JPH1017864A - 地盤改良用配合剤 - Google Patents
地盤改良用配合剤Info
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Abstract
ルアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン
から選ばれた1種または2種以上の化合物からなるセメ
ント系硬化促進剤とを配合したことを特徴とする地盤改
良用配合剤。 【効果】本発明の地盤改良用配合剤は、これを水硬性組
成物の生成時に配合することにより、該水硬性組成物が
従来のセメント系凝結遅延剤のみ添加の場合と同等の分
散性をもちながら、初期材齢(1〜7日)においては、
従来のセメント系凝結遅延剤のみ添加の場合よりも大き
な硬化遅延性を有するようになり、遅延に関する安全性
を高くすることができる。また、長期材齢(28日、9
1日)においては、従来のセメント系凝結遅延剤では不
十分であった確実かつ急速な強度発現を可能にし、硬化
に関する安全性も高くすることができる。
Description
水硬性固化材と水および添加剤を配合し、攪拌混合して
出来るセメント改良土等の水硬性組成物の作製において
添加する地盤改良用配合剤および該配合剤を使用した水
硬性固化材を混合して地盤を改良する方法に関するもの
である。
弱地盤を、例えば、建物や橋脚、護岸等の基礎建設や止
水壁等の仮設構造物建設に活用するために、多くの地盤
改良工法が行われている。この地盤改良工法の一つに
「セメント系深層混合処理工法(CDM)」がある。こ
のCDM工法は、セメント等の水硬性固化材(安定材)
のスラリー又はモルタルを軟弱地盤に注入し、現位置で
土と攪拌混合して両者の化学反応による固化を利用し、
地盤改良を行う方法である。
した改良体部分は剛体の地中構造物と考えられ、既設改
良体の一部に処理機を貫入させて切削し、新たに水硬性
固化材のスラリー又はモルタルを注入混合することによ
り、改良体同士を一体化するオーバーラップ施工が用い
られる。水硬性固化材として、普通ポルトランドセメン
トや高炉セメントB種が一般に用いられるが、これらは
早期(材齢1〜3日)に5〜10Kgf/cm2の強度
発現があるため、時間経過と共にオーバーラップ施工は
困難となる。従来は、早期強度発現の抑制即ち硬化遅延
のため、コンクリート用凝結遅延剤であるグルコン酸ナ
トリウム等を水硬性固化材に添加していたが、土の種
類、配合割合、施工状態、環境条件等によっては充分な
硬化遅延効果は得られなかった。このような場合、グル
コン酸ナトリウムの添加量を多くすることにより、硬化
遅延性の増大も可能であるが、逆に長期材齢(28、9
1日)での強度発現性が低下し、改良体および改良地盤
全体の所要強度が得られないことになる。今日では、現
場作業の週休2日制の定着という社会背景もあり、オー
バーラップ部分の硬化遅延が2〜3日、場合により7日
程度まで必要であり、さらにその後の長期材齢において
は急速な強度発現による一体化が望まれているが、この
両方を満たす方法は実用化されておらず、セメント系凝
結遅延剤とセメント系硬化促進剤を併用する例も見られ
ない。
地盤改良において、水硬性固化材の地盤への注入混合に
より生成した水硬性組成物が、初期材齢(1〜7日)に
おいては、従来より一層の硬化遅延性を有し、オーバー
ラップ施工が終わった後の長期材齢(28日、91日)
においては、従来のセメント系凝結遅延剤では不十分で
あった急速かつ確実な強度発現を可能にする地盤改良用
配合剤の提供を目的としてなされたものである。
るため、鋭意研究の結果、一般的に使用されているセメ
ント系凝結遅延剤とやはり一般的に使用されているある
種のセメント系硬化促進剤とを配合して併用することに
より、水硬性組成物の初期材齢におけるより一層の硬化
遅延性と長期材齢での急速な強度発現性が得られるとい
う新知見を得、さらに研究を進めた結果、本発明を完成
した。本発明の第1の発明として、セメント系凝結遅延
剤と、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モ
ノエタノールアミンから選ばれた1種または2種以上の
化合物からなるセメント系硬化促進剤とを配合した地盤
改良用配合剤を、第2の発明として、第1の発明におけ
るセメント系凝結遅延剤がオキシカルボン酸またはその
塩、糖類、リン酸またはその塩から選ばれた1種または
