JPH10179779A - 駐車場の消火設備 - Google Patents
駐車場の消火設備Info
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- JPH10179779A JPH10179779A JP35063696A JP35063696A JPH10179779A JP H10179779 A JPH10179779 A JP H10179779A JP 35063696 A JP35063696 A JP 35063696A JP 35063696 A JP35063696 A JP 35063696A JP H10179779 A JPH10179779 A JP H10179779A
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- JP
- Japan
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- parking
- spraying
- fire
- parking lot
- fire extinguishing
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】駐車場の消火設備において、火災車両を確実に
覆うことができ、車両火災を消火するのに、効率のよい
散布ヘッドの散布範囲を得るようにする。 【解決手段】車両ＭＣが駐車される駐車スペース２が複
数並設されてなる駐車場１に設備され、車両ＭＣに消火
剤を散布する散布ヘッド１６を有する消火設備であっ
て、前記散布ヘッド１６は、前記複数並設される駐車ス
ペース２の各々の間２ｂの上方にそれぞれ設けられるも
のであるとともに、前記複数並設される駐車スペース２
により形成される列３の両端３ａ、３ｂの上方にそれぞ
れ設けられるものであり、さらに、前記駐車スペース２
のそれぞれの大きさより大きな長方形の散布範囲を有す
る。
覆うことができ、車両火災を消火するのに、効率のよい
散布ヘッドの散布範囲を得るようにする。 【解決手段】車両ＭＣが駐車される駐車スペース２が複
数並設されてなる駐車場１に設備され、車両ＭＣに消火
剤を散布する散布ヘッド１６を有する消火設備であっ
て、前記散布ヘッド１６は、前記複数並設される駐車ス
ペース２の各々の間２ｂの上方にそれぞれ設けられるも
のであるとともに、前記複数並設される駐車スペース２
により形成される列３の両端３ａ、３ｂの上方にそれぞ
れ設けられるものであり、さらに、前記駐車スペース２
のそれぞれの大きさより大きな長方形の散布範囲を有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、駐車場における
車両火災を消火するために、該駐車場に設備される駐車
場の消火設備に関する。
車両火災を消火するために、該駐車場に設備される駐車
場の消火設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、駐車場には、該駐車場に駐車
される車両に火災が生じた場合に備えて、消火設備が備
えられている。この駐車場における消火設備は、その駐
車場の構造に応じて、火災車両に向けて消火剤を散布す
る散布ヘッド等を適宜配置して設け、車両火災発生の際
に該散布ヘッドより消火剤を火災車両に散布して車両火
災の消火を行うようになっている。
される車両に火災が生じた場合に備えて、消火設備が備
えられている。この駐車場における消火設備は、その駐
車場の構造に応じて、火災車両に向けて消火剤を散布す
る散布ヘッド等を適宜配置して設け、車両火災発生の際
に該散布ヘッドより消火剤を火災車両に散布して車両火
災の消火を行うようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】駐車場の消火設備にお
いては、駐車場の構造上、散布ヘッドの設置位置が制限
されることがある。特に、機械式駐車場の消火設備にお
いては、駐車場がその構成中に機械的可動部分を有して
いるので、その可動部分を避けて狭い空間に散布ヘッド
を設置しなければならない。
いては、駐車場の構造上、散布ヘッドの設置位置が制限
されることがある。特に、機械式駐車場の消火設備にお
いては、駐車場がその構成中に機械的可動部分を有して
いるので、その可動部分を避けて狭い空間に散布ヘッド
を設置しなければならない。
【０００４】また、従来の駐車場の消火設備において
は、個々の散布ヘッドの散布範囲が円形であるために、
これら円形の散布範囲を組み合わせても、それにより得
られる散布範囲によっては、長方形の車両を消火剤によ
り確実に覆うことは難しく、車両火災を効率よく消火す
ることが難しい。
は、個々の散布ヘッドの散布範囲が円形であるために、
