JP5913515B2 - 誘導エネルギー伝達用回路機構 - Google Patents

誘導エネルギー伝達用回路機構 Download PDF

Info

Publication number
JP5913515B2
JP5913515B2 JP2014209125A JP2014209125A JP5913515B2 JP 5913515 B2 JP5913515 B2 JP 5913515B2 JP 2014209125 A JP2014209125 A JP 2014209125A JP 2014209125 A JP2014209125 A JP 2014209125A JP 5913515 B2 JP5913515 B2 JP 5913515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillator
capacitor
voltage
transistor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014209125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015073430A (ja
Inventor
フィリップ、ユング
ヨアヒム、レッパー
ヤン、クリスティアン、ラングスドルフ
トーマス、ホーマン
Original Assignee
ブラウン ゲーエムベーハー
ブラウン ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP09007667A external-priority patent/EP2262091A1/de
Priority claimed from EP09007662A external-priority patent/EP2262078A1/de
Application filed by ブラウン ゲーエムベーハー, ブラウン ゲーエムベーハー filed Critical ブラウン ゲーエムベーハー
Publication of JP2015073430A publication Critical patent/JP2015073430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5913515B2 publication Critical patent/JP5913515B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/80Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power involving the exchange of data, concerning supply or distribution of electric power, between transmitting devices and receiving devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/00032Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by data exchange
    • H02J7/00034Charger exchanging data with an electronic device, i.e. telephone, whose internal battery is under charge
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0032Control circuits allowing low power mode operation, e.g. in standby mode
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/02Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal
    • H02M7/04Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/05Capacitor coupled rectifiers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

