JPH10177156A - 感光性フィルム及びその製造方法、及び感光性フィルムを適用した立体表示装置及びその製造方法 - Google Patents

感光性フィルム及びその製造方法、及び感光性フィルムを適用した立体表示装置及びその製造方法

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JPH10177156A
JPH10177156A JP8338790A JP33879096A JPH10177156A JP H10177156 A JPH10177156 A JP H10177156A JP 8338790 A JP8338790 A JP 8338790A JP 33879096 A JP33879096 A JP 33879096A JP H10177156 A JPH10177156 A JP H10177156A
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JP
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film
photosensitive film
photosensitive
liquid crystal
display device
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JP8338790A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishiguchi
憲治 西口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顔の傾きや両眼の位置の制限が大幅に緩和され
る立体画像表示装置を実現させ得る感光性フィルムを提
供する。 【解決手段】感光性フィルム1は、分子が一軸方向又は
二軸方向以上に配向している配向フィルム2に、感光性
樹脂層3を積層したものである。この感光性フィルム1
を液晶表示素子に適用する場合、2枚の感光性フィルム
1を液晶パネルに重ねてパターニングし、右目から見る
各絵素に重なるそれぞれの配向フィルム片の光学軸方向
と、左目から見る各絵素に重なるそれぞれの配向フィル
ム片の光学軸方向を相互に異ならせる。これらの光学軸
方向と液晶パネルの偏光板による偏光の方向を適宜に設
定すれば、所定の眼鏡を掛けて表示パネルを見たとき
に、立体視が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立体表示装置に
好適な感光性フィルム及びその製造方法、及び感光性フ
ィルムを適用した立体表示装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】立体表示装置は、近年のバーチャルリア
リティ技術の発展に伴い、高精度な立体表示特性が求め
られている。映像が立体的に表示されることにより、臨
場感あふれる表示が行えるだけでなく、医療分野におけ
る手術技術を向上させるための、あるいは航空機及び自
動車等の運転技術を向上させるためのシミュレーション
において、実際の状態に近い画像を提供することができ
る。したがって、この様な分野において、優れた立体表
示性能を有する立体表示装置の早急な開発が求められて
いる。
【0003】従来、この種の立体表示装置としては、例
えば表示画面上に、右目から見る映像と左目から見る映
像を高速で交互に表示し、この表示画面上の映像の切り
替えに同期して、眼鏡の左右のシャッターを交互に開閉
すると言うものであり、右目から見る映像が表示されて
いるときに、右目のシャッターを開き、左目から見る映
像が表示されているときに、左目のシャッターを開くこ
とによって、立体視を可能にする。
【0004】また、他の立体表示装置としては、偏光板
を利用したものがある。ここでは、表示画面上の各絵素
を右目から見るものと左目から見るものとに分け、右目
から見る各絵素に各第1偏光板を重ねると共に、左目か
ら見る各絵素に各第2偏光板を重ね、また眼鏡の左右に
も2枚の偏光板を設けており、右目から見る各絵素→該
各絵素の各第1偏光板→眼鏡の右目の偏光板と言う経路
を通じて、該各絵素を見ると共に、左目から見る各絵素
→該各絵素の各第2偏光板→眼鏡の左目の偏光板を通じ
て、該各絵素を見ることにより、立体視を可能にする。
【0005】この表示画面上の各絵素に重なる各第1偏
光板及び各第2偏光板は、例えば偏光フィルムによって
具体化される。この偏光フィルムを適用することによっ
て、右目から見る各絵素と左目から見る各絵素の配列パ
ターンに対応して、各第1偏光板及び各第2偏光板を配
