JPH10176674A - ポンプ作業機 - Google Patents

ポンプ作業機

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JPH10176674A
JPH10176674A JP35334996A JP35334996A JPH10176674A JP H10176674 A JPH10176674 A JP H10176674A JP 35334996 A JP35334996 A JP 35334996A JP 35334996 A JP35334996 A JP 35334996A JP H10176674 A JPH10176674 A JP H10176674A
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JP
Japan
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pump
load
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unloader
working machine
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Pending
Application number
JP35334996A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Ichihashi
重男 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Maruyama Manufacturing Co Ltd filed Critical Maruyama Manufacturing Co Ltd
Priority to JP35334996A priority Critical patent/JPH10176674A/ja
Publication of JPH10176674A publication Critical patent/JPH10176674A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Nozzles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポータブル洗浄機10において、ポンプ14のア
ンロード時のニサイクルエンジン12の出力過剰を防止す
る。 【解決手段】 圧力センサ22により検出したポンプ14の
吐出圧からポンプ14のアンロード状態を検出し、ポンプ
14のアンロード時では、圧縮抜き弁26を開にして、ニサ
イクルエンジン12の燃焼室38の圧力を排気口42へ逃が
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポータブル洗浄
機等のポンプ及びそれを駆動するエンジンを備えるポン
プ作業機に係り、詳しくはポンプの負荷変動に対しエン
ジンの出力を自動調節するポンプ作業機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】実開昭63−19046号公報のポンプ
作業機は、ポンプの負荷変動に対しエンジンの出力を自
動調節するために、アンローダの切替位置.に関係し
て、エンジンのガバナを制御し、ポンプのアンロード時
では、エンジン出力を低下させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、ガ
バナ以外の制御で作業中のポンプの負荷変動に対しエン
ジンの出力を自動調節するポンプ作業機を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のポンプ作業機
(10)は次の(a)〜(d)の要素を有している。 (a)ポンプ(14) (b)ポンプ(14)を駆動するエンジン(12) (c)ポンプ(14)の負荷を検出するポンプ負荷検出手段
(22,28) (d)ポンプ負荷検出手段(22,28)の検出に基づいてエ
ンジン(12)の燃焼室(38)と外部低圧空間(42)との接続を
介してポンプ(14)の減圧を制御するデコンプ手段(26)
【0005】エンジン(12)の燃焼室(38)はデコンプ手段
(26)により外部低圧空間(42)との接続を制御される。エ
ンジン(12)の燃焼室(38)の圧力は、デコンプ手段(26)に
より外部低圧空間(42)へ逃がされる程、低下し、結果、
エンジン(12)の出力が低減し、エンジン(12)及びポンプ
(14)の出力が低減する。ポンプ負荷検出手段(22,28)が
検出したポンプ負荷が小さいときには、エンジン(12)の
燃焼室(38)の圧力を、デコンプ手段(26)により逃がすこ
とにより、ポンプの負荷変動に対しエンジンの出力を自
動調節する。
【0006】この発明の他のポンプ作業機(10)によれ
ば、ポンプ負荷検出手段(22,28)はポンプ(14)の吐出圧
を検出する圧力センサ(22)である。
【0007】ポンプ(14)の吐出圧はポンプ(14)の負荷を
反映する。したがって、圧力センサ(22)によりポンプ(1
4)の負荷を検出することができる。
【0008】この発明の他のポンプ作業機(10)によれ
ば、アンローダ(16)はポンプ(14)の吐出側に配設され
る。ポンプ負荷検出手段(22,28)はアンローダ(16)の切
替位置を検出する切替位置検出手段(22,28)である。
【0009】ポンプ(14)の負荷はアンローダ(16)の切替
位置に関係して変化する。したがって、切替位置検出手
段(22,28)によりアンローダ(16)の切替位置を検出し
て、ポンプ(14)の負荷を検出することができる。
【0010】この発明の他のポンプ作業機(10)によれ
ば、切替位置検出手段(22,28)は、アンローダ(16)の複
数個の流出側ポートの内の1個からの流出流量を検出す
る流量センサ(28)である。
【0011】切替位置検出手段(22,28)は、ポンプ(14)
からの流体を流出させる流出側ポートを切替位置に応じ
て切替える。したがって、いずれか1個の流出側ポート
からの流出流量を検出することにより、アンローダ(16)
の切替位置を検出することができる。
【0012】この発明の他のポンプ作業機(10)によれ
ば、外部低圧空間(42)は、燃焼室(38)からの排気ガスを
導く排気通路(42)である。
【0013】排気通路(42)は、十分に圧力が低く、外部
低圧空間(42)として利用可能であるとともに、燃焼室(3
8)に近接していて、燃焼室(38)との接続が簡単である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明を
説明する。図1はポータブル洗浄機10の概略構成図であ
る。ニサイクルエンジン12及びポンプ14は所定の台部
(図示せず)に載置され、ポンプ14は、ニサイクルエン
ジン12からの回転動力により運転されて、図示していな
い給水タンクから吸入した水を吐出管路18へ吐出する。
周知構造のアンローダ16は、ポンプ14の近傍の吐出管路
18の個所に設けられ、ポンプ14の吐出口へ接続される流
入側ポートと、2個の流出側ポートとを備えている。吐
出管路18は、可撓性部分としてのホース部をアンローダ
16より下流側において備え、ノズル20を先端部に接続さ
れている。作業者は、ノズル20を把持しつつ、そのトリ
ガを操作して、ノズル20内蔵の開閉弁を開閉する。ノズ
ル20の閉時では、行き場を失った高圧水のために、アン
ローダ16のノズル20側の水圧が増大し、アンローダ16
は、切替位置を切替えて、流入側ポートを大気圧空間と
しての余水側ポートへ接続する。これにより、ポンプ14
の吐出口からの水は全量がアンローダ16のほぼ大気圧の
余水側ポートを介して給水タンク等へ放出され、ポンプ
14の吐出圧は十分に低下して、ポンプ14はアンロード状
態になる。これに対して、ノズル20が開かれると、アン
ローダ16のノズル20側の水圧は低下して、アンローダ16
は、流入側ポートを余水側ポートからノズル接続側ポー
トへ切替えて、ポンプ14の吐出口からの水を全量、ノズ
ル20側へ流す。これにより、ノズル20から高圧水が噴射
されるとともに、ポンプ14はロード状態になる。圧力セ
ンサ22は、ポンプ14の吐出口とアンローダ16との間の水
圧、すなわちポンプ14の吐出圧を検出する。電磁アクチ
ュエータ24は、圧力センサ22の出力を入力され、圧縮抜
き弁26を操作する。
【0015】ポンプ14の負荷が大きいとき程、ポンプ14
の吐出圧が高くなるので、圧力センサ22の出力からポン
プ14の負荷を検出することができる。また、アンローダ
16がロード位置にあるときは、アンローダ16からノズル
20側へ高圧水が流され、アンローダ16がアンロード位置
にあるときは、アンローダ16からノズル20側へは高圧水
は流されず、アンローダ16の余水側ポートから水が全
量、放出されるので、ノズル接続側ポート又は余水側ポ
ートからの水の流出流量よりポンプ14の負荷を検出する
ことができる。流量センサ28は、アンローダ16のノズル
接続側ポートからの水の流出流量を検出するものであ
り、圧力センサ22の代わりに設けられてもよい。流量セ
ンサ28は、また、アンローダ16の余水側ポート側に設け
られて、余水流量を検出するものであってもよい。
【0016】図2は圧縮抜き弁26を詳細に示すニサイク
ルエンジン12の上部構造図である。シリンダヘッド36は
内部に燃焼室38を画定し、ピストン40はシリンダヘッド
36内を往復動する。排気口42は所定高さにおいてシリン
ダヘッド36の壁部に穿設される。点火プラグ44は、シリ
ンダヘッド36の頂部に取り付けられて、燃焼室38内の燃
焼室の混合気を着火する。通孔48は、燃焼室38の頂壁部
を鉛直方向へ貫通し、下端は燃焼室38に達している。弁
座50は、上方から通孔48内へ嵌装され、通孔48の中間部
の段部に止まっている。弁ケース52は、通孔48の上部に
螺合し、下端を弁座50に突き当てている。弁体54は、下
側より弁座50に就座する弁部56と、弁部56から上方へ延
びるステム58とを有している。ばね座62はステム58の上
端部に固定され、圧縮コイルばね60は、弁ケース52とば
ね座62との間に縮設されて、弁体54を上方へ付勢する。
アーム64は、シリンダヘッド36の上部の起立部66に回動
自在に取り付けられ、一方の端部においてステム58の上
端を下方へ押込み自在になっている。ボーデンケーブル
68は、一端側においてアーム64の他端部に結合し、他端
側において図1の電磁アクチュエータ24により変位操作
されるようになっている。圧縮抜き通路70は、シリンダ
ヘッド36の頂部に形成されて、上端において弁座50より
上側の弁ケース52内の空間へ連通している。圧縮抜き通
路72は、シリンダヘッド36の側部に形成されて、圧縮抜
き通路70の下端を排気口42へ連通させている。