本開示は、例えば電動歯ブラシや電気髭剃り装置などの小型電気装置用の誘導エネルギー伝達用回路機構に関する。
バッテリ駆動式の小型電気装置は、典型的には、外部充電ステーションで充電される。
充電ステーションから装置に電気エネルギーを誘導的に伝達する非接触充電ステーションが特に好まれる。このために、充電ステーションでは、コイル要素とキャパシタ要素を含む発振器によって交番磁界が生成され、同時にコイル要素は、誘導変圧器の一次コイルを形成し、変圧器の二次コイルは、充電される装置内に配置される。したがって、充電ステーションは、従来、一次側と呼ばれ、充電される装置は、二次側と呼ばれる。発振器が安定電圧で動作されるか又はそれぞれ均一振幅で発振するそのような充電ステーションは、JP 6−54454 A号により知られている。
最新の充電ステーションは、典型的には、3つの動作状態を有する。第1の状態は、二次側が、例えば装置を動作させるか又は装置に組み込まれた電池を充電するために連続的に電力を引き出す動作モードである。第2の状態は、装置が充電ステーション内になく、したがって電力は全く引き出されない単純待機モードである。第3の状態は、拡張待機モードとして知られるものであり、このモードでは、例えば、電池は完全に充電されているが、自己放電又は装置の自己電力消費を補償するために時々再充電されなければならないために、装置は、充電ステーション内にあるが電力を断続的にしか必要としない。後者の引用されたケースでは、充電ステーションは、必要に応じて単純待機モードと動作モードを交互に切り替わらなければならない。したがって、充電ステーション(一次側)のそれぞれの動作状態は、小型電気装置(二次側)の電力需要によって決定される。
二次側の電力需要を二次側で直接検出し、対応する情報を一次側に送り、それに応じて、発振器、即ち例えば発振器内で動作するトランジスタのベース・エミッタ電圧を調整することが知られている。この解決策は、二次側から一次側への情報の伝達手段が必要になるため、かなり複雑である。あるいは、発振器(一次側)の消費電力を測定し、それに応じて発振器を制御することによって、二次側の電力需要を決定してもよい。しかしながら、典型的には変圧器の一次側と二次側との結合が弱いために、充電ステーションの消費電力が、装置の消費電力による影響をわずかしか受けないので、両方の変形は、多数の動作状態を設定するにあまり適していない。
JP 6−54454 A号
本開示の目的は、二次側の電力需要を一次側で単純に確立することができる、一次側から二次側に誘導的に電力伝達するための回路機構を記載することである。
本開示による解決策
この目的は、エネルギーの誘導伝達用の回路機構によって達成され、この回路機構は、発振器と、発振器の負荷を検出し、検出した負荷に応じて回路機構を複数の動作状態(例えば、待機モード又は動作モード)のうちの1つに切り替える装置とを有し、装置は、発振器の電気的変数を評価するように設計される。発振器は、好ましくはコルピッツ発振器又はハートレー発振器であり、実質的に既知の能動素子を有する。発振器の負荷を検出するための装置は、発振器内の電気的変数、好ましくは能動素子の端子における電圧を評価する。能動素子は、例えば、好ましくは共通ベースで動作するトランジスタである。発振器の負荷を検出するための装置は、トランジスタのコレクタ又はベースにおける電圧、例えば所定の極性を有する半振動(semioscillation)を評価することが好ましい。トランジスタのコレクタ又はベースにおける負電圧の振幅又は平均値が評価されることが好ましい。即ち、発振器振動の半波の振幅は、特に、二次側負荷に強く依存して変化する。これにより、発振器の負荷と、したがって二次側の電力需要は、発振器内で検出できる電気的変数を使用して一次側で決定されてもよい。装置は、検出した負荷を基準値と比較し、その比較の結果に応じて、例えば回路機構が待機モードから動作モード又はこの逆に切り替えることができる制御式スイッチを作動させることによって、回路機構の動作状態を調整する。
待機モードから動作モード又はこの逆の切り換えは、例えば、制御式スイッチによって発振器の電源電圧を切り替えることによって行われてもよい。例えば、回路機構が、複素入力抵抗(好ましくは、容量性直列抵抗)を含む電源アダプタを有する場合、回路機構の有効電力消費は、例えば、制御式スイッチによって比較的小さい抵抗で電源アダプタの出力を終端させることによって変更されてもよい(待機モード)。この場合、幹線は、容量性直列抵抗によって定義された実質的に容量性の無効負荷を受ける。しかしながら、電源アダプタの容量性直列抵抗は、例えば容量性直列抵抗のキャパシタンスを切り替えることによって、制御式スイッチによって変更されてもよい。しかしながら、発振器は、制御式スイッチによって変更可能な減衰素子を有してもよく、即ち、発振器の消費電力が切り替えられてもよい。待機モードにおいて、発振器は、前記発振器が発振するが小さい振幅を有するように減衰素子によって大幅に減衰されてもよく、あるいは発振器が、電源アダプタに対して較的小さい負荷抵抗を示すように強く等化されてもよく、幹線からの消費電力は、電源アダプタの容量性直列抵抗によって決定され、したがって実質的に無効電力を含む。
