JPH10181793A - 底開閉式ホッパー - Google Patents

底開閉式ホッパー

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Publication number
JPH10181793A
JPH10181793A JP9092531A JP9253197A JPH10181793A JP H10181793 A JPH10181793 A JP H10181793A JP 9092531 A JP9092531 A JP 9092531A JP 9253197 A JP9253197 A JP 9253197A JP H10181793 A JPH10181793 A JP H10181793A
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JP
Japan
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hopper
bottom plate
stopper
opening
bottom panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP9092531A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kanbe
芳昭 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE SHARYO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOBE SHARYO SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Publication of JPH10181793A publication Critical patent/JPH10181793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の底開閉式ホッパーは構造が複雑で機械
的故障が発生し易く耐久性に問題があり、生産コストも
高かった。又、その移動も困難であった。 【解決手段】 ホッパー本体1の底板2の開口側50に
底板2を係止するストッパー4を設け、同ストッパー4
の上方に、底板2の連結部3側に回動するとストッパー
4を反対方向に回動して底板2へのストッパー3の係止
を解除する操作子5を設けた。ホッパー本体1と底板2
を底板2の開閉速度を緩衝する緩衝具6により連結し
た。底板2の開口側50の幅方向両端に、常時はストッ
パー4の上方に位置し、底板の開口時にストッパーと接
触して回転する回転体7を設けた。底板2の開口側50
及び連結部3側に、ホッパー本体1の進行方向に回転可
能な車輪24を設けた。底板2の開口側50及び連結部
3側に、ホッパー本体1の進行方向に回転可能な車輪2
4を設けると共に、これら車輪24のうち連結部3側の
少なくとも1つの車輪24はその向きをホッパー本体1
の進行方向に向けて固定し、他の車輪24は向きが横方
向に360度回転可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木屑、鉄屑、ビルや
構築物の解体屑等を収容してストックヤードに運んだ
り、トラックやダンプ等の荷台に積載したりするのに使
用される底開閉式ホッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルの建設現場や解体現場等では木屑、
鉄屑、解体屑等が出る。これらの各種屑は各フロアーご
とにホッパーに収容して一階又は建設現場内に設けられ
たストックヤードに運び、ストックヤードにおいてホッ
パーからトラック等の荷台に載せ替えられて処理場等へ
搬出されている。
【0003】前記の様なホッパーとしては、従来は図9
(a)、(b)に示すようなものがあった。このホッパ
ーは箱状のホッパー本体Aの底に底板Bが矢印X方向に
開閉自在なるように連結軸Cにより取付けられ、底板B
の先端面の幅方向両側に取付けられている鍵形のストッ
パーDがホッパー本体Aの側面に横向きに取付けられて
いる棒状の係止具Eの先端上面に係止している。係止具
Eの中央部は長手方向に往復スライド可動なるように支
持具Fにより支持されており、一端(図9の右端)が連
結ピンGにより操作子Hに回動自在に連結されている。
操作子Hはホッパー本体Aの一方の側面の外側に縦向き
に配置されており、その下端はホッパー本体Aの底面の
支持脚Iに回動可能に取付けられている連結棒Jに固定
されている。連結棒Jはホッパー本体Aの下を横切って
他方の側面より外側まで突出しており、その突出部が連
結板Kに固定されている。
【0004】図9(a)、(b)のホッパーは、ホッパ
ー本体Aの天井の吊金具Lにフォークリフトのフォーク
