JPH10180720A - チップ製造装置 - Google Patents
チップ製造装置Info
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- JPH10180720A JPH10180720A JP34794596A JP34794596A JPH10180720A JP H10180720 A JPH10180720 A JP H10180720A JP 34794596 A JP34794596 A JP 34794596A JP 34794596 A JP34794596 A JP 34794596A JP H10180720 A JPH10180720 A JP H10180720A
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- chip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップの大きさをより一層均一化することの
できるチップ製造装置を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 材料Mを粉砕してチップ化する粉砕機1
と、この粉砕機1で得られたチップの大きさを分別して
製品チップSTとする分別手段2とを備えたことを特徴
としている。そして特に、分別手段2として、サイクロ
ン21やふるい機22を用いることによって一定の大き
さの製品チップSTを得るようになっている。
できるチップ製造装置を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 材料Mを粉砕してチップ化する粉砕機1
と、この粉砕機1で得られたチップの大きさを分別して
製品チップSTとする分別手段2とを備えたことを特徴
としている。そして特に、分別手段2として、サイクロ
ン21やふるい機22を用いることによって一定の大き
さの製品チップSTを得るようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材などの材料
を粉砕して所定の大きさのチップを製造するチップ製造
装置に関する。
を粉砕して所定の大きさのチップを製造するチップ製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木材などの材料を粉砕してチップ化する
粉砕機は、従来から知られている。そして、チップの大
きさを均一化する努力も従来からなされている。
粉砕機は、従来から知られている。そして、チップの大
きさを均一化する努力も従来からなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チップ
の大きさを均一化する余地がいまだに残っているのも現
実である。
の大きさを均一化する余地がいまだに残っているのも現
実である。
【0004】この発明は、チップの大きさをより一層均
一化することのできるチップ製造装置を提供することを
課題としている。
一化することのできるチップ製造装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、材料(M)を粉砕してチッ
プ化する粉砕機(1)と、この粉砕機(1)で得られた
チップの大きさを分別して製品チップ(ST)とする分
別手段(2)とを備えたことを特徴としている。
に、請求項1に係る発明は、材料(M)を粉砕してチッ
プ化する粉砕機(1)と、この粉砕機(1)で得られた
チップの大きさを分別して製品チップ(ST)とする分
別手段(2)とを備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以上のチ
ップを分別して製品チップ(ST)とするサイクロン
(21)であることを特徴としている。
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以上のチ
ップを分別して製品チップ(ST)とするサイクロン
(21)であることを特徴としている。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1に係る発
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以下のチ
ップを分別して製品チップ(ST)とするふるい機(2
2)であることを特徴としている。
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以下のチ
ップを分別して製品チップ(ST)とするふるい機(2
2)であることを特徴としている。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1に係る発
