JPH10185099A - 加圧容器のための安全キャップ - Google Patents

加圧容器のための安全キャップ

Info

Publication number
JPH10185099A
JPH10185099A JP9074919A JP7491997A JPH10185099A JP H10185099 A JPH10185099 A JP H10185099A JP 9074919 A JP9074919 A JP 9074919A JP 7491997 A JP7491997 A JP 7491997A JP H10185099 A JPH10185099 A JP H10185099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closure member
knob
cap
diaphragm
safety cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9074919A
Other languages
English (en)
Inventor
Franco Polti
ポルティ フランコ
Mauro Pogliani
ポリアーニ マウロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Polti SpA
Original Assignee
Polti SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Polti SpA filed Critical Polti SpA
Publication of JPH10185099A publication Critical patent/JPH10185099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J13/00Covers or similar closure members for pressure vessels in general
    • F16J13/24Covers or similar closure members for pressure vessels in general with safety devices, e.g. to prevent opening prior to pressure release

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度の安全性を有する加圧容器のための安全
キャップを提供する。 【解決手段】 水蒸気圧力下にある容器のための安全キ
ャップ10は内部にダイヤフラム20を備え、このダイ
ヤフラムはキャップ10の1部を形成して容器に螺着さ
れるクロージャ部材11とキャップの1部を形成すると
共にキャップを螺着および螺着解除させうるノブ12と
の間の機械的接続を解除するよう水蒸気の圧力により作
動される。キャップ10の安全性を増大させるため、キ
ャップにはマノメータ26を取付け、このマノメータは
キャップ10に組込まれると共に外部から読取自在であ
って、容器における水蒸気の圧力を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば水蒸気発
生装置におけるボイラーのような加圧水蒸気を含有する
容器を閉鎖すべく使用される安全キャップに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第0337528号明細
書は、容器の口部に螺着されたクロージャ部材と、使用
者が回転させてクロージャ部材を螺着もしくは螺着解除
させうる外側ノブと、水蒸気の圧力作用により移動する
内部ダイヤフラムとを備えてなる圧力下の水蒸気を含有
する容器のための安全キャップを開示している。容器内
の水蒸気の圧力がゼロまたは低くなると、ダイヤフラム
は休止位置になると共にクロージャ部材とノブとが回転
連結してキャップを螺着解除させうる。水蒸気の圧力が
上昇するにつれ、ダイヤフラムは作動位置まで移動して
ノブをクロージャ部材から連結解除することによりクロ
ージャ部材が螺着解除しないよう防止する。
【0003】したがって、この安全キャップは容器内に
高い水蒸気圧力が存在した際に容器が開口するのを防止
すると共に、加圧水蒸気が激しく噴出して使用者に障害
を与えないよう防止する。
【0004】この安全キャップは、たとえば家庭用(た
とえばスチームアイロン、クリーニング装置などの供
給)水蒸気発生装置のボイラーに有利な用途を有する。
その特徴は家庭の使用者がしばしば技術的に未熟であ
り、したがって圧力ボイラーの取扱に必要な注意および
理解を欠如する点である。
【0005】加圧水蒸気の容器により示される高い危険
性およびこれを通常使用する人の未経験のため、危険範
