JP3763827B2 - 角形鋼管の製造方法 - Google Patents

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本発明は、たとえば建築用の柱材に使用される正方体形状や直方体形状などの大径で厚肉の角形鋼管を製造するのに採用される角形鋼管の製造方法に関するものである。
従来、この種の角形鋼管を製造するに、帯鋼板を長さ方向に搬送し、トリミング開先加工機に通して幅方向における両側縁に開先を加工する。そして帯鋼板を前段の成形プレス装置に入れて、側縁寄りの二箇所に直角(90度)の隅部を折り曲げ成形する。次いで、後段の成形プレス装置に入れて、中間の二箇所に鈍角(約105度)の隅部を折り曲げ成形する。そして、仮付け溶接機の部分において四辺を外側から加圧することで、鈍角の隅部を直角状に成形しながら開先どうしを突き合わせして四角形状鋼管とし、この突き合わせ部に対して仮付け溶接を施工する。次いで、四角形状鋼管を内面溶接機に移して内面溶接を施工したのち、外面溶接機に移して外面溶接を施工し、以て一辺に突き合わせ溶接部(シーム溶接部)を有する大径で厚肉の四角形鋼管(製品)を製造し得る(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平10−216839号公報(第2頁、第5−6図)
しかし、上記した四角形鋼管の製造方法によると、仮付け溶接と内面溶接と外面溶接との3回の溶接を施工しなければならず、溶接時間がかかることになる。しかも、仮付け溶接後に内面溶接に移る際に四角形状鋼管を180度回転させ、また内面溶接後に外面溶接に移る際に四角形状鋼管を再び180度回転させなければならないことから、2箇所に回転設備が必要になるとともに、その回転作業に時間を費やすことになる。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、2回の溶接施工のみによりワンシームの角形鋼管を製造し得る角形鋼管の製造方法を提供することを目的としたものである。
また請求項2記載の発明は、溶接施工を、磁気吹き(アークブロー)現象が発生し難い状態で行える角形鋼管の製造方法を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の角形鋼管の製造方法は、幅方向における両縁部に開先を形成した鋼板の、幅方向における複数箇所を折り曲げたのち、外側から加圧することで、開先どうしを突き合わせした一つの突き合わせ部を形成し、この突き合わせ部を溶接することにより角形鋼管を製造するに、溶接は、タンデム直流方式によるMIG溶接により、外面溶接機による外面溶接と、内面溶接機による内面溶接との2回の溶接施工により行い、その際にタンデム直流方式によるMIG溶接は、角形鋼管側に設定されたアース位置に対して、溶接方向が少しの距離だけ接近方向とされたのち離間方向とされて行うことを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、複数箇所に直角状など製品曲げ角度に相当する隅部を折り曲げ成形した後、外側から加圧することで、両縁部を相当接させ、以て開先どうしを相接近させた一つの突き合わせ部を形成した角形状鋼管とし得る。次いで外面溶接機によって、開先間に対して外面溶接を施工する。これにより、突き合わせ部において、厚さ方向における外側の約半分に外面溶接を施工し得る。
次いで、角形状鋼管を180度回転させたのち内面溶接機に移し、この内面溶接機によって、開先間に対して内面溶接を施工する。これにより、突き合わせ部において、厚さ方向における内側の約半分に内面溶接を施工し得る。このような外面溶接と内面溶接とによって、ワンシームで、しかも大径でかつ厚肉の角形鋼管(製品)を製造し得る。その際に外面溶接と内面溶接とは、タンデム直流方式によるMIG溶接により、コントロールを容易として行える。さらに溶接を、アース位置に対して溶接方向が少しの距離だけ接近方向(近づく方向)としたのち離間方向として行うことで、スタート時にアーク前方に溶融金属を押し出そうとするのを減じることになる。
