JPH10174274A - 感振遮断コンセント - Google Patents

感振遮断コンセント

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Publication number
JPH10174274A
JPH10174274A JP8331703A JP33170396A JPH10174274A JP H10174274 A JPH10174274 A JP H10174274A JP 8331703 A JP8331703 A JP 8331703A JP 33170396 A JP33170396 A JP 33170396A JP H10174274 A JPH10174274 A JP H10174274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
sphere
corner
box
switch means
Prior art date
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Pending
Application number
JP8331703A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamada
山田  正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP8331703A priority Critical patent/JPH10174274A/ja
Publication of JPH10174274A publication Critical patent/JPH10174274A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のコンセントでは、大地震が発生して電気
器具等が転倒したり、あるいは破損したような場合に
も、コンセントから電気器具等への通電が継続されてし
まうので、火災等の事故の原因となることがある。 【解決手段】球体3を底面部4に沿って転動可能に箱体
1内に収納し、底面部は、箱体の一隅a側に第1の低所
5を構成し、この一隅側と他の隅b,c,d側との間に
山部6を構成して、これらの他の隅側を山部よりは低く
構成すると共に、他の隅の間の一個所に第2の低所7を
構成し、第1、第2の低所を球体の安定停止位置とし、
箱体には球体が第1の低所に停止している時にONとな
るスイッチ手段13u,13vを構成すると共に、第2
の低所に停止している球体を第1の低所方向に押動する
復帰手段16を構成し、コンセント差し込み口の電極は
スイッチ手段を介して電源に接続した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感振遮断コンセン
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家屋のコンセントには、大き
な地震が発生した場合に電気器具等への通電を自動的に
遮断するような機構は設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、大地震が発生
して電気器具等が転倒したり、あるいは破損したような
場合にも、コンセントから電気器具等への通電が継続さ
れて、火災等の事故の原因となることがあった。そこで
本発明では、コンセントに簡易な感振遮断機構を付加す
ることにより、大地震発生時における通電を自動的に遮
断して火災事故等を未然に防ぐことを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、球体を底面部に沿って転動可能に箱
体内に収納し、底面部は、箱体の一隅側に第1の低所を
構成し、この一隅側と他の隅側との間に山部を構成し
て、これらの他の隅側を山部よりは低く構成すると共
に、他の隅の間の一個所に第2の低所を構成し、第1、
第2の低所側を球体の安定停止位置とし、箱体には球体
が第1の低所側に停止している時にONとなるスイッチ
手段を構成すると共に、第2の低所側に停止している球
体を第1の低所方向に押動する復帰手段を構成し、コン
セント差し込み口の電極はスイッチ手段を介して電源に
接続した感振遮断コンセントを提案する。
【0005】また本発明では、上記の構成において第1
と第2の低所間の山部に球体の案内溝を構成することを
提案する。
【0006】また本発明では、上記の構成においてスイ
ッチ手段は、コンセント差し込み口の一対の電極の夫々
に対応して箱体の一隅を挟む側面の夫々に配設した固定
電極と可動電極により構成し、可動電極を球体によりば
ねの弾性に抗して駆動して固定電極に当接させることに
よりONとする構成とすることを提案する。
【0007】また本発明では、上記の構成において、復
帰手段とコンセント差し込み口を同一面側に構成するこ
とを提案する。
【0008】以上の本発明によれば、球体が第1の低所
