JPH10178284A - ケーブル保持装置 - Google Patents

ケーブル保持装置

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Publication number
JPH10178284A
JPH10178284A JP33822996A JP33822996A JPH10178284A JP H10178284 A JPH10178284 A JP H10178284A JP 33822996 A JP33822996 A JP 33822996A JP 33822996 A JP33822996 A JP 33822996A JP H10178284 A JPH10178284 A JP H10178284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
holding plate
cable holding
insertion hole
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP33822996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Watanabe
一雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33822996A priority Critical patent/JPH10178284A/ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に接続されるケーブルを安定し
て保持するとともに、ケーブルが接続される接続部まで
のケーブル長さの調整を容易に行うことのできるケーブ
ル保持装置を提供する。 【解決手段】 ケーブル保持装置1は、基台2と、基台
2に垂直に固定されるとともに、ケーブル10を挿通す
る第1のケーブル挿通孔が形成された第1のケーブル保
持板3と、基台2上に移動可能に設けられるとともに、
第1のケーブル挿通孔と異なる高さの位置に、ケーブル
10を挿通する第2のケーブル挿通孔が形成された第2
のケーブル保持板4とから構成される。 【効果】 接続部からのケーブルの抜けを防止すること
ができるとともに、ケーブルの重量や数に応じて、適切
なブレーキ力を得ることができる。また、接続部までの
ケーブル長さを容易に調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル保持装置に
関するものであり、特に、フェライトコア付同軸ケーブ
ル等の重量のあるケーブルの保持に用いて好適なケーブ
ル保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電子機器にケーブルを接続す
る際にケーブルを保持するケーブル保持機構として、図
3ないし図5に示すようなものが知られている。図3な
いし図5は従来のケーブル保持機構を示す概略側面図で
ある。図3に示すケーブル保持機構は、電子機器12に
接続したケーブル10をひも13で上方に吊して保持す
るものである。図4に示すケーブル保持機構は、電子機
器12を載置した台9上に発泡スチロール等の保持具1
4を設置し、この保持具14上にケーブル10を載せ
て、ケーブル10を保持具14とともにガムテープ等で
台9に固定して保持するものである。図5に示すケーブ
ル保持機構は、電子機器12を載置した台9上に挟持具
15を固定し、この挟持具15によりケーブル10を上
下から挟んでネジ止めにより固定し、保持するものであ
る。また、これら図3ないし図5に示したケーブル保持
機構を適宜組み合わせて用いることもある。
【0003】しかしながら、図3及び図4に示したケー
ブル保持機構は、ケーブル10が重量のあるものである
場合は、電子機器12のコネクタとケーブル10のコネ
クタとの接続が不安定になり、コネクタとケーブル10
とをかしめて接続したものはコネクタからケーブル10
が抜けてしまう虞があった。また、図5に示したケーブ
ル保持機構は、太さが異なる複数のケーブルを電子機器
12に接続する場合、ケーブルを安定して押さえること
ができなかった。また、電子機器12のコネクタに負担
がかからないようにするためには、挟持具15の幅を相
当に広げる必要があり、挟持具15が台9上に載置され
た他の機器の邪魔になっていた。さらに、電子機器12
の変更に伴い接続するコネクタの位置が変化し、ケーブ
ル10の長さを調整する場合には、挟持具15のネジ止
めを外してケーブル10の長さを調整し、再びネジ止め
するという煩雑な作業が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、各種電子機器に接続されるケーブ
ルを安定して保持するとともに、ケーブルを接続する接
続部の位置が前後、上下あるいは左右に変化した場合に
接続部までのケーブル長さの調整を容易に行うことので
きるケーブル保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のケーブル保持装置は、基台と、基台に垂直
に立設されるとともに、ケーブルを挿通する少なくとも
1つの第1のケーブル挿通孔が形成された第1のケーブ
