JPH10174895A - 生ゴミ粉砕処理装置 - Google Patents
生ゴミ粉砕処理装置Info
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- JPH10174895A JPH10174895A JP33993296A JP33993296A JPH10174895A JP H10174895 A JPH10174895 A JP H10174895A JP 33993296 A JP33993296 A JP 33993296A JP 33993296 A JP33993296 A JP 33993296A JP H10174895 A JPH10174895 A JP H10174895A
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Classifications
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Abstract
に、生ゴミ類を粉砕、脱水後に確実に分解処理し得るよ
うにする。 【解決手段】 台所の流し台の排水口に投下して粉砕、
脱水した生ゴミを生ゴミ収容箱4に収容する生ゴミ粉砕
処理装置において、前記生ゴミ収容箱4は、下方に加熱
部分を有し、内部に前記粉砕、脱水後の生ゴミを貯留し
て攪拌し且つ該生ゴミを分解する分解微生物Aが添加さ
れる貯留容器42が備わり、上方には導管47の一端4
7aが連結されて、その他端は分岐47bして一方の管
端47cが下水側に延出され、他方の管端47dには消
臭器48に連結され、更に、前記導管47の生ゴミ収容
箱4と分岐47b部分の間に生ゴミ収容箱4と反対側に
送風するファン49が設けられ、且つ、前記分岐47b
部分から下水側へ延出される一方の管端47cまでの間
の管内に逆止弁50が設けられたことを特徴とする生ゴ
ミ粉砕処理装置。
Description
る生ゴミを粉砕して処理する生ゴミ粉砕処理装置に関す
る。
に提案した特願平3−360237号(特開平5−18
4961号)等に開示されるものがある。例えば、図8
に示すように、台所の流し台の排出口に連通して備えら
れて該排水口に投下される生ゴミを粉砕する粉砕部2
と、該粉砕部2によって粉砕された生ゴミを脱水する脱
水部3を有し、前記粉砕部2内に排出した生ゴミを、前
記粉砕部2内に流水された水と混ぜて粉砕して、脱水部
3内に備えられた筒状のスクリーン34の下部内に供給
し、このスクリーン34内に備えられたスクリュー35
の羽根部35bの回転によって、含水生ゴミをスクリー
ン34の上方に搬送しながら生ゴミの水をスクリーン3
4の小孔34aから外側に流出させる一方、スクリーン
34の上方から排出した脱水後の生ゴミを、生ゴミ収容
箱(不図示)内に収容するように構成された生ゴミ粉砕
処理装置である。
水後の生ゴミを収容するものや、必要に応じて、その生
ゴミ収容箱内に予め分解微生物を添加したものが用いら
れる。
34内に順に送り込まれた含水生ゴミは、回転するスク
リュー35の羽根部35bに載せられて上方に搬送さ
れ、その搬送途中において、含水生ゴミは、スクリーン
34の適所の上下間において内側に折曲されて突出する
折曲面34cの側面に当たって回転が阻止されつつ脱水
されてスクリーン34の上方に送られて押し出されて排
出される。この搬送過程において、スクリュー35の下
部羽根部35Bから突出された硬質のピン35cによっ
て、スクリュー35の外径とスクリーン34の内面の間
にある粘り気のある生ゴミがかき落とされ、スクリーン
34の小孔34aからの水ハケが良好に保たれるという
効果が生じる。
後の生ゴミが回収される。又は、内部に分解微生物を添
加するものでは、粉砕、脱水後の生ゴミを収容すること
で予め添加する分解微生物と混合され、これによって分
解微生物の働きで最終的に水と炭酸ガスに分解されて回
収される。
技術によると、生ゴミ収容箱が粉砕、脱水後の生ゴミを
単に収容するものであるとき、回収するときの生ゴミは
