JPH1018527A - 換気可能な採光被覆材 - Google Patents

換気可能な採光被覆材

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Publication number
JPH1018527A
JPH1018527A JP17042296A JP17042296A JPH1018527A JP H1018527 A JPH1018527 A JP H1018527A JP 17042296 A JP17042296 A JP 17042296A JP 17042296 A JP17042296 A JP 17042296A JP H1018527 A JPH1018527 A JP H1018527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
natural lighting
ribs
frame
daylighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP17042296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Idehashi
利男 出端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYUUSAN KK
Original Assignee
KIYUUSAN KK
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Publication date
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採光箇所に換気手段を設けることができ、し
かも採光と換気とを一か所で同時に行なうことができる
とともに、簡単に天窓、サンルーム、壁等に被覆材と同
様に取り付けることのできる換気可能な採光被覆材材を
提供するものである。 【解決手段】 上枠(5)と、下枠(6)と、上枠と下
枠との間に固定された採光板(7)とからなり、採光板
(7)は長手方向両縁にリブを有する透明又は半透明の
樋状採光部材(8、9)を交互に反転させて下側及び上
側のそれぞれの樋状採光部材(8、9)のリブを重ね合
わせて並べ、重ね合わせたリブ間には換気用の隙間が形
成され、上枠(5)と下枠(6)とにより下側の樋状採
光部材の凹溝及び換気用隙間と連通する開口部が形成さ
れている換気可能な採光被覆材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンルーム、天
窓、屋根、壁等の建築物に取り付けるための換気可能な
採光被覆材に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は天窓の骨組み構造の一例を示す斜
視図である。
【0003】天窓は、全体をコンクリート製あるいは鉄
骨製の躯体に支持された鋼製、アルミニウム製等の縦フ
レーム1と横フレーム2とにより山型に組み立てた骨組
みに被覆材3を取り付けた構造となっており、被覆材3
に透明又は半透明のガラス等の被覆材を用いることによ
り採光可能となっている。
【0004】なお、天窓の全体形状は、図6に示した山
型のもの以外に、例えば、片流れ型、角錐型、ドーム型
等の種々の型があり、フレーム等の構造にも種々のもの
がある。
【0005】天窓、サンルームは、光を建屋内部に採り
入れることを目的としているが、天気のよい日には、建
屋内部は温度が高くなり、また、ガラス等の被覆材の周
囲にシールのために設けてあるゴムが劣化するので、建
屋内温度あるいは湿度を調節するために換気手段が設け
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
ガラス等の被覆材が取り付けられた採光箇所に換気手段
を設置することが難しいと考えられているため、採光箇
所に換気手段を設けずに採光箇所以外の別の箇所に設置
しているが、換気の効率から採光箇所に設けたほうよい
場合がある。
【0007】そこで、本発明は、採光箇所に換気手段を
設けることができ、しかも採光と換気とを一か所で同時
に行なうことができるとともに、簡単に天窓、サンルー
ム、壁等に被覆材と同様に取り付けることのできる換気
可能な採光被覆材を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による換気可能な
採光被覆材は、上枠と、下枠と、上枠と下枠との間に固
定された採光板とからなり、採光板は長手方向両縁にリ
ブを有する透明又は半透明の樋状採光部材を交互に反転
させて下側及び上側のそれぞれの樋状採光部材のリブを
重ね合わせて並べ、重ね合わせたリブ間には換気用の隙
間が形成され、上枠と下枠とにより下側の樋状採光部材
の凹溝及び換気用隙間と連通する開口部が形成されてい
る。
【0009】雨水は樋状採光部材のリブで雨水が内部へ
侵入するの防止し、建屋内部の空気は樋状採光部材のリ
ブの重ね合わせた部分に形成される換気用の隙間より外
部へ排気される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の採光換気可能な採
光被覆材の1実施例を示す斜視図で、被覆材4は、上枠
5と、下枠6と、上枠と下枠との間に固定する採光板7
とからなる。採光板7は上側の樋状採光部材8と下側の
樋状採光部材9とを交互に並べて構成した採光板7を上
枠5と下枠6との間で挟持し、上枠5と下枠6とをビス
10により固定した構成となっている。
【0011】図2は本発明の採光板の組立てを示す斜視
図で、採光板7は透明又は半透明の樋状採光部材を交互
に反転させた上側の樋状採光部材8と下側の樋状採光部
材9とで構成され、各樋状採光部材8,9の長手方向両
縁にリブ8a,9aが形成されている。リブ8a,9a
の断面形状は、上側の樋状採光部材8のリブ8aと下側
の樋状採光部材9とのリブ9aを重ね合わせた時、両方
のリブ8a,9a間に換気用の隙間11が形成できる形
状とする。又、雨水侵入を確実に防ぐために内側に傾斜
させることが好ましい。樋状採光部材の材質には、透明
又は半透明のもの、例えば、ポリカーボネイト等の合成
樹脂が適している。
