JPH1017487A - 後発白内障予防薬 - Google Patents

後発白内障予防薬

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JPH1017487A
JPH1017487A JP8164848A JP16484896A JPH1017487A JP H1017487 A JPH1017487 A JP H1017487A JP 8164848 A JP8164848 A JP 8164848A JP 16484896 A JP16484896 A JP 16484896A JP H1017487 A JPH1017487 A JP H1017487A
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JP
Japan
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peptide
amino acid
cyclic
cataract
acid sequence
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JP8164848A
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English (en)
Inventor
Yoko Tsukamoto
洋子 塚本
Tetsuo Sasabe
哲生 笹部
Kenichi Kishida
健一 岸田
Yasuo Tano
保雄 田野
Akira Kiritooshi
彰 切通
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】後発白内障の発生予防に有用な薬剤を提供す
る。 【解決手段】アルギニン−グリシン−アスパラギン酸ま
たはアルギニン−サルコシン−アスパラギン酸なるアミ
ノ酸配列を含むペプチドを有効成分とする後発白内障予
防薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のペプチドま
たはその薬学的に許容できる塩を有効成分とする後発白
内障予防薬に関する。
【0002】
【従来の技術】アルギニン−グリシン−アスパラギン酸
なるアミノ酸配列(以下RGD配列という)を含むペプ
チド(以下RGDペプチドという)は、細胞の細胞外基
質への接着に関与するペプチドとして見いだされ、試験
管内評価において種々の生理活性が見いだされてきた。
RGDペプチドの癌転移阻害効果や血小板凝集阻害効果
などについては、すでに報告され、癌転移阻害剤または
抗血栓剤としての有効性が認められている。また、骨粗
鬆症の治療薬の可能性についても報告されている。しか
し、RGD配列を含む蛋白質の存在は広く生体内で知ら
れており、さらに多くの薬効が想定される。
【0003】一方、RGDペプチドの生理活性は比較的
低分子量のペプチドであるが故に体内での不安定性、早
い体内クリアランスなどから問題点が多数あった。これ
らの問題を解決するために、線状ペプチドの両末端をペ
プチド結合によって環状化することによって活性の向
上、体内での安定性を高まることが証明されている(特
開平2−174797号公報参照)。また、このRGD
配列におけるグリシン残基の代わりにサルコシン(すな
わち、N−メチルグリシン)残基が存在するアルギニン
−サルコシン−アスパラギン酸なるアミノ酸配列を含む
RGDペプチド類縁体は、RGDペプチドと同様の生理
活性を有することが知られている。さらに本発明者らに
よってこのRGDペプチド類縁体を上記のように環状化
することによってRGDペプチドと同様に活性の向上、
体内での安定性を高まることが証明されている(特開平
4−264097号公報参照)。さらには、このような
環状ペプチドや他の手段で(たとえばジスルフィド結合
で)環状化した環状ペプチドも知られている(特表平3
−501610号公報や特表平5−508860号公報
参照)。以下、このRGDペプチド類縁体もRGDペプ
チドという。
【0004】ペプチド結合により環状化された環状ペプ
チドの合成には液相合成法の他、オキシム樹脂法(W.F.D
eGrado,E.T.Kaiser;J.Org.Chem.,45,1295-1300,1980)を
用いた固相合成法による環状ペプチドの合成が知られて
いる。また、本発明者らによっても固相合成法の改良法
