JPH10177534A - クライアントコンポーネントのインストール方法 - Google Patents

クライアントコンポーネントのインストール方法

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JPH10177534A
JPH10177534A JP8352910A JP35291096A JPH10177534A JP H10177534 A JPH10177534 A JP H10177534A JP 8352910 A JP8352910 A JP 8352910A JP 35291096 A JP35291096 A JP 35291096A JP H10177534 A JPH10177534 A JP H10177534A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドメインシステムに於いて、ドメイン内の全
てのサーバにクライアントコンポーネントを準備してお
かなくとも、クライアントにクライアントコンポーネン
トをインストールできるようにする。 【解決手段】 管理者によって指定された特定サーバ
(例えば、サーバ5)のみに、クライアントコンポーネ
ントを準備しておく。また、ドメイン1内の各サーバ1
1,12に、特定サーバ5に準備されているクライアン
トコンポーネントをインストールするための処理が記述
されたログオンスクリプトを準備しておく。クライアン
ト3からドメイン1に対するログオン要求があると、ド
メイン1内の何れかのサーバがそれを受け付け、ログオ
ンスクリプトを要求元のクライアント3に通知する。要
求元のクライアント3は、通知されたログオンスクリプ
トに従って特定サーバ5に準備されているクライアント
コンポーネントをインストールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドメインコントロ
ーラとなるサーバを複数含むドメインとクライアントと
がネットワークを介して接続されたコンピュータネット
ワークシステムに於いて、クライアントへクライアント
コンポーネントを自動的にインストールするクライアン
トコンポーネントのインストール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ドメインコントローラとなる複数
のサーバを含むドメインとクライアントとをLAN等の
ネットワークを介して接続したコンピュータネットワー
クシステムが実用化されている。このようなコンピュー
タネットワークシステムとしては、例えば、Windo
ws NTによるクライアント/サーバ・システムがあ
る。
【0003】ところで、Windows NTによるク
ライアント/サーバ・システムに於いては、クライアン
トのドメインへの加入時等に、クライアントにクライア
ントコンポーネントを自動的にインストールするため、
従来は、次のようにしていた。クライアントがドメイン
に対してログオン要求を行うと、ドメイン内の1台のド
メインコントローラがそれを受け付け、ログオン処理を
実行する。このログオン処理に於いて、ドメインコント
ローラは、自装置内のハードディスク上に準備していた
クライアントコンポーネントを要求元のクライアントに
インストールする(例えば、「Microsoft S
ystems ManagementServer 管
理者ガイド」,P97〜P98,1995年3月1日第
1刷発行,マイクロソフト株式会社)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、ドメイン内の1台のドメインコントローラがクライ
アントからのログオン要求を受け付け、ログオン要求を
受け付けたドメインコントローラがクライアントコンポ
ーネントを要求元のクライアントにインストールするよ
うにしている。このため、ドメイン内の全てのドメイン
コントローラにクライアントコンポーネントを準備して
おく必要があり、各ドメインコントローラ内のハードデ
ィスクがクライアントコンポーネントを準備しておくた
めに大量に消費されてしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ドメイン内の全
てのドメインコントローラにクライアントコンポーネン
トを準備しておかなくとも、クライアントにクライアン
トコンポーネントをインストールすることができるクラ