これら円形の散布範囲を組み合わせても、それにより得
られる散布範囲によっては、長方形の車両を消火剤によ
り確実に覆うことは難しく、車両火災を効率よく消火す
ることが難しい。
【０００５】上記事情に鑑み、この発明は、駐車場の消
火設備において、火災車両を消火剤により確実に覆うこ
とができ、車両火災を効率よく消火することができるよ
うにすることである。
火設備において、火災車両を消火剤により確実に覆うこ
とができ、車両火災を効率よく消火することができるよ
うにすることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するこの
発明について述べれば、それは、請求項１においては、
車両が駐車される駐車スペースが複数並設されてなる駐
車場に設備され、前記駐車スペースに駐車される車両に
消火剤を散布する散布ヘッドを有する消火設備であっ
て、前記散布ヘッドは、前記複数並設される駐車スペー
スの各々の間の上方にそれぞれ設けられるものであると
ともに、前記複数並設される駐車スペースにより形成さ
れる駐車スペースの列の両端の上方にそれぞれ設けられ
るものであり、さらに、前記駐車スペースのそれぞれの
大きさより大きな長方形の散布範囲を有するものである
ことを特徴とする駐車場の消火設備である。
発明について述べれば、それは、請求項１においては、
車両が駐車される駐車スペースが複数並設されてなる駐
車場に設備され、前記駐車スペースに駐車される車両に
消火剤を散布する散布ヘッドを有する消火設備であっ
て、前記散布ヘッドは、前記複数並設される駐車スペー
スの各々の間の上方にそれぞれ設けられるものであると
ともに、前記複数並設される駐車スペースにより形成さ
れる駐車スペースの列の両端の上方にそれぞれ設けられ
るものであり、さらに、前記駐車スペースのそれぞれの
大きさより大きな長方形の散布範囲を有するものである
ことを特徴とする駐車場の消火設備である。
【０００７】また、請求項２においては、車両が駐車さ
れる駐車スペースが複数並設されてなる駐車場に設備さ
れ、前記駐車スペースに駐車される車両に消火剤を散布
する散布ヘッドを有する消火設備であって、前記散布ヘ
ッドは、前記複数並設される駐車スペースの各々の中央
直上にそれぞれ設けられるものであり、さらに、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有するものであることを特徴とする駐車場の消火
設備である。
れる駐車スペースが複数並設されてなる駐車場に設備さ
れ、前記駐車スペースに駐車される車両に消火剤を散布
する散布ヘッドを有する消火設備であって、前記散布ヘ
ッドは、前記複数並設される駐車スペースの各々の中央
直上にそれぞれ設けられるものであり、さらに、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有するものであることを特徴とする駐車場の消火
設備である。
【０００８】また、請求項３においては、前記散布ヘッ
ドが閉鎖型散布ヘッドであることを特徴とする請求項１
又は２に記載の駐車場の消火設備である。
ドが閉鎖型散布ヘッドであることを特徴とする請求項１
又は２に記載の駐車場の消火設備である。
【０００９】また、請求項４においては、前記駐車場
が、前記駐車スペースを一枚板よりなるパレット上に形
成し、該パレットを多層に設けてなる機械式の駐車場で
あり、前記散布ヘッドを前記パレットの下面に配置した
ことを特徴とする請求項３に記載の駐車場の消火設備で
ある。
が、前記駐車スペースを一枚板よりなるパレット上に形
成し、該パレットを多層に設けてなる機械式の駐車場で
あり、前記散布ヘッドを前記パレットの下面に配置した
ことを特徴とする請求項３に記載の駐車場の消火設備で
ある。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を説明す
る。
る。
【００１１】第１の実施の形態は、車両が駐車される駐
車スペースを複数並設してなる駐車場において、前記駐
車スペースに駐車される車両に消火剤を散布し、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有する散布ヘッドを、前記複数並設される駐車ス
ペースの各々の間の上方にそれぞれと、前記複数並設さ
れる駐車スペースにより形成される駐車スペースの列の
両端の上方にそれぞれ設ける。これにより、駐車される
車両に対して、その左右に大きな長方形の散布範囲を有
する散布ヘッドが配置されることとなり、車両火災に対
して、当該左右の２個の散布ヘッドから消火剤の散布が
なされ、その長方形の散布範囲により火災車両を確実に
覆うことができ、車両火災を効率よく消火することがで
きる。
