JPH10171747A - 連設型装置 - Google Patents

連設型装置

Info

Publication number
JPH10171747A
JPH10171747A JP33089596A JP33089596A JPH10171747A JP H10171747 A JPH10171747 A JP H10171747A JP 33089596 A JP33089596 A JP 33089596A JP 33089596 A JP33089596 A JP 33089596A JP H10171747 A JPH10171747 A JP H10171747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
host device
medium
medium storage
slave
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33089596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nagahora
義夫 長洞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP33089596A priority Critical patent/JPH10171747A/ja
Publication of JPH10171747A publication Critical patent/JPH10171747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別情報の設定を各従属装置に対して人為的
に行う必要がない連設型装置を提供する。 【解決手段】 連設型装置100Aは、ホスト装置1に対し
て従属装置2〜4がデイジーチェーン方式により所定の
インターフェースで接続されて構成されている。従属装
置2のコネクタCN22の検出端子Tb1,Tb2 には、従属装置
3のコネクタCN31の所定の識別端子Ta1,Ta2 が接続され
ている。従属装置2の制御手段12は、端子Ta1,Ta2 間
の開閉状態を検出するとともに、その検出結果に基づい
て、自らに割り当てられている識別情報を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台のホスト装置
に1台以上の従属装置が順次デイジーチェーン方式によ
り接続して構成される連設型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、プリンタ、複写機又はファクシ
ミリ装置のように媒体Pを排出するホスト装置1に対し
て、従属装置である媒体収納装置2,3及びフィニッシ
ャ4を次述するデイジーチェーン(daisy chain) 方式で
接続して構成された連設型装置の一例である媒体処理装
置100の構成図である。ホスト装置1、媒体収納装置
2,3及びフィニッシャ4は、それぞれ媒体Pを処理す
るための機構部M1〜M4と、これら機構部に対する制
御処理及び後述するコマンド及びレスポンスの通信処理
を行うための制御部C1〜C4とから構成されている。
【0003】媒体収納装置2,3は、ホスト装置1から
排出される媒体Pを下流側に搬送しつつ、ホスト装置1
から与えられるコマンドに従って媒体を取り込みトレイ
Tに収納するものであり、機能的に全く同一のものであ
る。また、媒体収納装置としては、媒体を所定の順番で
各トレイに収納するソータ、及び、媒体を指定された宛
先に対応するトレイに選択的に収納するいわゆるメール
ボックス等がある。フィニッシャ4は、媒体収納装置
2,3を通過して排出される媒体Pに対して綴じ込みや
孔開け等の加工を行ってスタッカSに収納するものであ
る。
【0004】ホスト装置1と、媒体収納装置2,3と、
フィニッシャ4とは、デイジーチェーン方式によって所
定のインターフェース、例えばRS−422等で接続さ
れている。
【0005】ここで、デイジーチェーン方式について説
明する。ホスト装置1の制御部C1に設けられたコネク
タCN1と、媒体収納装置2の制御部C2に設けられた
上流側コネクタCN21とがデータ線D1で接続され
る。媒体収納装置2の制御部C2に設けられている下流
側コネクタCN22と、下流側に接続されている媒体収
納装置3の制御部C3に設けられている上流側コネクタ
CN31とがデータ線D2で接続される。同様にして、
媒体収納装置3の制御部C3に設けられている下流側コ
ネクタCN31と、フィニッシャ4の制御部C4に設け
られているコネクタCN41とがデータ線D3で接続さ
れる。本明細書では、このように、複数の装置1〜4を
順次芋づる式に接続することをデイジーチェーン方式と
いう。
【0006】なお、デイジーチェーン方式は、一般的