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以上のチ
ップを分別するサイクロン(21)と、このサイクロン
(21)によって得られた所定の大きさ以上のチップの
うち、所定の大きさ以下のチップを分別して製品チップ
(ST)とするふるい機(22)とを備えていることを
特徴としている。
明において、分別手段(2)は、所定の大きさ以上のチ
ップを分別するサイクロン(21)と、このサイクロン
(21)によって得られた所定の大きさ以上のチップの
うち、所定の大きさ以下のチップを分別して製品チップ
(ST)とするふるい機(22)とを備えていることを
特徴としている。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項3又は請求
項4に係る発明において、ふるい機(22)に残った所
定の大きさを超えるチップを再び粉砕機(1)に搬送す
るチップ搬送手段(3)を備えたことを特徴としてい
る。
項4に係る発明において、ふるい機(22)に残った所
定の大きさを超えるチップを再び粉砕機(1)に搬送す
るチップ搬送手段(3)を備えたことを特徴としてい
る。
【0010】そして、請求項1に係る発明においては、
粉砕機(1)で粉砕したチップを分別手段(2)で分別
することによって、所定の大きさ以上、所定の大きさ以
下、あるいは所定の大きさの範囲に入る製品チップ(S
T)を得ることができる。すなわち、チップの大きさを
より一層均一化することができる。
粉砕機(1)で粉砕したチップを分別手段(2)で分別
することによって、所定の大きさ以上、所定の大きさ以
下、あるいは所定の大きさの範囲に入る製品チップ(S
T)を得ることができる。すなわち、チップの大きさを
より一層均一化することができる。
【0011】請求項2に係る発明においては、分別手段
(2)をサイクロン(21)によって構成しているか
ら、所定の大きさ以上の製品チップ(ST)を得ること
ができる。
(2)をサイクロン(21)によって構成しているか
ら、所定の大きさ以上の製品チップ(ST)を得ること
ができる。
【0012】請求項3に係る発明においては、分別手段
(2)をふるい機(22)によって構成しているから、
所定の大きさ以下の製品チップ(ST)を得ることがで
きる。
(2)をふるい機(22)によって構成しているから、
所定の大きさ以下の製品チップ(ST)を得ることがで
きる。
【0013】請求項4に係る発明においては、分別手段
(2)をサイクロン(21)とふるい機(22)とで構
成しているから、所定の大きさ以上で所定の大きさ以下
の製品チップ(ST)を得ることができる。すなわち、
所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を得るこ
とができる。
(2)をサイクロン(21)とふるい機(22)とで構
成しているから、所定の大きさ以上で所定の大きさ以下
の製品チップ(ST)を得ることができる。すなわち、
所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を得るこ
とができる。
【0014】請求項5に係る発明においては、ふるい機
(22)に残った所定の大きさ以上のチップがチップ搬
送手段(3)によって粉砕機(1)に運ばれ、同粉砕機
(1)で再び粉砕されることになる。このため、粉砕機
(1)に投入したすべての材料(M)は、目的とする大
きさになるまで繰り返し粉砕されることになる。すなわ
ち、材料(M)は、ふるい機(22)を通る製品チップ
(ST)の大きさになるまで、繰り返し粉砕されること
になる。したがって、効率良く製品チップ(ST)を製
造することができる。
(22)に残った所定の大きさ以上のチップがチップ搬
送手段(3)によって粉砕機(1)に運ばれ、同粉砕機
(1)で再び粉砕されることになる。このため、粉砕機
(1)に投入したすべての材料(M)は、目的とする大
きさになるまで繰り返し粉砕されることになる。すなわ
ち、材料(M)は、ふるい機(22)を通る製品チップ
(ST)の大きさになるまで、繰り返し粉砕されること
になる。したがって、効率良く製品チップ(ST)を製
造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき図面を参照して説明する。なお、図1〜図
4は第1実施例、図5〜図6は第2実施例、図7〜図8
は第3実施例、図9及び図10は第3実施例の他の例を
示している。
施例に基づき図面を参照して説明する。なお、図1〜図
4は第1実施例、図5〜図6は第2実施例、図7〜図8
は第3実施例、図9及び図10は第3実施例の他の例を
