JPH10173485A - デジタルマッチドフィルタ - Google Patents

デジタルマッチドフィルタ

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JPH10173485A
JPH10173485A JP32956196A JP32956196A JPH10173485A JP H10173485 A JPH10173485 A JP H10173485A JP 32956196 A JP32956196 A JP 32956196A JP 32956196 A JP32956196 A JP 32956196A JP H10173485 A JPH10173485 A JP H10173485A
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルマッチドフィルタの低消費電力化を
行う。 【解決手段】 A/D変換器でサンプルした受信信号を
シフトしないで蓄積する記憶回路と、A/D変換器の出
力を蓄積するためのアドレスを制御するアドレス信号発
生回路と、受信するための拡散符号を生成する参照デー
タ生成回路と、前記参照データ生成回路の出力をシフト
するためのシフトレジスタあるいはリング状のシフトレ
ジスタと、前記シフトしない記憶回路の出力と前記シフ
トレジスタの出力を乗算する乗算回路と、乗算回路の出
力を加算する加算回路と、これらのタイミングを制御す
るタイミング信号発生回路で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム直接
拡散通信方式の受信装置等で用いられるデジタルマッチ
ドフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号に広帯域の拡散符号を乗じて送
信し、受信信号では逆拡散して狭帯域信号に戻す、いわ
ゆるスペクトラム直接拡散通信方式は、受信電波のC/
N(キャリア・ノイズ比)が悪くても情報信号を検出で
きるので、移動体通信システムの多元接続方式の1つで
ある符号分割多元接続(CDMA(:Code Division Muti
ple Access))に有望であり、装置の低消費電力化が望
まれている。
【0003】デジタルマッチドフィルタは、受動相関器
としての利点を活かした拡散符号(チップ:拡散符号列
を構成する各拡散符号を「チップ」という)時間毎の出
力を利用して、同期タイミング抽出のための高速な同期
捕捉、同期追尾、さらに抽出された前記同期タイミング
を用いたデータ復調に使用できることが知られている。
また、1拡散符号時間より短い時間、受信するタイミン
グがずれているような場合にも、アナログ/デジタル変
換器(以下、「A/D変換器」という)のサンプリング
を1拡散符号時間の1/2、1/4、1/8、1/16
等のタイミングで行い、1拡散符号時間の1/2、1/
4、1/8、1/16毎の相関出力を得ることにより、
精度の高い同期捕捉、同期追尾、データ復調に使用でき
ることが知られている。
【0004】受動相関器の構成例として、ここでは最も
簡単な構成となるBPSK(:Bi-Phase Shifted Key) 対
応のマッチドフィルタの構成を図10を用いて説明す
る。スペクトラム拡散の受信機においては、受信した信
号を周波数変換しベースバンド信号の周波数に落とす。
この信号をサンプルホールドし、入力信号としてマッチ
ドフィルタに入力する。入力信号は遅延線1にシリアル
に入力した後、各遅延時間毎の信号がパラレルに出力さ
れる。このパラレル出力は各タップ2で各遅延時間毎の
出力に応じて重み付けが行われる。重み付けが行われた
前記のパラレル出力は加算回路3で全て加算され相関出
力(相関値)として出力される。
【0005】次に、上記マッチドフィルタをデジタル的
に実現する一例としてデジタルマッチドフィルタの動作
を図11を用いて説明する。図11と類似するブロック
構成は、例えば特開平7−58669号公報等に紹介さ
れている。受信機で生成された受信ベースバンド信号で
ある受信スペクトラム拡散信号は、タイミング信号発生
回路5からのタイミングに従ってサンプリングされ、A
/D変換器4でデジタル信号に変換される。このデジタ
ル信号はシフトレジスタ31に順次入力される。一方、
参照データとなる拡散符号は拡散符号発生回路7で生成
され、一度ロード待ちバッファ8に入力された後、乗算
用のバッファ30に入力される。ここでロード待ちバッ
ファ8は通常の拡散に用いられる情報1シンボルと同程
度の長さの「短拡散コード」に加え、情報1シンボルの
長さよりも十分に長い「長拡散コード」も用いて拡散を
施すようなスペクトラム拡散方式において用いられ、前
記拡散符号発生回路7から出力される拡散符号列を一時
的に蓄積するためのバッファである。従って「長拡散コ
ード」を用いない方式ではロード待ちバッファ8は特に
必要ではない。乗算回路12ではシフトレジスタ31か
らのパラレル出力とバッファ30からのパラレル出力と
の乗算が行われる。この乗算結果は加算回路10で加算
され相関出力として出力され、同期捕捉、同期追尾、デ
ータ復調などに用いられる。上記説明では、A/D変換
器4のビット数には特に言及しなかったが、一般には量
子化誤差を軽減し性能向上を図るために複数ビットのA
/D変換器が用いられる(一般に複数ビットを用いた判
定処理を軟判定処理、1ビットを用いた判定処理を硬判
定処理という)。従ってシフトレジスタ31も前記の複
数ビットを蓄積できる構成とする必要がある。
【0006】図12は情報信号と拡散符号との関係を説
明するための説明図である。情報信号は基本単位である
