JPH10179520A - 視線検出方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

視線検出方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH10179520A
JPH10179520A JP8357167A JP35716796A JPH10179520A JP H10179520 A JPH10179520 A JP H10179520A JP 8357167 A JP8357167 A JP 8357167A JP 35716796 A JP35716796 A JP 35716796A JP H10179520 A JPH10179520 A JP H10179520A
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eye
line
gaze
detection
sight
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JP8357167A
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Takashi Arai
崇 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線検出精度の向上及び視線検出不能の確率
の大幅な低減を図った視線検出方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 左右両眼の視線を検出する視線検出用イ
メージセンサー1916により検出した視線検出データ
のうち、信頼性が高い方の視線検出データを利用するよ
うに主制御回路1910により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置に具備される視線検出方法及び装置並びにこれ
ら視線検出方法及び装置に使用する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、ビデオカメラのファインダ
ー画面に、例えばズーム/フェード等の機能を意味する
指標を表示し、それを視線で選択させたり、オートフォ
ーカスの位置を視線で選択させたりする、いわゆる視線
入力装置を既に提案している。この視線入力機能の視線
検出方法の原理を以下に説明する。
【0003】図14は視線検出方法の原理を説明するた
めの平面図、図15は視線検出方法の原理を説明するた
めの側面図である。両図において、1404a,140
4bは観察者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイ
オード(IRED)等の光源で、各光源1404a,1
404bは結像レンズ1407の光軸に対してx方向
(水平方向)に略対称に(図14参照)、また、y方向
(垂直方向)にはやや下側に(図15参照)配置され、
観察者の目1405を発散照明している。観察者の目1
405で反射した照明光の一部は、結像レンズ1407
によって視線検出用イメージセンサー1408に結像す
る。図16は視線検出用イメージセンサー1408に投
影される観察者の目1405の像の概略図、図17は視
線検出用イメージセンサー1408の出力強度図であ
る。
【0004】以下、各図を用いて視線検出方法を説明す
る。
【0005】まず、水平面で考えると、図14において
一方の光源1404bより放射された赤外光は、観察者
の目1405の角膜1406を照明する。このとき角膜
1406の表面で反射した赤外光により形成された角膜
反射像d(虚像)は結像レンズ1407により集光さ
れ、視線検出用イメージセンサー1408上の位置d′
に結像する。同様に他方の光源1404aより放射され
た赤外光は、観察者の目1405の角膜1406を照明
する。このとき角膜1406の表面で反射した赤外光に
より形成された角膜反射像e(虚像)は結像レンズ14
07により集光され、視線検出用イメージセンサー14
08上の位置e′に結像する。
【0006】また、観察者の目1405の虹彩1403
の端部a,b(瞳孔エッジ1402)からの光束は、結
像レンズ1407を介して視線検出用イメージセンサー
1408上の位置a′,b′に虹彩1403の端部a,
bの像を結像する。結像レンズ1407の光軸に対する
観察者の目1405の光軸の回転角θが小さい場合、虹
彩1403の端部a,bのx座標をxa,xbとする
と、xa,xbは視線検出用イメージセンサー1408
上で多数点求めることができる(図16中の×印)。そ
こで、まず、円の最小自乗法にて観察者の目1405の
瞳孔1401の中心xcを算出する。
【0007】一方、観察者の目1405の角膜1406
の曲率半径rcの中心(角膜曲率中心)oのx座標をx
oとすると、観察者の目1405の光軸に対する回転角
θxは、下記(1)式により求めることができる。
【0008】 oc×sinθx=xc−xo … (1) また、角膜反射像dとeの中点kに所定の補正値δxを
考慮して下記(2)式によりxoを求めることができ
る。
【0009】xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx … (2) ここで、δxは装置の設置方法/目1405の距離等か
ら幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省
略する。
【0010】よって、上記(1)式を(2)式に代入し
て下記(3)式によりθxを求めることができる。
【0011】 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc] … (3) 更に、視線検出用イメージセンサー1408上に投影さ
れた各々の特徴点の座標を、「′」(ダッシュ)を付け
て書き替えると下記(4)式となる。
【0012】 θx=arcsin[[xc′−{(xd′+xe′)/2+δx′}]/o c/β] … (4) ここで、βは結像レンズ1407に対する観察者の目1
405の距離szeにより決まる倍率で、実際は角膜反
射像e,dの間隔|xd′−xe′|の関数として求め
られる。
【0013】次に垂直面で考えると、図15のような構
成になる。ここで2個の光源1404a,1404bに
より生じる角膜反射像は同位置に発生し、これをiとす
る。観察者の目1405の回転角θyの算出方法は、上
述した水平面のときとほぼ同一であるが、(2)式のみ
異なり、角膜曲率中心oのy座標をyoとすると、yo
は下記(5)式により求めることができる。
【0014】yo=yi+δy … (5) ここで、δyは装置の設置方法/目1405の距離等か
ら幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省
略する。
【0015】よって、垂直方向の回転角θyは、下記
(6)式により求めることができる。 θy=arcsin[[yc′−(yi′+δy′)]/oc/β] … ( 6) 更に、ビデオカメラのファインダー画面上の位置座標
(xn,yn)は、ファインダー光学系で決まる定数m
を用いると、水平面上及び垂直面上それぞれ、下記値
(7)式及び(8)式となる。
【0016】 xn=m×arcsin[[xc′−{(xd′+xe′)/2+δx′}] /oc/β] … (7) yn=m×arcsin[[yc′−(yi′+δy′)]/oc/β] … (8) 図17で明らかなように、瞳孔エッジ1402の検出
は、視線検出用イメージセンサー1408の出力波形の
立ち上がり(xb′)、立ち下がり(xa′)を利用す
る。また、角膜反射像e,dの座標は鋭い立ち上がり部
(xe′)、(xd′)を利用する。
【0017】次に視線検出機能を有するヘッドマウント
ディスプレイユニット(以下、HMDユニットと記述す
る)を用いたビデオカメラについて説明する。
【0018】図18はHMDユニットを用いたビデオカ
メラの使用状態を示す外観図であり、同図中、1801
はHMDユニット、1802はHMDユニット1801
を観察者1805に装着するためのフレーム、1803
はビデオカメラ、1804はビデオカメラ1803とH
MDユニット1801を接続する接続線、1805は観
察者である。
【0019】ここで、HMDユニット1801は両目用
に一対あり、眼鏡フレームタイプの支持部材により覆わ
れ、フレーム1802により両目の近傍に配置されるよ
うに観察者1805の顔に固定することができる。HM
Dユニット1801はLCD(液晶表示器)等の表示ユ
ニットとその拡大光学系及び視線検出系を含み、両目で
映像を確認することができると共に、観察者1805の
視線を検出することによって、観察者1805が映像の
どこを見ているかを認識することが可能である。また、
HMDユニット1801は接続線1804を介してビデ
オカメラ1803と電気的に接続されており、HMDユ
ニット1801により映像をモニターできるシステムに
なっている。これにより、ビデオカメラ1803を所定
の位置に固定することで、カメラを構えることなく手ぶ
らでの撮影が可能となる。
【0020】図19はビデオカメラのファインダー光学
系の構成及び回路構成を示すブロック図、図20はプリ
ズム周りの側面図である。
【0021】まず、ファインダー光学系について説明す
る。図19において、1901は後述するLCD(液晶
表示素子)の映像を拡大するための特殊プリズムで、第
1の光学作用面a、第2の光学作用面b及び第3の光学
作用面cを有している。第2の光学作用面bには反射層
がアルミ蒸着等によりコーティングされている。190
2はLCD(液晶表示素子)で、映像の表示を行うもの