車スペースを複数並設してなる駐車場において、前記駐
車スペースに駐車される車両に消火剤を散布し、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有する散布ヘッドを、前記複数並設される駐車ス
ペースの各々の間の上方にそれぞれと、前記複数並設さ
れる駐車スペースにより形成される駐車スペースの列の
両端の上方にそれぞれ設ける。これにより、駐車される
車両に対して、その左右に大きな長方形の散布範囲を有
する散布ヘッドが配置されることとなり、車両火災に対
して、当該左右の２個の散布ヘッドから消火剤の散布が
なされ、その長方形の散布範囲により火災車両を確実に
覆うことができ、車両火災を効率よく消火することがで
きる。
【００１２】第２の実施の形態は、車両が駐車される駐
車スペースを複数並設してなる駐車場において、前記駐
車スペースに駐車される車両に消火剤を散布し、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有する散布ヘッドを、前記複数並設される駐車ス
ペースの各々の中央直上にそれぞれ設ける。これによ
り、駐車される車両に対して、その中央直上に大きな長
方形の散布範囲を有する散布ヘッドが配置されることと
なり、車両火災に対して、当該中央直上の散布ヘッドか
ら消火剤の散布がなされ、その長方形の散布範囲により
火災車両を確実に覆うことができ、車両火災を効率よく
消火することができる。
車スペースを複数並設してなる駐車場において、前記駐
車スペースに駐車される車両に消火剤を散布し、前記駐
車スペースのそれぞれの大きさより大きな長方形の散布
範囲を有する散布ヘッドを、前記複数並設される駐車ス
ペースの各々の中央直上にそれぞれ設ける。これによ
り、駐車される車両に対して、その中央直上に大きな長
方形の散布範囲を有する散布ヘッドが配置されることと
なり、車両火災に対して、当該中央直上の散布ヘッドか
ら消火剤の散布がなされ、その長方形の散布範囲により
火災車両を確実に覆うことができ、車両火災を効率よく
消火することができる。
【００１３】第３の実施の形態は、前記散布ヘッドを閉
鎖型の散布ヘッドとする。
鎖型の散布ヘッドとする。
【００１４】第４の実施の形態は、前記駐車場を、前記
駐車スペースを一枚板よりなるパレット上に形成し、該
パレットを多層に設けてなる機械式の駐車場とし、それ
ぞれのパレットの下面に前記閉鎖型散布ヘッドを設け
る。これにより、それぞれのパレットの下面で熱気流を
受けることができ、それぞれの下面に設けられた閉鎖型
散布ヘッドが確実に作動する。
駐車スペースを一枚板よりなるパレット上に形成し、該
パレットを多層に設けてなる機械式の駐車場とし、それ
ぞれのパレットの下面に前記閉鎖型散布ヘッドを設け
る。これにより、それぞれのパレットの下面で熱気流を
受けることができ、それぞれの下面に設けられた閉鎖型
散布ヘッドが確実に作動する。
【００１５】
【実施例】この発明の実施例を添付図面に基づき説明を
する。尚、同一図面符合はその名称も機能も同一であ
る。
する。尚、同一図面符合はその名称も機能も同一であ
る。
【００１６】図１〜３に示すように、機械式駐車場１に
おいては、車両ＭＣが駐車される駐車スペース２がパレ
ット２ａ上に形成され、該パレット２ａを複数並設して
設けて駐車スペースの列３が形成され、さらに、該駐車
スペースの列３が多層に設けられている。なお、駐車ス
ペースの列３の側部には、レール４上を摺動する走行台
車５の搬送路が設けられ、又、この搬送路６はエレベー
タ８の垂直路９に連設されている。
おいては、車両ＭＣが駐車される駐車スペース２がパレ
ット２ａ上に形成され、該パレット２ａを複数並設して
設けて駐車スペースの列３が形成され、さらに、該駐車
スペースの列３が多層に設けられている。なお、駐車ス
ペースの列３の側部には、レール４上を摺動する走行台
車５の搬送路が設けられ、又、この搬送路６はエレベー
タ８の垂直路９に連設されている。
【００１７】駐車スペース２に駐車される車両ＭＣに消
火剤を散布する閉鎖型散布ヘッド１６が、前記駐車スペ
ース２の各々の間２ｂの中央上方にそれぞれ位置して、
さらに、前記駐車スペースの列３の両端３ａ、３ｂの中
央上方にそれぞれ位置して設けられている。
火剤を散布する閉鎖型散布ヘッド１６が、前記駐車スペ
ース２の各々の間２ｂの中央上方にそれぞれ位置して、
さらに、前記駐車スペースの列３の両端３ａ、３ｂの中
央上方にそれぞれ位置して設けられている。
【００１８】なお、最上層の駐車スペース２に駐車され
る車両ＭＣに対しても、消火剤を散布するために、閉鎖
型散布ヘッド１６ａを駐車場１の天井面１ａに、前記閉
鎖型散布ヘッド１６の設置に位置に倣って設置してあ
る。
る車両ＭＣに対しても、消火剤を散布するために、閉鎖
