JP3317436B2 - プリント配線板用試験接続器 - Google Patents

プリント配線板用試験接続器

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JP3317436B2
JP3317436B2 JP24856697A JP24856697A JP3317436B2 JP 3317436 B2 JP3317436 B2 JP 3317436B2 JP 24856697 A JP24856697 A JP 24856697A JP 24856697 A JP24856697 A JP 24856697A JP 3317436 B2 JP3317436 B2 JP 3317436B2
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那海男 杉浦
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富士通電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納シェルフ内に
収納されるプリント配線板の試験時に使用されるプリン
ト配線板用試験接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板を収納シェルフか
ら突出させた状態で試験するために、収納シェルフとプ
リント配線板との間に配置され、プリント配線板を動作
可能にするプリント配線板用試験接続器が開発されてい
る。また、最近では、収納シェルフ内に、電気信号の授
受により通信を行う標準プリント配線板と、光信号の授
受により通信を行う光コネクタ付プリント配線板とが、
混在して収納される場合が多くなってきており、標準プ
リント配線板と光コネクタ付プリント配線板とのどちら
にも適用可能なプリント配線板用試験接続器が開発され
ている。
【0003】図10は、この種のプリント配線板用試験
接続器を示しており、図において、接続板本体1の収納
シェルフ3側には、収納シェルフ3のバックボードコネ
クタ5に接続するためのコネクタ7が固定されている。
収納シェルフ3の天井面3aには、標準プリント配線板
9の上端9aを支持するための凹状レール3bと、光コ
ネクタ11を有する光コネクタ付プリント配線板13の
挟持部13aを支持するための凸状レール3cとが、所
定間隔を置いて複数配置されている。
【0004】接続板本体1の収納シェルフ3と反対側に
は、標準プリント配線板9あるいは光コネクタ付プリン
ト配線板13のコネクタ7に接続するためのコネクタ1
5が固定されている。接続板本体1の下部1aには、収
納シェルフ3の反対側に向けて突出するガイドレール1
7が固定されている。
【0005】接続板本体1の上部1bには、接続板本体
1に対向する摺動板19が配置されている。この摺動板
19の上部19aには、接続板本体1と所定の間隙を有
する挟持部19bが形成されている。また、摺動板19
には、上下方向に向いた長円穴19cが、所定間隔を置
いて2箇所形成されている。
【0006】そして、長円穴19cと接続板本体1の取
付穴1cとが、ねじ部材21によりナット22に固定さ
れ、摺動板19と接続板本体1とが摺動自在に固定され
ている。上述したプリント配線板用試験接続器では、以
下示すようにして、標準プリント配線板9あるいは光コ
ネクタ付プリント配線板13の試験が行われる。
【0007】すなわち、先ず、収納シェルフ3に収納さ
れる標準プリント配線板9の試験を行う場合には、標準
プリント配線板9が収納シェルフ3から引き出される。
次に、図11に示すように、摺動板19が接続板本体1
の下部1a側に向けて摺動され、ねじ部材21とナット
22とにより、摺動板19が接続板本体1に固定され
る。
【0008】そして、接続板本体1の上部1bが、収納
シェルフ3の凹状レール3bに摺動可能にされる。次
に、収納シェルフ3の凹状レール3bに沿って、接続板
本体1が収納シェルフ3内に収納され、バックボードコ
ネクタ5と接続板本体1のコネクタ7とが接続される。
【0009】さらに、接続板本体1のガイドレール17
に沿って、標準プリント配線板9が接続板本体1に向け
て摺動され、接続線板本体1のコネクタ15と標準プリ
ント配線板9のコネクタ7とが接続される。そして、こ
の状態で、標準プリント配線板9上に測定器のプローブ