である。このLCD1902からの光は第3の光学作用
面cで屈折透過し、第1の光学作用面aで全反射し、第
2の光学作用面bの反射層で反射し、再び第1の光学作
用面aを屈折透過し、観察者の視度に適合した広がり角
(収束角、平行)の光束となり、観察者の目1903側
に射出する。
【0022】ここで、観察者の目1903の中心ととL
CD1902の中心とを結ぶ線を基本光軸として示して
いる。観察者の視度に対する調整は、LCD1902を
特殊プリズム1901の光軸に沿って平行移動すること
によって行うことができる。特殊プリズム1901は像
性能と歪みを補正し、テレセントリックな系とするため
に、3つの光学作用面a〜cをそれぞれ回転対称軸を有
しない3次元曲面で構成するのが望ましく、ここでは、
基本光軸を含み紙面に平行な平面にのみ対称な曲面構造
をなしている。また、本光学系においては、主に反射系
にて拡大を行っているため色収差は非常に少ない。
【0023】次に視線検出系について説明する。図19
において、視線検出系は、観察者の目1903に赤外光
を照射する赤外発光ダイオード1918,1919、赤
外光を集光する結像レンズ1917a,1917b、こ
れら結像レンズ1917a,1917bにより集光され
た赤外光を電気信号に変換する視線検出用イメージセン
サー1916、このイメージセンサー1916上の観察
者の目1903の像を基に、観察者のLCD1902上
の注視点を求める注視点検出回路1908を有してい
る。一方の赤外発光ダイオード1918(裸眼用2
個)、または他方の赤外発光ダイオード1919(眼鏡
用2個)から発した光は、視線検出系の光軸とは異なる
方向からの観察者の目1903を照明する。
【0024】この照明光は観察者の角膜、瞳孔で反射散
乱され、角膜で反射した光は角膜反射像を形成し、瞳孔
で反射散乱された光は瞳孔像を形成する。これらの光
は、第2の光学作用面bに設けられた開口部(透過部)
1922を通して、結像レンズ1917a,1917b
によりイメージセンサー1916上に結像される。イメ
ージセンサー1916から得られる観察者の目1903
の画像は、上述した視線検出原理によって構成された注
視点検出回路1908によって注視点データを主制御回
路1910へ出力することができる。
【0025】ここで、結像レンズ系は2枚の結像レンズ
1917a,1917bにより構成されているが、特に
一方の結像レンズ1917aは楔形状をしたレンズで、
これにより結像レンズ系を少ないレンズで構成すること
ができ、小型化に適している。この一方の結像レンズ1
917aの斜めの面に曲率を付けることで特殊プリズム
1901における第2の光学作用面bで発生する偏心収
差を有効に補正することができる。更に、結像レンズ系
には少なくとも非球面を1面設けると、軸外の結像性能
を補正する上で有効である。結像レンズ系の絞りは、第
2の光学作用面bに設けた開口部1922に近い方が、
該開口部1922を小さくすることができ、ファインダ
ー光学系に対する中抜けを防ぐのに有効であり、できれ
ば開口部1922と絞りが一致しているのが望ましい。
開口部1922は、2mmより小さく設定した方が観察
者の目1903の瞳孔より小さくなり、更に観察系に対
する中抜けを防ぐのに有効である。観察者の目1903
を照明する光は、視感度の低い光がよいので、赤外光を
使用している。
【0026】また、結像レンズ系の2枚の結像レンズ1
917a,1917bの少なくとも1枚は、可視光をカ
ットする材料を使用している。従って、必要のない赤外
光以外の光線をカットすることができ、視線の検出精度
を向上することができる。
【0027】ここで、観察者の目1903を照明する赤
外発光ダイオード1918,1919は、異なる配置で
裸眼用と眼鏡用とを使い分けている。裸眼用の2個の赤
外発光ダイオード1918は、特殊プリズム1901を
挟んで観察者の目1903と反対側に、光軸からやや離
れた下部から同一高さで、光軸対称に狭い幅で左右1個
ずつ配置されている。一方、眼鏡用の2個の赤外発光ダ
イオード1919は、特殊プリズム1901の前方、光
軸からかなり離れた下部から同一高さで、光軸対称に広
い幅で左右1個ずつ配置されている。その理由は3つで
あり、その1つ目は、目1903の距離によって、より
良い照明条件を得るためで、できるだけ観察者の目19
03の検出エリアを均等に照明するような位置になって
いる。2つ目は、前記角膜反射像が瞼でケラレないよう
な高さにする必要があるため、裸眼用の2個の赤外発光
ダイオード1918は、眼鏡用の2個の赤外発光ダイオ
ード1919に比べて高い位置にある。3つ目は、赤外
光が眼鏡に反射してできるゴーストが、検出に影響の少
ない周辺部に現れるようにするため、眼鏡用の2個の赤
外発光ダイオード1919は、裸眼用の2個の赤外発光
ダイオード1918より左右、下に離れた位置にある。
なお、観察者の目1903と眼鏡の判別は、角膜反射像
e,dの間隔|xd′−xe′|(図16参照)から目
1903と特殊プリズム1901との間の距離を算出す
ることで行う。
【0028】図20は特殊プリズム1901を側面から
見た図である。ここで、第2の光学作用面bは、反射用
のミラーコーティングが施されているが、結像レンズ系
及び裸眼用の2個の赤外発光ダイオード1918用の開
口部(透過部)、即ちミラーコーティング未処理部(1
922は結像レンズ系用、1920,1921は裸眼用
の赤外発光ダイオード用)が設けられている。上述した
ように、これらはファインダー光学系に影響のない程度
に小さいものであり、2mm以下位が望ましい。
【0029】次に図19を用いて回路系を説明する。同
図中、1927はHMDユニットであり、上述した表示
素子、表示光学系、視線検出系等が搭載されている。ま
た、図示のように本システムは両眼対応のため、全く同
一のHMDユニット1927が一対組み込まれている。
なお、出力された左右2つの注視点座標は、主制御回路
1910にて動作可能なスイッチング回路1925にて
左右どちらかの注視点座標情報のみが使用される。ここ
で、基本的には、どちらの注視点座標情報を用いても構
わない。視線検出系の故障、不具合等が生じたときのみ
操作スイッチにより手動で切り換える。
【0030】1926はビデオカメラで、映像や音声を
取り込んで記録するものである。ここで、1923はカ
メラユニット、1904はカメラレンズ、1905は映
像を取り込む撮像素子、1906は撮像素子1905を
制御したり、所定の映像信号を生成するための信号処理
回路、1924はカメラレンズ1904のズームやオー
トフォーカスを行うズーム/AF手段である。また、1
910は全体のシーケンスを制御する主制御回路、19
13はテープ、磁気ディスク、光ディスク、固体メモリ
等を用いて映像、音声を記録/再生するための映像、音
声記録/再生手段、1911は音声を取り込むためのマ
イクロフォン、1909は各種の操作スイッチを検出す
るための操作スイッチ検出手段、1907はLCD19
02を駆動するためのLCD駆動回路である。
【0031】次に本システムにおける視線検出機能の応
用例を説明する。
【0032】第1に、視線検出スイッチの機能について
説明する。本機能使用時のLCD1902による表示例
の模式図を図21に示す。同図に示すように、アルファ
ベット「W」、「T」、「F」で示す互いに異なる動作
機能を意味する指標2101(2101a,2101
b,2101c)からなるメニューが表示されている。
ここで、例えば「W」はワイド側へのズーミング、
「T」はテレ側へのズーミング、「F」はフェードの動
作をそれぞれ示すものとする。また、右下の数字210
2は視線スイッチの機能ではなく、例えば日付等であ
る。
【0033】次に主制御回路1910の動作を説明す
る。注視点検出回路1908は、常に観察者の視線座標
を検出し、主制御回路1910へ出力している。ここ
で、観察者が「T」表示を注視したとする。主制御回路
1910は範囲βの中に所定時間注視点が入ったかを判
断し、所定時間注視点が入った場合、範囲βから注視点
が外れるまで、テレ側へのズーミングを実行するべく、
ズーム/AF手段1924へ信号を送る。なお、
「W」、「F」についても同様である。
【0034】第2に視線フォーカスについて説明する。
本機能使用時のLCD1902による表示例の模式図を
図22に示す。同図において、2201はフォーカスエ
リアの概略を表わす視線AF枠であり、注視点座標位置
に表示され、このエリア内の被写体に合焦する。
【0035】次に主制御回路1910の動作を説明す
る。注視点検出回路1908は、常に観察者の視線座標
を検出し、主制御回路1910へ出力している。ここ
で、観察者が図22における人物を注視したとする。主
制御回路1910は前記注視座標に基づいてズーム/A
F手段1924へ信号を送り、フォーカスエリアを指定
すると、LCD1902へ注視座標信号を送りLCD1
902の画面内に視線AF枠2201を表示させる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、以下のような問題点があった。
【0037】(1)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したり、コンタクトレンズがずれて観察者の目の像の
必要な部分を遮ったり、外光によって観察者の目の像の
中に、明るい反射像やフレアーが発生したり等、様々な
悪条件が生じたとき、視線検出精度が低下したり、検出
が不能となる場合があった。
【0038】(2)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したり、コンタクトレンズがずれて観察者の目の像の