囲を減少させて事故の傾向をゼロまで低下させるよう容
器のクロージャキャップを改良することが極めて重要で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
要件を満たす安全キャップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、キャップに
組込まれると共に外部から読取うるマノメータを備えて
容器内の水蒸気の圧力を検出することを特徴とする上記
種類の安全キャップにより解決される。
【0008】すなわち、本発明の安全キャップは、圧力
下の水蒸気を含有する容器のための安全キャップにおい
て、容器の口部に螺着されたクロージャ部材と、使用者
が回転させてクロージャ部材を螺着および螺着解除させ
うる外側ノブと、水蒸気の圧力の作用により移動する内
部ダイヤフラムとを備え、ダイヤフラムは水蒸気圧力が
低く、またはゼロになった際にクロージャ部材とノブと
が回転連結してキャップを螺着解除させる休止位置を有
すると共に、圧力が高くなった際に前記連結を解除して
キャップが螺着解除されないよう防止する操作位置を有
してなり、前記キャップはキャップに組込まれて外部か
ら読取うるマノメータを備え、容器内の水蒸気の圧力を
検出することを特徴とする。
【0009】マノメータには、キャップの頂部における
透明壁部を通して見える表示手段を形成するとよい。
【0010】また、マノメータが弧状の扁平チューブ状
部品を備え、この部品はダイヤフラムの上流における圧
力信号を取り上げるチューブと1端部にて連通すると共
にダイヤルに装着された指針に対し結合部を介し他端部
にて接続され、チューブ状部品はその湾曲を前記圧力信
号の関数として変化すると共にそれに呼応して指針を移
動させるようにすることが好ましい。このダイヤルは、
ノブの頂部における透明壁部の背後に装着するとよい。
さらに、ダイヤルが2つの連続帯域を有する目盛を備
え、第1の帯域は緑色であると共に次の帯域は赤色であ
り、目盛に沿って指針が移動し、緑色帯域はゼロもしく
は低圧力に関する帯域であると共に赤色帯域はより高い
圧力に関する帯域とすることが好ましい。
【0011】ダイヤフラムが軸方向ブシュに作用し、ブ
シュには歯付ディスクが位置して着脱自在なドグ接続部
によりクロージャ部材およびノブに回転自在に接続さ
れ、前記歯付ディスクはダイヤフラムの休止位置にてク
ロージャ部材およびノブと係合してこれらを互いに回転
連結させる一方、操作位置にてダイヤフラムはディスク
を軸方向に係合解除の位置までクロージャ部材およびノ
ブから移動させてこれらを互いに回転連結解除させるよ
うにするとよい。
【0012】さらに、ダイヤフラムが軸方向ブシュに作
用し、ブシュには歯付ディスクが位置して着脱自在なド
グ接続部によりクロージャ部材およびノブに回転自在に
接続され、前記歯付ディスクはダイヤフラムの休止位置
にてクロージャ部材およびノブと係合してこれらを互い
に回転連結させる一方、操作位置にてダイヤフラムはデ
ィスクを軸方向に係合解除の位置までクロージャ部材お
よびノブから移動させてこれらを互いに回転連結解除さ
せ、さらにチューブがディスクにおける穴部およびブシ
ュの内側を軸方向に貫通し、ブシュから横方向にブシュ
における長手スロットを貫通すると共にダイヤフラムの
上流にて開口するクロージャ部材における横穴部を通し
て再突入するようにしてもよい。
【0013】クロージャ部材はネジ付シャンクを有し、
このシャンクは容器の口部に螺着されると共に中間位置
におけるベントとしての貫通穴部を備えることが好まし
い。また、クロージャ部材には水蒸気を通過させる偏心
穴部を有する壁部をダイヤフラムの上流に設け、クロー
ジャ部材はシールを収容してクロージャ部材と容器口部
との間に漏れ防止性を与えると共に、偏心穴部を少なく
とも部分的に覆うよう口部の中間方向へ半径方向に突出
させるとよい。
【0014】ノブはスカートを備え、このスカートはキ
ャップの内部部品を保護すると共にクロージャ部材を横
方向にアクセスできなくするよう少なくともクロージャ
部材のできるだけ下端部まで下方に延びるようにするこ
とが好ましい。また、ノブが内部下側の横閉鎖壁部を備
えて、キャップの内部部品を保護すると共にアクセスし
えなくするようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して限定は
しないが実施形態により本発明を一層詳細に説明する。
【0016】一般に参照符号10により示されるキャッ
プはクロージャ部材11と、これに接続されたノブ12
とを備える。
【0017】クロージャ部材11は内部中空であって、
円筒状ヘッド13と内側ネジ付シャンク14(これも円
筒状である)とを備える。ヘッド13は、ノブ12にお
ける内部環状スロート49に嵌合する外側歯付リング1
5を備える。ヘッド13の頂部にはスパイダ16も存在