イアントコンポーネントのインストール方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ドメインコントローラとなるサーバを複数含
むドメインとクライアントとがネットワークを介して接
続されたコンピュータネットワークシステムに於いて、
前記ネットワークに接続されているサーバの内の管理者
によって指定された特定サーバに、前記クライアントへ
インストールするクライアントコンポーネントを準備
し、前記ドメインコントローラとなる各サーバに、前記
特定サーバに準備されているクライアントコンポーネン
トをクライアントがインストールするための処理を記述
したログオンスクリプトを準備し、前記ドメインコント
ローラとなる各サーバの内の、前記クライアントからの
ログオン要求を受け付けたサーバが、自サーバに準備さ
れている前記ログオンスクリプトを前記要求元のクライ
アントに通知し、要求元のクライアントは、通知された
ログオンスクリプトに従って前記特定サーバに準備され
ているクライアントコンポーネントを自クライアントに
インストールする。
【0007】更に、本発明は、既にインストール済みの
クライアントコンポーネントに対して何回もインストー
ル処理が行われないようにするため、前記ログオンスク
リプトは、クライアントコンポーネントのインストール
が済んでいるか否かを判断する処理の記述を含み、ログ
オン要求を行ったクライアントは、通知されたログオン
スクリプトに従ってクライアントコンポーネントのイン
ストールが済んでいるか否かを判断し、済んでいないと
判断した場合のみ前記特定サーバに準備されているクラ
イアントコンポーネントを自クライアントにインストー
ルする。
【0008】また、本発明は、ドメインコントローラと
なるサーバの負荷を低減させるため、ドメインコントロ
ーラとなるサーバを複数含むドメインとクライアントと
がネットワークを介して接続されたコンピュータネット
ワークシステムに於いて、前記ドメインに含まれないサ
ーバを前記ネットワークに接続して該サーバに前記クラ
イアントへインストールするクライアントコンポーネン
トを準備し、前記ドメインコントローラとなる各サーバ
に、前記ドメインに含まれないサーバに準備されている
クライアントコンポーネントをクライアントがインスト
ールするための処理を記述したログオンスクリプトを準
備し、前記ドメインコントローラとなる各サーバの内
の、前記クライアントからのログオン要求を受け付けた
サーバが、自サーバに準備されている前記ログオンスク
リプトを前記要求元のクライアントに通知し、要求元の
クライアントは、通知されたログオンスクリプトに従っ
て前記ドメインに含まれないサーバに準備されているク
ライアントコンポーネントを自クライアントにインスト
ールする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図2は本発明のクライアントコンポーネン
トのインストール方法を適用するコンピュータネットワ
ークシステムの一例を示した図である。このコンピュー
タネットワークシステムは、ドメイン1,2と、クライ
アント3,4と、ドメインに含まれないサーバ5とが互
いにLAN6を介して接続されている。
【0011】ドメイン1は、プライマリドメインコント
ローラとなるサーバ11と、バックアップドメインコン
トローラとなるサーバ12とを含んでいる。
【0012】ドメイン2は、プライマリドメインコント
ローラとなるサーバ21と、バックアップドメインコン
トローラとなるサーバ22とを含んでいる。
【0013】図1はドメイン1内のサーバ11,クライ
アント3,サーバ5の構成例を示したブロック図であ
る。
【0014】ドメイン1内のサーバ11は、ドメインユ
ーザ管理手段111−11と、ドメインユーザ管理情報
112−11と、ログオン受け付け手段113−11
と、ログオンスクリプト記憶手段114−11とを備え
ている。
【0015】ドメインユーザ管理手段111−11は、
ドメインユーザ管理情報112−11を変更,設定する
機能や、同一ドメイン1内のサーバ11,12間のドメ
インユーザ管理情報の整合性を保つ機能等を有する。
【0016】ドメインユーザ管理情報112−11は、
図3に示すように、ドメイン1に対してログオン可能な
ユーザのアカウント名と、認証情報と、ログオン時に実
行される処理名(ログオンスクリプト名)とを含んでい