型散布ヘッド１６ａを駐車場１の天井面１ａに、前記閉
鎖型散布ヘッド１６の設置に位置に倣って設置してあ
る。
【００１９】この閉鎖型散布ヘッド１６から散布する消
火剤の原料としては、泡消火薬剤、例えば、たん白泡消
火薬剤や界面泡消火薬剤等を用いてもよいが、本実施例
においては、水成膜泡消火薬剤を用いる。なお、この水
成膜泡消火薬剤としては、例えば、「ライトウォーター
（商品名−スリーエム社（米国）ほか）」、「メガフォ
ームＦ−６２３（商品名−大日本インキ化学工業株式会
社）」等を用いる。これらの泡消火薬剤は、フッ素系界
面活性剤の他、起泡安定剤、水溶性高分子、凍結抑止剤
等からなり、たん白泡消火薬剤や界面泡消火薬剤に比べ
３〜４倍の消火効果を発揮する。
火剤の原料としては、泡消火薬剤、例えば、たん白泡消
火薬剤や界面泡消火薬剤等を用いてもよいが、本実施例
においては、水成膜泡消火薬剤を用いる。なお、この水
成膜泡消火薬剤としては、例えば、「ライトウォーター
（商品名−スリーエム社（米国）ほか）」、「メガフォ
ームＦ−６２３（商品名−大日本インキ化学工業株式会
社）」等を用いる。これらの泡消火薬剤は、フッ素系界
面活性剤の他、起泡安定剤、水溶性高分子、凍結抑止剤
等からなり、たん白泡消火薬剤や界面泡消火薬剤に比べ
３〜４倍の消火効果を発揮する。
【００２０】また、この閉鎖型散布ヘッド１６は、図示
はしないが、前記水成膜泡消火薬剤と消火用水を混合し
てなる泡水溶液を散布するための構成を備えた配管系に
接続されている。この配管系は、消火用水が収容される
水槽や、前記水成膜泡消火薬剤が収容される原液タンク
や、消火用水を圧送するためのポンプ、さらには、圧送
される消火用水の水圧を調整する圧力調整弁や、消火用
水と水成膜泡消火薬剤とを混合する混合器、等により構
成されている。
はしないが、前記水成膜泡消火薬剤と消火用水を混合し
てなる泡水溶液を散布するための構成を備えた配管系に
接続されている。この配管系は、消火用水が収容される
水槽や、前記水成膜泡消火薬剤が収容される原液タンク
や、消火用水を圧送するためのポンプ、さらには、圧送
される消火用水の水圧を調整する圧力調整弁や、消火用
水と水成膜泡消火薬剤とを混合する混合器、等により構
成されている。
【００２１】さらに、この閉鎖型散布ヘッド１６は、図
４に示すように、前記駐車スペース２の大きさより大き
な長方形の散布範囲ＡＲ１、ＡＲ２を有するものであ
る。
４に示すように、前記駐車スペース２の大きさより大き
な長方形の散布範囲ＡＲ１、ＡＲ２を有するものであ
る。
【００２２】この閉鎖型散布ヘッド１６は、前記駐車ス
ペース２の大きさより大きな長方形の散布範囲を有する
ものであればよいが、本実施例においては、以下に示す
ように構成されるヘッドを用いる。
ペース２の大きさより大きな長方形の散布範囲を有する
ものであればよいが、本実施例においては、以下に示す
ように構成されるヘッドを用いる。
【００２３】即ち、閉鎖型散布ヘッド１６は、図５〜７
に示すように、放出口１９を閉鎖する弁体１８と、該弁
体１８を放出口１９に押し付ける熱容量の小さい速動型
の火災感知作動部材２０と、アーム２１に固定されたデ
フレクタ２２とを備えている。
に示すように、放出口１９を閉鎖する弁体１８と、該弁
体１８を放出口１９に押し付ける熱容量の小さい速動型
の火災感知作動部材２０と、アーム２１に固定されたデ
フレクタ２２とを備えている。
【００２４】弁体１８は、パッキン２３を介して放出口
１９に圧接されている。火災感知作動部材２０は、ガラ
ス管２０ｂと、該ガラス管２０ｂに封入されたアルコー
ル２０ａとからなるグラスバルブで、熱によりアルコー
ル２０ａが膨張すると、ガラス管２０ｂが破損し、弁体
１８の支持機能を失う。このときグラスバルブの大きさ
によって熱応答性が異なり、細型となることによって速
動型となる。
１９に圧接されている。火災感知作動部材２０は、ガラ
ス管２０ｂと、該ガラス管２０ｂに封入されたアルコー
ル２０ａとからなるグラスバルブで、熱によりアルコー
ル２０ａが膨張すると、ガラス管２０ｂが破損し、弁体
１８の支持機能を失う。このときグラスバルブの大きさ
によって熱応答性が異なり、細型となることによって速
動型となる。
【００２５】デフレクタ２２は、長方形平板で、その中
央の衝突部２４の外周部には、案内部２６ａ〜２６ｃ、
２８ａ、２８ｂ、及び、スリット２５ａ〜２５ｃ、２７
ａ、２７ｂが形成されている。
央の衝突部２４の外周部には、案内部２６ａ〜２６ｃ、
２８ａ、２８ｂ、及び、スリット２５ａ〜２５ｃ、２７
ａ、２７ｂが形成されている。
【００２６】各スリット２５ａ〜２５ｃ、２７ａ、２７
ｂは、それぞれデフレクタ２２の中心Ｏを通る直線上に
位置し、隣り合うスリット同士は互いに放射状に配設さ