に、SCSI等のバス形式のインターフェース(パラレ
ルインターフェース)で用いられることが多い。しかし
ながら、本明細書においては、単にホスト装置/従属装
置間、及び、各従属装置間を接続するデータ線が上述の
ように順次芋づる式に接続される接続形態であれば、イ
ンターフェースの種類によらず全てデイジーチェーン方
式と呼ぶ。したがって、本発明の連設型装置において、
各装置間のインターフェースの形式は、シリアルインタ
ーフェースでもパラレルインターフェースでもよく、特
に限定されない。
【0007】ホスト装置1の制御部C1は、上記データ
線D1,D2,D3を介して、各装置2〜4の制御部C
2〜C4に対してコマンドを送出するとともに、各制御
部C2〜C4から返されるレスポンスを受け取るように
なっている。
【0008】各装置2〜4には、予め独自の識別情報が
割り当てられている。ホスト装置1は、コマンドにその
コマンドの宛先の装置に対応する識別情報を付してデー
タ線D1へ送出する。これにより、各制御部C2〜C4
は、受け取ったコマンドが自らに対するものであるか否
かを上記コマンドに付された識別情報に基づいて識別
し、そのコマンドが自らに対するものであれば、そのコ
マンドに対応する動作を行う一方、そのコマンドが自ら
に対するものでなければ、そのコマンドを下流側の制御
部に転送する。
【0009】また、各制御部C2〜C4は、レスポンス
をホスト装置1に送出する場合に、当該レスポンスが自
らのレスポンスであることをホスト装置1に伝えるため
に、レスポンスに自らの識別情報を付して送出する。こ
れにより、ホスト装置1は、データ線D1を介して受け
取ったレスポンスに付された識別情報に基づいてレスポ
ンス送出元の装置を認識して制御を行う。
【0010】上述した媒体処理装置100の構成内容、
すなわち、各装置2〜4の種類や個数に変更がなけれ
ば、各制御部C2〜C4に固定の識別情報を設定してお
けばよい。しかしながら、実際には、媒体処理内容に応
じて媒体処理装置の構成、すなわち装置の種類や台数を
変更できるようにすることが好ましい。したがって、媒
体処理装置の構成の変更に応じて、各装置の識別情報を
任意に変更することができるようになっている。すなわ
ち、各装置の制御部C2〜C4には、それぞれディップ
スイッチDS2〜DS4が設けられており、このディッ
プスイッチDS2〜DS4に識別情報となるアドレスデ
ータを手動で設定するように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来装置
において、媒体収納装置2,3を設置する際には、それ
らの位置に応じてディップスイッチの設定を正しく行う
必要がある。また、媒体収納装置2,3のいずれか一方
が故障して、代替装置に置き換える必要が生じた場合に
は、新しく置き換える媒体収納装置のディップスイッチ
を、置き換える前の装置のディップスイッチの設定内容
と同じように正しく設定しなければならない。ところ
が、このようなディップスイッチは、装置内部の基板に
設けられているのが普通であるため、装置筐体を取り外
して内部の基板を取り出す等の繁雑な作業が必要とな
り、かつ、人為的にディップスイッチを設定する際には
設定ミスが生じるおそれもある。本発明は、このような
事情に基づいてなされたもので、その目的は、連設型装
置の従属装置に対する識別情報の設定を人為的に行う必
要がない連設型装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、1台のホスト
装置と、1台以上の従属装置とを有してなり、前記各従
属装置は、前記ホスト装置から順次デイジーチェーン方
式により所定のインターフェースで接続され、かつ、前
記ホスト装置から送出されるコマンドに基づいて動作す
るとともに、前記ホスト装置に対するレスポンスを送出
するものである連設型装置において、前記従属装置は、
前記ホスト装置に近い側に設けられている前記インター
フェースの上流側コネクタの所定の識別端子間が開状態
又は閉状態のいずれかに設定されており、かつ、当該従
属装置の下流側に接続される前記従属装置の前記各識別
端子に接続される、前記ホスト装置から遠い側に設けら
れている前記インターフェースの下流側コネクタの検出
端子間の開閉状態を検出する検出手段と、前記検出手段
の検出結果に基づいて、自らに割り当てられている識別
情報を認識する認識手段とを有し、前記ホスト装置から
みて最も下流側に接続される前記従属装置は、前記検出
手段及び前記識別手段に代えて、自らに固定的に割り当
てられている前記識別情報を認識する固定認識手段を有
することを特徴としている。上記構成によれば、各従属
装置の検出手段は、当該従属装置の下流側に接続されて
いる従属装置の上流側コネクタの識別端子の開閉状態を
検出する。各従属装置の識別手段は、検出手段によって