側に停止している場合には通常のコンセントとして使用
することができるが、大地震等が発生して、その振動に
より球体が山部を越えるとスイッチ手段がOFFとなる
ため、コンセント差し込み口の電極への通電が遮断さ
れ、従ってコンセントにプラグを装着している電気器具
への通電も遮断される。第1の低所から山部を越えた球
体は第2の低所側に至り、この球体は復帰手段により押
動して第2の低所側から第1の低所側に復帰させること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1〜図6は本発明を適用したコンセ
ントの一例を模式的に示す断面図である。符号1は箱体
であり、この箱体1は部屋の壁2に取り付けている。こ
の箱体1内に球体3を収納し、球体3を底面部4に沿っ
て転動可能とする。球体3は金属球等、適宜の重量を有
するものとする。
【0010】底面部4は、図4に模式的に示すように、
箱体1の一隅a側に第1の低所5を構成すると共に、こ
の一隅a側と他の隅b,c,d側との間に山部6を構成
して、これらの他の隅b,c,d側を山部6よりは低く
構成する。図中、一点鎖線は山部6の稜線を示すもので
あり、図中矢印により高低関係を表示している。即ち、
矢印は、根元が高く、先端が低いことを示している。図
中矢印で示すように、他の隅c,dの間の一個所に第2
の低所7を構成している。これらの第1、第2の低所
5,7は球体3の安定停止位置を構成するもので、箱体
1の底面部4の上記凹凸形状の各寸法と球体2の径は、
これらの安定停止位置が構成されるように所定の相対的
関係を設定している。図に示すように第2の低所7は、
箱体1において壁2側の側面に対応しており、この部分
に復帰手段を構成する。尚、図4においては復帰手段は
図示を省略して操作口8のみを表示している。また底面
部4には第1と第2の低所5,7間の山部6に図中破線
で示す直線状の案内溝9を構成している。尚、底面部4
の上述した凹凸形状は、箱体1に底面板10を装着して
構成する等、適宜に構成することができる。
【0011】再び、図1において、箱体1の一隅aを挟
む側面の夫々には、固定電極11u,11vと可動電極
12u,12vとから成るスイッチ手段13u,13v
を構成している。図2、図3及び図5に示すように可動
電極12u,12vは箱体1の底面部4から板ばね14
により運動可能に支持されており、外力が加わらない場
合には、図5に示すように板ばね14の弾性力により固
定電極11u,11vから離れた位置、即ちOFF位置
に支持される。
【0012】図3において、符号15はコンセント差し
込み口を示すもので、このコンセント差し込み口15は
復帰手段の操作口8と同一面側に構成している。コンセ
ント差し込み口15の一対の電極(図示省略)は、図1
に示すように、夫々のスイッチ手段13u,13vを介
して電源部に接続している。
【0013】一方、復帰手段は、操作口8内に装置した
操作レバー16により構成しており、この操作レバー1
6は後述するように、回転運動と進退運動が可能な構成
である。
【0014】以上の構成において、通常は球体3を第1
の低所5側に停止させておき、この状態では、図1〜図
3に示すように、球体3が夫々の可動電極12u,12
vを板ばね14の弾性力に抗して押動させて固定電極1
1u,11vに圧接しているため、スイッチ手段13
u,13vはONとなっている。従って電源部とコンセ
ント差し込み口15の各電極はスイッチ手段13u,1
3vを介して導通するため、通常のコンセントと同様に
使用することができる。
【0015】この状態において地震が発生して、その振
動により球体3が第1の低所5側から山部6を越え、そ
して振動により再び山部6を越えて第1の低所5側に戻
らない場合には、球体3は第2の低所7に停止する。
尚、このような動作をさせるための振動の強度等の設定
は、山部6の高さや球体3の重量等を調節して行うこと
ができる。以上の状態では、図5に示すように、球体3
は、夫々の可動電極12u,12vを押動しないので、
可動電極12u,12vは板ばね14の弾性力により復
帰して、固定電極11u,11vから離れた位置に維持
される。従ってスイッチ手段13u,13v共にOFF
状態であるためコンセント差し込み口15の各電極には
電源部から通電されない。従ってコンセント差し込み口
15にプラグを装着して通電状態であった電気器具への
通電が遮断される。従って暖房器等の電気器具が転倒し
ていたような場合にも火災の危険がない。
【0016】こうして地震がおさまった後も球体3は第
2の低所7側に停止しているためコンセントを使用する
ことはできない。そこで、この例の場合には、図5に示
すよう、コンセント差し込み口15と同一面側、即ち壁
2の表側に構成されている操作口8の操作レバー16
を、まず回転して持ち上げて水平状態にした後、押し込
む。その操作により、球体3は操作レバー16の先端に
押されて山部6を越え、再び自重により第1の低所5側