情報ビットが複数集まって構成されている。拡散符号例
1では1情報ビット長を00110の5つの拡散符号で
拡散している。このとき拡散符号長=5と表現する。一
方、拡散符号例2では2情報ビットを00110100
11の10の拡散符号で拡散している。このとき拡散符
号長=10と表現する。ただし1情報ビットあたりでは
5つの拡散符号で拡散していることとなる。また、1つ
の拡散符号を乗じている時間を1拡散符号時間と表現す
る。拡散符号例1と2は、それぞれ同じ1拡散符号時間
の例を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成のデジタル
マッチドフィルタでは、サンプルした受信信号をシフト
レジスタに蓄積し、サンプル毎に受信信号をシフトする
構成となっている。特に性能向上のために複数ビットの
A/D変換器が用いられる場合には、シフトレジスタも
この複数ビットを蓄積し更にシフトする必要がある。一
般にデジタル回路においては信号の変化時に回路内の電
位が変動し電力が消費される(特にCMOSなどのプロ
セスを使用したデバイスは、出力信号の0、1を変化さ
せるときに消費電力を必要とすることが知られてい
る)。従って複数ビット対応のシフトレジスタにおいて
もデータのシフト時に消費電力が大幅に大きくなってし
まうという問題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、主たる目的は、デジタルマッチ
ドフィルタを構成する各デジタル回路ブロックでの消費
電力を低減し、低消費電力のデジタルマッチドフィルタ
を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
マッチドフィルタにおいては、相関処理を行うために、
情報ビットにより構成される情報信号に所定の拡散符号
長の拡散符号列を用いてスペクトラム拡散を施した受信
スペクトラム拡散信号を所定のタイミングで順次サンプ
リングし量子化し、生成される入力データを記憶すると
ともに、記憶された複数の前記入力データである入力デ
ータ列を出力する入力信号生成手段と、前記入力データ
列に対応させ、前記受信スペクトラム拡散信号に用いら
れた拡散符号列と同一の拡散符号列より生成される参照
データ列を出力する参照信号生成手段と、前記入力デー
タ列と前記参照データ列との対応するデータ同士を乗算
し、生成される複数の乗算データを出力する乗算回路
と、この複数の乗算データを加算し、生成される相関値
を出力する加算回路とを備え、前記入力信号生成手段
は、前記入力データに応じた個別の記憶場所を指示する
アドレス信号に基づき、少なくとも前記拡散符号長に相
当する期間に生成される前記入力データを個別に記憶で
きる複数の記憶場所を有するとともに、前記タイミング
に応じて前記入力データ列を出力する記憶回路を備え、
前記参照信号生成手段は、前記タイミングに応じて前記
参照データ列をシフトし出力するシフトレジスタを備え
るようにしたものである。
【0010】また、相関処理の対象となる1情報ビット
長を越える部分の乗算データについては、前記乗算デー
タに替え、あらかじめ設定されている無入力状態を示す
ヌルデータを加算回路に入力するようにしたものであ
る。
【0011】また、相関処理の対象となる1情報ビット
長を越える部分の入力データについては、前記入力デー
タに換え、あらかじめ設定されている無入力状態を示す
ヌルデータを乗算回路に入力するようにしたものであ
る。
【0012】また、参照信号生成手段は、相関処理の対
象となる1情報ビット長を越える部分の参照データにつ
いては拡散符号に換え、あらかじめ設定されている無入
力状態を示す前記ヌルデータを用い参照データ列を生成
し出力するようにしたものである。
【0013】また、参照信号生成手段は、1拡散符号長
内のサンプリング回数だけ繰り返された拡散符号により
構成された参照符号列より参照データ列を生成し出力す
るようにしたものである。
【0014】また、シフトレジスタからの出力を第2の
参照データ列とし、この第2の参照データ列を保持し、
新たに参照データ列として出力するラッチ回路と、入力
データ列と前記第2の参照データ列との対応するデータ
同士を乗算し、生成される複数の第2の乗算データを出
力する第2の乗算回路と、この複数の第2の乗算データ
を加算し、生成される第2の相関値を出力する第2の加
算回路と、この第2の相関値とあらかじめ設定されてい
る参照相関値とを比較し、判定結果を出力する判定手段
とを備え、前記判定結果に基づき乗算回路から出力され
る乗算データまたはあらかじめ設定されている無入力状
態を示すヌルデータのいずれかのデータを選択し、加算
回路に入力するようにしたものである。
【0015】また、シフトレジスタからの出力を第2の
参照データ列とし、この第2の参照データ列を保持し、
新たに参照データ列として出力するラッチ回路と、入力
データ列と前記第2の参照データ列との対応するデータ
同士を乗算し、生成される複数の第2の乗算データを出
力する第2の乗算回路と、この複数の第2の乗算データ
を加算し、生成される第2の相関値を出力する第2の加
算回路と、この第2の相関値とあらかじめ設定されてい
る参照相関値とを比較し、判定結果を出力する判定手段
とを備え、前記判定結果に基づき記憶回路から出力され
る入力データまたはあらかじめ設定されている無入力状
態を示すヌルデータのいずれかのデータを選択し、乗算
回路に入力するようにしたものである。
【0016】また、第2の乗算回路は、記憶回路から出
力される入力データ列の内、一部の入力データに対して
のみ、対応する第2の参照データとの乗算を行い、第2
の乗算データを出力するようにしたものである。