検出された識別端子の開閉状態に基づいて自らに割り当
てられている識別情報を認識する。ホスト装置からみて
最も下流側に接続される従属装置は、固定認識手段によ
って自らに固定的に割り当てられている識別情報を認識
する。したがって、各従属装置は、ホスト装置に対して
デイジーチェーン方式により所定のインターフェースで
接続されることによって、自らの識別情報を認識するこ
とができる。
【0013】本発明は、ホスト装置が、プリンタ、複写
機又はファクシミリ装置等のように媒体を排出するもの
であり、各従属装置が、前記ホスト装置から排出される
前記媒体を受け入れて1以上のトレイに分配収納する媒
体収納装置及び前記媒体に対する綴じ込みや孔開け等の
加工を行うフィニッシャの少なくとも一方を含むもので
あることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1〜図4は、それぞれ本発明の連設型
装置の第1の実施の形態〜第4の実施の形態を示す構成
図であり、それぞれ連設型装置を構成する従属装置の個
数及び種類が異なっている。なお、図1〜図4におい
て、従来例を示す図5と同一または相当する部材には同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0015】まず、図1を参照して基本的な構成につい
て説明する。連設型装置である媒体処理装置100A
は、ホスト装置1に媒体収納装置2,3とフィニッシャ
4とがデイジーチェーン方式で接続されて構成されてい
る。ホスト装置1の制御部C1は、CPUを含む制御手
段11と、その制御手段11によって通信制御を行う通
信手段21とを有している。
【0016】ホスト装置1の通信手段21は、RS−4
22等のインターフェースによって、後述する従属装置
である媒体収納装置2,3及びフィニッシャ4と通信を
行うものであって、データ線D1の上流側端のコネクタ
CN1と接続されており、制御信号及びデータ信号の授
受を行う。コネクタCN1は、RS−422等のインタ
ーフェース規格で定められたものが用いられており、以
下に述べる各装置2〜5のコネクタCN21,CN2
2,CN31,CN32,CN41,CN51と同一の
ものが用いられる。
【0017】ホスト装置1に接続されている媒体収納装
置2の制御部C2は、CPUを含む制御手段12と、そ
の制御手段12によって通信制御を行う通信手段22と
を有している。
【0018】媒体収納装置2の通信手段22は、その上
流側コネクタCN21がデータ線D1及びを介して上流
側のホスト装置1に接続されており、下流側コネクタC
N22がデータ線D2を介して下流側の媒体収納装置3
に接続されている。
【0019】コネクタの各端子には、所定のインターフ
ェース規格によって信号が割り当てられているが、いく
つかの端子は、信号の割り当てがなされていない空き端
子となっているのが普通である。ここで、上流側コネク
タCN21の空き端子Ta1,Ta2は、ジャンパ線等
によって接続されて閉状態となっている。
【0020】媒体収納装置2の制御手段12は、入力ポ
ートP0,P1に与えられるデータに応じて、自らに割
り当てられたアドレス(識別情報)を認識する。入力ポ
ートP0,P1に与えられるデータと、アドレスとの対
応は以下のとおりである。P0が“H”レベルでかつP
1が“H”レベルのときに、アドレスを「01」とす
る。P0が“H”レベルでかつP1が“L”レベルのと
きに、アドレスを「02」とする。P0が“L”レベル
でかつP1が“L”レベルのときに、アドレスを「0
3」とする。
【0021】図1では、媒体収納装置2の制御手段12
の入力ポートP0は一端が“H”レベル(論理電圧Vc
c)に接続された抵抗rの他端に接続されるとともに、
下流側コネクタCN22の空き端子Tb1に接続されて
いる。下流側コネクタCN22の空き端子Tb2は、
“L”レベルに接続されている。一方、入力ポートP1
は、“L”レベル(グランドレベル)に固定されてい
る。
【0022】媒体収納装置2に接続されている媒体収納
装置3は、媒体収納装置2と同様に、制御部C3及び媒
体を収納するための機構部M3から構成されている。制
御部C3は、CPUを含む制御手段13と、その制御手
段13によって通信制御を行う通信手段23とを有して
いる。
【0023】媒体収納装置3の通信手段23は、その上
流側コネクタCN31がデータ線D2を介して上流側の
媒体収納装置2に接続されており、下流側コネクタCN
23がデータ線D3を介して下流側のフィニッシャ4に
接続されている。
【0024】また、媒体収納装置3の制御手段13は、
上述した媒体収納装置2の制御手段12と同様に、その
入力ポートP0は、一端が“H”レベルに接続された抵
抗rの他端が接続されるとともに、下流側コネクタCN
32の空き端子Tb1に接続されている。他方の空き端