ある程度粉砕部2で粉砕されるが、一定の大きさ以下に
細かく粉砕されることはなく、そのため、生ゴミ収容箱
内が早期に満たされ易く、頻繁に生ゴミを回収する必要
があって手間を要するという問題がある。
部3によって脱水処理がなされているが、その脱水は十
分なものではないので、内部は常に濡れて汚れ、そのた
め、頻繁に拭き掃除をする必要が生じて面倒であるとい
う問題がある。この場合、特に生ゴミの臭気が漂うので
衛生上好ましくなく拭き掃除が大変であるという問題も
生じる。
加するものでは、分解微生物の活性化に繋がるように温
度設定がなされないので、生ゴミを分解する分解微生物
の働きが活性化されず、そのため、効率よく生ゴミを分
解することができないという問題点がある。
のある炭酸ガスや水蒸気が蔓延するため、この臭気をど
の様に処理するかが困難であって問題となる。
鑑みてなされたものであって、その手段とするところ
は、台所の流し台の排水口に連通して該排水口に投下さ
れた生ゴミを粉砕する粉砕部と、該粉砕部によって粉砕
された生ゴミを脱水する脱水部を有し、前記粉砕部内に
投下した生ゴミを、前記粉砕部内に流水する水と混合し
て粉砕して、脱水部内に備えられ全面に複数の小孔を形
成した筒状のスクリーンの下部内に供給し、このスクリ
ーン内に備えられたスクリューの羽根部の回転によっ
て、含水生ゴミをスクリーンの上方に搬送しながら生ゴ
ミの水をスクリーンの小孔から外側に流出させる一方、
スクリーンの上方から排出した脱水後の生ゴミを生ゴミ
収容箱に投下する生ゴミ粉砕処理装置において、前記生
ゴミ収容箱は、下方に加熱部分を有し、内部に前記粉
砕、脱水後の生ゴミを貯留して攪拌し且つ該生ゴミを分
解する分解微生物が添加される貯留容器が備わり、上方
には導管の一端が連結されて、その他端は分岐して一方
の管端が下水側に延出され、他方の管端には消臭器に連
結され、更に、前記導管の生ゴミ収容箱と分岐部分の間
に生ゴミ収容箱と反対側に送風するファンが設けられ、
且つ、前記分岐部分から下水側へ延出される一方の管端
までの間の管内に逆止弁が設けられたことにある。
処理装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
は生ゴミ粉砕処理装置の粉砕部、脱水部の詳細図、図2
はその分解斜視図、図3はスクリューを内部に備えたス
クリーンの側面断面図、図4はスクリューの側面断面
図、図5は図1におけるA−A線拡大断面図、図6は他
の実施例によるスクリューを示した側面断面図、図7は
生ゴミ粉砕処理装置の生ゴミ収容箱の断面図を示す。図
1及び図2に示すように、この生ゴミ粉砕処理装置は、
基台1の上面に肉、魚、果物、野菜、残飯等の生ゴミを
粉砕する粉砕部2と、この粉砕部2によって粉砕された
粉砕後の含水生ゴミを脱水する脱水部3とが備えられて
いる。先ず、前記粉砕部2の構成を説明すると、その上
部に生ゴミ投入用筒体21が備えられ、この生ゴミ投入
用筒体21の上端開口部には受け枠22が備え付けられ
て、この受け枠22内に、中心から放射状に切り欠かれ
たゴム製の生ゴミ通過部材23が載置されて、ゴミ,水
が粉砕中に飛び散らないようになっている。
内周面には、下側面に切り欠き24aが形成された粉砕
用小筒体24が装着され、この粉砕用小筒体24内に
は、底面の一部に開孔25aが形成された平面視略楕円
形状の2枚で1組の粉砕具25が、モータ26の駆動軸
26aの上端に支持されて収容されている。なお、この
粉砕具25の外周上面には、生ゴミを粉砕する複数の切
り出し突起部25bが内側に向けて突設されている。
粉砕後の生ゴミを受ける受け底27aが形成された筒体
27の上端開口縁が一体となって組み付けられ、筒体2
7の側面の上方には粉砕済みの生ゴミを脱水部3側に送
り出すための送出口27bが形成されている。なお、こ
の送出口27bには、筒体27の外部から送出筒体28
の一端が連通連結され、この送出筒体28の他端には、
後述する生ゴミの脱水部3側のケーシング31に形成さ