る。ここで、認証情報は、全てのアカウント名に対して
設定しておくことが必要になるが、ログオンスクリプト
名は必ずしも全てのアカウント名に対して設定しておく
必要はない。図3の例は、アカウント名USR1に対す
る認証情報,ログオンスクリプト名がそれぞれPASS
1,LS1で、アカウント名USR2に対する認証情報
がPASS2であることを示している。
【0017】ログオン受け付け手段113−11は、ク
ライアントからのログオン要求を受け付け、要求元のク
ライアントにログオンスクリプトを通知する機能等を有
する。
【0018】ログオンスクリプト記憶手段114−11
には、ログオンスクリプトが登録されている。
【0019】尚、他のサーバ12,21,22もサーバ
11と同様の構成を有しており、以下の説明に於いて
は、各サーバ11,12,21,22内のドメインユー
ザ管理手段,ドメインユーザ管理情報,ログオン受け付
け手段,ログオンスクリプト記憶手段を区別するため、
サーバ12,21,22内のものには、それぞれ符号−
12,−21,−22を付すものとする。従って、例え
ばドメインユーザ管理情報112−22と記した場合、
このドメインユーザ管理情報は、サーバ22が管理して
いるドメインユーザ管理情報を表すことになる。
【0020】クライアント3は、ログオン処理を実行す
るログオン実行手段31−3を備えている。尚、クライ
アント4もクライアント3と同様の構成を有しており、
以下の説明に於いては、クライアント3,4内のログオ
ン実行手段を区別するため、クライアント4内のログオ
ン実行手段には符号31−4を付すものとする。
【0021】サーバ5は、ドメインユーザ管理情報操作
手段51と、コンポーネント準備手段52と、クライア
ントコンポーネント記憶手段53とを備えている。
【0022】ドメインユーザ管理情報操作手段51は、
サーバ11,12,21,22内のドメインユーザ管理
情報112−11,112−12,112−21,11
2−22を操作する機能を有する。
【0023】コンポーネント準備手段52は、クライア
ントにインストールするクライアントコンポーネント
を、管理者によって指定されたサーバ上の指定されたド
ライブにコピーする機能を有する。
【0024】クライアントコンポーネント記憶手段53
は、例えば、ハードディスクにより構成され、クライア
ント3,4にインストールするクライアントコンポーネ
ントを格納する。
【0025】図4はサーバ5内のドメインユーザ管理情
報操作手段51の処理例を示す流れ図、図5はコンポー
ネント準備手段52の処理例を示す流れ図、図6はサー
バ11,12,21,22内のドメインユーザ管理手段
111−11,111−12,111−21,111−
22の処理例を示す流れ図、図7はサーバ11,12,
21,22内のログオン受け付け手段113−11,1
13−12,113−21,113−22の処理例を示
す流れ図、図8はクライアント3,4内のログオン実行
手段31−3,31−4の処理例を示す流れ図であり、
以下各図を参照して本実施例の動作について説明する。
【0026】システムの管理者は、クライアント3,4
にインストールするクライアントコンポーネントを特定
のサーバ上に準備する場合、ドメインユーザ管理情報操
作手段51に対して、クライアントコンポーネントの準
備指示を与える。
【0027】この指示を受けると、ドメインユーザ管理
情報操作手段51は、図9に示すような設定画面を図示
を省略したCRT等に表示する(図4,S41)。これ
により、管理者は、表示された設定画面を用いて、クラ
イアントコンポーネントを準備するサーバのサーバ名,
ドライブ名を設定すると共に、ドメインユーザ管理情報
の変更対象とするドメインのドメイン名を設定する。そ
して、設定が完了すると、設定画面上のOKボタンをク
リックする。今、例えば、図9に示すように、クライア
ントコンポーネントを準備するサーバのサーバ名,ドラ
イブのドライブ名としてそれぞれサーバ5,ドライブC
の名前SERVER5,DRIVECが、ドメインユー
ザ管理情報112の変更対象とするドメインのドメイン
名としてドメイン1,2のドメイン名DOMAIN1,
DOMAIN2が設定されたとする。
【0028】ドメインユーザ管理情報操作手段51は、
OKボタンがクリックされると、コンポーネント準備手
段52に対して、設定画面に設定されているサーバ5の
ドライブCにクライアントコンポーネントを準備するこ