列し形成することができる(特開平7−5325号公
報)。
【0006】更に、別の立体装置として、レンチキュラ
板を利用したものがある。この装置では、図7に示す様
に液晶パネル101上にレンチキュラ板102を重ね、
右目から見る各絵素列103Rと左目から見る各絵素列
103Lを交互に縦縞状に配列したものであり、レンチ
キュラ板102の前方で、右目画像103Riと左目画
像103Liを両眼の間隔を置いて結像させる。これら
の右目画像103Riと左目画像103Liが右目と左
目に入射すると、立体視が可能となる(特開平3−65
943号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各装置のうちの眼鏡の左右のシャッターを交互に開
閉するものは、各シャッターを高速で交互に開閉させる
ので、眼鏡の構造が複雑となり、また表示画面上の左右
の目から見る各映像の切り替えと、眼鏡の左右のシャッ
ターの開閉を同期させねばならず、装置の規模が大きく
なって、装置が複雑化し、コストの低減が困難であっ
た。
【0008】また、偏光板を利用したものの場合、表示
画面と眼鏡間が直線偏光であるため、右目から見る絵素
の第1偏光板による偏光方向と眼鏡の右目の偏光板によ
る偏光方向を一致させると共に、左目から見る絵素の第
2偏光板による偏光方向と眼鏡の左目の偏光板による偏
光方向を一致させねばならず、両者の一致が成立しなけ
れば、右目から見る絵素と左目から見る絵素の区別が無
くなり、右目画像と左目画像の識別が困難となる。この
ため、例えば眼鏡を掛けた顔を少しでも傾けると、立体
視が困難となる。
【0009】更に、レンチキュラ板を利用したものの場
合、液晶パネル101の各絵素列103R,103L間
に、ブラックマトリクス104と称する遮光部を配して
いるので、各絵素列103R,103LのピッチをMと
し、人間の両眼の距離を65mmとすると、立体視が可
能な目の移動範囲は、図7に示す様に各絵素列103
R,103Lの各画像103Ri,103Liの中心に対
して65×M/Lの範囲となり、この範囲を越えて、頭
を少しでも移動させると、ブラックマトリクス104の
画像104iが視野に入り、立体視が不可能となる。
【0010】そこで、この発明の課題は、この様な従来
技術の課題を解決するものであって、簡単な構造であり
ながら、顔の傾きや両眼の位置の制限が大幅に緩和され
る立体画像表示装置を実現させ得る感光性フィルム及び
その製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、この発明の感光性フィルムは、分子が一軸方
向又は二軸方向以上に配向している配向フィルムに、感
光性樹脂層を積層してなる。
【0012】この様な感光性フィルムの配向フィルム
は、その分子が一軸方向又は二軸方向以上に配向してい
るので、複屈折特性を示して、光学軸を有し、この配向
フィルムを通過すると、光の位相が変化する。
【0013】この感光性フィルムを例えば液晶パネルの
偏光板に貼着してから、この感光性フィルムの感光性樹
脂層にフォトマスクを重ねて露光し、この感光性樹脂層
を現像してから、この感光性フィルムをエッチングすれ
ば、配向フィルムをパターニングすることができる。
【0014】この様な手順に準じて、感光性フィルムの
光学軸方向を1つの方向に向けた状態で、この感光性フ
ィルムを液晶パネルに貼着してから、この感光性フィル
ムをパターニングし、液晶パネルにおける右目から見る
各絵素に、それぞれの配向フィルム片を重ね、この後に
別の感光性フィルムの光学軸方向を別の方向に向けた状
態で、この感光性フィルムを液晶パネルに貼着してか
ら、この感光性フィルムをパターニングし、液晶パネル
における左目から見る各絵素に、それぞれの配向フィル
ム片を重ねる。
【0015】これによって、右目から見る各絵素に重な
るそれぞれの配向フィルム片の光学軸方向と、左目から
見る各絵素に重なるそれぞれの配向フィルム片の光学軸
方向を相互に異ならせることができる。この場合、これ
らの光学軸方向と液晶パネルの偏光板による偏光の方向
を適宜に設定すれば、右目から見る各絵素の光は、偏光
板を通過して直線偏光となった後、更に各配向フィルム
を通過して例えば時計回りの円偏光となり、また左目か
ら見る各絵素の光は、偏光板を通過して直線偏光となっ
た後、更に各配向フィルムを通過して反時計回りの円偏
光となる。
【0016】一方、眼鏡の左右に各偏光板を設け、これ
らの偏光板にそれぞれの配向フィルムを割り当て、上記
液層パネルと同様に、これらの配向フィルムの光学軸方
向を該各偏光板の偏光方向に対して適宜に設定して、こ
れらの配向フィルムを貼着しておく。これによって、例