また本発明の請求項2記載の角形鋼管の製造方法は、上記した請求項1記載の構成において、タンデム直流方式によるMIG溶接は、そのトーチ間隔を溶接方向で120〜300mm隔てて配設された1対のトーチを有し、これらトーチの前進角は0〜9度に設定され、両トーチのそれぞれから、溶接方向で1対のワイヤーが送給されながら溶接施工されることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、突き合わせ部における厚さ方向の溶接施工を、溶接速度を早くして効率よく、しかも「磁気吹き現象」がより発生し難い状態で行える。すなわち、タンデム(2電極)直流MIG方式であるがための欠陥である「磁気吹き現象」を機器の改良などにより解決したことにより、突き合わせ部位(突き合わせ溶接部)に多少の隙間があっても溶接により抜け落ちることなく高速でかつ完全な連続溶接が可能とし得る。
さらに本発明の請求項3記載の角形鋼管の製造方法は、上記した請求項1または2記載の構成において、鋼板の板厚は9〜19mmであることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、厚肉の角形鋼管(製品)を製造し得る。
上記した本発明の請求項1によると、複数箇所に直角状など製品曲げ角度に相当する隅部を折り曲げ成形した後、外側から加圧することで、開先どうしを相接近させた一つの突き合わせ部を形成した角形状鋼管にできる。次いで外面溶接機によって、開先間に対して外面溶接を施工することにより、突き合わせ部において、厚さ方向における外側の約半分に外面溶接を施工できる。そして、角形状鋼管を180度回転させたのち内面溶接機に移し、この内面溶接機によって、開先間に対して内面溶接を施工することにより、突き合わせ部において、厚さ方向における内側の約半分に内面溶接を施工できる。このような外面溶接と内面溶接とによって、ワンシームで、しかも大径でかつ厚肉の角形鋼管(製品)を製造できる。
その際に外面溶接と内面溶接とは、タンデム直流方式によるMIG溶接により、コントロールを容易として、高速でかつ完全な(高品質の)連続溶接を安価にして行うことができる。そして溶接を、アース位置に対して溶接方向が少しの距離だけ接近方向(近づく方向)としたのち離間方向として行うことで、スタート時にアーク前方に溶融金属を押し出そうとするのを減じることになり、スタート部溶接のコントロールをより良好に行うことができる。さらに、外面溶接機による外面溶接と、内面溶接機による内面溶接との2回のみの溶接施工でよいことから溶接時間を短縮できる。しかも、内面溶接後に外面溶接に移る際に角形状鋼管を1回のみ180度回転させればよいことから、回転設備は1箇所でよくて設備を簡素化できるとともに、その回転作業の時間を短縮できることになる。
また上記した本発明の請求項2によると、突き合わせ部における厚さ方向の溶接施工を、溶接速度を早くして効率よく、しかも「磁気吹き現象」が発生し難い状態で行うことができる。すなわち、タンデム(2電極)直流MIG方式であるがための欠陥である「磁気吹き現象」を機器の改良などにより解決できたことにより、突き合わせ部位(突き合わせ溶接部)に多少の隙間があっても溶接により抜け落ちることなく高速でかつ完全な連続溶接を可能にできる。これにより、従来から鋼管のシーム溶接に採用されているサブマージードアーク溶接に比べて、安価でかつ入熱量の少ない高品質な溶接を行うことができる。
さらに上記した本発明の請求項3によると、厚肉の角形鋼管(製品)を容易に製造できる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を、四角形鋼管の製造に採用した状態として図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、その板厚tが9〜19mmの帯鋼板(鋼鈑の一例)1を長さ方向1Aに搬送し、トリミング開先加工機11に通して幅方向1Bにおける両縁部1Cの内外に開先2a,2bを加工し、この前後に所定長さに切断する。
