JPH10185366A - 冷凍流体回路用部品 - Google Patents

冷凍流体回路用部品

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JPH10185366A
JPH10185366A JP9310385A JP31038597A JPH10185366A JP H10185366 A JPH10185366 A JP H10185366A JP 9310385 A JP9310385 A JP 9310385A JP 31038597 A JP31038597 A JP 31038597A JP H10185366 A JPH10185366 A JP H10185366A
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component
monoblock
branch pipe
passage
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JP9310385A
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Stefan Karl
カルル ステファン
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Original Assignee
Valeo Climatisation SA
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00485Valves for air-conditioning devices, e.g. thermostatic valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
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    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/325Expansion valves having two or more valve members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調回路における別体の部品の数を低減させ
る。 【解決手段】 自動車を空調するための冷却流体回路
は、蒸発器(5)と圧縮機(4)とを有する第1分岐管
(1)を含む3つの分岐管を有する。これら3つの分岐
管(1、2、3)は、共通接合ポイント(A)を有す
る。この回路は、回路の3つの分岐管にそれぞれ接続す
るための3つの本体ポート(21、22、23)を有す
る本体を含むモノブロック部品(15)を含む。共通接
合ポイント(A)は、モノブロック部品の本体内に形成
され、このモノブロック部品は、第2本体ポート(2
2)と接合ポイント(A)との間に位置する回路の膨張
装置(10)も含む。本体は、蒸発器と圧縮機との間の
第1回路分岐管(1)内に接続されたダイレクトクロス
通路(27)も含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却流体回路のた
めの部品、特に車室を空調するための回路に関する。よ
り詳細には、この部品は、後方に圧縮機が続く蒸発器を
含む第1分岐管と、凝縮器を含む第2分岐管と、凝縮器
を含まない第3分岐管とを備え、前記第2および第3分
岐管が互いに並列に接続され、凝縮器と蒸発器との間に
介在された膨張装置も含む冷却ループおよび加熱ループ
を、第1分岐管と共にそれぞれ形成する、冷却流体回路
の一部を形成するようになっている部品である。
【0002】
【従来の技術】このタイプの冷却流体回路は、フランス
国特許公開第2,717,126号公報により公知である。この
公知の回路では、第1分岐管からの流体を、第2分岐管
または第3分岐管に選択的に送るための流体切り替え手
段も設けられ、蒸発器と熱交換した空気を車室へ送るた
めの手段も設けられている。
【0003】上記流体切り替え手段は、一般に2つの三
方向電気機械式バルブからなっている。これらのバルブ
により、回路は3つの異なる態様とされる。すなわち、
従来の空調回路、暖房回路および第3の態様に変化し、
第3の態様の特殊モードでは、蒸発器に冷却流体が蓄積
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる公知の回路の欠
点は、多数の部品を必要とすることであり、このこと
は、部品を標準化する上で不利であり、設置空間も大と
なる。
【0005】本発明の主な課題は、上記欠点を克服する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、従来、
回路の別個の部品によって得られていたいくつかの機能
を、共にまとめた上記のような部品が提供される。本発
明によれば、後方に圧縮機が続く蒸発器を含む第1分岐
管と、凝縮器を含む第2分岐管と、凝縮器を含まない第
3分岐管とを備え、前記第2および第3分岐管が互いに