2種以上の化合物が好適であることを、第3の発明とし
て、さらに第2の発明におけるオキシカルボン酸または
その塩はグルコン酸ナトリウムおよび/またはグルコヘ
プトン酸ナトリウムが好適であることを、第4の発明と
して、また第2の発明における糖類はグルコースが好適
であることを、第5の発明として、また第2の発明にお
けるリン酸またはその塩は1−ヒドロキシエチリデン−
1,1−ジホスホン酸、トリポリリン酸ナトリウム、ポ
リリン酸ナトリウムから選ばれた1種または2種以上の
化合物が好適であることを、第6の発明として、第1の
発明におけるセメント系凝結遅延剤がグルコン酸ナトリ
ウム、、第1の発明におけるセメント系硬化促進剤がト
リエタノールアミンが好適であることを、第7の発明と
して水硬性固化材100重量%に対し、第1の発明にお
けるセメント系凝結遅延剤としてグルコン酸ナトリウム
を0.5〜10.0重量%、第1の発明におけるセメン
ト系硬化促進剤としてトリエタノールアミンを0.1〜
5.0重量%となるよう配合することが好適であること
を、第8の発明として水硬性固化材100重量%に対
し、第1の発明におけるセメント系凝結遅延剤としてグ
ルコン酸ナトリウムを1.0〜2.0重量%、第1の発
明におけるセメント系硬化促進剤としてトリエタノール
アミンを0.1〜0.5重量%となるよう配合すること
がさらに好適であることを、第9の発明として、土に水
硬性固化材および本発明の地盤改良用配合剤を混合する
地盤改良方法を、それぞれ提供するものである。
化物、ホウ酸類、リン酸塩、亜鉛化物、鉛化物、銅化物
等の無機系化合物、オキシカルボン酸とその塩、ケト酸
とその塩、アミノカルボン酸とその塩、糖類、糖アルコ
ール類、高分子有機酸とその塩、水溶性アクリル酸とそ
の塩等の有機系化合物が挙げられ、中でも好ましいのは
オキシカルボン酸とその塩、糖類、リン酸またはその塩
から選ばれた1種または2種以上の化合物である。
グルコヘプトン酸、グリコール酸、ヒドロキシプロパン
酸(例えば乳酸、3−ヒドロキシプロパン酸等)、ヒド
ロキシ酪酸(例えば2−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキ
シ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸等)、ヒドロキシ吉草酸
(例えば2−ヒドロキシ吉草酸、3−ヒドロキシ吉草
酸、4−ヒドロキシ吉草酸、5−ヒドロキシ吉草酸
等)、グリセリン酸、酒石酸、クエン酸、タルトロン
酸、リンゴ酸、シトラマル酸等が挙げられ、オキシカル
ボン酸の塩としては、アンモニウム塩、アルカリ金属塩
(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土
類金属塩(例えばカルシウム塩、マグネシウム塩)が挙
げられる。オキシカルボン酸またはその塩の中でも好ま
しいのはグルコン酸ナトリウムおよび/またはグルコヘ
プトン酸ナトリウムである。
等が挙げられ、中でも好ましいのはグルコースである。
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、トリポリリン
酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム等が挙げられ、中
でも好ましいのは1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸である。
する成分としてトリエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、モノエタノールアミンから選ばれた1種または2
種以上の化合物からなるセメント系硬化促進剤が挙げら
れる。
セメント系凝結遅延剤とセメント系硬化促進剤の組み合
わせは、セメント系凝結遅延剤としてグルコン酸ナトリ
ウム、セメント系硬化促進剤としてトリエタノールアミ
ンが最適である。好ましくは、水硬性固化材100重量
%に対し、セメント系凝結遅延剤としてグルコン酸ナト
リウムを0.5〜10.0重量%、セメント系硬化促進
剤としてトリエタノールアミンを0.1〜5.0重量%
となるよう配合するのが良く、さらに好ましくは、水硬
性固化材100重量%に対し、セメント系凝結遅延剤と
してグルコン酸ナトリウムを1.0〜2.0重量%、セ
メント系硬化促進剤としてトリエタノールアミンを0.