必要な部分を遮ったり、外光によって観察者の目の像の
中に、明るい反射像やフレアーが発生したり等、様々な
悪条件が生じたとき、視線検出に必要な画像データが十
分に得られず、視線検出精度が低下したり、検出が不能
となる場合があった。
【0039】(3)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したりしたとき、視線検出に必要な瞳孔画像データが
十分に得られず、視線検出精度が低下したり、検出が不
能となる場合があった。
【0040】(4)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したり、コンタクトレンズがずれて観察者の目の像の
必要な部分を遮ったり、外光によって観察者の目の像の
中に、明るい反射像やフレアーが発生したり等、様々な
悪条件が生じたとき、視線検出に必要な瞳孔エッジ画像
データの数が十分に得られず、視線検出精度が低下した
り、検出が不能となる場合があった。
【0041】(5)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したり、コンタクトレンズがずれて観察者の目の像の
必要な部分を遮ったり、外光によって観察者の目の像の
中に、明るい反射像やフレアーが発生したり等、様々な
悪条件が生じたとき、視線検出に必要な瞳孔エッジ画像
データが正確に得られなかったり、得られた数が少なか
ったりして、正確な瞳孔中心を求めることができず、視
線検出精度が低下したり、検出が不能となる場合があっ
た。
【0042】(6)観察者の片方の目の視線検出データ
のみを利用するため、HMDユニットの装着が傾いて、
観察者の目の像が視線検出用イメージセンサーからはみ
出したり、コンタクトレンズがずれて観察者の目の像の
必要な部分を遮ったり、外光によって目の像の中に、明
るい反射像やフレアーが発生したり等、様々な悪条件が
生じたとき、視線検出に必要な角膜反射像が得られなか
ったり、得られた数が少なかったりして、正確な瞳孔中
心を求めることができず、視線検出精度が低下したり、
検出が不能となる場合があった。
【0043】(7)HMDユニットの装着状態は、鼻の
高さ等、顔の形状により、撮像された画面の中心と目の
像の中心とは必ずしも一致するとは限らず、そのズレが
大きいときは、視線検出に必要な観察者の目の画像情報
の一部が得られないため、視線検出精度が低下したり、
検出が不能となる場合があった。
【0044】(8)HMDユニットの装着状態は、鼻の
高さ等、顔の形状により、視線検出イメージセンサーの
中心と観察者の目の光軸とは必ずしも一致するとは限ら
ず、そのズレが大きいときは、視線検出に必要な観察者
の目の画像情報の一部が得られないため、視線検出精度
が低下したり、検出が不能となる場合があった。
【0045】(9)HMDユニットの装着状態は、鼻の
高さ等、顔の形状により、視線検出光学系の光軸と観察
者の目の光軸とは必ずしも一致するとは限らず、そのズ
レが大きいときは、視線検出に必要な観察者の目の画像
情報の一部が得られないため、視線検出精度が低下した
り、検出が不能となる場合があった。
【0046】(10)HMDユニットの装着状態は、鼻
の高さ等、顔の形状により、撮像された画面の中心と観
察者の目の像の中心とは必ずしも一致するとは限らず、
そのズレが大きいときは、視線検出に必要な瞳孔画像情
報の一部が得られないため、瞳孔中心座標精度が低下す
ることにより、視線検出精度が低下したり、検出が不能
となる場合があった。
【0047】(11)HMDユニットの装着状態は、鼻
の高さ等、顔の形状により、撮像された画面の中心と観
察者の目の像の中心とは必ずしも一致するとは限らず、
そのズレが大きいときは、視線検出に必要な角膜反射像
が得られないため、視線検出精度が低下したり、検出が
不能となる場合があった。
【0048】図23〜図25は、上記(1)〜(6)の
問題点が発生した状況を示す図、図23は、上記(7)
〜(11)の問題点が発生した状況を示す図であり、全
て視線検出用イメージセンサーの画像である。
【0049】図23〜図25では、仮に視線検出を右目
のみで行っているとする。
【0050】ここで、図23(a)はHMDユニットが
傾いて装着されたときの左目視線検出用イメージセンサ
ーの画像、同図(b)はHMDユニットが傾いて装着さ
れたときの右目視線検出用イメージセンサーの画像であ
る。ここで、2301は視線検出用イメージセンサーの
画像エリア、2302は観察者の目、2303は瞳孔エ
ッジであり、図から明らかなように、右目視線検出用イ
メージセンサーの画像においては、観察者の目2302
の画像の半分以上がケラレており、角膜反射像e,dは
2個とも得られないと共に、瞳孔エッジ2303も上部
にわずかの数しか得られず、視線検出不能となってしま
う。
【0051】また、図24(a)はコンタクトレンズが
装着されたときの右目視線検出用イメージセンサーの画
像、同図(b)はコンタクトレンズが装着されたときの
左目視線検出用イメージセンサーの画像である。ここ
で、2401はコンタクトレンズ、2401aは上へず
れたときのコンタクトレンズ、2401bは右へずれた
ときのコンタクトレンズであり、図から明らかなよう
に、コンタクトレンズのずれている右目視線検出用イメ
ージセンサーの画像においては、コンタクトレンズ24
01のエッジが瞳孔エッジ2303や角膜反射像e,d
にかかると、その部分の検出ができなくなり、視線検出
精度が低下したり、検出不能となってしまう。
【0052】また、図25(a)は右方向から外光が目
に入ったときの左目視線検出用イメージセンサーの画
像、同図(b)は右方向から外光が目に入ったときの右
目視線検出用イメージセンサーの画像である。ここで、
2501は外光による反射像であり、右目視線検出用イ
メージセンサーの場合、図25(b)から明らかなよう
に瞳孔エッジ2303の一部や一方の角膜反射像dが検
出できなくなると共に、外光によるフレアー成分である
反射像2501のため瞳孔エッジ2303の画像がボケ
てしまい、検出された瞳孔エッジ2303の座標がズレ
てしまう。従って、正確な瞳孔中心が求められず、視線
検出精度が低下したり、検出不能となってしまう。
【0053】また、図26(a)はHMDユニットが目
に対して上に位置して装着されたときの視線検出用イメ
ージセンサーの画像であり、同図(b)はHMDユニッ
トが目と同一高さに位置して装着されたときの視線検出
用イメージセンサーの画像であり、同図(c)はHMD
ユニットが目に対して下に位置して装着されたときの視
線検出用イメージセンサーの画像である。これら各図
中、2601は視線検出用イメージセンサーの画像エリ
ア、2602は観察者の目、2603は観察者の目26
02の瞳孔である。これらの図からわかるように、HM
Dユニットが目と同一高さに位置して装着されたとき
は、観察者の目2602の瞳孔2603の中心と視線検
出用イメージセンサーの画像エリア2601の中心とが
互いに合致するので何等問題ないが、HMDユニットが
観察者の目2602に対して上或いは下に位置して装着
されたときは、瞳孔2603の情報が半分欠けてしまっ
たり、角膜反射像e,dが視線検出用イメージセンサー
から外れてしまったりして、視線検出精度が低下した
り、検出不能となってしまう。
【0054】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、視線による操作を確実且つ円滑に
実行することができるようにした視線検出方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0055】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した視線検出装置を円滑に制御することができ
る記憶媒体を提供しようとするものである。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0057】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図4に基づき説明する。なお、本
実施の形態に係る視線検出装置を具備した画像記録装置
であるビデオカメラの視線検出原理、HMDユニットを
有するビデオカメラのファインダー光学系の構成及びビ
デオカメラの内部構成、プリズム周りの側面、視線検出
スイッチ動作時のファインダー画面、視線AF動作時の
ファインダー画面、HMDユニットを有するビデオカメ
ラの使用状態外観については、上述した従来例の図14
〜図22と同一であるから、これら各図を流用して説明
する。
【0058】但し、本実施の形態においては、常に左右
の視線検出系が動作しており、どちらの視線検出データ
を用いるかは、主制御回路1910(図19参照)によ
って判断され、切り換え回路1925を動作させること
によって切り換える。
【0059】図1〜図3は、本実施の形態に係る視線検
出装置における視線検出イメージセンサー1916(図
19参照)の画像を示す図である。
【0060】図1(a)はHMDユニット1801(図
8参照)が傾いて装着されたときの左目視線検出用イメ
ージセンサー1916の画像、同図(b)はHMDユニ
ット1801が傾いて装着されたときの右目視線検出用
イメージセンサー1916の画像である。ここで、10
1は視線検出用イメージセンサー1916の画像エリ
ア、102は観察者の目、103は瞳孔エッジ、e,d
は角膜反射像(虚像)である。
【0061】図1から明らかなように、右目視線検出用
イメージセンサー1916の画像においては、観察者の
目102の画像の半分以上がケラレており、角膜反射像
e,dは2個とも得られないと共に、瞳孔エッジ103