並列に接続され、凝縮器と蒸発器との間に介在された膨
張装置も含む冷却ループおよび加熱ループを第1分岐管
と共にそれぞれ形成する、冷却流体回路のための部品
は、第1本体ポート、第2本体ポートおよび第2本体ポ
ートが形成された本体を有するモノブロック部品を有
し、前記本体ポートがそれぞれ第1分岐管、第2分岐管
および第3分岐管にそれぞれ接続されるようになってお
り、3つのすべての分岐管がモノブロック部品の本体内
に構成された共通接合ポイントを有し、第2本体ポート
と接合ポイントとの間において、モノブロック部品の本
体内に膨張装置が取り付けられ、前記部品が蒸発器5と
圧縮機との間の第1分岐管内に介在されるようになって
いるダイレクトクロス通路を有することを特徴とする。
【0007】このようにして、回路の3つの分岐管に接
続でき、この回路内に、3つの分岐管の間の接合ポイン
トおよび膨張装置を含むモノブロック部品状をした部品
が提供される。モノブロック部品の本体内に含まれるダ
イレクトクロス通路は、まず蒸発器に接続され、次に圧
縮機に接続されるよう、回路の第1分岐管内に介在され
る。これにより、2つの適当な接続ダクトを介して、モ
ノブロック部品に直接蒸発器を接続できるという特別な
利点が得られる。
【0008】本発明の好ましい特徴によれば、第1およ
び第3本体ポートは、本体に形成された主要通路を介し
て互いに連通し、第2本体ポートは、狭い第2通路と連
通し、この第2通路へのアクセスは、膨張装置によって
制御され、かつ第2通路は本体に形成され、接合ポイン
トにおいて主要通路に開口している。
【0009】主要通路および第2通路の配置は、T字形
をなしているのが好ましい。
【0010】本発明の別の好ましい特徴によれば、第1
および第3本体ポートは、それぞれモノブロック部品の
本体の2つの主要面内で開口し、第2本体ポートは、前
記主要面のうちの1つで開口している。好ましくは、第
2本体ポートおよび第3本体ポートは、モノブロック部
品の本体の同一主要面にて開口している。
【0011】本発明の別の好ましい特徴によれば、ダイ
レクトクロス通路は、対応する本体ポートを通して、モ
ノブロック部品の本体の双方の主要面にて開口してい
る。この結果、部品は、基本的には5つの本体ポートを
有し、そのうちの3つは、部品の本体の主要面で開口
し、他の2つは本体の主要面と反対の他の面で開口して
いる。
【0012】本発明の更に別の特徴によれば、膨張装置
は、サーモスタットにより制御されるバルブ部材を備え
ている。好ましくは、ダイレクトクロス通路内に取り付
けられ、制御ロッドを介して膨張装置のバルブ部材に結
合された感熱部材により、サーモスタット制御が行われ
る。このように、膨張装置のバルブ部材は、蒸発器の出
口を流れる冷却流体の圧力および温度に従って制御され
る。
【0013】好ましくは、膨張装置のバルブ部材はボー
ルであり、モノブロック部品の本体の第1端面に位置す
る調節自在な負荷部材と係合するスプリングが、ボール
に作用する。前記第1端面と反対側の、モノブロック部
品の本体の第2端面に、感熱性部材が位置していること
が好ましい。
【0014】本発明の好ましい実施例によって提供され
る回路部品は、更にチェックバルブも含んでいる。これ
により、従来、回路の別個の部品によって得られていた
補足的機能を、モノブロック部品が達成できるようにな
る。
【0015】チェックバルブは、第2本体ポートと膨張
装置との間に位置することが好ましいが、これとは異な
り、共通接合ポイントと膨張装置との間に位置していて
もよい。
【0016】好ましくは、モノブロック部品の本体は金
属材料から成る、機械加工されたブロックである。
【0017】好ましくは、モノブロック部品の本体は、
ほぼ平行六面体の形状を有する。
【0018】添付図面を参照し、単なる非限定的例とし
て示された本発明の好ましい実施例の次の詳細な説明を
読めば、本発明の上記以外の特徴および利点が明らかと
なると思う。
【0019】
【発明の実施の形態】まず図1を参照する。この図は、
冷却流体が流れる回路を示す。冷却流体は、自動車の空
調装置における通常のケースのように、熱を吸収するこ
とにより、液体状態からガス状態に変化し、熱を放出す
ることにより、ガス状態から液体状態に変化する。
【0020】図1に示す回路は、3つの分岐管1、2お
よび3を備え、これら分岐管1、2および3は、2つの
接合ポイントAおよびBで共に接合されている。分岐管
1は、この分岐管内の流体をポイントAからポイントB
に向けて駆動するコンプレッサ4と、このコンプレッサ
の上流部にて分岐管1に接続された蒸発器5とを含んで
いる。分岐管2は、ポイントBからポイントAの方向
に、凝縮器6と、ボトルすなわちリザーバ7と、チェッ
クバルブ8と、第1膨張装置10とを含んでいる。分岐
管3には、第2膨張装置14が接続されている。
【0021】バルブポートのうちの2つ、すなわち11
−1および11−2が、それぞれ蒸発器5の出口および
圧縮機4の入口と連通するように、分岐管1内に、第1
の三方向バルブ11が介在されている。第1分岐管の下
流端、すなわち圧縮機4の出口、第2分岐管の上流端、