が提案されている(本出願人の出願にかかわる特開平5
−25196号公報参照)。
【0005】このような環状ペプチド合成方法が開発さ
れたことにより、多数の環状ペプチドが短期間に合成さ
れるようになり、高活性あるいは高い特異性を持つ新た
なRGDペプチドの発見が導かれるとともに、新しい生
理活性についての評価が可能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、RGDペ
プチドを眼科疾患の処置剤としての有効性について検討
した。上記特表平5−508860号公報には、眼球炎
症疾患の治療剤としての環状RGDペプチドの用途が示
唆されている。しかしながら、どのような眼球炎症疾患
にどのように有効であるかは記載されていない。本発明
者はRGDペプチドについて後発白内障の予防薬として
の有効性について検討した。
【0007】白内障術後の合併症として高頻度に生じる
後発白内障は、術後の残存水晶体上皮細胞が、後嚢の光
軸部に増殖・移動して発生する。その治療には、現在、
物理療法であるNdYAG レーザー切開法が広く行われてい
る。しかし、近年、白内障手術に眼内レンズ挿入が一般
化してきて以来、後発白内障治療のためのレーザー切開
によって、眼内レンズに損傷が起こったり変質する危険
性が度々指摘されている。従って、薬剤による後発白内
障の予防薬が強く期待されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
状況に鑑み、RGDペプチドについて試験管内評価を行
ったところ、ヒト結膜繊維芽細胞や網膜芽細胞腫の接着
に対して阻害効果があることがわかった。さらに主鎖が
環状であるRGDペプチドでは細胞接着に対する阻害効
果が増強され、かつ持続性が高まることを見いだした。
本発明はこのような知見に基づく下記発明である。
【0009】アルギニン−グリシン−アスパラギン酸ま
たはアルギニン−サルコシン−アスパラギン酸なるアミ
ノ酸配列を含むペプチド、またはそのペプチドの薬学的
に許容できる塩、を有効成分とする後発白内障予防薬。
【0010】
【発明の実施の形態】アルギニン−グリシン−アスパラ
ギン酸(Arg-Gly-Asp) なるアミノ酸配列を含むペプチド
およびアルギニン−サルコシン−アスパラギン酸(Arg-S
ar-Asp) なるアミノ酸配列を含むペプチドは前記RGD
ペプチドである。本発明のペプチドは通常の線状構造を
有するペプチドであってもよい。しかし前記した理由に
より、より好ましくは環状のペプチドである。
【0011】本発明におけるペプチドのアミノ酸残基数
は、特に限定されないが、20以下、特に10以下が好
ましい。アミノ酸残基数のより多いペプチドではRGD
等の有効な配列部分が立体障害などで隠されて充分な効
果が発揮されないおそれがある。ただし、(Arg-Gly-As
p) や(Arg-Sar-Asp) なる配列を含む比較的短いアミノ
酸配列(たとえば、アミノ酸残基数5以下の配列)の2
以上の繰り返しからなるペプチドはこの限りではない。
しかし、合成の容易さや安定性からはこの場合であって
もアミノ酸残基数は上記のように短いことが好ましい。
【0012】環状化されたRGDペプチドとして、2つ
のシステイン残基のメルカプト基同士をジスルフィド結
合で結合して環状化した環状のRGDペプチドが知られ
ている。本発明における環状のペプチドはこのような環
状のペプチドであってもよい。しかし、ジスルフィド結
合はペプチド結合に比較して安定性が低いことより、本
発明においてより好ましい環状のペプチドは、下記ペプ
チド結合により環状化されている環状のペプチドであ
る。
【0013】本発明におけるペプチドとして好ましい環
状のペプチドは、ペプチド結合により環状化されている
環状のペプチドである。ペプチド結合はα位のアミノ基
とα位のカルボキシル基が縮合して生成するペプチド結
合のみからなることが好ましい。すなわち、線状ペプチ
ドの両末端(すなわち、N末端とC末端)のα位のアミ
ノ基とα位のカルボキシル基が縮合した構造を有する環
状のペプチドが好ましい。このような環状のペプチドは
末端基(α位のアミノ基やα位のカルボキシル基)が存
在しないことにより、安定性がきわめて高いという特徴
を有する(前記環状ペプチドにかかわる公知例参照)。
【0014】しかし、場合によっては、本発明における
ペプチドは側鎖のアミノ基やカルボキシル基がペプチド
結合することにより生成する環状のペプチドであっても
