状態で抜き差しする(図
6)。
それに嵌合するカップラ11、13には、抜くと冷媒が
止まる両端開閉型のワンタッチカップラを使用すれば、
簡単に抜き差しが可能となり、冷媒が脱着によって漏れ
ることは無い。
と集合用マニホルド14を、テストヘッド10内の片側
に配置することができるので(図6、図7)、ヘッド1
0内の冷媒配管が容易になると共に、配管系を最短で接
続でき、これにより、テストヘッド10の小型化が可能
となる。
め安全性も向上する。
用して、テストヘッド10の片面に、小型のファン21
を配置し、対向面に吸気口20をあければ、液冷できな
い小型のチップ部品やリレ−等を冷却できる。
来の空冷とほとんど変わらない実装で、テストヘッド1
0の冷却能力を飛躍的に向上させることができる。
は10KW以上を許容し、空冷部分は1KW以上を許容
できる。
気の温度上昇を10°Cで設計する場合、風量が50m
3/min以上必要となり、大風量と大電力の熱がテス
トヘッドから排気され、測定するICの温度精度を維持
できなくなる。
しては5KW程度である。
が増大し、作業環境も悪化する。
よれば、テストヘッド10から排気される熱量は、1K
W程度であり、ファン21も小型で済むため、測定する
IC201の温度精度を十分クリアできる。また、ファ
ン21も小型のため、騒音による問題も起こらない。
型化され、しかもメインテナンスが容易なテストヘッド
の冷却構造を提供するという効果がある。
却パイプに、個々にICを冷却する液冷部品を取付けた
ので、必要最小限の冷却構造を可能にすると共に、分配
用マニホルドと集合用マニホルドをテストヘッド内の片
側に配置できる構造にしたので、冷媒配管を最短で接続
でき、テストヘッドの小型化が実現できる。
の取り付け取り外しが可能であり、プリント基板毎に取
り外しができ、冷媒を遮断できるので、テストヘッドの
メインテナンスが極めて容易になった。
合わせたさまざまなバリエ−ションを組み合わせること
ができ、30mmから50mm程度のプリント基板の実
装ピッチにより、プリント基板の両面に対して、1Wか
ら15W程度の幅広い冷却能力を実現できる。これは、
従来と同等のスペ−ス容量で3倍から5倍の冷却能力を
実現できる。
ので、信頼性が向上すると共に、機械的ストレスによる
たわみ防止等の強度的な補強対策も不要である。
ことにより、従来の空冷式のプリント基板の実装形態を
踏襲でき、飛躍的に冷却能力を向上させることができ
る。
は、水冷部分10KW、空冷部分1KW程度を冷却可能
とし、従来の空冷方式の約2倍の冷却能力を実現でき
る。
んど無いので測定ICの温度精度を保証できると共に、
テストヘッドに大型のファンがないので、騒音による作
業環境の悪化がない。
示す図である。
との関係を示す図である。
の取り外し方法を示す図である。
形態を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 IC(201)を装着したプリント基板
(2)が実装されているテストヘッド(10)を液冷す
るテストヘッドの冷却構造において、 前記プリント基板(2)の両面(2A、2B)には、冷
媒を循環させる複数の冷却パイプ(101)と、冷却パ
イプ(101)と一体的に形成されたサブマニホルド
(102)から構成され、互いに連通したコールドプレ
ート(1A、1B)が固定されていると共に、 テストヘッド(10)内の片側には、分配用マニホルド
(12)と集合用マニホルド(14)がそれぞれ配置さ
れ、 コールドプレート(1A)が分配用マニホルド(12)
に、コールドプレート(1B)が集合用マニホルド(1
4)にそれぞれ着脱自在に接続され、 各冷却パイプ(101)には、個々のIC(201)に
応じた液冷部品(60)が取り付けられ、液冷部品(6
0)を介して各冷却パイプ(101)がIC(201)
に接合されていることを特徴とするテストヘッドの冷却
構造。 - 【請求項2】 複数の冷却パイプ(101)に跨がって
取り付けられたアングル(106)が、プリント基板
(2)の支柱(203)に、サブマニホルド(102)
に取り付けられたアングル(105)が、プリント基板
(2)の固定板(202)にそれぞれねじ固定されてい
る請求項1記載のテストヘッドの冷却構造。 - 【請求項3】 コールドプレート(1A)が、カップラ
(103A、11)を介して分配用マニホルド(12)
に、コールドプレート(1B)が、カップラ(103
B、13)を介して集合用マニホルド(14)にそれぞ
れ接続され、カップラ(103A、11)とカップラ
(103B、13)は、共に両端開閉型ワンタッチカッ
プラにより形成されている請求項1記載のテストヘッド
の冷却構造。 - 【請求項4】 液冷部品(60)が、冷却パイプ(10
1)に回転可能に取り付けられた伝熱取付け部材(4)
と、熱伝導性グリース(6)を介して伝熱取付け部材
(4)にそれぞれねじ固定された伝熱板(5)、及び伝
熱補助板(7)から構成され、伝熱板(5)が熱伝導性
接着剤(8)によりIC(201)に接着されている請
求項1記載のテストヘッドの冷却構造。 - 【請求項5】 伝熱板(5)と伝熱補助板(7)が、別
々のねじ(61)と(62)により、伝熱取付け部材
(4)に固定されている請求項4記載のテストヘッドの
冷却構造。 - 【請求項6】 ねじ(61)を外して伝熱取付け部材
(4)を冷却パイプ(101)の周りで上方に回転し、
伝熱板(5)が接着している状態でIC(201)をプ
リント基板(2)から取り外す請求項5記載のテストヘ
ッドの冷却構造。 - 【請求項7】 伝熱板(5)と伝熱補助板(7)が、共
通のねじ(62)により、伝熱取付け部材(4)に固定
されている請求項4記載のテストヘッドの冷却構造。 - 【請求項8】 伝熱取付け部材(4)が、IC(20
1)のパッケージより大きく形成されている請求項4記
載のテストヘッドの冷却構造。 - 【請求項9】 テストヘッド(10)の片面に小型のフ
ァン(21)が、対向面に吸気口(20)がそれぞれ設
けられている請求項1記載のテストヘッドの冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35728196A JP3577711B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | テストヘッドの冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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1996
- 1996-12-26 JP JP35728196A patent/JP3577711B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001313485A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Fujitsu Ltd | 冷却機構、ヒートシンク、電子装置及び電子装置の組み立て方法 |
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