そして図2に示すように、帯鋼板1を前段の成形プレス装置12に入れて、下金型13に対する上金型14の昇降動により、幅方向1Bにおける両縁部1C寄りの二箇所に直角(90度)状rの隅部3を折り曲げ成形する。次いで、帯鋼板1を後段の成形プレス装置15に入れて、下金型16に対する上金型17の昇降動により、中間の二箇所に鈍角(約105度)Rの隅部4を折り曲げ成形する。
そして図3に示すように、外面溶接機18の部分において、四辺をロール19,20群(またはシリンダー)により外側から加圧することで、鈍角Rの隅部4を直角状rに成形しながら両縁部1Cを相当接させ、以て内外の開先2a,2a、2b,2bどうしを相接近させた一つの突き合わせ部5を形成した四角形状鋼管6とし得る。次いで外面溶接機18によって、四角形状鋼管6の突き合わせ部5における外側の開先2a,2a間に対して外面溶接7を施工する。
その際に外面溶接7は、アルゴンが90%(約90%)と炭酸ガスが10%(約10%)との混合ガスGを、カバー25内に通してシールドガスとして使用し、かつカバー25内に1.3mmや1.6mmのワイヤーWを2本通すことでワイヤー2電極として使用したタンデム直流方式によるMIG溶接により行われる。これにより、突き合わせ部5において、厚さ方向における外側の約半分に外面溶接7を施工し得る。
次いで、四角形状鋼管6を180度回転させたのち内面溶接機21に移し、この内面溶接機21によって、四角形状鋼管6の突き合わせ部5における内側の開先2b,2b間に対して内面溶接8を施工する。その際に内面溶接8は、前述した外面溶接7と同様にして、アルゴンが90%(約90%)と炭酸ガスが10%(約10%)との混合ガスGを、カバー25内に通してシールドガスとして使用し、かつカバー25内に1.3mmや1.6mmのワイヤーWを2本通すことでワイヤー2電極として使用したタンデム直流方式によるMIG溶接により行われる。これにより、突き合わせ部5において、厚さ方向における内側の約半分に内面溶接8を施工し得る。
このような外面溶接7と内面溶接8とによって、図4に示すように、一辺に突き合わせ溶接部9を有するワンシームで、しかも外寸Lが250〜1000mmの大径でかつ板厚tが9〜19mmの厚肉の四角形鋼管(製品)10を製造し得る。
その際に外面溶接7と内面溶接8とは、混合ガスGをシールドガス(イナートガス)とし、その流れの中に2本のワイヤーWが位置されることで空気から遮断した状態で行え、しかもタンデム直流方式によるMIG溶接により、コントロールを容易として、高速でかつ完全な(高品質の)連続溶接を安価にして行える。さらに、外面溶接機18による外面溶接7と、内面溶接機21による内面溶接8との2回のみの溶接施工でよいことから溶接時間を短縮し得る。しかも、内面溶接後に外面溶接に移る際に四角形状鋼管6を1回のみ180度回転させればよいことから、回転設備は1箇所でよくて設備を簡素化し得るとともに、その回転作業の時間を短縮できることになる。
すなわち、タンデム(2電極)直流MIG方式であるがための欠陥である「磁気吹き現象」を機器の改良などにより解決したことにより、突き合わせ部位(突き合わせ溶接部9)に多少の隙間があっても溶接により抜け落ちることなく高速でかつ完全な連続溶接が可能となった。これにより、従来から鋼管のシーム溶接に採用されているサブマージードアーク溶接に比べて、安価でかつ入熱量の少ない高品質な溶接となっている。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2を、図5〜図9に基づいて説明する。
図5に示すように、成形プレス装置12,15において折り曲げ成形されたのち、外面溶接機18の部分において、四辺をロール19,20群(またはシリンダー)により外側から加圧することで、鈍角Rの隅部4を直角状rに成形しながら両縁部1Cを相当接させ、以て開先どうしを相接近させた一つの突き合わせ部5を形成した四角形状鋼管6とし得る。ここで四角形状鋼管6は、両縁部1Cの外側にのみ開先2を加工しており、以てY形両面溶接形式を採用している。その際に、たとえば板厚tが12mmのとき、両開先2が成す開先角度Cは約70度とされ、そして開先深さDは6〜7mmとされている。