よい。このような環状のペプチドはα位のアミノ基また
はα位のカルボキシル基が末端基として残存することが
通例であり、安定性の面で上記末端基のない環状のペプ
チドよりも劣ることが少なくない。
【0015】なお、上記の環状のペプチドの説明は合成
法を限定するためのものではない。たとえば環状化はア
ミノ酸配列の任意のアミノ酸残基間で行うことができ
る。たとえば、RGD配列のRとGの間でペプチド結合
を生成して環状化を行うことができる。
【0016】本発明におけるペプチドとしては公知のも
のであってもよい。環状のペプチドとしては、たとえ
ば、前記特開平2−174797号公報や特開平4−2
64097号公報に記載されている環状のペプチドが好
ましい。特に好ましい環状のペプチドは、このような線
状ペプチドのN末端のα位のアミノ基とC末端のα位の
カルボキシル基が縮合した構造を有する環状のペプチド
であり、以下このようなタイプの環状のペプチドを単に
環状ペプチドという。具体的な環状ペプチドとして特に
好ましいものは環状[-Gly-Arg-Gly-Asp-Ser-Pro-Ala-]
からなるアミノ酸配列を有する環状ペプチドである。
【0017】本発明におけるペプチドは側鎖にカルボキ
シル基を有し、またアミノ基などの塩基性基を有する場
合もあることより、このペプチドの塩を形成させること
ができる。本発明においてこのペプチドの薬学的に許容
できる塩もまた後発白内障予防薬として有用である。塩
としては、たとえば、ナトリウム塩、カリウム塩、カル
シウム塩、アンモニウム塩、塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、こはく酸塩などがある。
【0018】本発明におけるペプチド(またはその塩)
の投与量としては、特に限定されないが、1眼1日あた
り0.001〜100mg、特に0.01〜10mgが
適当である。
【0019】本発明のペプチド(またはその塩)は製剤
化して局所(すなわち眼)に投与されることが好まし
い。しかしこれに限定されるものではなく注射などによ
る眼以外の部分への投与や経口投与もできる。製剤は通
常の眼科用液状製剤は勿論、懸濁液状製剤、軟膏状製
剤、固体担持製剤などであってもよい。特に有効成分を
徐放することができる徐放性担持体に担持されて使用さ
れることが好ましい。徐放性担持体としては、通常の眼
科用徐放性担持体、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重
合体などを素材とした徐放性担持体を使用できる。
【0020】以下、本発明を実施例によって具体的に説
明するが、本発明はこの実施例に限られるものではな
い。
【0021】なお、実施例に用いた環状[-Gly-Arg-Gly-
Asp-Ser-Pro-Ala-] からなるアミノ酸配列を有する環状
ペプチド(以下c-GRGDSPA という)は、特開平2−17
4797号公報記載の実施例1に従って合成したものを
用いた。また、Arg-Gly-Asp-Ser からなるアミノ酸配列
を有する線状ペプチド(以下RGDSという)、およびArg-
Gly-Asp-Trp からなるアミノ酸配列を有する線状ペプチ
ド(以下RGDWという)は、公知の方法で合成したものを
用いた。
【0022】
【実施例】
[例1:RGDペプチドによる細胞接着阻害効果]ヒト
結膜繊維芽細胞、ヒト網膜芽腫細胞、ウサギ水晶体上皮
細胞をそれぞれRGDペプチドと共に培養し、経時的に
24時間後まで接着細胞数を計測した。その結果を表1
〜6に示す。表1〜6に培養時間とペプチド濃度におけ
る細胞の接着抑制率(%)を示す。表に示すように特に
c-GRGDSPA は各種細胞に対して接着阻害活性を持ち、培
養開始後24時間後もその効果を保っていた。
【0023】また、網膜芽腫細胞を培養開始5日後、R
GDペプチドを含む培養液に交換し、その後の培養細胞
の形態的変化を経時的に観察した。ペプチドを添加する
前の細胞は培養皿に接着し、神経細胞用の突起を出して
いたが、添加1時間後にはその突起の先が鈍化し、6時
間後には、ほとんどの突起は目立たなくなった。さら
に、細胞は球形になり、集塊を作って浮遊した。RGD
ペプチドは網膜芽腫細胞の接着に対して明らかに阻害的
に働いていることが確認された。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】[例2:RGDペプチドによる細胞接着阻
