JPH10177324A - 電子写真式画像形成装置 - Google Patents

電子写真式画像形成装置

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JPH10177324A
JPH10177324A JP8353157A JP35315796A JPH10177324A JP H10177324 A JPH10177324 A JP H10177324A JP 8353157 A JP8353157 A JP 8353157A JP 35315796 A JP35315796 A JP 35315796A JP H10177324 A JPH10177324 A JP H10177324A
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JP
Japan
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lubricant
image
toner
photoreceptor
halftone
Prior art date
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Pending
Application number
JP8353157A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ozawa
義則 小澤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH10177324A publication Critical patent/JPH10177324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真式画像形成装置において、ハーフト
ーン後端カスレを防止しながら、併せて画像の白抜けを
防止する。 【解決手段】 レーザ複写機のドラム状感光体(像担持
体)10のまわりには、現像装置13の下流位置に反射
濃度センサ(トナー濃度検出手段)14を、クリーニン
グ装置17の下流位置に潤滑剤塗布手段18を設ける。
そして、反射濃度センサ14を計算手段22を介し、潤
滑剤塗布手段18を直接制御手段23に接続する。これ
により、たとえば潤滑剤塗布時に、感光体10上にハー
フトーンで検査パターン画像を形成し、そのトナー濃度
を反射濃度センサ14で検出し、その出力値から計算手
段22で検査パターン画像の後端部のカスレの程度を計
算し、その計算結果に基づき制御手段23で潤滑剤塗布
手段18の動作を制御し、適宜感光体10の表面に潤滑
剤を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機・ファク
シミリ・プリンタやそれらの複合機などの画像形成装置
に適用し得る。詳しくは、そのうち特に電子写真方式を
用い、像担持体上に形成した画像を転写して用紙に記録
を行う、レーザ複写機・レーザプリンタ等の電子写真式
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真式画像形成装置
では、像担持体の表面にたとえばステアリンサン亜鉛等
の潤滑剤を塗布し、表面を低μ(μは摩擦係数)化して
離型性の高め、画像の白抜けを防止していた。
【0003】ところが、反対に潤滑剤を塗布し過ぎる
と、像担持体上のトナーが移動しやすくなることから、
二成分現像剤を用いる現像装置を使用する場合には、濃
度の薄い一様の濃さでハーフトーン画像を形成すると
き、磁気ブラシの回転にともないその画像後端部のトナ
ーが掻き取られ、現像時にいわゆるハーフトーン後端カ
スレ(または「ハーフトーン後端白抜け」ともいう)を
生ずることがあった。
【0004】このため、従来の電子写真式画像形成装置
の中には、このようなハーフトーン後端カスレを防止す
べく、ハーフトーン画像後端部のエッジを強調する方法
を取るものなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、後端エッジ部の画像濃度は濃くなるが、カスレを少
なくしているわけではないので、エッジの少し内側は画
像濃度が薄いままで、見た感じ違和感があるなど、いず
れもカスレを完全に防止するにはいたらなかった。
【0006】そこで、この発明は、上述したような電子
写真式画像形成装置において、ハーフトーン後端カスレ
を防止しながら、併せて画像の白抜けを防止することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとお
り、レーザ複写機・レーザプリンタ等の電子写真式画像
形成装置において、ドラム状感光体10のような像担持
体の表面に潤滑剤34を塗布する潤滑剤塗布手段18
と、前記像担持体上にハーフトーンで形成した検査パタ
ーン画像のトナー濃度を検出する、反射濃度センサ14
のようなトナー濃度検出手段と、そのトナー濃度検出手
段の出力値から前記検査パターン画像の後端部のカスレ
の程度を計算する計算手段22と、その計算手段22の
出力値に基づき前記潤滑剤塗布手段18の動作を制御す
る制御手段23と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0008】そして、たとえば潤滑剤塗布時に、像担持
体上にハーフトーンで検査パターン画像を形成し、その
検査パターン画像のトナー濃度をトナー濃度検出手段で
検出する。それから、そのトナー濃度検出手段の出力値
から計算手段22で検査パターン画像の後端部のカスレ
の程度を計算し、その計算手段22の出力値に基づき制
御手段23で潤滑剤塗布手段18の動作を制御する。た
とえばカスレの大きさを基準値と比較し、大きいときは
潤滑剤塗布手段18による像担持体上への潤滑剤34の
塗布を停止し、小さいときは塗布する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明による電子写真式画像形成装置の一実施の形態である