Mを挿入して吊り上げ、トラック等の荷台の上方に移動
し、その位置で底板Bを開口してホッパー本体A内に収
容されている木屑、鉄屑等を荷台に落下させるものであ
る。この場合、操作子Hを図9(a)の矢印Y方向に引
くと、操作子Hが連結棒Jを回転軸として同方向に回動
し、それに伴って係止具Eが矢印O方向(図9aの右
側)に引かれ、ストッパーDが係止具Eから外れる。こ
のとき、連結棒Jの回転により図9(b)の連結板Kも
同方向に同期して回動し、その連結板Kに連結されてい
る係止具Eもホッパー本体Aの後方に引かれて、その係
止具Eの先端に係止しているストッパーDも同係止具E
から外れる。これにより底板Bが矢印X方向に回動し、
ホッパー本体Aの底が開いて、同本体A内の木屑、鉄屑
等が落下する。落下し終えた後に操作子Hを垂直に戻
し、底板Bを押し上げるとストッパーDが係止具Eの上
に乗り上げて図9(a)に実線で示す様に係止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のホッパーに
は次のような課題があった。 . 操作子HとストッパーDがホッパー本体Aの前後に
離れて設けられているので、操作子HとストッパーDの
間に係止具Eを設けなければならず、部品点数が多くな
って構造が複雑となり、また重くなると共にコスト高に
もなる。 . ホッパー本体Aの両側面の機構が同期して動作する
ようにしてあるため可動部分が多くなり、その分だけ故
障が起こり易い。 .ホッパー本体A内に多くの物が収容されると底板B
に大きな荷重が掛かり、ストッパーDが係止具Eに強く
押し付けられるので、係止の解除に大きな力が必要とな
り、操作子Hを操作しにくくなる。 .ストッパーDの係止が解除されると底板Bが急激に
開口するので、底板Bを開く度にホッパー本体Aに強い
衝撃が加わり、ホッパー本体Aの故障、損傷の原因とな
る。 .ホッパー本体A自体に車輪その他の移動装置が設け
られていないため、ホッパー本体Aを移動させるには、
その都度フォークリフトで吊り上げて移動させる必要が
ある。
【0006】本発明の目的は構造が簡潔で、故障しにく
く、耐久性に優れ、安価な底開閉式ホッパーを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
底開閉式ホッパーは、図1に示す様にホッパー本体1の
底に底板2が連結部3により開閉可能に取付けられてな
る底開閉式ホッパーにおいて、ホッパー本体1の底板2
の開口側50に底板2を係止するストッパー4を設け、
同ストッパー4の上方に、底板2の連結部3側に回動す
るとストッパー4を反対方向に回動して底板2へのスト
ッパー3の係止を解除する操作子5を設けたものであ
る。
【0008】本発明のうち請求項2の底開閉式ホッパー
は、図1に示す様にホッパー本体1と底板2とを、底板
2の開閉速度を緩衝する緩衝具6により連結したもので
ある。
【0009】本発明のうち請求項3の底開閉式ホッパー
は、図1に示す様に底板2の開口側50の幅方向両端
に、通常はストッパー4の上方に位置し、底板2の開口
時にストッパー4と接触して回転する回転体7を設けた
ものである。
【0010】本発明のうち請求項4記載の底開閉式ホッ
パーは、底板2の開口側50及び連結部3側に、ホッパ
ー本体1の進行方向に回転可能な車輪24を設けたもの
である。
【0011】本発明のうち請求項5記載の底開閉式ホッ
パーは、図8に示す様に底板2の開口側50及び連結部
3側に、ホッパー本体1の進行方向に回転可能な車輪2
4を設けると共に、これら車輪24のうち連結部3側の
少なくとも1つの車輪24はそのの向きをホッパー本体
1の進行方向に向けて固定し、他の車輪24はその向き
を横方向に360度回転可能としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態1】本発明の底開閉式ホッパーの実
施の形態の第1の例を図1〜図7に基づいて詳細に説明
する。ホッパー本体1は図4に示す様に横長の箱型であ
り、上面が開口し、底面にその前面を閉塞可能な大きさ
の一枚の底板2が取付けられている。
【0013】図4に示す様にホッパー本体1の上端周縁
8にはホッパー本体1を吊り上げるための枠状の吊り具
9を二個つづ対向させて溶接して、フォークリフトの2
本のフォーク10を差込み可能としてある。また、上端
周縁8の長手方向一方はホッパー本体1の外側まで延ば
して把手11を設けてある。この把手11はホッパー本
体1を運搬したりするときに掴むためのものである。
【0014】図5、図6に示す様にホッパー本体1の正
面の左側面寄りと右側面寄りには縦長のアーム12が設
けられている。左側のアーム12は右側のアーム12よ
りも長くしてあり、その長手方向中央部をホッパー本体
1の左側面に図2の矢印Y1−Y2 方向に回動可能なる
ように取付けてあり、下端をL字状に曲げて底板2の先