子Tb2は、“L”レベルに接続されている。一方、入
力ポートP1は、“L”レベルに接続されている。
【0025】ここで、上流側コネクタCN31の端子T
a1,Ta2は閉状態である。したがって、媒体収納装
置2の制御手段12の入力ポートP0は、閉状態にある
端子Ta1,Ta2を介して“L”レベルに接続され
る。つまり、媒体収納装置2の制御手段12は、入力ポ
ートP0の入力レベルによって、下流側に接続されてい
る従属装置である媒体収納装置3の上流側コネクタCN
31の端子Ta1,Ta2の開閉状態を検出する「検出
手段」を構成している。
【0026】媒体収納装置3に接続されているフィニッ
シャ4は、ホスト装置1からみて最も下流側に接続され
る従属装置であり、制御部C4及び媒体に対して綴じ込
みや孔開けを行って収納するための機構部M4から構成
されている。制御部C4は、CPUを含む制御手段14
と、その制御手段14によって通信制御を行う通信手段
24とを有している。
【0027】通信手段24は、その上流側コネクタCN
41がデータ線D3を介して上流側の媒体収納装置3に
接続されている。フィニッシャ4は、その下流側に接続
される装置がないので、下流側コネクタはない。
【0028】また、制御手段14には、固定的な識別情
報としてアドレス「00」が予め設定されている。この
アドレスは、前述した媒体収納装置に割り当てられるア
ドレス「01」〜「03」と異なる値となっている。す
なわち、フィニッシャ4の制御手段14は、自らに固定
的に割り当てられている識別情報を認識する「固定認識
手段」を構成している。
【0029】ここで、上流側コネクタCN41の端子T
a1,Ta2は、開状態である。したがって、媒体収納
装置3の制御手段13の入力ポートP0は、抵抗rを介
して“H”レベルに接続される。つまり、媒体収納装置
3の制御手段13は、入力ポートP0の入力レベルによ
って、下流側に接続されている従属装置であるフィニッ
シャ4の上流側コネクタCN41の端子Ta1,Ta2
の開閉状態を検出する「検出手段」を構成している。
【0030】上記構成によれば、媒体収納装置2の制御
手段12は、入力ポートP0が“L”レベルであり、か
つ、入力ポートP1が“L”レベルである。したがっ
て、アドレスは、「03」である。一方、媒体装置3の
制御手段13は、入力ポートP0が“H”レベルであ
り、かつ、入力ポートP1が“L”レベルである。した
がって、アドレスは、「02」である。すなわち、各制
御手段12,13は、それぞれ入力ポートP0,P1の
状態に基づいて、自分の識別情報を認識する「認識手
段」を構成している。
【0031】ここで、フィニッシャ4の制御手段14
は、固定的に割り当てられたアドレス「00」を認識し
ている。
【0032】したがって、ホスト装置1にデイジーチェ
ーン方式で順次接続された各装置2、3、4は、それぞ
れ自らの識別情報を認識することができる。また、代替
機として媒体収納装置2,3の双方又は一方を新たな装
置と入れ替えたとしても、ホスト装置1からみた各媒体
収納装置の位置に応じた識別情報を、各媒体収納装置の
制御手段が認識することができる。なお、フィニッシャ
4を代替機と入れ替えた場合には、フィニッシャ4の制
御手段14は、自らに割り当てられている固定識別情報
を認識するから問題はない。
【0033】以下、媒体処理装置を構成する従属装置の
組み合わせが変化した場合について説明する。図2は、
第2の実施の形態を示すものであり、ホスト装置1に媒
体収納装置2,5をデイジーチェーン方式で接続して構
成した媒体処理装置100Bを示す。
【0034】媒体収納装置5は、その下流側に媒体を送
り出す機能がないものであり、ホスト装置1からみても
っとも下流の末端部に接続される。媒体を収納する機能
は、媒体収納装置2と同等であり、制御部C5及び媒体
を収納する機構部M5から構成されている。制御部C5
は、CPUを含む制御手段15と、その制御手段15に
よって通信制御を行う通信手段25とを有している。
【0035】媒体収納装置5の通信手段25は、その上
流側コネクタCN51がデータ線D2を介して上流側の
媒体収納装置2に接続されている。媒体収納装置5は、
その下流側に接続される装置がないので、下流側コネク
タはない。
【0036】また、媒体収納装置5の制御手段15の入
力ポートP0は、固定的に“H”レベルに設定されてお
り、入力ポートP1は、固定的に“L”レベルに設定さ
れている。すなわち、1台の媒体処理装置に接続される
末端用の媒体収納装置5は、1台のみであるため、制御
手段15には、予め他の媒体収納装置に割り当てられる
アドレス「02」,「03」とは異なるアドレス「0
1」が固定的に設定されているのである。
【0037】ここで、媒体収納装置5の上流側コネクタ
CN51の端子Ta1,Ta2は、閉状態である。した
