JPH10185145A - 廃棄物溶融炉へのごみ装入装置 - Google Patents

廃棄物溶融炉へのごみ装入装置

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JPH10185145A
JPH10185145A JP35453896A JP35453896A JPH10185145A JP H10185145 A JPH10185145 A JP H10185145A JP 35453896 A JP35453896 A JP 35453896A JP 35453896 A JP35453896 A JP 35453896A JP H10185145 A JPH10185145 A JP H10185145A
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melting furnace
waste
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waste melting
refuse
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Mitsumasa Todaka
光正 戸高
Kengo Murayama
健吾 村山
Koichi Motoyama
浩一 本山
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
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Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物溶融炉へのごみ装入装置に用いるシー
ル装置の点検を容易かつ確実に行うことができると共
に、炉内ガスの外部への放出を可及的に少なくすること
ができる廃棄物溶融炉へのごみ装入装置を提供する。 【解決手段】 投入ホッパー18と中間ホッパー17の
連通連結部に上部ガス遮蔽弁19が炉外部に取外し自在
に取付けられ、中間ホッパー17の下部に中間ホッパー
17の下部開口を開閉する下部ガス遮蔽弁22が取付け
られ、下部ガス遮蔽弁22が、基部が回転軸49によっ
て上下方向に揺動自在に取付けられると共に外部から操
作可能な一枚の板から構成されている。また、中間ホッ
パー17と廃棄物溶融炉10との間に介設されるごみ装
入シュート11内には外部から操作可能な一枚の板から
なる下部熱遮蔽弁23が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合収集ごみ、分
別収集ごみ、粗大ごみなどの都市ごみ及び下水スラッ
ジ、ゴム、タイヤ、貝殻等の廃棄物、又は、廃油、スラ
ッジ、金属屑などの処理に用いる廃棄物溶融処理設備に
おいて好適に用いることができる廃棄物溶融炉へのごみ
装入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した用途に供される廃棄物溶
融炉へのごみ装入装置として、図9に示す形態の廃棄物
溶融炉へのごみ装入装置Cがある。図示するように、廃
棄物溶融炉80の上部にはごみ装入シュート81が連設
されている。ごみ装入シュート81の最下部に設けられ
た内筒82は廃棄物溶融炉80内に挿入されている。ご
み装入シュート81の下部で廃棄物溶融炉80の軸線8
3の延長線83aからオフセットされた位置には、延長
線83aに向けてごみを落下させるための傾斜案内面8
4が設けられている。また、ごみ装入シュート81の上
面で廃棄物溶融炉80の軸線83の延長線83a上近傍
には副資材装入口85が設けられており、一方、傾斜案
内面84の上方にはごみ装入口87が設けられている。
このごみ装入口87には筒状の中間ホッパー88の下部
開口が連設されており、中間ホッパー88の上部開口に
は投入ホッパー89の下部開口が連設されている。ま
た、投入ホッパー89の上方にはごみピットからごみを
捕集して投入ホッパー89内に投入するためのごみバケ
ット90が配設されている。
【0003】図9に示すように、中間ホッパー88の上
部には拡開密閉空間91が形成されており、投入ホッパ
ー89の下部開口がこの拡開密閉空間91内に位置して
おり、下部開口には、シールパッキンと、シールパッキ
ンを水平移動させるパッキン移動機構とからなる上部ガ
ス遮蔽弁92が取付けられている。そして、この上部ガ
ス遮蔽弁92も拡開密閉空間91内に配設されている。
