JPH10178581A - カメラ制御装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

カメラ制御装置及び方法及び記憶媒体

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JPH10178581A
JPH10178581A JP8339912A JP33991296A JPH10178581A JP H10178581 A JPH10178581 A JP H10178581A JP 8339912 A JP8339912 A JP 8339912A JP 33991296 A JP33991296 A JP 33991296A JP H10178581 A JPH10178581 A JP H10178581A
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Koichi Yano
晃一 矢野
Tomoaki Kawai
智明 河合
Shinya Urisaka
真也 瓜阪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のカメラを適宜選択する場合において、
それぞれのカメラの位置及びそれを選択した際に表示さ
れる映像を簡単に把握することを可能にする。 【解決手段】 表示画面にはカメラのアングルを制御す
るためのカメラ制御ウインドウ46、選択されたビデオ
カメラからの順次転送されてくる動画映像を表示する映
像ウインドウ44、複数のカメラの設置位置を示す地図
ウインドウ42、そして地図上のカメラの撮影方位で示
され、各カメラでで撮影されているサンプル映像を表示
するサンプル画像ウインドウ40を表示する。サンプル
画像ウインドウの1つのサンプル画像をマウス等でクリ
ックすると、対応するカメラが選択され、そのサンプル
映像を撮影したアングルに従ってカメラを制御した後、
ユーザによる操作が行なえるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔操作でもって1
乃至複数のカメラを制御するカメラ制御装置及び方法及
び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、ビデオカメラを遠隔操作
し、その撮影映像を表示させるシステムをいくつか提案
した。
【0003】また、1つの装置に複数のビデオカメラが
接続されている場合には、それらの中の1つのビデオカ
メラを選択することになる。この場合の選択は、個々の
ビデオカメラには番号や名前等を付し、それでもって選
択することになろう。
【0004】そして、選択したビデオカメラの映像を見
ながら、適当な操作パネルを用いてパン角、チルト角、
ズームを変化させることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数ビ
デオカメラを有する場合、どのカメラの映像を見ている
のか、そしてそのカメラがどの方向を向いているのか
は、カメラの名前等の識別子と映像を通しただけでは分
かりにくい。この結果、目的の場所(位置)を見るため
にどのカメラをどちらの方向に制御するべきかわから
ず、試行錯誤することとがある。また、カメラの映像だ
けでは周囲の状況との対応が分かりづらい、という問題
もある。
【0006】1つの解決法として地図を表示しその地図
上にカメラ図形を表示し、カメラの位置を表示すること
であろう。しかし、地図情報だけでは個々のカメラの位
置は把握できても、実際に個々のカメラからどのような
映像が得られるのかは分からない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、複数のカメラを適宜選択する
場合において、それぞれのカメラの位置及びそれを選択
した際に表示される映像を簡単に把握することを可能な
らしめるカメラ制御装置及び方法及び記憶媒体を提供し
ようとするものである。
【0008】この課題を解決するため、例えば本発明の
カメラ制御装置は以下に示す構成を備える。すなわち、
少なくとも撮影アングルを遠隔操作可能な1乃至複数の
カメラを制御するカメラ制御装置であって、各カメラの
アングルを管理する管理手段と、各カメラの配置位置と
前記管理手段で管理されているそれぞれのカメラのアン
グルに従って、マップ上にカメラシンボルを配置して表
示するマップ表示手段と、前記管理手段で管理されてい
る各カメラのアングルでのサンプル映像を取り込み、表
示されているカメラシンボルと対応付けて表示するサン
プル映像表示手段と、所望とするカメラを指定する指定
手段と、指定されたカメラで撮影される映像を表示する
撮影映像表示手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0010】図1は本実施形態のカメラ制御装置のブロ
ック構成図である。図中、10(10−1、10−2、
10−3…)はビデオカメラ、12(12−1、12−
2,12−3…)はビデオカメラ10のパン・チルト・
ズームを実際に駆動制御するカメラ制御部であり、以下
に説明する装置本体からの信号に従って動作する。
【0011】カメラ制御装置20において、22は装置
全体の制御を司るCPUであり、24は主記憶装置(R
AM)である。26は2次記憶装置であって、例えばハ
ードディスク装置である。2次記憶装置には、OS及び
カメラ制御に係るプログラムが格納されていて、電源投
入すると不図示のブートROMに格納された手順に従っ
て2次記憶装置26からOSを主記憶装置24に読み出
してOSを起動し、カメラ制御プログラムも主記憶装置
に読み出してカメラ制御装置として動作する。
【0012】30は表示画面上の所望とする位置を指定
するためのポインティングデバイス(マウス)であり、
表示されたカーソルの移動とカーソル位置における指示
を与えるためのボタンが設けられている。尚、後述する
処理では、このボタンを1回押下する操作をクリック、
2回続けて押下する操作をダブルクリックとして説明し
ている。32はカメラ制御部12に対して各種制御信号
を出力したり、カメラ制御部からの状態情報を入力する
カメラインタフェースである。実施形態におけるこのカ
メラインタフェースはRS−232Cインタフェースと
している。勿論、これに限るものではなく、如何なるイ
ンタフェースであっても良い。34は各カメラからの映
像(実施形態ではNTSC方式で出力されるものとして
いるが、これも如何なる形式であっても良い)をキャプ
チャ(デジタル化)するビデオキャプチャ部であり、A
V端子に各カメラからの映像(必要なら音声)を入力す
ることができる。そして、36はネットワークインタフ
ェースである。これら各種構成要素はバス38を介して
接続されている。
【0013】上記構成において、CPU22はそのカメ
ラ制御プログラムの動作中において、カメラインタフェ
ース32を介して、いずれか1つのカメラを選択し、選
択したカメラからの映像をキャプチャし、それをディス
プレイ34上に表示することになる。また、選択したカ
メラのパン角、チルト角、ズーム倍率(以下、これらを
総称してアングルという)を変更して、所望とするアン
グルの映像を見ることができる。
【0014】なお、図1の構成でもって本装置がネット
ワーク上に接続されたカメラサーバとして機能すること
もできるし、他のカメラサーバーに接続してその映像を
見ることもできる。これについての詳細については後述
する。
【0015】図2は、ディスプレイ28に表示される本
実施形態の環境設定用のウインドウを示している。図示
の如く、実施形態における装置上で、複数のウインドウ
が表示可能なウインドウシステム(例えば米国マイクロ
ソフト社のMS−Windows等)が動作している。
【0016】42はオフィスの座席表等の地図を作成す
るウインドウであり、ここに良く知られたCAD等でも
ってその地図(レイアウト)を予め作成し、その作成し
た地図上にカメラの載置位置を示すカメラを示す図形
(以下、カメラアイコンという)を配置する。作成され
た地図は2次記憶装置26にファイルとして格納させて
おく。
【0017】説明を簡単にするため、実施形態における
装置が置かれた環境は図示の地図の通りであるものとし
て説明する。つまり、図示のオフィス空間に示された位
置に複数の制御可能カメラ(10,12)を配置してお
くものとする。
【0018】さて、本装置に電源が投入され、カメラ制
御装置として動作するようになると、上記のようにして
作成された地図及び各カメラの配置位置情報を読み込
み、図2に示すような各ウインドウを表示する。地図ウ
インドウ42も勿論表示することになる。
【0019】そして、操作者が、いずれか1つのカメラ
を選択すると、その選択されたカメラに相当する図形が
他のカメラ図形と区別して表示し、そのカメラのアング
ルをウインドウ46をマウス30で指定することで変更
すると、その選択されたカメラの向き、及び視野方位と
視野角がそれにつれて変化する(図示では、各カメラの
撮影視野を示す線分で表示されている)。言うまでもな
いが、ズーム倍率(ズーム値)をあげると視野角は狭く
なり、逆に倍率を下げると視野角は広くなるので、それ
に応じて各カメラアイコンの線分を変化させる。これ
