JPH06170350A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH06170350A
JPH06170350A JP32933892A JP32933892A JPH06170350A JP H06170350 A JPH06170350 A JP H06170350A JP 32933892 A JP32933892 A JP 32933892A JP 32933892 A JP32933892 A JP 32933892A JP H06170350 A JPH06170350 A JP H06170350A
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JP
Japan
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garbage
tank
processing
treatment
kitchen waste
Prior art date
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Pending
Application number
JP32933892A
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English (en)
Inventor
Takuya Morishita
拓也 森下
Satoshi Hirata
敏 平田
Yoshihisa Onishi
義久 大西
Akihiro Fukumoto
明広 福本
Kenji Aida
謙次 會田
Hiroyuki Sasakura
博之 笹倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32933892A priority Critical patent/JPH06170350A/ja
Publication of JPH06170350A publication Critical patent/JPH06170350A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/78Recycling of wood or furniture waste

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  • Fertilizers (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 材料投入口10から投入された厨芥を粉砕する
粉砕機7と、粉砕機7から排出された厨芥を受納する処
理槽16と、処理槽16内に収納され、厨芥を分解処理する
処理媒質28と、処理槽16を回転させ、処理槽16内の厨芥
と処理媒質16を混合する電動機22を備えた厨芥処理装
置。 【効果】 厨芥を比較的短時間に分解処理することがで
き、厨芥廃棄処理の手間を解消し、環境保全の向上を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥を処理する厨芥処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種厨芥処理装置として、コン
ポスターが広く使用されている。コンポスターは、筒状
体と筒状体の上面開口を被う蓋とから構成され、筒状体
を地表に載置し、上面開口から筒状体内に厨芥を投入し
て堆肥化するものである。しかしながら、堆肥化の速度
が遅く、処理能力に問題があった。
【0003】また、厨芥を粉砕して脱水し、それを自動
的にゴミ袋などに投棄するものが例えば、特開平4-1569
59号公報(B02C 21/00)にて提案されている。しかしなが
ら、この方式においてはゴミ袋などに収納された厨芥を
廃棄する必要があり、廃棄処理に手間がかかると共に、
環境保全の観点からも問題となるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、短期間に厨芥を分解処理し得る厨
芥処理装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
材料投入口から投入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、
粉砕手段から排出された厨芥を受納する処理槽と、処理
槽内に収納され、厨芥を分解処理する処理媒質と、処理
槽内の厨芥と処理媒質を混合する混合手段を備えたこと
を特徴とする。
【0006】本発明の第2の手段は、材料投入口から投
