JPH10184228A - 風呂ドアの通気孔取付音響装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家風呂でラジオ、カセットテープ、ＣＤ等を
浴室に入れることなく、簡単に取り付けでき、浴室で快
適にラジオや音楽等を聞くことができる音響装置を提供
する。 【解決手段】 音響装置（１）の背面にスピーカー部
（２）を設け、音響装置（１）側面のスピーカー部
（２）側にバンド取付具（３）を設け、風呂ドア（８）
の通気孔（５）の格子（６）にバンド（７）を通して、
バンド取付具（３）と固定し、音響装置（１）を通気孔
（５）に取り付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、家風呂で音楽や
ラジオを聞くための風呂ドアの通気孔取付音響装置に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、家風呂での音響装置として、風呂
用防滴ラジオや防滴ラジカセがあった。又、防滴対応の
ない音響装置をビニール袋に入れて使用していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）家風呂がユニットバス等の場合、電波条件が悪く
ラジオにノイズが入り聞きずらかった。 （ロ）防滴ラジオや防滴ラジカセは、直接水が掛かった
り、長期間風呂場に置きっぱなしにしておくと蒸気等で
故障することがあった。 （ハ）風呂用防滴ラジオや防滴ラジカセは吊り下げた
り、狭いスペースに置いて使用するように小型軽量なの
で、音質は良くなかった。 （ニ）ＣＤラジカセ等の音響装置をビニール袋に入れて
使用する場合、置き場所をとって邪魔になった。又、落
下したり、ビニール袋に穴が開き水が入って壊してしま
うことがあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】音響装置（１）の背面に
スピーカー部（２）を設け、音響装置（１）側面のスピ
ーカー部（２）側にバンド取付具（３）を設ける。本発
明は、以上のような構成よりなる風呂ドアの通気孔取付
音響装置である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 （イ） 音響装置（１）の背面にスピーカー部（２）を
設け、音響装置（１）側面のスピーカー部（２）側にバ
ンド取付具（３）を設ける。 （ロ） スピーカー部（２）の面は音漏れ防止の枠
（４）を設ける。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
風呂ドア（８）の通気孔（５）の格子（６）にバンド
（７）を通しておき、スピーカー部（２）の枠（４）を
通気孔（５）に当てて、バンド（７）をバンド取付具
（３）に固定し、音響装置（１）を取り付ける。音響装
置（１）は、ラジオ、ラジカセ、ＣＤラジカセ、カラオ
ケ装置、アンプ内蔵スピーカー等である。ポータブルＣ
Ｄやヘッドフォンステレオを接続することを考慮した音
響装置（１）は、音響装置（１）の上面を平面にし、落
下防止のストッパーをとりつけて置き台とすると便利で
ある。湿度を考慮して、スピーカー部（２）にフィルム
等を張ったり、防かび剤を施したり、防滴スピーカーを
使用すると良い。このようにして脱衣所側で音響装置
（１）の電源を入れて、浴室内で聞くことができ、又、
リモコン式にすることで浴室内でコントロールすること
ができる。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、ラジオ
を聞く場合、電波条件は浴室外の方が良いので、ノイズ
を少なくすることができる。通気孔で水や蒸気を遮断す
るので音響装置を取り付けっぱなしにしても故障するこ
とがない。脱衣所側でＣＤやカセットテープをセットす
るので水に対して安心である。一般的に風呂ドアは奥ま
っているので、音響装置の厚みを１５センチ程度にして
も足にぶつからないので、重低音サウンドを得ることが
出来、又、浴室は音響効果がよいので快適に音楽やラジ
オを浴室で楽しむことができる。風呂ドアを開けて、脱
衣所でも快適に聞くことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 音響装置 ２ スピーカー部 ３ バンド取付具 ４ 風呂ドア ５ 通気孔 ６ 格子 ７ バンド ８ 風呂ドア

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 音響装置（１）の背面にスピーカー部
   （２）を設け、音響装置（１）側面のスピーカー部
   （２）側にバンド取付具（３）を設けた風呂ドアの通気
   孔取付音響装置。