示している。
【0016】まず、図1〜図4を参照して第1実施例を
説明する。この第1実施例で示すチップ製造装置は、図
1に示すように、木や枝等の材料Mを粉砕してチップ化
する粉砕機1と、この粉砕機1で得られたチップの大き
さを分別して製品チップSTとする分別手段2とを備え
ている。
説明する。この第1実施例で示すチップ製造装置は、図
1に示すように、木や枝等の材料Mを粉砕してチップ化
する粉砕機1と、この粉砕機1で得られたチップの大き
さを分別して製品チップSTとする分別手段2とを備え
ている。
【0017】粉砕機1は、図2に示すように、材料コン
ベア(材料搬送手段)11から供給される材料Mを取り
込むフィーダ12と、このフィーダ12によって取り込
んだ材料Mをチップ化するチッパナイフ機構13と、こ
のチッパナイフ機構13で得られたチップをさらに細か
なチップ状に粉砕するシュレッダハンマ機構14と、こ
のシュレッダハンマ機構14で得られたチップを噴出さ
せるためのブロア15と、このブロア15によって噴出
される材料を分別手段2に供給するダクト16とを備え
ている。
ベア(材料搬送手段)11から供給される材料Mを取り
込むフィーダ12と、このフィーダ12によって取り込
んだ材料Mをチップ化するチッパナイフ機構13と、こ
のチッパナイフ機構13で得られたチップをさらに細か
なチップ状に粉砕するシュレッダハンマ機構14と、こ
のシュレッダハンマ機構14で得られたチップを噴出さ
せるためのブロア15と、このブロア15によって噴出
される材料を分別手段2に供給するダクト16とを備え
ている。
【0018】チッパナイフ機構13は、主回転軸10に
設けられた円板13aと、この円板13aに設けられた
複数のチッパナイフ13bとを備えた構成になってい
る。シュレッダハンマ機構14は、チッパナイフ機構1
3で粉砕したチップをさらに細かくかつ均一に粉砕する
ものであり、主回転軸10に設けられたハンマ支持体1
4aと、このハンマ支持体14aの先端部に回転自在に
設けられた複数のハンマ14bとを備えている。
設けられた円板13aと、この円板13aに設けられた
複数のチッパナイフ13bとを備えた構成になってい
る。シュレッダハンマ機構14は、チッパナイフ機構1
3で粉砕したチップをさらに細かくかつ均一に粉砕する
ものであり、主回転軸10に設けられたハンマ支持体1
4aと、このハンマ支持体14aの先端部に回転自在に
設けられた複数のハンマ14bとを備えている。
【0019】ブロア15は、主回転軸10に設けられた
ものであり、チッパナイフ機構13で粉砕したチップ
を、シュレッダハンマ機構14側に引き寄せ、さらにダ
クト16を介して分別手段2へ噴出するようになってい
る。また、上記フィーダ12とチッパナイフ機構13と
の間には、後述するチップコンベア(チップ搬送手段)
3から送られてくるチップを投入するためのチップホッ
パ17が設けられている。さらに、主回転軸10は、図
1及び図2に示すエンジン18によって回転駆動される
ようになっている。
ものであり、チッパナイフ機構13で粉砕したチップ
を、シュレッダハンマ機構14側に引き寄せ、さらにダ
クト16を介して分別手段2へ噴出するようになってい
る。また、上記フィーダ12とチッパナイフ機構13と
の間には、後述するチップコンベア(チップ搬送手段)
3から送られてくるチップを投入するためのチップホッ
パ17が設けられている。さらに、主回転軸10は、図
1及び図2に示すエンジン18によって回転駆動される
ようになっている。
【0020】分別手段2は、図1及ぶ図4に示すよう
に、サイクロン21と、ふるい機22とを備えた構成に
なっている。
に、サイクロン21と、ふるい機22とを備えた構成に
なっている。
【0021】サイクロン21は、図1に示すように、ダ
クト16から噴出してきたチップのうち所定の大きさ以
上のチップを沈下させて、ふるい機22に供給するよう
になっている。また、所定の大きさ未満のチップは、サ
イクロン21のダクト21aから噴出されることになる
が、このチップは、所定の網目の袋(図示せず)によっ
て回収されるようになっている。
クト16から噴出してきたチップのうち所定の大きさ以
上のチップを沈下させて、ふるい機22に供給するよう
になっている。また、所定の大きさ未満のチップは、サ
イクロン21のダクト21aから噴出されることになる
が、このチップは、所定の網目の袋(図示せず)によっ
て回収されるようになっている。
【0022】ふるい機22は、図1及び図3に示すよう
に、網部22aと、この網部の上面周囲を囲む壁部22
bと、この壁部22bに設けられた加振器22cと、網
部22aの下面部に設けられた製品ホッパ部22dとを
備えた構成になっている。そして、ふるい機22の全体