等が接続され、機能試験等が行われる。
【0010】一方、収納シェルフ3に収納される光コネ
クタ付プリント配線板13の試験を行う場合には、先
ず、光コネクタ付プリント配線板13が収納シェルフ3
から引き出される。次に、図12に示すように、摺動板
19が接続板本体1の上部1b側に向けて摺動され、ね
じ部材21とナット22とにより、摺動板19が接続板
本体1に固定される。
【0011】そして、接続板本体1の上部1bと摺動板
19の挟持部19bとにより、収納シェルフ3の天井面
3aの凸状レール3cが挟持可能にされる。次に、収納
シェルフ3の凸状レール3cに沿って、接続板本体1が
収納シェルフ3内に収納され、バックボードコネクタ5
と接続板本体1のコネクタ7とが接続される。
【0012】さらに、接続板本体1のガイドレール17
に沿って、光コネクタ付プリント配線板13が接続板本
体1に向けて摺動され、接続板本体1のコネクタ15と
光コネクタ付プリント配線板13のコネクタ7とが接続
される。そして、この状態で、光コネクタ付プリント配
線板13上に測定器のプローブ等が接続され、機能試験
等が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリント配線板用試験接続器では、接続板本
体1の上部1bを、収納シェルフ3の凹状レール3bあ
るいは凸状レール3cに支持させなくてはならないた
め、例えば、標準プリント配線板9の高さと光コネクタ
付プリント配線板13の高さとが異なる場合、すなわ
ち、凹状レール3bと凸状レール3cとの高さが異なる
場合には、それぞれ別のプリント配線板用試験接続器を
使用しなくてはならないという問題があった。
【0014】このため、高さの異なる標準プリント配線
板9および光コネクタ付プリント配線板13毎に、複数
のプリント配線板用試験接続器を製造しなくてはなら
ず、コストが増大するという問題があった。本発明は、
かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、
高さの異なる標準プリント配線板と光コネクタ付プリン
ト配線板との試験に共用することができるプリント配線
板試験用接続器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリント配線
板用試験接続器は、収納シェルフの天井面に配置される
プリント配線板収納用の凸状レールまたは凹状レールに
沿って、接続板本体を立設して配置するとともに、前記
接続板本体の上部に、前記接続板本体を前記凸状レール
または前記凹状レールに支持する支持手段を形成してな
るプリント配線板用試験接続器において、前記支持手段
を、前記接続板本体の両面に対向して配置され、前記接
続板本体に、着脱自在かつ上下反転自在に固定される第
1および第2の支持部材により構成するとともに、前記
第1および第2の支持部材の上下方向の一端側に、前記
凸状レールを両側から挟持する第1および第2の挟持端
部を形成し、前記第1の支持部材の上下方向の他端側
に、前記凹状レールに支持される支持端部を形成してな
ることを特徴とする。
【0016】請求項2のプリント配線板用試験接続器
は、請求項1記載のプリント配線板用試験接続器におい
て、前記接続板本体に、多角形形状の嵌合穴を形成する
とともに、前記第1の支持部材,または第2の支持部材
に、前記嵌合穴に対応する嵌合凸部を形成してなること
を特徴とする。請求項3のプリント配線板用試験接続器
は、請求項1または請求項2記載のプリント配線板用試
験接続器において、前記第1の支持部材の前記第1の挟
持端部の長さと、前記第2の支持部材の前記第2の挟持
端部の長さとを、同一の長さに形成していることを特徴
とする。
【0017】請求項4のプリント配線板用試験接続器
は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のプリ
ント配線板用試験接続器において、前記第2の支持部材
の上下方向の他端側の長さを、前記第2の挟持端部を下
側に向けて前記第2の支持部材を前記配線板本体に固定
したときに、前記接続板本体の上部から突出しない長さ
に形成していることを特徴とする。
【0018】(作用)請求項1のプリント配線板用試験
接続器では、接続板本体の両面に対向して、第1および
第2の支持部材が配置され、これ等第1および第2の支