入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、粉砕手段から排出
された厨芥を受納する処理槽と、処理槽内に収納され、
厨芥を分解処理する処理媒質と、処理槽を回転させ、処
理槽内の厨芥と処理媒質を混合する駆動手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の第3の手段は、材料投入口から投
入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、粉砕手段から排出
された厨芥を受納する処理槽と、処理槽内に収納され、
厨芥を分解処理する処理媒質と、処理槽内に配設され、
駆動手段により回転駆動して処理槽内の厨芥と処理媒質
を混合する混合手段を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の第4の手段は、材料投入口から投
入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、粉砕手段から排出
された厨芥を受納する処理槽と、処理槽内に収納され、
厨芥を分解処理する処理媒質と、処理槽内の水を排水す
る排水パイプと、排水パイプを開閉する開閉手段と、処
理槽内に配設され、処理槽内に所定量の水を貯めた状態
で駆動手段により回転駆動して処理槽内の厨芥と処理媒
質を混合する混合手段を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の第5の手段は、材料投入口から投
入された厨芥を粉砕する粉砕手段と、粉砕手段から排出
された厨芥を受納する処理槽と、処理槽内に収納され、
厨芥を分解処理する処理媒質と、処理槽内の水を排水す
る排水管と、排水管を開閉する開閉手段と、処理槽内に
所定量の水を貯めた状態で処理槽を回転させ、処理槽内
の厨芥と処理媒質を混合する駆動手段を備えたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明の第1の手段によれば、材料投入口より
投入された厨芥は、粉砕手段により粉砕されて処理槽に
供給され、混合手段により処理槽内の厨芥と処理媒質を
混合する。厨芥は粉砕手段により粉砕されているので、
処理媒質の作用により比較的短期間で分解消滅する。
【0011】本発明の第2の手段によれば、材料投入口
より投入された厨芥は、粉砕手段により粉砕されて処理
槽に供給され、駆動手段により処理槽を回転させて処理
槽内の厨芥と処理媒質を混合する。厨芥は粉砕手段によ
り粉砕されているので、処理媒質の作用により比較的短
期間で分解消滅する。
【0012】本発明の第3の手段によれば、材料投入口
より投入された厨芥は、粉砕手段により粉砕されて処理
槽に供給され、混合手段により処理槽内の厨芥と処理媒
質を混合する。厨芥は粉砕手段により粉砕されているの
で、処理媒質の作用により比較的短期間で分解消滅す
る。
【0013】本発明の第4の手段によれば、開閉手段に
より排水パイプを閉塞し、粉砕手段を作動させると、材
料投入口より投入された厨芥は、粉砕手段により粉砕さ
れて水とともに処理槽に供給される。処理槽内に所定量
の水がたまると、混合手段を駆動させ、処理槽内の厨芥
と処理媒質を混合する。厨芥は粉砕手段により粉砕され
ているので、処理媒質の作用により比較的短期間で分解
消滅する。
【0014】本発明の第5の手段によれば、開閉手段に
より排水パイプを閉塞し、粉砕手段を作動させると、材
料投入口より投入された厨芥は、粉砕手段により粉砕さ
れて水とともに処理槽に供給される。処理槽内に所定量
の水がたまると、処理槽を回転駆動させ、処理槽内の厨
芥と処理媒質を混合する。厨芥は粉砕手段により粉砕さ
れているので、処理媒質の作用により比較的短期間で分
解消滅する。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図4に基づい
て詳述する。
【0016】1は流し台、2はシンクで、底部に水切篭
3を着脱自在に収納する厨芥受部4を有している。前記
厨芥受部4底面には排水管5が接続されると共に、水切
篭3及び厨芥受部4底面には後述する粉砕機7の材料投
入口10に連通する開口を形成している。6は前記水切篭
3及び厨芥受部4底面の開口を介して後述する粉砕機7
の材料投入口10に挿入される材料押圧棒で、炊事の際
に、材料押圧棒6にて水切篭3の開口を閉成し、シンク
2からの水が粉砕機7の材料投入口10に流れるのを防止
するようになっている。
【0017】7は前記流し台1の下部空間に収納され、
支持台8により支持される粉砕機で、移送筒9の材料投
入口10を前記厨芥受部4の開口に接続すると共に、先端