すなわち凝縮器6の入口、第3分岐管の上流、すなわち
第2膨張装置14の入口端部に、それぞれ4つのバルブ
ポート12−1、12−2および12−3が接続される
よう、接合ポイントBには、第2の三方向バルブ12が
設けられている。
【0022】部品を含まない第4分岐管13は、バルブ
12の第2バルブポート12−2と凝縮器6との間に設
けられた分岐管2内の中間ポイントCに対して、電気機
械式バルブ11の第3バルブポート11−3を接続して
いる。図1における回路の構成は、上記フランス国特許
公開第2,717,126号公報から公知である。この回路で
は、上記フランス国特許公報に記載されているような3
つの異なる構造となるように回路を切り替えるよう、電
気機械式バルブ11および12が互いに協働した状態で
制御される。
【0023】図1の構成では、2つのバルブ11および
12は、図1の各バルブに対する2つの黒色の三角形が
示すように、バルブポート1と2とを互いに連通させて
いる。これにより流体は、分岐管1および2によって構
成された閉ループ内を流れる。 この場合、分岐管3お
よび分岐管13は、それぞれバルブ11および12によ
って分離されている。このループは、従来の空調回路の
ように冷却ループとして作動し、流体は、熱を吸収する
ことにより、蒸発器5内で液体状態からガス状態に変化
する。更に流体は、凝縮器6で熱を放出してガス状態か
ら液体状態に変化する。蒸発器5で収集された熱は、車
室へ送られる空気流へ、直接または間接的に取り込むこ
とができる。
【0024】図1に示す回路は、平行6面体の一般的形
状の本体を有するモノブロック状をしたモジュラー部品
15も含み、このモノブロック状部品は、適当な金属材
料を機械加工することによって製造される。その金属材
料は、アルミ合金であることが好ましい。モノブロック
本体は、本体ポートが形成された、特に2つの対向する
主要面16および17を有する。これらについては、本
発明の詳細な説明で後述する。部品の本体は、2つの対
向する端面18および19と、サーモスタットセンサ2
0を支持する端面18をも有する。
【0025】主要面16は、回路の第1分岐管1、特に
蒸発器5に接続するための第1本体ポート21を含む。
本体の他の主要面17は、第2本体ポート22と第2本
体ポート23を有し、これらポートは、それぞれ回路の
分岐管2および3に接続されている。
【0026】本体ポート21および23は、主要通路2
4を通って互いに連通しており、主要通路24は、主要
面16および17のそれぞれに対して、直角な軸方向X
X(図3参照)に本体内を延びている。主要通路24
は、直径が縮小された中心部分25を形成するようにス
テップ状のボアを有する。
【0027】本体ポート22は、狭い第2通路26と連
通し、この通路26へのアクセスは、モノブロック部品
15の本体内に取り付けられた第1膨張装置10によっ
て制御される。この第2通路26は、上記方向XXに対
して直角な方向YYに伸びており、この方向YYは、本
体の2つの端面18および19と交差している。第2通
路26は、接合ポイントAの領域において、主要通路2
4の中心部分25内に開口し、よって通路24および2
6はほぼT字状となっている。
【0028】モノブロック部品15の本体は、ダイレク
トクロス通路27(図1〜図3を参照)を有し、この通
路は、図1に示すような回路の分岐管1を形成してい
る。クロス通路27は、主要通路24の方向XXと平行
な軸方向ZZに延びている。このクロス通路27は、中
央部分28(図3)を有し、2つの別の本体ポート29
および30(図1および図3に示す)を通して、本体の
主要面16および17に開口している。
【0029】従って、主要面16には、本体ポート21
および29が位置し、図1に示すように、蒸発器5に直
接接続しているが、他方、本体ポート22、23および
30は、反対の主要面17に開口している。
【0030】膨張装置10は、バルブ部材31を備え、
このバルブ部材31は、ボール状(図3)をなし、切頭
円錐形シート(弁座)32から多少離間させることがで
き、シート32は、第2通路26内の入口端部にて軸方
向YYを向いている。バルブ部材31は、軸方向YYに
延びる制御ロッド32を介して、センサ20の一部とな
っている感熱性部材33に接続されている。この感熱性
部材33は、蒸発器5の出口における流体の圧力および
温度に従い、バルブ部材31の位置を制御するため、ク
ロス通路27内に突出している。この制御ロッド32
は、主要通路24とダイレクトクロス通路27との間の
連通を防止するシール34により、部品15の本体をシ
ール状態で貫通している。
【0031】バルブ部材31には螺旋スプリング35が
作用し、このスプリング35の一端は、バルブ部材31
に当接している。スプリング35の他端には、調節可能
な負荷部材37により負荷がかけられている。この負荷
部材37は、本体の端面19に形成されたボール36内
にねじ込まれ、軸方向YY(図3)に延びている。この
負荷部材36は、本体の端面19内でアクセス可能であ
る。
【0032】図2から理解できるように、モノブロック
部品15は3つのネジきりされた孔38と、2つのねじ
