JPH10179453A - 便座付便器 - Google Patents

便座付便器

Info

Publication number
JPH10179453A
JPH10179453A JP9259191A JP25919197A JPH10179453A JP H10179453 A JPH10179453 A JP H10179453A JP 9259191 A JP9259191 A JP 9259191A JP 25919197 A JP25919197 A JP 25919197A JP H10179453 A JPH10179453 A JP H10179453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
electromagnetic induction
toilet
seat
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9259191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Inoue
博允 井上
Hideaki Abe
秀明 安倍
Shosuke Akisada
昭輔 秋定
Hiroyasu Kitamura
浩康 北村
Masayuki Naruo
正之 鳴尾
Satoshi Yamada
聡 山田
Shinji Fujii
眞司 藤井
Kazutsugu Hayashi
和嗣 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9259191A priority Critical patent/JPH10179453A/ja
Publication of JPH10179453A publication Critical patent/JPH10179453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 便座の回動で電気的接続の安定性が損なわれ
ることがない上に防水性の点で有利なものとする。 【解決手段】 便器本体1に回動自在に取り付けられた
便座2の電気回路と便器本体1側の電気回路との接続
を、便器本体1側の電磁誘導コイル31,41と便座2
側の電磁誘導コイル32,42との電磁誘導結合によっ
て行う。便座2の回転に伴って回転する回転部5を便器
本体1に設けて、該回転部5に便器本体1側の電磁誘導
コイル31,41を配置する。便座2側の電気回路と便
器本体1側の電気回路との接続が非接触でなされる上
に、便座の回動時にも対の電磁誘導コイルの相対位置関
係が一定に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便座内に電気回路を
内蔵した便座付便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冬季における使用感の向上のために便座
内に電気的ヒータを配した便器がある。このものでは便
座への給電を行わなければならないが、便座は便器に回
動自在に装着される存在であることから、この点を考慮
した給電を行わなくてはならず、また衛生上の点からは
丸洗いできるように便器本体から取り外すことができる
ようにしておきたいという要望に答えるとすれば、この
点も考慮した給電を行わなくてはならない。また、電気
的ヒータの温度制御の点からは、単に給電すればよいと
いうものではなく、便座側に配した温度検知素子からの
温度信号、便座への着座の検知信号などの制御関連信号
を通常は便器本体側に設置される制御回路に送ることに
なるために、給電線のほか信号線も必要となる。
【0003】そして従来においては、便器本体側の制御
回路と便座との間の電気的接続は、コードを外部に引き
出すとともに防水型コネクターを用いて便座の回動を保
証するとともに、便座の取り外しの便を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、便座の回動時
にコードにかかるストレスを軽減することは難しく、た
とえばコードを捩った状態で接続してしまった場合、上
記ストレスによって断線してしまうことがある。また防
水コネクターを採用したとはいえ、コネクターの接続を
外した状態においては接続端子が露出してしまうもので
あり、便座の丸洗いや便器本体の水拭きなどを行うと接
続端子に水が付着することになり、接続端子が腐食して
しまうことがあるほか、給電線の場合や水によるショー
ト、漏電等のおそれを有している。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは便座の回動で電気的接
続の安定性が損なわれることがない上に防水性の点で有
利な便座付便器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、電気
回路を内蔵して便器本体に回動自在に取り付けられた便
座の電気回路と便器本体側の電気回路との接続を、便器
本体側の電磁誘導コイルと便座側の電磁誘導コイルとの
電磁誘導結合によって行うとともに、便座の回転に伴っ
て回転する回転部を便器本体に設けて、該回転部に便器
本体側の電磁誘導コイルを配置していることに特徴を有
している。便座側の電気回路と便器本体側の電気回路と
の接続を非接触で行うために、接続用のコード及びコネ
クターが不要となっているものであり、また便座の回動