れた流入口31bに連通連結されている。
前記モータ26が内装され、このモータ26より突出す
る駆動軸26aの上部は、受け部27aの中央から上方
に突出し、その突出端には、前記粉砕具25の中央部が
螺着されている。かかる駆動軸26aの下部は、下方の
変速ケース29内に至り、この変速ケース29内から基
台1内に突出するチェーンスプロケット11(或いはプ
ーリ−)を駆動させるようになっている。
すると、底板31aが形成された円筒形状のケーシング
31が、前記モータ22と隣合って基台1上面に設置さ
れ、この底板31aを形成する周壁の上端部には、円筒
形状のケース32が立設されている。前記ケーシング3
1の側面には、前記含水生ゴミの流入口31bととも
に、脱水後の水を排水する排水口31cが形成され、該
ケーシング31の底板31aの中心部には、前記モータ
26の回転力が伝達された駆動軸33が支持されてい
る。また、前記ケーシング31の中央には、大きな円形
の段部31dが形成されて、この段部31dから上方に
向けてスクリーン34が立設し、このスクリーン34内
に後述するスクリュー35が位置している。
a下面に突出して、この突出端に前記チェーンスプロケ
ット11(或いはプーリー)と連動するチェーンスプロ
ケット12(或いはプーリー)が装着されている。符号
13はこれらチェーンスプロケット11,12(或いは
プーリー)間に掛けられたチェーン(或いはVベルト)
である。また、変速ケース29へ連結するモータは、前
記モータ26とは別に、単独として駆動してもよい。
5は、胴部35aの外周面の上下間に1条の螺旋状の羽
根部35bを突出させた樹脂一体成形品となって形成さ
れている。この羽根部35bの外周面の適当な間隔毎の
各所には、金属等で形成された硬質のピン35cが突出
され、前記スクリーン34の内面に摺接して回転するこ
とができるようになっている。
に張り付こうとするゴミをかき落とすためのものであっ
て、この羽根部35bからピン35cを突出させること
によって、スクリーン34内の空間を広く形成して、こ
の空間内に含水生ゴミを供給し易い状態にするととも
に、供給された含水生ゴミを攪拌して、羽根部35bに
搬送され易い状態にする。
根部35bの外周面に埋め込まれて、その先端が羽根部
35bの外周面から突出するものであるが、この他に
も、図6に示すように、前記スクリュー35を上下2分
割のもので構成して一体的に組み付け、その上部側のス
クリュー35Aを樹脂一体成形のもので形成する一方、
下部側のスクリュー35Bを、前記同様にピン35cを
突出させた金属等の硬質材の一体形成のものとすること
も可能である。ピン35cの突出長さはとくに限定され
るものではないが、0.1mm乃至5.0mmの範囲内
が適当である。
ン34の全面には、含水生ゴミの水を排出させる小孔3
4aが形成され、その側面下部の一か所には、生ゴミを
取り入れるための開口部34bが大きく形成されて、こ
のスクリーン34の平面視一定間隔毎の複数個所には、
1cm程度の幅で僅かながら内側に突出した折曲面34
cがスクリーン35の上端から中央部に至って縦方向に
形成されている。前記小孔34aはこの折曲面34cの
全面にも形成され、前記スクリュー35の羽根部35b
のピン35cの先端はスクリーン34の内側を形成する
この折曲面34cに摺接して回転する。
める割合は20%乃至90%が好ましく、20%以下に
なると、ピン35cによってかき落とされる部分が少な
くなって排水効果が減少し、90%以上になると含水生
ゴミがスクリュー35と共に回転して水分を含んだまま
大きな塊となって、十分に脱水されないまま後述する生
ゴミ収容箱4内に収容され、早期腐敗の原因となるので
上記範囲内が望ましい。又、折曲面34cのスクリーン
34の全周に形成する個数は等間隔に複数個形成するの
が、含水生ゴミの回転防止及び均一脱水の観点から望ま
しい。
4の上端から下端まで形成してもよいが、図1、図3に
示すように、下端部分においては上方で脱水された水や
粉砕部2から供給される水などで通常水を含んだ状態と