切りされた孔39を有し、これらの孔により、フランジ
を部品15の本体に嵌合し、分岐管1、2および3の一
部をそれぞれ形成する接続チューブ部品(図示せず)を
支持するようになっている。2つの主要面16および1
7、および2つの端面18および19において、適当な
工具を使用し、本体ブロック部品15の本体を機械加工
することにより、種々の通路、本体ポートおよび孔を形
成しうる。
【0033】次に、本発明の別の実施例を示す図4およ
び図5を参照する。これらの図におけるモノブロック部
品は、チェックバルブ8を含んでいる。このバルブ8
は、図1〜図3に示す第1実施例では、回路の別個の部
品となっていたものである。図5に示すように、このチ
ェックバルブ8は、バルブポート22と連通するボア2
4に取り付けられた環状のバルブシート(弁座)41と
協働するピストン状のバルブ部材40を含んでいる。こ
のピストン40には、圧縮スプリング43が作用し、モ
ノブロック部品15の本体に形成されたリセス44内
に、スプリング43の一端が支持されている。スプリン
グ43の他端は、ピストン40内の対応するリセス45
に係合している。
【0034】従って、図4および図5内のモノブロック
部品15は、チェックバルブの機能を備え、よって、先
の実施例における別の部品が不要となるという別の利点
を有する。
【0035】図1の回路は、フランス国特許公開第2,71
7,126号公報に記載された回路と同じように作動する。
【0036】図1の構造とは異なり、この回路は、第2
構造をとることができる。この第2構造では、三方向バ
ルブ11がバルブポート1と2とを連通させるが、この
とき、三方向バルブ12はバルブポート12−1と12
−3とを互いに連通させる。よって流体は、分岐管1と
3とから成る加熱閉鎖ループ内を流れ、分岐管2および
分岐管13は三方向バルブ12および11によってそれ
ぞれ分離される。次に流体は、圧縮機4、蒸発器5およ
び第2膨張装置14を通って流れる。流体は、凝縮器を
通過しないので、流体はガス状態のままである。次に蒸
発器5は、蒸発器としては作用しないが、熱交換器とし
て作動し続けるので、圧縮機4内の流体を圧縮すること
によって生じた熱のかなりの部分を放出できる。自動車
のエンジンが低温の時には、この空気を車室の暖房に使
用できる。特に回路内を流れる流体が周辺よりも高い温
度である時は、車室へ送るべき空気流を蒸発器に接触さ
せて、直接加熱できる。
【0037】更にこの回路は、第3構造をとることがで
き、この第3構造では、三方向バルブは、まずバルブポ
ート11−3と11−2との間を連通し、第2にバルブ
ポート12−1と12−3との間を連通する。圧縮機の
入口は、分岐管13を介して凝縮器6の通常の入口6−
1に接続され、凝縮器6からガス状態の流体を取り出す
ことができる。次にこの流体は、分岐管3を流れるが、
チェックバルブ8が存在していないので、接合ポイント
Aから凝縮器へ戻ることはない。次に流体は、蒸発器5
へ流入し、ここに累積される。三方向バルブ11は、蒸
発器5の出口と圧縮機4の入口とを連通しない。先の構
造が再設定された後に、分岐管1および3を流れる流体
の質量は、こうして増加される。
【0038】当然ながら本発明は、例として上に示した
実施例のみに限定されず、他の変形例を含む。特に、回
路の3つの分岐管間の接合ポイントがモノブロック部品
15内に位置し、第2本体ポートと接合部品との間に膨
張装置が位置するよう、部品15のモノブロック本体内
の種々の本体ポートを、異なるように配置するか、また
は形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるモジュラー部品を含む、車室の
空調および暖房を行うための流体冷却回路の図である。
【図2】主要面のうちの1つに向かって見たモジュラー
部品の側面図である。
【図3】図2のIII−IIIに沿った断面図である。
【図4】モジュラー部品の変形例のための、図3におけ
る図と類似する図である。
【図5】図4の細部を拡大して示す部分図である。
【符号の説明】
A、B 接合ポイント C 中間ポイント 1、2、3 分岐管 4 圧縮機 5 蒸発器 6 凝縮器 7 リザーバ 8 チェックバルブ 10 第1膨張装置 11 第1の三方向バルブ 14 第2膨張装置 15 モノブロック部分 16、17 主要面 18、19 端面 20 サーモスタットセンサ 21 第1本体ポート 22 第2本体ポート 23 第2本体ポート 24 主要通路 25 中心部分 26 第2通路 27 クロス通路 28 中心部分 29、30 本体ポート 31 バルブ部材 32 制御ロッド 34 シール 35 スプリング 36 ボール 37 負荷部材 38、39 ねじ切りされた孔 40 バルブ部材 43 圧縮スプリング

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方に圧縮機(4)が続く蒸発器(5)
    を含む第1分岐管(1)と、凝縮器(6)を含む第2分
    岐管(2)と、凝縮器を含まない第3分岐管(3)とを
    備え、前記第2および第3分岐管が互いに並列に接続さ