は、防振ゴム22eによって弾性的に保持されている。
に、網部22aと、この網部の上面周囲を囲む壁部22
bと、この壁部22bに設けられた加振器22cと、網
部22aの下面部に設けられた製品ホッパ部22dとを
備えた構成になっている。そして、ふるい機22の全体
は、防振ゴム22eによって弾性的に保持されている。
【0023】網部22aは、サイクロン21で回収した
所定の大きさ以上のチップのうち、製品として要求され
る大きさ以下のチップ、すなわち製品チップSTのみを
通す網目を有している。壁部22bは、開口部22fを
有しており、網部22a上に残った所定の大きさを超え
るチップをチップコンベア3に供給するようになってい
る。
所定の大きさ以上のチップのうち、製品として要求され
る大きさ以下のチップ、すなわち製品チップSTのみを
通す網目を有している。壁部22bは、開口部22fを
有しており、網部22a上に残った所定の大きさを超え
るチップをチップコンベア3に供給するようになってい
る。
【0024】加振器22cは、電動モータで偏心荷重軸
を回転駆動することによって加振するものであり、壁部
22bを介して網部22aを振動させ、これにより所定
の大きさ以下の製品チップSTを効率よく網部22aか
ら落下させるようになっている。製品ホッパ部22d
は、網部22aから落下する製品チップSTをまとめ
て、製品チップコンベア4に供給するようになってい
る。また、図3において、22gは電源コードであり、
22hは防水コネクタである。
を回転駆動することによって加振するものであり、壁部
22bを介して網部22aを振動させ、これにより所定
の大きさ以下の製品チップSTを効率よく網部22aか
ら落下させるようになっている。製品ホッパ部22d
は、網部22aから落下する製品チップSTをまとめ
て、製品チップコンベア4に供給するようになってい
る。また、図3において、22gは電源コードであり、
22hは防水コネクタである。
【0025】チップコンベア3は、ふるい機22の開口
部22fから供給された所定の大きさを超えるチップを
粉砕機1のチップホッパ17に搬送するようになってい
る。
部22fから供給された所定の大きさを超えるチップを
粉砕機1のチップホッパ17に搬送するようになってい
る。
【0026】上記のように構成されたチップ製造装置に
おいては、所定の大きさ以上のチップがサイクロン21
で分別されて、ふるい機22に供給され、ふるい機22
では上記所定の大きさ以上のチップのうち所定の大きさ
以下のチップが製品チップSTとして分別され、製品チ
ップコンベア4に供給されることになる。すなわち、所
定の大きさ以上で、かつ所定の大きさ以下の範囲に入る
製品チップSTを得ることができる。したがって、より
均一な大きさの製品チップSTを得ることができる。そ
して、このようにして樹木等の材料Mを粉砕して得られ
た一定の大きさの製品チップSTは、例えば菌床栽培の
培地や、家畜の敷ワラとして使われる。
おいては、所定の大きさ以上のチップがサイクロン21
で分別されて、ふるい機22に供給され、ふるい機22
では上記所定の大きさ以上のチップのうち所定の大きさ
以下のチップが製品チップSTとして分別され、製品チ
ップコンベア4に供給されることになる。すなわち、所
定の大きさ以上で、かつ所定の大きさ以下の範囲に入る
製品チップSTを得ることができる。したがって、より
均一な大きさの製品チップSTを得ることができる。そ
して、このようにして樹木等の材料Mを粉砕して得られ
た一定の大きさの製品チップSTは、例えば菌床栽培の
培地や、家畜の敷ワラとして使われる。
【0027】また、ふるい機22に残った所定の大きさ
以上のチップは再び粉砕機1に送くられて粉砕されるこ
とになるので、粉砕機1に投入したすべての材料を上記
のような所定の大きさの範囲に入る製品チップSTにす
ることができる。
以上のチップは再び粉砕機1に送くられて粉砕されるこ
とになるので、粉砕機1に投入したすべての材料を上記
のような所定の大きさの範囲に入る製品チップSTにす
ることができる。
【0028】次ぎに、この発明の第2実施例を図5及び
図6を参照して説明する。だだし、図1〜図4に示す第
1実施例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1実施
例と異なる点は、粉砕機1で得られたチップを、直接、
ふるい機22に供給している点である。
図6を参照して説明する。だだし、図1〜図4に示す第
1実施例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1実施
例と異なる点は、粉砕機1で得られたチップを、直接、
ふるい機22に供給している点である。
