JPH10183726A - 水洗式トイレの汚水排水用配管構造 - Google Patents

水洗式トイレの汚水排水用配管構造

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Publication number
JPH10183726A
JPH10183726A JP8357595A JP35759596A JPH10183726A JP H10183726 A JPH10183726 A JP H10183726A JP 8357595 A JP8357595 A JP 8357595A JP 35759596 A JP35759596 A JP 35759596A JP H10183726 A JPH10183726 A JP H10183726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
sewage
piping
drainage
noise
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8357595A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kudo
隆一 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication of JPH10183726A publication Critical patent/JPH10183726A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水時における配管からの騒音を小さくある
いは発生させることなく汚水の排水がなし得る水洗式ト
イレの汚水排水用配管構造を提供する。 【解決手段】 便器B直下の垂直な排水管1および便器
B近傍の垂直な主排水管2に伸縮継手4,5が介装さ
れ、前記排水管1および主排水管2を接続している連絡
管3が配管サポート6により揺動自在に支持されてなる
水洗式トイレの汚水排水用配管構造Pである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水洗式トイレの汚水
排水用配管構造に関する。さらに詳しくは、排水時にお
ける配管からの騒音を小さくあるいは発生させることな
く汚水の排水がなし得る水洗式トイレの汚水排水用配管
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水洗式トイレの汚水排水用配
管P´においては、便器B直下の排水管1と便器B近傍
に配設されている垂直な主排水管2とを接続する必要が
あるところから、図9に示すように、便器B直下の排水
管1と、便器B近傍に配設されている主排水管2とを水
平あるいは若干下り勾配の連絡管3により接続するとい
う構成が採られている。そして、便器Bからの汚水は、
これらの排水管1、連絡管3および主排水管2を通って
浄化層(図示省略)に排水されている。
【0003】しかるに、水洗式トイレの汚水排水用配管
P´における汚水は、排泄物を便器Bから排出させる必
要があるところから、相当の量であり、かつ相当な速度
で排出されている。このため、便器Bから排出された汚
水が、排水管1と連絡管3との接合部および連絡管3と
主排水管2との接合部において方向変換、つまり曲がる
際に配管壁に衝突して汚水排水用配管P´から騒音が発
生する(図10参照)。また、この汚水の流れは間歇流
れで、一種の脈動流であるところから、配管サポートが
充分でない場合には、この脈動流により汚水排水用配管
P´が振動し、配管P´からの騒音が一層大きくなる。
【0004】さらに、汚水排水用配管P´として一般的
に用いられている配管材aは、図11に示すように断面
が円形であるところから、汚水が渦を巻きながら配管P
´中を流れるために渦による騒音も発生し、配管P´か
らの騒音がより一層大きくなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、排水時における
配管からの騒音を小さくあるいは発生させることなく汚
水の排水がなし得る水洗式トイレの汚水排水用配管構造
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水洗式トイレの
汚水排水用配管構造は、汚水の運動エネルギーが音エネ
ルギーに変換されにくいように構成されてなることを特
徴とする。
【0007】より具体的には、本発明の水洗式トイレの
汚水排水用配管構造は、便器直下の垂直な排水管および
便器近傍の垂直な主排水管に伸縮継手が介装され、前記
排水管および主排水管を接続している連絡管が揺動自在
に支持されてなることを特徴とする。
【0008】本発明の水洗式トイレの汚水排水用配管構
造においては、前記汚水排水用配管が、汚水の排水を妨
げず、かつ整流作用を有する内面形状、例えば内面が所
定形状の波形とされている配管を用いて構成されてなる
のが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の水洗式トイレの汚水排水用配管構造
は、汚水の運動エネルギーが音エネルギーに変換されに
くいように構成されているので、排水時における配管か
らの騒音が小さくなったり、発生しなくなったりする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0011】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る水洗式トイレの汚水排水用
配管構造(以下、単に配管構造という)Pを図1に概略
図で示し、この配管構造Pは、図9に示す従来の配管P
´における便器B直下の排水管1に伸縮継手4を介装
し、主排水管2の連絡管3との接合部近傍に伸縮継手5
を介装し、連絡管3を中央部で配管サポート6により揺
動自在にサポートしてなるものである。つまり、サポー
ト点を中心として、いわゆるシーソーのような動きとな
るようにされている。この場合、伸縮継手4,5は、脈
動する汚水が配管壁に衝突する際の衝撃力を吸収できる
伸縮力を有するものとされる。すなわち、この伸縮継手