また、中間ホッパー88の下部開口は、ごみ装入シュー
ト81の上面に設けられた密閉連絡筒93によってごみ
装入シュート81のごみ装入口87と連通されている。
そして、この中間ホッパー88の下部開口には、一対の
旋回ゲート94からなるごみ受けダンパー95が取付け
られており、各旋回ゲート94の基部は枢軸によって中
間ホッパー88の下端部に回転自在に取付けられてい
る。
【0004】さらに、密閉連絡筒93の下部開口によっ
て形成されるごみ装入シュート81のごみ装入口87は
ごみ装入シュート81の密閉空間96内に位置してお
り、このごみ装入口87には、シールパッキンと、シー
ルパッキンを水平移動させる移動機構とからなる下部シ
ール弁97が取付けられている。
【0005】かかる構成によって、ごみを廃棄物溶融炉
80に投入するに際しては、まず、ごみ受けダンパー9
5と下部シール弁97を閉じた状態で、上部ガス遮蔽弁
92を開け、ごみバケット90内のごみを中間ホッパー
88内に投入する。その後、上部ガス遮蔽弁92を閉じ
ると共に、ごみ受けダンパー95と下部シール弁97と
を開けて、中間ホッパー88内のごみをごみ装入シュー
ト81を介して廃棄物溶融炉80内に投入する。その
後、上記した動作を繰り返すことによって、廃棄物溶融
炉80内に所定量のごみを投入して溶融させることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した廃棄
物溶融炉へのごみ装入装置Cは未だ以下の解決すべき課
題を有していた。即ち、上部ガス遮蔽弁92を構成する
シールパッキンとパッキン移動機構は共に拡開密閉空間
91内に配置されているので、点検・補修が困難であ
り、特に狭い拡開密閉空間91でのシールパッキンの交
換作業は極めて煩雑な作業となっていた。一方、シール
パッキンが十分にメンテナンスされない場合は、COを
含む炉内ガスが系外に漏れて、廃棄物溶融炉80の作動
不良を起こし、操業停止をもたらしたり、あるいは、炉
内ガスがごみピット内に充満し、ごみピット内の作業の
安全性に問題を生じていた。
【0007】また、ごみ受けダンパー95は両開き式の
旋回ゲート94からなるが、ごみを装入した際、強度的
に最も弱い旋回ゲート94の先部が最も大きな荷重を受
けることになり、変形したり破損したりするおそれがあ
る。さらに、下部シール弁97を構成するシールパッキ
ンとパッキン移動機構も共に密閉空間96内に配置され
ているので、点検・補修が困難であり、特に狭い密閉空
間96でのシールパッキンの交換作業は極めて煩雑な作
業となっていた。特に、ごみ受けダンパー95にはシー
ル性がないので、この下部シール弁97のシール性が悪
くなると、COを含む炉内ガスが系外に急激に漏れて、
廃棄物溶融炉80の操業停止をもたらしたり、あるい
は、炉内ガスがごみピット内に充満し、ごみピット内の
作業の安全性に問題を生じていた。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、廃棄物溶融炉へのごみ装入装置に用いるシ
ール装置の点検を容易かつ確実に行うことができると共
に、炉内ガスの外部への放出を可及的に少なくすること
ができる廃棄物溶融炉へのごみ装入装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入装置は、廃棄物溶融炉
の上部にごみ装入シュートが連通連結され、該ごみ装入
シュートの上部に筒状の中間ホッパーが連通連結され、
該中間ホッパーの上部に投入ホッパーが連通連結されて
いる廃棄物溶融炉へのごみ装入装置において、前記投入
ホッパーと中間ホッパーの連通連結部に上部ガス遮蔽弁
が外部に取外し自在に取付けられ、前記中間ホッパーの
下部に該中間ホッパーの下部開口を開閉する下部ガス遮
蔽弁が取付けられ、該下部ガス遮蔽弁が、基部が回転軸
によって上下方向に揺動自在に取付けられると共に外部
から操作可能な一枚の板から構成されている。
【0010】請求項2記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入
装置は、請求項1記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入装置
において、前記中間ホッパー部の下部であって前記回転
軸と反対側をなす箇所に配設され、前記下部ガス遮蔽弁
が閉位置にある際に、該下部ガス遮蔽弁の先部をクラン
プする外部から作動可能なクランプ機構を具備する。請