そして外面溶接機18によって、四角形状鋼管6の突き合わせ部5における開先2間に対して外面溶接7を施工する。すなわち図6〜図8に示すように、タンデム直流方式によるMIG溶接を行う外面溶接機18(外面溶接機21も同様である。)は、そのトーチ間隔Aを溶接方向Bにおいて約180mm隔てて配設された1対のトーチ、すなわち、ルートパストーチ18Aと仕上げパストーチ18Bを有する。そして、両トーチ18A,18Bの前進角θは4度に設定されるとともに、両トーチ18A,18Bのそれぞれから、溶接方向Bで1対のワイヤーWA,WA、WB,WBが、カバー25A,25B内を通して送給されながら溶接施工されるように構成されている。
ここで両トーチ18A,18Bにおける先行ワイヤーWA,WBとしては1.6mmのものが使用され、また後行ワイヤーWA,WBとしては1.3mmのものが使用される。そしてカバー25A,25Bとしては、溶接方向B(側面視方向)において約37mmで、溶接方向Bに対して直交する方向(正面視方向)において約20mmであり、平面視で楕円形状のものが使用される。前記1対のトーチ18A,18Bのトーチ間隔Aは、約180mmに隔てて配設されているが、これは120〜300mmの範囲で間隔調整可能に構成されている。またトーチ18A,18Bの前進角θは、4度に傾斜して設定されているが、これは0〜9度の範囲で角度調整可能に構成されている。
前述したように、四角形状鋼管6の板厚tが12mm、開先角度Cが約70度、開先深さDが6〜7mmとされているとき、ルートパストーチ18Aのトーチ高さHAは、そのカバー25Aの下端から開先底部までの距離を18mmとして調整され、そして仕上げパストーチ18Bのトーチ高さHBは、そのカバー25Bの下端から四角形状鋼管6の外面までの距離を18mmとして調整されている。
なお四角形状鋼管6側には、図9に示すように、溶接方向Bが少しの距離だけ接近方向とされたのち離間方向とされてルートパスアース位置28Aや仕上げパスアース位置28Bが設定されている。
このような実施の形態2によると、外面溶接機18においては、両トーチ18A,18Bのトーチ間隔Aを180mm前後に隔てて配設し、そして両トーチ18A,18Bの前進角θを4度に傾斜設定している。そして、たとえばワイヤーWA,WA、WB,WBの送給速度は、ルートパストーチ18Aにおける先行のワイヤーWAは400〜420ipm、後行のワイヤーWAは450ipmに調整され、また仕上げパストーチ18Bにおける先行のワイヤーWBは350〜425ipm、後行のワイヤーWBは400〜450ipmに調整されている。
このような条件下での外面溶接7は、まず図6、図7に示すように、先行するルートパストーチ18Aにおいて、1対のワイヤーWA,WAがカバー25A内を通して送給されながら前段溶接7aが施工され、次いで図6、図8に示すように、後行する仕上げパストーチ18Bにおいて、1対のワイヤーWB,WBがカバー25B内を通して送給されながら前段溶接7aの上に後段溶接7bが施工されることで行われる。
その際に溶接は、アルゴンが90%(約90%)と炭酸ガスが10%(約10%)との混合ガスGを、カバー25A,25B内に通してシールドガスとして使用し、かつカバー25A,25B内にそれぞれ2本のワイヤーWA,WA、WB,WBを送給することでワイヤー2電極として使用したタンデム直流方式によるMIG溶接により行われる。
そして上述したような外面溶接7や内面溶接8を、図9に示すように、ルートパスアース位置28Aや仕上げパスアース位置28Bに対して溶接方向Bが少しの距離だけ接近方向(近づく方向)としたのち離間方向として行ったときには、スタート時にアーク前方に溶融金属を押し出そうするのを減じることになって、スタート部溶接のコントロールはより良好になる。