持部材が、接続板本体に、着脱自在かつ上下反転自在に
固定される。そして、標準プリント配線板の試験を行う
際には、第1および第2の支持部材を、第1および第2
の挟持端部を下側に向けて、接続板本体に固定すること
により、第1の支持部材の他端側に形成される支持端部
が、接続板本体の上部に位置され、接続板本体が、収納
シェルフの天井面に形成される標準プリント配線板の収
納用の凹状レールに沿って収納可能にされる。
【0019】また、光コネクタ付プリント配線板の試験
を行う際には、第1および第2の支持部材が、上下方向
の一端側に形成される第1および第2の挟持端部を上側
に向けて、接続板本体に固定され、接続板本体が、収納
シェルフの天井面に形成される光コネクタ付プリント配
線板の収納用の凸状レールに沿って収納可能にされる。
そして、1枚のプリント配線板用試験接続器のみで、相
互に高さの異なる光コネクタ付プリント配線板および標
準プリント配線板の試験が実施可能にされる。
【0020】請求項2のプリント配線板用試験接続器で
は、接続板本体に多角形形状の嵌合穴が形成され、第1
の支持部材または第2の支持部材に、嵌合穴に対応する
形状の嵌合凸部が形成されるため、簡易な構造により、
第1の支持部材または第2の支持部材が、接続板本体に
着脱自在かつ上下反転自在に固定される。請求項3のプ
リント配線板用試験接続器では、第1の支持部材の第1
の挟持端部の長さと、第2の支持部材の第2の挟持端部
の長さとが、同一の長さに形成されるため、収納シェル
フの凸状レールが、第1および第2の挟持端部により、
確実に支持される。
【0021】請求項4のプリント配線板用試験接続器で
は、第2の支持部材の上下方向の他端側の長さが、接続
板本体の上部から突出しない長さに形成されるため、第
2の支持部材が、収納シェルフの天井面および凹状レー
ルに当接することが防止され、接続板本体が凹状レール
に沿って円滑に摺動される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0023】図1および図2は、本発明のプリント配線
板用試験接続器の第1の実施形態(請求項1ないし請求
項4に対応する)を示している。図において、接続板本
体31の収納シェルフ33側には、収納シェルフ33の
バックボードコネクタ35に接続するためのコネクタ3
7が固定されている。収納シェルフ33の天井面33a
には、標準プリント配線板39の上端39aを支持する
ための凹状レール33bと、光コネクタ41を有する光
コネクタ付プリント配線板43の挟持部43aを支持す
るための凸状レール33cとが、所定間隔を置いて複数
配置されている。
【0024】接続板本体31の収納シェルフ33と反対
側には、標準プリント配線板39あるいは光コネクタ付
プリント配線板43のコネクタ37に接続するためのコ
ネクタ45が固定されている。ここで、光コネクタ付プ
リント配線板43の高さは、標準プリント配線板39の
高さより高くされ、収納シェルフ33の凸状レール33
cの位置は、凹状レール33bのレール端面33dの位
置より高くされている。
【0025】接続板本体31の下部31aには、収納シ
ェルフ33の反対側に向けて突出するガイドレール47
が固定されている。接続板本体31の上部31bには、
四角形形状の嵌合穴31cが形成されている。
【0026】接続板本体31の両面側には、例えば、ポ
リアセタール等の樹脂からなる第1の支持板49と第2
の支持板51とが、嵌合穴31cを挟んで相互に対向し
て配置されている。第1の支持板49には、接続板本体
31に当接する当接部49aが形成されている。
【0027】この当接部49aの両面側には、接続板本
体31の嵌合穴31cに対応する形状の嵌合凸部49
b,49cが形成されている。当接部49aには、これ
等嵌合凸部49b,49cを貫通して、係止穴49dが
所定間隔を置いて2箇所形成されている。第1の支持板
49の当接部49aの上下方向の一端側49eには、嵌
合凸部49b側に折曲し、接続板本体31の平行方向に
突出する第1の挟持端部49fが形成されている。
【0028】また、第1の支持板49の当接部49aの
上下方向の他端側49gには、嵌合凸部49c側に折曲
し、第1の挟持端部49fと反対方向に突出する支持端
部49hが形成されている。一方、第2の支持板51に
は、接続板本体31に当接する当接部51aが形成され
ている。