求項3記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入装置は、請求項
1又は2記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入装置におい
て、前記ごみ装入シュート内に前記廃棄物溶融炉からの
熱が前記下部ガス遮蔽弁や前記中間ホッパーへ伝達する
のを防止する下部熱遮蔽弁が配設され、該下部熱遮蔽弁
が、基部が前記ごみ装入シュートに回転軸によって前後
方向に揺動自在に取付けられると共に外部から作動可能
な一枚の板から構成されている。
【0011】請求項4記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入
装置は、廃棄物溶融炉の上部にごみ装入シュートが連設
され、該ごみ装入シュートの下部で前記廃棄物溶融炉の
軸線の延長線からオフセットされた位置に該軸線に向け
てごみを落下させるための傾斜案内面が設けられると共
に、前記ごみ装入シュートの上面で前記廃棄物溶融炉の
軸線の延長線上に副資材装入口が設けられると共に前記
傾斜案内面の上方にごみ装入口が設けられ、該ごみ装入
口に筒状の中間ホッパーの下部開口が連設され、該中間
ホッパーの上部開口に投入ホッパーの下部開口が連設さ
れている廃棄物溶融炉へのごみ装入装置において、前記
投入ホッパーの下部開口と前記中間ホッパーの上部開口
との間に炉外部に取り出し自在な上部ガス遮蔽弁が取付
けられ、前記中間ホッパーの下部に該中間ホッパーの下
部開口を開閉する一枚の板からなる外部から作動可能な
下部ガス遮蔽弁が取付けられ、該下部ガス遮蔽弁の先部
が前記廃棄物溶融炉の軸線の延長線に向けて伸延される
と共に、その基部が前記中間ホッパーの下部開口周縁で
あって前記廃棄物溶融炉の軸線から最も離隔した位置に
枢支され、かつ、前記ごみ装入シュート内に、一枚の板
からなる外部から作動可能な下部熱遮蔽弁が揺動自在に
配設されており、その基部は前記ごみ装入シュートの上
部に枢支されると共に先部は前記傾斜案内面に接離自在
としている。
【0012】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。まず、図1を参照して、本発明の一
実施の形態に係る廃棄物溶融炉へのごみ装入装置Aの全
体構成について説明する。図示するように、廃棄物溶融
炉10の上部にはごみ装入シュート11が連設されてい
る。ごみ装入シュート11の最下部に設けられた内筒1
2は廃棄物溶融炉10内に挿入されている。ごみ装入シ
ュート11の下部で廃棄物溶融炉10の軸線13の延長
線13aからオフセットされた位置には、延長線13a
に向けてごみを落下させるための傾斜案内面14が設け
られている。また、ごみ装入シュート11の天井壁11
aの廃棄物溶融炉10の軸線13の延長線13a上をな
す個所には副資材装入口15が設けられており、一方、
傾斜案内面14の上方をなす個所にはごみ装入口16が
設けられている。このごみ装入口16には後述する拡開
連絡筒20を介して筒状の中間ホッパー17の下部開口
が連設されており、中間ホッパー17の上部開口には投
入ホッパー18の下部開口が連設されている。また、投
入ホッパー18の上方には、ごみピットからごみを捕集
して投入ホッパー18内に投入するためのごみバケット
19aが配設されている。
【0013】さらに、本実施の形態では、図1に示すよ
うに、廃棄物溶融炉へのごみ装入装置Aには、以下の構
成を有する、それぞれ外部から操作可能な3つのシール
装置である上部ガス遮蔽弁19と、下部ガス遮蔽弁22
と、下部熱遮蔽弁23とが組み込まれている。即ち、投
入ホッパー18の下部開口と中間ホッパー17の上部開
口との間には、外部に取り出し自在な上部ガス遮蔽弁1
9が取付けられている。また、中間ホッパー17の下部
は拡開連絡筒20を介してごみ装入シュート11の上部
に気密状態に連通連結されており、拡開連絡筒20内に
は拡開密閉空間21が形成されている。そして、この拡
開密閉空間21内には、中間ホッパー17の下部開口を
開閉する一枚の板からなる下部ガス遮蔽弁22がその基
部回りに上下方向に揺動自在に配設されており、この下
部ガス遮蔽弁22は後述するように外部から作動するこ
とができる。
【0014】図1に示すように、下部ガス遮蔽弁22の
先部は廃棄物溶融炉10の軸線13の延長線13aに向
けて伸延されると共に、その基部は中間ホッパー17の
下部開口周縁であって廃棄物溶融炉10の軸線13から