害効果]接着した細胞を剥がす効果について検討するた
め、フィブロネクチンとコラーゲン タイプIV(以下Co
l 4 という)をそれぞれコートしたプレート上でウサギ
水晶体上皮株細胞(以下 TOTL-86という)、ヒト水晶体
上皮細胞(以下HEL-17という)および網膜芽細胞腫株細
胞(以下WERI-mという)を24時間培養後RGDペプチ
ドを添加し3時間後、総接着細胞数を計測した。その結
果を表7〜8に示す。表7はフィブロネクチンコートプ
レートを用いて上記3種の細胞を培養した場合の細胞接
着抑制率(%)を示す表であり、表8はCol 4 コートプ
レートを用いて TOTL-86を培養した場合の細胞接着抑制
率(%)を示す表である。
【0031】表7〜8に示されるように、フィブロネク
チンコートプレートにおいてRGDペプチド50μg/
mlを添加することにより、 TOTL-86およびHEL-17の接
着を95%以上、WERI-mの接着を85%以上抑制してい
た。また、Col 4 コートプレート上では TOTL-86の接着
を1mg/mlで100%抑制し、250μg/mlで
66%抑制した。
【0032】
【表7】
【0033】
【表8】
【0034】[例3:後発白内障に対するRGDペプチ
ドの効果]後発白内障の予防を目的として以下の実験を
行った。白内障術後のウサギ水晶体上皮細胞に対する c
-GRGDSPAの細胞接着阻止作用を検討した。 c-GRGDSPAを
徐放材料に吸着させ、眼内レンズ表面に接着させた。ウ
サギの水晶体を嚢外摘出した後、片眼に c-GRGDSPAの徐
放材料を接着させた眼内レンズを移植し、もう片眼に徐
放材料のみを接着させた眼内レンズを移植した。術後観
察の結果、 c-GRGDSPAを含む徐放材料により眼内レンズ
挿入後に持続的に残存水晶体上皮の後嚢への伸展、接着
を抑制し、後発白内障の発生予防に有用と認められた。
【0035】
【発明の効果】実施例に示すように、RGDペプチドは
後発白内障の発生予防に有効であり、特に環状のRGD
ペプチドは顕著な効果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田野 保雄 兵庫県神戸市東灘区鴨子ケ原3−13−25 (72)発明者 切通 彰 大阪府大阪市中央区石町1−1−11−1305

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルギニン−グリシン−アスパラギン酸ま
    たはアルギニン−サルコシン−アスパラギン酸なるアミ
    ノ酸配列を含むペプチド、またはそのペプチドの薬学的
    に許容できる塩、を有効成分とする後発白内障予防薬。
  2. 【請求項2】ペプチドが、アミノ酸残基数20以下のペ
    プチドである、請求項1の後発白内障予防薬。
  3. 【請求項3】ペプチドが、N末端とC末端とがペプチド
    結合により環状化されている環状ペプチドである、請求
    項1または2の後発白内障予防薬。
  4. 【請求項4】環状[-Gly-Arg-Gly-Asp-Ser-Pro-Ala-] か
    らなるアミノ酸配列を有する環状ペプチドを有効成分と
    する後発白内障予防薬。
  5. 【請求項5】徐放性担持体に担持された請求項1、2、
    3または4のペプチドまたはその塩からなる後発白内障
    予防薬。
JP8164848A 1996-06-25 1996-06-25 後発白内障予防薬 Pending JPH1017487A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337621C (zh) * 2004-12-15 2007-09-19 杭州鑫富药业有限公司 门冬氨酸及其盐的用途
JP2012100612A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Nippon Meat Packers Inc 白内障予防食品
US9844556B2 (en) 2015-03-25 2017-12-19 Megumi Honjo Preventive/therapeutic method and preventive/therapeutic agent for complications after cataract surgery

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