【0017】ポンプ14の負荷は圧力センサ22又は流量セ
ンサ28の出力から検出される。電磁アクチュエータ24
は、ポンプ14がロード状態にあるときは、ボーデンケー
ブル68を十分に電磁アクチュエータ24側へ押出す。これ
により、アーム64は弁体54を下方へ押込まず、弁体54は
圧縮コイルばね60の付勢力により弁部56を弁座50に就座
させている。結果、燃焼室38の減圧(デコンプ)は行わ
れず、ニサイクルエンジン12は大きな出力を維持し、ポ
ンプ14からノズル20へ適正量の高圧水が供給される。こ
れに対して、ポンプ14がアンロード状態にあるときは、
電磁アクチュエータ24はボーデンケーブル68を引き込む
ので、アーム64は弁体54を圧縮コイルばね60の付勢力に
抗して下方へ押込む。結果、弁部56は弁座50から離れ
て、圧縮抜き弁26は開となり、燃焼室38の圧力は、ピス
トン40が排気口42を塞いでいる期間においても、圧縮抜
き弁26、及び圧縮抜き通路70,72を介して排気口42へ逃
がされる。こうして、ニサイクルエンジン12の出力が低
下し、ポンプ14の吐出流量も低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポータブル洗浄機の概略構成図である。
【図2】圧縮抜き弁を詳細に示すニサイクルエンジンの
上部構造図である。
【符号の説明】
10 ポータブル洗浄機(ポンプ作業機) 12 ニサイクルエンジン(エンジン) 14 ポンプ 16 アンローダ 22 圧力センサ(ポンプ負荷検出手段 切替位置検
出手段) 26 圧縮抜き弁(デコンプ手段) 28 流量センサ(ポンプ負荷検出手段 切替位置検
出手段) 38 燃焼室 42 排気口(排気通路) 42 排気口(外部低圧空間)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポンプ(14)、(b)前記ポンプ(1
    4)を駆動するエンジン(12)、(c)前記ポンプ(14)の負
    荷を検出するポンプ負荷検出手段(22,28)、及び(d)
    前記ポンプ負荷検出手段(22,28)の検出に基づいて前記
    エンジン(12)の燃焼室(38)と外部低圧空間(42)との接続
    を介して前記ポンプ(14)の減圧を制御するデコンプ手段
    (26)、を有していることを特徴とするポンプ作業機。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ負荷検出手段(22,28)は前記
    ポンプ(14)の吐出圧を検出する圧力センサ(22)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポンプ作業機。
  3. 【請求項3】 アンローダ(16)が前記ポンプ(14)の吐出
    側に配設され、前記ポンプ負荷検出手段(22,28)は前記
    アンローダ(16)の切替位置を検出する切替位置検出手段
    (22,28)であることを特徴とする請求項1記載のポンプ
    作業機。
  4. 【請求項4】 前記切替位置検出手段(22,28)は、前記
    アンローダ(16)の複数個の流出側ポートの内の1個から
    の流出流量を検出する流量センサ(28)であることを特徴
    とする請求項3記載のポンプ作業機。
  5. 【請求項5】 前記外部低圧空間(42)は、前記燃焼室(3
    8)からの排気ガスを導く排気通路(42)であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のポンプ作業機。
JP35334996A 1996-12-17 1996-12-17 ポンプ作業機 Pending JPH10176674A (ja)

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JP35334996A JPH10176674A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 ポンプ作業機

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JP35334996A JPH10176674A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 ポンプ作業機

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JPH10176674A true JPH10176674A (ja) 1998-06-30

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ID=18430247

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JP35334996A Pending JPH10176674A (ja) 1996-12-17 1996-12-17 ポンプ作業機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014169635A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Isuzu Motors Ltd 内燃機関とその燃料供給方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02