最も離隔した位置に上下方向に揺動自在に枢支されてい
る。さらに、ごみ装入シュート11内には、同様に一枚
の板からなる下部熱遮蔽弁23がその基部周りに前後方
向に揺動自在に配設されており、この下部熱遮蔽弁23
も後述するように外部から作動することができる。図1
に示すように、下部熱遮蔽弁23の基部はごみ装入シュ
ート11の天井壁11aであって、副資材装入口15と
ごみ装入口16との間をなす個所に枢支されており、そ
の先部は、揺動された最大傾斜状態で、ごみ装入シュー
ト11の傾斜案内面14に当接可能に構成されている。
次に、上記した構成を有する3つのシール装置、即ち、
上部ガス遮蔽弁19と、下部ガス遮蔽弁22と、下部熱
遮蔽弁23について、図2〜図7を参照して詳細に説明
する。
【0015】(上部ガス遮蔽弁19)図2及び図3に示
すように、中間ホッパー17の上部開口部17aの両側
をなす作業床面25上には、支柱26によって、一対の
走行レール27が支持されており、これらの走行レール
27の一端は、中間ホッパー17から所定距離離隔した
炉外側のシールパッキン待機位置28まで伸延してい
る。図2及び図3に示すように、中間ホッパー17の上
部開口部17a上には、上部ガス遮蔽弁19の要部を構
成する偏平な矩形枠からなる弁板29が跨設されてい
る。弁板29の両側部は、圧縮スプリング30を介して
矩形枠からなる走行台車31の左右ビーム上に弾性的に
載置支持されており、走行台車31に回転自在に取付け
られた走行車輪32は走行レール27上に転動自在に載
置されている。なお、図示しないが、走行台車31は前
後ビームと左右ビームとからなり、中間ホッパー17の
上部開口部17aとの衝突を防止するため、前ビームは
他のビームより隆起されている。
【0016】図3に示すように、弁板29の下面には、
中間ホッパー17の上部開口部17aに取付けられた棒
鋼からなる環状シールリング33に押圧される弾性素材
からなる環状の第1のシールパッキン34が取付けられ
ている。投入ホッパー18の下部直筒部35の下部の外
周面には昇降筒36が昇降自在に嵌合されており、昇降
筒36の下面には、前記した第1のシールパッキン34
と選択的に環状シールリング33に押圧される弾性素材
からなる環状の第2のシールパッキン37がブラケット
38を介して取付けられている。
【0017】昇降筒36の上部は、ブラケット38を介
して蛇腹等の伸縮筒39の下端に連結されており、一
方、伸縮筒39の上端は投入ホッパー18の下部直筒部
35の上部に固定連結されている。投入ホッパー18の
上部傾斜壁40であって、各走行レール27の直上方を
なす個所には、それぞれ、一対の昇降シリンダ41の上
端がブラケット41bを介して吊支状態に連結されてお
り、昇降シリンダ41の下端はブラケット38に連結さ
れている。
【0018】図2に示すように、弁板29の移動機構
は、本実施の形態では、走行レール27の一端側に駆動
側スプロケット42を配設すると共に、走行レール27
の他端側に被駆動側スプロケット43を配設し、両スプ
ロケット42、43間に巻回された駆動チェン44の両
端を弁板29を搭載する走行台車31の両端部45、4
6に連結することによって構成されている。なお、駆動
側スプロケット42は、減速機構を内蔵する回転モータ
47の出力軸に固着されている。
【0019】かかる構成によって、ごみ投入時には、弁
板29及び走行台車31は図2における炉外側のシール
パッキン待機位置28にあるので、図3(a)に示すよ
うに、昇降シリンダ41の伸縮ロッド41aを進出する
ことによって、昇降筒36の下端を中間ホッパー17の
上部開口内に嵌入すると共に、環状シールリング33に
第2のシールパッキン37を押圧することによって、投
入ホッパー18と中間ホッパー17とを連通連結するこ
とができる。その後、後述するように、ごみを外部に飛
散させることなく投入ホッパー18を通して中間ホッパ
ー17内に投入することができる。また、中間ホッパー
17の上部開口を密閉する場合には、図3(b)に示す
ように昇降シリンダ41の伸縮ロッド41aを後退させ
ることによって、ブラケット38と一体的に昇降筒36
と第2のシールパッキン37とを一体的に上昇させるこ
とができ、昇降筒36及びブラケット38と、中間ホッ
パー17の上部開口との間に、弁板29が進入できるに
十分な広さの空間を形成することができる。
【0020】その後、回転モータ47の駆動による駆動
チェン44を移動させることによって、弁板29は、走
行台車31と共に、シールパッキン待機位置28から中