【0029】この当接部51aには、第1の支持板49
の係止穴49dの形状に対応する係止突起51bが形成
されている。また、第2の支持板51の当接部51aの
上下方向の一端側51cには、係止突起51b面側と反
対側に折曲し、接続板本体31の平行方向に突出する第
2の挟持端部51dが形成されている。
【0030】この実施形態では、図2に示すように、第
1の支持板49の係止穴49dの中心から第1の挟持端
部49f間での長さL1と、第2の支持板51の係止突
起51bの中心から第2の挟持端部51dまでの長さL
2とは、同一の長さに形成されている。
【0031】また、第2の支持板51の当接部51aの
上下方向の他端側51eは、接続板本体31の上部31
bから突出しない長さに形成されており、少なくとも、
収納シェルフ33の凹状レール33b部のレール端面3
3dに接触しない寸法に形成されている。上述したプリ
ント配線板用試験接続器では、以下示すようにして、標
準プリント配線板39あるいは光コネクタ付プリント配
線板43の試験が行われる。
【0032】すなわち、先ず、収納シェルフ33に収納
される標準プリント配線板39の試験を行う場合には、
標準プリント配線板39が収納シェルフ33から引き出
される。次に、図3に示すように、第1の支持板49の
支持端部49hを、接続板本体31の上部31bに突出
する方向に位置させ、第1の支持板49の嵌合凸部49
cが、接続板本体31の嵌合穴31cに嵌合される。
【0033】さらに、第2の支持板51が、第2の挟持
端部51dを下側に向けて位置させ、第2の支持板51
の係止突起51bが、第1の支持板49の係止穴49d
に係止される。次に、第1の支持板49の支持端部49
hが、収納シェルフ33の凹状レール33bに沿って摺
動され、接続板本体31が収納シェルフ33内に収納さ
れる。
【0034】そして、収納シェルフ33のバックボード
コネクタ35と接続板本体31のコネクタ37とが接続
される。さらに、接続板本体31のガイドレール47に
沿って、標準プリント配線板39が接続板本体31に向
けて摺動され、接続板本体31のコネクタ45と標準プ
リント配線板39のコネクタ37とが接続される。
【0035】そして、この状態で、標準プリント配線板
39上に測定器のプローブ等が接続され、機能試験等が
行われる。一方、収納シェルフ33に収納される光コネ
クタ付プリント配線板43の試験を行う場合には、先
ず、光コネクタ付プリント配線板43が収納シェルフ3
3から引き出される。
【0036】次に、図4に示すように、第1の支持板4
9の第1の挟持端部49fを、接続板本体31の上部3
1bに突出する方向に位置させ、第1の支持板49の嵌
合凸部49bが接続板本体31の嵌合穴31cに嵌合さ
れる。さらに、第2の支持板51の第2の挟持端部51
dを、接続板本体31の上部31bに突出する方向に位
置させ、第2の支持板51の係止突起51bが、第1の
支持板49の係止穴49dに係止される。
【0037】次に、第1の支持板49の第1の挟持端部
49fと第2の支持板51の第2の挟持端部51dと
が、収納シェルフ33の凸状レール33cを挟持して摺
動され、接続板本体31が収納シェルフ33内に収納さ
れる。そして、収納シェルフ33のバックボードコネク
タ35と接続板本体31のコネクタ37とが接続され
る。
【0038】さらに、接続板本体31のガイドレール4
7に沿って、光コネクタ付プリント配線板43が接続板
本体31に向けて摺動され、接続板本体31のコネクタ
45と光コネクタ付プリント配線板43のコネクタ37
とが接続される。そして、この状態で、光コネクタ付プ
リント配線板43上に測定器のプローブ等が接続され、
機能試験等が行われる。
【0039】以上のように構成されたプリント配線板用
試験接続器では、接続板本体31の両面に相互に対向し
て、第1および第2の支持板49,51を配置し、これ
等第1および第2の支持板49,51を、接続板本体3
1に、着脱自在かつ上下反転自在に固定可能とした。
【0040】このため、標準プリント配線板39の試験
を行う際には、第1および第2の支持板49,51を、
第1および第2の挟持端部49f,51dを下側に向け
て、接続板本体31に固定することで、第1の支持板4
9の支持端部49hを、接続板本体31の上部31bに
位置させ、接続板本体31を、収納シェルフ33の天井