ル保持板と、第1のケーブル保持板と所定距離隔てて、
基台に垂直に立設されるとともに、第1のケーブル挿通
孔と異なる高さの位置に、ケーブルを挿通する少なくと
も1つの第2のケーブル挿通孔が形成された第2のケー
ブル保持板とを有することを特徴とする。また、第1の
ケーブル保持板または第2のケーブル保持板のいずれか
一方は、第1のケーブル保持板及び第2のケーブル保持
板間の所定距離を調整可能に構成したものであることが
好ましい。
【0006】上記構成のケーブル保持装置によれば、第
1のケーブル挿通孔と、第2のケーブル挿通孔とを高さ
を異ならせて形成したため、第1のケーブル挿通孔及び
第2のケーブル挿通孔を通ったケーブルは、S字状に曲
げられ、十分なケーブルの保持力(ブレーキ力)を確保
することができる。つまり、ケーブルが接続部の反対側
から引っ張られたとしても、第1のケーブル保持板及び
第2のケーブル保持板で形成したS字状の部分がブレー
キの作用をし、ケーブルがコネクタ等の接続部から抜け
るのを防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。なお、図中の構成要素で、従来
の技術と同様の構成をなしているものについては同一の
参照符号を付すものとする。
【0008】図1は本発明のケーブル保持装置の実施の
形態例を示す概略側面図、図2は図1の斜視図である。
本発明のケーブル保持装置は、重量のあるケーブルを保
持するのに好適に用いられ、以下、ラジオ、テレビジョ
ン受像機またはVTR(ビデオテープレコーダ)等の電
子機器のイミュニティ(妨害信号排除能力)を測定する
際に、被測定機器に接続されたケーブル(通常はフェラ
イトコア付同軸ケーブル)を保持する場合を例に取り説
明を行う。
【0009】図1に示すように、本発明のケーブル保持
装置1は、平面形状が矩形状の基台2と、基台2の短辺
側の一端に垂直に固定された第1のケーブル保持板3
と、第1のケーブル保持板3から所定距離隔てて、基台
2に垂直に設けられた第2のケーブル保持板4とから概
略構成されており、例えば、被測定機器8が設置される
台9の一端部に、基台2を固定することにより取り付け
ることができる。なお、図中、符号16は、所定の高さ
を有する測定台であり、被測定機器8は台9上に設置さ
れた測定台16上に載置されている。また、被測定機器
8は、ケーブル10により図示を省略した測定装置や制
御装置等と接続している。基台2、第1のケーブル保持
板3及び第2のケーブル保持板4は、ABS樹脂等のプ
ラスチックスや木材等で作製することができる。
【0010】図2に示すように、第1のケーブル保持板
3及び第2のケーブル保持板4には、第1のケーブル挿
通孔5a及び第2のケーブル挿通孔5bが、それぞれ3
個づつ形成されており、第1のケーブル挿通孔5aは、
第2のケーブル挿通孔5bより高い位置に形成されてい
る。第1のケーブル挿通孔5a及び第2のケーブル挿通
孔5bは、使用するケーブルの太さに応じて孔径を異な
らせて形成することが好ましい。また、第2のケーブル
保持板4の底面には一対のネジ穴(図示省略)が形成さ
れており、基台2の長辺側の両端には、一対の長孔6が
形成されている。そして、第2のケーブル保持板4は、
長孔6及びネジ穴に蝶ネジ7を螺入することにより基台
2に装着されている。つまり、第2のケーブル保持板4
は、第2のケーブル保持板4と直交する方向に移動可能
であり、その位置を移動し長孔6を介して蝶ネジ7で基
台2に装着することにより、第1のケーブル保持板3と
の距離を長孔6の範囲内で調整することができる。
【0011】ケーブル10は、第1のケーブル挿通孔5
a及び第2のケーブル挿通孔5bに挿通され、被測定機
器8のコネクタ11に接続される。第1のケーブル挿通
孔5aと、第2のケーブル挿通孔5bとを高さを異なら
せて形成したため、第1のケーブル挿通孔5a及び第2
のケーブル挿通孔5bを通ったケーブル10は、S字状
に曲げられ、十分なケーブル10の保持力(ブレーキ
力)が確保される。つまり、ケーブル10が被測定機器
8の反対側から引っ張られたとしても、第1のケーブル
保持板3及び第2のケーブル保持板4で形成したS字状
の部分がブレーキの作用をし、ケーブル10がコネクタ
11から抜けるのを防止する。また、第2のケーブル保
持板4は、移動可能となされているため、図1の矢印X
で示すように、第2のケーブル保持板4の位置を移動
し、第1のケーブル保持板3との距離を調整することに
より、ケーブル10の重量や数に応じた適切な保持力を
得ることができる。
【0012】さらに、被測定機器8の変更や接続するコ
ネクタ11の変更に伴い、ケーブル10を異なる位置の
コネクタ11に接続する場合は、ケーブル保持装置1と
コネクタ11間のケーブル10の長さを調整する必要が
ある。この場合、図1において、ケーブル10のa部を
持ち上げケーブル10のブレーキ力を弱めつつ、ケーブ
ル10のb部を持ちケーブル10を引いたり、押したり
して長さを調整することにより、容易に行うことができ
る。
【0013】以上、実施の形態例について詳細に述べた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
上記形態例では第1のケーブル挿通孔及び第2のケーブ