間ホッパー17の直上をなす位置(図3(b)に示す位
置)まで移動され、第1のシールパッキン34が環状シ
ールリング33に整合させられる。次に、図3(c)に
示すように、昇降シリンダ41の伸縮ロッド41aを進
出することによって、ブラケット38の下面に取付けた
押圧ビーム38aを介して弁板29を下方に移動し、圧
縮スプリング30の弾性力に抗して第1のシールパッキ
ン34を環状シールリング33に押圧することができ、
中間ホッパー17の上部開口を完全に密閉することがで
きる。その後、後述するように、下部ガス遮蔽弁22と
下部熱遮蔽弁23とを開けることによって、中間ホッパ
ー17内のごみを、廃棄物溶融炉10内で発生する生成
ガス(炉内ガス)を外部に漏出することなく廃棄物溶融
炉10内に投入することができる。
【0021】(下部ガス遮蔽弁22)図4に示すよう
に、一枚の板からなる下部ガス遮蔽弁22の基部にはブ
ラケット48が連設されており、このブラケット48
は、拡開連絡筒20の対向する2つの周壁部分間に回転
自在に架設された回転軸49に固着されている。また、
図5に示すように、拡開連絡筒20の周壁部分から外部
に突出した回転軸49の一端部には旋回アーム50の基
部が固着されており、旋回アーム50の先部は、拡開連
絡筒20の周壁の外面にセンタトラニオンで取付けられ
た揺動シリンダ51の伸縮ロッド51aの先部に枢支連
結されている。
【0022】かかる構成によって、揺動シリンダ51を
作動することによって、下部ガス遮蔽弁22を、図4に
実線で示すように下部ガス遮蔽弁22が中間ホッパー1
7の下部開口を密閉する密閉位置と、仮想線で示すよう
に下部ガス遮蔽弁22が下方に回転して最大の開口面積
となる最大開放位置との間で開閉することができる。ま
た、最大開放位置においても、図1及び図4に示すよう
に、下部ガス遮蔽弁22の表面22aは、廃棄物溶融炉
10の軸線13の延長線13aに向けて伸延しているの
で、中間ホッパー17のごみをごみ装入シュート11を
通して円滑に廃棄物溶融炉10内に投入することができ
る。
【0023】一方、図4に示すように、下部ガス遮蔽弁
22の先部には係合突起52が突設されており、この係
合突起52と係合可能なクランプ爪53が、拡開連絡筒
20の対向する2つの周壁部分間に回転自在に架設され
た回転軸54に固着されている。なお、係合突起52と
クランプ爪53によってクランプ機構が構成される。ま
た、図5に示すように、拡開連絡筒20の周壁部分から
外部に突出した回転軸54の一端部には旋回アーム55
の基部が固着されており、旋回アーム55の先部は、拡
開連絡筒20の周壁の外面にセンタトラニオンで取付け
られたクランプシリンダ56の伸縮ロッド56aの先部
に枢支連結されている。
【0024】かかる構成によって、図4に示すように下
部ガス遮蔽弁22を密閉位置に移動した後、クランプシ
リンダ56を作動してクランプ爪53で係合突起52を
クランプすることによって、下部ガス遮蔽弁22を中間
ホッパー17の下部開口により強力に密閉することがで
きる。
【0025】(下部熱遮蔽弁23)図6に示すように、
一枚の板からなる下部熱遮蔽弁23の基部は回転軸の一
例である中空回転軸57に固着されており、中空回転軸
57の両端は、ごみ装入シュート11の対向する周壁部
分に回転自在に枢支されている。また、図7に示すよう
に、ごみ装入シュート11の周壁部分から外部に突出し
た中空回転軸57の一端部には旋回アーム58の基部が
固着されており、旋回アーム58の先部は、ごみ装入シ
ュート11の周壁の外面にセンタトラニオンで取付けら
れた揺動シリンダ59の伸縮ロッド59aの先部に枢支
連結されている。
【0026】かかる構成によって、揺動シリンダ59を
作動することによって、下部熱遮蔽弁23を、図6に実
線で示すように下部熱遮蔽弁23が前方に回転してごみ
装入シュート11の傾斜案内面14に当接して廃棄物溶
融炉10からの熱を遮蔽できる熱遮蔽位置と、仮想線で
示すように下部熱遮蔽弁23が後方に回転して垂直壁2
4側の位置となり最大の開口面積となる最大開放位置と
の間で開閉することができる。
【0027】また、図8に示すように、本実施の形態で
は、下部熱遮蔽弁23は水冷ジャケット構造を有してお
り、その耐熱性を向上している。即ち、図示するよう
に、下部熱遮蔽弁23は中空の偏平板から構成されてお
り、その内部に封水空間60が形成されている。この封
水空間60内には複数の給水枝管61が配設されてお
り、各給水枝管61の先端吐出口62は下部熱遮蔽弁2