えば時計回りの円偏光は、右目側の配向フィルムを通過
して直線偏光となった後、更に偏光板を通過して右目に
入り、また反時計回りの円偏光は、左目側の配向フィル
ムを通過して直線偏光となった後、更に偏光板を通過し
て左目に入る。
【0017】この眼鏡を通して液晶パネルの表示画面を
見ると、右目から見る各絵素の光は、液晶パネルの偏光
板(直線偏光となる)→該各絵素の各配向フィルム(時
計回りの円偏光となる)→眼鏡の右目の配向フィルム
(直線偏光となる)→右目側の偏光板と言う経路で右目
に入る。また、左目から見る各絵素の光は、液晶パネル
の偏光板(直線偏光となる)→該各絵素の各配向フィル
ム(反時計回りの円偏光となる)→眼鏡の左目側の配向
フィルム(直線偏光となる)→左目側の偏光板と言う経
路で左目に入る。
【0018】右目側及び左目側では、液晶パネルから眼
鏡に至るまでの間で、時計回りの円偏光及び反時計回り
の円偏光と言う相違があり、このために右目及び左目の
うちの一方に入るべき円偏光が他方の配向フィルム及び
偏光板を通じて他方の目に入ることはない。これによっ
て、液晶パネルによる立体視が可能となる。
【0019】また、液晶パネルから眼鏡に至るまでの間
は、円偏光であるから、眼鏡を掛けた顔を傾けても、上
記右目側の経路と左目側の経路が交錯したり、遮断され
ることがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面を参照して説明する。
【0021】図1は、この発明の感光性フィルムの一実
施形態を示す。同図に示す様に、この実施形態の感光性
フィルム1は、分子が一軸方向又は二軸方向以上に配向
している配向フィルム2に、感光性樹脂層3を積層した
ものである。
【0022】配向フィルム2は、ポリビニルアルコー
ル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エステル(高分子液晶)、ポリスチレン、ポリカーボネ
ート、ポリスルフォン、ポリアリレート、ポリエーテ
ル、エーテルケトン、ポリイミド等の高分子からなり、
延伸処理、射出成形、及び押出成形等によって、その分
子が一軸方向又は二軸方向以上に配向されたものであ
る。
【0023】こうして分子が一軸方向又は二軸方向以上
に配向された配向フィルム2は、複屈折特性を示して、
光学軸を有し、ここを通過する光の位相が変化する。
【0024】例えば、この感光性フィルム1をクロスニ
コルに配置した2枚の偏光板に挟持すると、この感光性
フィルム1を挟まない場合と比較して、2枚の偏光板を
透過する光の量が多いことがわかった。この結果は、配
向フィルム2にリタデーションが有ることを示唆してい
る。
【0025】感光性樹脂層3は、一般にフォトレジスト
と呼ばれている樹脂や光重合性樹脂等が好適であって、
これらをスピンコート法、あるいはロールコート法等に
よって配向フィルム2に塗布して積層する。
【0026】なお、必要であれば、感光性樹脂層3の乾
燥や膨潤を防ぐと共に、感光性樹脂層3を接着させない
で感光性フィルム1をロール状に巻き取るために、高分
子フィルム、高分子シート、及び紙等のラミネートフィ
ルムによって感光性樹脂層3の表面を覆っても良い。
【0027】また、配向フィルム2の下面(感光性樹脂
層3が積層されていない面)に、粘着層や接着層を積層
しても良い。これによって、この感光性フィルム1をガ
ラス基板や偏光板に容易に貼着することができる。
【0028】更に、配向フィルム2の下面にベースフィ
ルムを重ね合わせ、感光性フィルム1をラミネートフィ
ルムとベースフィルム間に挟み込んでも構わない。
【0029】この様な感光性フィルム1は、図2に示す
様な手順でパターニングすることができる。
【0030】まず、図2(a)に示す様に感光性フィル
ム1の感光性樹脂層3に、フォトマスク4を重ねて露光
してから、図2(b)に示す様に感光性樹脂層3を現像
する。
【0031】この後、図2(c)に示す様に、感光性樹
脂層3を溶解せず、かつ配向フィルム2を溶解する様な
溶剤によって、この配向フィルム2をエッチングし、こ
の配向フィルム2をパターニングする。
【0032】この様な手順によって、所望のパターンの
配向フィルム2を得ることができる。
【0033】次に、この感光性フィルム1の製造方法に
ついて述べる。
【0034】まず、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル(高分
子液晶)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリスル
フォン、ポリアリレート、ポリエーテル、エーテルケト
ン、ポリイミド等の高分子材料を加熱し、Tダイキャス