面33aの凹状レール33bに沿って収納可能にするこ
とができる。
【0041】また、光コネクタ付プリント配線板43の
試験を行う際には、第1および第2の支持板49,51
を、上下方向の一端側49eに形成される第1および第
2の挟持端部49f,51dを上側に向けて、接続板本
体31に固定することで、接続板本体31を、収納シェ
ルフ33の天井面33aの凸状レール33cに沿って収
納可能にすることができる。
【0042】このため、1枚のプリント配線板用試験接
続器のみで、相互に高さの異なる標準プリント配線板3
9と光コネクタ付プリント配線板43との試験に共用す
ることができる。そして、第1の支持板49の第1の挟
持端部49fの長さL1と、第2の支持板51の第2の
挟持端部51dの長さL2とを、同一の長さに形成した
ので、収納シェルフ33の凸状レール33cを、第1お
よび第2の挟持端部49,51により、確実に支持する
ことができる。
【0043】さらに、第2の支持板51の他端側51e
の長さを、接続板本体31の上部31bから突出しない
長さに形成したので、第2の支持板51が収納シェルフ
33の天井面33aに当接することを防止することがで
き、接続板本体31を凹状レール33bに沿って円滑に
摺動することができる。また、接続板本体31に四角形
形状の嵌合穴31cを形成し、第1の支持板49に、嵌
合穴31cに対応する形状の嵌合凸部49c,49dを
形成したので、簡易な構造により、第1の支持板49
を、接続板本体31に着脱自在かつ上下反転自在に固定
することができる。
【0044】そして、第1の支持板49の嵌合凸部49
b,49cおよび係止穴49dと、第2の支持板の係止
突起51bとにより、第1および第2の支持板49,5
1を接続板本体31に固定可能にしたので、第1および
第2の支持板49,51を、容易に接続板本体31に着
脱することができ、容易に上下反転することができる。
図5は、本発明のプリント配線板用試験接続器の第2の
実施形態(請求項1ないし請求項4に対応する)を示し
ている。
【0045】この実施形態では、光コネクタ付プリント
配線板43の高さは、標準プリント配線板39の高さよ
り低くされ、収納シェルフ33の天井面33aの凸状レ
ール33cの位置は、凹状レール33bの位置より低く
されている。このため、第1および第2の支持板49,
51の第1および第2の挟持端部49f,51dは、第
1の実施形態より短く形成され、第1の支持板49の支
持端部49hは、第1の実施形態より長く形成されてい
る。
【0046】また、接続板本体31は、第1の実施形態
と同一のものが使用されている。この実施形態のプリン
ト配線板用試験接続器においても、第1の実施形態と同
様の効果を得ることができるが、この実施形態のよう
に、標準プリント配線板39および光コネクタ付プリン
ト配線板43の高さが異なる場合にも、長さの異なる第
1の挟持端部49fおよび支持端部49hを有する第1
の支持板49、および長さの異なる第2の支持端部51
dを有する第2の支持板51を、接続板本体31に取り
付けるだけで、様々な高さの標準プリント配線板39お
よび光コネクタ付プリント配線板43の試験を行うこと
ができる。
【0047】なお、上述した実施形態では、接続板本体
31に四角形形状の嵌合穴31cを形成し、第1の支持
板49に、この嵌合穴31cの形状に対応する嵌合凸部
49b,49cを形成した例について述べたが、本発明
はかかる実施形態に限定されるものでなく、例えば、図
6あるいは図7に示すように、接続板本体31に六角形
形状あるいは長円形状の嵌合穴を形成し、第1の支持板
49に、これ等の嵌合穴に対応した形状の嵌合凸部を形
成しても良く、第1の支持板49が上下反転自在に、接
続板本体31に固定できる形状であれば良い。
【0048】また、上述した実施形態では、第1の支持
板49に嵌合凸部49b,49cおよび係止穴49dを
形成し、第2の支持板51に係止突起51bを形成した
例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものでなく、例えば、図8に示すように、第2の支
持板51に嵌合凸部および係止穴を形成し、第1の支持
板49に係止突起を形成しても良い。
【0049】そして、上述した実施形態では、第1の支
持板49の嵌合凸部49b,49cおよび係止穴49d
と、第2の支持板51の係止突起51bとにより、第1