3の先部において開口しており、その基部は中空回転軸
57内を同心円的に伸延する給水配管63に連通連結さ
れている。さらに、図8に示すように、下部熱遮蔽弁2
3の下面には、その耐熱性を高めるために断熱材64が
貼着されている。
【0028】次に、上記した構成を有する廃棄物溶融炉
のごみ装入装置Aを用いてごみ投入作業について説明す
る。 (1)投入が開始されるまでは、上部ガス遮蔽弁19
と、下部ガス遮蔽弁22と、下部熱遮蔽弁23とは全て
閉状態にある。 (2)廃棄物溶融炉10から装入要求信号が出される
と、ごみクレーンによってごみバケット19aがごみピ
ットからごみを捕集し、ごみバケット19aを投入ホッ
パー18上に移動する。 (3)昇降シリンダ41を作動して昇降筒36を上昇
し、回転モータ47の作動によって上部ガス遮蔽弁19
をシールパッキン待機位置28に移動する(図3(c)
→図3(b))。 (4)昇降シリンダ41を作動して昇降筒36を下降し
(図3(b)→図3(a))、環状シールリング33に
第2のシールパッキン37を押圧することによって、投
入ホッパー18と中間ホッパー17とを連通連結する。 (5)ごみバケット19aを開放して、ごみを外部に飛
散させることなく投入ホッパー18を通して中間ホッパ
ー17内に投入する。 (6)昇降シリンダ41を作動して昇降筒36と第2の
シールパッキン37とを一体的に上昇する。
【0029】(7)回転モータ47の作動によって上部
ガス遮蔽弁19をシールパッキン待機位置28から中間
ホッパー17の直上をなす位置に移動する(図3
(b))。 (8)昇降シリンダ41を作動して昇降筒36を下降
し、弁板29を下方に移動し、第1のシールパッキン3
4を環状シールリング33に押圧して中間ホッパー17
の上部開口を完全に密閉する(図3(c))。 (9)クランプ機構を解除して揺動シリンダ51を作動
して下部ガス遮蔽弁22を下方に回転して徐々に開ける
と共に、揺動シリンダ59を作動して下部熱遮蔽弁23
も後方に回転して開ける。 (10)下部熱遮蔽弁23が適当な角度に傾斜した時点
で、ごみが、中間ホッパー17からごみ装入シュート1
1を通して廃棄物溶融炉10内に速やかに装入されるこ
とになる。
【0030】(11)上記したごみ投入作業完了後、既
に閉状態にある上部ガス遮蔽弁19に加えて、下部ガス
遮蔽弁22と下部熱遮蔽弁23を閉状態に戻す。 (12)下部熱遮蔽弁23を前方に移動して、副資材装
入口15を通してコークスや石灰石等の副資材を廃棄物
溶融炉10内に投入する。 (13)なお、中間ホッパー17に予めごみを貯留して
おき、廃棄物溶融炉10からの装入要求信号が出される
と、下部ガス遮蔽弁22と下部熱遮蔽弁23とを開けて
中間ホッパー17内のごみを廃棄物溶融炉10に投入
し、その後、新しいごみを中間ホッパー17に貯留する
ようにしてもよい。
【0031】ところで、上記したごみの投入作業におい
て、本実施の形態では、上部ガス遮蔽弁19はシール作
業に用いない場合は炉外側に退避することができるの
で、第1のシールパッキン34等を容易かつ短時間に取
り替えることができ、さらに、弁板29の移動機構であ
る走行台車31や回転モータ47等も炉外側に配置され
ているので、ダストやごみの影響を受けることがなく、
上部ガス遮蔽弁19の保守・点検が容易となる。同様
に、下部ガス遮蔽弁22と下部熱遮蔽弁23も外部から
操作可能としているので、故障が少なく、安定した作動
が得られ、保守・点検が容易になる。下部ガス遮蔽弁2
2の先部は廃棄物溶融炉10の軸線13の延長線13a
に向けて伸延されると共に、その基部は中間ホッパー1
7の下部開口周縁であって廃棄物溶融炉10の軸線13
から最も離隔した位置に上下方向に揺動自在に枢支され
ているので、下部ガス遮蔽弁22の傾斜角度を調整する
ことにより、中間ホッパー17内のごみを、廃棄物溶融
炉10の中心回りに均一に分布させながら円滑に投入す
ることができる。また、投入ホッパー18から中間ホッ
パー17内に落下されるごみによって生じる大きな落下
衝撃は、下部ガス遮蔽弁22の先部ではなく中央部で受
けられるので、下部ガス遮蔽弁22の損傷を少なくする
ことができる。
【0032】下部ガス遮蔽弁22を密閉位置に移動した
後、クランプシリンダ56を作動してクランプ爪53で
係合突起52をクランプすることによって、下部ガス遮
蔽弁22を中間ホッパー17の下部開口により強力に密
閉することができると共に、投入ホッパー18から中間