も上部のわずかな数しか得られず、視線検出不能となっ
てしまう。一方、左目視線検出用イメージセンサー19
16の画像においては、観察者の目102の画像が完全
に撮像されており、正常に視線検出が可能である。
【0062】また、図2(a)はコンタクトレンズが装
着されたときの左目視線検出用イメージセンサー191
6の画像、同図(b)はコンタクトレンズが装着された
ときの右目視線検出用イメージセンサー1916の画像
である。ここで、201はコンタクトレンズ、201a
は上へずれたときのコンタクトレンズ、201bは右へ
ずれたときのコンタクトレンズである。図から明らかな
ように、コンタクトレンズ201のずれている右目視線
検出用イメージセンサー1916の画像においては、コ
ンタクトレンズ201のエッジが瞳孔エッジ103や角
膜反射像e,dにかかると、その部分の検出ができなく
なり、視線検出精度が低下したり、検出不能となってし
まう。一方、左目視線検出用イメージセンサー1916
の画像においては、コンタクトレンズ201がずれてお
らず、正常に視線検出が可能である。
【0063】更に、図3(a)は観察者の目に右方向か
ら外光が入ったときの左目視線検出用イメージセンサー
1916の画像、同図(b)は観察者の目に右方向から
外光が入ったときの右目視線検出用イメージセンサー1
916の画像である。ここで、301は外光による反射
像であり、図から明らかなように、右目視線検出用イメ
ージセンサー1916の場合、外光による反射像301
の影響で、瞳孔エッジ103の一部や一方の角膜反射像
dが検出できなくなると共に、外光によるフレアー成分
である反射像301のため瞳孔エッジ103の画像がボ
ケてしまい、検出された瞳孔エッジ103の座標がずれ
てしまう。ここで、図3(b)中、δは検出された瞳孔
エッジ103から求めた瞳孔円と各瞳孔エッジ103の
距離であり、即ち偏差に相当する。右目視線検出用イメ
ージセンサー1916の画像の場合、この偏差が大きい
ため正確な瞳孔中心が求められず、視線検出精度が低下
したり、検出不能となってしまう。一方、左目視線検出
用イメージセンサー1916の画像においては、外光に
よる影響が無いため正常に視線検出が可能である。
【0064】以上のように、左右の視線検出系(左目/
右目視線検出用イメージセンサー1916)のうち一方
が悪条件であっても、他方は問題なく検出できる場合
は、その条件を判断して検出条件の良い方の視線検出デ
ータを用いれば、視線検出精度が向上すると共に、検出
不能の確率を低減させることができる。
【0065】この左右の視線検出系の選択は、主制御回
路1910(図19参照)のソフトウエアにより行われ
るが、以下、その選択処理動作について、図4のフロー
チャートに基づき説明する。
【0066】図4は左右どちらの視線検出系を使用する
かを決定するための制御手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS401で右目の角膜反射像ペア
(e,d)が有るか否かを判別し、ある場合は、ステッ
プS402で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか
否かを判別し、ある場合は、ステップS403で右目の
瞳孔エッジ103を検出し、その数を求めてメモリIR
へ記憶する。次にステップS404で左目の瞳孔エッジ
103を検出し、その数を求めてメモリILへ記憶す
る。次にステップS405でIRとILの数値の差を求
めてメモリIKに記憶し、次のステップS406でIK
の絶対値が所定値IREFより大きいか否かを判別す
る。そして、IKの絶対値が所定値IREFより大きい
場合は、次のステップS407でIRがILより小さい
か否かを判別する。そして、IRがILより小さい場合
は、ステップS408へ進んで左目で視線検出を行う。
【0067】一方、前記ステップS401において右目
の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS
410で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか否か
を判別し、ある場合は、前記ステップS408へ進んで
左目で視線検出を行う。また、前記ステップS410に
おいて左目の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、
ステップS411へ進んでエラーとなる。
【0068】また、前記ステップS402で左目の角膜
反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS409
へ進んで右目で視線検出を行う。また、前記ステップS
406においてIKの絶対値が所定値IREFより大き
くない場合は、前記ステップS408へ進んで左目で視
線検出を行う。更に、前記ステップS407においてI
RがILより小さくない場合は、前記ステップS409
へ進んで右目で視線検出を行う。
【0069】以上の流れにより、左右の視線検出系にお
いて、瞳孔エッジ103の数が多く得られた方の視線検
出系を用いることにより、精度の高い視線検出が可能と
なると共に、検出不能となる確率を低減させることがで
きる。
【0070】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5に基づき説明する。なお、本実施の形
態に係る視線検出装置を具備した画像記録装置であるビ
デオカメラの視線検出原理、HMDユニットを有するビ
デオカメラのファインダー光学系の構成及びビデオカメ
ラの内部構成、プリズム周りの側面、視線検出スイッチ
動作時のファインダー画面、視線AF動作時のファイン
ダー画面、HMDユニットを有するビデオカメラの使用
状態外観については、上述した従来例の図14〜図22
と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0071】但し、本実施の形態においては、常に左右
の視線検出系が動作しており、どちらの視線検出データ
を用いるかは、主制御回路1910(図19参照)によ
って判断され、切り換え回路1925(図19参照)を
動作させることによって切り換える。
【0072】また、本実施の形態において、HMDユニ
ット1801(図18参照)が傾いて装着されたときの
左目視線検出用イメージセンサー1916の画像、同右
目視線検出用イメージセンサー1916の画像、コンタ
クトレンズが装着されたときの左目視線検出用イメージ
センサー1916の画像、同右目視線検出用イメージセ
ンサー1916の画像は、上述した第1の実施の形態に
おける図1〜図3と同一であるから、これらの図を流用
して説明する。
【0073】図5は左右どちらの視線検出系を使用する
かを決定するための制御手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS501で右目の角膜反射像ペア
(e,d)が有るか否かを判別し、ある場合は、ステッ
プS502で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか
否かを判別し、ある場合は、ステップS503で右目の
瞳孔エッジ103を検出し、最小自乗法により瞳孔円を
算出する。次にステップS504で前記ステップS50
3において算出した右瞳孔円周から各瞳孔エッジ103
の座標までの偏差(δR)を算出し、各δRの合計値を
メモリΣδRへ記憶する。次にステップS505で左目
の瞳孔エッジ103を検出し、最小自乗法により瞳孔円
を算出する。次にステップS506で前記ステップS5
05において算出した左瞳孔円周から各瞳孔エッジ10
3の座標までの偏差(δL)を算出し、各δLの合計値
をメモリΣδLへ記憶する。次にステップS507でΣ
δRとΣδLのの差を求めてメモリδKに記憶し、次の
ステップS508でδKの絶対値が所定値δREFより
大きいか否かを判別する。そして、δKの絶対値が所定
値δREFより大きい場合は、次のステップS509で
ΣδRがΣδLより大きいか否かを判別する。そして、
ΣδRがΣδLより大きい場合は、ステップS510へ
進んで左目で視線検出を行う。
【0074】一方、前記ステップS501において右目
の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS
512で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか否か
を判別し、ある場合は、前記ステップS510へ進んで
左目で視線検出を行う。また、前記ステップS512に
おいて左目の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、
ステップS513へ進んでエラーとなる。
【0075】また、前記ステップS502で左目の角膜
反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS511
へ進んで右目で視線検出を行う。また、前記ステップS
508においてδKの絶対値が所定値δREFより大き
くない場合は、前記ステップS510へ進んで左目で視
線検出を行う。更に、前記ステップS509においてΣ
δRがΣδLより大きくない場合は、前記ステップS5
11へ進んで右目で視線検出を行う。
【0076】以上の流れにより、左右の視線検出系にお
いて、検出された瞳孔エッジ103と瞳孔推定円の偏差
が少ない方の視線検出系を用いることにより、精度の高
い視線検出が可能となると共に、検出不能となる確率を
低減させることができる。
【0077】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図6に基づき説明する。なお、本実施の形
