JPH10180594A - 無人部品供給指示システム - Google Patents

無人部品供給指示システム

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JPH10180594A
JPH10180594A JP8339752A JP33975296A JPH10180594A JP H10180594 A JPH10180594 A JP H10180594A JP 8339752 A JP8339752 A JP 8339752A JP 33975296 A JP33975296 A JP 33975296A JP H10180594 A JPH10180594 A JP H10180594A
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JP8339752A
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Masayoshi Hara
将能 原
Masaharu Yokoyama
正治 横山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の供給指示と組付指示とを情報的につな
いで部品の品質履歴情報の一元管理を可能とした無人部
品供給指示システムを提供する。 【解決手段】 無人搬送車30にIDプレート31を取
り付けて、部品の品質履歴情報を供給指示装置10から
部品指示装置20へ渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人搬送車(AG
V:Automated Guided Vehicle)およびIDシステム
(データキャリアシステム)を用いて部品の供給指示と
組付指示を行う無人部品供給指示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、最近の自動車組立工場におけ
る生産方式として、物品(車体、車両、それらの構成部
品など)を組み立てる組立ラインに供給すべき部品を指
示する供給指示装置と、その組立ラインでその物品に組
み付けるべき部品を指示する部品指示装置とを設け、加
工ラインで生産された部品を供給指示装置の指示(供給
指示情報)により無人搬送車で組立ラインに搬送し、そ
の送られてきた部品をその組立ラインで部品指示装置の
指示(部品指示情報)により物品に組み付けるように
し、その際、組立ラインの物流管理の情報媒体として、
いわゆるIDシステム(データキャリアシステム)を用
いて、システムの分散処理と情報の一元化を図っている
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の生産方式にあっては、物品の組立てに使用さ
れた部品の品質履歴までは管理されていないため、問題
が発生したとき、使用部品の品質履歴を含めての総合的
な判断ができなくなり、問題解決が遅れたりあるいはき
わめて困難になるおそれがある。
【0004】本発明は、かかる課題に着目してなされた
ものであり、部品の供給指示と組付指示とを情報的につ
なぐことで、部品の品質履歴情報をも一元的に管理する
ことができる無人部品供給指示システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、加工ラインで生産された部
品について、無人搬送車により物品の組立ラインに供給
すべき部品を指示する供給指示手段と、その組立ライン
で前記物品に組み付けるべき部品を指示する部品指示手
段とを有する無人部品供給指示システムにおいて、前記
供給指示手段に前記部品の品質履歴情報を入力する品質
履歴入力手段と、前記各無人搬送車に取り付けられ、前
記供給指示手段により部品の供給指示情報および前記品
質履歴情報が書き込まれる第1データキャリアと、前記
各物品に取り付けられ、所定の情報を記憶して前記部品
指示手段とアクセスしながらその物品に付随して移動す
る第2データキャリアとを有し、前記部品指示手段は、
前記組立ラインに到着した前記無人搬送車の前記第1デ
ータキャリアに記憶されている前記品質履歴情報を読み
取り、部品の組付指示情報と共に前記第2データキャリ
アに書き込むことを特徴とする。
【0006】この発明では、加工ラインで生産された部
品の品質履歴情報は品質履歴入力手段によって供給指示
手段に入力される。供給指示手段は、無人搬送車に載荷
を指示する際に、それの第1データキャリアに部品の供
給指示情報および品質履歴情報を書き込む。無人搬送車