【0017】また、第2の乗算回路は、記憶回路から出
力される入力データの複数の量子化ビットの内、一部の
量子化ビットに対してのみ、対応する第2の参照データ
との乗算を行い、第2の乗算データを出力するようにし
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1について説
明する。図1はこの実施の形態1であるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。ここでは説明をわかり
やすくするために最も簡単な構成となるBPSK対応の
デジタルマッチドフィルタとして説明する。
【0019】まず構成を説明する。図において、4は受
信機で生成された受信ベースバンド信号である受信スペ
クトラム拡散信号を後述するタイミング発生回路5から
の所定のサンプルタイミングでサンプリングし、所定の
量子化ビット数のデジタル信号である入力データに変換
するA/D変換器、5は前記A/D変換器4の動作に用
いられるサンプルタイミングを含め、後述する各ブロッ
ク構成での動作に必要な各種のタイミング信号を生成す
るタイミング信号発生回路、11は前記A/D変換器4
から出力される入力データを、サンプリングの順位に応
じ、後述する記憶回路6の対応する記憶場所に記憶する
ためのアドレス信号を生成するアドレス信号発生回路、
6は前記入力データを前記アドレス信号が指定する記憶
場所に記憶するとともに、記憶された各記憶場所の入力
データを、前記タイミング発生回路5からの所定のタイ
ミングで複数の入力データである入力データ列として出
力する記憶回路である。ここで、前記4、5、6、11
の構成ブロックにより入力信号生成手段100が構成さ
れている
【0020】7は前記受信スペクトラム拡散信号に用い
られている拡散符号列と同一の拡散符号列を生成する拡
散符号発生回路、8は「長拡散コード」が使用される場
合に前記拡散符号発止回路7からの拡散符号列を一時的
に蓄積し、新たに拡散符号列として出力するロード待ち
バッファ、9はロード待ちバッファ8からの拡散符号列
を受け、 A/D変換器4でのサンプリングの間隔に合
わせた前記タイミング信号生成回路5からのタイミング
で前記拡散符号列をシフトするとともに、参照データ列
として出力するシフトレジスタである。ここで、前記
7、8、9の構成ブロックにより参照信号生成手段20
0が構成されている。
【0021】12は記憶回路6からの入力データ列とシ
フトレジスタ9からの参照データ列との対応するデータ
同士を乗算し、生成される複数の乗算データを出力する
乗算回路、10はこの複数の乗算データを加算し、生成
される相関値を出力する加算回路である。
【0022】次に、動作の主要点を説明する。ここで
は、A/D変換器4でのサンプリングを1拡散符号時間
(1拡散符号長に相当する時間)毎に行う例で説明す
る。タイミング信号発生回路5は受信機で生成された受
信スペクトラム拡散信号を1拡散符号時間毎にサンプル
ホールドし、A/D変換できるようなサンプルタイミン
グ信号を生成する。このサンプルタイミング信号により
A/D変換器4からデジタル信号である入力データが出
力される。ここでA/D変換の量子化ビット数として
は、量子化誤差を軽減するという観点から複数ビットと
することが望ましい。アドレス信号発生回路11は記憶
回路6内の前記入力データを記憶する記憶場所のアドレ
スを生成する。回路の構成を簡単にするために出力され
るアドレスとしては例えば前記受信スペクトラム拡散信
号のサンプリングの順番に応じてサイクリックに1つず
つずれる値とするのが望ましい。記憶回路6は1情報ビ
ットがn個の拡散符号(拡散符号長はn)で拡散されて
いるとき少なくともこれに対応したメモリ容量が必要で
ある。すなわち、A/D変換の量子化ビット数をmビッ
トとすれば少なくとも(m×n)ビットのメモリ容量が
必要である。また、A/D変換器4からの出力である入
力データを書き込むタイミングと乗算回路へ入力データ
列を出力するタイミングは同時にならないよう制御され
ている。図2は記憶回路6内の細部構成を示すブロック
図である。サンプリング毎にアドレス1〜nが順次指示
され、サンプリングデータはn個の記憶場所1〜nに個
別に記憶される。各記憶場所はmビットの量子化データ
が記憶できる。また記憶場所1〜nからの出力はn個が
全て同時に出力されるようになっている。
【0023】一方、拡散符号発生回路7で生成された拡
散符号列を構成する各拡散符号はロード待ちバッファ8
にシリアルに出力される。ロード待ちバッファ8からシ
フトレジスタ9への拡散符号列のロードは通常1情報ビ
ットに対応したタイミング毎にパラレルに行われる。こ
のシフトレジスタ9は、1拡散符号時間毎に拡散符号列
のシフトを行い、オーバフローした拡散符号が最後尾に
入力されるようなリング状の構成となっている。
【0024】記憶回路6の入力データ列とシフトレジス
タ9の参照データ列は乗算回路12で乗算され、その結
果が加算回路10に入力される。この加算結果により拡
散符号時間毎の相関出力が得られる。
【0025】以上のように、本実施の形態1では、サン
プリングされた複数の量子化ビットの入力データをサン
プリングに応じて決められた特定の記憶場所に蓄積しシ
フトさせず、参照データ列となる1ビット構成の拡散符
号列をシフトする構成としたため、回路ブロック構成中
のサンプリング毎におけるデータのシフトする回路素子
が少なくてすみ、回路内における0、1の電位の変化を
低減することができるので、低消費電力化を実現できる
という効果がある。
【0026】実施の形態2.次に本発明の実施の形態2
について説明する。本実施の形態2では1情報ビット長