    れ、凝縮器と蒸発器との間に介在された膨張装置(1
    0)も含む冷却ループ(1)(2)および加熱ループ
    (1)(3)を、第1分岐管(1)と共にそれぞれ形成
    する、冷却流体回路のための部品であって、 前記部品が、第1本体ポート(21)、第2本体ポート
    (22)および第2本体ポート(23)が形成された本
    体を有するモノブロック部品(10)を有し、前記本体
    ポートが、それぞれ第1分岐管(1)、第2分岐管
    (2)および第3分岐管(3)にそれぞれ接続されるよ
    うになっており、3つのすべての分岐管が、モノブロッ
    ク部品(15)の本体内に構成された共通接合ポイント
    (A)を有し、第2本体ポート(22)と接合ポイント
    (A)との間において、モノブロック部品の本体内に膨
    張装置(10)が取り付けられ、かつ前記部品が、蒸発
    器5と圧縮機(4)との間の第1分岐管(1)内に介在
    されるようになっているダイレクトクロス通路(27)
    を有することを特徴とする、冷却流体回路用部品。
  2. 【請求項2】 第1および第3本体ポート(21)(2
    3)が、本体に形成された主要通路(24)を介して互
    いに連通し、第2本体ポート(22)が狭い第2通路
    (26)と連通し、この第2通路(26)へのアクセス
    が、膨張装置(10)によって制御され、かつ第2通路
    (26)が本体に形成され、接合ポイント(A)におい
    て主要通路(24)に開口していることを特徴とする、
    請求項1記載の部品。
  3. 【請求項3】 主要通路(24)および第2通路(2
    6)が、T字形なしていることを特徴とする、請求項2
    記載の部品。
  4. 【請求項4】 第1および第3本体ポート(21)(2
    3)が、それぞれモノブロック部品(15)の本体の2
    つの主要面(16)(17)内で開口し、第2本体ポー
    ト(22)が、前記主要面のうちの1つで開口している
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の部
    品。
  5. 【請求項5】 第2本体ポート(22)および第3本体
    ポート(23)が、モノブロック部品(15)の本体の
    同一主要面(17)にて開口していることを特徴とす
    る、請求項4記載の部品。
  6. 【請求項6】 ダイレクトクロス通路(27)が、対応
    する本体ポート(29)(30)を通して、モノブロッ
    ク部品の本体の双方の主要面(16)(17)において
    開口していることを特徴とする、請求項3〜5のいずれ
    かに記載の部品。
  7. 【請求項7】 膨張装置(10)が、サーモスタットに
    より制御されるバルブ部材(31)を備えていることを
    特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の部品。
  8. 【請求項8】 ダイレクトクロス通路(27)内に取り
    付けられ、制御ロッド(32)を介して膨張装置のバル
    ブ部材(31)に結合された感熱部材(33)により、
    サーモスタット制御が行われるようになっていることを
    特徴とする、請求項7記載の部品。
  9. 【請求項9】 膨張装置のバルブ部材がボールであり、
    モノブロック部品(15)の本体の第1端面(19)に
    位置する調節自在な負荷部材(37)と係合するスプリ
    ング(35)が、ボールに作用するようになっているこ
    とを特徴とする、請求項8記載の部品。
  10. 【請求項10】 前記第1端面(19)と反対側の、モ
    ノブロック部品の本体の第2端面(18)に、感熱部材
    (33)が位置していることを特徴とする、請求項9記
    載の部品。
  11. 【請求項11】 更にチェックバルブ(8)を含むこと
    を特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の部
    品。
  12. 【請求項12】 第2本体ポート(22)と膨張装置
    (10)との間に、チェックバルブ(8)が位置してい
    ることを特徴とする、請求項11記載の部品。
  13. 【請求項13】 共通接合ポイント(A)と膨張装置
    (10)との間に、チェックバルブ(8)が位置してい
    ることを特徴とする、請求項11記載の部品。
  14. 【請求項14】 モノブロック部品(15)の本体が金
    属材料から成る、機械加工されたブロックであることを
    特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の部品。
  15. 【請求項15】 モノブロック部品(15)の本体が、
    ほぼ平行六面体の形状を有することを特徴とする、請求
    項1〜14のうちのいずれかに記載の部品。
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