れている。長方形平板の長辺Ｌ側のスリット２７ａ、２
７ｂは、短辺Ｓ側のスリット２５ａ〜２５ｃのそれより
短く形成されているが、このスリットの深さや幅は必要
に応じて適宜選択される。
ｂは、それぞれデフレクタ２２の中心Ｏを通る直線上に
位置し、隣り合うスリット同士は互いに放射状に配設さ
れている。長方形平板の長辺Ｌ側のスリット２７ａ、２
７ｂは、短辺Ｓ側のスリット２５ａ〜２５ｃのそれより
短く形成されているが、このスリットの深さや幅は必要
に応じて適宜選択される。
【００２７】該長方形の短辺Ｓ側の案内部２６ａ、２６
ｂの先端は、該短辺Ｓ上に位置している。該長方形の長
辺Ｌ側の中央部が凹状となっており、中央案内部２８
ａ、２８ｂの長さはその両端の対角案内部２６ｃ、２６
ｃのそれより短くなっている。これは、該案内部２８
ａ、２８ｂの案内方向の飛散距離を抑えるためである。
ｂの先端は、該短辺Ｓ上に位置している。該長方形の長
辺Ｌ側の中央部が凹状となっており、中央案内部２８
ａ、２８ｂの長さはその両端の対角案内部２６ｃ、２６
ｃのそれより短くなっている。これは、該案内部２８
ａ、２８ｂの案内方向の飛散距離を抑えるためである。
【００２８】このデフレクタ２２では、短辺Ｓ側の案内
部２６ａ、２６ｂ、及び長辺Ｌ側の対角案内部２６ｃ
が、長辺Ｌ側の案内部２８ａ、２８ｂより長いので、案
内部２６ａ〜２６ｃ方向の飛散距離が案内部２８ａ、２
８ｂに比べて長くなり、全体として、長方形の散布範囲
を形成する。
部２６ａ、２６ｂ、及び長辺Ｌ側の対角案内部２６ｃ
が、長辺Ｌ側の案内部２８ａ、２８ｂより長いので、案
内部２６ａ〜２６ｃ方向の飛散距離が案内部２８ａ、２
８ｂに比べて長くなり、全体として、長方形の散布範囲
を形成する。
【００２９】なお、２９は、アーム２１にデフレクタ２
２とグラスバルブ２０とを取り付けるための固着部材
で、この部材２９は、噴霧時にデフレクタ２２上に突出
するので、コーンの役割を果たす。
２とグラスバルブ２０とを取り付けるための固着部材
で、この部材２９は、噴霧時にデフレクタ２２上に突出
するので、コーンの役割を果たす。
【００３０】次に、この実施例の作動について説明す
る。
る。
【００３１】駐車場１に駐車される車両ＭＣに火災が発
生すると、その火災による熱気流がパレット２ａの下面
まで上昇し、下面に沿って左右に分かれた熱気流をが閉
鎖型散布ヘッド１６に至ると、該閉鎖型散布ヘッド１６
はその熱気流による熱を受けて、熱容量の小さいグラス
バルブ２０ｂ内のアルコール２０ａが膨張してガラス管
２０ｂが速く破損するとともに、弁体１８が落下する。
これにより、放出口１９が開き、図示しない配管系から
供給される消火用水と泡水成膜消火薬剤とを混合してな
る泡水溶液を放出する。このように、車両ＭＣからの熱
気流は、バレット２ａにより左右に広がり、左右のヘッ
ド１６から消火剤を放出するので、車両ＭＣを効果的に
覆うとともに、隣接する車両への火災拡大の防止効果も
大きい。
生すると、その火災による熱気流がパレット２ａの下面
まで上昇し、下面に沿って左右に分かれた熱気流をが閉
鎖型散布ヘッド１６に至ると、該閉鎖型散布ヘッド１６
はその熱気流による熱を受けて、熱容量の小さいグラス
バルブ２０ｂ内のアルコール２０ａが膨張してガラス管
２０ｂが速く破損するとともに、弁体１８が落下する。
これにより、放出口１９が開き、図示しない配管系から
供給される消火用水と泡水成膜消火薬剤とを混合してな
る泡水溶液を放出する。このように、車両ＭＣからの熱
気流は、バレット２ａにより左右に広がり、左右のヘッ
ド１６から消火剤を放出するので、車両ＭＣを効果的に
覆うとともに、隣接する車両への火災拡大の防止効果も
大きい。
【００３２】なお、この泡水溶液は、閉鎖型散布ヘッド
５１に供給される際に、図示しない配管系における調圧
機能により所定圧に調整される。
５１に供給される際に、図示しない配管系における調圧
機能により所定圧に調整される。
【００３３】放出口１９から放出される泡水溶液は、固
定部材２９及びデフレクタ２２の衝突部２４に衝突し、
案内部により制御されながら飛散する。
定部材２９及びデフレクタ２２の衝突部２４に衝突し、
案内部により制御されながら飛散する。
【００３４】このとき、閉鎖型散布ヘッド５１には、起
泡手段を設けておらず、かつ、泡水溶液も低発泡性なの
で、該泡水溶液はほとんど泡立つことがなく液滴の状態
で飛散する。そのため、泡状で飛散する場合に比べて大
幅にその飛距離を伸ばすことができるので、消火範囲を
拡大することができる。
泡手段を設けておらず、かつ、泡水溶液も低発泡性なの
で、該泡水溶液はほとんど泡立つことがなく液滴の状態
で飛散する。そのため、泡状で飛散する場合に比べて大
幅にその飛距離を伸ばすことができるので、消火範囲を
拡大することができる。