【0029】そして、ブロア15は、第1実施例で示し
たようなダクト16からチップを噴出させるような強力
なものではなく、チッパナイフ機構13で粉砕したチッ
プをシュレッダハンマ機構14側に吸引し、さらにふる
い機22側へ吐出させる程度の吸引力及び吐出力を備え
たものである。
たようなダクト16からチップを噴出させるような強力
なものではなく、チッパナイフ機構13で粉砕したチッ
プをシュレッダハンマ機構14側に吸引し、さらにふる
い機22側へ吐出させる程度の吸引力及び吐出力を備え
たものである。
【0030】上記のように構成されたチップ製造装置に
おいては、分別手段2をふるい機22だけで構成してい
るから、ふるい機22を通る所定の大きさ以下の製品チ
ップSTを得ることができる。また、所定の大きさを超
えるチップは、ふるい機22の網部22aを通るまで、
粉砕機1で粉砕されることになる。したがって、投入さ
れたすべての材料Mを所定の大きさ以下の製品チップS
Tに粉砕することができる。
おいては、分別手段2をふるい機22だけで構成してい
るから、ふるい機22を通る所定の大きさ以下の製品チ
ップSTを得ることができる。また、所定の大きさを超
えるチップは、ふるい機22の網部22aを通るまで、
粉砕機1で粉砕されることになる。したがって、投入さ
れたすべての材料Mを所定の大きさ以下の製品チップS
Tに粉砕することができる。
【0031】次ぎに、この発明の第3実施例を図7及び
図8を参照して説明する。だだし、図1〜図4に示す第
1実施例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1実施
例と異なる点は、粉砕機1で得られたチップをサイクロ
ン21のみで分別して密閉容器5に収納するように構成
している点である。
図8を参照して説明する。だだし、図1〜図4に示す第
1実施例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1実施
例と異なる点は、粉砕機1で得られたチップをサイクロ
ン21のみで分別して密閉容器5に収納するように構成
している点である。
【0032】すなわち、この実施例では、木炭を所定の
大きさのチップ(粉)に粉砕するように構成したもので
あり、サイクロン21によって所定の大きさ以上の製品
チップSTが密閉容器5に回収されるようになってい
る。そして、所定の大きさ未満のチップは、サイクロン
21のダクト21aから噴出されることになるが、この
チップは、所定の網目の袋(図示せず)によって回収さ
れるようになっている。
大きさのチップ(粉)に粉砕するように構成したもので
あり、サイクロン21によって所定の大きさ以上の製品
チップSTが密閉容器5に回収されるようになってい
る。そして、所定の大きさ未満のチップは、サイクロン
21のダクト21aから噴出されることになるが、この
チップは、所定の網目の袋(図示せず)によって回収さ
れるようになっている。
【0033】また、図7において、符号6aはゴムバン
ドであり、6bはゴムチューブである。そして、これら
のゴムバンド6a及びゴムチューブ6bによって、密閉
容器5をサイクロン21の底部にワンタッチで着脱自在
に取り付けるようになっている。
ドであり、6bはゴムチューブである。そして、これら
のゴムバンド6a及びゴムチューブ6bによって、密閉
容器5をサイクロン21の底部にワンタッチで着脱自在
に取り付けるようになっている。
【0034】さらに、粉砕機1は、移動式のものが用い
られている。そして、図7において、符号11a及び1
1bが材料を投入するためのホッパになっている。さら
に、ダクト16及びダクト22aは、帯電防止及び耐磨
耗用のもので構成されている。
られている。そして、図7において、符号11a及び1
1bが材料を投入するためのホッパになっている。さら
に、ダクト16及びダクト22aは、帯電防止及び耐磨
耗用のもので構成されている。
【0035】上記のように構成されたチップ製造装置に
おいては、分別手段2をサイクロン22だけで構成して
いるから、所定の大きさ以上の製品チップSTを得るこ
とができるとともに、この製品チップSTを密閉容器5
に収納することができる。そして、木炭を粉砕して得た
製品チップST(粉)は、土壌の改良なとに使われる。
おいては、分別手段2をサイクロン22だけで構成して
いるから、所定の大きさ以上の製品チップSTを得るこ
とができるとともに、この製品チップSTを密閉容器5
に収納することができる。そして、木炭を粉砕して得た
製品チップST(粉)は、土壌の改良なとに使われる。
【0036】なお、上記第3実施例においては、サイク
ロン22の下部にゴムバンド6a及びゴムチューブ6b
を介して密閉容器5を取り付けるように構成したが、図