とを要求する(S42)。
【0029】この要求を受けると、コンポーネント準備
手段52は、クライアントコンポーネント記憶手段53
からクライアントコンポーネントを読み出し、それをサ
ーバ5のドライブCにコピーする(図5,S51)。
【0030】コンポーネント準備手段52の処理が完了
すると、ドメインユーザ管理情報操作手段51は、LA
N6を介してドメイン1内に存在するサーバ11,12
の内の何れか一方に対してドメインユーザ管理情報の入
手を要求すると共に、ドメイン2内に存在するサーバ2
1,22の内の何れか一方に対してドメインユーザ管理
情報の入手を要求する(図4,S43)。ここで、ドメ
イン1内のサーバ11,12が保持しているドメインユ
ーザ管理情報112−11,112−12は、ドメイン
ユーザ管理手段111−11,111−12によって整
合性が保たれており、また、ドメイン2内のサーバ2
1,22が保持しているドメインユーザ管理情報112
−21,112−22はドメインユーザ管理手段111
−21,111−22によって整合性が保たれているの
で、同一ドメイン内の何れのサーバに対してドメインユ
ーザ管理情報の入手を要求しても得られる内容は同一に
なる。
【0031】今、例えば、ドメインユーザ管理情報操作
手段51が、LAN6を介してドメイン1内のサーバ1
1に対してドメインユーザ管理情報112−11の入手
を要求すると共に、ドメイン2内のサーバ22に対して
ドメインユーザ管理情報112−22の入手を要求した
とする。
【0032】この要求は、サーバ11,22内のドメイ
ンユーザ管理手段111−11,111−22によって
受信される(図6,S61)。
【0033】ドメインユーザ管理手段111−11,1
11−22は、LAN6を介してドメインユーザ管理情
報操作手段51からの要求を受信すると、その要求がド
メインユーザ管理情報112−11,112−22の入
手を要求しているものであるので(S62がYES)、
サーバ11,22が保持しているドメインユーザ管理情
報112−11,112−22をドメインユーザ管理情
報操作手段51へ送信する(S63)。
【0034】ドメインユーザ管理情報操作手段51は、
ドメインユーザ管理手段111−11,111−22か
らドメイン1,2のドメインユーザ管理情報112−1
1,112−22を入手すると(図4,S44)、ドメ
インユーザ管理手段111−11,111−22に対し
てドメインユーザ管理情報及びログオンスクリプトの変
更を要求する(S45)。
【0035】このS45の処理を、例を挙げて詳しく説
明する。今、例えば、S44に於いてサーバ11,22
内のドメインユーザ管理手段111−11,111−2
2から入手したドメイン1,2のドメインユーザ管理情
報112−11,112−22が図10に示すものであ
ったとする。
【0036】図10を参照すると、ドメイン1のドメイ
ンユーザ管理情報112−11にはUSR1,USR2
の2つのアカウント名が存在し、一方のアカウント名U
SR1に対してはログオンスクリプト名LS1が設定さ
れているが、他方のアカウント名USR2に対してはロ
グオンスクリプト名が設定されていない。また、ドメイ
ン2のドメインユーザ管理情報112−22には、US
R3,USR4の2つのアカウント名が存在し、一方の
アカウント名USR3に対してはログオンスクリプト名
LS2が設定されているが、他方のアカウント名USR
4に対してはログオンスクリプト名が設定されていな
い。
【0037】その後、ドメインユーザ管理情報操作手段
51は、ドメインユーザ管理手段111−11,111
−22から送られてきたドメインユーザ管理情報112
−11,112−22の内の1つに注目する。今、例え
ば、ドメイン1のドメインユーザ管理情報112−11
に注目したとする。
【0038】次いで、ドメインユーザ管理情報操作手段
51は、サーバ11に対して、ログオンスクリプト名が
設定されていないアカウント名USR2にログオンスク
リプト名LS3を設定することを要求すると共に、アカ
ウント名USR1に対して設定されているログオンスク
リプト名LS1のログオンスクリプトにログオンスクリ
プト名LS3のログオンスクリプトの内容を追加するこ
とを要求し、更に、ログオンスクリプト名LS3のログ
オンスクリプトを送る。
【0039】ここで、ログオンスクリプト名LS3のロ
グオンスクリプトは、以下の処理を行わせるための記述