【００３５】即ち、デフレクタ２２に衝突した泡水溶液
は液滴となって直接分散し、案内部２６ａ〜２６ｃ、２
８ａ、２８ｂに案内されながら、それぞれ矢印Ｘ方向に
飛散するが、各案内部２６ａ〜２６ｃは案内部２８ａ、
２８ｂに比べて長いので、その飛距離は前者の方が長
く、即ち、遠くまで飛ぶ。
は液滴となって直接分散し、案内部２６ａ〜２６ｃ、２
８ａ、２８ｂに案内されながら、それぞれ矢印Ｘ方向に
飛散するが、各案内部２６ａ〜２６ｃは案内部２８ａ、
２８ｂに比べて長いので、その飛距離は前者の方が長
く、即ち、遠くまで飛ぶ。
【００３６】また、スリット２５ａ〜２５ｃ、２７ａ、
２７ｂからも泡水溶液が矢印Ｚ方向に落下するが、その
飛距離は、前記案内部２６ａ〜２６ｃ、２８ａ、２８ｂ
に比べて短い。このデフレクタ２２により形成される散
布範囲は、図４に示す様に、例えば、斜線で示す散布範
囲ＡＲ１、ＡＲ２のように長方形状となり、火災車両Ｍ
Ｃを、その左右から覆う散布範囲を形成する。なお、散
布範囲ＡＲ１、ＡＲ２の両者の間に隙間ができないよう
にするため、その一部ＡＲ３を重複させるようにしてあ
る。
２７ｂからも泡水溶液が矢印Ｚ方向に落下するが、その
飛距離は、前記案内部２６ａ〜２６ｃ、２８ａ、２８ｂ
に比べて短い。このデフレクタ２２により形成される散
布範囲は、図４に示す様に、例えば、斜線で示す散布範
囲ＡＲ１、ＡＲ２のように長方形状となり、火災車両Ｍ
Ｃを、その左右から覆う散布範囲を形成する。なお、散
布範囲ＡＲ１、ＡＲ２の両者の間に隙間ができないよう
にするため、その一部ＡＲ３を重複させるようにしてあ
る。
【００３７】また、前記の如く閉鎖型散布ヘッド１６よ
り散布される泡水溶液は、火炎の中に直接飛び込み、燃
料の表面に到着するので、該燃料の表面には容易に水成
膜が形成されるとともに、この水成膜は拡張されて燃料
全体を覆い窒息消火させる。この水成膜の広がり方は非
常に迅速で、燃料表面の隅々にまで及ぶので、効果的な
消火を行うことができる。
り散布される泡水溶液は、火炎の中に直接飛び込み、燃
料の表面に到着するので、該燃料の表面には容易に水成
膜が形成されるとともに、この水成膜は拡張されて燃料
全体を覆い窒息消火させる。この水成膜の広がり方は非
常に迅速で、燃料表面の隅々にまで及ぶので、効果的な
消火を行うことができる。
【００３８】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、上記実施例は、駐車スペース２を形成
するパレット２ａを多層に設けてなる機械式駐車場を例
に説明したが、駐車スペースを並設してなる駐車場であ
れば、平面型の駐車場に、本発明に係る消火設備を設け
てもよい。
るものではなく、上記実施例は、駐車スペース２を形成
するパレット２ａを多層に設けてなる機械式駐車場を例
に説明したが、駐車スペースを並設してなる駐車場であ
れば、平面型の駐車場に、本発明に係る消火設備を設け
てもよい。
【００３９】また、前記閉鎖型散布ヘッド１６に代え
て、開放型散布ヘッドを用いてもよい。ただし、この場
合には、火災感知ヘッドを適宜位置に設け、対応する選
択弁を配管に設ける必要がある。さらに、個々の車両の
火災感知が行えれば、その信号に基づいて選択弁を操作
してもよい。
て、開放型散布ヘッドを用いてもよい。ただし、この場
合には、火災感知ヘッドを適宜位置に設け、対応する選
択弁を配管に設ける必要がある。さらに、個々の車両の
火災感知が行えれば、その信号に基づいて選択弁を操作
してもよい。
【００４０】また、前記閉鎖型ヘッド１６の設置位置
を、前記に代えて、図９に示す様に、閉鎖型ヘッド１６
ｂを駐車スペース２の中央直上に設けてもよい。この場
合、該閉鎖型ヘッド１６ｂは、パレット２ｂの下面に設
けるようにする。これにより、駐車スペース２に対し
て、散布範囲ＡＲ４の如き散布範囲を得ることができ、
駐車スペース２に駐車される車両ＭＣを長方形の散布範
囲ＡＲ４により確実に覆うことができる。この配置を前
記実施例と組み合わせ、最上段のみこの配置とすること
が、設備として（火災後の復旧時などを含め）に効率的
である。
を、前記に代えて、図９に示す様に、閉鎖型ヘッド１６
ｂを駐車スペース２の中央直上に設けてもよい。この場
合、該閉鎖型ヘッド１６ｂは、パレット２ｂの下面に設
けるようにする。これにより、駐車スペース２に対し
て、散布範囲ＡＲ４の如き散布範囲を得ることができ、
駐車スペース２に駐車される車両ＭＣを長方形の散布範
囲ＡＲ４により確実に覆うことができる。この配置を前
記実施例と組み合わせ、最上段のみこの配置とすること
が、設備として（火災後の復旧時などを含め）に効率的
である。
【００４１】
【発明の効果】この発明は、上記の如く構成したので、
並設される複数の駐車スペースの各々の間の上方にそれ