1〜0.5重量%となるよう配合するのが良い。また、
グルコン酸ナトリウムとトリエタノールアミンは、重量
比でトリエタノールアミン1に対しグルコン酸ナトリウ
ムが3〜8になるよう配合するのが好適である。
通常行われている方法を用いることができる。例えば、
地盤改良の目的によって必要な割合に、セメント系凝結
遅延剤とトリエタノールアミン、ジエタノールアミン、
モノエタノールアミンから選ばれた1種または2種以上
の化合物からなるセメント系硬化促進剤とを予め混合し
て使用してもよいし、予め混合せずに、使用時に水、水
硬性固化材、または水硬性組成物に同時または別々に添
加してもよい。
硬性組成物は一般にはセメント改良土であり、水硬性固
化材は一般にはセメントであるが、これらに限定されな
い。また、セメントは、通常のセメント(普通ポルトラ
ンドセメント、早強セメント、超早強セメント、高炉セ
メント、フライアッシュセメント等)の他、ソイルセメ
ントのようなセメント系固化材も使用することができ
る。土1m3に対し添加するセメントの量は、固化処理
対象の地盤によって種々決定されるが、一般的には10
0〜300Kg程度、水量は100〜300Kgであ
る。
通常行われている方法を用いることができる。一般的に
は、水と該地盤改良用配合剤と水硬性固化材を混練して
ミルク状にし、これを地盤に注入して土と混合するが、
この場合水に該地盤改良用配合剤を予め溶解してもよい
し、水と該地盤改良用配合剤を水硬性固化材に同時に加
えてもよい。また、地盤に水と混練した水硬性固化材を
注入する際に同時に該地盤改良用配合剤を添加してもよ
い。
る場合、必要により他の添加剤例えば減水剤、AE減水
剤等を併用してもよい。
改良方法は、通常行われている工法に適用でき、中でも
CDM工法が好適である。また、該地盤改良方法は、防
波堤、護岸、橋脚、建物、道路、河川築堤等の海上およ
び陸上の各種構造物の基礎地盤改良、液状化防止のため
の地盤改良、大深度工法での掘削土処理、あるいは止水
壁や地中切梁等の仮設構造物の建設等に用いることがで
きる。
硬性組成物の生成時に配合することにより、該水硬性組
成物が従来のセメント系凝結遅延剤のみ添加の場合と同
等の分散性をもちながら、初期材齢(1〜7日)におい
ては、従来のセメント系凝結遅延剤のみ添加の場合より
も大きな硬化遅延性を有するようになり、遅延に関する
安全性を高くすることができる。また、長期材齢(28
日、91日)においては、従来のセメント系凝結遅延剤
では不十分であった確実かつ急速な強度発現を可能に
し、硬化に関する安全性も高くすることができる。従っ
て、水硬性固化材による地盤改良を行う場合に、1〜7
日の連休後、気象・海象の影響による待機後、あるいは
機器トラブル等による休止後等にあっても、既設改良体
の硬化遅延性が高いために、処理機による貫入、切削が
容易であり、処理スピードの高速化および確実なオーバ
ーラップ施工が可能となる。また、一定期間後の確実な
強度発現性により短時間で十分な強度が得られるため、
施工性が改善され、週休2日制の現場作業にも十分対応
し、労働条件の改善に大きなメリットがある。
説明する。 試験例 (1)試験方法 I)配合・混練 本発明の地盤改良用配合剤を添加した
水道水1Kgと普通ポルトランドセメント1Kgを配合
し、ホバート型ミキサーを用いて最高速(442rp
m)で2分間混練してセメントミルクとした。次いで、
このセメントミルクに試料土を5l(リットル)加えて
高速(330rpm)でさらに5分間混練した。地盤改
良用配合剤の添加量はセメントに対する重量百分率で示
した。 配合表:水・セメント比 100% セメント 1Kg(秩父小野田(株)製 普通ポルトランドセメント) 水 1Kg(水道水) 試料土 5l(リットル)=8.665Kg (試料土1:桑名海洋粘性土) =9.015Kg (試料土2:品川粘性土) II)分散性の評価 混練直後の水硬性組成物の分散性
の評価は混練物のフローで行った。試験方法は「JIS
R5201 セメントの物理試験方法」によるフロー
試験に従った。 III)一軸圧縮強度試験用供試体の作製 上記I)の
方法で混練した水硬性組成物をφ5×10cmのモール
ドに入れ、コンクリート床にモールドを100回打ちつ
け十分に締め固めた。尚、水硬性組成物はモールド上面
より若干高く盛り上げ、水分蒸発防止のため、密封材で
被覆し、適度に硬化するまで静置した。そして適度に硬
化後モールドより高い部分の水硬性組成物はセメントナ
イフを用いて除去し平面に仕上げた。 IV)養生 供試体は所定の材齢まで20℃の恒温室で
湿潤密封養生した。 V)一軸圧縮強度試験 所定の材齢の供試体の硬化度は
土質工学基準「JSF511−1990 土の圧縮強度
試験方法」に準拠してストログラフ試験機を用いて測定
した。尚、載荷スピードは1mm/分とした。 VI)材料 試験に使用した材料を以下に示す。 試料土 試料土の土質特性を表1に示す。
合、化合物Aのみ添加の場合、化合物AおよびBの併用
添加の場合について表2に示す。
合剤添加、即ち化合物AおよびB併用添加の場合の分散
性は、薬剤無添加の場合に比べて高いが、化合物Aのみ
添加の場合とは同程度である。
び強度発現性評価)の結果を、薬剤無添加の場合、化合
物Aのみ添加の場合、化合物AおよびBの併用添加の場
合について表3に示す。
性評価)結果
剤を添加した場合、無添加および従来のセメント系凝結
遅延剤のみ添加の場合に比べて初期材齢(1〜7日)の
硬化遅延性および長期材齢(28日、91日)の強度発
現性が各々増大する。化合物A即ちグルコン酸ナトリウ
ムのみを添加した場合、添加量がセメント100重量%
に対し、1.0重量%から2.0重量%へと増大するに
従い、初期材齢における一軸圧縮強度は低下し、即ち硬
化遅延性は増大するが、長期材齢における一軸圧縮強度
も低下するため、長期材齢における強度発現性は低下す
る。化合物B即ちトリエタノールアミンをセメント10
0重量%に対し0.1〜1.0重量%併用添加した場
合、トリエタノールアミンの添加量増大に伴って初期材
齢における一軸圧縮強度は低下し、即ち薬剤無添加およ
び化合物A単独添加に比較して硬化遅延性が増大する。
また、トリエタノールアミンの併用添加により長期材齢
における一軸圧縮強度は薬剤無添加および化合物A単独
添加に比較して増大し、即ち強度発現性が顕著に増大す
る。
ランドセメント1Kg、水1Kgと、グルコン酸ナトリ
ウムとトリエタノールアミンを表2に示す組成となるよ
う配合した地盤改良用配合剤とを配合したセメント改良
土。
Claims (9)
- 【請求項1】 セメント系凝結遅延剤と、トリエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン
から選ばれた1種または2種以上の化合物からなるセメ
ント系硬化促進剤とを配合したことを特徴とする地盤改
良用配合剤。 - 【請求項2】 セメント系凝結遅延剤がオキシカルボン
酸またはその塩、糖類、リン酸またはその塩から選ばれ
た1種または2種以上の化合物であることを特徴とする
請求項1記載の地盤改良用配合剤。 - 【請求項3】 オキシカルボン酸またはその塩がグルコ
ン酸ナトリウムおよび/またはグルコヘプトン酸ナトリ
ウムであることを特徴とする請求項2記載の地盤改良用
配合剤。 - 【請求項4】 糖類がグルコースであることを特徴とす
る請求項2記載の地盤改良用配合剤。 - 【請求項5】 リン酸またはその塩が1−ヒドロキシエ
チリデン−1,1−ジホスホン酸、トリポリリン酸ナト
リウム、ポリリン酸ナトリウムから選ばれた1種または
2種以上の化合物であることを特徴とする請求項2記載
の地盤改良用配合剤。 - 【請求項6】 セメント系凝結遅延剤がグルコン酸ナト
リウム、セメント系硬化促進剤がトリエタノールアミン
であることを特徴とする請求項1記載の地盤改良用配合
剤。 - 【請求項7】 水硬性固化材100重量%に対し、セメ
ント系凝結遅延剤としてグルコン酸ナトリウムを0.5
〜10.0重量%、セメント系硬化促進剤としてトリエ
タノールアミンを0.1〜5.0重量%となるよう配合
することを特徴とする請求項1記載の地盤改良用配合
剤。 - 【請求項8】 水硬性固化材100重量%に対し、セメ
ント系凝結遅延剤としてグルコン酸ナトリウムを1.0
〜2.0重量%、セメント系硬化促進剤としてトリエタ
ノールアミンを0.1〜0.5重量%となるよう配合す
ることを特徴とする請求項1記載の地盤改良用配合剤。 - 【請求項9】 土に水硬性固化材および請求項1,2,
3,4,5,6,7または8記載の地盤改良用配合剤を
混合することを特徴とする地盤改良方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP19533796A JP3574838B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 地盤改良用配合剤 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 1996-07-05 JP JP19533796A patent/JP3574838B2/ja not_active Expired - Lifetime
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