なっているので、生ゴミの脱水効果を得るというより
は、スクリーン34の内側に密着する生ゴミをかき落と
して、目詰まりをなくし排水効果を得るだけでよいこと
から、上端から中央部まででもよい。この場合には、ス
クリーン34の内側の直径が折曲面34cの内側への突
出部分だけ大きくなるので、下部側のスクリュー35B
の径又はピン35cの突出長さを大きくするようにす
る。
4によく現れているように、スクリューキャップ35d
の基部35eが嵌装されてネジ止めされ、このスクリュ
ーキャップ35dの側面には、生ゴミの攪拌羽根35f
が側方に突出して形成されている。また、このスクリュ
ーキャップ35dの基部35eの上部には、平面視円形
を有し、その下端から上端に至るに従って末広がりの斜
面が形成された逆円錐台形状の生ゴミの繰り出し抵抗部
材35gが嵌着され、この繰り出し抵抗部材35gの一
部分が前記スクリ−ン34上端から露出している。この
ために、図3によく現れているように、前記スクリーン
34上部内周面とこの繰り出し抵抗部材35gとの間の
隙間は、その下方の隙間よりも小さくなっている。
スクリーン34の上縁には、このスクリーン34と径を
略同じくし、上方から斜め下方に向けて円弧状に曲成さ
れてなる生ゴミの排出パイプ36の一方の下端縁が接面
されている。又、このケース32の側面に必要に応じて
消臭剤ボンベ36が取り付けられて、この消臭剤ボンベ
36の上端噴出口と排出パイプ37の出口近傍内との間
にビニールパイプ37aが備えられている。
ミの処理工程を順に追って説明すると、台所の流し台か
ら出た生ゴミは、前記モータ26の回転と同時に粉砕部
2内の粉砕用小筒体24内に送られる。そして、この粉
砕用小筒体24内において前記モータ26によって回転
する粉砕具25によって粉砕され、粉砕後の含水生ゴミ
は、水とともに生ゴミ送出口27bから送出筒体28及
び開口部31bを経て、含水生ゴミの脱水部3側のケー
シング31内からスクリーン34の下部内に送られ、粉
砕後に残った水はケーシング31の排水口31cから内
部の下水口に排出される。
ゴミは、前記したようにスクリュー35の羽根部35b
及びピン35cによって攪拌されつつスクリーン34の
上方に搬送される。このとき、ピン35cによってスク
リーン34の内面、すなわち折曲面34cに張りつこう
とする含水生ゴミをかき落とし、小孔34aからの水ハ
ケを良好に保つ。とくに、含水生ゴミが粘着性のある物
質である場合であっても、折曲面34cがスクリーン3
4の上下方向に形成されているので、この折曲面34c
に形成されている小孔34aは常に目詰まりを生じるこ
となく開いて、排水効果が上下方向において有効に作用
する。又、この複数の折曲面34cによって、含水生ゴ
ミがスクリュー35と共に回転するのを阻止でき、また
下方から搬送されてくる含水生ゴミによって圧縮されな
がら縦方向の折曲面に沿って効率良く上方へ搬送されな
がら脱水される。
34内の上部に効率良く搬送され、一方スクリーン34
の小孔34aからケーシング31内に流出した水は、ケ
ーシング31の排水口31cから外部の下水口内に排出
される。これに対して脱水された生ゴミは、スクリーン
34の上部開口内から排出され、その上方のスクリュー
キャップ35dの攪拌羽根35fによって攪拌されて、
排出パイプ36を通って図7に示す生ゴミ収容箱4内に
矢印イ.方向から収容されて処理される。
粉砕、脱水後の生ゴミを収容する生ゴミ収容箱4につい
て説明する。この生ゴミ収容箱4は、図7に示すよう
に、前記粉砕部2及び脱水部3を通じて粉砕、脱水され
た生ゴミを貯留する気密性の優れたものであって、下方
側の加熱底部4aと、上方側の頭部4bと、これら加熱
底部4aと頭部4bとの間に介在して相互を断熱しなが
ら気密性をもたせるパッキン4cとからなる。
ー41を埋設して加熱部分を有する。そして、粉砕、脱
水後の生ゴミを直接的に受けて貯留する上方及び一側方
を開口した貯留容器42が、一部図示省略した小型ケー