に固定歯11を装着している。12は前記移送筒9内に配設
され、電動機13により回転駆動される螺旋体で、先端に
回転歯14を有しており、材料投入口10から供給された材
料を螺旋体12の回転により先端に移送し、回転歯14と固
定歯11とにより粉砕するようになっている。15は前記移
送筒9先端に設けられたガイド体で、このガイド体15に
より粉砕機7から排出された厨芥を効率よく後述する処
理媒質28に混合するようになっている。
【0018】16は支持台8に一対の軸受17、18を介して
回転自在に支持される処理槽で、合成樹脂、ステンレ
ス、アルミ等の耐食性材料にて形成されており、処理槽
16内面には、内側に向かって複数のリブ19を突出形成し
ている。前記処理槽16の一側を軸支する軸受17を移送筒
9の先端が貫通し、軸受17を支持する支持台8にて処理
槽16の一側と粉砕機7の移送筒9を支持している。20は
前記処理槽16の他側に固定された駆動軸で、スプロケッ
ト21が固定されている。22は電動機で、その回転軸にス
プロケット23を固定し、スプロケット21、23間に架設さ
れたチェーン24を介して処理槽16を回転させるようにな
っている。25は前記処理槽16に穿設された小孔で、後述
する処理媒質28が漏れない程度の大きさに形成され、処
理媒質28が厨芥を分解することにより生じる水と炭酸ガ
スを処理槽16の外部に排出するようになっている。26は
前記処理槽16下方に配設されるドレンパンで、処理槽16
から排出される水を受け、排水パイプ27を介して排水管
5に排水するようになっている。
【0019】前記処理槽16内には、処理媒質28が収納さ
れている。処理媒質28は、おが屑等の木質細片、もみが
ら、米糠、土等の微生物培養基材、本実施例では、特公
平2−34679号公報(C02F 11/02)「木質細片による汚泥の
微生物処理方法」に示される微生物培養基材を使用して
いる。この処理媒質28に厨芥を投入して混合すると、カ
ン菌、球菌が発生し、厨芥をカン菌が腐食させ、球菌が
食べて水と炭酸ガスに分解して厨芥を消滅させる。
【0020】而して、炊事時には、図2に示す如く、材
料押圧棒6を粉砕機7の材料投入口10に挿入して水切篭
3の開口部を閉塞する。この状態では、シンク2からの
水は水切篭3を介して排水管5に排水される。
【0021】厨芥を処理する際には、図1に示す如く、
材料押圧棒6を取り外し、図示しないスイッチの操作に
より電動機13を駆動して螺旋体12を回転させながら、材
料押圧棒6により水切篭3及び厨芥受部4の開口を介し
て材料投入口10に厨芥を入れる。材料投入口10より粉砕
機7内に入れられた厨芥は、螺旋体12により移送筒9先
端側へ移送され、固定歯11と回転歯14によって粉砕され
て処理槽16に排出される。
【0022】処理槽16を回転させる電動機22は、粉砕機
7の電動機13と同期して同時に回転を開始し、粉砕機7
から排出された厨芥は、処理槽16の回転により処理媒質
28と混ぜ合わされる。
【0023】材料投入口10への厨芥の投入が終了する
と、図示しないスイッチを操作して運転を停止させるの
であるが、粉砕機7内に厨芥が残留して粉砕機7内で厨
芥が腐敗するのを防止するために、スイッチ停止後、粉
砕機7内の厨芥が処理槽16へ排出されるのに十分な時間
経過後に粉砕機7の電動機13を停止する。また、粉砕機
7から供給された厨芥を処理媒質28と十分に混合させる
ために、粉砕機7の電動機13の運転停止から所定時間後
に処理槽16回転用電動機22を停止させる。
【0024】処理槽16内の厨芥は、処理媒質28に自然発
生するカン菌と球菌により水と炭酸ガスに分解され、消
滅する。処理槽16に供給される厨芥は、粉砕機7にて粉
砕されているので、比較的短時間で分解消滅する。
【0025】本発明の第2実施例を図5及び図6に基づ
いて説明する。尚、上記第1実施例と同一部品は同一符
号を付して説明を省略する。
【0026】29は処理槽で、下部に形成した排水孔30
を、排水パイプ31を介して排水管5に接続し、処理槽29
内の水を排水管5に排水するようになっている。32は処
理槽29上部に形成された排気孔で、排気パイプ33を介し
て屋外に連通し、送風機34の送風により処理槽29内の空
気を屋外へ排気し、材料押圧棒35の中央に形成した通気
孔36及び粉砕機7を介して処理槽29内に空気を供給し
て、処理媒質28に発生するカン菌及び球菌の活性化を図
ると共に、処理槽29内の悪臭を屋外へ排気するようにな
っている。
【0027】37は前記処理槽29内に配設された一対の撹
拌翼で、合成樹脂、アルミ、ステンレス等の耐食性材料
から形成されており、一方の撹拌翼37をチェーン38を介
して電動機39に連結すると共に、撹拌翼37間にチェーン