a〜dを含むものである。
【0040】a.クライアントコンポーネントをインス
トール済みか否かを判断し、インストール済みである場
合には処理を終了し、インストール済みでない場合には
それ以降に記述されている処理を行う。 b.図9に示す設定画面によって設定されたサーバ5の
ドライブCへの接続要求を行う。 c.サーバ5のドライブCに準備されているクライアン
トコンポーネントのローカルディレクトリへのコピー要
求を行う。 d.サーバ5のドライブCとの切断要求を行う。
【0041】ドメイン1のドメインユーザ管理情報11
2−11についての処理が完了すると、ドメインユーザ
管理情報操作手段51は、サーバ22内のドメインユー
ザ管理手段111−22から送られてきたドメイン2の
ドメインユーザ管理情報112−22に注目する。
【0042】次いで、ドメインユーザ管理情報操作手段
51は、サーバ22に対して、ログオンスクリプト名が
設定されていないアカウント名USR4にログオンスク
リプト名LS3を設定することを要求すると共に、アカ
ウント名USR3に対して設定されているログオンスク
リプト名LS2のログオンスクリプトにログオンスクリ
プト名LS3のログオンスクリプトの内容を追加するこ
とを要求し、更に、ログオンスクリプト名LS3のログ
オンスクリプトを送る。以上で、S45の処理は終了す
る。
【0043】サーバ5内のドメインユーザ管理情報操作
手段51からサーバ11へ出力されたドメインユーザ管
理情報等に対する変更要求は、サーバ11内のドメイン
ユーザ管理手段111−11で受信される(図6,S6
1)。
【0044】ドメインユーザ管理手段111−11は、
上記要求を受信すると、その要求がドメインユーザ管理
情報等の変更を要求しているものであることから(図
6,S64がYES)、S65の処理を行う。
【0045】S65に於いて、ドメインユーザ管理手段
111−11は、先ず、ドメインユーザ管理情報操作手
段51から送られてきたログオンスクリプト名LS3の
ログオンスクリプトをログオンスクリプト記憶手段11
4−11に格納する。次いで、ドメインユーザ管理情報
操作手段51から送られてきた要求に従ってドメインユ
ーザ管理情報112−11中のアカウント名USR2に
対してログオンスクリプト名LS3を設定する。次い
で、ログオンスクリプト名LS3のログオンスクリプト
の内容を追加することを要求されたログオンスクリプト
名LS1のログオンスクリプトに、既にその内容が含ま
れているか否かを調べる。そして、含まれていない場合
のみ、ログオンスクリプト記憶手段114−11に格納
されているログオンスクリプト名LS1のログオンスク
リプトに、ログオンスクリプト名LS3のログオンスク
リプトの内容を追加する。
【0046】また、サーバ5内のドメインユーザ管理情
報操作手段51からサーバ22へ出力されたドメイン管
理情報等に対する変更要求は、サーバ22内のドメイン
ユーザ管理手段111−22で受信され(図6,S6
1)、前述したと同様の処理が行われる。
【0047】以上の処理が行われることにより、ドメイ
ン1,2のドメインユーザ管理情報は、図11に示すも
のとなる。
【0048】その後、例えば、クライアント3のログオ
ン実行手段31−1がドメイン1に対してログオン要求
を行うと(図8,S81)、そのログオン要求は、ドメ
イン1を構成するサーバ11内のログオン受け付け手段
113−11或いはサーバ12内のログオン受け付け手
段113−12によって受け付けられる。尚、ログオン
要求には、アカウント名,認証情報が含まれている。
【0049】今、例えば、サーバ11内のログオン受け
付け手段113−11がログオン要求を受け付けたとす
ると、ログオン受け付け手段113−11は、ドメイン
ユーザ管理情報112−11を参照し、ドメインユーザ
管理情報112−11中の認証情報とログオン要求中の
認証情報とに基づいて正しいログオン要求であるか否か
を判断する(図7,S71,S72)。
【0050】そして、正しいログオン要求であると判断
した場合(S72がYES)のみ、ログオン受け付け手
段113−11は、ログオン要求に含まれているアカウ
ント名と対応してドメインユーザ管理情報112−11
中に設定されているログオンスクリプト名を取得し、更
に、取得したログオンスクリプト名のログオンスクリプ
トをログオンスクリプト記憶手段114−11から読み