は、他のカメラを選択した場合にも同様である。
【0020】ここで、本実施形態では、所定時間毎に各
カメラのその時のアングル情報を獲得し、以前のアング
ル情報(主記憶装置26に記憶されている)と比較する
処理を行なう。そして、その時のアングルと従前の記憶
されたアングルとが一致しない場合には、不一致になっ
たカメラから映像を取り込ませ、その映像を縮小して、
サンプル画像ウインドウ40中の該当する枠に表示され
ている映像を更新する。
【0021】なお、サンプル画像ウインドウ40の上部
に表示されている記号は、地図ウインドウ中の各カメラ
に付した記号と対応するものである。各カメラに付した
名前でも良いが、この場合には地図上にも名前となる文
字列を付す必要があり、地図上の図形(テーブル等)の
妨げになるので、記号で対応付けた。
【0022】本装置に電源が投入された場合には、カメ
ラ制御プログラムは2次記憶装置26より地図情報を読
み込み(各カメラに付した記号を含む)、地図ウインド
ウ42をはじめとする、サンプル画像ウインドウ40、
映像ウインドウ44、カメラ制御ウインドウ46を表示
する。そして、各カメラを順次選択して例えばホームポ
ジションにさせ、そのときの映像をサンプル画像ウイン
ドウ40に表示させる。この後は、操作者からの指示を
待つことになる。勿論、地図ウインドウ42上の各カメ
ラアイコンは、その初期状態のアングル(パン角、チル
ト角、ズーム値)に従ってその撮影方位、視野角を示す
線分で更新する。
【0023】ユーザは、上記のようにして各ウインドウ
が表示された後、所望とするカメラを選択して、そのカ
メラを操作しながら映像ウインドウ44に表示される生
の映像(動画)を見ることになる。
【0024】尚、操作対象のカメラ(映像ウインドウ4
4に映像表示させるためのカメラ)を選択するには、サ
ンプル画像ウインドウ40上の所望とする映像を表示し
ていた枠内をダブルクリック、もしくは地図ウインドウ
42中の、選択しようとしているカメラアイコンもしく
はその近傍をダブルクリックすることで実現する。
【0025】また、先に説明したようにサンプル画像
は、アングルが変化していれば所定周期で更新される
が、その周期が長い場合にはサンプル画像ウインドウ4
0内の該当する枠をクリック、もしくは地図ウインドウ
42中の対応するカメラアイコンもしくはその近傍をク
リックすることで、アングルの変化の有無を調べて更新
する処理を実行する。
【0026】つまり、所定の位置でクリックした際には
画像の更新を、ダブルクリックした際にはカメラ選択処
理を行なう。但し、ダブルクリックした際には、サンプ
ル画像ウインドウ40の該当する枠内の画像を更新させ
る処理も行なうものとした。
【0027】以上の結果、サンプル画像ウインドウ40
の各枠が、地図ウインドウ42上に表示された、どのカ
メラアイコンと対応付けられているかを判断でき、しか
も、操作対象のカメラを単にそのサンプル画像ウインド
ウ40上の該当する枠、もしくは地図ウインドウ42中
の該当するカメラアイコン(もしくはその近傍)をダブ
ルクリックするだけで、操作対象として選択できるよう
になる。更には、カメラを選択する際には、事前にどの
ような映像が映像表示ウインドウ44に表示されるのか
を把握することもできるようになる。
【0028】実施形態における装置(主にCPU22)
の具体的な動作処理手順を図3〜図6に従って説明す
る。なお、このフローチャートに対応するプログラムは
2次記憶装置26に記憶されていることは既に説明した
通りである。
【0029】先ず、ステップS1において、地図データ
及びカメラのアングル情報を読み込み、ウインドウ4
0、42、44、46を表示する。次いで、ステップS
2に進み、各カメラを選択して初期状態にして、映像を
取り込み、その映像を順次サンプル画像ウィンドウ40
に表示させていく。その後、ステップS3に進んで、イ
ベント待ちに入る。
【0030】イベントの種類は、先に説明したようにサ
ンプル画像の更新時期になった場合に発生するタイマイ
ベントと、操作者によるマウス30によるクリックもし
くはダブルクリックである。
【0031】サンプル画像の更新時期を知らせるタイマ
割り込み、或いはマウス30による操作以外である判断
した場合には(ステップS4)、ステップS3に戻る。
【0032】さて、サンプル画像の更新時期を示すイベ
ントであると判断した場合には、ステップS5に進ん
で、各カメラ制御12に対して現在のアングル情報(パ
ン角、チルト角、ズーム値)の通知要求を発して、それ
ぞれのカメラのアングルと前回得たアングル情報とを比
較する(ステップS5)。不一致のものがあれば、ステ
ップS6に進んで、不一致となっていたカメラを選択し
て映像を取り込み、その取り込んだ映像でもってサンプ
ル画像ウインドウ40の該当する枠の映像を更新する。
【0033】一方、マウスの操作によるイベントである
と判断した場合には、ステップS7〜10でもって夫々
に対応する処理を行なう。
【0034】例えば、サンプル画像ウインドウへのクリ
ックであると判断した場合には、ステップS7から、図
4のステップS401に進み、その枠内の映像を先に説
明したステップS6と同様に更新する。そして、ステッ
プS402に進んで、ダブルクリックであったか否かを
判断する。ダブルクリックであると判断した場合には、
ステップS403に進み、そのカメラを選択状態、すな
わち、制御対象に設定する。この結果、選択されたカメ
ラで撮影された映像はビデオキャプチャ部34で順次取
り込まれ、それが次々と映像ウインドウ44に表示させ
ることができる。
【0035】なお、この映像ウインドウ44に表示させ
る処理は、別タスクで行なっており、ビデオキャプチャ
部34で取り込み完了する度にイベントを発生させ、そ
れに従って映像ウインドウ44に表示する処理を行なえ
ばよいので、ここではその説明は省略する。
【0036】また、マウス30によるクリックが地図ウ
インドウ42中のカメラアイコンであった場合には、ス
テップS8から図5のステップS404に進み、その指
定されたカメラアイコンに相当するサンプル画像ウイン
ドウ40の該当する枠内の映像を更新する。そして、操
作がダブルクリックであった場合には(ステップS40
5)、ステップS406に進み、そのカメラを制御対象
として選択状態にする。
【0037】更に、マウス30によるクリックが地図ウ
インドウ42内ではあるものの、カメラアイコンではな
いと判断した場合には、ステップS9から図6のステッ
プS407に進む。ここでは、最寄りのカメラアイコン
に相当するサンプル画像ウインドウ40の該当する枠内
の映像を更新する。そして、ステップS408におい
て、操作がダブルクリックであったと判断したら、ステ
ップS409に進み、そのカメラを制御対象として選択
状態にする。
【0038】さて、マウス30による操作がカメラ制御
ウインドウ46内のいずれかのボタンであると判断した
ら、ステップS10から図7のステップS410に進
む。この場合には、その時点で選択されているカメラが
存在するか否かを判断する。選択されているカメラが存
在すれば、その指示されたボタンに応じてカメラアング
ルを変更するよう、選択カメラ(カメラ制御部)に向け
て要求信号を出力する。
【0039】以上の結果、本実施形態に従えば、カメラ
を選択しようとするときに、そのカメラの位置は勿論、
そのカメラを選択した際にどのような映像が得られるか
を予め把握することが可能になる。
【0040】尚、各カメラのアングルが変更するのは、
上記の説明によれば、カメラを選択してそのカメラのア
ングルを変更した場合になるので、結果的に映像ウイン
ドウ44に表示される映像の送信元のカメラのみのアン
グルが変更される可能性を有している。つまり、上記の
実施形態ではタイマによって所定周期毎に、各カメラの
アングルが変更されたか否かを判断したが、非選択のカ
メラのアングルは変わらない。そこで、選択されている
カメラについてのみ、アングルが変更されたかどうかを
判定して、変更されたときにサンプル画像ウインドウ中
の選択カメラに対応する枠内の映像を更新するようにし
てもよい。
【0041】<第2の実施形態>上記実施形態(第1の
実施形態)では、サンプル画像として静止画を表示しそ
の静止画を更新するという方法をとったが、サンプル画
像として動画を利用することもできる。ただし、通信量
削減のため、サンプル画像としては解像度の低い動画を
サンプル画像ウィンドウに提示しておき、カメラが選択
状態になって映像ウィンドウに表示する時のみ高解像度
で表示する。動作は第1の実施形態とほとんど同じであ
る。ただし、動画を使用するためサンプル画像の更新は
必要なくなる。
【0042】<第3の実施形態>第1の実施形態では、
カメラのパラメータに変更があるごとに、静止画を取り
込み表示した。しかしながら、これでは、例えば或るカ
メラを選択して映像を眺めている最中に、その更新時期
がくると、アングルに変更のあったカメラについてはサ
ンプル画像が取り込まれることになるので、それまでと
は別の映像が表示されてしまう。サンプル画像の取り込
み中は、その映像を表示しないようにすることも可能で
あるが、その場合には一瞬映像が表示されなくなる。