40を架設して電動機39の駆動により撹拌翼37を回転さ
せ、処理槽29内の処理媒質28と厨芥を混合するようにな
っている。
【0028】本発明の第3実施例を図7乃至図9に基づ
いて説明する。尚、第1実施例と同一部品は同一符号を
付して説明を省略する。
【0029】41は円筒状の処理槽で、底面に形成した排
水口42を、排水パイプ43を介して排水管5に接続してお
り、排水口42には処理媒質28の漏れを防止するフィルタ
を装着している。44は前記処理槽41上面に形成された排
気孔、45は前記処理槽41内面に形成されたリブである。
【0030】46は前記処理槽41上面に固定された電動機
で、その回転軸47を処理槽41内に延設して回転軸47下端
を処理槽41底面に設けた軸受48に軸支している。前記電
動機46の回転軸47には、線体を螺旋状に形成した撹拌翼
49が固定されており、前記回転軸47及び撹拌翼49は、合
成樹脂、アルミ、ステンレス等の耐食性材料から形成さ
れ、あるいは表面に、合成樹脂当の耐食性材料の被膜を
施している。
【0031】而して、炊事時には、図8に示す如く、材
料押圧棒6を粉砕機7の材料投入口10に挿入して水切篭
3の開口を閉塞する。この状態では、シンク2からの水
は水切篭3を介して排水管5に排水される。
【0032】厨芥を処理する際には、図9に示す如く、
材料押圧棒6を取り外し、図示しないスイッチの操作に
より電動機13を駆動して螺旋体12を回転させながら、材
料押圧棒6により水切篭3及び厨芥受部4の開口を介し
て材料投入口10に厨芥を入れる。材料投入口10より粉砕
機7内に入れられた厨芥は、螺旋体12により移送筒9先
端側へ移送され、固定歯11と回転歯14によって粉砕され
て処理槽41に排出される。
【0033】撹拌翼49を回転させる電動機46は、粉砕機
7の電動機13と同期して同時に回転を開始し、粉砕機7
から供給された厨芥は、撹拌翼49の回転により処理媒質
28と混ぜ合わされる。
【0034】材料投入口10への厨芥の投入が終了する
と、図示しないスイッチを操作して運転を停止させるの
であるが、粉砕機7内に厨芥が残留して粉砕機7内で厨
芥が腐敗するのを防止するために、スイッチ停止後、粉
砕機7内の厨芥が処理槽41へ排出されるのに十分な時間
経過後に粉砕機7の電動機13を停止する。また、粉砕機
7から供給された厨芥を処理媒質28を十分に混合させる
ために、粉砕機7の電動機13の運転停止から所定時間後
に撹拌翼49回転用電動機46を停止させる。
【0035】処理槽41内の厨芥は、処理媒質28に自然発
生するカン菌と球菌により水と炭酸ガスに分解され、消
滅する。処理槽41に供給される厨芥は、粉砕機7にて粉
砕されているので、比較的短時間で分解される。
【0036】本発明の第4実施例を図10乃至図12に
基づいて説明する。この第4実施例は、粉砕機7の先端
が上方に位置するように粉砕機7を傾斜して配置し、粉
砕機7の移送筒9内にシンク2からの排水を貯め、処理
槽41内の悪臭がシンク2側に漏れるのを防止している。
【0037】本発明の第5実施例を図13に基づいて説
明する。尚、第3実施例と同一部品は同一符号を付して
説明を省略する。50は移送筒9と厨芥受部4とを連通す
る通水孔で、水切篭3を介して厨芥受部4に入った水
を、移送筒9を介して処理槽41に供給するようになって
いる。51は排水パイプ43に設けられた電磁バルブで、常
時開放し、厨芥処理時に閉成するようになっている。52
は処理槽41内の水位を検出する水位検出センサ、53は処
理槽41内の所定水位以上の水を排水管5を介して排水す
る分岐管である。
【0038】而して、炊事時には、材料押圧棒6を粉砕
機7の材料投入口10に挿入して水切篭3の開口を閉塞す
る。この状態では、シンク2からの水は水切篭3、厨芥
受部4及び移送筒9を介して処理槽41に供給され、排水
パイプ43から排水される。
【0039】厨芥を処理する際には、図示しないスイッ
チの操作を操作すると、粉砕機7の電動機13が駆動を開
始すると共に、電磁バルブ51が排水パイプ43を閉成す
る。この状態で、材料押圧棒6を取り外し、水を入れな
がら、水切篭3及び厨芥受部4の開口を介して材料投入
口10に厨芥を入れる。材料投入口10より粉砕機7内に入
れられた厨芥は、螺旋体12により移送筒9先端側へ移送
され、固定歯11と回転歯14によって粉砕されて水と共に
処理槽41に供給される。
【0040】処理槽41内に所定量の水が溜ると、水位セ
ンサ52が処理槽41内の水位を検出して撹拌翼49回転駆動
用電動機46を駆動させ、厨芥と処理媒質28を混合する。
撹拌翼49は、処理槽41内に水を貯めた状態で厨芥と処理
媒質28を混合するので、比較的小さい負荷で効率よく混