ぞれと、並設される複数の駐車スペースにより形成され
る列の両端の上方にそれぞれ設けられた散布ヘッドが設
けられていることにより、駐車スペースに駐車される車
両に対して、その左右に大きな長方形の散布範囲を有す
る散布ヘッドが配置されることとなり、車両火災に対し
て、当該左右の２個の散布ヘッドから消火剤の散布がな
され、その長方形の散布範囲により火災車両を確実に覆
うことができ、車両火災を効率よく消火することができ
る。
並設される複数の駐車スペースの各々の間の上方にそれ
ぞれと、並設される複数の駐車スペースにより形成され
る列の両端の上方にそれぞれ設けられた散布ヘッドが設
けられていることにより、駐車スペースに駐車される車
両に対して、その左右に大きな長方形の散布範囲を有す
る散布ヘッドが配置されることとなり、車両火災に対し
て、当該左右の２個の散布ヘッドから消火剤の散布がな
され、その長方形の散布範囲により火災車両を確実に覆
うことができ、車両火災を効率よく消火することができ
る。
【００４２】また、並設される複数の駐車スペースの中
央直上にそれぞれ散布ヘッドが設けられていることによ
り、駐車スペースに駐車される車両に対して、その中央
直上に大きな長方形の散布範囲を有する散布ヘッドが配
置されることとなり、車両火災に対して、当該中央直上
の散布ヘッドから消火剤の散布がなされ、その長方形の
散布範囲により火災車両を確実に覆うことができ、車両
火災を効率よく消火することができる。
央直上にそれぞれ散布ヘッドが設けられていることによ
り、駐車スペースに駐車される車両に対して、その中央
直上に大きな長方形の散布範囲を有する散布ヘッドが配
置されることとなり、車両火災に対して、当該中央直上
の散布ヘッドから消火剤の散布がなされ、その長方形の
散布範囲により火災車両を確実に覆うことができ、車両
火災を効率よく消火することができる。
【００４３】さらに、駐車場が機械式の駐車場とされ、
駐車スペースが一枚板よりなるパレット上に形成され、
該パレットが多層に設けられ、それぞれのパレットの下
面に閉鎖型散布ヘッドを設けられていることにより、そ
れぞれのパレットの下面で熱気流を受けることができ、
それぞれの下面に設けられた閉鎖型散布ヘッドが確実に
作動する。
駐車スペースが一枚板よりなるパレット上に形成され、
該パレットが多層に設けられ、それぞれのパレットの下
面に閉鎖型散布ヘッドを設けられていることにより、そ
れぞれのパレットの下面で熱気流を受けることができ、
それぞれの下面に設けられた閉鎖型散布ヘッドが確実に
作動する。
【図１】この発明の実施例の駐車場の消火設備を示す平
面図である。
面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線縮小断面図である。
【図４】この発明の実施例における散布ヘッドによる消
火剤の散布状況を示す平面図である。
火剤の散布状況を示す平面図である。
【図５】この発明の実施例における閉鎖型散布ヘッドの
正面図である。
正面図である。
【図６】この発明の実施例における閉鎖型散布ヘッドの
デフレクタの平面図である。
デフレクタの平面図である。
【図７】この発明の実施例における閉鎖型散布ヘッドの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図８】この発明の実施例における閉鎖型散布ヘッドの
散布時の状態を示す縦断面図である。
散布時の状態を示す縦断面図である。
【図９】この発明の他の実施例を示す上記図４に相当す
る図である。
る図である。
１ 駐車場 ２ 駐車スペース ２ａ パレット ２ｂ 間 ３ 駐車スペースの列 ３ａ、３ｂ 駐車スペースの列の両端 １６ 散布ヘッド
Claims (4)
- 【請求項１】車両が駐車される駐車スペースが複数並設
されてなる駐車場に設備され、前記駐車スペースに駐車
される車両に消火剤を散布する散布ヘッドを有する消火
設備であって、 前記散布ヘッドは、前記複数並設される駐車スペースの
各々の間の上方にそれぞれ設けられるものであるととも
に、前記複数並設される駐車スペースにより形成される
駐車スペースの列の両端の上方にそれぞれ設けられるも
のであり、さらに、前記駐車スペースのそれぞれの大き
さより大きな長方形の散布範囲を有するものであること
を特徴とする駐車場の消火設備。 - 【請求項２】車両が駐車される駐車スペースが複数並設
されてなる駐車場に設備され、前記駐車スペースに駐車
される車両に消火剤を散布する散布ヘッドを有する消火
設備であって、 前記散布ヘッドは、前記複数並設される駐車スペースの
各々の中央直上にそれぞれ設けられるものであり、さら
に、前記駐車スペースのそれぞれの大きさより大きな長
方形の散布範囲を有するものであることを特徴とする駐