ル挿通孔をそれぞれ3個形成したものを例示したが、第
1のケーブル挿通孔及び第2のケーブル挿通孔は、第1
のケーブル保持板及び第2のケーブル保持板にそれぞれ
少なくとも1個形成されていればよい。また、第2のケ
ーブル保持板を基台に固定し、第1のケーブル保持板が
第2のケーブル保持板との距離を調整可能なように構成
してもよい。さらに、第1のケーブル保持板及び第2の
ケーブル保持板間の所定距離と、第1のケーブル挿通孔
及び第2のケーブル挿通孔の高さの違いとが適当なもの
であれば、第1のケーブル保持板及び第2のケーブル保
持板を基台に固定して構成してもよい。本発明のケーブ
ル保持装置は、上述した電子機器のイミュニティ測定時
に限らず、各種電子機器に接続されたケーブルを保持す
る必要がある場合に広く適用することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明のケーブル保持装置によれば、ケ
ーブルを安定して保持することができるため、接続部か
らのケーブルの抜けを防止することができる。また、ケ
ーブルの重量や数に応じて、適切なブレーキ力を得るこ
とができる。さらに、接続部までのケーブル長さを容易
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケーブル保持装置の実施の形態例を
示す概略側面図。
【図2】 図1の斜視図。
【図3】 従来のケーブル保持機構の一例を示す概略側
面図。
【図4】 従来のケーブル保持機構の他の例を示す概略
側面図。
【図5】 従来のケーブル保持機構のさらに他の例を示
す概略側面図。
【符号の説明】
1…ケーブル保持装置、2…基台、3…第1のケーブル
保持板、4…第2のケーブル保持板、5a…第1のケー
ブル挿通孔、5b…第2のケーブル挿通孔、6…長孔、
7…蝶ネジ、8…被測定機器、9…台、10…ケーブ
ル、11…コネクタ、16…測定台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 前記基台に垂直に立設されるとともに、ケーブルを挿通
    する少なくとも1つの第1のケーブル挿通孔が形成され
    た第1のケーブル保持板と、 前記第1のケーブル保持板と所定距離隔てて、前記基台
    に垂直に立設されるとともに、前記第1のケーブル挿通
    孔と異なる高さの位置に、ケーブルを挿通する少なくと
    も1つの第2のケーブル挿通孔が形成された第2のケー
    ブル保持板とを有することを特徴とするケーブル保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1のケーブル保持板または第2の
    ケーブル保持板のいずれか一方は、前記第1のケーブル
    保持板及び第2のケーブル保持板間の所定距離を調整可
    能に構成したものであることを特徴とする請求項1記載
    のケーブル保持装置。
JP33822996A 1996-12-18 1996-12-18 ケーブル保持装置 Pending JPH10178284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33822996A JPH10178284A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ケーブル保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33822996A JPH10178284A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ケーブル保持装置

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Publication Number Publication Date
JPH10178284A true JPH10178284A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18316149

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33822996A Pending JPH10178284A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ケーブル保持装置

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JP (1) JPH10178284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206957A (ja) * 2013-03-04 2017-11-24 アスモ株式会社 異物検知センサの固定方法及び異物検知センサの固定構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017206957A (ja) * 2013-03-04 2017-11-24 アスモ株式会社 異物検知センサの固定方法及び異物検知センサの固定構造

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