出し、読み出したログオンスクリプトを要求元のクライ
アント3内のログオン実行手段31−3に通知する(S
73)。今、例えば、クライアント3からのログオン要
求にアカウント名USR1が含まれているとすると、ロ
グオン受け付け手段113−11は、ログオンスクリプ
ト名LS1のログオンスクリプトを要求元のクライアン
ト3内のログオン実行手段31−3に通知することにな
る(図11参照)。
【0051】クライアント3内のログオン実行手段31
−3は、ログオンスクリプト名LS1のログオンスクリ
プトが通知されると、ログオン要求が受け付けられたも
のと判断し(S82がYES)、通知されたログオンス
クリプトに従ったログオン処理を実行する。
【0052】ここで、通知されたログオンスクリプト名
LS1のログオンスクリプトには、前記したa〜dの記
述が含まれているので、ログオン実行手段31−3は、
以下の処理を行うことになる。
【0053】先ず、クライアントコンポーネントをイン
ストール済みか否かを判断する。そして、インストール
済みであると判断した場合は処理を終了し、インストー
ル済みでないと判断した場合は、サーバ5のドライブC
への接続要求を行う。次いで、サーバ5のドライブCに
準備されているクライアントコンポーネントのローカル
ディレクトリへのコピー要求を行う。これにより、サー
バ5のドライブCに準備されているクライアントコンポ
ーネントがクライアント3にインストールされる。その
後、サーバ5のドライブCとの切断要求を行う。
【0054】尚、上述した実施例に於いては、ドメイン
ユーザ管理情報操作手段51,コンポーネント準備手段
52,クライアントコンポーネント記憶手段53を、ド
メインに含まれていないサーバ5に設けるようにした
が、ドメイン1,2内のサーバ11,12,21,22
の何れか1つに上記した各手段51,52,53を設け
るようにしても良い。この場合は、サーバ5は不要とな
る。しかし、実施例のように、ドメインに含まれないサ
ーバ5をLAN6に接続し、このサーバ5によってクラ
イアントコンポーネントのインストール処理を行うよう
にした方が、ドメインコントローラとなるサーバの負荷
を低減させ、システム全体の処理効率を向上することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、管理者
によって指定された特定サーバのみにクライアントへイ
ンストールするクライアントコンポーネントを準備して
おき、クライアントからのログオン要求を受け付けたド
メイン内のサーバが、上記特定サーバに準備されている
クライアントコンポーネントをインストールするための
処理が記述されているログオンスクリプトをログオン要
求元のクライアントに通知するようにしたので、ドメイ
ン内の全てのサーバにクライアントコンポーネントを準
備しておかなくとも、クライアントにクライアントコン
ポーネントをインストールすることができる。この結
果、ドメイン内の全てのサーバにクライアントコンポー
ネントを準備しておかなければならなかった従来の技術
に比較して、サーバのリソースを少なくすることが可能
になる。
【0056】更に、本発明は、ログオンスクリプトにク
ライアントコンポーネントのインストールが済んでいる
か否かを判断する処理の記述を含ませ、クライアントコ
ンポーネントのインストールが済んでいない場合のみク
ライアントコンポーネントをインストールさせるように
したので、既にインストール済みのクライアントコンポ
ーネントに対して何回もインストール処理が行われない
ようにすることができる。
【0057】また、本発明は、ドメインに含まれないサ
ーバをネットワークに接続し、このサーバを利用してク
ライアントコンポーネントのインストールを行うように
したので、ドメインコントローラとなるサーバの負荷を
低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバ11,クライアント3,サーバ5の構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明の方法を適用するコンピュータネットワ
ークシステムの一例を示す図である。
【図3】ドメインユーザ管理情報の内容例を示す図であ
る。
【図4】ドメインユーザ管理情報操作手段51の処理例
を示す流れ図である。
【図5】コンポーネント準備手段52の処理例を示す流
れ図である。
【図6】ドメインユーザ管理手段の処理例を示す流れ図