端部を下方から支持できるストッパー4とし、上部を操
作部15としてある。ストッパー4の上部はスプリング
13によりホッパー本体1の側面に設けた支持片14に
連結して、ストッパー4が常時支持片14側に引かれて
底板2を確実に支持できるようにしてある。
【0015】左側のアーム12の操作部15には図5に
示す様に止め孔16を開け、その止め孔16と、ホッパ
ー本体1の正面に取付けた止片17の差込み孔18と
に、ホッパー本体1に鎖19で吊してあるL字状の止め
具20を差込んで、アーム12の回転を規制できるよう
にしてある。止め具20を抜くと操作部15を図2の矢
印Y1 −Y2 方向に回動させることができ、操作部15
に連結されているワイヤー21を矢印Y1 方向に引いて
操作部15を同方向に回動させるとストッパー4がY1
と逆方向(外側)に回動し、底板2の支持が解除されて
底板2が自重とホッパー本体1の収容物の重みとによっ
て下方に開き、ワイヤー21の引きを解除するとストッ
パー4側がスプリング13により図2の矢印O2 側に引
かれて元に戻り、ホッパー本体1の底面を閉じるように
してある。ワイヤー21はフォークリフトの運転席にま
で届くようにしておけば、運転席に座ったままでワイヤ
ー21を引いて操作部15を操作し、底板2を開閉操作
することができる。
【0016】図6に示す様に、右側のアーム12はその
上端部寄りをホッパー本体1の右側面に、図2の矢印Y
1 −Y2 方向に回動可能なるように取付けてあり、下端
をL字状に曲げて底板2の先端部を下方から支持できる
ストッパー4とし、上部を操作部15としてある。
【0017】前記した左右のアーム12は図3に示す様
にホッパー本体1の内部を横断する回転軸22により連
結されて、左側のアーム12を図2の矢印Y1 −Y2
向に回動操作すると、回転軸22を介して右側のアーム
12も同期して同じ方向に回動するようにしてある。回
転軸22はホッパー本体1内でカバーして、ホッパー本
体1内に収容した収容物で回転が阻害されないようにし
てある。
【0018】底板2は図2のように、その前後方向一方
の連結部3を蝶番式の連結具23によりホッパー本体1
の背面下部に取付けて、図2の矢印X1 −X2 方向に回
動可能としてある。ホッパーの移動を容易にするために
底板2の底面には4個の移動用車輪(キャスター)24
が取付けられている。底板2の開口側50端部の両側面
25にはローラ26が軸27により回転可能に取付けら
れており、このローラ26は底板2が閉じているときは
図1に示す様にストッパー4の上に乗り上げて支持さ
れ、底板2が図2の様に開くときにストッパー4の上を
回転して、底板2がストッパー4の上からスムースに外
れるようにしてある。また、底板2が開いた状態でホッ
パーを地面に降ろすと底板2は地面に押されて上昇し、
それに伴ってローラー26がストッパー4の下面28の
傾斜に沿って押し上げられ、ストッパー4を図2の矢印
1 方向(外側)に押しながら上昇し、ストッパー4の
下面28を通過して平面上の上面29まで来ると、スプ
リング13の復元力によりストッパー4は図2の実線位
置に戻り、ホッパー本体1の底面が底板2により閉じら
れるようにしてある。
【0019】底板2とホッパー本体1は底板2の開閉速
度を緩衝する緩衝具6によって連結されている。この緩
衝具6は図7に示す様に細長円筒形の固定部30内に可
動部31が往復移動可能なる様に差込まれ同可動部31
内にオイルを封入してなるオイルダンパーであり、固定
部30の長手方向一端(図7の左端)には取付け孔32
を有する上方取付板33が2枚対向して取付けられ、可
動部31の先端(図7の右端)には通孔34を有する下
方取付板35が2枚対向して取付けられている。また、
固定部30及び可動部31の外側にはそれらと平行にガ
イド板36が配置されており、このガイド板36の先端
部には横長楕円形のガイド孔38が開口されている。
【0020】この緩衝具6の上端はホッパー本体1の左
右両側面に取付けられている図1の様なL字形の上部取
付具40に取付けられ、先端は底板2の左右両側面に固
定されているコ字形の下部取付金具42に取付けられて
いる。この場合、緩衝具6の上端は上部取付具40の外
側から上方取付板33の取付け孔32に差し込まれた取
付ピン43により同取付ピン43を軸として回動可能な
るように取付けられて上下に首振り可能とし、先端は下
部取付金具42の外側からガイド孔38に通し、更に、
下方取付板35の通孔34に差込まれたガイドピン45
により取付けられて、往復移動時にガイドピン45に沿
って往復移動できるようにしてある。
【0021】前記の緩衝具6は、図2のように底板2が
開いて底板2が右下りになると、それに伴って可動部3
1がオイルダンパーの速度で緩やかに右下りにスライド
する。このとき、可動部31のガイド孔38がガイドピ
ン45に沿って外側にスライドし、ガイド孔38の下端
がガイドピン45に当ると可動部31はそれ以上は下方