ス43の前面に開口した取り出し口43aを通じて内部
に出し入れ自在に収容されるが、この貯留容器42内に
は、分解微生物Xが添加されると共に、貯留された生ゴ
ミを攪拌するブレード44が設けられている。ここで
は、ヒーター41からの放熱によって加熱底部4a内の
温度が高められると同時に貯留容器42内が所定の温度
で適度に保温される。
2内の生ゴミに含まれる残水を蒸発して含水率を一定に
保持することができ且つ分解微生物Xの活性化を高める
ことができるように設定されている。例えば、貯留容器
42内の底付近を略50°〜60°等に保温できるよう
に設定されるが、添加する分解微生物Xの種類によって
は活性化する温度や含水率に違いがあるので、その分解
微生物Xの種類に応じて適宜設定する温度を選択して調
整がなされる。
と、小型ケース43の取り出し口43aaを塞ぐ前蓋43
bを開けて貯留容器42を前方へ引き出して投入するこ
とによってなされる。また、他の手段としては、流し台
の排水口に生ゴミを投入するときに分解微生物Xも一緒
に混合するようにしてもよい。
るに必要な栄養源と一緒に粉末化や液体化したものでも
よく、また、予め、添加が容易で便利となるように、貯
留容器42内の保温で容易に溶ける材質で形成されたカ
プセル内に封入したものでもよい。
動供給装置の管理の下で添加時や所定の添加時刻にスイ
ッチ操作で自動的に行って、面倒な手入れをする必要を
無くして手に分解微生物Xが付着するのを防いで安全性
を高めると共に、添加量等の間違いを無くして確実性を
高めるようにしてもよい。
しては適宜選択されて限定されないが、例えば、一日一
回の割合での添加量は略2.5g程度である。
羽根45の相対向する2つの羽根片45aが回転自在に
貯留容器42内で軸支されると共に、一方の羽根片45
aが噛み合いクラッチ45cを介して駆動装置45dと
連結されたものである。このようなブレード44は、駆
動装置45dの駆動によって、その駆動力が噛み合いク
ラッチ45cを介して攪拌羽根45に伝達され、この攪
拌羽根45の軸支部分45eを支点にしながら、互いの
羽根片45a間に跨がる羽根底45fが貯留容器42の
底に近接して沿う状態で往復揺動又は回転し、生ゴミが
不要に飛散することなく保温されて攪拌される。そのた
め、加熱底部4aの底に当接する生ゴミの一部分が集中
的に加熱されるようなことが回避され、全体的に均一に
適度に乾燥されることになる。そして、生ゴミと分解微
生物Xとを全体的に均一に混ぜ合わせることができるの
で、水と炭酸ガスに容易に分解することができると共
に、分解速度を速めることができる。ここでは、特に攪
拌回数としては限定されないが、1日に略3〜5回程度
でよい。
43bを開けて貯留容器42を前方に引き出すと、噛み
合いクラッチ45cが切断されて攪拌羽根45の攪拌動
作は停止されるが、再び貯留容器42を押し入れると噛
み合いクラッチ45cは再度噛み合って駆動装置45d
の駆動力が攪拌羽根45に伝達されて攪拌動作は続行さ
れる。
脱水され乾燥された生ゴミは、分解微生物Xの働きによ
って最終的に減量化若しくは水と炭酸ガスに分解され
る。なお、生ゴミの攪拌を容易にし、且つ、分解される
までの時間を短縮するために、生ゴミを粉砕処理した時
点でその生ゴミの大きさが1〜10mmとなるようなも
のを使用するのがよい。そのうち、特にその大きさが3
〜7mmとなるものが好ましてく、略5mmとなるもの
であればより一層最適となる。
ので、上面が脱水機3の排出パイプ36に連通するよう
に開口46するもので、その排出パイプ36からの粉
砕、脱水後の生ゴミの投下が開口46を通じて行われ
る。また、この開口46近傍には、導管47の一端47
aが連結され、その他端は分岐47bして一方の管端4
7cが下水側まで延出すると共に、他方の管端47dに
消臭器48が備えられている。そして、導管47の一端
47aの前記生ゴミ収容箱4から分岐47bまでの管内
には、生ゴミ収容箱4と反対側へ送風するファン49が
設けられ、また、分岐47b部分から下水側まで延出さ
