JPH10175622A - 古紙等結束物の紐切紐取装置 - Google Patents

古紙等結束物の紐切紐取装置

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JPH10175622A
JPH10175622A JP35957796A JP35957796A JPH10175622A JP H10175622 A JPH10175622 A JP H10175622A JP 35957796 A JP35957796 A JP 35957796A JP 35957796 A JP35957796 A JP 35957796A JP H10175622 A JPH10175622 A JP H10175622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slat conveyor
shaft
stringing
waste paper
holding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35957796A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Watanabe
照雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABE TEKKO KK
Original Assignee
WATANABE TEKKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by WATANABE TEKKO KK filed Critical WATANABE TEKKO KK
Priority to JP35957796A priority Critical patent/JPH10175622A/ja
Publication of JPH10175622A publication Critical patent/JPH10175622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 古紙等結束物の結束紐の切断除去を自動的に
行う。 【構成】 供給ホッパAと、古紙等結束物を掻き上げ運
搬しながらスカートC内に堆積した古紙等結束物の重さ
に逆行して古紙等結束物の結束紐を切断する掻上刃を有
するスラットコンベヤBと、スカートCと、運搬物押さ
え板Eと、排出シュートDとからなり、排出シュートD
には排出シュートの左右両外側に一対の上部軸受30と
一対の下部軸受32に回転自在に設置され、紐取ピンを
有してスラットコンベヤ駆動軸2と同方向に回転する上
部軸と反対方向に回転する下部軸とを有する紐取装置を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙等の回収設備に係る
ものであり、古紙等を結束した紐を切断除去する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スラットコンベヤの上にもう1台のコン
ベヤを重ねるように配置し、上部コンベヤの下部返り側
で、スラットコンベヤ上の古紙等結束物を押さえながら
運搬中の古紙等結束物と逆行することによって結束紐を
切断する(特開昭59−174431)、または、スラ
ットコンベヤ上に円板カッタを配置して、スラットコン
ベヤ上を移動している古紙等結束物の紐を切断する(特
公平2−55300)、などの方法があるが、一般には
スラットコンベヤの両側に数名の人を配置し、鎌で結束
紐を切って、切った紐を手で取り上げて除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上部コンベヤまたは円
板カッタのように、別個の機械設備・動力を使用するこ
となしに、スラットコンベヤの動きと運搬物重量を利用
して、古紙等結束物の結束紐を切断除去しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】供給ホッパAと、古紙等
結束物Gの結束紐38を切る作用をする掻上刃14を有
するスラットコンベヤBと、スカートCと、排出シュー
トDと、運搬物押さえ板Eとからなり、排出シュートD
にはおのおのスラットコンベヤ駆動軸2に平行で一対の
紐取上部軸受30と一対の紐取下部軸受32に、おのお
の回転自在に設置され、紐取ピン34を有しており、ス
ラットコンベヤ駆動軸2と同方向に回転する紐取上部軸
26と、スラットコンベヤ駆動軸2と反対方向に回転す
る紐取下部軸28とからなる紐切紐取装置を有している
ものである。
【0005】
【作用】古紙等結束物を供給ホッパAに十分投入した状
態でスラットコンベヤBを運転すると、スラットコンベ
ヤの登り傾斜角度が運搬中の古紙等結束物の安息角より
急であるため、先頭の古紙等結束物から順次ころげ落ち
て、ころげ落ちた堆積物の表面が安息角に近いように、
堆積物高さがスラットコンベヤBの排出口に近い上部は
低くなり、スラットコンベヤBの傾斜登り口にちかい下
部は高くなって堆積Fとなり、スラットコンベヤBは下
部の堆積層の高い部分から最下層の古紙等結束物を堆積
層の重さに抗して掻き上げるので、堆積層の重さと運搬
物押さえ板Eの押さえる力とスラットコンベヤの掻上刃
の動きによって最下層の古紙等結束物の結束紐38を切
断する。結束紐を切断された古紙等36と結束紐38は
排出口から排出シュートDに落下する。排出シュートD
に落下した結束紐は排出シュート内に設置されている2
本の紐取軸26、28に取りつけられている紐取ピン3
4に掻き取られる。紐取ピンに掻き取られた結束紐は定
期的に除去する。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。古
紙等結束物Gの供給ホッパAはスラットコンベヤBの供
給側水平部に設置されている。スラットコンベヤBは古
紙等結束物Gを掻き上げて結束紐38を切断する掻上刃
14を表面に備えており、供給ホッパA部以降スラット
コンベヤBの進行方向に向けて約45度の登り傾斜にな
っている。スラットコンベヤBの登り傾斜部にはスカー
トCを設置してあり、スカートCは供給ホッパAと同程
度の高さで、スラットコンベヤBの排出口近くのスカー
トCの上部にスラットコンベヤBの上端のスラットコン
ベヤ駆動軸2と平行にスカートBの左右両壁で一対の押
さえ板軸受22で回転自在に支持されている押さえ板軸
20を有し、扉板状で押さえ板16の部分が下部にたれ
下っている運搬物押さえ板Eが設置されている。押さえ
板16の下部にはスラットコンベヤBの進行方向の反対
側に押さえ板下部滑り止め18が取りつけられている。
スラットコンベヤBの排出口には排出シュートDが設置
されており、排出シュートDにはスラットコンベヤ駆動
軸2に平行な紐取上部軸26と紐取下部軸28を、それ
ぞれ排出シュートDの左右両外側に取りつけた各一対の
紐取上部軸受30、紐取下部軸受32で回転自在に支持
し、紐取上部軸26および紐取下部軸28にはそれぞれ
直径方向に軸径の1/4位の径で軸の表面から両方向に
50ないし100mm位突出した紐取ピン34を各数本
固着し、紐取上部軸26をスラットコンベヤ駆動軸2か
らスラットコンベヤBの進行方向に少しずれる位置に、
紐取下部軸28を紐取上部軸26からスラットコンベヤ
Bの進行方向に更に少しずれる位置に取りつけ、紐取上
部軸26をスラットコンベヤ駆動軸2と同方向に回転さ
せ、紐取下部軸28をスラットコンベヤ駆動軸2と反対
方向に回転させることによって、古紙等結束物Gの結束
紐38を切断し除去しようとするものである。
【0007】
【発明の効果】別個の動力を有する機械設備を使用する
ことなしに、スラットコンベヤの動きと、運搬物の重量
と、運搬物押さえ板とを利用して、古紙等結束物の結束
紐を切断し、切断した結束紐を後続紐取装置によって除
去することができる。また、人手によっても古紙等結束
物の紐切り紐取りが行われているが、人手をはぶくこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】古紙等結束物の紐切紐取装置の平面図である。
【図2】古紙等結束物の紐切紐取装置の主要側面図であ
る。(ホッパ、スカート部は図1の矢視P−P)
【図3】古紙等結束物の紐切紐取装置の排出口側から見
た正面図である。(図2の矢視Q−Q)
【図4】古紙等結束物の紐切紐取装置のスラットコンベ
ヤスラット部の一部の縦断面図である。(図1の矢視R
−R)
【図5】古紙等結束物の紐切紐取装置のスラットコンベ
ヤスラット部の横断面図である。(図2の矢視S−S)
【図6】古紙等結束物の一例の斜視図である。
【符号の説明】
A 供給ホッパ B スラットコンベヤ C スカート D 排出シュート E 運搬物押さえ板 F 運搬中の古紙等結束物の堆積 G 古紙等結束物 2 スラットコンベヤ駆動軸 4 ヘッドスプロケットホイール 6 テールスプロケットホイール 8 コンベヤチェイン 10 スラット 12 ゴム板 14 掻上刃 16 押さえ板 18 押さえ板下部滑り止め 20 押さえ板軸 22 押さえ板軸受 24 押さえ板レバ(図示せず) 26 紐取上部軸 28 紐取下部軸 30 紐取上部軸受 32 紐取下部軸受 34 紐取ピン 36 古紙等 38 結束紐

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙等結束物Gの供給ホッパAと、供給
    ホッパ設置部は水平で供給ホッパ設置部以降、運搬され
    る古紙等結束物の進行方向に向けて約45度の登り傾斜
    になっているスラットコンベヤBと、スラットコンベヤ
    の登り傾斜部に設置されたスカートCと、スラットコン
    ベヤの排出口に設置された排出シュートDとからなり、
    スラットコンベヤは古紙等結束物を掻き上げて結束紐3
    8を切断する掻上刃14を表面に有し、スカートは供給
    ホッパの高さと同程度の高さで、スラットコンベヤの排
    出口近くのスカートの上部に、スラットコンベヤの上端
    のスラットコンベヤ駆動軸2と平行に、スカートの左右
    両壁で一対の押さえ板軸受22で回転自在に支持されて
    いる押さえ板軸20を備え、扉板状で押さえ板16の部
    分が下部にたれ下っていて、押さえ板の下部に押さえ板
    下部滑り止め18を取りつけてある運搬物押さえ板Eを
    有し、排出シュートDにはスラットコンベヤ駆動軸2に
    平行な紐取上部軸26と紐取下部軸28を、それぞれ排
    出シュートの左右両外側に取りつけた各一対の紐取上部
    軸受30、紐取下部軸受32で回転自在に支持し、紐取
    上部軸26および紐取下部軸28には、それぞれ直径方
    向に軸径の1/4位の径で軸の表面から両方向に50な
    いし100mm位突出した紐取ピン34を各数本固着
    し、紐取上部軸26をスラットコンベヤ駆動軸2からス
    ラットコンベヤBの進行方向に少しずれる位置に、紐取
    下部軸28を紐取上部軸26からスラットコンベヤBの
    進行方向に更に少しずれる位置に取りつけ、紐取上部軸
    26をスラットコンベヤ駆動軸と同方向に回転させ、紐
    取下部軸28をスラットコンベヤ駆動軸2と反対方向に
    回転させるようにしたことを特徴とする古紙等結束物の
    紐切紐取装置。
JP35957796A 1996-12-16 1996-12-16 古紙等結束物の紐切紐取装置 Pending JPH10175622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115447867A (zh) * 2022-10-14 2022-12-09 华东交通大学 一种片烟烟包扎带自动剪带收带装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115447867A (zh) * 2022-10-14 2022-12-09 华东交通大学 一种片烟烟包扎带自动剪带收带装置及方法
CN115447867B (zh) * 2022-10-14 2024-03-19 华东交通大学 一种片烟烟包扎带自动剪带收带装置及方法

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