【0012】図3は本発明の換気可能な採光用被覆材の
分解図で、上側の樋状採光部材8の長手方向両端の上面
には、合成ゴム等の弾性を有する採光部材押え12を貼
り付けるとともに、上側の樋状採光部材8の水上、水下
の両端には採光部材押え12の下の凹部に採光部材押え
12の幅で採光部材位置決め部材14を取り付けて、各
樋状採光部材8,9の位置決めを行なって採光板7を構
成する。
【0013】上枠5は、採光板7の上面の周囲を押さえ
るため、Lアングル材で構成され、下側の樋状採光部材
9の凹溝13に直交する枠は凹溝13と連通する開口部
15を形成する幅とする。
【0014】下枠6は、板状の枠からなる枠板16で形
成され、枠板16には、樋状採光部材8,9と平行とな
る側には上枠5を固定させる固定板17を立設し、下側
の樋状採光部材9の凹溝13に直交する上方の枠板16
a及び下方の枠板16bには採光板7の下側の樋状採光
部材9を載せる立ち上がり部18を設ける。
【0015】本発明の被覆材4の組立ては、採光板7を
下枠6にはめ込み、上枠5を下枠6に係合させ、ビス1
0で固定することにより行なう。
【0016】図4は、本発明の採光用被覆材の上枠と下
枠とで形成される開口部周辺の断面図で、下枠6の上方
の枠板16a及び下方の枠板16bの立ち上がり部18
は、下側の樋状採光部材9の凹溝13及び換気用の隙間
11に連通する開口部15を上枠5とによって形成する
ため、上枠5より内側に設けられている。
【0017】図5は本発明の換気可能な採光用被覆材を
天窓フレームに取り付けた状態を示す斜視図で、下側の
樋状採光部材9に落ちた雨水は、凹溝13を流れ上枠5
と下枠6とで形成される開口部15から下枠6の枠板1
6を通って排出される。上側の樋状採光部材8に落ちた
雨水は、下側の樋状採光部材9の凹溝13へ流れ、開口
部15から枠板16を通って排出される。
【0018】風を伴う雨水は、上側の樋状採光部材8の
リブ8a、下側の樋状採光部材9のリブ9aにより止め
られ、また、開口部15では、下枠6の立ち上がり部1
8が内側に設けられているため、内部への侵入を防ぐこ
とができる。また、内部の空気は互いに重ねたリブ8
a,9aにより形成された換気用の隙間11を通り凹溝
13の上部を経由して換気される。
【0019】
【発明の効果】
(1) 本発明の換気可能な採光用被覆材は、ガラス等
の被覆材と同じように取り付けることができるので、施
工性がよい。
【0020】(2) 本発明の換気可能な採光用被覆材
は、採光部材と枠板の寸法を変えることにより、各種の
被覆材と同じ形状にすることができる。
【0021】(3) 本発明の換気可能な採光用被覆材
は、採光と換気が一か所で同時にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の採光換気可能な採光被覆材の1実施
例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の採光板の組立てを示す斜視図であ
る。
【図3】 本発明の換気可能な採光用被覆材の分解図で
ある。
【図4】 本発明の採光用被覆材の上枠と下枠とで形成
される開口部周辺の断面図である。
【図5】 本発明の換気可能な採光用被覆材を天窓フレ
ームに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】 天窓の骨組み構造の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 縦フレーム 2 横フレーム 3 被覆材 4 換気可能な採光用被覆材 5 上枠 6 下枠 7 採光板 8 上側の樋状採光部材 8a リブ 9 下側の樋状採光部材 9a リブ 10 ビス 11 換気用の隙間 12 採光部材押え 13 凹溝 14 採光部材位置決め部材 15 開口部 16 枠板 16a 上方の枠板 16b 下方の枠板 17 固定板 18 立ち上がり部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と、下枠と、上枠と下枠との間に固
    定された採光板とからなり、採光板は長手方向両縁にリ
    ブを有する透明又は半透明の樋状採光部材を交互に反転
    させて下側及び上側のそれぞれの樋状採光部材のリブを
    重ね合わせて並べ、重ね合わせたリブ間には換気用の隙
    間が形成され、上枠と下枠とにより下側の樋状採光部材
    の凹溝及び換気用隙間と連通する開口部が形成されてい
    ることを特徴とする換気可能な採光被覆材。
  2. 【請求項2】 下枠の寸法を他の被覆材の取付と同様に
    フレームへ取り付けることができる寸法としたことを特
    徴とする請求項1記載の換気可能な採光被覆材。
JP17042296A 1996-06-28 1996-06-28 換気可能な採光被覆材 Pending JPH1018527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17042296A JPH1018527A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 換気可能な採光被覆材

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JP17042296A JPH1018527A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 換気可能な採光被覆材

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Publication Number Publication Date
JPH1018527A true JPH1018527A (ja) 1998-01-20

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JP17042296A Pending JPH1018527A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 換気可能な採光被覆材

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