9に示すように、ゴムバンド6aを介して例えば米袋7
を取り付け、この米袋7に製品チップSTを収納するよ
うに構成してもよい。
ロン22の下部にゴムバンド6a及びゴムチューブ6b
を介して密閉容器5を取り付けるように構成したが、図
9に示すように、ゴムバンド6aを介して例えば米袋7
を取り付け、この米袋7に製品チップSTを収納するよ
うに構成してもよい。
【0037】また、粉砕機1は、図7に示す吐出口部1
aに、図10に示すダクト1bを設けて、例えば枝葉木
を粉砕する装置として使用してもよい。
aに、図10に示すダクト1bを設けて、例えば枝葉木
を粉砕する装置として使用してもよい。
【0038】さらに、上記第1実施例及び第3実施例に
おいては、サイクロン21のダクト21aからもチップ
が噴出するように構成したが、このダクト21aから噴
出するチップをほとんどなくし、このダクト21aから
はほぼ清浄化された空気だけが噴出するように構成して
もよい。このように構成した場合には、ダクト21aか
ら噴出するチップを回収する必要がなくなる。そして、
第1実施例においては、粉砕機1で粉砕されたチップの
うち、網部22aを通る所定の大きさ以下のものが製品
チップSTとなる。また、第3実施例においては、粉砕
機1で粉砕されたチップのほぼ全部が製品チップSTと
なる。
おいては、サイクロン21のダクト21aからもチップ
が噴出するように構成したが、このダクト21aから噴
出するチップをほとんどなくし、このダクト21aから
はほぼ清浄化された空気だけが噴出するように構成して
もよい。このように構成した場合には、ダクト21aか
ら噴出するチップを回収する必要がなくなる。そして、
第1実施例においては、粉砕機1で粉砕されたチップの
うち、網部22aを通る所定の大きさ以下のものが製品
チップSTとなる。また、第3実施例においては、粉砕
機1で粉砕されたチップのほぼ全部が製品チップSTと
なる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、粉砕機
(1)で粉砕したチップを分別手段(2)で分別するこ
とによって、所定の大きさ以上、所定の大きさ以下、あ
るいは所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を
得ることができる。すなわち、チップの大きさをより一
層均一化することができる。
(1)で粉砕したチップを分別手段(2)で分別するこ
とによって、所定の大きさ以上、所定の大きさ以下、あ
るいは所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を
得ることができる。すなわち、チップの大きさをより一
層均一化することができる。
【0040】請求項2に係る発明においては、分別手段
(2)をサイクロン(21)によって構成しているか
ら、所定の大きさ以上の製品チップ(ST)を得ること
ができる。
(2)をサイクロン(21)によって構成しているか
ら、所定の大きさ以上の製品チップ(ST)を得ること
ができる。
【0041】請求項3に係る発明においては、分別手段
(2)をふるい機(22)によって構成しているから、
所定の大きさ以下の製品チップ(ST)を得ることがで
きる。
(2)をふるい機(22)によって構成しているから、
所定の大きさ以下の製品チップ(ST)を得ることがで
きる。
【0042】請求項4に係る発明においては、分別手段
(2)をサイクロン(21)とふるい機(22)とで構
成しているから、所定の大きさ以上で所定の大きさ以下
の製品チップ(ST)を得ることができる。すなわち、
所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を得るこ
とができる。
(2)をサイクロン(21)とふるい機(22)とで構
成しているから、所定の大きさ以上で所定の大きさ以下
の製品チップ(ST)を得ることができる。すなわち、
所定の大きさの範囲に入る製品チップ(ST)を得るこ
とができる。
【0043】請求項5に係る発明においては、ふるい機
(22)に残った所定の大きさ以上のチップがチップ搬
送手段(3)によって粉砕機(1)に運ばれ、同粉砕機
(1)で再び粉砕されることになる。このため、粉砕機
(1)に投入したすべての材料(M)は、目的とする大
きさになるまで繰り返し粉砕されることになる。すなわ
ち、材料(M)は、ふるい機(22)を通る製品チップ
(ST)の大きさになるまで、繰り返し粉砕されること
になる。したがって、効率良く製品チップ(ST)を製
造することができる。
(22)に残った所定の大きさ以上のチップがチップ搬
送手段(3)によって粉砕機(1)に運ばれ、同粉砕機