する。ヘッド13の内部にてキャビティ17が弧状壁部
18により底部にて画成され、壁部18は偏心穴部19
を備えてキャビティ17とシャンク14の内部との間に
連通を与える。キャビティ17は弾性ダイヤフラム20
を収容し、このダイヤフラム20はその外周全体がキャ
ビティ17の壁部に堅固に取付けられる。ブシュ21の
底端部がダイヤフラム20上に載置される。ブシュ21
の頂端部には、4本の長手方向の歯23と4本の半径方
向の歯24とを外周に有するディスク22が載置され
る。長手方向の歯23はスパイダ16の各アーム16′
間のスペースに嵌合する一方、半径方向の歯24はノブ
12からの4個の内側突出部25の間のスペースに嵌合
する。
【0018】マノメータ26をノブ12に組込む。マノ
メータ26は下方向ステム28を含むベース27を備
え、このステムはディスク22における軸方向の貫通穴
部29を貫通してブシュ21の内部30に突入する。ベ
ース27は、円弧状に延びる扁平な楕円状に切断された
チューブ状部品31を支持する。このチューブ状部品3
1の1端部を小さな断面のチューブ32の1端部に接続
する。チューブ32はステム28を下方向に通過し、ス
テム28から突出し、次いでブシュ21からブシュ自身
における長手スロット33を介して突出し、クロージャ
部材11のヘッド13における横貫通穴部34に突入す
る。この穴部34は壁部18とダイヤフラム20との間
のスペースに開口して、チューブ32がこのスペースを
チューブ状部品31の内部に連通させるようにする。チ
ューブ32に接続された端部とは反対側の端部にてチュ
ーブ状部品31をロッド35に接続し、このロッド35
をセクターギヤ37と一体的なレバー36にヒンジ止め
する。セクターギヤ37は指針39に取付けられたピニ
オン38に噛合する。指針39は、圧力値を示す目盛4
1を備えたダイヤル40に装着される。極めて軽量であ
るマノメータ26は単にクロージャ部材11のヘッド1
3におけるチューブ32の水平長さ範囲に載置するだけ
で支持され、チューブ32に取付けられたプレート42
により所定位置に固定され、スパイダ16に形成された
座部43に挿入される。指針39およびダイヤル40は
ノブ12の頂部における透明壁部44の背後に位置す
る。
【0019】上記に説明および例示したキャップ10
は、水蒸気が圧力下に発生する容器(たとえば家庭にて
使用すべく設計された水蒸気発生装置のボイラー)を閉
鎖することを目的とする。図3および図4が上壁部の1
部(記号A)を断面で示すこの容器は外側ネジ付口部B
を備えて、容器の内部と外部との間の連通を可能にす
る。キャップ10は、このキャップのクロージャ部材1
1におけるネジ付シャンク14を口部Bに螺着して容器
に取付けられる。キャップ10を螺着するには、使用者
がノブ12を回転させてノブの突出部25とディスク2
2の歯24との係合により回転運動を歯付ディスク22
に伝達し、次いでディスク22は歯23とスパイダ16
のアーム16′との係合により回転運動をクロージャ部
材11に伝達する。シール45をシャンク14の根部に
収容すると共に根部から半径方向内方に突出させて、ク
ロージャ部材11と口部Bとの間に漏れ防止性を与え
る。
【0020】図3および図4を参照して操作的には、加
圧水蒸気が容器内で発生すると、この加圧水蒸気はダイ
ヤフラム20の上流におけるキャビティ17に到るまで
穴部19を介しキャップ10中へ移動し、ダイヤフラム
20の一方の面に作用して、これを図4に示したように
上方向へ押し上げる。ダイヤフラム20の上方向運動は
ブシュ21およびディスク22の上方向運動を生ぜし
め、かくしてディスク22の歯23がスパイダ16のア
ーム16′から係合解除すると共にディスクの歯24が
ノブ12の突出部25から係合解除する結果、もはやク
ロージャ部材11とノブ12との間の接続がなくなる。
同時に水蒸気は穴部34を介してチューブ32に流入
し、中空チューブ状部品31に達する。水蒸気の圧力は
この部品31の湾曲を変化させ、図5に示したようにロ
ッド35とレバー36とセクターギヤ37とピニオン3
8とにより指針39を容器内の圧力の数値に対応した目
盛41における点まで回転させる。
【0021】このようにして、操作者はマノメータ26
(特に指針39の位置)を透明壁部44を介して観察す
るだけで容器内に加圧水蒸気が存在することに気づく。
しかしながら、操作者がマノメータ26により示される
表示にも拘らずノブ12を回転させてキャップ10を螺
着解除しようとすれば、ノブ12はクロージャ部材11
から接続解除されているのでクロージャ部材11の周囲
で遊び回転し、かくしてキャップの螺着解除を防止す
る。クロージャ部材11を中心とする遊び回転にて、ノ
ブ12はリング15とスロート49との間の接続により
案内される。
【0022】横貫通穴部46が、クロージャ部材11の
シャンク14にその長さに沿った中間点にて形成され