ト成型法、溶融押出法、射出成形法等によって、原反フ
ィルムを作製する。
【0035】なお、この原反フィルムの材料にスペーサ
を混入しても良い。この場合、液晶パネルの各基板の間
隔を保持するときにも、この感光性フィルム1を適用す
ることができる。また、スペーサが感光性フィルム1の
配置部分だけに偏在することになるので、スペーサを各
基板間の全体に散布することと比較すると、スペーサに
よる液晶の配向不良を減少させることができる。
【0036】次に、必要に応じて原反フィルムを予熱し
た後、テンター等によってMDあるいはTD方向への一
軸延伸、あるいは同時二軸延伸、逐次二軸延伸等の延伸
を該原反フィルムに施し、配向フィルム2を作製する。
必要であれば、この配向フィルム2を熱固定ゾーンと冷
却ゾーンに通しても良い。
【0037】次に、感光性樹脂をスピンコート法及びロ
ールコート法等によって、配向フィルム2上に塗布し、
感光性樹脂層3を積層する。この感光性樹脂としては、
フォトレジストと称される樹脂や光重合性樹脂であれ
ば、いずれも好適である。
【0038】この後、必要に応じて、感光性樹脂層3を
例えばポリエチレンフィルムや紙等のラミネートフィル
ムによって覆っても良い。
【0039】次に、上記実施形態の感光性フィルム1を
更に具体化した一実施例について述べる。
【0040】この実施例の感光性フィルムは、次の様な
手順で作製する。まず、ポリアミド系樹脂、例えばポリ
リジン(スチレン換算重量平均分子量30000)を溶
融押出法によって成形し、原反フィルムを作製する。
【0041】次に、この原反フィルムに対して、テンタ
ー等を用いてTD方向に3倍の延伸処理を施し、これに
よって配向フィルムを作製する。引き続いて、この配向
フィルムを60℃の熱固定ゾーン及び40℃の冷却ゾー
ンに通す。このとき、延伸処理時間に対して、熱固定ゾ
ーンを1.3倍、冷却ゾーンを0.5倍の処理時間に設定
する。
【0042】この配向フィルム上に、フォトレジストで
あるOFPR−800(東京応化製)をスピンコート法
により塗布し、感光性樹脂層を形成する。この塗布を回
転数3000rpmで行ったところ、感光性樹脂層の厚
みが2μmとなった。
【0043】こうして作製した感光性フィルムのリタデ
ーションを自動複屈折計(新王子製紙社製のKOBRA
−21ADH)によって測定すると、その値が550n
mであることが分かった。
【0044】次に、この発明の立体表示装置、つまり上
記実施形態の感光性フィルム1を液晶表示素子の液晶パ
ネルに適用してなる立体表示装置の一実施形態を説明す
る。
【0045】図3は、この立体表示装置の一実施形態を
示している。同図において、各基板11,12は、透明
なガラスあるいはプラスティック等からなり、各基板1
1,12の外面に各偏光板13,14を積層し、更に上側
の偏光板14上に光軸方向分布層15を積層している。
【0046】各基板11,12の内面には、相互に交差
する帯状の各透明電極16,17を形成しており、更に
各透明電極16,17上に電気絶縁膜及び配向膜(図示
せず)を必要に応じて積層している。
【0047】各基板11,12の端部をシール材18を
介在させて封止して、これらの基板11,12を支持
し、これらの基板11,12の端部の注入口から液晶を
注入して、これらの基板11,12間に液晶を充填す
る。このとき、各基板11,12間には、必要に応じ
て、これらの基板11,12のギャップを保持するスペ
ーサ19を配しても構わない。
【0048】なお、この実施形態の立体表示装置の液晶
パネルに用いられる基板材料は、特に限定されるもので
なく、光を透過する透明の固体であれば、どの様な材質
のものでも適用することができる。また、一方の基板が
透明であれば、他方の基板に透明でない金属膜等を設け
ても良い。
【0049】この様な構成において、帯状の各透明電極
16,17の各交差部位には、各絵素が形成され、これ
らの交差部位毎に、各透明電極16,17間の電圧を適
宜に制御して、これらの交差部位の液晶の状態を制御す
る。これによって、各交差部位毎に、下側の偏光板13
を透過した直線偏光の偏光方向を変化させ、これらの交
差部位の直線偏光が上側の偏光板14を透過する様にし
たり、これらの交差部位の直線偏光が偏光板14で遮断
される様にして、各絵素による表示を行う。
【0050】ところで、光軸方向分布層15は、後で詳
述する様に2枚の感光性フィルム1の各配向フィルム2
から形成されたものであり、各絵素のうちの右目から見
るものには、1方向に向けられた光学軸方向を有する配
向フィルム2を重ね、また左目から見る各絵素には、他
の方向に向けられた光学軸方向を有する配向フィルム2
を重ねている。