は、書き込まれた供給指示情報に従って指示された部品
をピッキングした後、組立ラインのラインサイドにある
供給場所へ移動し、部品を脱荷する。また、無人搬送車
が組立ライン(供給場所)に到着すると、部品指示手段
は、その無人搬送車の第1データキャリアに記憶されて
いる品質履歴情報を読み取り、この情報を部品の組付指
示情報と共に物品の第2データキャリアに書き込む。第
2データキャリアは、部品指示手段とアクセスしながら
その物品に付随して移動する。この間に、仕様に合った
部品が順次組み付けられて物品が完成する。すなわち、
無人搬送車にデータキャリアを取り付けることで、部品
の品質履歴情報の、供給指示手段から部品指示手段への
受渡しが可能となり、物品の組立てに使用される部品の
品質履歴をも一元的に管理されることになる。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記第2データキャリアへの前記品質
履歴情報の書込みは、前記物品に組み付けるべき部品を
指示するごとに逐次行われることを特徴とする。
【0008】この発明では、部品指示手段は、物品に組
み付けるべき部品を指示するごとに逐次第2データキャ
リアにその部品の品質履歴情報を書き込む。すなわち、
実際に各部品を組み付ける段階においてはじめてその部
品の品質履歴情報がそれぞれ書き込まれる。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記第2データキャリアに記憶されて
いる前記品質履歴情報は、前記組立ラインの最終工程
で、その完成された物品の識別情報と共に読み取られる
ことを特徴とする。
【0010】この発明では、第2データキャリアに記憶
されている品質履歴情報は、組立ラインの最終工程で、
その完成された物品の識別情報と共に読み取られるの
で、その物品に使用されたすべての部品の品質履歴情報
がその物品の識別情報と結び付けられて、適当な記憶手
段に保存されることになる。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記前記品質履歴情報はロット単位で
管理されていることを特徴とする。
【0012】この発明では、個々の部品ごとではなくロ
ットごとに品質履歴情報を管理するので、データ量の増
大が防止される。しかも、部品の品質履歴は同一ロット
内ではあまり違わないため、このようにロット単位の管
理であっても、部品の品質履歴管理の点からは実用上十
分である。
【0013】
【発明の効果】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、無人搬送車にデータキャリアを取り付けて、部品の
品質履歴情報の、供給指示手段から部品指示手段への受
渡しを可能としたので、物品の組立てに使用される部品
の品質履歴情報を一元的に管理することができ、問題発
生時に、使用部品の品質履歴情報が参照可能となり、問
題解決の迅速、容易化を図ることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加え、実際に各部品を組み付ける
段階ではじめてその部品の品質履歴情報をそれぞれ書き
込むので、使用部品と品質履歴情報の一体化がより緊密
となり、間違いのない正確な品質履歴管理が可能とな
る。
【0015】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加え、組立ラインの最終工程で品
質履歴情報を読み取るので、常に、使用されたすべての
部品の品質履歴情報の把握ができ、漏れのない確実な品
質履歴管理が可能となる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加え、個々の部品ごとではなくロ
ットごとに品質履歴情報を管理するので、データ量の増
大を防止しつつ、部品の品質履歴管理を実用上十分に行
うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の無人部品供給指示
システムの実施の一形態を示す概略構成図である。この
システムは、自動車の生産ラインに適用されるものであ
る。自動車の生産は、通常、車体を組み立てる車体組立
工程と、その車体に塗装を施す塗装工程と、その塗装さ
れた車体に室内外のギ装部品や足回り部品(エンジン、
トランスミッション、車軸など)などを組み付ける車両
組立工程などを経て行われる。特に車体組立工程および
車両組立工程については、構成部品が多いため、メイン
ラインのほか、多くのサブラインを有しており、サブラ
インでも所定の組立作業が行われる。また、工場の別を
問わず、エンジンなどの構成部品自体を組み立てる生産
ラインもある。本発明は、どの段階であれ上記の各組立
ラインに適用できるものであるが、ここでは、物品とし
てエンジンを例にとり、エンジンの生産に適用した場合
について説明する。
【0018】エンジン(物品)の生産ラインは、図示し
ないが、エンジンの構成部品(以下、単に「部品」とい
う)を加工する加工ラインと、加工された部品を組み付
けてエンジンを組み立てる組立ラインとからなる。加工
ラインの側には、生産された各種の部品について、組立
ラインに供給すべき部品を指示する供給指示手段として
の供給指示装置10が設けられ、組立ラインの側には、
組み付けるべき部品を指示する部品指示手段としての部
品指示装置20が設けられている。加工ラインで生産さ
れた部品は、供給指示装置10の指示(供給指示情報)
により無人搬送車(AGV)30によって組立ラインに
搬送される。組立ラインに搬送された部品は、一時、後
述する部品棚に置かれる。組立ラインにおける部品の組
付け作業は、部品指示装置20の指示(部品指示情報)
により、その指示された部品を部品棚から取り出して行
われる。なお、供給指示装置10から出される供給指示
情報は、組立ラインに供給すべき、つまりピッキングす
べき部品を指示する情報(ピッキング指示情報)であっ
て、組立ラインの生産計画などに基づいて作成される。
また、部品指示装置20から出される部品指示情報は、
組み付けるべき部品を指示する情報(取付指示情報)で
あって、物品(エンジン)の仕様をもとにして作成され
る。
【0019】供給指示装置10はプログラマブルロジッ
クコントローラ(PLC)11を通じてシーケンサネッ
トワーク12と接続されている。このシーケンサネット
ワーク12には、加工ラインで生産された部品の品質履
歴情報を入力するための品質履歴入力手段としてのタッ
チパネル(T/P)13と、無人搬送車(AGV)30
に取り付けられた後述するIDプレートに情報を書き込
むためのリード/ライトヘッド14などが接続されてい
る。タッチパネル13で入力される品質履歴情報は、た
とえば、加工測定値(長さ、圧力など)、リペア履歴
(人が手直しをしたかどうかのリペアの有無)、および
テスト結果(リークテストの値など)からなり、ロット
単位で入力される。このようにロット単位で品質履歴情
報を入力するのは、個々の部品ごとではデータ量がぼう
大となり過ぎるためである。部品の品質履歴は同一ロッ
ト内ではあまり違わないため、このようにロット単位で
あっても、部品の品質履歴管理の点からは実用上十分で
ある。なお、リード/ライトヘッド14はアンテナで構
成されている(以下同様)。
【0020】無人搬送車30は、コンピュータ(CP
U)を内蔵し、載荷した部品の供給場所への経路を自分
で判断し、自走する機能を有している。また、この無人
搬送車30のおのおのには、第1データキャリアとして
のIDプレート(無人搬送車ID)31が取り付けられ
ている。IDプレート31はメモリを内蔵しており、リ
ード/ライトヘッド14を通じてそのメモリ情報を読み
書きすることができる。ここでは、ID書込みエリアに
空の無人搬送車30が来ると、供給指示装置10(およ
びPLC11)の指示により図示しないIDコントロー
ラが制御され、リード/ライトヘッド14を通じてその
無人搬送車30のIDプレート31に供給指示情報(ピ
ッキング指示情報)および品質履歴情報(ロット番号、
加工測定値、リペア履歴、テスト結果)を書き込むよう
にしている。書き込まれた無人搬送車ID31のメモリ
情報のデータ構成は、図2(A)に示すとおりである。
【0021】なお、ID情報が書き込まれた無人搬送車
30は、ピッキング場32に移動し、ここで、書き込ま
れた供給指示情報(ピッキング指示情報)に従って指示
された部品をピッキングした後、組立ラインのラインサ
イドにある供給場所へ移動し、ここで部品を脱荷し、そ
れから、もとのID書込みエリアに戻る。
【0022】部品指示装置20はプログラマブルロジッ
クコントローラ(PLC)21を通じてシーケンサネッ
トワーク22と接続されている。このシーケンサネット
ワーク12には、部品棚23のほか、組立ラインを流れ
る図示しないワークに取り付けられた第2データキャリ
アとしてのIDプレート(組立ラインID)40のメモ
リ情報を読み書きするためのリード/ライトヘッド2
4,25,26,27などが接続されている。つまり、
ここでは、組立ラインの物流管理の情報媒体として、I