に移動せずに停止し、底板2もそれ以上開かない。開い
ている底板2を押し上げると、可動部31がガイドピン
45に沿って内側にスライドし、底板2が閉じると可動
部31はそれ以上スライドしない。この場合も底板2は
オイルダンパーの戻り速度で緩やかに閉じる。
【0022】ホッパー本体1、底板2、緩衝具6等の各
可動部分には、錆による可動不良を防止するためにステ
ンレス等の錆に強い素材を使用するか、或は何らかの防
錆加工を施すのが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態2】本発明の底開閉式ホッパーの実
施の形態の第2の例を図8に基づいて詳細に説明する。
図8に示す底開閉式ホッパーの基本的構成は図1〜図7
に示すものと同一である。異なるのは底板2の開口側5
0及び連結部3側の夫々に、ホッパー本体1の進行方向
に回転可能な車輪24を、ホッパー本体1の長手方向に
沿って夫々2ケづつ設けると共に、連結部3側の車輪2
4のうちホッパー本体1の移動方向前方の車輪24a
は、その向きをホッパー本体1の進行方向に向けて固定
し、他の3つの車輪24は、その向きを横方向(図8の
矢印a−a)に360度回転可能としたことである。車
輪24をこの様にすることにより、ホークリフトにより
上方に持ち上げられて、図2に示す様に底板2が開口し
ているホッパー本体1を地面に降ろすと、最初に接地す
る開口側50の2つの車輪24bは、地面の凹凸等に応
じて向きが回転し、最も安定した位置で停止するため、
スムーズに接地することができる。一方、把手11を押
して、ホッパー本体1を移動させるときは、同ホッパー
本体1は、その進行方向に向けて固定した車輪24aに
案内されて真直に移動する。また、全ての車輪24の向
きを固定しているわけではないので、ホッパー本体1の
移動方向を容易に変えることができる。尚、車輪24は
キャスターその他の円盤状の回転輪であれば所望のもの
を使用するとこができる。
【0024】
【発明の他の実施の形態】緩衝具6はオイルダンパーで
なくとも底板2の開閉速度を緩衝可能なものであればよ
い。図1、図2の回転体7は底板2が図2の様に開くと
きにストッパー4の上を回転して、底板2がストッパー
4の上からスムースに外れるようにするものであればロ
ーラでなくともよく、例えばベアリング等であってもよ
い。図1、図2のスプリング13はストッパー4を常時
支持片14側に引くことにより底板2を確実に支持でき
るようにできるものであれば他のものでもよく、例えば
ゴム等であってもよい。
【0025】この底開閉式ホッパーは建設現場において
木屑、鉄屑等を運ぶために使用できる他、伐採した潅
木、野菜や果物、飼料、魚介類、汚泥、セメント等のホ
ッパー本体1内に収容でき、且つ、底板2を開いた時に
ホッパー本体1の底から落下可能なものを運ぶためにも
使用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明のうち請求項1の底開閉式ホッパ
ーには、次のような効果がある。 . ホッパー本体1の底板2の開口側50に同底板2を
支持するストッパー4を設け、そのストッパー4の上方
に操作子5を設けてあるので、ストッパー4と操作子5
が離れた場所に設けられている従来のホッパーのよう
に、ストッパー4と操作子5の間に連結棒等を介在させ
る必要がなく構造が簡潔になる。 .構造が簡潔であるため量産が容易であり、コストも
低減し、連結部や可動部の故障も少ない。
【0027】本発明のうち請求項2の底開閉式ホッパー
は次のような効果がある。 .ホッパー本体1と底板2とが、底板2の開閉速度を
緩衝する緩衝具6によって連結されているので、底板2
が急激に開口することがなく開口の際の衝撃でホッパー
が破損したりすることが少なくなり、さらに開口の際の
音も小さくなり、騒音公害等の問題もない。
【0028】本発明のうち請求項3の底開閉式ホッパー
には次のような効果がある。 .底板2の開口側50の幅方向両端に、通常はストッ
パー4の上方に位置し、底板2の開口時にストッパー4
と接触して回転する回転体7を設けたので、底板2の開
きが円滑になり、ホッパー本体1内に多くの収容物が収
容されて底板2に大きな力がかっかていても、底板2と
ストッパー4との係止を小さな力で解除することができ
る。 . ホッパーを地面に降ろすと底板2が自動的に閉じる
と共に、回転体7がストッパー4の上に円滑に乗り上げ
るため、開いている底板2を閉口するために一々操作子
5を操作してストッパー4と底板2を係止する必要がな
く、底板2を閉じる操作が簡便になる。
【0029】本発明のうち請求項4の底開閉式ホッパー
には次のような効果がある。 .底板2の開口側50及び連結部3側に、ホッパー本
体1の進行方向に対して360度回転可能な車輪24を
設けたので、ホッパー本体1を移動させるためにフォー
クリフトその他の重機を使用せずとも、人力で容易に移