【0051】例えば、図4に示す様に右目から見る絵素
に重なる配向フィルム2の光学軸方向と、左目から見る
絵素に重なる配向フィルム2の光学軸方向は、相互に直
交し、偏光板14の偏光方向に対して45度だけそれぞ
れ傾いている。
【0052】この場合、右目から見る各絵素の光は、偏
光板14を通過して直線偏光となった後、更に各配向フ
ィルム片を通過して例えば時計回りの円偏光となり、ま
た左目から見る各絵素の光は、偏光板を通過して直線偏
光となった後、更に各配向フィルム片を通過して反時計
回りの円偏光となる。
【0053】一方、この立体表示装置を見るには、眼鏡
を必要とする。この眼鏡は、その左右に各偏光板を設
け、これらの偏光板にそれぞれの配向フィルム2を割り
当て、この立体表示装置の液晶パネルと同様に、これら
の配向フィルム2の光学軸方向を該各偏光板の偏光方向
に対して逆方向に45度ずつ傾けて、これらの配向フィ
ルム2を貼着しておく。これによって、例えば時計回り
の円偏光は、右目側の配向フィルム2を通過して直線偏
光となった後、更に偏光板を通過して右目に入り、また
反時計回りの円偏光は、左目側の配向フィルム2を通過
して直線偏光となった後、更に偏光板を通過して左目に
入る。
【0054】この眼鏡を通して液晶パネルを見ると、右
目から見る各絵素の光は、液晶パネルの偏光板14(直
線偏光となる)→該各絵素の各配向フィルム片(時計回
りの円偏光となる)→眼鏡の右目の配向フィルム2(直
線偏光となる)→右目側の偏光板と言う経路で右目に入
る。また、左目から見る各絵素の光は、液晶パネルの偏
光板14(直線偏光となる)→該各絵素の各配向フィル
ム片(反時計回りの円偏光となる)→眼鏡の左目側の配
向フィルム2(直線偏光となる)→左目側の偏光板と言
う経路で左目に入る。
【0055】右目側及び左目側では、液晶パネルから眼
鏡に至るまでの間で、時計回りの円偏光及び反時計回り
の円偏光と言う相違があり、このために右目及び左目の
うちの一方に入るべき円偏光が他方の配向フィルム2及
び偏光板を通じて他方の目に入ることはない。これによ
って、液晶パネルによる立体視が可能となる。
【0056】また、液晶パネルから眼鏡に至るまでの間
は、円偏光であるから、眼鏡を掛けた顔を傾けても、右
目側の経路と左目側の経路が遮断されたり、交錯するこ
とがない。
【0057】なお、右目から見る各絵素の配列パター
ン、及び左目から見る各絵素の配列パターンは、液晶パ
ネル上で、交互に縦縞を描いたり、格子を描いていれば
良く、要するに右目から見る1つ又は複数の絵素の配列
パターンと、左目から見る1つ、又は複数の絵素の配列
パターンが相互に均等であって、かつ対称性を有してい
れば良い。
【0058】また、この様な眼鏡を掛けなければ、二次
元の画像を観察することができる。
【0059】更に、この実施形態においては、単純マト
リクス駆動により表示が行われるTNモードの液晶表示
素子について説明したが、これら以外の駆動方法と表示
モードの組み合わせの液晶表示素子にも、この発明の立
体表示装置を適用することができる。例えば、TFT
(Thin Film Transistor)やMIM(Metal InsulatorM
etal)等を用いたアクティブ駆動等により表示が行われ
る液晶表示素子にも適用することができ、駆動方法につ
いては限定されない。また、カラーフィルターやブラッ
クマトリクスを形成してカラー表示を行うこともでき
る。また、TNモード以外にSTNモード、FLCモー
ド、ECBモード、光錯乱モード等に用いられる液晶を
挟持した液晶パネルを用いた立体表示装置にも同様に適
用することができ、透過型液晶パネル及び反射型液晶パ
ネルのいずれを用いた立体表示装置にも適用することが
できる。
【0060】次に、この立体表示装置の製造方法につい
て述べる。
【0061】まず、各基板11,12上に、例えばスパ
ッタ法によって厚み700オングストロームのITO膜
を堆積し、帯状の各透明電極16,17を形成する。各
基板11,12としては、少なくとも1方の基板が光を
透過する透明材料であれば、どの様な材質のものでも適
用することができ、ガラス、プラスティックフィルム等
が挙げられる。また、一方の基板が透明であれば、他方
の基板には透明でない金属膜等を設けた基板であっても
良い。
【0062】次に、必要であれば、各透明電極16,1
7を覆う様に、例えばスパッタ法によって各電気絶縁膜
を形成する。更に、必要であれば、それらの上に各配向
膜を形成し、これらの配向膜に対して、ナイロン布等に
よってラビング処理を行う。
【0063】この様にして各基板11,12を加工した
後、これらの基板11,12上の各透明電極16,17が
相互に直交する様に、これらの基板11,12を対向配