が拡散符号長と異なる場合(一般には、拡散符号長>1
情報ビット長)について説明する。図3はこの実施の形
態2であるデジタルマッチドフィルタのブロック図であ
る。
【0027】図において、4〜12は図1に示す実施の
形態1の構成と同じであるので説明を省略する。13は
乗算回路からの出力である乗算データまたは無入力状態
を示すヌルデータのいずれかのデータを選択する選択回
路であって、各乗算データの出力毎にセレクタが設けら
れている。ここでは、GNDレベルをヌルデータとして
選択する例を示している。14は選択回路13を制御す
る加算窓制御回路であって、相関処理の対象となる1情
報ビット長を越える部分の乗算データについてはヌルデ
ータを用い乗算データを生成するようにデータの選択を
行う。
【0028】次に、動作の主要点を説明する。本実施の
形態2においては、 A/D変換器4でのサンプリング
を1拡散符号時間毎に行う例で説明する。本実施の形態
2の場合のように、拡散符号長>1情報ビット長の場合
には、記憶回路6のメモリ容量は1情報ビット分のメモ
リ容量よりも大きくする必要がある。すなわち、A/D
変換の量子化ビット数をmビット、拡散符号長を(n+
α)ビット(ここで、nは1拡散符号長を1ビットとし
て正規化した1情報ビット長(つまり1情報ビット当た
りのサンプリング回数)を、αは1情報ビット長を越え
る拡散符号長部分の長さ(つまり1情報ビットを越える
部分のサンプリング回数)である)とすれば、少なくと
も{m×(n+α)}ビットのメモリ容量が必要であ
る。
【0029】記憶回路6からの出力である入力データ列
と、シフトレジスタ9からの出力である参照データ列が
乗算されるため、α個の乗算結果は1情報ビット長以外
の情報となり、加算結果の計算精度を劣化させる。そこ
で、加算窓制御回路14では、選択回路13内の各セレ
クタを制御することにより計算を行う対象の1情報ビッ
ト長以外のところは0を選択する。これにより、α個の
乗算結果に影響されることなく加算回路10で加算する
ことが可能となり、拡散符号時間毎の相関出力が得られ
る。
【0030】以上のように、本実施の形態2では、相関
処理の対象となる1情報ビット長を越える部分の乗算デ
ータについてはあらかじめ設定されている無入力状態を
示すヌルデータを用い乗算データを生成し、加算回路に
入力するようにしたので、1情報ビット長を越える部分
の相関出力への影響がなくなり、より精度の高い相関処
理を行うことができるという効果がある。
【0031】実施の形態3.次に本発明の実施の形態3
について説明する。本実施の形態3では実施の形態2の
場合と同様に1情報ビット長が拡散符号長と異なる場合
(一般には、拡散符号長>1情報ビット長)について説
明する。図4はこの実施の形態3であるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【0032】図において、4〜12は図1に示す実施の
形態1の構成と同じであるので説明を省略する。16は
記憶回路からの出力である入力データまたは無入力状態
を示すヌルデータのいずれかのデータを選択する選択回
路であって、各入力データの出力毎にセレクタが設けら
れている。ここでは、GNDレベルをヌルデータとして
選択する例を示している。15は選択回路16を制御す
る乗算窓制御回路であって、相関処理の対象となる1情
報ビット長を越える部分の入力データについてはヌルデ
ータを用い入力データを生成するようにデータの選択を
行う。
【0033】次に、動作の主要点を説明する。実施の形
態2での説明同様、A/D変換器4でのサンプリングを
1拡散符号時間毎に行う例で説明する。本実施の形態3
の場合のように、拡散符号長>1情報ビット長の場合に
は、記憶回路6のメモリ容量は1情報ビット分のメモリ
容量よりも大きくする必要がある。すなわち、A/D変
換の量子化ビット数をmビット、拡散符号長を(n+
α)ビット(ここで、nは1拡散符号長を1ビットとし
て正規化した1情報ビット長(つまり1情報ビット当た
りのサンプリング回数)を、αは1情報ビット長を越え
る拡散符号長部分の長さ(つまり1情報ビットを越える
部分のサンプリング回数)である)とすれば、少なくと
も{m×(n+α)}ビットのメモリ容量が必要であ
る。
【0034】記憶回路6からの出力である入力データ列
と、シフトレジスタ9からの出力である参照データ列が
乗算されるため、α個の乗算結果は1情報ビット長以外
の情報となり、加算結果の計算精度を劣化させる。そこ
で、乗算窓制御回路15では、選択回路16内の各セレ
クタを制御することにより計算を行う対象の1情報ビッ
ト長以外のところは0を選択する。これにより、余剰の
α個の乗算結果は0に固定され、α個の乗算結果に影響
されることなく加算回路10で加算することが可能とな
り、拡散符号時間毎の相関出力が得られる。
【0035】以上のように、本実施の形態3では、相関
処理の対象となる1情報ビット長を越える部分の入力デ
ータについてはあらかじめ設定されている無入力状態を
示すヌルデータを用い入力データを生成し、乗算回路に
入力するようにしたので、1情報ビット長を越える部分
の相関出力への影響がなくなり、より精度の高い相関処
理を行うことができるという効果がある。
【0036】実施の形態4.次に本発明の実施の形態4
について説明する。本実施の形態4では実施の形態3の
場合と同様に1情報ビット長が拡散符号長と異なる場合
(一般には、拡散符号長>1情報ビット長)について説
明する。図5はこの実施の形態4であるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【0037】図において、4〜16は図4に示す実施の