4,5は、図2〜4に示すように、汚水が配管壁に衝突
した際に、伸びたり、縮んだり、ずれたり、あるいは伸
縮しながらずれたりするようなものとされて連絡管3の
シーソー運動をなすものである。
【0012】次に、このように構成された配管構造Pに
よる汚水の排水について説明する。
【0013】(1)便器Bから排水された汚水は排水管
1を降下して排水管1と連絡管3との接合部の配管壁に
衝突する。この場合前述したように、排水管1および主
排水管2にはそれぞれ伸縮継手4,5が介装され、かつ
連絡管3が揺動自在にサポートされているので、この衝
突による衝撃のために排水管1と連絡管3との接合部が
降下し、連絡管3と主排水管2との接合部が上昇する
(図5参照)。
【0014】(2)この排水管2と連絡管3との接合部
に衝突した汚水は、その後連絡管3を通って連絡管3と
主排水管2との接合部の配管壁に衝突する。すると今度
は(1)とは逆に、連絡管3と主排水管2との接合部が
降下し、排水管1と連絡管3との接合部が上昇する(図
6参照)。
【0015】このように、この実施の形態1において
は、汚水が配管の曲がり部で配管壁に衝突すると、伸縮
継手4,5が伸びたり縮んだりすることによりその衝突
の際に発生する衝撃力を吸収するので、排水が曲がり部
で配管壁に衝突したとしても騒音が発生しなくなる。つ
まり、排水の運動エネルギーが音エネルギーに変換され
るのが抑制されて、排水時における配管からの騒音が小
さくあるいは発生しなくなる。
【0016】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係る配管構造Pに用いられてい
る配管材7を図7に概略図で示し、この配管材7は内面
に汚物の排出を妨げず、かつ排水の整流をなすような溝
が形成されたものである。また、排水管1と連絡管3と
の接合部および連絡管3と主排水管2との接合部におけ
る曲げ半径が小さいと乱流が発生し、またそれによる騒
音も発生するので、この接続部における曲げ半径はでき
るだけ大きくされている。
【0017】このように、この実施の形態2では配管構
造Pに用いられる配管材7および排水管1と連絡管3と
の接合部および連絡管3と主排水管2との接合部におけ
る曲げ半径を前記のように構成しているので、配管内を
流れる排水が整流される。そのため、排水が配管内で渦
を巻くことがなくなるとともに、渦の発生に起因する配
管からの騒音もなくなる。
【0018】なお、この実施の形態2に用いられる配管
材7は、図7に示すものに限定されるものではなく、図
8に示すように、波形パイプとしてもよい。この場合、
波形は汚物の排出を妨げず、かつ排水の整流をなすよう
その波形が調整されている。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
水洗式トイレにおいて排水時における配管からの騒音を
小さくあるいは発生させることなく汚水の排水がなし得
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る汚水排水配管構造
の概略図である。
【図2】同配管構造に用いられている伸縮継手の動作説
明図であって、縮んでいる状態を示す。
【図3】同配管構造に用いられている伸縮継手の動作説
明図であって、伸びている状態を示す。
【図4】同配管構造に用いられている伸縮継手の動作説
明図であって、ずれている状態を示す。
【図5】汚水が配管に衝突した際の衝撃エネルギーが伸
縮継手が伸びることにより吸収されている状態を示す説
明図である。
【図6】汚水が配管に衝突した際の衝撃エネルギーが伸
縮継手が縮むことにより吸収されている状態を示す説明
図である。
【図7】本発明の配管構造に用いられている配管材の一
例の端面図である。
【図8】同他の例の概略斜視図である。
【図9】従来の汚水排水配管の概略図である。
【図10】従来の汚水排水配管において汚水が配管壁に
衝突して騒音が発生する状態を示す説明図である。
【図11】従来の汚水排水配管に用いられている配管材
の端面図である。
【符号の説明】
1 排水管 2 主排水管 3 連絡管 4,5 伸縮継手 6 配管サポート 7 配管材 P 汚水排水配管構造 B 便器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水の運動エネルギーが音エネルギーに
    変換されにくいように構成されてなることを特徴とする
    水洗式トイレの汚水排水用配管構造。
  2. 【請求項2】 便器直下の垂直な排水管および便器近傍
    の垂直な主排水管に伸縮継手が介装され、前記排水管お
    よび主排水管を接続している連絡管が揺動自在に支持さ
    れてなることを特徴とする水洗式トイレの汚水排水用配
    管構造。
  3. 【請求項3】 前記汚水排水用配管が、汚水の排水を妨
    げず、かつ整流作用を有する内面形状とされている配管
    を用いて構成されてなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の水洗式トイレの汚水排水用配管構造。
  4. 【請求項4】 前記内面が所定形状の波形とされている
    ことを特徴とする請求項3記載の水洗式トイレの汚水排
    水用配管構造。
JP8357595A 1996-12-26 1996-12-26 水洗式トイレの汚水排水用配管構造 Withdrawn JPH10183726A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145211A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sekisui Chem Co Ltd 配管構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145211A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sekisui Chem Co Ltd 配管構造

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Effective date: 20040302