である。
【図7】ログオン受け付け手段の処理例を示す流れ図で
ある。
【図8】ログオン実行手段の処理例を示す流れ図であ
る。
【図9】設定画面の一例を示す図である。
【図10】変更処理が行われる前のドメインユーザ管理
情報の内容例を示す図である。
【図11】変更処理が行われた後のドメインユーザ管理
情報の内容例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドメイン 11…サーバ(プライマリドメインコントローラ) 111−11…ドメインユーザ管理手段 112−11…ドメインユーザ管理情報 113−11…ログオン受け付け手段 114−11…ログオンスクリプト記憶手段 12…サーバ(バックアップドメインコントローラ) 2…ドメイン 21…サーバ(プライマリドメインコントローラ) 22…サーバ(バックアップドメインコントローラ) 3…クライアント 31−3…ログオン実行手段 4…クライアント 5…サーバ 51…ドメインユーザ管理情報操作手段 52…コンポーネント準備手段 53…クライアントコンポーネント記憶手段 6…LAN

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドメインコントローラとなるサーバを複
    数含むドメインとクライアントとがネットワークを介し
    て接続されたコンピュータネットワークシステムに於い
    て、 前記ネットワークに接続されているサーバの内の管理者
    によって指定された特定サーバに、前記クライアントへ
    インストールするクライアントコンポーネントを準備
    し、 前記ドメインコントローラとなる各サーバに、前記特定
    サーバに準備されているクライアントコンポーネントを
    クライアントがインストールするための処理を記述した
    ログオンスクリプトを準備し、 前記ドメインコントローラとなる各サーバの内の、前記
    クライアントからのログオン要求を受け付けたサーバ
    が、自サーバに準備されている前記ログオンスクリプト
    を前記要求元のクライアントに通知し、 要求元のクライアントは、通知されたログオンスクリプ
    トに従って前記特定サーバに準備されているクライアン
    トコンポーネントを自クライアントにインストールする
    ことを特徴とするクライアントコンポーネントのインス
    トール方法。
  2. 【請求項2】 前記ログオンスクリプトは、クライアン
    トコンポーネントのインストールが済んでいるか否かを
    判断する処理の記述を含み、 ログオン要求を行ったクライアントは、通知されたログ
    オンスクリプトに従ってクライアントコンポーネントの
    インストールが済んでいるか否かを判断し、済んでいな
    いと判断した場合のみ前記特定サーバに準備されている
    クライアントコンポーネントを自クライアントにインス
    トールすることを特徴とする請求項1記載のクライアン
    トコンポーネントのインストール方法。
  3. 【請求項3】 ドメインコントローラとなるサーバを複
    数含むドメインとクライアントとがネットワークを介し
    て接続されたコンピュータネットワークシステムに於い
    て、 前記ドメインに含まれないサーバを前記ネットワークに
    接続して該サーバに前記クライアントへインストールす
    るクライアントコンポーネントを準備し、 前記ドメインコントローラとなる各サーバに、前記ドメ
    インに含まれないサーバに準備されているクライアント
    コンポーネントをクライアントがインストールするため
    の処理を記述したログオンスクリプトを準備し、 前記ドメインコントローラとなる各サーバの内の、前記
    クライアントからのログオン要求を受け付けたサーバ
    が、自サーバに準備されている前記ログオンスクリプト
    を前記要求元のクライアントに通知し、 要求元のクライアントは、通知されたログオンスクリプ
    トに従って前記ドメインに含まれないサーバに準備され
    ているクライアントコンポーネントを自クライアントに
    インストールすることを特徴とするクライアントコンポ
    ーネントのインストール方法。
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