まで転動して、そこに停止する。従って球体3は再びス
イッチ手段13u,13vをON状態とするため、再び
通常のコンセントと同様に使用できるようになる。操作
レバー16による上述した復帰操作において、第1の第
2の低所5,7間に案内溝9を設けた構成とすることに
より、球体3の移動方向を規制し、確実な復帰操作を行
うことができる。
【0017】以上に説明したものの他、本発明では、次
のような実施の形態が考えられる。 a.スイッチ手段としては、球体により直接に作動して
ON−OFFとするものの他、近接スイッチ等を適用す
ることができる。 b.復帰手段としては、上述したように操作レバーを操
作口に設置する構成の他、開閉可能な操作口から適宜の
棒体を挿入して復帰させる構成とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のとおり、地震により所定
以上の振動が発生した場合には、コンセント差し込み口
の電極への通電を遮断するため、このコンセント差し込
み口にプラグを装着して使用している電気器具への通電
を遮断するため、通電の継続に起因する火災事故等を未
然に防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したコンセントの一例をON状
態において模式的に示すもので、上方から下方側に見た
状態の断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 底面部の凹凸形状を模式的に示すもので、図
1と同様に上方側から下方側に見た状態の断面図であ
る。
【図5】 図1のコンセントがOFF状態におけるB−
B線断面図である。
【図6】 図4と同様な個所を復帰操作につき示す模式
図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 壁 3 球体 4 底面部 5 第1の低所 6 山部 7 第2の低所 8 操作口 9 案内溝 10 底面板 11u,11v 固定電極 12u,12v 可動電極 13u,13v スイッチ手段 14 板ばね 15 コンセント差し込み口 16 操作レバー(復帰手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球体を底面部に沿って転動可能に箱体内
    に収納し、底面部は、箱体の一隅側に第1の低所を構成
    し、この一隅側と他の隅側との間に山部を構成して、こ
    れらの他の隅側を山部よりは低く構成すると共に、他の
    隅の間の一個所に第2の低所を構成し、第1、第2の低
    所側を球体の安定停止位置とし、箱体には球体が第1の
    低所側に停止している時にONとなるスイッチ手段を構
    成すると共に、第2の低所側に停止している球体を第1
    の低所方向に押動する復帰手段を構成し、コンセント差
    し込み口の電極はスイッチ手段を介して電源に接続した
    ことを特徴とする感振遮断コンセント
  2. 【請求項2】 第1と第2の低所間の山部に球体の案内
    溝を構成したことを特徴とする請求項1記載の感振遮断
    コンセント
  3. 【請求項3】 スイッチ手段は、コンセント差し込み口
    の一対の電極の夫々に対応して箱体の一隅を挟む側面の
    夫々に配設した固定電極と可動電極により構成し、可動
    電極を球体によりばねの弾性に抗して駆動して固定電極
    に当接させることによりONとする構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の感振遮断コンセント
  4. 【請求項4】 復帰手段とコンセント差し込み口を同一
    面側に構成したことを特徴とする請求項1記載の感振遮
    断コンセント
JP8331703A 1996-12-12 1996-12-12 感振遮断コンセント Pending JPH10174274A (ja)

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JP8331703A JPH10174274A (ja) 1996-12-12 1996-12-12 感振遮断コンセント

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102326834B1 (ko) * 2021-05-03 2021-11-17 (주)태양이엔시 공동주택의 내진기능을 갖춘 과전류 차단 내장형 콘센트 장치

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KR102326834B1 (ko) * 2021-05-03 2021-11-17 (주)태양이엔시 공동주택의 내진기능을 갖춘 과전류 차단 내장형 콘센트 장치

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