【0043】一般に、オフィス等でのレイアウトが変更
されることはあっても、頻繁に行われることはない。従
って、サンプル画像ウインドウに表示される映像は、各
カメラを選択した際にどのような映像が表示されるのか
の指標となる映像を表示すれば事足りる。
【0044】そこで、本第3の実施形態では、カメラを
最広角状態(最小ズーム値)で、図18に示すように、
パン角、チルト角を適宜変更させることで、カメラで撮
影できる範囲の映像を取り込み、それを繋ぎ合わせて1
枚の広範囲な静止画映像を2次記憶装置26に記憶させ
る。これを全てのカメラに対して行なっておく。
【0045】後は、各カメラのアングル情報に従って、
2次記憶装置に記憶された静止画映像データの切出し位
置と大きさを決定し、それに従って切り出した映像デー
タをサンプル画像ウインドウ40に表示させる。このと
きに切り出す領域は、パン角、チルト角及ズーム値によ
るが、切り出した映像は、そのズーム値に応じて変倍処
理を行なってサンプル画像ウインドウ40に表示させる
ことになる。
【0046】この結果、図19に示すように、撮影可能
範囲内での、そのカメラのアングルで撮影した映像であ
るかの如く、表示できるようになるので、第1の実施形
態の如く、適当な周期ごとにサンプル画像を取り込むと
いう処理はしなくて構わなくなる。
【0047】更に、上記のようにすると、地図ウインド
ウ上の所望のカメラアイコンとその視野情報43をマウ
ス30の操作で変更することもできる。その変更後にお
ける、そのカメラで撮影されるであろう映像は、実際に
そのときに撮影された映像を表示するのではなく、2次
記憶装置26から取り出した映像を表示しても良い。
【0048】以上の切出し及びサンプル画像ウインドウ
への表示は、実際に選択されたカメラの制御とは無関係
に処理できるので、実際に選択したカメラの映像を映像
ウインドウ44に表示させている最中であっても、それ
とは別のカメラのアングルを変更した場合にはそのカメ
ラによる映像(2次記憶装置26より切出した映像)を
表示することができ、あたかも一度に2つのカメラを制
御することができるように振る舞う。
【0049】但し、地図ウインドウ42中のカメラアイ
コンのアングルを変更した場合には、その変更された後
のアングル情報は常に主記憶装置24等に記憶させてお
く。理由は、カメラアイコンの向き等を変更した場合、
実際にはそのカメラアイコンに対応してカメラのアング
ルは変更されていないからである。より詳しくは、カメ
ラアイコンのアングルを変更した後、そのカメラを選択
させて映像ウインドウ44に表示させる操作を行った場
合に、即座にそのアングルで生の映像を表示するため、
そのカメラのアングルを記憶させておいたアングル情報
に従って制御する。
【0050】<第4の実施形態>上記第1〜第3の実施
形態では、1つの装置に複数のカメラを接続させ、その
装置上で1つのカメラを選択して生の映像(動画)を表
示する例を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、遠隔にある装置から本装置のカメラを制御す
ることも可能である。
【0051】つまり、図1の構成で、カメラサーバを構
成し、ネットワークインタフェースを介して接続されて
いる他の端末をクライアントとして機能させるのであ
る。また、場合によっては、図1の装置がクライアント
となって、他のカメラサーバの映像を表示させるように
もできる。従って、カメラサーバとカメラクライアント
の相異は、映像を転送する元の装置か、映像を受信する
側の装置かの違いであって、サーバ及びクライアントと
も図1に示す構成で実現できる。従って、クライアント
の構成については説明しない。但し、カメラを接続して
いない装置は、カメラクライアントとしてしか動作しな
くなるのは説明するまでもないであろう。
【0052】図20は、複数のカメラ操作装置がネット
ワークインタフェースを介して接続されている構成を示
している。個々のカメラ操作装置は、図1に示す構成を
有しており、それぞれがカメラサーバ、カメラクライア
ントとして機能し、例えばテレビ会議システムを構築し
ている様を示している。ネットワーク52はビデオ・キ
ャプチャ部で取り込んだディジタル動画およびカメラ制
御信号を送信するのに十分なバンド幅を有するローカル
エリア・ネットワークLANまたは、ワイドエリア・ネ
ットワークWANを想定しているが、必ずしもこれらに
限定されるものではなく、例えばインターネットでも良
い。
【0053】各カメラ操作装置50−1〜50−nは、
ネットワーク52に対して、ビデオ・キャプチャ装置に
より取り込んだビデオ・データをパケット化して出力で
きると共に、ネットワーク52からパケット化されたビ
デオデータを受信できる。そして、各装置のディスプレ
イは、相手の装置のビデオ・キャプチャ部により取り込
まれたビデオ・データを映像ウィンドウに表示する。カ
メラ・パラメータ(アングル情報)についても、各カメ
ラ操作装置50−1〜50−nは、ネットワーク52に
送受信可能である。ネットワーク52から、受信された
カメラ操作命令及びカメラ切替命令は、内部で生成され
たカメラ操作命令及びカメラ切替命令と同様に扱われ
る。
【0054】ただし、ネットワーク対応とするために
は、ネットワーク上で転送されるカメラデータ内に、ネ
ットワーク上の装置のアドレスと、地図名(オフィス名
など)の情報がある必要がある。静止画が選択され、そ
の静止画がネットワーク上の遠隔地にカメラによって取
り込まれたものであった場合、地図ウィンドウの絵が、
そのカメラのある地図に切り替わる。さらに、遠隔地の
カメラが、静止画データのカメラ・パラメータに制御さ
れネットワークによって結ばれた遠隔地の現在の映像を
見ることができる。
【0055】このように、ネットワーク対応に拡張する
ことで、カメラ入力装置の入力数に制限がある場合も、
より多くのカメラを制御できるようになる。また、離れ
た場所の1又は複数のカメラを制御したい場合に、双方
向で相互に簡単に対応できるようになる。
【0056】ここで、上記のように、ネットワークを介
して接続した1つのカメラ操作装置がカメラサーバとし
て機能し、そのカメラサーバに複数のカメラ操作装置が
ログインした場合について説明する。
【0057】先に説明した第3の実施形態によれば、カ
メラサーバにおけるカメラを制御することができるのは
(制御権が与えられるのは)、1つのクライアントとな
る。制御権を有するクライアントを含む他のクライアン
トの映像ウインドウ44は、制御権を有するクライアン
トが操作したアングルの映像が表示されることになる。
【0058】カメラサーバは、1つのクライアントに対
してのみ生の映像を見るためのカメラを選択し、アング
ルを変更するための制御権を与えることになるが、地図
ウインドウ42中のカメラアイコンについては複数のク
ライアントに対して擬似的な制御権を与えて構わない。
但し、1つのカメラアイコンに対して複数のクライアン
トが操作することはできないので、この点を管理する必
要はある。
【0059】そこで、カメラサーバは、図8に示すよう
な、地図ウインドウ中の各カメラアイコンに対する管理
テーブルを作成する。説明が前後するが、カメラサーバ
となる装置は、クライアントが接続した際には、そのク
ライアントのディスプレイ上に地図ウインドウ(地図名
と、その地図を描画するための情報、各カメラアイコン
毎の名前、位置及びアングル情報)を表示させるための
必要なデータを転送する。
【0060】図8の場合には、カメラアイコンAについ
てはクライアント“YANO”が操作しており、その結
果、最終的にパン角が20、チルト角が−5、ズーム値
が2になっていることを示している。
【0061】カメラサーバは、クライアントよりカメラ
アイコンへの操作内容(カメラアイコンを特定する情報
と、アングル情報、及びそのクライアント名)を示す情
報を受けると、その情報に従って2次記憶装置26より
切り出されたサンプル画像を、サンプル画像である旨の
情報(サーバ名、カメラアイコン名、アングル情報を含
む)を付して、接続されている全クライアントに転送す
る。
【0062】各クライアント側では、転送されてきたデ
ータが、サンプル画像であると判断した場合には、その
データ中に含まれるサーバ名に相当するサンプル画像ウ
インドウ中のカメラアイコン名に相当する枠に、転送さ
れてきた映像を表示すると共に、アングル情報に従って
該当するカメラアイコンの向きや視野角を示す線分の角
度を変更する。
【0063】なお、図8では、カメラアイコンAについ
てクライアント“YANO”が操作していることを示し
ているが、このクライアントの内容は、全クライアント
に対してカメラアイコンの操作を行ない、全クライアン
トに対して該当するサンプル画像の転送するまでは、他
のクライアントからの操作は受け付けない。換言すれ
ば、全クライアントに対してカメラアイコンAへの操作
によって切り出された映像の転送が完了した場合になっ
て、図示の“YANO”を削除して、全てのユーザに対
してカメラアイコンAへの擬似的な制御権を開放する。
【0064】<第5の実施形態>第1〜第4の実施形態
では、サンプル画像をサンプル画像ウィンドウに表示
し、記号等で印を付けることで、マップ上の位置と静止