合することができる。
【0041】材料投入口10への厨芥の投入が終了する
と、図示しないスイッチを操作して運転を停止させるの
であるが、粉砕機7内に厨芥が残留して粉砕機7内で厨
芥が腐敗するのを防止するために、スイッチ停止後、粉
砕機7内の厨芥が処理槽41へ排出されるのに十分な時間
経過後に粉砕機7の電動機13を停止する。また、粉砕機
7から供給された厨芥を処理媒質28を十分に混合させる
ために、粉砕機7の電動機13の運転停止から所定時間後
に撹拌翼49回転用電動機46を停止させ、電磁バルブ51を
開放して処理槽41内の水を排水する。
【0042】処理槽41内の厨芥は、処理媒質28に自然発
生するカン菌と球菌により水と炭酸ガスに分解され、消
滅する。処理槽41に供給される厨芥は、粉砕機7にて粉
砕されているので、比較的短時間で分解消滅する。
【0043】本発明の第6実施例を図14に基づいて説
明する。尚、第5実施例と同一部品は同一符号を付して
説明を省略する。
【0044】54は処理槽41内に配設される回転槽で、内
部に処理媒質28を収納すると共に、処理媒質28が外部に
漏れない程度の微小な孔を多数形成すると共に、複数の
リブ55を形成している。56は前記回転槽54を回転駆動す
る電動機である。
【0045】而して、厨芥を処理する際には、図示しな
いスイッチの操作を操作すると、粉砕機7の電動機13が
駆動を開始すると共に、電磁バルブ51が排水パイプ43を
閉成する。この状態で、水を入れながら、水切篭3及び
厨芥受部4の開口を介して材料投入口10に厨芥を入れ
る。材料投入口10より粉砕機7内に入れられた厨芥は、
螺旋体12により移送筒9先端側へ移送され、固定歯11と
回転歯14によって粉砕されて水と共に回転槽54に供給さ
れる。
【0046】処理槽41内に所定量の水が溜ると、水位セ
ンサ52が処理槽41内の水位を検出して回転槽54回転駆動
用電動機56を駆動させ、回転槽54を回転させて厨芥と処
理媒質28を混合する。回転槽54にリブ55を形成し、回転
槽54を、処理槽41内に水を貯めた状態で回転させて厨芥
と処理媒質28を混合するので、比較的小さい負荷で効率
よく混合することができる。
【0047】材料投入口10への厨芥の投入が終了する
と、図示しないスイッチを操作して運転を停止させるの
であるが、粉砕機7内に厨芥が残留して粉砕機7内で厨
芥が腐敗するのを防止するために、スイッチ停止後、粉
砕機7内の厨芥が処理槽41へ排出されるのに十分な時間
経過後に粉砕機7の電動機13を停止する。また、粉砕機
7から供給された厨芥を処理媒質28を十分に混合させる
ために、粉砕機7の電動機13の運転停止から所定時間後
に回転槽54回転用電動機56を停止させ、電磁バルブ51を
開放して処理槽41内の水を排水する。
【0048】回転槽54内の厨芥は、処理媒質28に自然発
生するカン菌と球菌により水と炭酸ガスに分解され、消
滅する。処理槽28に供給される厨芥は、粉砕機7にて粉
砕されているので、比較的短時間で分解消滅する。
【0049】尚、第6実施例においては、移送筒9と螺
旋体12にて移送した厨芥を、回転歯14と固定歯11にて粉
砕するように構成したが、図15に示す如く、電動機57
にて高速回転されるカッター58にて粉砕し、粉砕した厨
芥を、カッター58の回転により処理槽41に排出するよう
に構成してもよい。
【0050】また、上記各実施例においても、高速にて
回転するカッターにて粉砕し、粉砕した厨芥をカッター
の回転により処理槽に排出するよう構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の如く、本発明の各請求項の構成に
よれば、厨芥を比較的短時間に分解処理することがで
き、厨芥廃棄処理の手間を解消し、環境保全の向上を図
ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の厨芥処理状態を示す断面
図である。
【図2】同炊事状態を示す断面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】同他の方向から見た断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図6】同他の方向から見た断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図8】同炊事状態を示す断面図である。
【図9】同厨芥処理状態を示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図11】同炊事状態を示す断面図である。
【図12】同厨芥処理状態を示す断面図である。