る。何らかの理由で使用者がまだ容器内に加圧水蒸気が
存在する際にキャップ10を螺着解除しようとすれば、
穴部46はキャップが充分螺着解除される前に外部に開
口し、したがって圧力下の水蒸気がこの穴部を介し排出
されて容器内に加圧水蒸気が存在することを操作者に警
告する。
【0023】容器内の水蒸気の圧力が低下し或いはゼロ
に達すると、ダイヤフラム20は図3に示したように初
期位置まで復帰する。ブシュ21がダイヤフラム20と
共に沈下して、ディスク22の歯23がスパイダ16の
アーム16′と再係合すると共にディスク22の歯24
がノブ12の突出部25と再係合してノブ12をクロー
ジャ部材11に再接続させ、これによりキャップを容器
から螺着解除することができる。上記部品が直ちに相互
係合しなければ、ノブ12の初期の回転はこの種の係合
をもたらすのに充分である。
【0024】上記の説明から明らかなように、キャップ
10は貴重な安全性保証性を与え、容器からの加圧水蒸
気の突然の噴出に基づく事故または最も重大な場合には
過剰圧力に基づく容器の爆発という危険性を防止する。
特にマノメータと、ノブからクロージャ部材を機械的に
連結解除するシステムとの組合せは向上した安全性を与
える。何故なら、操作者には先ず最初に危険状態の肉眼
表示が与えられ、これに気づかなくても操作者は機械的
な連結解除により保護されるからである。明かに排気穴
部46はさらに他の安全性の特徴を示す。
【0025】指針39およびキャップの頂部における目
盛41の位置は即座の読取を可能にする。
【0026】目盛41は好ましくは2つの帯域(すなわ
ち容器内の圧力ゼロもしくは低圧力に対応する緑色帯域
に続き、容器を開放してはならない数値における容器内
の高圧力に対応した赤色帯域)に分割される。
【0027】高度の安全性は、この種の公知キャップと
同じ寸法を有するキャップによりマノメータ26部品の
小型寸法に基づいて得られることに注目することができ
る。ダイヤフラム20の上流から圧力信号を得るための
マノメータ26の通路に続くチューブ32は、機械的な
連結解除システムの正確な作動を阻害しないので特に有
利である。ブシュ21におけるスロット33は、クロー
ジャ部材11とノブ12との相互の機械的連結または連
結解除の運動に際しブシュ21をチューブ32に対し相
対移動させうる。
【0028】穴部19の偏心位置およびこの穴部を部分
的に覆うシール45の半径方向内方の突出位置は穴部を
沸騰水の噴出から防止し、したがって穴部にライムが形
成してこれを閉鎖するのを防止する。
【0029】ノブ12は円筒状スカート47を備え、こ
こにキャップ10の内部部品を包封し、スカート47は
クロージャ部材11のシャンク14の下端部まで延び
る。さらにノブ12は内部の横環状閉鎖壁部48をも備
え、そこにシャンク14を貫通させる。スカート47は
キャップ10の内部部品を保護すると共に、その下端部
47′は誰かが工具を持ちながらシャンク14に接近し
て、容器がまだ加圧水蒸気を保持する間にクロージャ部
材11とノブ12とを互いに連結解除させるようクロー
ジャ部材11を回転させるのを防止する。壁部48はキ
ャップの内部部品の下側を保護すると共に、これらへの
接近を防止する。
【0030】上記に説明および例示した実施形態に対す
る改変および/または付加も明かに可能である。
【0031】キャップを構成する部材およびその詳細部
の構成も変化することができる。たとえば、各部品の形
状の改変および/またはその詳細部(アーム、歯、突出
部など)の個数の変更も可能である。
【0032】ここに説明および例示したマノメータは、
上記に見られるように特に有利であることが判る。しか
しながら、他の種類のマノメータを使用することも排除
してはならない。
【0033】
【発明の効果】ここに説明および例示した本発明のキャ
ップは、明かに任意の加圧容器に用いて高度の安全性の
要件を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全キャップの分解斜視図であ
る。
【図2】図1によるキャップの2種の部品の異なる分解
斜視図である。
【図3】図1のキャップがどのように作動するかを示す
縦断面図である。
【図4】図1のキャップがどのように作動するかを示す
縦断面図である。
【図5】図1によるキャップのメカニズムがどのように
作動するかを示す平面図である。
【図6】組立状態における図1のキャップの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 キャップ 11 クロージャ部材 12 ノブ 13 円筒状ヘッド 14 ネジ付シャンク 15 歯付リング 16 スパイダ 17 キャビティ 18 弧状壁部 19 偏心穴部 20 ダイヤフラム 23、24 歯 26 マノメータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力下の水蒸気を含有する容器のための