Dシステム(データキャリアシステム)を採用して、シ
ステムの分散処理と情報の一元化を図っている。
【0023】部品棚23には、無人搬送車30で搬送さ
れてきた部品が種類別の専用棚にそれぞれ置かれてお
り、部品指示装置10(およびPLC11)からの指示
で、その指示された部品の置かれている棚の表示手段
(ランプ、LEDなど)23aが点灯(または点滅)す
るようになっている。作業者は、その点灯している棚の
部品を取り出して、ワークに組み付ければよい。
【0024】リード/ライトヘッド24は、無人搬送車
30のIDプレート31に書き込まれている品質履歴情
報を読み取るためのものであり、組立ラインのラインサ
イド(部品の供給場所)に設けられている。ここで読み
取られた品質履歴情報は部品指示装置20に送られる。
これにより、部品の品質履歴情報が供給指示装置10か
ら部品指示装置20へ受け渡されることになる。
【0025】リード/ライトヘッド25は、各ワークの
仕様に対応する部品指示情報(部品の取付指示情報)を
そのワークのIDプレート40に書き込むためのもので
あり、組立前の適当な位置に設けられている。
【0026】リード/ライトヘッド26は、ワークのI
Dプレート40に書き込まれているワーク情報(識別情
報など)を読み取り、また、そのワークに組み付ける
(または組み付けた)部品の品質履歴情報をそのIDプ
レート40に書き込むためのものであって、組立工程に
設けられている。このリード/ライトヘッド26は、実
際に部品の組付作業を行うステージごとに設けられてい
る。なお、ここで読み取ったワーク情報により、部品指
示装置20は、そのワークを識別し(仕様の特定)、次
に組み付けるべき部品を判断して、その組付部品の指示
情報を部品棚23に送ることになる。
【0027】リード/ライトヘッド27は、組立ライン
の最終工程にあって、ワークのIDプレート40のメモ
リ情報(各組付部品の品質履歴情報を含む)を読み取る
機能を有している。
【0028】ワークのIDプレート(組立ラインID)
40のメモリ情報のデータ構成は、図2(B)に示すと
おりであって、もととなるワークの固有情報(ワーク情
報、取付指示情報、リペア履歴、測定値、テスト結果)
のほか、そのワークに組み付けられる全部品a,b,
c,…の品質履歴情報(ロット番号、加工測定値、リペ
ア履歴、テスト結果)からなっている。各組付部品a,
b,c,…の品質履歴情報は、図2に矢印で示すよう
に、その部品の搬送時に無人搬送車ID31に書き込ま
れていた品質履歴情報と同一である。
【0029】次に、このシステムの作用をデータの流れ
に従って説明する。加工ラインで部品が生産されると、
作業者は、タッチパネル13で、その部品の品質履歴情
報(加工測定値、リペア履歴、テスト結果)をロット単
位で、つまりロット番号と一緒に入力する(図1の
)。入力された情報は、シーケンサネットワーク12
およびPLC11を経て供給指示装置10に上げられ
る。なお、加工された部品はピッキング場32に置かれ
る。
【0030】供給指示装置10は、次に供給すべき部品
の情報である供給指示情報(ピッキング指示情報)およ
びその部品の品質履歴情報を、リード/ライトヘッド1
4を通じて、これの書込みエリア内に来た無人搬送車3
0のIDプレート31に書き込む(図2(A)参照)
(図1の)。これが、無人搬送車30への載荷の指示
となる。
【0031】かかる情報が書き込まれた無人搬送車30
は、ピッキング場32へ移動する。ここでは、書き込ま
れた供給指示情報に従って、指示された部品がピッキン
グされ、無人搬送車30に載荷される。ピッキングが完
了すると、無人搬送車30は、ピッキング部品の供給場
所の経路を判断し、その供給場所へ移動し、部品を脱荷
する。部品の供給(脱荷)が完了すると、リード/ライ
トヘッド14の書込みエリアへ移動し、次の部品搬送作
業に備える。なお、無人搬送車30から供給された部品
は部品棚23に置かれる。
【0032】また、無人搬送車30が組立ラインの供給
場所に到着すると、上記の脱荷作業と共に、無人搬送車
30のIDプレート31に書き込まれている品質履歴情
報が、部品指示装置20により、リード/ライトヘッド
24を通じて読み取られる(図1の)。読み取った品
質履歴情報は、シーケンサネットワーク22およびPL
C21を経て部品指示装置20に上げられる。
【0033】部品指示装置20は、組立前の次に生産す
るエンジン(物品)のワークのIDプレート40に、組
み付けるべき部品の情報である部品指示情報(取付指示
情報)をリード/ライトヘッド25を通じて書き込む
(図1の)。