【図13】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図14】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図15】本発明の第7実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
7 粉砕機 10 材料投入口 11 固定歯 13 電動機 14 回転歯 16 処理槽 22 電動機 28 処理媒質 29 処理槽 37 撹拌翼 39 電動機 41 処理槽 46 電動機 49 撹拌翼 51 電磁バルブ 52 水位センサ 54 回転槽 56 電動機
フロントページの続き (72)発明者 福本 明広 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 會田 謙次 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 笹倉 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料投入口から投入された厨芥を粉砕す
    る粉砕手段と、該粉砕手段から排出された厨芥を受納す
    る処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理す
    る処理媒質と、前記処理槽内の厨芥と処理媒質を混合す
    る混合手段を備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 材料投入口から投入された厨芥を粉砕す
    る粉砕手段と、該粉砕手段から排出された厨芥を受納す
    る処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理す
    る処理媒質と、前記処理槽を回転させ、処理槽内の厨芥
    と処理媒質を混合する駆動手段を備えたことを特徴とす
    る厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 材料投入口から投入された厨芥を粉砕す
    る粉砕手段と、該粉砕手段から排出された厨芥を受納す
    る処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理す
    る処理媒質と、前記処理槽内に配設され、駆動手段によ
    り回転駆動して処理槽内の厨芥と処理媒質を混合する混
    合手段を備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】 材料投入口から投入された厨芥を粉砕す
    る粉砕手段と、該粉砕手段から排出された厨芥を受納す
    る処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理す
    る処理媒質と、前記処理槽内の水を排水する排水管と、
    該排水管を開閉する開閉手段と、前記処理槽内に配設さ
    れ、処理槽内に所定量の水を貯めた状態で駆動手段によ
    り回転駆動して処理槽内の厨芥と処理媒質を混合する混
    合手段を備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】 材料投入口から投入された厨芥を粉砕す
    る粉砕手段と、該粉砕手段から排出された厨芥を受納す
    る処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理す
    る処理媒質と、前記処理槽内の水を排水する排水管と、
    該排水管を開閉する開閉手段と、前記処理槽内に所定量
    の水を貯めた状態で処理槽を回転させて処理槽内の厨芥
    と処理媒質を混合する駆動手段を備えたことを特徴とす
    る厨芥処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679730U (ja) * 1993-04-15 1994-11-08 日東製網株式会社 菌体利用による生ゴミ残飯等の消化発酵熟成装置
JPH0851972A (ja) * 1994-08-10 1996-02-27 Corona Kogyo Kk 生ごみ処理装置用微生物培養基材及びその製造方法
WO2001068281A1 (fr) * 2000-03-15 2001-09-20 Sunbio Co., Ltd. Dispositif de traitement des dechets

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