EU 205/32ガイドラインに準拠するためには、待機モードの回路機構の消費電力が、時間平均としてだけ動作モードの消費電力より低くければ十分である。したがって、待機モードの発振器は、例えば断続的に動作してもよく、即ち、発振器は、より低い振幅で断続的に発振し、その他の場合に動作モードの標準の、より大きい振幅で発振する。
以上述べた回路機構は、特に、例えば電動歯ブラシ、電気髭剃り装置又は通信装置(携帯電話)などの小型電気装置用の誘導充電ステーションで使用するのに適する。
本開示は、図面に示された例示的な実施形態を使用して説明される。回路機構の更なる変形は、詳細な説明で言及される。
誘導エネルギー伝達用回路機構のブロック図。 ハートレー発振器を有する第1の回路機構の図。 ハートレー発振器を有する第2の回路機構の図。 コルピッツ発振器を有する第1の回路機構の図。 コルピッツ発振器を有する第2の回路機構の図。 コルピッツ発振器を有する第3の回路機構の図。
図1によるブロック図は、電源アダプタNと、交番磁界を生成する働きをする自励発振器LCとを有する回路機構を示す。発振器は、発振器LC(一次側)から、図示されていない負荷(二次側)(例えば、この目的のために発振器のコイルに結合されることがあるレシーバ・コイルを含む小型電気装置)に誘導電気エネルギーを伝達する働きをするコイルを備える。発振器は、複素入力抵抗を有する電源アダプタNを介して、幹線V3から電気エネルギーを引き出す。回路機構は、また、制御式スイッチT2と、発振器LCの負荷を検出する素子X1とを有し、素子X1は、スイッチT2を制御する。電源アダプタNの複素入力抵抗は、制御式スイッチT2によって切り替えられてもよく、その結果、回路機構は、待機モードでは幹線V3から動作モードより低い有効電力を消費する。制御式スイッチT2は、例えば電気的又は光学的に活動化されてもよい継電器又はトランジスタによって実現されてもよい。
図2に示された回路機構では、電源アダプタは、容量性直列抵抗としてのキャパシタC1と、キャパシタC2と共に、発振器LCを動作させる平滑化直流電圧を交流幹線電圧から生成するダイオードD1、D2、D3,D4による整流器ブリッジとを含む。抵抗器R2は、キャパシタC1と並列に接続され、抵抗器R2は、電源アダプタが幹線V3から切断された後でキャパシタC1が放電されることを保証する。抵抗器R2は、キャパシタC1の能動的抵抗と比べて相対的に高抵抗であり、その結果、電源アダプタの複素入力抵抗は、実質的に、キャパシタC1の容量性抵抗によって定義される。
回路機構が待機モードにされなければならない場合、容量性直列抵抗は、整流器ブリッジ、トランジスタT2及び抵抗器R22を介してアースに接続される。それにより、幹線からの回路機構の消費電力は、有効電力範囲から無効電力範囲の方向にシフトされ、これにより幹線からの有効電力消費が削減される。トランジスタT2が完全に導通している場合、電流は、実質的に、抵抗器R22とキャパシタC1によって制限される。R22の電気抵抗値がゼロの場合、発振器は、エネルギー供給源から完全に切り離される。次に、幹線は、純粋な容量性無効負荷を受ける。しかしながら、抵抗器R22は、トランジスタT2が導通している場合に、キャパシタC2で発振器の動作にまだ十分な電圧が設定され、発振器がまだ発振しているが振幅が小さいように大きさが決められることが好ましい。
回路機構に含まれる発振器LCは、能動素子としてトランジスタT1を有する共通ベースのハートレー発振器である。二次側によって発振器の負荷を検出するために、ダイオードD15と、抵抗器R16及びR17によって形成された分圧器と共に、素子X1(例えば、マイクロコントローラ)が設けられる。トランジスタT1のベース電圧U_Bの負の半波が、分圧器R16,R17の一端に印加される。この電圧U_Bは、ダイオードD15を介して供給され、発振器LCの負荷を示す。マイクロコントローラX1によって生成される正基準電圧は、分圧器R16,R17の他端に印加される。分圧器R16,R17の中央タップの電圧は、マイクロコントローラX1に供給される。トランジスタT1の負ベース電圧U_Bは、マイクロコントローラX1によって基準値と比較することができるように、分圧器R16,R17によって正電圧範囲に変換される。マイクロコントローラX1は、この比較の結果に応じてトランジスタT2を活動化する。ベース電圧の負の半波の代わりに、コレクタ電圧U_Cの負の半波が評価されてもよい。
トランジスタT2が導通しており、また回路機構が待機モードのとき、マイクロコントローラX1は、抵抗器R15、ダイオードD14及びトランジスタT5による分圧器を介して電源アダプタからエネルギーが供給される。マイクロコントローラX1は、二次側の大きな電力需要を確立するとすぐに、トランジスタT2を再びディスエーブルする。マイクロコントローラX1は、例えば、所定の時間スケジュールにしたがってトランジスタT2をオンとオフに切り替える制御プログラムを備えてもよい。
前述の回路機構の別の実施形態は、ハートレー発振器の代わりに、コルピッツ発振器を使用しかつ/又はマイクロコントローラの代わりに個別回路を使用して、例えば図4〜図6に示されたように、発振器の負荷を検出しかつ電源アダプタの複素入力抵抗を修正する。
図3は、容量性直列抵抗C1を有する電源アダプタによって電力供給されるハートレー発振器を含む回路機構を示す。発振器の負荷を検出する素子X1として、リセットICとして知られているものがある。リセットICは、供給電圧が所定値を超えた場合のみその出力Voutにハイ・レベルを出力する。電界効果トランジスタT3が導通するためのスイッチングしきい値が、リセットICにより設定される。トランジスタT1のベース電圧を評価することにより、電源アダプタから発振器へのエネルギー供給が設定される。このために、トランジスタT1の負のベース電圧は、ダイオードD15を介してリセットICに供給される。トランジスタT1のベースは、エミッタ抵抗器R5とダイオードD5を介して発振回路と結合される。
発振器の誘導負荷が増えると、トランジスタT1のベースの電圧が低下する。ダイオードD15は、電圧U15が負で、したがってトランジスタT1のベース電圧がアースに対して負であるときだけ電流を流す。リセットICは、ダイオードD15を介して電源電圧を引き出す。アースとダイオードD15のアノードとの間に配置されたキャパシタC15及びC16は、ある時定数を設定し、そのベース電圧の変化は、リセットICに影響を及ぼす。リセットICは、トランジスタT1のベース電圧の負の半波が、所定値より低くなったときにのみその出力Voutにハイ・レベルを出力する。電界効果トランジスタT3(トランジスタT2を導電状態に切り替える役割をする)は、レベルVoutで活動化される。T1の負のベース電圧が、所定値より低くなった場合、電源アダプタの出力は、オーム抵抗器R22を介して比較的小さい抵抗で短絡される。容量性直列抵抗C1により、電源アダプタは、幹線からの無効電力をほとんど独占的に消費し、発振器LCは、キャパシタC15及びC16の電圧が、リセットICの電源電圧が再び所定値より低い点に低下するまで、電源アダプタからほとんど電気エネルギーを受け取らない。したがって、待機動作において、発振器は、小さい振幅又はそれぞれ大きな振幅で交互に発振する。
図4は、容量性直列抵抗C1を含む電源アダプタによって電力供給されるコルピッツ発振器を含む回路機構を示す。発振器の負荷を検出するための素子X1は、発振器LC内、即ちトランジスタT1のコレクタにおける発振の負電圧振幅を検出するツェナーダイオードD10とダイオードD11を含む。発振器の無負荷状態で、負電圧振幅は、大きさが最大である(基準値)。振幅が基準値より小さい場合、これは、より強い減衰、したがってより高い電力需要を示す。無負荷発振器の場合、ツェナーダイオードD10とダイオードD11による分枝は導通し、その結果、トランジスタT4が導通する。同様に、トランジスタT3及びT5は、ベース・エミッタ電圧の大きさが所定値を超えたときに導通することができる。2つのトランジスタT3及びT5は、電界効果トランジスタT2を制御する。T2が導通する場合、電源アダプタの出力は、オーム抵抗器R22(所定の比較的小さい値を有する)を介してアースに接続され、その結果、発振器LCの電源電圧は低下し、電源アダプタからほとんどエネルギーを取り出さなくなる。容量性直列抵抗C1(オーム抵抗器R22と比較すると高い値を有する)により、幹線には、実際には無効電力だけがかかる(待機動作)。
トランジスタT1のコレクタ側にあるダイオードD9は、トランジスタT1の逆方向に流れる可能性があるリターン電流を抑制し、このリターン電流は、ダイオード分枝D10,D11によって生じ、したがって発振器LCの負電圧振幅を評価する能力を支援する。
図5に示されている回路機構では、電源アダプタは、発振器の負荷に応じて変化することがある容量性部分を有する複素入力抵抗を含む。電源アダプタは、容量性直列抵抗と、キャパシタC2と共に、発振器が動作する平滑化直流電圧を交流幹線電圧から生成するダイオードD1,D2,D3,D4による整流器ブリッジとを含む。容量性直列抵抗は、キャパシタC7と、抵抗器R2が並列に配線されたキャパシタC1とを有する。抵抗器R2は、電源アダプタNが幹線V3から切り離された後でキャパシタC1が放電されることを確実にする。電子スイッチは、キャパシタC7と並列に配線され、その電子スイッチは、直列接続された2つのトランジスタM3,M4を含み、オプトカプラの一部である。キャパシタC1と抵抗器R2で構成された並列配線は、キャパシタC7とトランジスタM3,M4で構成された並列配線と直列配線される。抵抗器R2は、キャパシタC1の能動的抵抗と比較して相対的に高抵抗である。電源アダプタNの複素入力抵抗は、実質的に、電子スイッチが閉じているときにキャパシタC1の容量性抵抗、又はそれぞれ電子スイッチが開かれていているときに直列配線される2つのキャパシタC1及びC7の容量性抵抗とによって定義される。
回路機構が待機モードに設定された場合、電子スイッチは開かれ、即ちオプトカプラのダイオードD12が非活動化されることを意味する。直列配線された2つのキャパシタC1,C7の能動的抵抗は、キャパシタC1の能動的抵抗よりかなり大きいため、それにより幹線からの回路機構の有効電力消費は減少する。このとき、電源アダプタは、ほとんど無効電力だけを消費する。キャパシタC1,C7は、待機モードで、発振器を動作させるのまだ十分な電圧がキャパシタC2で生じ、この発振器が縮小された振幅だけで発振するように大きさが決められることが好ましい。
回路機構に含まれる発振器は、共通ベースのコルピッツ発振器であり、このコルピッツ発振器は、能動素子としてトランジスタT1を含む。二次側による発振器の負荷を検出するために、2つのダイオードD10,D13、2つの抵抗器R13,R14、キャパシタC6及びスイッチング・トランジスタM6を含む回路が設けられる。ダイオードD10のカソードは、トランジスタT1のコレクタと接続される。ダイオードD10のアノードには、トランジスタT1のコレクタ電圧U_Cの負の半波が生じる。この電圧は、発振器LCの負荷を表す。コレクタ電圧の負の半波の代わりに、ベース電圧U_Bの負の半波が評価されてもよい。ダイオードD10のアノードは、抵抗器R13を介して、キャパシタC6の一端とダイオードD13のカソードと接続される。キャパシタC6の他端は、アースに接続される。ダイオードD13のアノードは、スイッチング・トランジスタM6の制御端子と接続され、抵抗器R14を介してアースに接続される。スイッチング・トランジスタM6の接点ギャップは、オプトカプラのダイオードD12と少なくとも1つの電流制限抵抗器R18と直列に配線される。
スイッチング・トランジスタM6は、その制御端子に十分に高い負電圧が印加されたときだけディスエーブルされる。発振器の負荷が低い場合は、十分に高い負電圧が、ダイオードD10,D13及び抵抗器R13を介してスイッチング・トランジスタM6の制御端子に供給され、その結果、オプトカプラのダイオードD12が非活動化され、電子スイッチのトランジスタM3,M4がディスエーブルされ、複素入力抵抗が高い値になる。
前述の回路機構の別の実施形態は、オプトカプラとキャパシタC7の代わりに、キャパシタC2(図2に示されたような)と並列なトランジスタT2と抵抗器R22からなる直列回路、又は発振器(図6に示したような)内の切り替え可能なエミッタ抵抗器を使用して、電源アダプタの複素入力抵抗を変化させる。
図6は、共通ベースのコルピッツ発振器を含む更に回路機構を示し、この回路機構は、発振器LCの発振の負電圧振幅を検出するように設計される。負電圧振幅の大きさが所定値を超えた場合(したがって、無負荷発振器LCの場合)、ツェナーダイオードD10とダイオードD11を有する分枝は導通し、トランジスタT3が導通する。同様に、トランジスタT4及びT5は、ベース・エミッタ電圧の大きさが所定値を超えたときに導通してもよい。2つのトランジスタT4及びT5は、エミッタ抵抗器R5と並列に配線された接点ギャップを有する電界効果トランジスタT2を制御する。T2が導通している場合、トランジスタT1のエミッタにある能動的抵抗Zは比較的小さく、その結果、発振器LCのエネルギー供給が最大になる。しかしながら、電源アダプタの容量性直列抵抗C1は、あまり大電力用に設計されておらず、その結果、電源アダプタの出力が比較的低い抵抗で終端されるので、電源アダプタの出力電圧が低下し、したがって回路機構の有効電力消費が減少する。
負電圧振幅が、ツェナーダイオードD10によって決定される基準値と比較して大きさが小さい場合、このことは、より強い減衰を示し、したがって二次側でより高い電力需要を示す。トランジスタT2は、ディスエーブルされ、エミッタの能動的抵抗Zは相対的に高い。これは、発振器の消費電力が、電源アダプタの容量性直列抵抗C1と整合され、最大電力が二次側に伝達される回路機構の動作状態である。
トランジスタT1のコレクタにあるダイオードD9は、ダイオード分岐D10,D11によって生成されるトランジスタT1の逆方向に流れる可能性のあるリターン電流を抑制し、したがって発振器LCの負電圧振幅を評価する能力を支援する。

Claims (4)

  1. エネルギーの誘導伝達用の回路機構であって、
    発振器(LC)と、
    前記発振器の負荷を検出し、前記検出した負荷を基準値と比較する比較器と、
    前記比較の結果に応じて作動し、前記回路機構を待機モードから動作モード又はその逆に切り替えるスイッチ(M6)と、
    前記発振器(LC)にエネルギーを供給する電源アダプタ(N)と、を備え、
    前記電源アダプタ(N)は、
    容量性直列抵抗、整流器素子(D1、D2、D3、D4)、及び負荷抵抗を有し、
    前記容量性直列抵抗は、
    第1のコンデンサ(C1)と、
    前記第1のコンデンサと直列に接続された第2のコンデンサ(C7)と、
    前記第1のコンデンサと並列に接続された抵抗体(R2)と、
    前記第2のコンデンサ(C7)と並列に接続された少なくとも1つの制御可能な電子スイッチ(M3、M4)と、を有し、
    前記抵抗体(R2)、前記コンデンサ(C1、C7)及び前記電子スイッチ(M3、M4)によって構成された回路の抵抗値が、前記電子スイッチ(M3、M4)を前記スイッチ(M6)によって制御することによって変化する、回路機構。
  2. 前記発振器(LC)が、コルピッツ発振器又はハートレー発振器であり、能動素子(T1)を有することを特徴とする、請求項1に記載の回路機構。
  3. 前記比較器が、ツェナーダイオード(D10;D13)によって実現されることを特徴とする、請求項1に記載の回路機構。
  4. ダイオード(D9)が、前記発振器(LC)の発振回路と前記能動素子(T1)との間に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の回路機構。
JP2014209125A 2009-06-10 2014-10-10 誘導エネルギー伝達用回路機構 Expired - Fee Related JP5913515B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP09007662.1 2009-06-10
EP09007667A EP2262091A1 (de) 2009-06-10 2009-06-10 Anordnung und Verfahren zur induktiven Energieübertragung
EP09007662A EP2262078A1 (de) 2009-06-10 2009-06-10 Anordnung und Verfahren zur induktiven Energieübertragung
EP09007667.0 2009-06-10

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012513515A Division JP2012529260A (ja) 2009-06-10 2010-06-09 誘導エネルギー伝達用回路機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015073430A JP2015073430A (ja) 2015-04-16
JP5913515B2 true JP5913515B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=42420851

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012513516A Active JP5571177B2 (ja) 2009-06-10 2010-06-09 誘導エネルギー伝送のための回路構成及び方法
JP2012513515A Pending JP2012529260A (ja) 2009-06-10 2010-06-09 誘導エネルギー伝達用回路機構
JP2014209125A Expired - Fee Related JP5913515B2 (ja) 2009-06-10 2014-10-10 誘導エネルギー伝達用回路機構

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012513516A Active JP5571177B2 (ja) 2009-06-10 2010-06-09 誘導エネルギー伝送のための回路構成及び方法
JP2012513515A Pending JP2012529260A (ja) 2009-06-10 2010-06-09 誘導エネルギー伝達用回路機構

Country Status (7)

Country Link
US (2) US8810328B2 (ja)
EP (2) EP2441156B1 (ja)
JP (3) JP5571177B2 (ja)
CN (2) CN102884709B (ja)
CA (2) CA2764685A1 (ja)
ES (1) ES2733089T3 (ja)
WO (2) WO2010142434A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5571177B2 (ja) * 2009-06-10 2014-08-13 ブラウン ゲーエムベーハー 誘導エネルギー伝送のための回路構成及び方法
JP6067704B2 (ja) 2011-08-16 2017-01-25 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ ワイヤレス電力受信機用の動的共振整合回路
US10116172B2 (en) 2013-06-14 2018-10-30 Trisa Holding Ag Charging device and hand-held device for a small mobile electrical device
JP6043394B2 (ja) 2015-03-31 2016-12-14 富士重工業株式会社 車両用制御装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3355650A (en) * 1963-12-26 1967-11-28 Sperry Rand Corp Electrical power and control mechanism for electrical appliances
DE3108847C2 (de) * 1981-03-09 1983-10-27 Trisa Bürstenfabrik AG Triengen, 6234 Triengen Einrichtung zum Laden von Akkumulatoren
JP2861193B2 (ja) * 1990-02-14 1999-02-24 三菱電機株式会社 給電装置
JPH03270655A (ja) * 1990-03-15 1991-12-02 Omron Corp 電力伝送装置
JPH0654454A (ja) 1992-07-28 1994-02-25 Matsushita Electric Works Ltd 誘導充電器
JPH1014126A (ja) * 1996-06-19 1998-01-16 Chon-Ron Tien 無接点充電装置
JPH10151148A (ja) * 1996-11-26 1998-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 洗浄装置
JPH10189369A (ja) 1996-12-24 1998-07-21 Tdk Corp 非接触型電力伝送装置
JPH10225020A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Sony Corp 無接点電力供給装置
JP3483728B2 (ja) * 1997-04-30 2004-01-06 株式会社東芝 限流遮断装置
DE19841972A1 (de) 1998-09-14 2000-03-16 Sican Gmbh Getakteter Shuntregler
DE19934850A1 (de) * 1999-07-24 2001-01-25 Diehl Stiftung & Co Kondensatornetzteil mit verbrauchsabhängig gesteuerter Konstantstromeinspeisung
US7164590B2 (en) * 2002-07-29 2007-01-16 International Rectifier Corporation Power transfer system with reduced component ratings
US7521890B2 (en) * 2005-12-27 2009-04-21 Power Science Inc. System and method for selective transfer of radio frequency power
US8054651B2 (en) * 2006-08-09 2011-11-08 Mbda Uk Limited Simple and effective self regulating inductive power transfer system
JP2008113519A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Sony Corp 通信システムおよび方法、通信装置、通信端末、充電制御方法、並びにicチップ
JP4600462B2 (ja) * 2007-11-16 2010-12-15 セイコーエプソン株式会社 送電制御装置、送電装置、電子機器及び無接点電力伝送システム
ES2929055T3 (es) * 2008-10-03 2022-11-24 Philips Ip Ventures B V Sistema de suministro de energía
JP5571177B2 (ja) * 2009-06-10 2014-08-13 ブラウン ゲーエムベーハー 誘導エネルギー伝送のための回路構成及び方法
EP2262078A1 (de) * 2009-06-10 2010-12-15 Braun GmbH Anordnung und Verfahren zur induktiven Energieübertragung
US8482250B2 (en) * 2010-08-06 2013-07-09 Cynetic Designs Ltd. Inductive transmission of power and data through ceramic armor panels

Also Published As

Publication number Publication date
US20120105044A1 (en) 2012-05-03
JP2012529260A (ja) 2012-11-15
WO2010142434A3 (de) 2011-04-21
CN102884709A (zh) 2013-01-16
ES2733089T3 (es) 2019-11-27
WO2010142434A2 (de) 2010-12-16
CN102460901B (zh) 2015-08-26
EP2441155B1 (de) 2019-04-24
US20120112845A1 (en) 2012-05-10
JP5571177B2 (ja) 2014-08-13
EP2441156B1 (de) 2018-10-24
CN102460901A (zh) 2012-05-16
JP2012529261A (ja) 2012-11-15
EP2441156A2 (de) 2012-04-18
JP2015073430A (ja) 2015-04-16
EP2441155A2 (de) 2012-04-18
CN102884709B (zh) 2016-01-20
CA2764684A1 (en) 2010-12-16
WO2010142433A2 (de) 2010-12-16
US8810328B2 (en) 2014-08-19
WO2010142433A3 (de) 2011-04-21
US8471547B2 (en) 2013-06-25
CA2764685A1 (en) 2010-12-16
CA2764684C (en) 2016-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5599875B2 (ja) 誘導エネルギー伝達のための回路装置及び方法
US10199877B2 (en) System and method for bidirectional wireless power transfer
JP6059184B2 (ja) 電力システム
JP5913515B2 (ja) 誘導エネルギー伝達用回路機構
ATE295624T1 (de) Kontaktloses elektrische leistung übertragendes system mit konstanthaltefunktion für die lastspannung
CN102057555A (zh) 开关模式电源供应器的备用电力最小化装置
CN104953682B (zh) 具有无线充电发射功能与无线充电接收功能的电路及其装置
ES2700533T3 (es) Dispositivo de transmisión de potencia inductiva
JP3247199B2 (ja) 充電装置
EP3113314B1 (en) Apparatus and method for wireless power transfer
CN215528708U (zh) 电力线辐射信号能量利用电路及低功率用电设备
CN115498784A (zh) 电力线辐射信号能量利用电路及低功率用电设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees