JPH10175069A - パネル製造装置 - Google Patents

パネル製造装置

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Publication number
JPH10175069A
JPH10175069A JP33364996A JP33364996A JPH10175069A JP H10175069 A JPH10175069 A JP H10175069A JP 33364996 A JP33364996 A JP 33364996A JP 33364996 A JP33364996 A JP 33364996A JP H10175069 A JPH10175069 A JP H10175069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
welding
welded
roller
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP33364996A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nagayoshi
正和 永吉
Kenji Kasahara
健嗣 笠原
Shigeo Kaiga
重雄 貝賀
Masahiko Harada
正彦 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP33364996A priority Critical patent/JPH10175069A/ja
Publication of JPH10175069A publication Critical patent/JPH10175069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全てのバーが同一平面上に整列した状態で管
の側面に溶接されるようにする。 【解決手段】 平行に並んだ複数の管1をそれぞれ送り
出す管送りローラ2,3と、複数の管1の間に配置され
たバー4を管1の横に並べて管1と一緒に送り出すバー
送りローラ5,6と、移動するバー4の一辺4aを隣接
する一側の管1に下向きで溶接する第1の溶接トーチ7
と、第1の溶接トーチ7の後方においてバー4の他辺4
bを隣接する他側の管1に下向きで溶接する第2の溶接
トーチ8とを備えたパネル製造装置において、バー送り
ローラ5,6を、バー4の一辺4a側が高く他辺4b側
が低くなるように案内するテーパローラ9,10とし、
バー4が同一平面上に整列されたパネルを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行に並んだ複数
の管の間にバーを溶接することによりパネルを製造する
パネル製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラの炉壁を構成する炉壁管には、平
行に並んだ複数の管の間にバーが溶接されたパネルが用
いられている。
【0003】このようなパネルを製作するために従来か
ら使用されているパネル製造装置の一例を、図6、図7
によって説明する。
【0004】図6は、従来の装置の使用状態を図7のV
I−VIより見た正面図、図7は、従来の装置の使用状
態を図6のVII−VIIより見た側面図であって、等
間隔で水平に並べられた複数の管1が、上下の管送りロ
ーラ2,3に挟まれて図7の左方へ水平に送り出される
ようになっている。管送りローラ2,3は各管1の上側
と下側とに密接するように、周面は凹状になっている。
【0005】水平に並べられている複数の管1の間に
は、管1相互間の離間間隔にほぼ等しい幅の細長いバー
4が上下のバー送りローラ5,6により挟まれて、管1
と同じ送り速度で図7の左方へ水平に送り出されるよう
になっている。バー送りローラ5,6は、各バー4の上
側と下側とに密接するように、周面は水平の平らな面に
なっている。
【0006】このように水平に並べられた複数の管1の
間に、管1相互間の離間間隔にほぼ等しい幅のバー4が
配置され、同じ速度で送り出されて来る状態で、バー4
の両辺を隣接する管1の側面に溶接するために、管1及
びバー4の送り出し側前方には、図7、図8に示すよう
に、バー4の図8における左辺を左側の管1の側面に溶
接する第1の溶接トーチ7と、バー4の図8における右
辺を右側の管1の側面に溶接する第2の溶接トーチ8と
が設けられている。
【0007】管1相互間の離間間隔及びバー4の幅は、
50mm程度の狭い寸法であるため、管1の間の同じ位
置に第1の溶接トーチ7と第2の溶接トーチ8とを設け
ることができないので、図7に示すように、第1の溶接
トーチ7は送り出し方向上流側(前方)に設け、第2の
溶接トーチ8は、第1の溶接トーチ7から30mm程度
離れた送り出し方向下流側(後方)に設けている。
【0008】そして送り出されて来た管1及びバー4に
対し、最初に第1の溶接トーチ7によってバー4の図8
における左辺を左側の管1の側面に溶接し、その直後に
第2の溶接トーチ8によってバー4の図8における右辺
を右側の管1の側面に溶接していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の装置で
は、最初に第1の溶接トーチ7によってバー4の図8に
おける左辺を左側の管1の側面に溶接すると、溶接熱に
よって溶接箇所を中心としてバー4が変形し、まだ溶接
されていないバー4の右辺側が図9に示すように起き上
がって、第2の溶接トーチ8に接近してしまうと共に、
管1の真横からずれてしまう現象が生じる。
【0010】この現象が生じた直後に第2の溶接トーチ
8によるバー4の右辺の溶接が行われることになるが、
バー4の変形によって第2の溶接トーチ8の溶接狙い位
置が適正でなくなり、管1に溶接された全てのバー4が
同一平面上に整列しなくなって、炉壁管として不適当な
パネル構造になってしまう問題があった。炉壁管に適用
されるパネルのバー4部分には、種々の金物或いはプレ
ート等が溶接接続されるが、前記したようにバー4が傾
斜していると、溶接面の加工調整等が大変になる問題が
ある。
【0011】本発明は、このような問題を解決し、全て
のバーが同一平面上に整列した状態で管の側面に溶接さ
れるようにしたパネル製造装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のパネル製造装置
は、平行に並んだ複数の管をそれぞれ送り出す管送りロ
ーラと、前記複数の管の間に配置されたバーを管の横に
並べて管と一緒に送り出すバー送りローラと、移動する
バーの一辺を隣接する一側の管に下向きで溶接する第1
の溶接トーチと、該第1の溶接トーチの後方において前
記バーの他辺を隣接する他側の管に下向きで溶接する第
2の溶接トーチとを備えたパネル製造装置において、前
記バー送りローラを、バーの一辺側が高く他辺側が低く
なるように案内するテーパローラとしたことを特徴と
し、また、バー送りローラを、テーパローラに替えて傾
斜ローラとしたことを特徴とするもので、第1の溶接ト
ーチの溶接による変形とは反対の方向にバーを傾斜して
おくため、第2の溶接トーチでバーの他側を溶接する際
には、バーは適正な溶接位置になっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の使用状態の
一例を示す正面図、図2は、図1のII−IIより見た
側面図であって、上下の管送りローラ2,3に挟まれ、
等間隔をおいて水平に並べられて図2の左方へ水平に送
り出される複数の管1の間には、管1相互間の離間間隔
にほぼ等しい幅の細長いバー4が上下のバー送りローラ
5,6に挟まれて、管1と同じ送り速度で図2の左方へ
水平に送り出されるようになっている。
【0015】バー4の上側に備えられるバー送りローラ
5は、図1における左側が小径で右側が大径に傾斜した
テーパローラ9となっており、バー4の下側に備えられ
るバー送りローラ6は、図1における左側が大径で右側
が小径に傾斜したテーパローラ10となっており、バー
4の図1における左辺(一辺4a)を、左側の管1の側
面の真横に位置させ、バー4の図1における右辺(他辺
4b)を、第2の溶接トーチ8から離れるように右側の
管1の側面の真横よりも下方に傾斜させて案内するよう
になっている。
【0016】テーパローラ9,10の周面の傾斜角度
は、上下のテーパローラ9,10に挟まれたバー4が、
図9のように左辺を左側の管1の側面に溶接した時に右
辺が起き上がってしまう傾斜と同じ傾斜角度で、反対に
右辺が下がるように設定されている。
【0017】次に、図1、図2に示す装置の作用を説明
する。
【0018】テーパローラ9,10に挟まれて送り出さ
れて来たバー4は、図3に示すように左辺が左側の管1
の側面の真横に位置し、バー4の右辺は右側の管1の側
面の真横よりも下方に傾斜した姿勢で第1の溶接トーチ
7の設置箇所に達し、第1の溶接トーチ7によってバー
4の左辺を左側の管1の側面に溶接することになる。
【0019】この溶接によってバー4は溶接熱による変
形が生じ、右辺が起き上がって図4に示すように水平な
姿勢になり、バー4の右辺は、右側の管1の側面の真横
に位置する状態になる。続いてバー4は、水平の状態で
第2の溶接トーチ8によりバー4の右辺を右側の管1の
側面に溶接することになる。
【0020】従って平行に並んだ複数の管1の間に溶接
されたそれぞれのバー4は、全て同一平面上に整列した
状態で管1に溶接されることになる。
【0021】図5は本発明の他の形態例を示したもの
で、前記図1に示したテーパローラ9,10に替えて傾
斜ローラ11,12を設けるようにしている。傾斜ロー
ラ11,12は軸13と周面とが平行な水平ローラであ
るが、図1において傾斜させて案内するようにしている
バー4と軸13が平行になるように傾斜させて備えたも
のである。
【0022】図5に示した形態例においても、前記図1
及び図2に示した形態例と全く同様の作用効果を奏する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、平行に並んだ複数の管の間
に、バーが傾斜することなく全て同一平面上に整列する
ように溶接された高品質のパネルを製造することがで
き、よってボイラ炉壁管等への適用を好適なものとする
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の使用状態を示す正
面図である。
【図2】図1のII−IIより見た側面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の例を示す正面図であ
る。
【図6】従来の装置の使用状態を図7のVI−VIより
見た正面図である。
【図7】従来の装置の使用状態を図6のVII−VII
より見た側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】図7のIX−IX断面図である。
【符号の説明】
1 管 2 管送りローラ 3 管送りローラ 4 バー 4a 一辺 4b 他辺 5 バー送りローラ 6 バー送りローラ 7 第1の溶接トーチ 8 第2の溶接トーチ 9 テーパローラ 10 テーパローラ 11 傾斜ローラ 12 傾斜ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 正彦 兵庫県相生市相生5292番地 石川島播磨重 工業株式会社相生工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に並んだ複数の管をそれぞれ送り出
    す管送りローラと、前記複数の管の間に配置されたバー
    を管の横に並べて管と一緒に送り出すバー送りローラ
    と、移動するバーの一辺を隣接する一側の管に下向きで
    溶接する第1の溶接トーチと、該第1の溶接トーチの後
    方において前記バーの他辺を隣接する他側の管に下向き
    で溶接する第2の溶接トーチとを備えたパネル製造装置
    において、前記バー送りローラを、バーの一辺側が高く
    他辺側が低くなるように案内するテーパローラとしたこ
    とを特徴とするパネル製造装置。
  2. 【請求項2】 バー送りローラを、テーパローラに替え
    て傾斜ローラとしたことを特徴とする請求項1に記載の
    パネル製造装置。
JP33364996A 1996-12-13 1996-12-13 パネル製造装置 Pending JPH10175069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33364996A JPH10175069A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 パネル製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33364996A JPH10175069A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 パネル製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10175069A true JPH10175069A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18268426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33364996A Pending JPH10175069A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 パネル製造装置

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JP (1) JPH10175069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102038805B1 (ko) * 2019-07-15 2019-10-30 기호충 수관보일러 제조용 튜브판넬 용접 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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