形態3の構成と同じであるので説明を省略する。17は
相関処理の対象となる1情報ビット長を越える部分の余
剰のαビットに相当する拡散符号にすべて無入力状態を
示すヌルデータ(0あるいは1)を満たす空き詰め回路
である。
【0038】次に、動作の主要点を説明する。実施の形
態3での説明同様、A/D変換器4でのサンプリングを
1拡散符号時間毎に行う例で説明する。A/D変換器4
でのサンプリングデータが、符号ビットをMSBに持ち
2の補数形式の出力である場合、あるいは、A/D変換
器4の出力を符号ビットをMSBとする2の補数形式に
変換してから記憶回路6に蓄積する場合、乗算回路12
は排他的論理和などの簡易な反転回路で構成されること
が知られている。この場合、記憶回路6の出力に設けら
れている選択回路16がα個の余剰ビットに0を選択し
ても乗算結果は必ずしも0とならない。そこで、拡散符
号発生回路7からの拡散符号列を、空き詰め回路17に
入力して、前記拡散符号列に余剰のαビットに対応して
乗算結果が0になるようなビットをはじめから埋め込
む。埋め込むビットは構成によりすべて0であったり、
すべて1であったりする。例えば、乗算回路12が排他
的論理和出力の反転回路から構成され、加算回路10で
は0入力をヌルデータと扱う構成である場合を考える。
このとき、送信側での拡散符号が00101であると、
拡散符号発生回路7では00101を生成し、選択回路
16で余剰ビットに0を選択し、空き詰め回路では1を
割り当てる構成となる。これにより、余剰のα個の乗算
結果は0に固定され、前記乗算結果に影響されることな
く加算回路10で加算することが可能となり、拡散符号
毎の相関出力が得られる。
【0039】以上のように、本実施の形態4では、相関
処理の対象となる1情報ビット長を越える部分の参照デ
ータについてはあらかじめ設定されている無入力状態を
示すヌルデータを用い参照データを生成し、乗算回路に
入力するようにしたので、1情報ビット長を越える部分
の相関出力への影響がなくなり、より精度の高い相関処
理を行うことができるという効果がある。
【0040】実施の形態5.次に本発明の実施の形態5
について説明する。本実施の形態5では1拡散符号時間
内で複数回サンプリングが行われる場合について説明す
る。図6はこの実施の形態5であるデジタルマッチドフ
ィルタのブロック図である。
【0041】図において、4〜17は図5に示す実施の
形態4の構成と同じであるので説明を省略する。18は
1拡散符号長内のサンプリング回数だけ拡散符号と空き
詰めに使用するビットを繰り返し出力する繰り返し制御
回路である。
【0042】次に、動作の主要点を説明する。1拡散符
号時間より短い時間、受信するタイミングがずれている
ときを考慮して、A/D変換器4のサンプリングを1拡
散符号時間の1/2、1/4、1/8、1/16などで
行う構成が一般に知られている。ここでは1/2の場合
の、いわゆる2倍オーバサンプリング時の例で説明す
る。さらに、拡散符号発生回路において00101を生
成し、余剰ビットが5ビットあり、加算回路10でヌル
データとするために、空き詰め回路ではすべて1を出力
する構成である例で示す。拡散符号発生回路では「00
101」を出力し、空き詰め回路17では「1111
1」を出力する。これを繰り返し制御回路18に入力す
ると、「00001100111111111111」
となる。これをシフトレジスタ9に入力し、参照データ
列として用いることにより、1/2拡散符号毎の相関出
力が得られる。
【0043】以上のように、本実施の形態5では、元の
拡散符号あるいはヌルデータを繰り返し生成することに
より簡単な構成でオーバサンプリング時の相関処理に対
応できるという効果がある。
【0044】実施の形態6.次に本発明の実施の形態6
について説明する。図7はこの実施の形態6であるデジ
タルマッチドフィルタのブロック図である。
【0045】図において、4〜18は図6に示す実施の
形態5の構成と同じであるので説明を省略する。19は
シフトレジスタ9の出力をラッチするラッチ回路19で
ある。以下の説明では、前記ラッチ回路の入力であるシ
フトレジスタ9からの出力を第2の参照データ列(時間
的に早い参照データとなる)、前記ラッチ回路の出力を
単に参照データ列(時間的に遅い参照データとなる)と
いうものとする。20は前記第2の参照データ列と記憶
回路からの出力である入力データ列とを掛け合わせる第
2の乗算回路、21は前記第2の乗算回路の出力を加算
する第2の加算回路、22は前記第2の加算回路の出力
により判定を行う判定回路である。13は第1の乗算回
路12の出力を制御する選択回路であって、加算窓制御
回路14と前記判定回路22に従って乗算データあるい
はヌルデータのどちらかを選択する。また、ここに言う
第1の乗算回路12とは、シフトレジスタ9からの出力
をラッチすることにより時間的に遅くなった参照データ
列を、記憶回路6の出力と掛け合わせる乗算回路を指
す。
【0046】次に、動作の主要点を説明する。シフトレ
ジスタ9からの出力は、第2の加算回路21および判定
回路22の動作に要する時間分だけ遅らせてラッチ回路
19にてラッチされる。前記加算および判定にA/D変
換器4のサンプリングレートより長い時間を要するとき
には多段階のラッチ回路にする必要がある。以下は、前
記加算および判定が1サンプリングに要する時間以内に
終了する場合、すなわち、ラッチ回路19が1段のラッ
チで構成される場合について説明する。
【0047】ラッチ回路19に入力する信号(時間的に
早い参照データ列)は、第2の乗算回路20に入力さ
れ、記憶回路6と乗算される。この乗算結果を第2の加