態に係る視線検出装置を具備した画像記録装置であるビ
デオカメラの視線検出原理、HMDユニットを有するビ
デオカメラのファインダー光学系の構成及びビデオカメ
ラの内部構成、プリズム周りの側面、視線検出スイッチ
動作時のファインダー画面、視線AF動作時のファイン
ダー画面、HMDユニットを有するビデオカメラの使用
状態外観については、上述した従来例の図14〜図22
と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0078】但し、本実施の形態においては、常に左右
の視線検出系が動作しており、どちらの視線検出データ
を用いるかは、主制御回路1910(図19参照)によ
って判断され、切り換え回路1925(図19参照)を
動作させることによって切り換える。
【0079】また、本実施の形態において、HMDユニ
ット1802(図18参照)が傾いて装着されたときの
左目視線検出用イメージセンサー1916の画像、同右
目視線検出用イメージセンサー1916の画像、コンタ
クトレンズが装着されたときの左目視線検出用イメージ
センサー1916の画像、同右目視線検出用イメージセ
ンサー1916の画像は、上述した第1の実施の形態に
おける図1〜図3と同一であるから、これらの図を流用
して説明する。
【0080】図6は左右どちらの視線検出系を使用する
かを決定するための制御手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS601で右目の角膜反射像ペア
(e,d)が有るか否かを判別し、ある場合は、ステッ
プS602で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか
否かを判別し、ある場合は、ステップS603で右目瞳
孔中心と視線検出用イメージセンサー1916の中心の
距離を算出し、その数値をメモリ|CR O|に記憶す
る。次にステップS604で左目瞳孔中心と視線検出用
イメージセンサー1916の中心の距離を算出し、その
数値をメモリ|CL O|に記憶する。次にステップS
605で|CR O|と|CL O|の差を求めてメモ
リCKに記憶する。次にステップS606でCKの絶対
値が所定値CREFより大きいか否かを判別し、CKの
絶対値が所定値CREFより大きい場合は、次のステッ
プS607で|CR O|が|CL O|より大きいか
否かを判別する。そして、|CR O|が|CL O|
より大きい場合は、ステップS608へ進んで左目で視
線検出を行う。
【0081】一方、前記ステップS601において右目
の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS
610で左目の角膜反射像ペア(e,d)が有るか否か
を判別し、ある場合は、前記ステップS608へ進んで
左目で視線検出を行う。また、前記ステップS610に
おいて左目の角膜反射像ペア(e,d)が無い場合は、
ステップS611へ進んでエラーとなる。
【0082】また、前記ステップS602で左目の角膜
反射像ペア(e,d)が無い場合は、ステップS609
へ進んで右目で視線検出を行う。また、前記ステップS
606においてCKの絶対値が所定値CREFより大き
くない場合は、前記ステップS608へ進んで左目で視
線検出を行う。更に、前記ステップS607において|
CR O|が|CL O|より大きくない場合は、前記
ステップS609へ進んで右目で視線検出を行う。
【0083】以上の流れにより、左右の視線検出系にお
いて、瞳孔像中心と視線検出用イメージセンサー191
6の中心の距離が短い方の視線検出系を用いることによ
り、精度の高い視線検出が可能となると共に、検出不能
となる確率を低減させることができる。
【0084】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図7〜図10に基づき説明する。なお、本
実施の形態に係る視線検出装置を具備した画像記録装置
であるビデオカメラの視線検出原理、視線検出スイッチ
動作時のファインダー画面、視線AF動作時のファイン
ダー画面、HMDユニットを有するビデオカメラの使用
状態外観については、上述した従来例と同一のため、従
来例の各図を流用して説明する。また、HMDユニット
を有するビデオカメラのファインダー光学系の構成及び
ビデオカメラの内部構成に関しては、光学系の構成のみ
異なり、その他は従来例の図19と同一であるから、こ
の図を流用して説明する。
【0085】図7は本実施の形態に係る視線検出装置を
具備した画像記録装置であるビデオカメラの右目用ファ
インダー光学系の構成図、図8は同左目用ファインダー
光学系の構成図であり、両図における各構成要素は、上
述した従来例の図19におけるファインダー光学系の構
成と同一であるから、図面の同一部分に同一符号を付し
て説明する。
【0086】図7及び図8において、図19におけるフ
ァインダー光学系の構成と異なる部分は、視線検出用イ
メージセンサー1916(図19参照)の取り付けを、
該視線検出用イメージセンサー1916の中心と、視線
結像系及びファインダー系光軸を所定距離ずらしている
ことである。即ち、図7に示す右目用ファインダー光学
系の場合は、上方向に(+dy)分だけ、また、図8に
示す左目用ファインダー光学系の場合は、下方向に(−
dy)分だけそれぞれシフトしている。また、図8に示
す左目用のHMDユニットのプリズム1901の第3の
光学作用面cに第2の光学作用面bと同様な反射層80
1がコーテイングされている。
【0087】図9及び図10は、本実施の形態の効果を
示す図である。ここで、図9は本実施の形態による右目
視線検出用イメージセンサー1916の画像であり、同
図(a)はHMDユニット1802(図18参照)が観
察者の目に対して上に装置されたときの右目視線検出用
イメージセンサー1916の画像、同図(b)はHMD
ユニット1802が観察者の目と同一高さに装着された
ときの右目視線検出用イメージセンサー1916の画
像、同図(c)はHMDユニット1802が観察者の目
に対して下に装着されたときの右目用の視線検出用イメ
ージセンサー1916の画像である。
【0088】また、図10は本実施の形態による左目視
線検出用イメージセンサー1916の画像であり、同図
(a)はHMDユニット1802が観察者の目に対して
上に装着されたときの左目視線検出用イメージセンサー
1916の画像、同図(b)はHMDユニット1802
が観察者の目と同一高さに装着されたときの左目視線検
出用イメージセンサー1916の画像、同図(c)はH
MDユニット1802が観察者の目に対して下に装着さ
れたときの左目視線検出用イメージセンサー1916の
画像である。
【0089】これらの図からわかるように、視線検出用
イメージセンサー1916をそれぞれ上下にずらして取
り付けているために、HMDユニット1802が観察者
の目と同一高さに装着されたとしても、図9(b)、図
10(b)からわかるように、視線検出用イメージセン
サー1916の画像エリア901の中心と観察者の目9
02の中心は、互いに異なる方向へややずれている。
【0090】次にHMDユニット1802が観察者の目
に対して上下にずれて装着されたときを考える。まず、
HMDユニット1802が観察者の目に対して上にずれ
て装着されたとき(図7、図8のY1に相当)、右目視
線検出用イメージセンサー1916の場合は、観察者の
目902の瞳孔903も角膜反射像e,dも視線検出用
イメージセンサー1916の画像エリア901内に全て
収まるが(図9(a))、左目視線検出用イメージセン
サー1916の場合は、瞳孔903の一部が欠けてしま
うと共に、角膜反射像e,dは完全にけられてしまう
(図10(a))。逆に、HMDユニット1802が観
察者の目に対して下にずれて装着されたとき(図7、図
8のY2に相当)、左目視線検出用イメージセンサー1
916の場合は、観察者の目902の瞳孔903も角膜
反射像e,dも視線検出用イメージセンサー1916の
画像エリア901内に全て収まるが(図10(c))、
右目視線検出用イメージセンサー1916の場合は、瞳
孔903の一部が欠けてしまう(図9(c))。
【0091】よって、HMDユニット1802が観察者
の目に対して上にずれて装着されたときは右目の視線検
出系(右目視線検出用イメージセンサー1916)を、
また、HMDユニット1802が観察者の目に対して下
にずれて装着されたときは左目の視線検出系(左目視線
検出用イメージセンサー1916)をそれぞれ使用する
ことにより、常に必要な目の画像情報を十分に得て、精
度の高い視線検出を行うことができる。この左右の視線
検出系の選択は、主制御回路1910(図19参照)の
ソフトウエアで行われるが、次にそのフローについて
は、上述した第1の実施の形態における図4と同一であ
るから、その説明は省略する。
【0092】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図11及び図12に基づき説明する。な
お、本実施の形態に係る視線検出装置を具備した画像記
録装置であるビデオカメラの視線検出原理、視線検出ス
イッチ動作時のファインダー画面、視線AF動作時のフ
ァインダー画面、HMDユニットを有するビデオカメラ
の使用状態外観については、上述した従来例と同一のた
め、従来例の各図を流用して説明する。また、HMDユ
ニットを有するビデオカメラのファインダー光学系の構
成及びビデオカメラの内部構成に関しては、光学系の構
成のみ異なり、その他は従来例の図19と同一であるか
ら、この図を流用して説明する。
【0093】図11は本実施の形態に係る視線検出装置