置し、これらの基板11,12の端部に注入口を形成し
て、これらの基板11,12の端部をシール材を介在さ
せて貼り合わせる。このとき、必要に応じて、スペーサ
を各基板11,12間に散布しても構わない。
【0064】この後、各基板11,12の端部の注入光
より、液晶を注入する。
【0065】この液晶としては、周知のTNモード、S
TNモード、ECBモード、強誘電性液晶表示モード、
光錯乱モード等の液晶表示素子に適用される液晶材料の
いずれでも良い。例えば、カイラル材S−811(メル
ク社製)を0.3パーセント混入したZLI−4792
(メルク社製)を適用することができる。また、注入に
際しては、公知の真空注入法を用い、温度約25℃、湿
度約20パーセントの環境下で注入する。
【0066】この後、各基板11,12の端部の注入口
を紫外線硬化樹脂によって封止する。あるいは、二液混
合系接着剤、瞬間接着剤、可視光硬化樹脂等によって封
止しても構わない。
【0067】次に、こうして対向配置された各基板1
1,12の外面に、各偏光板13,14を貼着する。そし
て、上側の偏光板14の上面に、感光性フィルム1の光
軸方向を所定の方向に向けた状態で、この感光性フィル
ム1を貼着する。
【0068】その貼着方法は、まず、必要であれば、基
板12を60℃で予熱し、感光性フィルム1の配向フィ
ルム2にベースフィルムを貼り合わせている場合には、
このベースフィルムを剥がしながら、この感光性フィル
ム1を80℃に加熱し、4kg/cm2 の圧力を加えつ
つ、1.5m/分の速度で、この感光性フィルム1を熱
圧着する。
【0069】また、これ以外の方法、例えば接着剤や光
硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂等によって感光性フィルム
1を貼着しても良い。
【0070】こうして感光性フィルム1を貼着した後、
感光性フィルム1にフォトマスクを重ねて露光し、感光
性フィルム1の感光性樹脂層3にラミネートフィルムを
貼り合わせている場合には、このラミネートフィルムを
剥がしてから、現像液によって現像処理を行う。
【0071】この後、感光性樹脂層3を溶解せず、かつ
配向フィルム2を溶解する様な溶剤によって、この配向
フィルム2をエッチングし、右目から見る各絵素のみに
各配向フィルム片を重ねる。
【0072】更に、もう1枚の他の感光性フィルム1の
光軸方向を先の感光性フィルム1の光軸方向と直交させ
た状態で、この他の感光性フィルム1を貼着し、先と同
様の手順で、この他の感光性フィルム1の配向フィルム
をパターニングして、左目から見る各絵素のみに各配向
フィルム片を重ねる。
【0073】これによって、右目から見る各絵素に重な
り、1方向の光学軸方向を有する各配向フィルム片と、
左目から見る各絵素に重なり、先の1方向とは直交する
光学軸方向を有する各配向フィルム片からなる光軸方向
分布層15が形成される。
【0074】ここで、感光性フィルム1として、上記実
施例に示すもの、つまりポリリジンのフィルムを延伸し
た配向フィルムに、OFPR−800(東京応化工業
製)を感光性樹脂層として塗布してなるものを適用する
場合には、感光性樹脂層に対する露光量は、80〜16
0mJ/cm2 で良い。感光性樹脂層の現像液としてD
E−3(東京応化工業製)を用い、感光性樹脂層3を溶
解せず、かつ配向フィルム2を溶解する溶剤として5パ
ーセントの塩酸水溶液を用いる。感光性樹脂層の剥離
は、2パーセント水酸化ナトリウム水溶液によって行
う。
【0075】図5は、この発明の立体表示装置の他の実
施形態を示している。なお、同図において、図3と同様
の作用を果たす部位には同じ符号を付する。
【0076】ここでは、図3に示す装置における各偏光
板13,14の代わりに、各偏光フィルム21,22を適
用し、光軸方向分布層15の位置を変更し、この光軸方
向分布層15を各透明電極16,17間の各絵素に接近
させている。また、光は、上側の基板12から入射する
ものとする。
【0077】基板11上には、光軸方向分布層15及び
偏光フィルム21を重ね、また基板12上には、偏光フ
ィルム22を重ねている。偏光フィルム21及び基板1
2の内面には、相互に交差する帯状の各透明電極16,
17を形成しており、更に各透明電極16,17上に電
気絶縁膜及び配向膜(図示せず)を必要に応じて積層し
ている。
【0078】各基板11,12の端部をシール材18を
介在させて封止して、これらの基板11,12を支持
し、これらの基板11,12間に液晶を充填する。
【0079】なお、偏光フィルム21だけでなく、偏光
フィルム22も各基板11間に配置しても構わない。こ
の場合、偏光フィルム22を基板12と各透明電極17