れる一方の管端47cまでの間の管内、図例では分岐4
7b部分に面するように逆止弁50が設けられている。
に仕切り板48bを固定して2室に仕切り、導管47の
他端の他方の管端47dと連結側となる第1消臭室48
Aと第2消臭室48Bに区画されている。仕切り板48
bは、下縁が消臭ケース48aの底部に当接しないよう
に距離を置いて開けられ、第1及び第2消臭室48A、
48Bがそれぞれの下方で挿通している。
8cは気密材48dで塞がれ、この気密材48dの中央
に導管47の他方の管端47dが嵌合している。第2消
臭室48Bの上方開口部48eは、埃等の侵入を容易に
しない網状や格子状に形成された上蓋48fで塞がれて
いる。また、第1及び第2消臭室48A、48Bには、
活性炭等の臭気を吸着して脱臭する消臭剤48gが充填
されている。
いては、導管47に設けたファン49は常時回転するも
のであって、気流を頭部4b内から導管47の一端47
a内に導いて分岐47b部分へと流れ込むように機能す
る。
分から一方の管端47cを経て下水側へ流れるようにス
ィング型等の弁体が自然開放し、逆に、下水側から一方
の管端47cを経て分岐47b部分にまで逆流したとき
に流圧で弁体が閉鎖し、流れを止めるものとなってい
る。
生じる炭酸ガスや水蒸気等は、ファン49の常時回転に
よって、導管47の一端47aから分岐47b部分に向
かって導かれるが、ここで、下水側が負圧状態であると
き、気圧差の関係から、分岐47b部分到達後に弁体を
圧して一方の管端47cを経て下水側へと優先的に流さ
れる。その結果、炭酸ガスや水蒸気中に含まれる生ゴミ
由来の臭気は、外気に漏れることなく下水処理され、環
境が汚されることがなくなる。
は下水側から逆流して弁体を圧して閉鎖するので、分岐
47b部分に到達する炭酸ガスや水蒸気等は、他方の管
端47dから消臭器48内へと優先的に流れる。この場
合、下水側から逆流する臭気等は、弁体によって遮断さ
れているので分岐47b部分に流れ出ることはない。
ガスや水蒸気等は、消臭器48内の第1消臭室48Bに
流れて消臭剤48gと接触しながら、仕切り板48bの
下縁下方を通って第2消臭室48Bに流れる。そして最
終的に、上蓋48fに設けた排気口48hから外気中へ
排気されることになる。この場合、消臭剤48gと接触
して臭みの源が吸着除去されて脱臭されるので、臭気を
感じることはなく衛生的で、環境を汚すこともない。
たが、上記した粉砕部2、脱水部3及び生ゴミ収容箱4
は共に小型ケース43内に収容され、又は、脱水部3及
び生ゴミ収容箱4が小型ケース43内に収容されてコン
パクト化される。このため、流し台下での取り付けが可
能となって流し台上の空間を最大限に確保して有効利用
でき、調理や洗い物をする際に邪魔になることは無く作
業がやり易くなるという利点がある。
に係る生ゴミ粉砕処理装置におていは、先ず、全体がコ
ンパクト化されて流し台下で取り付けることが可能とな
り、流し台上の空間を最大限に確保して有効利用するこ
とができる。特に、調理や洗い物等の手作業をするとき
にはやり易く作業が捗る。そして、生ゴミの投入は流し
台の排水口を通じて行われるので、手、衣服、床面等を
汚す心配がない
容箱の貯留容器内の保温及び攪拌によって早期に乾燥さ
れ易く、また、分解微生物との混ぜ合わせも効率がよく
分解速度が速くなる。また、生ゴミは流し水と共に流し
台の排水口を通じて投入された後に、ゴミ収容箱内で水
分が蒸発するので、含水率等を均一に保つことも容易と
な
る炭酸ガスや水蒸気等を効率よく下水処理することがで
き、又、消臭器によって確実に脱臭することができるの
で、生ゴミ収容箱から臭気漏れが生じることがなく環境
を汚すこともない。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 台所の流し台の排水口に連通して該排水
口に投下された生ゴミを粉砕する粉砕部と、該粉砕部に
よって粉砕された生ゴミを脱水する脱水部を有し、前記
粉砕部内に投下した生ゴミを、前記粉砕部内に流水する