画との対応をとった。しかしながら、サンプル画像を縮
小したものを、直接地図上に重ねて表示するようにして
もよい。静止画をクリックした時の機能は第1の実施形
態と同じものとする。
【0065】こうすることで、地図上の位置と画像との
対応がとりやすくなり、より容易に遠隔状況の把握が可
能になる。
【0066】<第6の実施形態>本第6の実施形態にお
ける装置の構成は図1と同じものとし、その説明は省略
する。
【0067】図9は、本第6の実施形態におけるディス
プレイ28に表示される各ウインドウを示している。図
2と異なるのは、サンプル画像ウインドウ40の代わり
に図示の如く静止画ウインドウ41が表示される点であ
る。
【0068】本実施形態では、1つのカメラにつき、静
止画ウインドウ41中の1つのサンプル画像枠を割り当
てるのではなく、複数(図示の場合には2つ)のサンプ
ル画像を割り当てている。また、カメラアイコン47、
48はそれぞれ複数のサンプル画像を静止画ウインドウ
41に登録できるので、それぞれのアングルを示す記号
とサンプル画像ウインドウの記号とを一致させるように
した。
【0069】また、静止画ウインドウ41において、領
域41aで示される記号部分はマウス30によるクリッ
ク対象になっていて、ここをクリックすると、そのとき
に選択されていたカメラからの映像ウインドウ44に表
示されていた映像を、その領域41aの下の枠に登録す
る。
【0070】例えば、カメラ48を選択して撮影して映
像ウインドウ44に表示させ、そのアングルをカメラ制
御ウインドウ46で制御しているときに、静止画ウイン
ドウ41の領域41aにおける記号部分“X”(直前ま
ではカメラ47のアングルと映像を表示していた)をク
リックすると、そのときに映像ウインドウ44に表示さ
れていた映像を、指定した記号部分の下側の枠に登録す
る。
【0071】つまり、1つのカメラによる静止画映像の
登録数は静止画ウインドウ41の枠を越えない範囲であ
ればいくつでも良い。
【0072】なお、静止画ウインドウ41に表示される
各静止画は、2次記憶装置26にファイルとして記憶さ
れる。このとき、少なくともそのファイルには、カメラ
を特定するID(或いは名前)、静止画ウインドウ41
における枠の位置(枠の番号)、カメラアングル情報が
含まれる。
【0073】また、領域41bをクリックすると、その
枠に相当するカメラIDとアングル情報を2次記憶装置
26より読出し、そのカメラIDで示されているカメラ
を選択して操作できるようにする。また、その映像のア
ングルになるように、その選択カメラを制御し、その
後、映像ウインドウ44に表示させる。
【0074】カメラ及びそのアングルを選択するために
は、その他に、図9における領域47−1、47−2、
48−1、48−2をクリックすることでも実現する。
例えば領域48−2をクリックした場合には、カメラア
イコン48が選択されたものとして、該当するカメラを
選択し、尚且つ、そのときのアングル情報になるようカ
メラを制御した後、映像ウインドウ44に撮影されてい
る映像の表示、及びユーザに対して制御できるようにす
る。
【0075】以上の処理により、例えば各カメラ毎に、
頻繁に見たいアングルとその映像を登録しておくことが
でき、尚且つ、その更新も非常に簡単になる。しかも、
見たいアングルの静止画の枠をクリックするという単純
な操作でもって、その静止画に相当するアングルの生の
映像を映像ウインドウ44に表示させることができると
共に、カメラを操作することもである。
【0076】尚、選択されたカメラ(制御可能なカメ
ラ)は、他のカメラと色等を変更して表示することは、
第1の実施形態と同様である。
【0077】図14は静止画ウインドウ41に表示する
映像の静止画ウインドウ管理テーブル(2次記憶装置に
格納されている)を示している。図示において、枠番号
は、静止画ウインドウ41中の枠の位置を示すものであ
り、ファイル名は静止画ファイル名、カメラパラメータ
はその静止画を撮影した際のアングル情報(図示ではフ
ォーカスも含まれている)、そしてカメラIDはその静
止画を撮影したカメラIDである。
【0078】また、地図ウインドウ42上に表示するカ
メラアイコンは、図15に示すようなカメラアイコンテ
ーブル(2次記憶装置に格納されている)内に、カメラ
名と、カメラ座標で管理されている。
【0079】尚、静止画ウインドウ41中の「デフォル
ト」ボタン41cは、図14に示す登録内容を、初期情
報で書き換えるものである。このボタンは、何等かの理
由で、静止画ウインドウ41に登録した情報を初期状態
に戻したい場合に使用する。すなわち、このボタン41
cをクリックすることで、予め設定された初期情報で図
14のテーブルの内容を書き換える。初期情報は、ユー
ザがデフォルト情報として別途登録した情報とし、その
データ構造は図14と実質的に同じである。但し、ボタ
ン41cがクリックされた場合には、静止画ウインドウ
41内の領域41bの映像も初期情報中に示された画像
ファイルで更新することになる。
【0080】また、地図ウインドウ42上に表示されて
いるカメラアイコンから延びる視野を示す線分の角度及
びその長さ(以下、視野図形という)は、図14に示さ
れる静止画ウインドウ管理テーブル内のアングル情報
(カメラパラメータ)に従うが、以下にその求め方につ
いて詳しく説明する。尚、第1の実施形態における同様
の算出を行なって地図ウインドウを更新しているもので
ある。
【0081】地図ウインドウ上の座標(ディスプレイで
の絶対座標とは異なる)は、マウス30による操作で指
定するか、カメラ制御ウインドウ46内の各種ボタンの
押下により自動的に計算し、それぞれの視野図形を更新
する。
【0082】以下、着目しているカメラアイコンの中心
位置の地図ウインドウ42内での座標を(cx,cy)
とする。そして、カメラの焦点距離をf、パン角をθと
する。なお、実施形態の場合、地図ウインドウは上方向
から見たレイアウトであるので、チルト角は無視するよ
うにした。正確にはチルト角も考慮する必要があるが、
そこまでの精度は要求しない。
【0083】図16に示す如く、先ず、点Pの座標(m
x、my)を求める。この点Pが、カメラの視点方向と
線分の長さを決定するのである。
【0084】 mx=cx+f・cosθ (1) my=cy+f・sinθ (2) で求められる。
【0085】次に、2本の線分の終点であるが、これは
図17に示すように求めた点Pからの角度φを算出する
ことでなされる。
【0086】 φ=arctan(L/z) (3) ここで、Lは定数、zはズーム値である。なお、
(1)、(2)式において、焦点距離fの変わりにズー
ム値を用いてもほぼ同じ線分が得られる。
【0087】後は、(3)式で得られた角度に従って±
φだけ点Pを回転させることで、線分の終点Q1,Q2
の座標を得ることができる。
【0088】本第6の実施形態におけるCPU22の動
作処理手順を図10に従って説明する。
【0089】先ず、ステップS101で2次記憶装置2
6にファイル等に格納されている地図データを読み込
み、地図ウインドウ42をはじめ、各種ウインドウを表
示させる。次いで、ステップS102に進んで、実際に
配置されているカメラの位置情報を持つファイル(位置
情報ファイル)を読み込み、位置情報に基づきカメラア
イコンを地図ウィンドウ42上に描画していく。さら
に、ステップS103に進んで、2次記憶装置に記憶さ
れている静止画データを読み込み、それぞれを該当する
静止画ウインドウ41上に表示させ、ステップS104
でユーザによる操作イベントを待つ。
【0090】静止画ウインドウ中の静止画表示枠がクリ
ック(もしくはダブルクリック)されると、処理はステ
ップS105からステップS106、S107に進み、
CPU22はそのカメラの対応するアングル情報に従っ
て静止画を取り込み、静止画映像を更新すると共に、そ
の枠の静止画映像をファイルとして格納し、静止画ウイ
ンドウ管理テーブルを更新する。
【0091】これは、静止画ウインドウに表示されてい
るのは、以前の映像であるので、それを最新の映像に更
新するためである。
【0092】また、ダブルクリックであった場合には、
そのカメラの制御権を与えて、カメラ制御ウインドウ4
6の使用が可能になった旨を記憶する(ステップS10
9)。
【0093】また、発生したイベントが地図ウインドウ
42中のカメラアイコンであると判断した場合には、ス
テップS110から図11のステップS121に進む。
【0094】ステップS121では、その静止画ウイン
ドウ41に表示されている静止画の中でそのカメラで撮
影されている映像を全て更新する。これは先に説明した
ステップS107と実質的に同じである。但し、このス
テップS121では、指定されたカメラアイコンによっ
て撮影され静止画ウインドウ41上に表示されている静
止画が3つある場合には、その3つについて最新の映像
を撮影して表示し、ファイルとして更新保存(静止画ウ
インドウ管理テーブルも更新する)することになる。ま
た、カメラアイコンに対する指示がダブルクリックであ
ると判断した場合には、そのカメラアイコンに対するカ
メラを制御できるように選択する。この結果、そのカメ
ラで撮影された映像は映像ウインドウ44に表示される
ようになる。