これらのことにより、突き合わせ部5において、厚さ方向における外側の約半分に外面溶接7を、溶接速度を2M/minとして効率よく行える。しかも溶接施工を、磁気吹き(アークブロー)現象がより発生し難い状態で行える。すなわち、タンデム(2電極)直流MIG方式であるがための欠陥である「磁気吹き現象」を機器の改良などにより解決したことにより、突き合わせ部位(突き合わせ溶接部9)に多少の隙間があっても溶接により抜け落ちることなく高速でかつ完全な連続溶接が可能となった。これにより、従来から鋼管のシーム溶接に採用されているサブマージードアーク溶接に比べて、安価でかつ入熱量の少ない高品質な溶接となっている。
なお図5に示すように、内面溶接8も、同様な形式の内面溶接機21により行える。
上記した実施の形態2では、先行ワイヤーWA,WBと後行ワイヤーWA,WBとが、それぞれのカバー25A,25Bを通して送給されているが、これは全てのワイヤーWA,WB、WA,WBが、共通のカバーを通して送給される形式などであってもよい。
上記した両実施の形態では、一辺に突き合わせ溶接部9を有する正方体形状の四角形鋼管(製品)10を製造しているが、これは直方体形状の四角形鋼管(製品)の製造であってもよい。
上記した両実施の形態では、一辺に突き合わせ溶接部(シーム溶接部)9を有する大径で厚肉の四角形鋼管(製品)10を製造しているが、これは大径で薄肉の四角形鋼管、小径で厚肉の四角形鋼管、小径で薄肉の四角形鋼管、さらには、これらの六角形鋼管や八角形鋼管などの製造であってもよい。
本発明の実施の形態1を示し、角形鋼管の製造方法における開先成形工程までの説明図である。 同角形鋼管の製造方法における4隅部成形工程までの説明図である。 同角形鋼管の製造方法における溶接工程までの説明図である。 同角形鋼管の製造方法における製造された四角形鋼管の説明図である。 本発明の実施の形態2を示し、角形鋼管の製造方法における溶接工程までの説明図である。 同角形鋼管の製造方法における外面溶接機の側面図である。 同角形鋼管の製造方法における外面溶接機のルートパストーチ部分の正面図である。 同角形鋼管の製造方法における外面溶接機の仕上げパストーチ部分の正面図である。 同角形鋼管の製造方法におけるアース位置を説明する概略平面図である。
符号の説明
1 帯鋼板(鋼鈑)
1B 幅方向
1C 縁部
2a 開先
2b 開先
2 開先
3 隅部
4 隅部
5 突き合わせ部
6 四角形状鋼管
7 外面溶接
7a 前段溶接
7b 後段溶接
8 内面溶接
9 突き合わせ溶接部
10 四角形鋼管(製品)
11 トリミング開先加工機
12 前段の成形プレス装置
15 後段の成形プレス装置
18 外面溶接機
18A ルートパストーチ(トーチ)
18B 仕上げパストーチ(トーチ)
19 ロール
20 ロール
21 内面溶接機
t 板厚
L 外寸
G 混合ガス
W ワイヤー
A トーチ間隔
B 溶接方向
θ 前進角
WA ワイヤー
WA ワイヤー
WB ワイヤー
WB ワイヤー

Claims (3)

  1. 幅方向における両縁部に開先を形成した鋼板の、幅方向における複数箇所を折り曲げたのち、外側から加圧することで、開先どうしを突き合わせした一つの突き合わせ部を形成し、この突き合わせ部を溶接することにより角形鋼管を製造するに、溶接は、タンデム直流方式によるMIG溶接により、外面溶接機による外面溶接と、内面溶接機による内面溶接との2回の溶接施工により行い、その際にタンデム直流方式によるMIG溶接は、角形鋼管側に設定されたアース位置に対して、溶接方向が少しの距離だけ接近方向とされたのち離間方向とされて行うことを特徴とする角形鋼管の製造方法。
  2. タンデム直流方式によるMIG溶接は、そのトーチ間隔を溶接方向で120〜300mm隔てて配設された1対のトーチを有し、これらトーチの前進角は0〜9度に設定され、両トーチのそれぞれから、溶接方向で1対のワイヤーが送給されながら溶接施工されることを特徴とする請求項1記載の角形鋼管の製造方法。
  3. 鋼板の板厚は9〜19mmであることを特徴とする請求項1または2記載の角形鋼管の製造方法。
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