水と混合して粉砕して、脱水部内に備えられ全面に複数
の小孔を形成した筒状のスクリーンの下部内に供給し、
このスクリーン内に備えられたスクリューの羽根部の回
転によって、含水生ゴミをスクリーンの上方に搬送しな
がら生ゴミの水をスクリーンの小孔から外側に流出させ
る一方、スクリーンの上方から排出した脱水後の生ゴミ
を生ゴミ収容箱に投下する生ゴミ粉砕処理装置におい
て、 前記生ゴミ収容箱は、下方に加熱部分を有し、内部に前
記粉砕、脱水後の生ゴミを貯留して攪拌し且つ該生ゴミ
を分解する分解微生物が添加される貯留容器が備わり、
上方には導管の一端が連結されて、その他端は分岐して
一方の管端が下水側に延出され、他方の管端には消臭器
に連結され、更に、前記導管の生ゴミ収容箱と分岐部分
の間に生ゴミ収容箱と反対側に送風するファンが設けら
れ、且つ、前記分岐部分から下水側へ延出される一方の
管端までの間の管内に逆止弁が設けられたことを特徴と
する生ゴミ粉砕処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33993296A JP3850936B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 生ゴミ粉砕処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33993296A JP3850936B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 生ゴミ粉砕処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174895A true JPH10174895A (ja) | 1998-06-30 |
JP3850936B2 JP3850936B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=18332129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33993296A Expired - Fee Related JP3850936B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 生ゴミ粉砕処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3850936B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107930824A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-04-20 | 韩元元 | 一种电路板预处理装置 |
CN109759191A (zh) * | 2019-02-02 | 2019-05-17 | 温州腾骄环保科技有限公司 | 一种具有固液分离功能的化工废料破碎回收装置 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33993296A patent/JP3850936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107930824A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-04-20 | 韩元元 | 一种电路板预处理装置 |
CN109759191A (zh) * | 2019-02-02 | 2019-05-17 | 温州腾骄环保科技有限公司 | 一种具有固液分离功能的化工废料破碎回收装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3850936B2 (ja) | 2006-11-29 |
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