    安全キャップにおいて、容器の口部(B)に螺着された
    クロージャ部材(11)と、使用者が回転させてクロー
    ジャ部材(11)を螺着および螺着解除させうる外側ノ
    ブ(12)と、水蒸気の圧力の作用により移動する内部
    ダイヤフラム(20)とを備え、ダイヤフラム(20)
    は水蒸気圧力が低く、またはゼロになった際にクロージ
    ャ部材(11)とノブ(12)とが回転連結してキャッ
    プ(10)を螺着解除させる休止位置を有すると共に、
    圧力が高くなった際に前記連結を解除してキャップ(1
    0)が螺着解除されないよう防止する操作位置を有して
    なり、前記キャップ(10)はキャップに組込まれて外
    部から読取うるマノメータ(26)を備え、容器内の水
    蒸気の圧力を検出することを特徴とする安全キャップ。
  2. 【請求項2】 マノメータ(26)が、キャップの頂部
    における透明壁部(44)を通して見える表示手段(3
    9〜41)を備える請求項1に記載の安全キャップ。
  3. 【請求項3】 マノメータ(26)が弧状の扁平チュー
    ブ状部品(31)を備え、この部品はダイヤフラム(2
    0)の上流における圧力信号を取り上げるチューブ(3
    2)と1端部にて連通すると共にダイヤル(40)に装
    着された指針(39)に対し結合部(35〜38)を介
    し他端部にて接続され、チューブ状部品(31)はその
    湾曲を前記圧力信号の関数として変化すると共にそれに
    呼応して指針(39)を移動させる請求項1に記載の安
    全キャップ。
  4. 【請求項4】 ダイヤル(40)が、ノブ(12)の頂
    部における透明壁部(44)の背後に装着される請求項
    3に記載の安全キャップ。
  5. 【請求項5】 ダイヤル(40)が2つの連続帯域を有
    する目盛を備え、第1の帯域は緑色であると共に次の帯
    域は赤色であり、目盛に沿って指針(39)が移動し、
    緑色帯域はゼロもしくは低圧力に関する帯域であると共
    に赤色帯域はより高い圧力に関する帯域である請求項3
    または4に記載の安全キャップ。
  6. 【請求項6】 ダイヤフラム(20)が軸方向ブシュ
    (21)に作用し、ブシュには歯付ディスク(22)が
    位置して着脱自在なドグ接続部によりクロージャ部材
    (11)およびノブ(12)に回転自在に接続され、前
    記歯付ディスク(22)はダイヤフラム(20)の休止
    位置にてクロージャ部材(11)およびノブ(12)と
    係合してこれらを互いに回転連結させる一方、操作位置
    にてダイヤフラム(20)はディスク(22)を軸方向
    に係合解除の位置までクロージャ部材(11)およびノ
    ブ(12)から移動させてこれらを互いに回転連結解除
    させる請求項1に記載の安全キャップ。
  7. 【請求項7】 ダイヤフラム(20)が軸方向ブシュ
    (21)に作用し、ブシュには歯付ディスク(22)が
    位置して着脱自在なドグ接続部によりクロージャ部材
    (11)およびノブ(12)に回転自在に接続され、前
    記歯付ディスク(22)はダイヤフラム(20)の休止
    位置にてクロージャ部材(11)およびノブ(12)と
    係合してこれらを互いに回転連結させる一方、操作位置
    にてダイヤフラム(20)はディスク(22)を軸方向
    に係合解除の位置までクロージャ部材(11)およびノ
    ブ(12)から移動させてこれらを互いに回転連結解除
    させ、さらにチューブ(32)がディスク(22)にお
    ける穴部(29)およびブシュ(21)の内側(30)
    を軸方向に貫通し、ブシュ(21)から横方向にブシュ
    (21)における長手スロット(33)を貫通すると共
    にダイヤフラム(20)の上流にて開口するクロージャ
    部材(11)における横穴部(34)を通して再突入す
    る請求項3に記載の安全キャップ。
  8. 【請求項8】 クロージャ部材(11)がネジ付シャン
    ク(14)を有し、このシャンクは容器の口部(B)に
    螺着されると共に中間位置におけるベントとしての貫通
    穴部(46)を備える請求項1に記載の安全キャップ。
  9. 【請求項9】 クロージャ部材(11)には水蒸気を通
    過させる偏心穴部(19)を有する壁部(18)をダイ
    ヤフラム(20)の上流に設け、クロージャ部材(1
    1)はシール(45)を収容してクロージャ部材(1
    1)と容器口部(B)との間に漏れ防止性を与えると共
    に、偏心穴部(19)を少なくとも部分的に覆うよう口
    部(B)の中間方向へ半径方向に突出する請求項1に記
    載の安全キャップ。
  10. 【請求項10】 ノブ(12)がスカート(47)を備
    え、このスカートはキャップの内部部品を保護すると共
    にクロージャ部材(11)を横方向にアクセスできなく
    するよう少なくともクロージャ部材(11)のできるだ
    け下端部まで下方に延びる請求項1に記載の安全キャッ
    プ。
  11. 【請求項11】 ノブ(12)が内部下側の横閉鎖壁部
    (48)を備えて、キャップの内部部品を保護すると共
    にアクセスしえなくする請求項1または10に記載の安
    全キャップ。
JP9074919A 1996-12-20 1997-03-27 加圧容器のための安全キャップ Pending JPH10185099A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96830638A EP0850844B1 (en) 1996-12-20 1996-12-20 Improved safety cap for pressurised containers
IT96830638.1 1996-12-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10185099A true JPH10185099A (ja) 1998-07-14

Family

ID=8226083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9074919A Pending JPH10185099A (ja) 1996-12-20 1997-03-27 加圧容器のための安全キャップ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5907101A (ja)
EP (1) EP0850844B1 (ja)
JP (1) JPH10185099A (ja)
CN (1) CN1073529C (ja)
AR (1) AR010837A1 (ja)
AT (1) ATE215484T1 (ja)
BR (1) BR9706454A (ja)
CA (1) CA2223344A1 (ja)
DE (1) DE69620422T2 (ja)
ES (1) ES2170849T3 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20012722U1 (de) * 2000-07-22 2001-12-13 Reutter Heinrich Verschlussdeckel für Kraftfahrzeugkühler
KR100874332B1 (ko) * 2006-07-14 2008-12-18 씨제이제일제당 (주) 물품살균장치
US20090235701A1 (en) * 2008-03-24 2009-09-24 Yu-Yuan Lin Safety Device for Cap of Liner of Thermos Bottle
US9296467B1 (en) * 2009-06-09 2016-03-29 The Boeing Company Pressure test door for use with a fuel tank
CN103807468A (zh) * 2014-02-27 2014-05-21 丹阳市飞轮气体阀门有限公司 一种低温安全阀气封
USD882437S1 (en) * 2017-10-16 2020-04-28 Caterpillar Inc. Gauge needle
CN112173415B (zh) * 2020-09-09 2022-05-31 安徽鑫九天文化传媒有限公司 一种防止串货瓶盖
CN112728406B (zh) * 2020-12-30 2022-07-05 深圳人本国际科技服饰有限公司 用于高压流体存储装置的封盖及封装方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3622976A (en) * 1970-06-01 1971-11-23 John L Howard Malfunction warning system for pressurized cooling systems
DE3119858A1 (de) * 1981-05-19 1982-12-16 Flutec Fluidtechnische Geräte GmbH, 6603 Sulzbach "umschaltventil zum verbinden jeweils einer von mehreren messstellen mit einem manometer"