を具備した画像記録装置であるビデオカメラの右目用フ
ァインダー光学系の構成図、図12は同左目用ファイン
ダー光学系の構成図であり、両図における各構成要素
は、上述した従来例の図19におけるファインダー光学
系の構成と同一であるから、図面の同一部分に同一符号
を付して説明する。
【0094】図11及び図12において、図19におけ
るファインダー光学系の構成と異なる部分は、視線検出
用光学系イメージセンサー1916(図19参照)の取
り付けを、該視線検出用イメージセンサー1916、結
像レンズ1917a,1917b(図19参照)の光軸
と、ファインダー系の光軸を所定距離ずらしていること
である。即ち、図11に示す右目用ファインダー光学系
の場合は、下方向に(−dy)分だけ、また、図12に
示す左目用ファインダー光学系の場合は、上方向に(+
dy)分だけそれぞれシフトしている。また、図11に
示す右目用のHMDユニットのプリズム1901の第3
の光学作用面cに第2の光学作用面bと同様な反射層1
101がコーテイングされている。これにより、右目視
線検出用イメージセンサー1916は下より観察者の目
の像を、左目視線検出用イメージセンサー1916は上
より観察者の目の像をそれぞれ捕らえることができ、上
述した第4の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0095】(第6の実施の形態)次に本発明の視線検
出方法及び装置に用いる記憶媒体について、図13に基
づき説明する。左右両眼の視線を検出する検出手段を有
する視線検出装置を制御するプログラムを格納する記憶
媒体には、少なくとも、図13に示すように「制御モジ
ュール」、「撮像モジュール」、「視線方向検出モジュ
ール」の各モジュールのプログラムコードを格納すれば
よい。
【0096】ここで、「制御モジュール」は、信頼性が
高い方の視線検出データを利用するように制御するため
のプログラムモジュール及び必要な数の角膜反射像が存
在する方で検出した視線検出データを利用するように制
御するためのプログラムモジュールである。また、「撮
像モジュール」は、右目と左目とで互いに異なるエリア
を撮像するためのプログラムモジュールである。また、
「視線方向検出モジュール」は、右目と左目とで互いに
異なるエリアを撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔
像のケラレが少ない方の像を基にして視線方向を検出す
るためのプログラムモジュール及び右目と左目とで互い
に異なるエリアを撮像し、撮像された左右の像のうち瞳
孔像中心と撮像素子中心の距離の短い方の像を基にして
視線方向を検出するためのプログラムモジュール及び右
目と左目とで互いに異なるエリアを撮像し、撮像された
左右の像のうち角膜反射像の存在する方の像を基にして
視線方向を検出するためのプログラムモジュールであ
る。
【0097】また、前記信頼性が高い方の視線検出デー
タは、視線検出に必要なデータ数が多い方である。ま
た、前記信頼性が高い方の視線検出データは、瞳孔画像
のケラレが少ない方である。また、前記信頼性が高い方
の視線検出データは、瞳孔画像の中心と撮像素子の中心
と距離の短い方である。また、前記信頼性が高い方の視
線検出データは、検出された瞳孔エッジ数の多い方であ
る。また、前記信頼性が高い方の視線検出データは、検
出された瞳孔エッジから瞳孔推定円を求め、その推定円
と瞳孔エッジの偏差量が少ない方である。また、右目視
線検出用イメージセンサと左目視線検出用イメージセン
サの視線検出光学系に対するシタト量またはシフト方向
が互いに異なる。また、右目視線検出用光学系光軸と左
目視線検出用光学系光軸のファインダ光学系光軸に対す
るズレ量またはズレ方向が互いに異なる。
【0098】
【発明の効果】本発明の請求項1及び8記載の視線検出
方法及び装置によれば、左右両目の視線を検出し、視線
検出データの信頼性の高い方の視線検出データを利用す
ることにより、視線検出精度の低下及び検出不能の確率
を大幅に低減させて、視線による操作を確実且つ円滑に
実行することができるという効果を奏する。
【0099】また、本発明の請求項2及び9記載の視線
検出方法及び装置によれば、左右両目の視線を検出し、
視線検出に必要なデータ数の多い方の視線検出データを
利用することにより、視線検出精度の低下及び検出不能
の確率を大幅に低減させて、視線による操作を確実且つ
円滑に実行することができるという効果を奏する。
【0100】また、本発明の請求項3及び10記載の視
線検出方法及び装置によれば、左右両目の瞳孔画像を検
出し、瞳孔画像のケラレが少ない方で検出した視線検出
データを利用することにより、視線検出精度の低下及び
検出不能の確率を大幅に低減させて、視線による操作を
確実且つ円滑に実行することができるという効果を奏す
る。
【0101】また、本発明の請求項4及び11記載の視
線検出方法及び装置によれば、左右両目の瞳孔画像を検
出し、瞳孔画像中心と撮像素子中心の距離の短い方で検
出した視線検出データを利用することにより、視線検出
精度の低下及び検出不能の確率を大幅に低減させて、視
線による操作を確実且つ円滑に実行することができると
いう効果を奏する。
【0102】また、本発明の請求項5及び12記載の視
線検出方法及び装置によれば、左右両目の瞳孔エッジ数
を検出し、得られた瞳孔エッジ数の多い方で検出した視
線検出データを利用することにより、視線検出精度の低
下及び検出不能の確率を大幅に低減させて、視線による
操作を確実且つ円滑に実行することができるという効果
を奏する。
【0103】また、本発明の請求項6及び13記載の視
線検出方法及び装置によれば、左右両目の瞳孔エッジ数
を検出し、得られた瞳孔エッジ数から瞳孔推定円と瞳孔
エッジの偏差量が少ない方で検出した視線検出データを
利用することにより、視線検出精度の低下及び検出不能
の確率を大幅に低減させて、視線による操作を確実且つ
円滑に実行することができるという効果を奏する。
【0104】また、本発明の請求項7及び14記載の視
線検出方法及び装置によれば、左右両目の角膜反射像を
検出し、必要な数の角膜反射像が存在する方で検出した
視線検出データを利用することにより、視線検出精度の
低下及び検出不能の確率を大幅に低減させて、視線によ
る操作を確実且つ円滑に実行することができるという効
果を奏する。
【0105】また、本発明の請求項15及び24記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線検
出系は、予め逆方向の異なるエリアを撮像するように構
成してあるため、少なくとも左右どちらかの視線検出系
は、視線検出に必要な目の画像情報を全て得ることがで
き、視線検出精度が低下したり検出不能となることがな
いという効果を奏する。
【0106】また、本発明の請求項16及び25記載の
視線検出方法及び装置並びに請求項17及び26記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線検
出系は、視線検出系に対して視線検出光学系に対して視
線検出用イメージセンサーを、逆方向にシフトさせて配
置してあるため、少なくとも左右どちらかの視線検出系
は、視線検出に必要な目の画像情報を全て得ることがで
き、視線検出精度が低下したり検出不能となることがな
いという効果を奏する。
【0107】また、本発明の請求項18及び27記載の
視線検出方法及び装置並びに請求項19及び28記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線検
出系は、ファインダー光学系に対して視線検出光学系
を、逆方向にずらして配置してあるため、少なくとも左
右どちらかの視線検出系は、視線検出に必要な目の画像
情報を全て得ることができ、視線検出精度が低下したり
検出不能となることがないという効果を奏する。
【0108】また、本発明の請求項20及び29記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線出
系は、予め逆方向の異なるエリアを撮像するように構成
し、瞳孔画像のケラレが少ない方を基にして視線方向検
出を行うため、視線検出に必要な目の画像情報を全て得
ることができ、視線検出精度が低下したり検出不能とな
ることがないという効果を奏する。
【0109】また、本発明の請求項21及び30記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線出
系は、予め逆方向の異なるエリアを撮像するように構成
し、瞳孔画像境界エッジの円弧が長い方を基にして視線
方向検出を行うため、視線検出に必要な目の画像情報を
多く得ることができ、視線検出精度が低下したり検出不
能となることがないという効果を奏する。
【0110】また、本発明の請求項22及び31記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線出
系は、予め逆方向の異なるエリアを撮像するように構成
し、瞳孔画像中心と撮像素子の中心の距離の短い方を基
にして視線方向検出を行うため、視線検出に必要な目の
画像情報を多く得ることができ、視線検出精度が低下し
たり検出不能となることがないという効果を奏する。
【0111】また、本発明の請求項23及び32記載の
視線検出方法及び装置によれば、ファインダー光学系光
軸と目の中心とがずれていたとしても、右と左の視線出
系は、予め逆方向の異なるエリアを撮像するように構成
し、角膜反射像の存在する像を基にして視線方向検出を
行うため、視線検出に必要な目の画像情報を多く得るこ
とができ、視線検出精度が低下したり検出不能となるこ
とがないという効果を奏する。