【0095】また、マウス30による操作が地図ウイン
ドウ上の、カメラアイコンではない領域を指定されたと
判断したら、処理はステップS111から図12のステ
ップS131に進む。ここでは、その指定位置に最も近
いカメラと視野図形が選択されたもの判断し、次のステ
ップS132でそのカメラのアングルを制御して最新の
映像でもって更新する(静止画ウインドウ管理テーブル
も更新する)。また、ダブルクリックであると判断した
場合には、ステップS133からステップS134に進
み、そのカメラを制御可能とする。
【0096】そして、ステップS112において、カメ
ラ制御ウインドウ46内が操作されたと判断した場合に
は、その時点で選択されているカメラを制御して、映像
ウインドウに撮影された映像を表示する。この処理は、
先に説明した第1の実施形態における図7と同様である
ので、その説明は省略する。
【0097】一方、マウスによる操作が、静止画ウイン
ドウ41における記号領域41aであると判断した場合
には、ステップS113から図13のステップS141
に進み、そのときに表示ウインドウ44に表示されてい
た映像を静止画として、静止画記号領域41aの下部に
ある枠に登録する。2次記憶装置に対してもファイルと
して格納すると共に、及び地図ウインドウ42中の視野
図形を更新することも行なう。
【0098】以上説明したように本第6の実施形態によ
れば、1つのカメラによる映像を複数個登録でき、登録
した映像それぞれの撮影方位や視野角、更にはカメラの
位置が容易に把握できるようになる。
【0099】しかも、静止画を指示することでもって、
そのカメラを選択すると共に、その静止画に対応するア
ングルに自動的になるので、好みのアングルの映像を1
つのカメラに対していくつも登録することが可能にな
る。
【0100】尚、本第6の実施形態を更に発展させ、先
に説明した第2、第4、第5の実施形態の内容を第6の
実施形態に反映させても構わない。
【0101】<第7の実施形態>第4の実施形態を除
く、上記各実施形態では、主として単独の装置に接続さ
れた複数のカメラを制御するものであったが、本第7の
実施形態では図1に示す装置をカメラサーバとして機能
させ、ネットワーク上に接続されているクライアント装
置からカメラを制御する例を説明する。つまり、カメラ
クライアントからの指示に従って、カメラサーバは自身
に接続されたカメラを制御し、その撮影映像をクライア
ントに転送する場合である。
【0102】カメラクライアントの構造は、図1と実質
的に同じか(この場合には互いにカメラサーバ及びカメ
ラクライアントとして機能できることになる)、ビデオ
カメラを有しないかだけなので、その説明は省略する。
尚、システム全体の構成は、図20の通りであるものと
して説明する。広域ネットワーク(例えばインターネッ
ト等)であっても良い。
【0103】図21は、本第7の実施形態におけるクラ
イアント側の装置上に表示される各ウインドウを示して
いる。図9と同様のものには同符号を付したので、その
説明は省略する。
【0104】実際に、映像ウインドウ44に表示する生
の映像の表示アングル(パン角、チルト角、ズーム値)
の制御はカメラ制御ウインドウ46内の各ボタンをクリ
ックすることで行なうが、複数のクライアントが接続し
得るような環境にあっては、互いにアングルを変えよう
とするので、一人のクライアントに対してのみカメラ制
御ウインドウ46の各ボタンの制御権を与えることが必
要になる。特に、インターネット等の広域ネットワーク
上にカメラサーバを設置した場合には、不特定多数のク
ライアントが接続されるので、このように制御せざるを
得ない。このため、図21では、制御権を得ることを積
極的にカメラサーバに通知するためのボタン47をカメ
ラ制御ウインドウ46中に設けた。
【0105】制御権の与え方は、これまで本願出願人が
いくつか提案しているので、ここでの詳述は省略する
が、本第7の実施形態では、接続クライアントが複数存
在する場合には、適当な時間(例えば1分)だけ1つの
クライアントに制御権を与え、それが経過したら次のク
ライアントに制御権を渡せるように開放するものとす
る。そして、この制御権を開放している最中に、最初に
制御権ボタン47をクリックしたクライアントに対して
制御権を与える。勿論、既に他のクライアントに制御権
を与えてしまっている場合には、この制御権ボタン47
をクリックしても制御権は与えられない。
【0106】映像ウインドウ44に表示されている、映
像を撮影しているビデオカメラは、その時点で制御権を
有しているクライアントが独占して制御しているもの
の、制御権を持たない各クライアントにもその映像デー
タは転送されるので、各クライアントの映像ウインドウ
44には映像が表示される。
【0107】なお、表示ウインドウ44に表示されてい
る映像を撮影しているカメラ以外のカメラについては、
カメラ制御権を持たない他のクライアントでもそのアン
グルを変更し、例えば図9における静止画ウインドウ4
1の各枠内の映像を更新させるようにしても構わない。
【0108】また、以下では映像ウインドウ44に表示
中の映像を撮影しているカメラを制御中カメラ、それ以
外のカメラを非制御中カメラと呼び、区別する。制御中
カメラと非制御中カメラは、先に説明した実施形態と同
様に、色や輝度等を変えることで区別できるように各ク
ライアントの地図ウインドウ42に表示されている。
【0109】ここで、非制御中カメラのアングルを変え
るには、例えば第6の実施形態で説明したように、ポイ
ンティングデバイス等でその視野図形を操作することで
行なうものであるが、具体的な操作を図22に従って説
明しよう。
【0110】図22は、地図ウインドウ42中に表示さ
れているカメラアイコンを示している。図示において、
“○”記号280は、そのカメラの焦点距離(ズーム
値)と視野中心方向を示している。記号280は、例え
ば図21の地図ウインドウ42の各カメラアイコンに付
した記号を意味する。これは、先に説明した図2、或い
は図9でも同様である。
【0111】さて、或るカメラのアングルを変更しよう
とする場合には、そのカメラに対応するアイコンに付さ
れた記号280をマウス30でドラッグすることで行な
う。例えば、図示の矢印280aに沿って記号280を
ドラッグ操作で移動させると、視野範囲及びズーム値
(焦点距離)を示す線分281a、281bで挟まれる
角度と、それぞれの線分の長さが変更される。また、記
号280をドラッグして図示の矢印280bに沿って移
動させると、カメラアイコンの向きが変更される(パン
角がかわる)。なお、本来では、チルト角も変更したい
ところであるが、その場合にはそのチルト角を示すため
の何等かのシンボルを各カメラアイコンに付す必要があ
る。但し、本第7の実施形態では、チルト角のシンボル
を表示するようにすると、見た目が複雑になり、かえっ
て操作が複雑になるので省略した。
【0112】以下、本第7の実施形態におけるクライア
ント側の装置の動作処理を説明し、その後でカメラサー
バ側の動作処理の例を説明する。
【0113】[クライアントの説明]カメラクライアン
トとなる装置では、マルチウインドウシステム(例えば
米国マイクロソフト社のMS−Windows等)が動
作しており、その装置上でカメラサーバに接続するアプ
リケーションを動作させることになる。図23〜図29
はこのアプリケーションでの動作処理を示している。こ
のアプリケーションは大きく分けて2つのモジュールで
構成されている。1つは、図21に示した各ウインドウ
の操作を監視するものであり、もう1つはカメラサーバ
から転送されてきたデータに対する処理である。
【0114】先ず、後者(データ受信処理)について、
図29のフローチャートに従って説明する。
【0115】先ず、ステップS271でカメラサーバか
らデータを受信するのを待つ。データが受信されたら、
ステップS272に進んで、そのデータが映像に関する
データであるのか、それ以外のデータであるのかを判断
する。映像データ以外であると判断した場合には、ステ
ップS273に進み、対応する処理を行なう。例えば、
制御権無の通知を受けた場合には、それに従ってカメラ
制御ウインドウ46中のカメラ制御ボタン47を除く、
他のボタンを操作できないようにする。
【0116】一方、映像データに関するものであると判
断した場合に、ステップS274に進んで、受信した映
像が静止画ウインドウ41に対するものか、映像表示ウ
インドウ44に対するものであるのかを判断する。
【0117】詳細は省略するが、映像に関するデータ
は、所定のフォーマットになっていて、そのヘッダ部分
には、静止画ウインドウ41に対するものか、映像表示
ウインドウ44に対するものかの識別情報の他に、添付
される映像を撮影したカメラを示すカメラID及びその
アングル情報が付されている。
【0118】さて、受信した映像に関するデータを調べ
ることで、静止画ウインドウ41に表示すべきデータで
あると判断した場合には、ステップS275に進んで、
そのカメラIDで示される静止画ウインドウ41中の該
当する枠内に受信した映像データを伸張して表示させ
る。
【0119】一方、映像ウインドウ44に表示すべきデ
ータであると判断した場合には、そのデータを伸張して