レーザ複写機について説明する。図1には、そのレーザ
複写機の要部の概略構成を示す。
【0010】図中符号10は、像担持体であるドラム状
の感光体である。この感光体10のまわりには、図中上
側の帯電装置11から該感光体10の図中矢示する回転
方向(図中時計方向)に順に、レーザ書込み装置12、
二成分現像剤を用いる現像装置13、トナー濃度検出手
段である反射濃度センサ14、転写装置15、除電装置
16、クリーニング装置17、潤滑剤塗布手段18を配
置してなる。
【0011】そして、一般の複写機と同様に、図示しな
い原稿台上に原稿をセットしてスタートスイッチを押
し、そのセット原稿の画像情報を読み取る。同時に、感
光体10を一定速で回転し、その回転とともに、まず帯
電装置11で該感光体10の周面を一様に帯電する。
【0012】次いで、読み取り内容に応じてレーザ書込
み装置12からレーザ光Lを照射して光書込みを行い、
該感光体10の周面に静電潜像を形成する。それから、
感光体10の下方に設ける現像装置13の現像スリーブ
19で二成分現像剤のトナーを付着してその静電潜像を
可視像化し、感光体10上に読み取り内容に応じた画像
を形成する。
【0013】一方、用紙20は、図示しない給紙カセッ
ト内から送り出して用紙搬送路に導き、先端を不図示の
一対のレジストローラ間に突き当てて止める。そして、
上記感光体10上に形成した画像にタイミングを合わせ
てそれらのレジストローラを回転し、用紙20を感光体
10の図中下側へと搬送する。
【0014】続いて、その感光体10の図中下側へと送
り込まれた用紙20に、上述のごとく感光体10上に形
成した画像を、転写装置15で転写する。そして、画像
転写後の用紙20を不図示の定着装置へと搬送してたと
えば熱と圧力とを加えてその転写画像を定着し、図示し
ない排紙路を通して排紙スタック部へと排出し、コピー
を終了する。
【0015】一方、画像転写後の感光体10は、その回
転とともに、その表面を除電装置16で除電し、次いで
表面に押し当てるクリーニングブレード21で、画像転
写後に該感光体10上に残留する残トナーをせき止め除
去し、クリーニング装置17で感光体10の周面を清掃
する。
【0016】その後、感光体10の周面には、潤滑剤塗
布手段18で、後述のごとく潤滑剤を塗布し、再使用に
備える。
【0017】ところで、トナー濃度検出手段である反射
濃度センサ14は、感光体10表面に光を当ててその反
射光を受け、その光の強さと反比例することからトナー
濃度を検出するものであり、その出力値を計算手段22
へと入力する。計算手段22は、その出力値を制御手段
23へと入力する。制御手段23は、計算手段22の出
力値に基づき潤滑剤塗布手段18の動作を制御する。
【0018】潤滑剤塗布手段18は、たとえば図2に示
すように、薄くて横長の箱型のホルダ30を感光体10
の軸線に沿って配置し、片側の開口30aを感光体10
に向けて径方向に傾けて設け、そのホルダ30内奥にソ
レノイド31を備え、その作動棒32の先端に設ける取
付板33に固形の潤滑剤34をたとえば接着で取り付け
てなる。そして、ソレノイド31と取付板33との間に
圧縮コイルばね35を設け、常時はその圧縮コイルばね
35で付勢して潤滑剤34を感光体10の表面に押し当
てる一方、制御手段23から信号を受けたときソレノイ
ド31を駆動して圧縮コイルばね35に抗して作動棒3
2を引き込み、その押し当てを解除してなる。
【0019】なお、図2に示す潤滑剤塗布手段18で
は、潤滑剤34を感光体10の表面に直接押し当てた。
しかし、たとえば図3に示すように、潤滑剤34と感光
体10との間にブラシローラ36を設け、そのブラシロ
ーラ36を介して潤滑剤34を感光体10の表面に塗布
するようにしてもよい。
【0020】もちろん、この発明で用いる潤滑剤塗布手
段18は、図2や図3で示すようなものに限定されるも
のではなく、制御手段23からの信号を受けてソレノイ
ド31等の駆動手段を駆動することにより、感光体10
に潤滑剤34を押し当てまたはその押し当てを解除し得
るようなものであればよい。
【0021】さて、この発明による電子写真式画像形成
装置では、電源ON時や一定プリント枚数ごとや一定時
間ごとなどに、感光体10の表面に潤滑剤を塗布する。
図示実施の形態では、その潤滑剤34を塗布するとき、
図4のフローチャートで示す画像補償モードをスタート
する。
【0022】まずS1で、現在潤滑剤34を塗布してい
るかどうか、判断する。塗布しているときは、そのまま
塗布動作を継続する。塗布していないときは、S2に進
み、制御手段23から信号を発してソレノイド31を駆
動し、感光体10に潤滑剤34を押し当てて塗布動作を
開始する。
【0023】次にS3で、引き続き感光体10の回転を
継続しながら帯電・書込み・現像を行い、上述した反射
濃度センサ14で検出できる感光体10上位置に、ハー
フパターンでたとえば10mm×10mmの正方形の検査パ
ターン画像を形成する。図5(A)は、感光体10の副
走査方向位置と書込み終了後の感光体10上の電位パタ
ーンVdとの関係を、現像バイアス電位Vbとともに示す
関係図である。この関係図から判るとおり、感光体10
上に副走査方向に長さがLの検査パターン画像を形成す
る。
【0024】図5(B)は、感光体10の副走査方向位
置と現像終了後の感光体10上のトナー付着量との関係
を示す関係図である。この関係図から判るとおり、検査
パターン画像の副走査方向上流の前端部領域Bのトナー
付着量は一定であるが、下流の後端部領域Cのトナー付
着量は徐々に減少している。これは、前述したとおり、
この実施の形態のレーザ複写機のように二成分現像剤を
用いる現像装置を使用する場合には、濃度の薄い一様の
濃さでハーフトーン画像を形成するとき、磁気ブラシの
回転にともないその画像後端部のトナーが掻き取られ、
いわゆるハーフトーン後端カスレ(または「ハーフトー
ン後端白抜け」ともいう)を生ずるからである。
【0025】続いて、S4では、感光体10上に形成し
たその検査パターン画像に光を当て、そのトナー濃度を