動させることができる。
【0030】本発明のうち請求項5の底開閉式ホッパー
には次のような効果がある。 .底板2が開口した状態のホッパー本体1を地面に降
ろすときに、最も最初に接地する開口側50の車輪24
の向きを横方向に360度回転可能としたので、地面に
凹凸等があってもスムーズに接地させることができる。
また、スムーズに接地させることができるので、接地の
際にホッパー本体1が変形したり、ゆがんだりすること
がない。 .連結部3側の車輪24のうち少なくとも1つは、そ
の向きをホッパー本体1の進行方向に向けて固定してあ
るため、把手11を押して、ホッパー本体1を移動させ
る場合に、容易に同ホッパー本体1を直進させることが
できる。また、車輪24の全てを固定していないため、
ホッパー本体1の移動方向を容易に変えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の底開閉式ホッパーを第一の実施形態を
示す左側面図。
【図2】本発明の底開閉式ホッパーを第一の実施形態を
示す右側面図。
【図3】本発明の底開閉式ホッパーを第一の実施形態を
示す正面図。
【図4】本発明の底開閉式ホッパーを左上方正面側から
見た概略図。
【図5】本発明の底開閉式ホッパーを左上方正面側から
見た概略図。
【図6】本発明の底開閉式ホッパーを右上方正面側から
見た概略図。
【図7】本発明の底開閉式ホッパーに使用される緩衝具
を示す説明図。
【図8】本発明の底開閉式ホッパーを第二の実施形態を
示す底面図。
【図9】(a)は従来の底開閉式ホッパーの構造を示す
説明図、(b)は(a)の部分背面図。
【符号の説明】
1 ホッパー本体 2 底板 3 連結部ストッパー 4 ストッパー 5 操作子 6 緩衝具 7 回転体 24車輪 50開口側

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパー本体(1)の底に底板(2)が連
    結部(3)により開閉可能に取付けられてなる底板開閉
    式ホッパーにおいて、ホッパー本体(1)の底板(2)
    の開口側(50)に底板(2)を係止するストッパー
    (4)を設け、同ストッパー(4)の上方に、底板
    (2)の連結部(3)側に回動するとストッパー(4)
    を反対方向に回動して底板(2)へのストッパー(3)
    の係止を解除する操作子(5)を設けてなる底開閉式ホ
    ッパー。
  2. 【請求項2】ホッパー本体(1)と底板(2)が、底板
    (2)の開閉速度を緩衝する緩衝具(6)により連結さ
    れてなる請求項1記載の底開閉式ホッパー。
  3. 【請求項3】底板(2)の開口側(50)の幅方向両端
    に、通常はストッパー(4)の上方に位置し、底板
    (2)の開口時にストッパー(4)と接触して回転する
    回転体(7)を設けたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の底開閉式ホッパー。
  4. 【請求項4】底板(2)の開口側(50)及び連結部
    (3)側に、ホッパー本体(1)の進行方向に回転可能
    な車輪(24)を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3の夫々に記載の底開閉式ホッパー。
  5. 【請求項5】底板(2)の開口側(50)及び連結部
    (3)側に、ホッパー本体(1)の進行方向に回転可能
    な車輪(24)が設けられ、これら車輪(24)のうち
    連結部(3)側の少なくとも1つの車輪(24)はその
    向きがホッパー本体(1)の進行方向に向けて固定さ
    れ、他の車輪(24)は向きが横方向に360度回転可
    能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の夫々
    に記載の底開閉式ホッパー。
JP9092531A 1996-10-21 1997-04-10 底開閉式ホッパー Pending JPH10181793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015011303A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 富士ゼロックス株式会社 搬送装置、画像形成装置及び後処理装置

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JP2015011303A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 富士ゼロックス株式会社 搬送装置、画像形成装置及び後処理装置

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