【0112】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た視線検出装置を円滑に制御することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る視線検出装置
におけるHMDユニットが傾いて装着されたときの視線
検出用イメージセンサーの画像を示す図である。
【図2】同視線検出装置における観察者の目にコンタク
トレンズが装着されたときの視線検出用イメージセンサ
ーの画像を示す図である。
【図3】同視線検出装置における観察者の目に右方向か
ら外光が入ったときの視線検出用イメージセンサーの画
像を示す図である。
【図4】同視線検出装置における視線検出系選択処理の
制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る視線検出装置
における視線検出系選択処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る視線検出装置
における視線検出系選択処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る視線検出装置
における右目用ファインダー光学系の構成を示す図であ
る。
【図8】同視線検出装置における左目用ファインダー光
学系の構成を示す図である。
【図9】同視線検出装置における右目視線検出用イメー
ジセンサーの画像を示す図である。
【図10】同視線検出装置における左目視線検出用イメ
ージセンサーの画像を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る視線検出装
置における右目用ファインダー光学系の構成を示す図で
ある。
【図12】同視線検出装置における左目用ファインダー
光学系の構成を示す図である。
【図13】本発明の記憶媒体に格納される制御プログラ
ムの各モジュールを示す図である。
【図14】従来の視線検出装置における視線検出原理を
説明するための図である。
【図15】同従来の視線検出装置における視線検出原理
を説明するための図である。
【図16】同従来の視線検出装置における視線検出用イ
メージセンサーに投影される観察者の目の像を示す図で
ある。
【図17】同従来の視線検出装置における視線検出用イ
メージセンサーの出力強度を示す図である。
【図18】同従来のHMDユニットを有する画像記録装
置の使用状態外観図である。
【図19】同従来のHMDユニットを有する画像記録装
置におけるファインダー光学系の構成及び回路構成を示
す図である。
【図20】同従来の画像記録装置におけるHMDユニッ
トのプリズム周りの側面図である。
【図21】同従来のHMDユニットを有する画像記録装
置における視線検出スイッチ動作時のファインダー画面
である。
【図22】同従来のHMDユニットを有する画像記録装
置における視線AF動作時のファインダー画面である。
【図23】同従来の画像記録装置における観察者にHM
Dユニットが傾いて装着されたときの視線検出用イメー
ジセンサーの画像を示す図である。
【図24】同従来の画像記録装置における観察者の目に
コンタクトレンズが装着されたときの視線検出用イメー
ジセンサーの画像を示す図である。
【図25】同従来の画像記録装置における観察者の目に
右方向から外光が入ったときの視線検出用イメージセン
サーの画像を示す図である。
【図26】同従来の画像記録装置における視線検出用イ
メージセンサーの画像を示す図である。
【符号の説明】
101 視線検出用イメージセンサーの画像エリア 102 観察者の目 103 瞳孔エッジ 201 コンタクトレンズ 201a コンタクトレンズ 201b コンタクトレンズ 301 外光による反射像 901 視線検出用イメージセンサーの画像エリア 902 観察者の目 903 瞳孔エッジ 1801 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)ユ
ニット 1802 フレーム 1803 接続線 1804 ビデオカメラユニット 1805 観察者 1901 プリズム 1902 LCD(表示素子) 1903 観察者の目 1904 カメラレンズ 1905 撮像素子 1906 信号処理回路 1907 LCD駆動回路 1908 注視点検出回路 1909 操作スイッチ検出手段 1910 主制御回路 1911 マイクロフォン 1913 映像、音声記録/再生手段 1916 視線検出用イメージセンサー 1917a 結像レンズ 1917b 結像レンズ 1918 裸眼用赤外発光ダイオード 1919 眼鏡用赤外発光ダイオード 1920 開口部(裸眼用赤外発光ダイオード用) 1921 開口部(眼鏡用赤外発光ダイオード用) 1922 開口部(視線結像用) 1923 カメラユニット 1924 ズーム/オートフォーカス手段 1925 スイッチング回路 1926 ビデオカメラユニット 1927 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)ユ
ニット 2101a ワイド表示 2101b テレ表示 2101c フェード表示 2102 日付表示 2201 視線AF枠 2301 視線用イメージセンサーの画像エリア 2302 観察者の目 2303 瞳孔エッジ 2401 コンタクトレンズ 2401a コンタクトレンズ 2401b コンタクトレンズ 2501 外光による反射像 2601 視線用イメージセンサーの画像エリア 2602 観察者の目 2603 瞳孔エッジ

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両眼の視線を検出する視線検出手段
    を有する視線検出装置により視線を検出する視線検出方
    法において、信頼性が高い方の視線検出データを利用す
    ることを特徴とする視線検出方法。
  2. 【請求項2】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、視線検出に必要なデータ数が多い方の視線検出デー
    タであることを特徴とする請求項1記載の視線検出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、瞳孔画像のケラレが少ない方の視線検出データであ
    ることを特徴とする請求項1記載の視線検出方法。
  4. 【請求項4】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、瞳孔画像の中心と撮像素子の中心の距離の短い方の
    視線検出データであることを特徴とする請求項1記載の
    視線検出方法。
  5. 【請求項5】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、検出された瞳孔エッジ数の多い方の視線検出データ
    であることを特徴とする請求項1記載の視線検出方法。
  6. 【請求項6】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、検出された瞳孔エッジから瞳孔推定円を求め、その
    推定円と瞳孔エッジの偏差量が少ない方の視線検出デー
    タであることを特徴とする請求項1記載の視線検出方
    法。
  7. 【請求項7】 左右両眼の視線を検出する視線検出手段
    を有する検出装置により視線を検出する視線検出方法に
    おいて、必要な数の角膜反射像が存在する方で検出した
    視線検出データを利用することを特徴とする視線検出方
    法。
  8. 【請求項8】 左右両眼の視線を検出する視線検出手段
    を有する視線検出装置において、信頼性が高い方の視線
    検出データを利用するように制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする視線検出装置。
  9. 【請求項9】 前記信頼性が高い方の視線検出データと
    は、視線検出に必要なデータ数が多い方の視線検出デー
    タであることを特徴とする請求項8記載の視線検出装
    置。
  10. 【請求項10】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、瞳孔画像のケラレが少ない方の視線検出データで
    あることを特徴とする請求項8記載の視線検出装置。
  11. 【請求項11】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、瞳孔画像の中心と撮像素子の中心の距離の短い方
    の視線検出データであることを特徴とする請求項8記載
    の視線検出装置。
  12. 【請求項12】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、検出された瞳孔エッジ数の多い方の視線検出デー
    タであることを特徴とする請求項8記載の視線検出装
    置。
  13. 【請求項13】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、検出された瞳孔エッジから瞳孔推定円を求め、そ
    の推定円と瞳孔エッジの偏差量が少ない方の視線検出デ
    ータであることを特徴とする請求項8記載の視線検出装
    置。
  14. 【請求項14】 左右両眼の視線を検出する視線検出手
    段を有する視線検出装置において、必要な数の角膜反射
    像が存在する方で検出した視線検出データを利用するよ
    うに制御する制御手段を設けたことを特徴とする視線検
    出装置。