ホッパー17内に落下されるごみによって生じる大きな
落下衝撃に対しても、下部ガス遮蔽弁22の密閉性を確
実に確保することができる。下部熱遮蔽弁23によっ
て、廃棄物溶融炉10の熱が下部ガス遮蔽弁22や、中
間ホッパー17や上部ガス遮蔽弁19に伝達するのを防
止することができるので、これらの熱変形や熱劣化を防
止でき、密閉機能を高めることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1〜3記載の廃棄物溶融炉へのご
み装入装置においては、投入ホッパーと中間ホッパーの
連通連結部に上部ガス遮蔽弁が炉外部に取外し自在に取
付けられ、中間ホッパーの下部に中間ホッパーの下部開
口を開閉する下部ガス遮蔽弁が取付けられ、下部ガス遮
蔽弁が、基部が回転軸によって上下方向に揺動自在に取
付けられると共に外部から操作可能な一枚の板から構成
されている。従って、上部ガス遮蔽弁を炉外部に取り出
してシールパッキンの取替作業等を容易かつ迅速に行う
ことができ、保守・点検が容易になる。同様に、下部ガ
ス遮蔽弁も外部から操作可能としているので、故障が少
なく、安定した作動が得られ、保守・点検が容易にな
る。また、投入ホッパーから中間ホッパー内に落下され
るごみによって生じる大きな落下衝撃は、下部ガス遮蔽
弁の先部ではなく中央部で受けられるので、下部ガス遮
蔽弁の損傷を少なくすることができる。
【0034】特に、請求項2記載の廃棄物溶融炉へのご
み装入装置においては、中間ホッパー部の下部であって
回転軸と反対側をなす箇所に配設され、下部ガス遮蔽弁
が閉位置にある際に、下部ガス遮蔽弁の先部をクランプ
する外部から作動可能なクランプ機構を具備する。従っ
て、下部ガス遮蔽弁を中間ホッパーの下部開口により強
力に密閉することができると共に、投入ホッパーから中
間ホッパー内に落下されるごみによって生じる大きな落
下衝撃に対しても、下部ガス遮蔽弁の密閉性を確実に確
保することができる。
【0035】請求項3記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入
装置においては、下部熱遮蔽弁によって、廃棄物溶融炉
の熱が下部ガス遮蔽弁や、中間ホッパーや上部ガス遮蔽
弁に伝達するのを防止することができるので、これらの
熱変形や熱劣化を防止でき、密閉機能を高めることがで
きる。
【0036】請求項4記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入
装置においては、下部ガス遮蔽弁の先部は廃棄物溶融炉
の軸線の延長線に向けて伸延されると共に、その基部は
中間ホッパーの下部開口周縁であって廃棄物溶融炉の軸
線から最も離隔した位置に上下方向に揺動自在に枢支さ
れている。従って、下部熱遮蔽弁によって、廃棄物溶融
炉の熱が下部ガス遮蔽弁や、中間ホッパーや上部ガス遮
蔽弁に伝達するのを防止することができるので、これら
の熱変形や熱劣化を防止でき、密閉機能を高めることが
できると共に、下部ガス遮蔽弁の傾斜角度を調整するこ
とにより、中間ホッパー内のごみを、廃棄物溶融炉の中
心回りに均一に分布させながら円滑に投入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る廃棄物溶融炉への
ごみ装入装置の正断面図である。
【図2】上部ガス遮蔽弁の正面図である。
【図3】上部ガス遮蔽弁の作動説明図である。
【図4】下部ガス遮蔽弁を取付けた拡開連絡筒の断面図
である。
【図5】下部ガス遮蔽弁を取付けた拡開連絡筒の正面図
である。
【図6】下部熱遮蔽弁を取付けたごみ装入シュートの正
断面図である。
【図7】下部熱遮蔽弁を取付けたごみ装入シュートの正
面図である。
【図8】下部熱遮蔽弁の断面図である。
【図9】従来の廃棄物溶融炉へのごみ装入装置の概念的
構成説明図である。
【符号の説明】
A 廃棄物溶融炉へのごみ装入装置 10 廃棄物溶
融炉 11 ごみ装入シュート 11a 天井壁 12 内筒 13 軸線 13a 延長線 14 傾斜案内
面 15 副資材装入口 16 ごみ装入
口 17 中間ホッパー 17a 上部開
口部 18 投入ホッパー 19 上部ガス
遮蔽弁 19a ごみバケット 20 拡開連絡
筒 21 拡開密閉空間 22 下部ガス
遮蔽弁 22a 表面 23 下部熱遮
蔽弁 24 垂直壁 25 作業床面 26 支柱 27 走行レー
ル 28 シールパッキン待機位置 29 弁板 30 圧縮スプリング 31 走行台車 32 走行車輪 33 環状シー