算回路21で加算し、この結果が判定回路22に入力さ
れる。この判定回路22では、あらかじめ設定されてい
る既定値である参照相関値より小さい値であるか否かを
検出する。小さいと検出された場合、加算窓制御回路1
4に検出結果を戻し、ラッチ回路へのクロックの供給を
止める(ラッチデータを更新しない)。シフトレジスタ
9にはクロックが供給され続け、次のサイクル(1サン
プリングに要する時間後)には新たな情報が第2の加算
回路に供給される。また、判定回路22の出力は第1の
乗算回路12用の選択回路13にも入力される。ある既
定値より小さいことを示す情報が入力されると前記セレ
クタ13はヌルデータである0を選択し、また、加算窓
制御回路14は前記セレクタ13への制御を変化させな
い(窓の位置をずらさない)。これにより連続してある
既定値より小さい相関出力しか得られない状態のとき、
記憶回路6に新しく蓄積されたビットを除いた第1の乗
算回路12、ラッチ回路19、選択回路13、加算回路
10が電位レベルを0、1変化させることがなくなる一
方、ある既定値以上の相関出力は正確に得られる。
【0048】以上のように、本実施の形態6では、相関
出力がある規定値以下の時は乗算回路、ラッチ回路、選
択回路、加算回路等が動作しないようにしたので、低消
費電力化を実現できるという効果がある。
【0049】実施の形態7.次に本発明の実施の形態7
について説明する。図8はこの実施の形態7であるデジ
タルマッチドフィルタのブロック図である。
【0050】図において、4〜18は図6に示す実施の
形態5の構成と同じであるので説明を省略する。19は
シフトレジスタ9の出力をラッチするラッチ回路19で
ある。以下の説明では、前記ラッチ回路の入力であるシ
フトレジスタ9からの出力を第2の参照データ列(時間
的に早い参照データとなる)、前記ラッチ回路の出力を
単に参照データ列(時間的に遅い参照データとなる)と
いうものとする。20は前記第2の参照データ列と記憶
回路からの出力である入力データ列とを掛け合わせる第
2の乗算回路、21は前記第2の乗算回路の出力を加算
する第2の加算回路、22は前記第2の加算回路の出力
により判定を行う判定回路である。23は第1の加算回
路10の出力を制御する選択回路であって、前記判定回
路22に従って加算データあるいはヌルデータのどちら
かを選択する。また、ここに言う第1の乗算回路12と
は、シフトレジスタ9からの出力をラッチすることによ
り時間的に遅くなった参照データ列を、記憶回路6の出
力と掛け合わせる乗算回路を指す。
【0051】次に、動作の主要点を説明する。シフトレ
ジスタ9からの出力は、第2の加算回路21および判定
回路22の動作に要する時間分だけ遅らせてラッチ回路
19にてラッチされる。前記加算および判定にA/D変
換器4のサンプリングレートより長い時間を要するとき
には多段階のラッチ回路にする必要がある。以下は、前
記加算および判定が1サンプリングに要する時間以内に
終了する場合、すなわち、ラッチ回路19が1段のラッ
チで構成される場合について説明する。
【0052】ラッチ回路19に入力する信号(時間的に
早い参照データ列)は、第2の乗算回路20に入力さ
れ、記憶回路6と乗算される。この乗算結果を第2の加
算回路21で加算し、この結果が判定回路22に入力さ
れる。この判定回路22では、あらかじめ設定されてい
る既定値である参照相関値より小さい値であるか否かを
検出する。小さいと検出された場合、加算窓制御回路1
4に検出結果を戻し、ラッチ回路へのクロックの供給を
止める(ラッチデータを更新しない)。シフトレジスタ
9にはクロックが供給され続け、次のサイクル(1サン
プリングに要する時間後)には新たな情報が第2の加算
回路に供給される。また、記憶回路6用の選択回路16
の窓制御は判定回路22の出力に左右されないため、判
定回路22の出力は第1の加算回路10用の選択回路2
3を用いて、ヌルデータである0を選択するか否か制御
する。これにより連続してある既定値より小さい相関出
力しか得られない状態のとき、記憶回路6に新しく蓄積
されたビットを除いた第1の乗算回路12、ラッチ回路
19が電位レベルを0、1変化させることがなくなる一
方、ある既定値以上の相関出力は正確に得られる。
【0053】以上のように、本実施の形態7では、相関
出力がある規定値以下の時は乗算回路、ラッチ回路等が
動作しないようにしたので、低消費電力化を実現できる
という効果がある。
【0054】実施の形態8.次に本発明の実施の形態8
について説明する。図9はこの実施の形態8であるデジ
タルマッチドフィルタのブロック図である。
【0055】図において、4〜23は図8に示す実施の
形態7の構成と同じであるので説明を省略する。なお、
本実施の形態8においては、実施の形態7の構成に対し
て、第2の乗算回路20がシフトレジスタ9の出力と記
憶回路6の出力の1部分のみ乗算を行う構成となってい
る。
【0056】次に、動作の主要点を説明する。ラッチ回
路19に入力する信号(時間的に早い参照データ)は、
第2の乗算回路20に入力され、記憶回路6からの出力
と乗算される。この乗算結果を第2の加算回路21で加
算するが、前記乗算結果の1部を加算すれば有意な相関
出力が得られる。例えば、送信側で1情報ビットを64
の拡散符号で広帯域に拡散し、受信側のデジタルマッチ
ドフィルタですべて相関がとれたときを64、すべて相
関がとれなかったときを−64の相関出力値とする条件
で、判定回路22が前記最大相関値の1/4である16
の相関値以上であるか否かを判定する回路とした場合で
説明する。前記の条件は、正の相関になる数をa個とす
ると負の相関になる数は64−aとなるので、 +a−(64−a)≧16 故に a≧40 となる。換言すると、24個負の相関値をもつ場合、あ
るいは、40個正の相関値を持つ場合はそれ以上の加算
は必要とならない。従って、48個分の部分相関を行う
構成とすれば、有意でない相関出力がランダムであると
すると1/2以上の確率で有意でない相関出力であるこ
とを検出できる。48より多くしていくと検出の確率は
大幅に増加する。このように第2の乗算回路20のすべ
ての乗算結果を加算しないでも十分有意な判定結果を出
すことが出来る。
【0057】以上のように、本実施の形態8では、実施
の形態7に比べ、第2の乗算回路、第2の加算回路を簡
略化したので、さらに低消費電力化を実現できるという
効果がある。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サン
プリングされた複数の量子化ビットの入力データをサン
プリングに応じて決められた特定の記憶場所に蓄積しシ
フトさせず、参照データ列となる1ビット構成の拡散符
号列をシフトする構成としたため、回路ブロック構成中
のサンプリング毎にデータのシフトする回路素子が少な
くてすみ、回路内における0、1の電位の変化を低減す
ることができるので、低消費電力化を実現できるという
効果がある。
【0059】また、相関処理の対象となる1情報ビット
長を越える部分の乗算データについてはあらかじめ設定
されている無入力状態を示すヌルデータを用い乗算デー
タを生成し、加算回路に入力するようにしたので、1情
報ビット長を越える部分の影響を除去でき、より精度の
高い相関処理を行うことができるという効果がある。
【0060】また、相関処理の対象となる1情報ビット
長を越える部分の入力データについてはあらかじめ設定
されている無入力状態を示すヌルデータを用い入力デー
タを生成し、乗算回路に入力するようにしたので、1情
報ビット長を越える部分の影響を除去でき、より精度の
高い相関処理を行うことができるという効果がある。
【0061】また、相関処理の対象となる1情報ビット
長を越える部分の参照データについてはあらかじめ設定
されている無入力状態を示すヌルデータを用い参照デー
タを生成し、乗算回路に入力するようにしたので、1情
報ビット長を越える部分の影響を除去でき、より精度の
高い相関処理を行うことができるという効果がある。
【0062】また、元の拡散符号あるいはヌルデータを
繰り返し生成することにより簡単な構成でオーバサンプ
リング時の相関処理に対応できるという効果がある。
【0063】また、相関出力がある規定値以下の時は乗
算回路、ラッチ回路、選択回路、加算回路等が動作しな
いようにしたので、低消費電力化を実現できるという効
果がある。
【0064】また、相関出力がある規定値以下の時は乗
算回路、ラッチ回路等が動作しないようにしたので、低
消費電力化を実現できるという効果がある。
【0065】また、乗算の対象となるデータ列中のデー
タの個数を減らし、一部のデータのみとし、第2の乗算
回路、第2の加算回路を簡略化したので、さらに低消費
電力化を実現できるという効果がある。
【0066】また、乗算の対象となるデータのビット数
を全ビットではなく個数を減らし、一部のビットのみと
し、第2の乗算回路、第2の加算回路を簡略化したの
で、さらに低消費電力化を実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1によるデジタルマッチ
ドフィルタの記憶回路内のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態2によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態3によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態4によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態5によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態6によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図8】 本発明の実施の形態7によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態8によるデジタルマッチ
ドフィルタのブロック図である。
【図10】 従来のマッチドフィルタのブロック図であ
る。
【図11】 従来のデジタルマッチドフィルタのブロッ
ク図である。
【図12】 情報信号と拡散符号との関係を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1 遅延線、2 タップ、3 加算回路、4 A/D変
換器、5 タイミング信号発生回路、6 記憶回路、7
拡散符号発生回路、8 ロード待ちバッファ、9 シ
フトレジスタ、10 加算回路、11 アドレス信号発
生回路、12乗算回路、13 選択回路、14 加算窓
制御回路、15 乗算窓制御回路、16 選択回路、1
7 空き詰め回路、18 繰り返し制御回路、19 ラ
ッチ回路、20 第2の乗算回路、21 第2の加算回
路、22 判定回路、23 選択回路、30 バッフ
ァ、31 シフトレジスタ、100 入力信号生成手
段、200 参照信号生成手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相関処理を行うために、 情報ビットにより構成される情報信号に所定の拡散符号
    長の拡散符号列を用いてスペクトラム拡散を施した受信