車場の消火設備。 - 【請求項３】前記散布ヘッドが閉鎖型散布ヘッドである
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の駐車場の消火
設備。 - 【請求項４】前記駐車場が、前記駐車スペースを一枚板
よりなるパレット上に形成し、該パレットを多層に設け
てなる機械式の駐車場であり、前記散布ヘッドを前記パ
レットの下面に配置したことを特徴とする請求項３に記
載の駐車場の消火設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35063696A JPH10179779A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 駐車場の消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35063696A JPH10179779A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 駐車場の消火設備 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004274752A Division JP4006738B2 (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 駐車場の消火設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179779A true JPH10179779A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18411827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35063696A Pending JPH10179779A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 駐車場の消火設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179779A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11197264A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Nohmi Bosai Ltd | 消火設備 |
| JP2006075644A (ja) * | 2005-12-05 | 2006-03-23 | Nohmi Bosai Ltd | 消火設備 |
| CN105214244A (zh) * | 2015-09-09 | 2016-01-06 | 重庆杰渝建筑机械有限公司 | 车库消防节能装置 |
| CN111603706A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-09-01 | 芜湖纳川消防工程有限公司 | 一种用于地下车库的智慧消防控制系统和方法 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35063696A patent/JPH10179779A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11197264A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Nohmi Bosai Ltd | 消火設備 |
| JP2006075644A (ja) * | 2005-12-05 | 2006-03-23 | Nohmi Bosai Ltd | 消火設備 |
| CN105214244A (zh) * | 2015-09-09 | 2016-01-06 | 重庆杰渝建筑机械有限公司 | 车库消防节能装置 |
| CN111603706A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-09-01 | 芜湖纳川消防工程有限公司 | 一种用于地下车库的智慧消防控制系统和方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040825 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040922 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041004 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20041112 |