  15. 【請求項15】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像することを特徴とする視線検出方法。
  16. 【請求項16】 右目視線検出用イメージセンサと左目
    視線検出用イメージセンサの視線検出光学系に対するシ
    フト量が互いに異なることを特徴とする請求項15記載
    の視線検出方法。
  17. 【請求項17】 右目視線検出用イメージセンサと左目
    視線検出用イメージセンサの視線検出光学系に対するシ
    フト方向が互いに異なることを特徴とする請求項15記
    載の視線検出方法。
  18. 【請求項18】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダ光学系光軸に対するズレ
    量が互いに異なることを特徴とする請求項15記載の視
    線検出方法。
  19. 【請求項19】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダ光学系光軸に対するズレ
    方向が互いに異なることを特徴とする請求項15記載の
    視線検出方法。
  20. 【請求項20】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像のケラレが少
    ない方の像を基にして視線方向を検出することを特徴と
    する請求項15記載の視線検出方法。
  21. 【請求項21】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像境界エッジの
    円弧が長い方の像を基にして視線方向を検出することを
    特徴とする請求項15記載の視線検出方法。
  22. 【請求項22】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像中心と撮像素
    子中心の距離の短い方の像を基にして視線方向を検出す
    ることを特徴とする請求項15記載の視線検出方法。
  23. 【請求項23】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち角膜反射像の存在す
    る方の像を基にして視線方向を検出することを特徴とす
    る請求項15記載の視線検出方法。
  24. 【請求項24】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像する撮像手段を有することを特徴とする視線検出装
    置。
  25. 【請求項25】 右目視線検出用イメージセンサーと左
    目視線検出用イメージセンサーの視線検出光学系に対す
    るシフト量が互いに異なることを特徴とする請求項24
    記載の視線検出装置。
  26. 【請求項26】 右目視線検出用イメージセンサーと左
    目視線検出用イメージセンサーの視線検出光学系に対す
    るシフト方向が互いに異なることを特徴とする請求項2
    4記載の視線検出装置。
  27. 【請求項27】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダー光学系光軸に対するズ
    レ量が互いに異なることを特徴とする請求項24記載の
    視線検出装置。
  28. 【請求項28】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダー光学系光軸に対するズ
    レ方向が互いに異なることを特徴とする請求項24記載
    の視線検出装置
  29. 【請求項29】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像のケラレが少
    ない方の像を基にして視線方向を検出する視線方向検出
    手段を有することを特徴とする請求項24記載の視線検
    出装置。
  30. 【請求項30】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像境界エッジの
    円弧が長い方の像を基にして視線方向を検出する視線方
    向検出手段を有することを特徴とする請求項24記載の
    視線検出装置。
  31. 【請求項31】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像中心と撮像素
    子中心の距離の短い方の像を基にして視線方向を検出す
    る視線方向検出手段を有することを特徴とする請求項2
    4記載の視線検出装置。
  32. 【請求項32】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち角膜反射像の存在す
    る方の像を基にして視線方向を検出する視線方向検出手
    段を有することを特徴とする請求項24記載の視線検出
    装置。
  33. 【請求項33】 左右両眼の視線を検出する視線検出手
    段を有する視線検出装置を制御するプログラムを格納す
    る記憶媒体であって、信頼性が高い方の視線検出データ
    を利用するように制御する制御モジュールを有するプロ
    グラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、視線検出に必要なデータ数が多い方の視線検出デ
    ータであることを特徴とする請求項33記載の記憶媒
    体。
  35. 【請求項35】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、瞳孔画像のケラレが少ない方の視線検出データで
    あることを特徴とする請求項33記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、瞳孔画像の中心と撮像素子の中心と距離の短い方
    の視線検出データであることを特徴とする請求項33記
    載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、検出された瞳孔エッジ数の多い方の視線検出デー
    タであることを特徴とする請求項33記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記信頼性が高い方の視線検出データ
    とは、検出された瞳孔エッジ数から瞳孔推定円を求め、
    その推定円と瞳孔エッジ数の偏差量が少ない方の視線検
    出データであることを特徴とする請求項33記載の記憶
    媒体。
  39. 【請求項39】 左右両眼の視線を検出する視線検出手
    段を有する視線検出装置を制御するプログラムを格納す
    る記憶媒体であって、必要な数の角膜反射像が存在する
    方で検出した視線検出データを利用するように制御する
    制御モジュールを有するプログラムを格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
  40. 【請求項40】 視線検出装置を制御するプログラムを
    格納する記憶媒体であって、右目と左目とで互いに異な
    るエリアを撮像する撮像モジュールを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  41. 【請求項41】 右目視線検出用イメージセンサーと左
    目視線検出用イメージセンサーの視線検出光学系に対す
    るシフト量が互いに異なることを特徴とする請求項40
    記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 右目視線検出用イメージセンサーと左
    目視線検出用イメージセンサーの視線検出光学系に対す
    るシフト方向が互いに異なることを特徴とする請求項4
    0記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダー光学系光軸に対するズ
    レ量が互いに異なることを特徴とする請求項40記載の
    記憶媒体。
  44. 【請求項44】 右目視線検出用光学系光軸と左目視線
    検出用光学系光軸のファインダー光学系光軸に対するズ
    レ方向が互いに異なることを特徴とする請求項40記載
    の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像のケラレが少
    ない方の像を基にして視線方向を検出する視線方向検出
    モジュールを有することを特徴とする請求項40記載の
    記憶媒体。
  46. 【請求項46】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像境界エッジの
    円弧が長い方の像を基にして視線方向を検出する視線方
    向検出モジュールを有することを特徴とする請求項40
    記載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち瞳孔像中心と撮像素
    子中心の距離の短い方の像を基にして視線方向を検出す
    る視線方向検出モジュールを有することを特徴とする請
    求項40記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 右目と左目とで互いに異なるエリアを
    撮像し、撮像された左右の像のうち角膜反射像の存在す
    る方の像を基にして視線方向を検出する視線方向検出モ
    ジュールを有することを特徴とする請求項40記載の記
    憶媒体。
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