    スペクトラム拡散信号を所定のタイミングで順次サンプ
    リングし量子化し、生成される入力データを記憶すると
    ともに、記憶された複数の前記入力データである入力デ
    ータ列を出力する入力信号生成手段と、 前記入力データ列に対応させ、前記受信スペクトラム拡
    散信号に用いられた拡散符号列と同一の拡散符号列より
    生成される参照データ列を出力する参照信号生成手段
    と、 前記入力データ列と前記参照データ列との対応するデー
    タ同士を乗算し、生成される複数の乗算データを出力す
    る乗算回路と、 この複数の乗算データを加算し、生成される相関値を出
    力する加算回路とを備え、 前記入力信号生成手段は、 前記入力データに応じた個別の記憶場所を指示するアド
    レス信号に基づき、少なくとも前記拡散符号長に相当す
    る期間に生成される前記入力データを個別に記憶できる
    複数の記憶場所を有するとともに、前記タイミングに応
    じて前記入力データ列を出力する記憶回路を備え、 前記参照信号生成手段は、 前記タイミングに応じて前記参照データ列をシフトし出
    力するシフトレジスタを備えたことを特徴とするデジタ
    ルマッチドフィルタ。
  2. 【請求項2】 相関処理の対象となる1情報ビット長を
    越える部分の乗算データについては、前記乗算データに
    替え、あらかじめ設定されている無入力状態を示すヌル
    データを加算回路に入力するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のデジタルマッチドフィルタ。
  3. 【請求項3】 相関処理の対象となる1情報ビット長を
    越える部分の入力データについては、前記入力データに
    換え、あらかじめ設定されている無入力状態を示すヌル
    データを乗算回路に入力するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のデジタルマッチドフィルタ。
  4. 【請求項4】 参照信号生成手段は、 相関処理の対象となる1情報ビット長を越える部分の参
    照データについては拡散符号に換え、あらかじめ設定さ
    れている無入力状態を示す前記ヌルデータを用い参照デ
    ータ列を生成し出力するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のデジタルマッチドフィルタ。
  5. 【請求項5】 参照信号生成手段は、 1拡散符号長内のサンプリング回数だけ繰り返された拡
    散符号により構成された参照符号列より参照データ列を
    生成し出力するようにしたことを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれかに記載のデジタルマッチドフィルタ。
  6. 【請求項6】 シフトレジスタからの出力を第2の参照
    データ列とし、 この第2の参照データ列を保持し、新たに参照データ列
    として出力するラッチ回路と、 入力データ列と前記第2の参照データ列との対応するデ
    ータ同士を乗算し、生成される複数の第2の乗算データ
    を出力する第2の乗算回路と、 この複数の第2の乗算データを加算し、生成される第2
    の相関値を出力する第2の加算回路と、 この第2の相関値とあらかじめ設定されている参照相関
    値とを比較し、判定結果を出力する判定手段とを備え、 前記判定結果に基づき乗算回路から出力される乗算デー
    タまたはあらかじめ設定されている無入力状態を示すヌ
    ルデータのいずれかのデータを選択し、加算回路に入力
    するようにしたことを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載のデジタルマッチドフィルタ。
  7. 【請求項7】 シフトレジスタからの出力を第2の参照
    データ列とし、この第2の参照データ列を保持し、新た
    に参照データ列として出力するラッチ回路と、 入力データ列と前記第2の参照データ列との対応するデ
    ータ同士を乗算し、生成される複数の第2の乗算データ
    を出力する第2の乗算回路と、 この複数の第2の乗算データを加算し、生成される第2
    の相関値を出力する第2の加算回路と、 この第2の相関値とあらかじめ設定されている参照相関
    値とを比較し、判定結果を出力する判定手段とを備え、 前記判定結果に基づき記憶回路から出力される入力デー
    タまたはあらかじめ設定されている無入力状態を示すヌ
    ルデータのいずれかのデータを選択し、乗算回路に入力
    するようにしたことを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載のデジタルマッチドフィルタ。
  8. 【請求項8】 第2の乗算回路は、 記憶回路から出力される入力データ列の内、一部の入力
    データに対してのみ、対応する第2の参照データとの乗
    算を行い、第2の乗算データを出力するようにしたこと
    を特徴とする請求項6または7に記載のデジタルマッチ
    ドフィルタ。
  9. 【請求項9】 第2の乗算回路は、 記憶回路から出力される入力データの複数の量子化ビッ
    トの内、一部の量子化ビットに対してのみ、対応する第
    2の参照データとの乗算を行い、第2の乗算データを出
    力するようにしたことを特徴とする請求項6または7に
    記載のデジタルマッチドフィルタ。
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