時にも対の電磁誘導コイルの相対位置関係が一定に保た
れるために、非接触接続が安定した状態でなされるもの
である。
【0007】便器本体側の回転部を便座の回転に連動さ
せることは、便座の側面に設けた溝に回転部を係合させ
たり、便座の側面に設けた穴に回転部を係合させたり、
回転部と便座とを磁気的連結手段で連結することで簡便
に行うことができる。また回転部と便座とには位置決め
用の凹凸嵌合部を設けておくと、電磁誘導コイルの結合
効率を高くすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図2に示す便器は局部洗浄装置15を備
えるとともに便座2内にヒーター20を内蔵したもの
で、便器本体1に直接あるいは局部洗浄装置15を介し
て回動自在に装着されている便座2は、上記ヒーター2
0のほかにサーミスタのような温度検出素子21と便座
2への着座を検出する着座検出スイッチ22、温度検出
素子21で検出された温度情報と着座検出スイッチ22
で検出された着座情報とを送信するための信号発生発信
部24、そして電源部23を備えている。一方、便器本
体1側には局部洗浄装置15や便器洗浄水のための洗浄
弁16の動作制御を行う制御回路10が設けられている
とともに、マイクロコンピュータで構成された該制御回
路10には、電力送信部13と信号受信部14が接続さ
れている。図中12は交流電源に接続された電源部であ
る。
【0009】便器本体1側から便座2側への電力供給
は、電磁誘導コイル31,32を用いた電磁誘導結合に
よって行われている。すなわち、上記電力送信部13は
発振回路によって構成されており、便器本体1側に設け
られた一次側電磁誘導コイル31を励起させることで便
座2側の二次側電磁誘導コイル32に電流を生じさせる
ものであり、便座2側の電源部23は該電流を整流平滑
してヒーター20や信号発生発振部24に供給するもの
である。
【0010】また便座2側から制御回路10に送るべき
温度情報及び着座情報も、ここでは電磁誘導コイル4
1,42を介して行っている。温度情報及び着座情報を
備えた信号を信号発生発振部24は、電磁誘導コイル4
2,41を介して便器本体1側の信号受信部14に送
り、該信号受信部14において復調復元された温度情報
及び着座情報が制御回路10に入力される。制御回路1
0は温度情報や着座情報に応じて、電磁誘導コイル3
1,32を通じてヒーター20に供給する電力をたとえ
ばデューティ比制御などで調節する。
【0011】電磁誘導コイル31,32間の接続及び電
磁誘導コイル41,42間の接続は非接触のものであ
り、便器本体1側の内部に電磁誘導コイル31,41
を、便座2内部に電磁誘導コイル32,42を配置して
おけばよく、該接続部において接続端子等の電気部品を
外部に露出させる必要はなく、このために防水性の点で
きわめて有利なものとなっている。
【0012】もっとも電磁誘導コイル31,32間の距
離及び電磁誘導コイル41,42間の距離ができるだけ
近く、また互いの位置関係が正確であるほど結合効率が
高くなるのに対して、便座2は前述のように便器本体1
に回動自在に取り付けられるものであるために、また図
示例のものではまた便座2の丸洗い等のための便座2の
着脱も行うことができるようになっているために、ここ
では図1に示すように、便器本体1の側面で便座2の回
動軸と同軸となるところにアーム5を回動自在に設ける
とともに、該アーム5の先端部と便座2とを係合させる
係合手段を設けて、便座2の開閉回動に伴ってアーム5
も回動するものとしている。そして上記アーム5の先端
部に電磁誘導コイル31,41を内蔵させ、これら電磁
誘導コイル31,41を便座2内に配した電磁誘導コイ
ル32,42に夫々近接対向させている。
【0013】便座2の開閉回動に伴ってアーム5も回動
させるための係合手段として、図3に示すものでは、便
座2の側面に形成した溝26にアーム5の先端をスライ
ド自在に係合させることで行っている。上記溝26を便
座2の取り外し方向に長いものとしているために、便座
2の着脱にも応ずることができるものである。アーム5
として弾性を有するものを用いる時には、上記溝26は
便座2の取り外し方向に長いものでなくともよい。
【0014】またアーム5に弾性を持たせたり、便座2
の回動軸の軸方向にスライドさせることができるように
している場合には、図4に示すように、L字形のアーム
5の先端部を便座2側面に設けた穴27にはめ込むこと
で、便座2の回動にアーム5が連動するようにしてもよ
い。この時、図示例では穴27内に嵌まり込むアーム5
の先端部に電磁誘導コイル31,41を配置している
が、便座2の側面に沿う部分にこれらコイル31,41
を配置していてもよい。なお、いったん取り外した便座
2を再装着する際のアーム5先端と穴27との係合を容
易とするために、アーム5の先端は半球状の丸いものと
しておくのが好ましい。
【0015】さらに図5に示すように互いに吸着する磁
石50,50(一方は磁性片でもよい)をアーム5と便
座2とに設けることで便座2の回動にアーム5が連動す
るようにしてもよい。また図示例ではアーム5を便座2
の下面側に位置させて、不用意にアーム5が動かされる
ことで磁気的連結が解除されてしまうことがないように
しているが、アーム5を便座2の側面に位置させた状態
で磁気的連結を行ってもよい。
【0016】また、いずれの係合手段を採用するにして