【0034】ワークは組立工程の各ステージを順次流れ
ていく間に所定の部品が組み付けられてエンジンとして
完成するが、その際、部品指示装置20は、各ステージ
において、リード/ライトヘッド26を通じてワークの
IDプレート40のメモリ情報(特にワーク情報)を読
み取り、組み付けるべき部品の指示情報を部品棚23に
出すとともに、その組付部品の品質履歴情報を同じくリ
ード/ライトヘッド26を通じて逐次書き込む(図1の
)。このように、実際に各部品を組み付ける段階でそ
の部品の品質履歴情報を書き込むことで、部品と品質履
歴情報の一体化がより緊密となり、間違いのない正確な
品質履歴管理が可能となる。
【0035】そして、組立ラインの最終工程で、リード
/ライトヘッド27を通じて、ワークのIDプレート4
0のメモリ情報(各組付部品の品質履歴情報を含む)を
読み取り、品質履歴情報を部品指示装置20に吸い上げ
る。こうして、完成されたエンジン(物品)ごとに、使
用されたすべての部品の品質履歴情報がそのエンジンの
識別情報と結び付けられて取得されることになる。この
とき、組立ラインの最終工程で品質履歴情報を読み取る
ので、常に、使用された部品すべての品質履歴情報の把
握ができ、漏れのない確実な品質履歴管理が可能とな
る。なお、ここで得られた情報は、好ましくは、適当な
記憶手段に保存されて、管理される。
【0036】したがって、本実施形態によれば、無人搬
送車30にIDプレート31を取り付けて、部品の品質
履歴情報が供給指示装置10から部品指示装置20へ受
け渡されるようにしたので、エンジン(物品)の組立て
に使用される全部品の品質履歴情報をその部品の加工か
らエンジン(物品)の完成に至るまで一元的に管理する
ことができ、問題発生時に、使用部品の品質履歴情報が
参照可能となり、問題解決の迅速、容易化を図ることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人部品供給指示システムの実施の一
形態を示す概略構成図である。
【図2】IDプレートのメモリ情報のデータ構成を示す
図である。
【符号の説明】
10…供給指示装置(供給指示手段) 13…タッチパネル(品質履歴入力手段) 20…部品指示装置(部品指示手段) 30…無人搬送車 31…IDプレート(第1データキャリア) 40…IDプレート(第2データキャリア)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工ラインで生産された部品について、
    無人搬送車(30)により物品の組立ラインに供給すべき部
    品を指示する供給指示手段(10)と、その組立ラインで前
    記物品に組み付けるべき部品を指示する部品指示手段(2
    0)とを有する無人部品供給指示システムにおいて、 前記供給指示手段(10)に前記部品の品質履歴情報を入力
    する品質履歴入力手段(13)と、 前記各無人搬送車(30)に取り付けられ、前記供給指示手
    段(10)により部品の供給指示情報および前記品質履歴情
    報が書き込まれる第1データキャリア(31)と、 前記各物品に取り付けられ、所定の情報を記憶して前記
    部品指示手段(20)とアクセスしながらその物品に付随し
    て移動する第2データキャリア(40)とを有し、 前記部品指示手段(20)は、前記組立ラインに到着した前
    記無人搬送車(30)の前記第1データキャリア(31)に記憶
    されている前記品質履歴情報を読み取り、部品の組付指
    示情報と共に前記第2データキャリア(40)に書き込むこ
    とを特徴とする無人部品供給指示システム。
  2. 【請求項2】 前記第2データキャリア(40)への前記品
    質履歴情報の書込みは、前記物品に組み付けるべき部品
    を指示するごとに逐次行われることを特徴とする請求項
    1記載の無人部品供給指示システム。
  3. 【請求項3】 前記第2データキャリア(40)に記憶され
    ている前記品質履歴情報は、前記組立ラインの最終工程
    で、その完成された物品の識別情報と共に読み取られる
    ことを特徴とする請求項1記載の無人部品供給指示シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記前記品質履歴情報はロット単位で管
    理されていることを特徴とする請求項1記載の無人部品
    供給指示システム。
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