FR2627839B1 (fr) * 1988-02-25 1990-06-15 Zodiac Int Valve pneumatique pour un objet gonflable, tel qu'un bateau pneumatique
IT1217409B (it) * 1988-04-13 1990-03-22 Nuova Polti Spa Tappo di sicurezza per contenitori sotto pressione di vapore
IT1234093B (it) * 1989-05-30 1992-04-29 Mec Tappi Stampati Di Cau Giul Tappo di sicurezza per contenitori in pressione
US5349866A (en) * 1992-05-13 1994-09-27 Huang Tien Tsai Digital pressure gauge
IT236893Y1 (it) * 1995-05-23 2000-08-31 Miralfin Srl Tappo di sicurezza per contenitori in pressione

Also Published As

Publication number Publication date
BR9706454A (pt) 1999-05-04
ATE215484T1 (de) 2002-04-15
US5907101A (en) 1999-05-25
DE69620422D1 (de) 2002-05-08
EP0850844B1 (en) 2002-04-03
CN1073529C (zh) 2001-10-24
AR010837A1 (es) 2000-07-12
CN1185557A (zh) 1998-06-24
DE69620422T2 (de) 2003-01-09
EP0850844A1 (en) 1998-07-01
CA2223344A1 (en) 1998-06-20
ES2170849T3 (es) 2002-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2190801C2 (ru) Коллекторное/распределительное устройство для горючего газа, поступающего из множества капсул жидкого газа
US6158606A (en) Pressure setting value for a pressure-cooker
US3247824A (en) Pressure indicator
JPH10185099A (ja) 加圧容器のための安全キャップ
JP5193717B2 (ja) 遮蔽部付き圧力調理器
US8087529B2 (en) Safety closure for steam pressurized containers of household appliances
BR112013000222B1 (pt) tampa para panela de pressão
US6000419A (en) Connection system for a pressure cylinder
JPH07280134A (ja) 開閉表示装置付きバルブ
JP6647178B2 (ja) ねじユニット及びねじ容器
JP2011133043A (ja) 開度表示機能つき開閉弁
US4744108A (en) Bathtub drain apparatus
US5215119A (en) Safety closure for steam pressure coffee machine water reservoirs
US7207358B2 (en) Safety cut-off for pressurized water vapor production devices for domestic use
CN212755359U (zh) 一种智能保温壶
KR200302861Y1 (ko) 가스 충전 장치
US1058637A (en) Faucet attachment.
ITVI940072A1 (it) Tappo di sicurezza provvisto di un indicatore visivo di pressione.
EP3809921B1 (en) Tea preparation device for thermos jugs and vacuum mugs
JP3674221B2 (ja) シングルレバー式水栓
CN207673941U (zh) 一种混水阀
JP4282884B2 (ja) 浄水器
JP2022076778A (ja) レンチ式開閉バルブ装置用の開閉表示機器、レンチ式開閉バルブ装置およびバルブ付きボンベ容器
JPS5849728Y2 (ja) 警報器付魔法瓶
JPH1199075A (ja) 飲料容器