も、アーム5内の電磁誘導コイル31,41と便座2内
の電磁誘導コイル32,42との位置関係が正確に定ま
るように、アーム5と便座2とが図6にも示すように凹
凸嵌合などによる位置決め部で相互に位置決めされるよ
うにしておくのが好ましい。図6に電磁誘導コイル3
1,32,41,42の具体例を示す。電力伝送用の電
磁誘導コイル31,32は、共にU字形コア33の両側
片にコイルボビン35を介して巻線34を行ったものと
して構成されており、電磁誘導コイル31のコア33の
両側片の先端が、電磁誘導コイル32のコア33の両側
片の先端に夫々対向するようになっている。また信号伝
送用の電磁誘導コイル41,42は電力伝送用のものに
比して小さいものでよいことから、ここでは電磁誘導コ
イル31,32のコイルボビン35,35に各コア33
の両側片先端部間に跨がるように夫々固定して相互に対
向させている。
【0017】なお、図7から明らかなように電磁誘導コ
イル31,32の中心と電磁誘導コイル41,42の中
心とがほぼ一致するように電磁誘導コイル31,32へ
の電磁誘導コイル41,42の固定を行っている。これ
は電磁誘導コイル31,32が発生する磁束が電磁誘導
コイル41,42に流れ込むことによる影響を最小限に
抑えるためである。
【0018】アーム5を設けて該アーム5内に電磁誘導
コイル31,41を配したものを示したが、便座2の回
動軸となる軸部を便座2の軸部と便器本体1側の軸部と
に分割するとともに、これら軸部が共に便座2と一体に
回動するようにしておき、便器本体1側の軸部に電磁誘
導コイル31,41を収納し、便座2側の電磁誘導コイ
ル32,42を上記コイル31,41の外周に位置する
ように配置したり、軸部の軸方向に対向するように配置
してもよい。この場合においても便座2の開閉回動にか
かわらず、電磁誘導コイル31,32の位置関係及び電
磁誘導コイル41,42の位置関係を同じ状態に保つこ
とができる。
【0019】図8に具体回路の一例を示す。図に示す回
路において、電源を投入すると電流制限抵抗を通してダ
イオードブリッジDB1からコンデンサC1に電流が流
れ、コンデンサC1の両端に直流電圧が形成される。電
源が投入されると抵抗R3よりコンデンサC2が充電さ
れ、スイッチング素子FETのしきい値に達すると、ス
イッチング素子FETがオン状態となって該スイッチン
グ素子FETのドレイン電圧が下降し始める。この時、
電磁誘導コイル31の1次巻線L1からの誘起電圧によ
り帰還巻線L3に帰還がかかり、スイッチング素子FE
Tのオン状態が深くなって電流が流れる。スイッチング
素子FETに流れる電流はほぼ直線的に増加し、ある電
流値になると、抵抗R7の電圧上昇によりトランジスタ
T2がオンしてゲート電荷を抜くためにスイッチング素
子FETはオフとなり、上記1次巻線L1とコンデンサ
C3での並列回路による共振を開始する。そして1次巻
線L1とコンデンサC3での並列回路による共振の1周
期が終了する時点では、帰還巻線L3に誘起する電圧が
スイッチング素子FETのゲートをオンする電位に達す
るためにスイッチング素子FETは再びオンし、以降、
上記動作を継続することで安定発振に移行する。
【0020】インバータ制御回路である上記回路では、
共振回路が安定して2次側の電磁誘導コイル32に一定
出力を供給し、スイッチング素子FETがゼロ電圧スイ
ッチングできるようにFET制御がなされる。ただし、
安全を考慮して電源投入時はトランジスタT1が能動状
態でスイッチング素子FETのゲートをGNDに短絡し
ているために発振しないようにしてあるとともに、発振
の開始と停止はマイクロコンピュータからなる制御回路
10の出力で制御するようにしている。何らかのトラブ
ルで発振が正常でなくなった場合、共振電圧が変化する
が、この場合、通常オフ状態のトランジスタT3がオン
となって制御回路10にハイ信号が入ることで異常検知
がなされ、発振を停止させる。
【0021】1次側共振回路で共振が始まると分離型ト
ランスの2次側である電磁誘導コイル32に電圧が誘起
され、整流後、ヒーター20に電力が送られる。2次側
では整流に起因して発生するノイズを防ぐためコンデン
サC7,C9と抵抗R13,R14の各直列回路を各ダ
イオードに並列に接続してある。上記抵抗R13,R1
4はノイズ対策効果と自己の損失の両面から定まり、抵
抗値はほぼゼロの値を合めて適値に設定しておく。コン
デンサC8は電磁誘導コイル32と並列に接続して1次
側である電磁誘導コイル31からのエネルギーを有効に
2次側へ引き出せるようにするために設けたものであ
る。
【0022】非接触信号伝送手段のための電源として、
ここでは補助電源回路2aを設けている。補助電源回路
2aでは入力にコイル巻線誘起電圧(交流)が入り、ダ
イオードD10,抵抗R16,コンデンサC13により
整流平滑され、ツェナーダイオードD11の電圧(オペ
アンプ電源)が形成される。また、着座の有無(着座検
出スイッチ22のオンオフ)でコンデンサ容量が、便座
温度の変化で温度検出素子(サーミスタ)21の抵抗値
が変化することで、着座と温度信号とを含んだ周波数成
分の方形波がオペアンプから出力される。この便座情報
を含んだ方形波を本体側に伝送するために次段のコルピ
ッツ発振回路2cで変調をかける。方形波発生回路2b
において抵抗R17,R18は分圧によりCR発振回路
の基準電圧を作っている。オペアンプの反転入力端子電