反射濃度センサ14で検出する。図5(C)は、感光体
10の副走査方向位置と反射濃度センサ14のセンサ出
力値との関係を示す関係図である。この関係図から判る
とおり、センサ出力値は、検査パターン画像の前端部領
域Bでは一定であるが、後端部領域Cでは徐々に大きく
なる。
【0026】そこで、この発明による電子写真式画像形
成装置では、S5で、反射濃度センサ14のセンサ出力
値を計算手段22に入れ、その計算手段22で検査パタ
ーン画像の後端部のカスレの程度を計算する。つまり、
反射濃度センサ14のセンサ出力値からセンサ出力値が
一定である前端部領域Bの時間tを得、感光体10の線
速をVsoとすると、前端部領域Bの長さがVso・tとな
ることから、後端部領域Cの長さすなわちカスレの長さ
Xを、式 X=L−Vso・t から求める。
【0027】次いで、S6で、その計算手段22の計算
結果Xを制御手段23に入れ、基準値Xoと比較する。
そして、XがXoに等しいかそれより大きいときは、S
7に進み、次回の潤滑剤塗布時期まで潤滑剤の塗布動作
を停止する。XがXoより小さいときは、そのまま潤滑
剤の塗布を継続する。つまり、計算手段22の出力値に
基づき制御手段23で潤滑剤塗布手段18の動作を制御
する。ここで、基準値Xoは、人の目で見たとき、カス
レが判らないもっとも大きな値とする。
【0028】そして、この画像補償モードを実行するこ
とによって、感光体10表面の摩擦係数μが経時的に変
化したとしても、ハーフトーン画像の後端カスレを常に
最小限に抑えることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1に記載の発明に
よれば、実際に像担持体上にハーフトーン画像を形成
し、その画像の後端部のカスレの程度を計算して潤滑剤
塗布手段の動作を制御することから、感光体表面の摩擦
係数の変化に応じて調和をとって、潤滑剤の塗布のし過
ぎによるハーフトーン後端カスレを防止しながら、併せ
て潤滑剤不足による画像の白抜けを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子写真式画像形成装置の一実
施の形態であるレーザ複写機におけるその要部の概略構
成図である。
【図2】そのレーザ複写機で用いる潤滑剤塗布手段の設
置状態を感光体の一部とともに断面図である。
【図3】潤滑剤塗布手段の他例を示す断面図である。
【図4】前記レーザ複写機における画像補償モードのフ
ローチャートである。
【図5】感光体の副走査方向位置と、(A)は書込み終
了後の感光体上の電位パターンVdとの関係を、現像バ
イアス電位Vbとともに示す関係図、(B)は現像後の
感光体上のトナー付着量との関係図、(C)は反射濃度
センサのセンサ出力値との関係を示す関係図である。
【符号の説明】
10 感光体(像担持体) 14 反射濃度センサ(トナー濃度検出手段) 18 潤滑剤塗布手段 22 計算手段 23 制御手段 34 潤滑剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑
    剤塗布手段と、 前記像担持体上にハーフトーンで形成した検査パターン
    画像のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、 そのトナー濃度検出手段の出力値から前記検査パターン
    画像の後端部のカスレの程度を計算する計算手段と、 その計算手段の出力値に基づき前記潤滑剤塗布手段の動
    作を制御する制御手段と、 を備えてなる、電子写真式画像形成装置。
JP8353157A 1996-12-16 1996-12-16 電子写真式画像形成装置 Pending JPH10177324A (ja)

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JP8353157A JPH10177324A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 電子写真式画像形成装置

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JP8353157A JPH10177324A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 電子写真式画像形成装置

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JP (1) JPH10177324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363237B1 (en) * 1998-11-12 2002-03-26 Ricoh Company, Ltd. Unit for imparting lubricity to electrophotographic photoconductor, electrophotographic image formation apparatus including the unit, and image formation method using the apparatus
JP2011007971A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363237B1 (en) * 1998-11-12 2002-03-26 Ricoh Company, Ltd. Unit for imparting lubricity to electrophotographic photoconductor, electrophotographic image formation apparatus including the unit, and image formation method using the apparatus
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