および第2の支持板49,51を接続板本体31に固定
した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限
定されるものでなく、例えば、図9に示すように、第2
の支持板51の第1の支持板49の係止穴49dに対応
する位置にねじ穴51fを形成し、第1および第2の支
持板49,51を、ねじ部材53により、接続板本体3
1に固定しても良い。
【0050】さらに、上述した実施形態では、第1の支
持板49の係止穴49dから第1の挟持端部49f間で
の長さL1と、第2の支持板51の係止突起51bから
第2の挟持端部51dまでの長さL2とを、同一の長さ
に形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものでなく、例えば、長さL1と長さL
2とは、収納シェルフ33の凸状レール33cをバラン
ス良く支持できる長さであれば良い。
【0051】また、上述した実施形態では、第2の支持
板51の当接部51aの上下方向の他端側51eを、接
続板本体31の上部31bから突出しない長さに形成し
た例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定
されるものでなく、例えば、他端側51eは、収納シェ
ルフ33の天井面33aのレール端面33dに接触しな
い長さであれば良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1のプリント配線板用試験接続器
では、接続板本体の両面に対向して、第1および第2の
支持部材を配置し、これ等第1および第2の支持部材
を、接続板本体に、着脱自在かつ上下反転自在に固定可
能にしたので、標準プリント配線板の試験を行う際に
は、第1および第2の支持部材を、第1および第2の挟
持端部を下側に向けて、接続板本体に固定することで、
第1の支持部材の支持端部を、接続板本体の上部に位置
させ、接続板本体を、収納シェルフの天井面の凹状レー
ルに沿って収納可能にすることができる。
【0053】また、光コネクタ付プリント配線板の試験
を行う際には、第1および第2の支持部材を、上下方向
の一端側に形成される第1および第2の挟持端部を上側
に向けて、接続板本体に固定することで、接続板本体
を、収納シェルフの天井面の凸状レールに沿って収納可
能にすることができる。このため、1枚のプリント配線
板用試験接続器のみで、相互に高さの異なる標準プリン
ト配線板と光コネクタ付プリント配線板との試験に共用
することができる。
【0054】そして、第1および第2の支持板を、接続
板本体に着脱自在に固定可能にしたので、種々の長さの
第1の挟持端部および支持端部を有する第1の支持板、
および種々の長さの第2の支持端部を有する第2の支持
板を、接続板本体に取り付けるだけで、様々な高さの標
準プリント配線板および光コネクタ付プリント配線板の
試験を行うことができる。
【0055】請求項2のプリント配線板用試験接続器で
は、接続板本体に多角形形状の嵌合穴を形成し、第1の
支持部材または第2の支持部材に、嵌合穴に対応する形
状の嵌合凸部を形成したので、簡易な構造により、第1
の支持部材または第2の支持部材を、接続板本体に着脱
自在かつ上下反転自在に固定することができる。請求項
3のプリント配線板用試験接続器では、第1の支持部材
の第1の挟持端部の長さと、第2の支持部材の第2の挟
持端部の長さとを、同一の長さに形成したので、収納シ
ェルフの凸状レールを、第1および第2の挟持端部によ
り、確実に支持することができる。
【0056】請求項4のプリント配線板用試験接続器で
は、第2の支持部材の他端側の長さを、接続板本体の上
部から突出しない長さに形成したので、第2の支持部材
が収納シェルフの天井面に当接することを防止すること
ができ、接続板本体を凹状レールに沿って円滑に摺動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板用試験接続器の第1の
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の詳細を示す断面図である。
【図3】本発明のプリント配線板用試験接続器を用い
て、標準プリント配線板の試験を行う状態を示す斜視図
である。
【図4】本発明のプリント配線板用試験接続器を用い