圧は、非着座時時定数R20+(R21・SR)/(R
21+SR)・C12、着座時時定数R20+(R21
・SR)/(R21+SR)・(C11+C12)で充
放電を繰り返し、非反転入力端子電圧より低い電圧の期
間でオペアンプ出力がHIとなり、その抵抗分圧電圧が
非反転入力端子電圧に入力される。オペアンプ反転入力
端子電圧が非反転入力端子電圧を越えると、出力は反転
し、以後この繰り返しで、連続した方形波が出力され
る。方形波の幅はコンデンサC11,C12と温度検出
素子21で決定され、ヒータの温度で温度検出素子21
の抵抗値は変化し、着座のあるなしはコンデンサC1
1,C12の容量変化で表れる。着座時と非着座時で2
種の周波数テーブルを設けておくことで1つの方形波で
着座、温度信号を含んだ情報が伝達できる。この出力周
波数の範囲は例えば共振周波数をおよそ50kHz、信
号搬送波周波数を2.5MHzとした場合に相互に影響
を与えないようにコンデンサC11,C12及び抵抗R
20,R21を設定している。抵抗R21を温度検出素
子21に並列に入れることにより、実用便座使用温度
(20℃〜50℃付近)での精度を高くしている。抵抗
R20は温度検出素子21がショートした場合の保護用
である。ツェナーダイオードD12,D13で方形波出
力の振幅をツェナー電圧で安定化させている。コンデン
サC14はパワー部からの誘導ノイズ対策用である。コ
ルピッツ発振回路2cについて、搬送周波数をインバー
タ周波数よりも十分高い例えば1MHz以上にできるこ
とや、アンテナコイルを回路のインダクタンスとして使
えることや、波形が正弦波であること、などのメリット
から変調回路に選定している。図9(a)(b)(c)(d)は図8
中のa〜dの各点での波形を示している。
【0023】便器本体1の信号受信側にて同調回路やフ
ィルタを通して温度情報を復調するため、インバータ周
波数、方形波信号周波数の各帯域と十分ずらし、かつ搬
送波振幅が分離型トランスコアにより減衰しにくい周波
数帯2.5MHz付近を選定している。同調検波回路1
aでは電磁誘導コイル42からの電磁誘導により電磁誘
コイル41に誘導される便座情報信号を同調コンデンサ
C20で同調させて、信号振幅を大きくし、その後、共
振周波数、例えば50kHz帯をハイパスフィルタC2
0,R25でカットする。その後ダイオードD14とコ
ンデンサC21と抵抗R26から構成する検波回路で便
座信号を復調させる。さらにコンデンサC22と抵抗R
27で構成するフィルタで直流成分をカットする。その
信号をオペアンプに入力してコンパレータ回路で波形整
形を行う。コンパレータ回路で復元された便座情報方形
波が制御回路10に入力され、その情報に基づきインバ
ータ回路出力制御を制御回路10が行う。
【0024】なお、電力伝送及び信号伝送を共に電磁誘
導コイル31,32,41,42で行うものを示した
が、いずれかの伝送のみを電磁誘導結合で行うものであ
ってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明においては、便座側
の電気回路と便器本体側の電気回路との接続を電磁誘導
コイルによる電磁誘導結合にて非接触で行うために、接
続用のコードやコネクターが不要となっていて防水性の
点で有利なものであり、しかも便座の回転に伴って回転
する回転部を便器本体に設けて、該回転部に便器本体側
の電磁誘導コイルを配置しているために、便座の回動時
にも対の電磁誘導コイルの相対位置関係が一定に保たれ
るものであって、非接触接続が安定した状態でなされる
ものである。
【0026】そして便器本体側の回転部を便座の回転に
連動させることは、便座の側面に設けた溝に回転部を係
合させたり、便座の側面に設けた穴に回転部を係合させ
たり、回転部と便座とを磁気的連結手段で連結すること
で簡便に行うことができるとともに、便座の着脱にも容
易に応ずることができる。また回転部と便座とには位置
決め用の凹凸嵌合部を設けておくと、電磁誘導コイルの
結合効率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の部分平面図であ
る。
【図2】(a)は同上の斜視図、(b)は同上のブロッ
ク回路図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の他例の分解斜視図である。
【図5】同上の更に他例の側面図である。
【図6】同上の電磁誘導コイルの断面図である。
【図7】同上の電磁誘導コイルの平面図である。
【図8】同上の具体回路例を示す回路図である。
【図9】(a)〜(d)は夫々波形図である。
【符号の説明】
1 便器本体 2 便座 31 電磁誘導コイル 32 電磁誘導コイル 41 電磁誘導コイル 42 電磁誘導コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 浩康 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鳴尾 正之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山田 聡 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤井 眞司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 林 和嗣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路を内蔵して便器本体に回動自在