ルリング 34 第1のシールパッキン 35 下部直筒
部 36 昇降筒 37 第2のシ
ールパッキン 38 ブラケット 38a 押圧ビ
ーム 39 伸縮筒 40 上部傾斜
壁 41 昇降シリンダ 41a 伸縮ロ
ッド 41b ブラケット 42 駆動側ス
プロケット 43 被駆動側スプロケット 44 駆動チェ
ン 45 端部 46 端部 47 回転モータ 48 ブラケッ
ト 49 回転軸 50 旋回アー
ム 51 揺動シリンダ 51a 伸縮ロ
ッド 52 係合突起 53 クランプ
爪 54 回転軸 55 旋回アー
ム 56 クランプシリンダ 56a 伸縮ロ
ッド 57 中空回転軸(回転軸) 58 旋回アー
ム 59 揺動シリンダ 59a 伸縮ロ
ッド 60 封水空間 61 給水枝管 62 先端吐出口 63 給水配管 64 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 浩一 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物溶融炉の上部にごみ装入シュート
    が連通連結され、該ごみ装入シュートの上部に筒状の中
    間ホッパーが連通連結され、該中間ホッパーの上部に投
    入ホッパーが連通連結されている廃棄物溶融炉へのごみ
    装入装置において、 前記投入ホッパーと中間ホッパーの連通連結部に上部ガ
    ス遮蔽弁が炉外部に取外し自在に取付けられ、前記中間
    ホッパーの下部に該中間ホッパーの下部開口を開閉する
    下部ガス遮蔽弁が取付けられ、該下部ガス遮蔽弁が、基
    部が回転軸によって上下方向に揺動自在に取付けられる
    と共に外部から操作可能な一枚の板から構成されている
    ことを特徴とする廃棄物溶融炉へのごみ装入装置。
  2. 【請求項2】 前記中間ホッパー部の下部であって前記
    回転軸と反対側をなす箇所に配設され、前記下部ガス遮
    蔽弁が閉位置にある際に、該下部ガス遮蔽弁の先部をク
    ランプする外部から作動可能なクランプ機構を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の廃棄物溶融炉へのごみ
    装入装置。
  3. 【請求項3】 前記ごみ装入シュート内に前記廃棄物溶
    融炉からの熱が前記下部ガス遮蔽弁や前記中間ホッパー
    へ伝達するのを防止する下部熱遮蔽弁が配設され、該下
    部熱遮蔽弁が、基部が前記ごみ装入シュートに回転軸に
    よって前後方向に揺動自在に取付けられると共に外部か
    ら作動可能な一枚の板から構成されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の廃棄物溶融炉へのごみ装入装
    置。
  4. 【請求項4】 廃棄物溶融炉の上部にごみ装入シュート
    が連設され、該ごみ装入シュートの下部で前記廃棄物溶
    融炉の軸線の延長線からオフセットされた位置に該軸線
    に向けてごみを落下させるための傾斜案内面が設けられ
    ると共に、前記ごみ装入シュートの上面で前記廃棄物溶
    融炉の軸線の延長線上に副資材装入口が設けられると共
    に前記傾斜案内面の上方にごみ装入口が設けられ、該ご
    み装入口に筒状の中間ホッパーの下部開口が連設され、
    該中間ホッパーの上部開口に投入ホッパーの下部開口が
    連設されている廃棄物溶融炉へのごみ装入装置におい
    て、前記投入ホッパーの下部開口と前記中間ホッパーの
    上部開口との間に炉外部に取り出し自在な上部ガス遮蔽
    弁が取付けられ、前記中間ホッパーの下部に該中間ホッ
    パーの下部開口を開閉する一枚の板からなる外部から作
    動可能な下部ガス遮蔽弁が取付けられ、該下部ガス遮蔽
    弁の先部が前記廃棄物溶融炉の軸線の延長線に向けて伸
    延されると共に、その基部が前記中間ホッパーの下部開
    口周縁であって前記廃棄物溶融炉の軸線から最も離隔し
    た位置に枢支され、かつ、前記ごみ装入シュート内に、
    一枚の板からなる外部から作動可能な下部熱遮蔽弁が揺
    動自在に配設されており、その基部は前記ごみ装入シュ
    ートの上部に枢支されると共に先部は前記傾斜案内面に
    接離自在としたことを特徴とする廃棄物溶融炉へのごみ
    装入装置。
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