映像ウインドウ44に表示させる。
【0120】ステップS275、276のいずれであっ
ても、映像データのアングル情報に従って、該当する地
図ウインドウ42中のカメラアイコンの向きとその視野
図形を更新する。更新の処理自身は、先の第6の実施形
態で説明した通りである。
【0121】なお、上記説明で、静止画ウインドウ41
に表示する処理は、後述する如く、例えば、クライアン
ト側のユーザが地図ウインドウ42中の適当なカメラア
イコンの視野図形を変化させ、静止画ウインドウ41中
の枠内をクリックした際に、その枠内の映像を更新させ
るためのものである。
【0122】さて、次にカメラ操作に係る動作処理を図
23〜図28に従って説明する。本アプリケーションが
動作を開始すると、先ず、図29に示したデータ受信処
理を動作させる。
【0123】先ず、ステップS201において、所望と
するカメラサーバに接続を行なう。接続が行われると、
ステップS202に進んで、接続されたカメラサーバに
対してカメラ情報の転送要求を行なう。次いで、カメラ
サーバから図21に示す地図ウインドウ42等を表示さ
せるための情報の転送を待ち(ステップS203)、受
信した場合(実際の受信は図29におけるステップS2
73で行なう)には、ステップS204で各ウインドウ
を表示する。
【0124】次いで、操作者による操作イベントの待ち
状態に入る。なお、この間でも、図29に示す処理が行
われているので、他のクライアントがカメラ制御権を有
して、カメラを制御している場合には、その撮影映像が
映像ウインドウ44に表示されている。勿論、カメラ制
御権を有しているクライアントがいない場合であって
も、いずれかのカメラが選択状態にあるので、その映像
が表示されることになる。
【0125】さて、操作者がマウス30を操作すると、
その操作がイベントとなってステップS206、ステッ
プS212〜ステップS216のいずれかの処理に分岐
することになる。
【0126】先ず、静止画ウインドウ41中の表示枠が
クリックされたことを検出すると、処理はステップS2
07に進み、その枠の上部に示されている記号に相当す
る視野の映像を転送するようカメラサーバに要求を出
す。この結果、先に説明したように指定された静止画映
像がカメラサーバから転送されてきて、該当する枠にそ
の映像を表示することが可能になる。
【0127】また、操作がダブルクリックであると判断
した場合には、ステップS208からステップS209
に進んで、制御権獲得を意図したものとして判断し、制
御権の獲得要求をカメラサーバに通知する。つまり、制
御権獲得要求は、カメラ制御ウインドウ46中のカメラ
制御ボタン47をクリックする以外にも可能になってい
る。
【0128】カメラ制御要求を行った結果、カメラ制御
権の許可通知がきたと判断した場合には、ステップS2
11に進み、カメラ制御権有効に設定する。
【0129】一方、カメラアイコンの視野図形(図21
における地図ウインドウ42中の記号○、△等)がクリ
ックされたと判断した場合には、図24におけるステッ
プS21に進む。ステップS221〜ステップS225
は、上記のステップS207〜ステップS211と同様
であるので、その説明は省略する。
【0130】また、静止画ウインドウ41上の領域41
aがクリックされたと判断した場合には、図25のステ
ップS231に進んで、そのときに映像表示ウインドウ
44に表示されていた映像を該当する枠に登録するよう
要求する。本実施形態におけるカメラサーバは、各クラ
イアント毎に、静止画ウインドウ41に表示する映像を
個別に管理している。
【0131】また、カメラ制御ウインドウ46中のカメ
ラ制御ボタン47がクリックされたと判断した場合に
は、ステップS214から図26のステップS241に
進み、制御権獲得要求する。そして、ステップS242
で制御権を得たと判断したら、カメラ制御を有効に設定
する(ステップS243)。
【0132】また、カメラ制御ウインドウ46中のアン
グル変更ボタンがクリックされたと判断した場合には、
ステップS215から図27のステップS251に進
む。ステップS251では、その時点でカメラ制御権が
あるか否か、つまり、先に説明するステップS211等
で制御権有効と設定されているか否かを判断する。制御
権を持っている場合には、ステップS252に進み、指
定されたアングルになるようアングル情報をカメラサー
バに転送する。
【0133】そして、カメラアイコンの視野図形中の記
号がドラッグされたと判断した場合には、図28のステ
ップS261に進む。つまり、図22で説明したアング
ル変更操作を検出した場合である。
【0134】この場合には、ステップS261で制御中
カメラアイコンであるか否かを先ず判断する。非制御中
アイコンである場合には、ステップS263に進んで操
作された内容に従って、そのカメラIDとアングル情報
をカメラサーバに転送すると共に、そのカメラIDの映
像を転送要求する。
【0135】また、制御中カメラアイコンであると判断
した場合、ステップS262で制御権を有するように設
定されているかを判断する。制御権を有していないと判
断した場合には、そのカメラアイコンは、制御権を有す
る他のクライアントが操作していることになるので、そ
の操作を無効にするため、本処理を終える。
【0136】一方、非制御中カメラアイコン、もしくは
制御権を得ている場合には、ステップS263に進み、
そのカメラIDと変更後のアングル情報をカメラサーバ
に転送する。
【0137】[カメラサーバの説明]カメラサーバの動
作処理は、大きく分けて2つあり、1つはクライアント
からの要求に従った処理を行なうメインモジュールと、
接続クライアントに向けて撮影された映像データを転送
するサブモジュールである。
【0138】図30はカメラサーバにおけるメインモジ
ュールの処理内容を示すフローチャートである。
【0139】先ず、ステップS301では、クライアン
トからの要求或いはタイマによるイベントを待つ。イベ
ントがあると、その要求が何であるのかステップS30
2〜ステップS307で判断する。
【0140】接続要求であると判断した場合には、接続
クライアントを管理している図32に示すような接続テ
ーブルに、その接続要求してきたクライアントのアドレ
スを追加格納する。なお、図32の状態では、クライア
ントBが現在制御権を獲得していることを示している。
【0141】また、制御権獲得要求であると判断した場
合には、図32の接続テーブルを参照して、その現在制
御権を有しているクライアントが存在するか否かを判断
し、存在していれば制御権獲得不可通知を、存在しなけ
ればそのクライアントに対する制御権を“ON”にし、
そのクライアントに制御権獲得可通知を転送する。
【0142】制御中カメラのアングル変更を受けた場合
には、そのクライアントが制御権獲得しているクライア
ントかどうか調べ、そのクライアントが制御権を有する
ものである場合には、該当するカメラのアングルを制御
する。この結果、接続されている各クライアントには、
アングル変更後の映像データが転送され、映像ウインド
ウ44に表示されるようになる。
【0143】また、静止画要求であると判断した場合に
は、その要求を発したクライアント毎に設けられた静止
画登録テーブルを図32のポインタに基づいて探し出
す。図34は例えばクライアントA用の静止画登録テー
ブルの例を示している。他のクライアントのテーブルも
同じ構成である。
【0144】さて、静止画転送要求を受けた場合には、
その要求されているカメラID情報が含まれているの
で、そのカメラIDに相当するパン角、チルト角及びズ
ーム値に基づいて、広範囲な静止画から該当する領域を
切出し、それを図33に示す静止画転送テーブルに格納
する(詳細は後述)。
【0145】また、制御権を1つのクライアントに対し
て与えてから適当な時間が経過したか否かを判断する。
その時間が経過したと判断した場合には、ステップS3
15に進んで、それまで制御権を有していたクライアン
トに制御権無の通知を行なう。
【0146】また、静止画登録指示を受けたと判断した
場合には、ステップS307からステップS316に進
み、登録指示情報中に含まれるカメラIDとそのクライ
アントのアドレスから、図34に示すそのクライアント
の静止画登録テーブルを探し出し、該当するカメラID
のアングル情報欄に、直前に転送していた映像ウインド
ウ44に表示させるべく転送していた映像のアングル情
報を格納する。
【0147】次に、カメラサーバのサブモジュールにつ
いて図31に従って説明する。
【0148】このモジュールは、基本的にビデオキャプ
チャ部34でもって1フレーム分の映像がキャプチャす
る毎に発生するイベントをトリガにして動作する。
【0149】先ず、ステップS321において、キャプ
チャがなされるのを待ち、キャプチャされたら接続テー
ブルを参照して、その時点で接続されてる全クライアン
トに向け、撮影した映像の出所であるカメラID、アン
グル情報をヘッダにした映像データを転送する。
【0150】この後、図33に示す静止画転送テーブル
に転送すべき静止画が存在するか否かを判断する(ステ
ップS323)。転送すべき静止画が存在すると判断し
た場合(図33の場合には2つ)、ステップS324に
進み、それぞれのクライアントに向けて、カメラIDと