(1)で再び粉砕されることになる。このため、粉砕機
(1)に投入したすべての材料(M)は、目的とする大
きさになるまで繰り返し粉砕されることになる。すなわ
ち、材料(M)は、ふるい機(22)を通る製品チップ
(ST)の大きさになるまで、繰り返し粉砕されること
になる。したがって、効率良く製品チップ(ST)を製
造することができる。
【図1】この発明の第1実施例として示したチップ製造
装置の斜視図。
装置の斜視図。
【図2】同チップ製造装置における粉砕機を示す断面
図。
図。
【図3】同チップ製造装置におけるふるい機22を示す
側面図。
側面図。
【図4】同チップ製造装置の構成を示すブロック図。
【図5】この発明の第2実施例として示したチップ製造
装置の説明図。
装置の説明図。
【図6】同チップ製造装置の構成を示すブロック図。
【図7】この発明の第3実施例として示したチップ製造
装置の側面図。
装置の側面図。
【図8】同チップ製造装置の構成を示すブロック図。
【図9】同チップ製造装置における他の例を示す側面
図。
図。
【図10】同チップ製造装置におけるさらに他の例を示
す側面図。
す側面図。
1 粉砕機 2 分別手段 3 チップ搬送手段(チップコンベア) 21 サイクロン 22 ふるい機 M 材料 ST 製品チップ
Claims (5)
- 【請求項1】 材料(M)を粉砕してチップ化する粉砕
機(1)と、 この粉砕機(1)で得られたチップの大きさを分別して
製品チップ(ST)とする分別手段(2)とを備えたこ
とを特徴とするチップ製造装置。 - 【請求項2】 分別手段(2)は、所定の大きさ以上の
チップを分別して製品チップ(ST)とするサイクロン
(21)であることを特徴とする請求項1記載のチップ
製造装置。 - 【請求項3】 分別手段(2)は、所定の大きさ以下の
チップを分別して製品チップ(ST)とするふるい機
(22)であることを特徴とする請求項1記載のチップ
製造装置。 - 【請求項4】 分別手段(2)は、所定の大きさ以上の
チップを分別するサイクロン(21)と、このサイクロ
ン(21)によって得られた所定の大きさ以上のチップ
のうち、所定の大きさ以下のチップを分別して製品チッ
プ(ST)とするふるい機(22)とを備えていること
を特徴とする請求項1記載のチップ製造装置。 - 【請求項5】 ふるい機(22)に残った所定の大きさ
を超えるチップを再び粉砕機(1)に搬送するチップ搬
送手段(3)を備えたことを特徴とする請求項3又は請
求項4記載のチップ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34794596A JPH10180720A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | チップ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34794596A JPH10180720A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | チップ製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180720A true JPH10180720A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18393680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34794596A Pending JPH10180720A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | チップ製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10180720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008100194A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 樹枝粉砕機 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34794596A patent/JPH10180720A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008100194A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 樹枝粉砕機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |