JP2008113519A - 通信システムおよび方法、通信装置、通信端末、充電制御方法、並びにicチップ - Google Patents

通信システムおよび方法、通信装置、通信端末、充電制御方法、並びにicチップ Download PDF

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Abstract

【課題】通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く充電する。
【解決手段】磁界を介して近接通信を行うリーダライタ11と携帯端末12から構成される通信システムにおいて、リーダライタ11は、携帯端末12に充電を指示する充電コマンドを送信する。携帯端末12は、受信した充電コマンドに対して、内部のバッテリの充電に必要な充電時間を示す充電時間情報を含むレスポンスをリーダライタ11に送信する。リーダライタ11は、受信したレスポンスに含まれる充電時間に応じて、出力抵抗の抵抗値を下げることにより、発生する磁界の強さを強くする。携帯端末12は、充電時間に応じて、アンテナの入力抵抗を下げ、磁界から得られる電力をバッテリに供給する。本発明は、例えば、リーダライタ機能付きのパーソナルコンピュータとICカード機能付きの携帯電話機に適用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信システムおよび方法、通信装置、通信端末、充電制御方法、並びにICチップに関し、特に、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く充電することができるようにした通信システムおよび方法、通信装置、通信端末、充電制御方法、並びにICチップに関する。
非接触で通信を行うIC(Integrated Circuit)カードは、リーダライタから供給される電力により駆動されるため、通常ICカード内に電源を備える必要はないが、ICカードの動作を安定させるために、バッテリが設けられる場合がある。また、例えば、携帯電話機などの、非接触ICカード機能を有する携帯端末においては、非接触ICカード機能以外の機能の実行に必要な電力を供給するために、バッテリが設けられる場合がある。これらの場合、ICカードまたは携帯端末内にバッテリを充電するための回路を設ける必要がある。
ところで、リーダライタから発生される磁界を用いて、非接触ICカードまたは携帯端末に設けられたバッテリを充電することを考えた場合、まず、通信用のアンテナをそのまま用いて、リーダライタから非接触ICカードまたは携帯端末に充電用の電力を供給することが考えられる。
また、通信用のアンテナとは別に、充電専用のアンテナまたはコイルを設けて、充電専用のアンテナやコイルを介して、リーダライタから非接触ICカードまたは携帯端末に充電専用の電力を供給することが考えられる(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案第3108034号
しかしながら、通信用と充電用のアンテナを共通にするようにした場合、通信を行いながら充電することになるが、データの受信を行うためには、非接触ICカードまたは携帯端末内のアンテナの入力抵抗の値を小さくすることはできない。従って、電力のロスが増え、充電効率が悪くなってしまう。また、リーダライタ側においても、ICカードの負荷変調を検出するためには、リーダライタ内の磁界発生回路の出力抵抗の値を小さくすることはできない。従って、電力のロスが増え、効率の良い電力伝送ができない。
また、充電専用のアンテナやコイルを設けるようにした場合、非接触ICカードまたは携帯端末のコストが高くなったり、サイズが大きくなってしまったりする。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く充電することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の通信システムは、磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムであって、前記通信装置が、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御する第1の送信制御手段と、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御する第1の受信制御手段と、前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段とを備え、前記通信端末が、前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御する第2の受信制御手段と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御する第2の送信制御手段と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段とを備える。
前記通信装置の所定の面には、複数の突起部が設けられ、前記通信端末の所定の面には、前記突起部のそれぞれに対応する形状の複数の凹部が設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとが近接させることができる。
本発明の第1の側面の通信方法は、磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムの通信方法であって、前記通信装置によって実行される、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御し、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御し、前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御するステップと、前記通信端末によって実行される、前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御し、前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御し、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するステップとを含む。
本発明の第2の側面の通信装置は、磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置であって、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段とを備える。
前記磁界強度制御手段には、前記磁界を発生させる回路の出力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御させることができる。
前記通信装置には、前記アンテナに流れる電流を測定する測定手段をさらに設け、前記磁界強度制御手段には、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる。
前記充電コマンドに対する前記レスポンスには、前記バッテリの充電時間を示す情報が含まれ、前記磁界強度制御手段には、前記出力抵抗の抵抗値が下げられてから前記充電時間が経過したとき、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる。
前記通信装置には、前記情報に示される前記充電時間が0である場合、自分の電源をオフする電源制御手段をさらに設けることができる。
前記通信端末の所定の面に設けられている複数の凹部のそれぞれに対応する形状の複数の突起部が自分の所定の面に設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信端末のアンテナとが近接させることができる。
本発明の第2の側面の通信方法は、磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置の通信方法であって、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御し、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御し、前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御するステップを含む。
本発明の第3の側面の通信端末は、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末であって、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段とを備える。
前記充電電流制御手段には、前記アンテナの入力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記充電電流を大きくするように制御させることができる。
前記通信端末には、前記バッテリの充電に必要な充電時間を算出する算出手段をさらに設け、前記充電電流制御手段には、前記入力抵抗の抵抗値を下げてから前記充電時間が経過したとき、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる。
前記通信端末には、前記アンテナに流れる前記電流を測定する測定手段をさらに設け、前記充電電流制御手段には、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる。
前記通信端末には、前記充電コマンドを受信した場合、前記アンテナを介して前記バッテリに前記充電電流が流れるように、前記アンテナと前記バッテリとを電気的に接続させる接続制御手段をさらに設けることができる。
前記通信装置の所定の面に設けられている複数の突起部のそれぞれに対応する形状の複数の凹部が自分の所定の面に設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信装置のアンテナとが近接させることができる。
本発明の第3の側面の充電制御方法は、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末の充電制御方法において、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御し、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御し、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するステップを含む。
本発明の第4の側面のICチップは、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末に設けられるICチップであって、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段とを備える。
前記ICチップには、前記アンテナをさらに設けることができる。
本発明の第1の側面においては、通信装置は、通信端末に充電を指示する充電コマンドの第1のアンテナを介する送信が制御され、通信端末から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスの第1のアンテナを介する受信が制御され、レスポンスを受信した場合、第1のアンテナから送信される磁界の強さが強くなるように制御され、通信端末は、通信装置から送信されてくる、充電コマンドの第2のアンテナを介する受信が制御され、通信装置への、充電コマンドに対するレスポンスの第2のアンテナを介する送信が制御され、充電コマンドを受信した場合、磁界により第2のアンテナを介してバッテリに流れる充電電流が大きくなるように制御される。
本発明の第2の側面においては、通信端末に充電を指示する充電コマンドのアンテナを介する送信が制御され、通信端末から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスのアンテナを介する受信が制御され、レスポンスを受信した場合、アンテナから送信される磁界の強さが強くなるように制御される。
本発明の第3の側面においては、通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドのアンテナを介する受信が制御され、通信装置への、充電コマンドに対するレスポンスのアンテナを介する送信が制御され、充電コマンドを受信した場合、磁界によりアンテナを介してバッテリに流れる充電電流が大きくなるように制御される。
本発明の第4の側面においては、通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドのアンテナを介する受信が制御され、通信装置への、充電コマンドに対するレスポンスのアンテナを介する送信が制御され、充電コマンドを受信した場合、磁界によりアンテナを介してバッテリに流れる充電電流が大きくなるように制御される。
以上のように、本発明の第1の側面によれば、充電コマンドを送受信することができる。特に、本発明の第1の側面によれば、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く充電することができる。
また、本発明の第2の側面によれば、充電コマンドを送信することができる。特に、本発明の第2の側面によれば、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く携帯端末のバッテリを充電する電力を供給することができる。
さらに、本発明の第3の側面によれば、充電コマンドを受信することができる。特に、本発明の第3の側面によれば、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く携帯端末のバッテリを充電することができる。
また、本発明の第4の側面によれば、充電コマンドを受信することができる。特に、本発明の第4の側面によれば、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く携帯端末のバッテリを充電することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。したがって、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の第1の側面の通信システムは、磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムであって、前記通信装置(例えば、図1のリーダライタ11)が、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御する第1の送信制御手段(例えば、図2の送信制御部51)と、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御する第1の受信制御手段(例えば、図2の受信制御部52)と、前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段(例えば、図2の出力抵抗制御部55)とを備え、前記通信端末(例えば、図1の携帯端末装置12)が、前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御する第2の受信制御手段(例えば、図3の受信制御部91)と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御する第2の送信制御手段(例えば、図3の送信制御部93)と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段(例えば、図3の入力抵抗制御部94)とを備える。
前記通信装置の所定の面には、複数の突起部(例えば、図7の突起部111および突起部112a乃至112d)が設けられ、前記通信端末の所定の面には、前記突起部のそれぞれに対応する形状の複数の凹部(例えば、図7の凹部121および凹部122a乃至122d)が設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、前記第1のアンテナ(例えば、図7のアンテナ33)と前記第2のアンテナ(例えば、図7のアンテナ71)とが近接させることができる。
本発明の第1の側面の通信方法は、磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムの通信方法であって、前記通信装置によって実行される、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御し(例えば、図4のステップS31)、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御し(例えば、図4のステップS32)、前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御するステップ(例えば、図4のステップS35)と、前記通信端末によって実行される、前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御し(例えば、図5のステップS51)、前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御し(例えば、図5のステップS53)、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するステップ(例えば、図5のステップS54)とを含む。
本発明の第2の側面の通信装置は、磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置であって、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段(例えば、図2の送信制御部51)と、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段(例えば、図2の受信制御部52)と、前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段(例えば、図2の出力抵抗制御部55)とを備える。
前記磁界強度制御手段には、前記磁界を発生させる回路の出力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御させることができる(例えば、図4のステップS35)。
前記通信装置には、前記アンテナに流れる電流を測定する測定手段(例えば、図2のアンテナ電流測定部56)をさらに設け、前記磁界強度制御手段には、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる(例えば、図4のステップS39)。
前記充電コマンドに対する前記レスポンスには、前記バッテリの充電時間を示す情報が含まれ、前記磁界強度制御手段には、前記出力抵抗の抵抗値が下げられてから前記充電時間が経過したとき、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる(例えば、図4のステップS39)。
前記通信装置には、前記情報に示される前記充電時間が0である場合、自分の電源をオフする電源制御手段(例えば、図2の電源制御部57)をさらに設けることができる。
前記通信端末の所定の面に設けられている複数の凹部(例えば、図7の凹部121および凹部122a乃至122d)のそれぞれに対応する形状の複数の突起部(例えば、図7の突起部111および突起部112a乃至112d)が自分の所定の面に設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信端末のアンテナとが近接させることができる。
本発明の第2の側面の通信方法は、磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置の通信方法であって、前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御し(例えば、図4のステップS31)、前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御し(例えば、図4のステップS32)、前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御するステップ(例えば、図4のステップS35)を含む。
本発明の第3の側面の通信端末は、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末であって、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段(例えば、図3の受信制御部91)と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段(例えば、図3の送信制御部93)と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段(例えば、図3の入力抵抗制御部94)とを備える。
前記充電電流制御手段には、前記アンテナの入力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記充電電流を大きくするように制御させることができる(例えば、図5のステップS54)。
前記通信端末には、前記バッテリの充電に必要な充電時間を算出する算出手段(例えば、図3の充電時間算出部92)をさらに設け、前記充電電流制御手段には、前記入力抵抗の抵抗値を下げてから前記充電時間が経過したとき、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる(例えば、図5のステップS61)。
前記通信端末には、前記アンテナに流れる前記電流を測定する測定手段(例えば、図3のアンテナ電流測定部98)をさらに設け、前記充電電流制御手段には、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御させることができる(例えば、図5のステップS61)。
前記通信端末には、前記充電コマンドを受信した場合、前記アンテナを介して前記バッテリに前記充電電流が流れるように、前記アンテナと前記バッテリとを電気的に接続させる接続制御手段(例えば、図3のスイッチ制御部95)をさらに設けることができる。
前記通信装置の所定の面に設けられている複数の突起部(例えば、図7の突起部111および突起部112a乃至112d)のそれぞれに対応する形状の複数の凹部(例えば、図7の凹部121および凹部122a乃至122d)が自分の所定の面に設けられ、前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信装置のアンテナとが近接させることができる。
本発明の第3の側面の充電制御方法は、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末の充電制御方法において、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御し(例えば、図5のステップS51)、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御し(例えば、図5のステップS53)、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するステップ(例えば、図5のステップS54)を含む。
本発明の第4の側面のICチップは、通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末に設けられるICチップであって、前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段(例えば、図3の受信制御部91)と、前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段(例えば、図3の送信制御部93)と、前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段(例えば、図3の入力抵抗制御部94)とを備える。
前記ICチップには、前記アンテナ(例えば、図3のアンテナ71)をさらに設けることができる。
図1は、本発明に係る通信システム1の一実施の形態を示すブロック図である。
図1の通信システム1は、リーダライタ11および携帯端末装置12から構成される。例えば、リーダライタ11は、パーソナルコンピュータの構成の一部として設けられ、携帯端末装置12は、無線での通話機能を有する携帯電話機とされる。
通信システム1においては、ユーザが携帯端末装置12をリーダライタ11にかざすなどして、リーダライタ11と携帯端末装置12とを互いに近接させることにより、リーダライタ11から発生される磁界を介して近接通信が行われる。この近接通信においては、リーダライタ11は、所定のコマンドを携帯端末装置12に送信する。携帯端末装置12は、リーダライタ11から送信されてくるコマンドを受信し、そのコマンドに応じた処理を行ったり、受信したコマンドに対する応答コマンド(以下、レスポンスと称する)を携帯端末装置12に送信したりする。
図2は、図1のリーダライタ11の構成の例を示す図である。
図2に示されるように、リーダライタ11は、電源31、可変抵抗32、アンテナ33、および制御部34を含むように構成される。また、リーダライタ11において、電源31、可変抵抗32、およびアンテナ33は、磁界発生回路を構成する。
電源31は、リーダライタ11の各部を駆動するための電力を、リーダライタ11の各部に供給する。
可変抵抗32は、リーダライタ11の磁界発生回路における出力抵抗であり、その抵抗値は、制御部34によって制御される。例えば、リーダライタ11が携帯端末装置12と通信を行う場合、リーダライタ11が携帯端末装置12からのレスポンスを受信できるように、出力抵抗である可変抵抗32の抵抗値は高い値に設定される。また、リーダライタ11が携帯端末装置12のバッテリ62(図3)を充電するための電力を携帯端末装置12に供給する場合、電力を効率良く供給できるように、可変抵抗32の抵抗値は低い値に設定される。
アンテナ33は、コンデンサ41およびコイル42から構成される。コンデンサ41とコイル42とは、LC共振回路を構成する。リーダライタ11は、アンテナ33のコイル42に電流が流れたときに発生する磁界を介して、携帯端末装置12と通信を行ったり、携帯端末装置12に電力を供給したりする。
なお、出力抵抗である可変抵抗32の抵抗値が下げられた場合、アンテナ33に流れる電流が大きくなるので、発生する磁界は強くなる。これにより、リーダライタ11に近接している携帯端末装置12では、より強い磁界を介してより大きな電力を得ることができる。
制御部34は、リーダライタ11の各部の動作を制御する。
制御部34は、送信制御部51、受信制御部52、タイマ設定部53、タイマ54、出力抵抗制御部55、アンテナ電流測定部56、電源制御部57、およびデータ処理部58を含むように構成される。
送信制御部51は、携帯端末装置12へ所定のコマンドの送信を制御する。例えば、送信制御部51は、所定のプロトコルに基づいて、アンテナ33を介して、携帯端末装置12へ充電を指示するコマンドである充電コマンドを送信させる。
受信制御部52は、リーダライタ11から送信された所定のコマンドに対する携帯端末装置12からの応答であるレスポンスの受信を制御する。例えば、受信制御部52は、所定のプロトコルに基づいて、アンテナ33を介して、携帯端末装置12から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスを受信させる。
タイマ設定部53は、携帯端末装置12から送信されてくる充電コマンドに対するレスポンスに含まれる、携帯端末装置12のバッテリ62(図3)の充電に必要な充電時間を示す情報(以下、充電時間情報と称する)に基づいて、充電時間をタイマ54に設定する。
タイマ54は、タイマ設定部53によって充電時間が設定されると計時を開始する。タイマ54は、計時を開始してから充電時間が経過したとき、出力抵抗制御部55に充電時間が経過したことを通知する。
出力抵抗制御部55は、出力抵抗である可変抵抗32の抵抗値を制御する。より具体的には、出力抵抗制御部55は、携帯端末装置12から送信されてくる充電コマンドに対するレスポンスを受信した場合、アンテナ33から発生される磁界の強さを強くするように可変抵抗32の抵抗値を下げる。また、出力抵抗制御部55は、タイマ54に設定された充電時間が経過したとき、コマンドの送受信などを行う通常の通信が可能になるように、可変抵抗32の抵抗値を元の値、すなわち磁界の強さを強くする前の抵抗値に戻す。さらに、出力抵抗制御部55は、アンテナ33に流れるアンテナ電流の値が所定の閾値以下になった場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12との間の距離が離れた場合、通常の通信が可能になるように、可変抵抗32の抵抗値を元の値に戻す。
アンテナ電流測定部56は、アンテナ33に流れるアンテナ電流の値を測定する。また、アンテナ電流測定部56は、測定しているアンテナ電流の値が所定の閾値より大きいか否かを判定する。
電源制御部57は、携帯端末装置12から送信されてくる充電コマンドに対するレスポンスに含まれる充電時間情報に示される充電時間が0である場合、電源31をオフする。
データ処理部58は、携帯端末装置12に送信する所定のコマンドを生成したり、携帯端末装置12から送信されてくる所定のコマンドに対するレスポンスに含まれる情報を抽出したりする。
図3は、図1の携帯端末装置12の構成の例を示す図である。
図3に示されるように、携帯端末装置12は、ICカード処理部61、バッテリ62、および機能部63を含むように構成されている。
ICカード処理部61は、磁界を介してリーダライタ11と通信を行うと共に、バッテリ62への電力の供給を行う。
バッテリ62は、その電力を機能部63に供給する。また、バッテリ62の電力は、機能部63に限らず、携帯端末装置12の各部に供給されるようにしてもよい。バッテリ62は、充電可能なバッテリであり、後述するスイッチ72によって、後述するアンテナ71と電気的に接続され、リーダライタ11から発生される磁界によって得られる電力が供給されることによって充電される。
機能部63は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などにより構成され、携帯端末装置12が有する携帯電話機の機能を実現するための処理を実行する。例えば、機能部63は、携帯電話機の機能の一例である音声通信、データ通信、画像の撮像、各種のデータの記憶などの機能を実現するための処理を実行する。
ICカード処理部61は、アンテナ71、スイッチ72、および制御部73から構成される。
アンテナ71は、コイル81、コンデンサ82、および可変抵抗83から構成され、コイル81とコンデンサ82とはLC共振回路を構成する。携帯端末装置12は、リーダライタ11から発生される磁界によって、アンテナ71により誘導結合することにより磁界を介して、リーダライタ11と通信を行う。また、携帯端末装置12においては、リーダライタ11から発生される磁界により供給される電力、より詳細には、リーダライタ11のアンテナ33により発生される磁界による電磁誘導によってアンテナ71に生じる電力によりICカード処理部61が駆動されたり、バッテリ62の充電が行われたりする。
可変抵抗83は、アンテナ71の入力抵抗であり、その抵抗値は、制御部73によって制御される。例えば、携帯端末装置12がリーダライタ11と通信を行う場合、リーダライタ11からのコマンドを受信できるように、可変抵抗83の抵抗値は高い値に設定される。また、バッテリ62を充電するための電力をリーダライタ11から受け取る場合、充電に必要な電力をバッテリ62に供給できるように、可変抵抗83の抵抗値は低い値に設定される。
スイッチ72は、リーダライタ11から発生される磁界による電磁誘導によって、アンテナ71を介して得られる電力をバッテリ62に供給するために、アンテナ71とバッテリ62とを電気的に接続する。
制御部73は、ICカード処理部61の各部の動作を制御する。
制御部73は、受信制御部91、充電時間算出部92、送信制御部93、入力抵抗制御部94、スイッチ制御部95、タイマ設定部96、タイマ97、アンテナ電流測定部98、およびデータ処理部99を含むように構成される。
受信制御部91は、リーダライタ11から送信されてくる所定のコマンドの受信を制御する。例えば、受信制御部91は、所定のプロトコルに基づいて、アンテナ71を介して、リーダライタ11から送信されてくる充電コマンドを受信させる。受信制御部91は、受信したコマンドを、必要に応じて制御部34の各部に供給する。
充電時間算出部92は、バッテリ62の端子間の電圧に基づいて、バッテリ62の充電に必要な充電時間を算出する。充電時間算出部92は、算出した充電時間を示す充電時間情報を、データ処理部99に供給する。
送信制御部93は、リーダライタ11から送信されてくる、所定のコマンドに対する応答であるレスポンスの送信を制御する。例えば、送信制御部93は、所定のプロトコルに基づいて、アンテナ71を介して、充電コマンドに対するレスポンスを、リーダライタ11に送信させる。なお、充電コマンドに対するレスポンスには、充電時間算出部92によって算出されたバッテリ62の充電に必要な充電時間を示す充電時間情報が含まれる。
入力抵抗制御部94は、アンテナ71の入力抵抗である可変抵抗83の抵抗値を制御する。より具体的には、入力抵抗制御部94は、リーダライタ11から送信されてくる充電コマンドを受信した場合、磁界によりアンテナ71を介してバッテリ62に流れる電流を大きくするように、可変抵抗83の抵抗値を下げる。また、入力抵抗制御部94は、タイマ97に設定された充電時間が経過したとき、コマンドの送受信などを行う通常の通信が可能になるように、可変抵抗83の抵抗値を元の値、すなわち流れる電流を大きくする前の抵抗値に戻す。さらに、入力抵抗制御部94は、アンテナ71に流れるアンテナ電流の値が所定の閾値以下になった場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12との間の距離が離れた場合、通常の通信が可能になるように、可変抵抗83の抵抗値を元の値に戻す。
スイッチ制御部95は、スイッチ72のオンまたはオフを切り替えることにより、バッテリ62の充電を制御する。より具体的には、スイッチ制御部95は、携帯端末装置12がリーダライタ11から送信されてくる充電コマンドを受信し、バッテリ62の充電を行う場合、スイッチをオン(接点を閉じる)し、アンテナ71とバッテリ62とを電気的に接続させる。また、スイッチ制御部95は、タイマ97に設定された充電時間が経過したか、または、アンテナ71に流れるアンテナ電流の値が所定の閾値以下になった場合、スイッチ72をオフ(接点を開く)し、アンテナ71とバッテリ62との電気的な接続を切断する。
タイマ設定部96は、充電時間算出部92によって算出された充電時間をタイマ97に設定する。
タイマ97は、タイマ設定部53によって充電時間が設定されると計時を開始する。タイマ97は、計時を開始してから充電時間が経過したとき、入力抵抗制御部94およびスイッチ制御部95に充電時間が経過したことを通知する。
アンテナ電流測定部98は、携帯端末装置12のアンテナ71に流れるアンテナ電流の値を測定する。また、アンテナ電流測定部98は、測定しているアンテナ電流の値が所定の閾値より大きいか否かを判定する。
データ処理部99は、リーダライタ11から送信されてくる所定のコマンドに応じた処理を行ったり、リーダライタ11に送信するレスポンスを、受信したコマンドに応じて生成したりする。また、データ処理部99は、受信したコマンドに含まれるデータを図示せぬ記憶部に記憶させる。
以上のように構成される通信システム1において、リーダライタ11と携帯端末装置12とは、磁界を介して通信を行うと共に、リーダライタ11から携帯端末装置12への電力の伝送が行われる。
次に、図4乃至図6を参照して、通信システム1の充電制御処理について説明する。なお、図4は、リーダライタ11における充電制御処理を説明するためのフローチャートであり、図5は、携帯端末装置12における充電制御処理を説明するためのフローチャートであり、図6は、充電制御処理中のリーダライタ11と携帯端末装置12との間の通信の流れを示す図である。
まず、図4のフローチャートおよび図6を参照して、リーダライタ11における充電制御処理の詳細を説明する。
ステップS31において、図6の1番上の矢印A1に示されるように、送信制御部51は、充電コマンドを送信させる。より具体的には、データ処理部58は、バッテリ62の充電を指示するコマンドである充電コマンドを生成し、送信制御部51に供給する。送信制御部51は、アンテナ33を介して、携帯端末装置12へ充電コマンドを送信させる。
携帯端末装置12は、後述する図5のステップS51において、充電コマンドを受信すると、ステップS52において、図6の上から2番目の矢印A2に示されるように、充電コマンドに対するレスポンスを送信してくるので、ステップS32において、受信制御部52は、充電コマンドに対するレスポンスを受信させる。
より具体的には、受信制御部52は、携帯端末装置12から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスを、アンテナ33を介して受信し、出力抵抗制御部55、およびデータ処理部58に供給する。データ処理部58は、受信したレスポンスに含まれる携帯端末装置12のバッテリ62の充電時間を示す充電時間情報を抽出し、タイマ設定部53に供給する。
ステップS33において、タイマ設定部53は、充電時間が0であるか否かを判定する。タイマ設定部53は、充電時間情報に示される充電時間が0より大きい値である場合、充電時間が0でないと判定し、充電を開始するために、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、タイマ設定部53は、充電時間情報に示される充電時間をタイマ54に設定する。タイマ54は、タイマ設定部53によって充電時間が設定されると計時を開始する。
ステップS35において、出力抵抗制御部55は、出力抵抗である可変抵抗32の抵抗値を下げる。これにより、図6の上から3番目の矢印A3に示されるように、アンテナ33から発生される磁界が強くなり、リーダライタ11から携帯端末装置12に供給される電力が大きくなる。
ステップS36において、アンテナ電流測定部56は、アンテナ33に流れるアンテナ電流の値の測定を開始する。
ステップS37において、アンテナ電流測定部56は、アンテナ電流の値が所定の閾値より大きいか否かを判定する。すなわち、アンテナ電流測定部56は、リーダライタ11と携帯端末装置12とが近接されているか否かを判定する。アンテナ電流の値が所定の閾値より大きいと判定された場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12とが近接されていると判定された場合、処理はステップS38に進む。
ステップS38において、タイマ54は、計時を開始してから、充電時間が経過したか否かを判定する。充電時間が経過していないと判定された場合、処理はステップS37に戻り、ステップS37において、アンテナ電流の値が所定の閾値以下であると判定されるか、ステップS38において、充電時間が経過したと判定されるまで、ステップS37およびステップS38の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS38において、充電時間が経過したと判定された場合、タイマ54は、出力抵抗制御部55に充電時間が経過したことを通知し、処理はステップS39に進む。
また、一方、ステップS37において、アンテナ電流の値が所定の閾値以下であると判定された場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12との間の距離が離れた場合、アンテナ電流制御部56は、出力抵抗制御部55に、アンテナ電流が所定の閾値以下であると判定された旨を通知し、処理はステップS39に進む。
ステップS39において、出力抵抗制御部55は、出力抵抗である可変抵抗32の抵抗値を元の値に戻す。これにより、リーダライタ11は、携帯端末装置12、または他の非接触ICカード機能を有する機器と通常の通信が可能な状態に戻る。このようにすることで、リーダライタ11と携帯端末装置12との距離が離れてしまった場合に、不要な電力輻射を停止したり、他の機器がかざされた場合にその機器に過剰な電力が供給されるオーバーパワーを防いだりすることができる。
その後、ステップS33において、充電時間が0であると判定されるまで、ステップS31乃至ステップS39の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS33において、タイマ設定部53は、充電時間情報に示される充電時間が0である場合、充電時間が0であると判定し、電源制御部57に、充電時間が0であることを通知し、処理はステップS40に進む。
ステップS40において、電源制御部57は、電源31をオフし、充電制御処理は終了する。すなわち、携帯端末装置12のバッテリ62の充電が完了し、携帯端末装置12への電力の供給、および携帯端末装置12との通信を行う必要がなくなるので、リーダライタ11の電源31がオフされる。
次に、図5のフローチャートを参照して、携帯端末装置12における充電制御処理の詳細を説明する。
ステップS51において、受信制御部91は、アンテナ71を介して、リーダライタ11から送信されてくる充電コマンドを受信させる。受信制御部91は、受信した充電コマンドを、充電時間算出部92、入力抵抗制御部94、およびデータ処理部99に供給する。
ステップS52において、充電時間算出部92は、バッテリ62の端子間の電圧に基づいて、バッテリ62の充電に必要な充電時間を算出する。充電時間算出部92は、算出した充電時間を示す情報を、データ処理部99に供給する。
ステップS53において、送信制御部93は、充電コマンドに対するレスポンスを送信させる。より具体的には、データ処理部99は、充電時間算出部92により算出された充電時間を示す充電時間情報を含む、充電コマンドに対するレスポンスを生成し、送信制御部93に供給する。送信制御部93は、図6の上から3番目の矢印A3に示されるように、アンテナ71を介して、リーダライタ11へ、充電コマンドに対するレスポンスを送信させる。
ステップS54において、入力抵抗制御部94は、アンテナ71の入力抵抗である可変抵抗83の抵抗値を下げる。これにより、リーダライタ11によって発生された、強くされた磁界によりアンテナ71を介してバッテリ62に流れる充電電流を大きくすることができ、バッテリ62の充電に必要な電力を得ることができるようになる。
ステップS55において、スイッチ制御部95は、スイッチ72をオンにして、アンテナ71とバッテリ62とを電気的に接続する。これにより、アンテナ71からバッテリ62への充電電流の供給が開始され、バッテリ62の充電が開始される。
ステップS56において、タイマ設定部96は、充電時間算出部92によって算出された充電時間をタイマ97に設定する。タイマ97は、タイマ設定部53によって充電時間が設定されると計時を開始する。
ステップS57において、アンテナ電流測定部98は、アンテナ71に流れるアンテナ電流の値の測定を開始する。
ステップS58において、アンテナ電流測定部98は、アンテナ電流の値が所定の閾値より大きいか否かを判定する。すなわち、アンテナ電流測定部98は、リーダライタ11と携帯端末装置12とが近接されているか否かを判定する。アンテナ電流の値が所定の閾値より大きいと判定された場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12とが近接されている場合、処理はステップS59に進む。
ステップS59において、タイマ97は、計時を開始してから、充電時間が経過したか否かを判定する。充電時間が経過していないと判定された場合、処理はステップS58に戻り、ステップS58において、アンテナ電流の値が所定の閾値以下であると判定されるか、ステップS59において、充電時間が経過したと判定されるまで、ステップS58およびステップS59の処理を繰り返す。
一方、ステップS59において、充電時間が経過したと判定された場合、タイマ97は、入力抵抗制御部94およびスイッチ制御部95に充電時間が経過したことを通知し、処理はステップS60に進む。
また、一方、ステップS58において、アンテナ電流の値が所定の閾値以下であると判定された場合、すなわち、リーダライタ11と携帯端末装置12との間の距離が離れ、リーダライタ11からバッテリ62の充電に必要な電力が得られなくなった場合、アンテナ電流制御部98は、スイッチ制御部95に、アンテナ電流が所定の閾値以下であると判定された旨を通知し、処理はステップS60に進む。
ステップS60において、スイッチ制御部95は、スイッチ72をオフし、アンテナ71とバッテリ62との電気的な接続を切断する。
ステップS61において、入力抵抗制御部94は、アンテナ71の入力抵抗である可変抵抗83の抵抗値を元の値に戻す。これにより、携帯端末装置12は、再度、リーダライタ11との通常の通信が可能な状態に戻る。その後、処理はステップS51に戻り、ステップS51以降の処理が実行される。
このようにして、通信システム1において、リーダライタ11は、磁界を介して通信を行う携帯端末装置12に対して、通信で用いるアンテナと同じアンテナを用いて、バッテリ62の充電に必要な電力を効率良く供給することができる。また、携帯端末装置12は、磁界を介してリーダライタ11と通信を行うアンテナと同じアンテナを用いて、バッテリ62の充電に必要な電力を効率良く得ることができる。従って、充電効率を良くすることができ、充電時間を短縮することができる。
また、データ通信とバッテリ62の充電のための電力の伝送を同一のアンテナで行うようにし、データ通信を行っていないときに充電を行うようにすることで、日常の利用における有線接続の必要がなくなり、有線接続のための接続端子の磨耗や錆びによる不具合を防ぐことができる。
また、さらに効率良く電力を伝送するために、リーダライタ11と携帯端末装置12とに、それぞれの位置を決定する位置決め機構を構成するようにしてもよい。
図7は、リーダライタ11および携帯端末装置12の位置決め機構について説明する図である。
図7のリーダライタ11において、アンテナ33がその内側に設けられている面11Aに、突起部111、突起部112a、突起部112b、突起部112c、および突起部112dが設けられている。突起部111は、長方形のループ状のアンテナ33の内側のほぼ中央に配置されている。突起部112a乃至112dは、突起部111を中心としてアンテナ33の周囲に配置されている。
一方、図7の携帯端末装置12において、リーダライタ11のアンテナ33とほぼ同じ大きさおよび形状のアンテナ71がその内側に設けられている面12Aには、凹部121、凹部122a、凹部122b、凹部122c、および凹部122dが設けられている。凹部121は、リーダライタ11の突起部111に対応する形状になっており、アンテナ71の内側のほぼ中央に配置されている。凹部122a乃至122dのそれぞれは、リーダライタ11の突起部112a乃至112dのそれぞれに対応する形状になっているとともに、リーダライタ11の突起部112a乃至112dのそれぞれに対応する位置に配置されている。
このような構成にすることで、リーダライタ11の突起部111および突起部112a乃至112dのそれぞれと、携帯端末装置12の凹部121および凹部122a乃至122dのそれぞれとを嵌合した場合、リーダライタ11のアンテナ33と携帯端末装置12のアンテナ71とが近接される。従って、アンテナ33とアンテナ71との誘導結合(電磁結合)を強くすることができ、充電効率をさらに良くすることができる。また、リーダライタ11のアンテナ33と携帯端末装置12のアンテナ71の大きさおよび形状をほぼ同じにすることにより、アンテナ33とアンテナ71との誘導結合(電磁結合)を強くすることができ、充電効率をさらに良くすることができる。さらに、充電機能を有しない他の携帯端末を近接させた場合、リーダライタ11の突起部により、他の携帯端末装置のアンテナとアンテナ33とが所定の距離以上近づくことが防止され、密結合による他の携帯端末装置の回路の破壊を防ぐことができる。
なお、リーダライタ11および携帯端末装置12の位置決め機構は、上述した説明の形態に限らず、位置決め機構により、リーダライタ11に対する携帯端末装置12の位置を固定した場合に、アンテナ33とアンテナ71とが近接するような構成であればよい。
以上のように、磁界を介して通信するようにした場合には、充電コマンドを送受信することができる。また、通信装置は、通信端末に充電を指示する充電コマンドの第1のアンテナを介する送信を制御し、通信端末から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスの第1のアンテナを介する受信を制御し、レスポンスを受信した場合、第1のアンテナから発生される磁界の強さを強くするように制御し、通信端末は、通信装置から送信されてくる、充電コマンドの第2のアンテナを介する受信を制御し、通信装置への、充電コマンドに対するレスポンスの第2のアンテナを介する送信を制御し、充電コマンドを受信した場合、磁界により第2のアンテナを介してバッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するようにした場合には、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く充電することができる。
また、磁界を介して通信するようにした場合には、充電コマンドを送信することができる。また、通信端末に充電を指示する充電コマンドのアンテナを介する送信を制御し、通信端末から送信されてくる、充電コマンドに対するレスポンスのアンテナを介する受信を制御し、レスポンスを受信した場合、アンテナから発生される磁界の強さを強くするように制御するようにした場合には、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く携帯端末装置のバッテリを充電する電力を供給することができる。
さらに、磁界を介して通信するようにした場合には、充電コマンドを受信することができる。また、通信装置から送信されてくる、充電コマンドのアンテナを介する受信を制御し、通信装置への、充電コマンドに対するレスポンスのアンテナを介する送信を制御し、充電コマンドを受信した場合、磁界によりアンテナを介してバッテリに流れる充電電流を大きくするように制御するようにした場合には、通信用のアンテナを用いて、非接触で効率良く携帯端末装置のバッテリを充電することができる。
以上においては、本発明をリーダライタと携帯端末とから構成されるシステムに適用した実施の形態について説明したが、本発明は、磁界を発生するアンテナを備えるリーダライタ機能を有する通信装置と、磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備えるデジタルカメラや携帯型音楽プレーヤなどの通信端末またはICカードとから構成される通信システムなどに適用することができる。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明に係る通信システムの一実施の形態を示す図である。 図1のリーダライタの構成の例を示す図である。 図1の携帯端末の構成の例を示す図である。 リーダライタにおける充電制御処理を説明するフローチャートである。 携帯端末における充電制御処理を説明するフローチャートである。 充電制御処理中のリーダライタ11と携帯端末装置12との間の通信の流れを示す図である。 リーダライタおよび携帯端末の位置決め機構について説明する図である。
符号の説明
1 通信システム, 11 リーダライタ, 12 携帯端末装置, 31 電源, 32 可変抵抗, 33 アンテナ, 34 制御部, 41 コンデンサ, 42 コイル, 51 送信制御部, 52 受信制御部, 53 タイマ設定部, 54 タイマ, 55 出力抵抗制御部, 56 アンテナ電流測定部, 57 電源制御部, 58 データ処理部, 61 ICカード処理部, 62 バッテリ, 63 機能部, 71 アンテナ, 72 スイッチ, 73 制御部, 81 コイル, 82 コンデンサ, 83 可変抵抗, 91 受信制御部, 92 充電時間算出部, 93 送信制御部, 94 入力抵抗制御部, 95 スイッチ制御部, 96 タイマ設定部, 97 タイマ, 98 アンテナ電流測定部, 99 データ処理部, 111 突起部, 112a乃至112d 突起部, 121 凹部, 122a乃至122d 凹部

Claims (19)

  1. 磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムにおいて、
    前記通信装置は、
    前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御する第1の送信制御手段と、
    前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御する第1の受信制御手段と、
    前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段と
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御する第2の受信制御手段と、
    前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御する第2の送信制御手段と、
    前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段と
    を備える通信システム。
  2. 前記通信装置の所定の面には、複数の突起部が設けられ、
    前記通信端末の所定の面には、前記突起部のそれぞれに対応する形状の複数の凹部が設けられ、
    前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとが近接する
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 磁界を発生させる第1のアンテナを備える通信装置と、前記磁界を介して前記第1のアンテナと誘導結合する第2のアンテナおよび充電可能なバッテリとを備える通信端末とから構成される通信システムであって、前記磁界を介して前記通信装置と前記通信端末とが近接通信を行う通信システムの通信方法において、
    前記通信装置によって実行される、
    前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記第1のアンテナを介する送信を制御し、
    前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記第1のアンテナを介する受信を制御し、
    前記レスポンスを受信した場合、前記第1のアンテナから発生される前記磁界の強さを強くするように制御する
    ステップと、
    前記通信端末によって実行される、
    前記通信装置から送信されてくる、前記充電コマンドの前記第2のアンテナを介する受信を制御し、
    前記通信装置への、前記充電コマンドに対する前記レスポンスの前記第2のアンテナを介する送信を制御し、
    前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記第2のアンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する
    ステップと
    を含む通信方法。
  4. 磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置において、
    前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、
    前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、
    前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御する磁界強度制御手段と
    を備える通信装置。
  5. 前記磁界強度制御手段は、前記磁界を発生させる回路の出力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御する
    請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記アンテナに流れる電流を測定する測定手段をさらに備え、
    前記磁界強度制御手段は、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御する
    請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記充電コマンドに対する前記レスポンスには、前記バッテリの充電時間を示す情報が含まれ、
    前記磁界強度制御手段は、前記出力抵抗の抵抗値が下げられてから前記充電時間が経過したとき、前記出力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御する
    請求項5に記載の通信装置。
  8. 前記情報に示される前記充電時間が0である場合、自分の電源をオフする電源制御手段をさらに備える
    請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記通信端末の所定の面に設けられている複数の凹部のそれぞれに対応する形状の複数の突起部が自分の所定の面に設けられ、
    前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信端末のアンテナとが近接する
    請求項4に記載の通信装置。
  10. 磁界を発生するアンテナを備える通信装置であって、充電可能なバッテリを備える通信端末と前記磁界を介して近接通信を行う通信装置の通信方法において、
    前記通信端末に充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する送信を制御し、
    前記通信端末から送信されてくる、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する受信を制御し、
    前記レスポンスを受信した場合、前記アンテナから送信される前記磁界の強さを強くするように制御する
    ステップを含む通信方法。
  11. 通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末において、
    前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、
    前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、
    前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段と
    を備える通信端末。
  12. 前記充電電流制御手段は、前記アンテナの入力抵抗の抵抗値を下げることにより、前記充電電流を大きくするように制御する
    請求項11に記載の通信端末。
  13. 前記バッテリの充電に必要な充電時間を算出する算出手段をさらに備え、
    前記充電電流制御手段は、前記入力抵抗の抵抗値を下げてから前記充電時間が経過したとき、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御する
    請求項12に記載の通信端末。
  14. 前記アンテナに流れる前記電流を測定する測定手段をさらに備え、
    前記充電電流制御手段は、前記アンテナに流れる電流の値が所定の閾値以下になった場合、前記入力抵抗の抵抗値を元の値に戻すように制御する
    請求項12に記載の通信端末。
  15. 前記充電コマンドを受信した場合、前記アンテナを介して前記バッテリに前記充電電流が流れるように、前記アンテナと前記バッテリとを電気的に接続させる接続制御手段をさらに備える
    請求項11に記載の通信端末。
  16. 前記通信装置の所定の面に設けられている複数の突起部のそれぞれに対応する形状の複数の凹部が自分の所定の面に設けられ、
    前記突起部と前記凹部とがそれぞれ嵌合した場合、自分の前記アンテナと前記通信装置のアンテナとが近接する
    請求項11に記載の通信端末。
  17. 通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末の充電制御方法において、
    前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御し、
    前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御し、
    前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する
    ステップを含む充電制御方法。
  18. 通信装置から発生される磁界を電流に変換するアンテナと充電可能なバッテリとを備える通信端末であって、前記通信装置と前記磁界を介して近接通信を行う通信端末に設けられるIC(Integrated Circuit)チップにおいて、
    前記通信装置から送信されてくる、充電を指示する充電コマンドの前記アンテナを介する受信を制御する受信制御手段と、
    前記通信装置への、前記充電コマンドに対するレスポンスの前記アンテナを介する送信を制御する送信制御手段と、
    前記充電コマンドを受信した場合、前記磁界により前記アンテナを介して前記バッテリに流れる充電電流を大きくするように制御する充電電流制御手段と
    を備えるICチップ。
  19. 前記アンテナをさらに備える
    請求項18に記載のICチップ。
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