アングル情報、そして、予め作成しておいた広範囲静止
画から切り出した映像を転送する。転送が完了すると、
この静止画転送テーブルの内容は消去する。
【0151】以上の結果、各クライアントでは、それぞ
れ独自の静止画ウインドウ41を持つことが許され、そ
れぞれ独自の静止画を静止画ウインドウに登録すること
が可能になる。各静止画の登録する枠やそのアングル情
報は異なるが、制御権を得たクライアントが自身の静止
画ウインドウのある静止画をダブルクリックした場合に
は、その静止画のアングル情報でそのカメラを実際に動
作させて映像の取り込みが行われるので、問題は起らな
い。
【0152】以上説明した各実施形態は、ネットワーク
上もカメラサーバまたはカメラクライアントとして機能
する場合でも、単独で動作する場合であっても、通常の
パーソナルコンピュータやワークステーションにカメラ
を接続するというハード的な要素を有するものの、本実
施形態は、それらハードウェアを使用して動作するアプ
リケーションで実現できる。
【0153】従って、本発明はソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読出して実行することによっても、達成される
ことは言うまでのもない。
【0154】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0155】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0156】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって
実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0157】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行な
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0158】以上の説明から明らかなように実施形態に
よれば、静止画と地図とを参照することにより、遠隔地
の状況の把握が大変容易になる。また、静止画を取り込
んだ位置に自動的にカメラを制御することにより、望み
の映像を得るための操作性が大幅に改善される。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のカメラを適宜選択する場合において、それぞれのカ
メラの位置及びそれを選択した際に表示される映像を簡
単に把握することが可能になる。
【0160】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における装置のブロック構成図であ
る。
【図2】第1の実施形態におけるディスプレイに表示さ
れるウインドウの種類を示す図である。
【図3】第1の実施形態における動作処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図4】第1の実施形態における動作処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図5】第1の実施形態における動作処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】第1の実施形態における動作処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図7】第1の実施形態における動作処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図8】第4の実施形態におけるカメラアイコン管理テ
ーブルを示す図である。
【図9】第6の実施形態におけるディスプレイに表示さ
れるウインドウの種類を示す図である。
【図10】第6の実施形態における動作処理内容を示す
フローチャートである。
【図11】第6の実施形態における動作処理内容を示す
フローチャートである。
【図12】第6の実施形態における動作処理内容を示す
フローチャートである。
【図13】第6の実施形態における動作処理内容を示す
フローチャートである。
【図14】第6の実施形態における静止画ウインドウ管
理テーブルの内容を示す図である。
【図15】第6の実施形態におけるカメラ管理テーブル
の内容を示す図である。
【図16】実施形態におけるカメラアイコンに付随する
視野図形の算出処理を説明する為の図である。
【図17】実施形態におけるカメラアイコンに付随する
視野図形の算出処理を説明する為の図である。
【図18】第3の実施形態における広範囲の静止画映像
の取り込みの原理を説明するための図である。
【図19】第3の実施形態における広範囲の静止画映像
の切出しの原理を説明するための図である。
【図20】第4の実施形態におけるネットワークへの構
築例を示す図である。
【図21】第7の実施形態におけるクライアント装置側
の表示装置に表示されるウインドウを示す図である。
【図22】実施形態におけるカメラアイコンを使用して
のアングル操作処理概要を説明するための図である。
【図23】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図24】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図25】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図26】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図27】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図28】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図29】第7の実施形態におけるカメラクライアント
における動作処理内容を示すフローチャートである。
【図30】第7の実施形態におけるカメラサーバにおけ
る動作処理内容を示すフローチャートである。
【図31】第7の実施形態におけるカメラサーバにおけ
る動作処理内容を示すフローチャートである。
【図32】第7の実施形態におけるカメラサーバでの接
続テーブルの内容を示す図である。
【図33】第7の実施形態における静止画転送テーブル
の内容を示す図である。
【図34】第7の実施形態における静止画登録テーブル
の内容を示す図である。
【符号の説明】
10 ビデオカメラ 12 カメラ制御部 20 カメラ制御装置 22 CPU 24 主記憶装置 26 2次記憶装置 28 ディスプレイ 30 マウス 32 カメラインタフェース 34 ビデオキャプチャ部 36 ネットワークインタフェース

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮影アングルを遠隔操作可能
    な1乃至複数のカメラを制御するカメラ制御装置であっ
    て、 各カメラのアングルを管理する管理手段と、 各カメラの配置位置と前記管理手段で管理されているそ
    れぞれのカメラのアングルに従って、マップ上にカメラ
    シンボルを配置して表示するためのマップ表示手段と、 前記管理手段で管理されている各カメラのアングルでの
    サンプル映像を取り込み、表示されているカメラシンボ
    ルと対応付けて表示するためのサンプル映像表示手段
    と、 所望とするカメラを指定する指定手段と、 指定されたカメラで撮影される映像を表示するための撮
    影映像表示手段とを備えることを特徴とするカメラ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラアングルには、パン角、チル
    ト角及びズーム倍率が含まれることを特徴とする請求項
    第1項に記載のカメラ制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記指定手段で指定されたカメラ
    に対してアングルを遠隔操作する操作手段を備えること
    を特徴とする請求項第1項に記載のカメラ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段によって遠隔操作されてい
    るカメラに対応する前記マップ上のカメラシンボルを、
    他のカメラシンボルと区別して表示させるカメラシンボ
    ル制御手段を備えることを特徴とする請求項第3項に記
    載のカメラ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記カメラシンボル制御手段は、カメラ
    アングルに従ってカメラシンボルの向きを変更する手段
    を含むことを特徴とする請求項第4項に記載のカメラ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記カメラシンボル制御手段は、カメラ
    アングルに従って撮影範囲を示す視野領域を示す図形を
    表示する手段を含むことを特徴とする請求項第4項に記
    載のカメラ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記視野領域は、2本の線分で示され、
    ズーム倍率が低い場合には線分の長さを短くして、その
    線分間の角度を大きくし、ズーム倍率が大きい場合には
    線分の長さを長くし、その線分間の角度を小さくして示
    されることを特徴とする請求項第6項に記載のカメラ制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記指定手段は、前記サンプル映像表示
    手段で表示された所望とするカメラによるサンプル映像
    を、所定の座標入力装置で入力された場合に該当するカ
    メラを指定することを特徴とする請求項第1項に記載の
    カメラ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記指定手段は、前記マップ表示手段で
    表示された所望とするカメラシンボルを、所定の座標入
    力装置で入力された場合に該当するカメラを指定するこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載のカメラ制御装置。
  10. 【請求項10】 サンプル映像表示手段は、 予め各カメラを制御して撮影した映像を繋ぎ合わせて広
    視野角の映像を作成する手段と、 該作成手段で作成された広視野角の映像データ中の、当
    該カメラのアングルに従った領域を抽出し、表示させる
    ことを特徴とする請求項第1項に記載のカメラ制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記サンプル映像表示手段によって表
    示される映像を、前記撮影映像表示手段によって表示さ
    れる映像の解像度より低くするように構成されているこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載のカメラ制御装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも撮影アングルを遠隔操作可
    能な1乃至複数のカメラを制御するカメラ制御装置の制
    御方法であって、 各カメラのアングルを管理する管理工程と、 各カメラの配置位置と前記管理工程で管理されているそ
    れぞれのカメラのアングルに従って、マップ上にカメラ
    シンボルを配置して表示させるためのマップ表示制御工
    程と、 前記管理工程で管理されている各カメラのアングルでの
    サンプル映像を取り込み、表示されているカメラシンボ
    ルと対応付けて表示させるためのサンプル映像表示制御
    工程と、 カメラの指定を検出する検出工程と、 指定されたカメラで撮影される映像を表示させるための
    撮影映像表示工程とを備えることを特徴とするカメラ制
    御装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記カメラアングルには、パン角、チ
    ルト角及びズーム倍率が含まれることを特徴とする請求
    項第12項に記載のカメラ制御装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 更に、前記検出工程によって検出され
    た指定カメラに対してアングルを遠隔操作させる操作工
    程を備えることを特徴とする請求項第12項に記載のカ
    メラ制御装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記操作工程によって遠隔操作されて
    いるカメラに対応する前記マップ上のカメラシンボル
    を、他のカメラシンボルと区別して表示させるカメラシ
    ンボル制御工程を備えることを特徴とする請求項第14
    項に記載のカメラ制御装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記カメラシンボル制御工程は、カメ
    ラアングルに従ってカメラシンボルの向きを変更させる
    工程を含むことを特徴とする請求項第15項に記載のカ
    メラ制御装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記カメラシンボル制御工程は、カメ
    ラアングルに従って撮影範囲を示す視野領域を示す図形
    を表示させる工程を含むことを特徴とする請求項第15
    項に記載のカメラ制御装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記視野領域は、2本の線分で示さ
    れ、ズーム倍率が低い場合には線分の長さを短くして、
    その線分間の角度を大きくし、ズーム倍率が大きい場合
    には線分の長さを長くし、その線分間の角度を小さくし
    て示されることを特徴とする請求項第17項に記載のカ
    メラ制御装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記検出工程は、前記サンプル映像表
    示制御工程で表示された所望とするカメラによるサンプ
    ル映像を、所定の座標入力装置で入力された場合に該当
    するカメラが指定されたと検出することを特徴とする請
    求項第12項に記載のカメラ制御装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記検出工程は、前記マップ表示制御
    工程で表示された所望とするカメラシンボルを、所定の
    座標入力装置で入力された場合に該当するカメラが指定
    されたと検出することを特徴とする請求項第12項に記
    載のカメラ制御装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 サンプル映像表示制御手段は、 予め各カメラを制御して撮影した映像を繋ぎ合わせて広
    視野角の映像を作成する工程と、 該作成工程で作成された広視野角の映像データ中の、当
    該カメラのアングルに従った領域を抽出し、表示させる
    ことを特徴とする請求項第12項に記載のカメラ制御装
    置の制御方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも撮影アングルを遠隔操作可
    能な1乃至複数のカメラを制御するカメラ制御装置とし
    て機能させるプログラムを格納した記憶媒体であって、 各カメラのアングルを管理する管理手段と、 各カメラの配置位置と前記管理手段で管理されているそ
    れぞれのカメラのアングルに従って、マップ上にカメラ
    シンボルを配置して表示するためのマップ表示手段と、 前記管理手段で管理されている各カメラのアングルでの
    サンプル映像を取り込み、表示されているカメラシンボ
    ルと対応付けて表示するためのサンプル映像表示手段
    と、 所望とするカメラを指定する指定手段と、 指定されたカメラで撮影される映像を表示するための撮
    影映像表示手段として機能させるプログラムを格納した
    記憶媒体。
  23. 【請求項23】 少なくとも撮影アングルを遠隔操作可
    能な1乃至複数のカメラを制御するカメラ制御装置であ
    って、 各カメラの位置情報に基づいてカメラシンボルを有する
    マップを表示するためのマップ表示手段と、 カメラを特定する情報、当該カメラで撮影した映像、当
    該映像を撮影した際のアングル情報を関連付けて記憶す
    る記憶手段と、 該記憶手段で記憶された撮影映像の一覧を表示するため
    の映像一覧表示手段と、 表示された所望とする映像を指定する指定手段と、 該指定手段で映像が指定された場合、前記記憶手段に基
    づいて対応するカメラを特定する情報と、アングル情報
    を抽出して、対応するカメラを制御して抽出したアング
    ルにして、撮影映像を表示するための映像表示手段とを
    備えることを特徴とするカメラ制御装置。
  24. 【請求項24】 更に、前記映像表示手段で表示されて
    いる映像の転送元のカメラのアングルを操作する操作手
    段と、 該操作手段で操作中のカメラに対応するカメラシンボル
    を他のカメラシンボルと区別して表示するカメラシンボ
    ル表示制御手段とを備えることを特徴とする請求項第2
    3項に記載のカメラ制御装置。
  25. 【請求項25】 前記記憶手段に記憶される情報は、1
    つのカメラにつき複数の映像とアングル情報が記憶可能
    であることを特徴とする請求項第23項に記載のカメラ
    制御装置。
  26. 【請求項26】 前記マップ表示手段に表示されている
    カメラシンボルには、前記記憶手段に記憶されている映
    像のアングルを示す図形を含んで表示され、当該図形と
    前記映像一覧表示手段で表示される各映像とは対応付け
    て表示されることを特徴とする請求項第25項に記載の
    カメラ制御装置。
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