間、各透明電極17と液晶層間、基板12と配向膜間等
に配置する。
【0080】光軸方向分布層15は、2枚の感光性フィ
ルム1の各配向フィルム2から形成されたものであり、
図6に示す様に右目から見る絵素に重なる配向フィルム
2の光学軸方向と、左目から見る絵素に重なる配向フィ
ルム2の光学軸方向は、相互に直交し、偏光フィルム2
1の偏光方向に対して45度だけそれぞれ傾いている。
【0081】この様な構成の立体表示装置においても、
図3の装置と同様に、左右に各偏光板を設け、これらの
偏光板にそれぞれの配向フィルム2を貼着した眼鏡を必
要とし、この眼鏡を掛けることによって、立体視が可能
となる。
【0082】また、ここでは、偏光フィルム21並びに
光軸方向分布層15を各基板11,12間に配置してい
るので、液晶層を透過した光は、等方層である基板11
を通過する以前に、偏光フィルム21を通過し、更に複
屈折特性を有する配向フィルム2を通過して、偏光方向
を左右で異ならせるので、等方層による偏光への影響が
緩和され、先の眼鏡を掛けた観察者がより明確に左右の
画像を識別することができ、迫力ある立体像を観察する
ことができる。
【0083】なお、右目から見る各絵素の配列パター
ン、及び左目から見る各絵素の配列パターンは、液晶パ
ネル上で、交互に縦縞を描いたり、格子を描いていれば
良く、要するに右目から見る1つ又は複数の絵素の配列
パターンと、左目から見る1つ、又は複数の絵素の配列
パターンが相互に均等であって、かつ対称性を有してい
れば良い。
【0084】次に、この立体表示装置の製造方法につい
て述べる。
【0085】まず、基板11上に、一軸延伸した配向フ
ィルム2を有する感光性フィルム1を貼着する。この感
光性フィルム1としては、OFPR−800(東京応化
工業製)のポジ型の感光性樹脂層をポリリジンのフィル
ムに積層したものを用いる。
【0086】この感光性フィルム1をパターニングし
て、まず左目から見る各絵素に重なる各配向フィルム片
を形成するために、この感光性フィルム1をフォトマス
クを重ねて露光する。この露光量は、80〜160mJ
/cm2 である。この後、感光性フィルム1の感光性樹
脂層3を現像液DE−3(東京応化工業製)によって現
像し、5パーセントの塩酸水溶液によって配向フィルム
2をエッチングし、2パーセント水酸化ナトリウム水溶
液によって感光性樹脂層を剥離する。
【0087】同様に、もう1枚の他の感光性フィルム1
を貼着して、これをパターニングすることによって、右
目から見る各絵素に重なる各配向フィルム片を形成す
る。
【0088】この上に、偏光フィルム21を積層する。
このとき、左目から見る各絵素に重なる各配向フィルム
片の光学軸方向、右目から見る各絵素に重なる各配向フ
ィルム片の光学軸方向、及び偏光フィルム21の偏光方
向は、図6に示す通りである。
【0089】基板11の偏光フィルム21と、基板12
の上には、スパッタ法によって厚み700オングストロ
ームのITO膜を堆積し、帯状の各透明電極16,17
を形成する。各基板11,12としては、少なくとも1
方の基板が光を透過する透明材料であれば、どの様な材
質のものでも適用することができ、ガラス、プラスティ
ックフィルム等が挙げられる。また、一方の基板が透明
であれば、他方の基板には透明でない金属膜等を設けた
基板(ここでは基板12)であっても良い。
【0090】次に、各透明電極16,17を覆う様に、
必要であれば、例えばスパッタ法によって各電気絶縁膜
を形成する。更に、必要であれば、それらの上に各配向
膜を形成し、これらの配向膜に対して、ナイロン布等に
よってラビング処理を行う。
【0091】この様にして各基板11,12を加工した
後、これらの基板11,12上の各透明電極16,17が
相互に直交する様に、これらの基板11,12を対向配
置し、これらの基板11,12の端部に注入口を形成し
て、これらの基板11,12の端部をシール材を介在さ
せて貼り合わせる。このとき、必要に応じて、スペーサ
を各基板11,12間に散布しても構わない。
【0092】この後、各基板11,12の端部の注入光
より、液晶を注入する。
【0093】この液晶としては、周知のTNモード、S
TNモード、ECBモード、強誘電性液晶表示モード、
光錯乱モード等の液晶表示素子に適用される液晶材料の
いずれでも良い。例えば、カイラル材S−811(メル
ク社製)を0.3パーセント混入したZLI−4792
(メルク社製)を適用することができる。また、注入に
際しては、公知の真空注入法を用い、温度約25℃、湿
度約20パーセントの環境下で注入する。
【0094】この後、各基板11,12の端部の注入口
を紫外線硬化樹脂によって封止する。あるいは、二液混