    に取り付けられた便座の電気回路と便器本体側の電気回
    路との接続を、便器本体側の電磁誘導コイルと便座側の
    電磁誘導コイルとの電磁誘導結合によって行うととも
    に、便座の回転に伴って回転する回転部を便器本体に設
    けて、該回転部に便器本体側の電磁誘導コイルを配置し
    ていることを特徴とする便座付便器。
  2. 【請求項2】 回転部は便座の側面に設けられた溝に係
    合して便座の回転に連動回転するものであることを特徴
    とする請求項1記載の便座付便器。
  3. 【請求項3】 回転部は便座の側面に設けられた穴に係
    合して便座の回転に連動して回転するものであることを
    特徴とする請求項1記載の便座付便器。
  4. 【請求項4】 回転部は便座との間の磁気的連結手段で
    便座に連結されて便座の回転に連動して回転するもので
    あることを特徴とする請求項1記載の便座付便器。
  5. 【請求項5】 回転部と便座とには位置決め用の凹凸嵌
    合部が設けられていることを特徴とする請求項2〜4の
    いずれかの項に記載の便座付便器。
JP9259191A 1996-10-28 1997-09-25 便座付便器 Pending JPH10179453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9259191A JPH10179453A (ja) 1996-10-28 1997-09-25 便座付便器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28571596 1996-10-28
JP8-285715 1996-10-28
JP9259191A JPH10179453A (ja) 1996-10-28 1997-09-25 便座付便器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179453A true JPH10179453A (ja) 1998-07-07

Family

ID=26544016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9259191A Pending JPH10179453A (ja) 1996-10-28 1997-09-25 便座付便器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10179453A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896278A (en) Non-contact electric power transmission apparatus
US5630836A (en) Transcutaneous energy and information transmission apparatus
US6040986A (en) Non-contact power transmitting device having simplified self-oscillation feedback loop which interrupts power transmission when no load is present
JP3306675B2 (ja) 小型電気機器
US10893922B2 (en) Electric apparatus unit
JP2002010535A (ja) 非接触電力伝達装置
JPH10215530A (ja) 非接触電力伝送装置
CN105098844B (zh) 一种非接触电能传输装置和电能传输方法
JP2002209344A (ja) 非接触電力伝送装置
WO2017091328A1 (en) Wireless power transfer receiver having synchronous rectifier synchronized to wireless power transfer signal
US20040120163A1 (en) Switching power supply apparatus
JP2003250233A (ja) 非接触電力伝達装置
JPH10179454A (ja) 便座付便器
EP0878050B1 (en) Ac/dc converter
JPH08331850A (ja) 電源装置
JP5913515B2 (ja) 誘導エネルギー伝達用回路機構
JPH10179452A (ja) 便座付便器
JPH10179453A (ja) 便座付便器
JPH02501966A (ja) ランプ光度制御のための回路装置
JPH06339232A (ja) 充電装置
KR102015439B1 (ko) 무선 전력전송장치 및 이를 포함하는 공기청정기
JP2004510399A (ja) パワーコンバータの連続モードの制限
JP3762268B2 (ja) 非接触電源装置
JP2004096852A (ja) 非接触給電装置
JP3500868B2 (ja) スイッチングレギュレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041026