て、光コネクタ付プリント配線板の試験を行う状態を示
す斜視図である。
【図5】本発明のプリント配線板用試験接続器の第2の
実施形態を示す斜視図である。
【図6】接続板本体を嵌合穴を六角形形状に形成した例
を示す斜視図である。
【図7】接続板本体を嵌合穴を長円形状に形成した例を
示す斜視図である。
【図8】第1の支持板に係止突起を形成し、第2の支持
板に嵌合凸部を形成した例を示す斜視図である。
【図9】第2の支持板にねじ穴を形成し、第1および第
2の支持板を接続板本体にねじ止めした例を示す斜視図
である。
【図10】従来のプリント配線板用試験接続器を示す斜
視図である。
【図11】従来のプリント配線板用試験接続器を用い
て、標準プリント配線板の試験を行う状態を示す斜視図
である。
【図12】従来のプリント配線板用試験接続器を用い
て、光コネクタ付プリント配線板の試験を行う状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
33 収納シェルフ 33a 天井面 39 標準プリント配線板(プリント配線板) 43 光コネクタ付プリント配線板(プリント配線板) 33c 凸状レール 33b 凹状レール 31 接続板本体 31c 嵌合穴 31b 上部 49 第1の支持板(第1の支持部材) 49f 第1の挟持端部 49b,49c 嵌合凸部 49h 支持端部 51 第2の支持板(第2の支持部材) 51d 第2の挟持端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−283873(JP,A) 特開 平7−254792(JP,A) 特開 平8−191196(JP,A) 実開 昭64−27990(JP,U) 実開 平4−123586(JP,U) 実開 昭62−30390(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 G01R 31/28 H05K 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納シェルフの天井面に配置されるプリ
    ント配線板収納用の凸状レールまたは凹状レールに沿っ
    て、接続板本体を立設して配置するとともに、前記接続
    板本体の上部に、前記接続板本体を前記凸状レールまた
    は前記凹状レールに支持する支持手段を形成してなるプ
    リント配線板用試験接続器において、 前記支持手段を、前記接続板本体の両面に対向して配置
    され、前記接続板本体に、着脱自在かつ上下反転自在に
    固定される第1および第2の支持部材により構成すると
    ともに、前記第1および第2の支持部材の上下方向の一
    端側に、前記凸状レールを両側から挟持する第1および
    第2の挟持端部を形成し、前記第1の支持部材の上下方
    向の他端側に、前記凹状レールに支持される支持端部を
    形成してなることを特徴とするプリント配線板用試験接
    続器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント配線板用試験接
    続器において、 前記接続板本体に、多角形形状の嵌合穴を形成するとと
    もに、前記第1の支持部材,または第2の支持部材に、
    前記嵌合穴に対応する嵌合凸部を形成してなることを特
    徴とするプリント配線板用試験接続器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のプリント
    配線板用試験接続器において、 前記第1の支持部材の前記第1の挟持端部の長さと、前
    記第2の支持部材の前記第2の挟持端部の長さとを、同
    一の長さに形成していることを特徴とするプリント配線
    板用試験接続器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載のプリント配線板用試験接続器において、 前記第2の支持部材の上下方向の他端側の長さを、前記
    第2の挟持端部を下側に向けて前記第2の支持部材を前
    記配線板本体に固定したときに、前記接続板本体の上部
    から突出しない長さに形成していることを特徴とするプ
    リント配線板用試験接続器。
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