合系接着剤、瞬間接着剤、可視光硬化樹脂等によって封
止しても構わない。
【0095】最後に、偏光フィルム22を基板12上に
貼着する。
【0096】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものでなく、多様に変形することができる。例え
ば、液晶パネルにおける感光性フィルム、偏光板並びに
偏光フィルムの積層位置、それぞれの枚数等を適宜に変
更し得る。
【0097】
【発明の効果】以上説明した様に、この発明の感光性フ
ィルムは、分子が一軸方向又は二軸方向以上に配向して
いる配向フィルムに、感光性樹脂層を積層したものであ
って、多様なパターニングを容易に行い得る。また、こ
の感光性フィルムの配向フィルムは、複屈折特性を有
し、この配向フィルムを通過すると、光の位相が変化す
る。この様な特性を利用して、立体表示装置を作製する
ことができ、この立体表示装置は、簡単な構造でありな
がら、顔の傾きや両眼の位置の制限が大幅に緩和される
と言う優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の感光性フィルムの一実施形態を示す
断面図
【図2】図1の感光性フィルムのパターニングの手順を
示しており、(a)は露光工程を示し、(b)は現像工
程を示し、(c)はエッチング工程を示し、(d)は剥
離工程を示す
【図3】この発明の立体表示装置の一実施形態を示す断
面図
【図4】図3の装置における配向フィルムと偏光板を拡
大して示す図
【図5】この発明の立体表示装置の他の実施形態を示す
断面図
【図6】図5の装置における配向フィルムと偏光板を拡
大して示す図
【図7】従来の立体表示装置を概略的に示す図
【符号の説明】
1 感光性フィルム 2 配向フィルム 3 感光性樹脂層 4 フォトマスク 11,12 基板 13,14 偏光板 15 光軸方向分布層 16,17 透明電極 18 シール材 19 スペーサ 21,22 偏光フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子が一軸方向又は二軸方向以上に配向
    している配向フィルムに、感光性樹脂層を積層した感光
    性フィルム。
  2. 【請求項2】 高分子シート、高分子フィルム又は紙に
    よって、少なくとも一方の面を覆った請求項1に記載の
    感光性フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のうちのいずれかに記載
    の感光性フィルムの製造方法において、 配向フィルムは、一軸方向又は二軸方向以上に延伸され
    ることにより形成される感光性フィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 複数の絵素を表示画面上に配列してなる
    立体表示装置において、 請求項1に記載の感光性フィルムによって表示画面を覆
    って、この表示画面に2つの光軸方向の領域が分布する
    層を形成し、これらの光軸方向の領域を該表示画面の各
    絵素に振り分けて重ねた立体表示装置。
  5. 【請求項5】 立体表示装置は、2枚の基板間に表示媒
    体を挟持し、これらの基板間に各絵素を形成した液晶パ
    ネルであって、 各基板の各面のうちの表示媒体側の少なくとも1面に、
    感光性フィルムを設けた請求項4に記載の立体表示装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の立体表示装置の製造方
    法において、感光性フィルムを基板の表面に圧着すべ
    く、この基板を予熱する工程と、 予熱された基板に感光性フィルムを押圧すると共に該感
    光フィルムと該基板を加熱して圧着させる工程とを含む
    立体表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100779111B1 (ko) * 2001-12-29 2007-11-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치용 배향막 형성방법

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KR100779111B1 (ko) * 2001-12-29 2007-11-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치용 배향막 형성방법

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