がって、媒体収納装置2の制御手段12の入力ポートP
0は、閉状態にある端子Ta1,Ta2を介して“L”
レベルに接続される。
【0038】上記構成によれば、媒体収納装置2の制御
手段12は、入力ポートP0,P1がいずれも“L”レ
ベルに接続されているので、アドレスは「03」とな
る。
【0039】媒体収納装置5の制御手段15は、前述し
たように予め固定的に設定されているアドレス「01」
を認識する。したがって、ホスト装置1にデイジーチェ
ーン方式で順次接続された各装置2、5は、それぞれ自
らの識別情報を認識することができる。また、代替機と
して媒体収納装置2を新たな装置と入れ替えたとして
も、各媒体収納装置の制御手段は、ホスト装置1からみ
た各媒体収納装置の位置に応じた識別情報を認識するこ
とができる。
【0040】なお、媒体収納装置5を代替機と入れ替え
た場合には、制御手段15が自らに割り当てられている
固定識別情報を認識するから問題はない。
【0041】図3は、第3の実施の形態を示すものであ
り、ホスト装置1に媒体収納装置2及びフィニッシャ4
がデイジーチェーン方式で接続されて構成されている媒
体処理装置100Cを示す。ホスト装置1及び各従属装
置の構成については既に説明したので省略する。
【0042】この場合には、媒体収納装置2の制御手段
21の入力ポートP0,P1は、それぞれ“H”レベ
ル,“L”レベルに接続されるから、アドレスは「0
2」となる。フィニッシャ4は、固定的に設定されてい
るアドレス「00」となる。
【0043】この構成によれば、ホスト装置1にデイジ
ーチェーン方式で順次接続された各装置2、4は、それ
ぞれ自らの識別情報を認識することができる。また、媒
体収納装置2を代替機と入れ替えたとしても、ホスト装
置1からみた各媒体収納装置の位置に応じた識別情報
を、各媒体収納装置の制御手段が認識することができ
る。
【0044】なお、フィニッシャ4を代替機と入れ替え
た場合には、フィニッシャ4の制御手段14は、自らに
割り当てられている固定識別情報を認識するから問題は
ない。
【0045】図4は、第4の実施の形態を示すものであ
り、ホスト装置1に媒体収納装置5がデイジーチェーン
方式で接続されて構成されている媒体処理装置100D
を示す。ホスト装置1及び各従属装置の構成については
既に説明したので省略する。この場合には、媒体収納装
置5を代替機と入れ替えたとしても、媒体収納装置5の
制御手段15は、自らに割り当てられている固定識別情
報を認識するから問題はない。
【0046】ここで、上述の実施の形態の説明と、請求
項の記載との対応について説明しておくと、上流側コネ
クタの空き端子Ta1,Ta2が「識別端子」に相当し
ており、下流側コネクタの空き端子Tb1、Tb2が
「検出端子」に相当している。
【0047】なお、図1〜図4に示した実施の形態にお
いて、末端に接続されるフィニッシャ4及び媒体収納装
置5は、それぞれアドレス「00」,「01」が固定的
に設定されている。これに対して、ホスト装置1の直後
に接続される媒体収納装置2は、アドレス「02」(図
3参照)と、「03」(図1及び図2参照)との2種類
となっているが、以下に述べる理由から問題は生じな
い。
【0048】すなわち、ホスト装置1は、デイジーチェ
ーン方式で接続されている各従属装置に対して、それぞ
れのアドレス(識別情報)を送信するようにコマンドを
与えて、各従属装置からアドレスを示すレスポンスを得
る。これにより、ホスト装置1は、各従属装置のアドレ
スに基づいて従属装置の構成を認識することができるの
で、従属装置の構成によりアドレスが変化したとして
も、問題はない。
【0049】以上詳述したように、各実施の形態の連設
型装置によれば、従属装置を設置したり、交換したりす
る際に、各従属装置に対する識別情報の設定を人為的に
行う必要がない。したがって、従来装置と違って、従属
装置の設置作業及び交換作業を容易かつ迅速に行うこと
ができ、かつ、識別情報の設定ミスがない。
【0050】本発明は、上述した媒体処理装置に限定さ
れるものではなく、ホスト装置に対して1台以上の従属
装置がデイジーチェーン方式によって接続される形式の
連設型装置であれば広く適用することができる。
【0051】なお、識別端子間の開閉状態を検出する方
法は、上述した各実施の形態で示されたものに限定され
るものではない。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の連設型装
置によれば、各従属装置は、ホスト装置に対してデイジ
ーチェーン方式により所定のインターフェースで接続さ
れることによって、自らの識別情報を認識することがで
きる。このため、従属装置を設置したり、交換したりす
る際に、各従属装置に対する識別情報の設定を人為的に
行う必要がない。したがって、従来装置と違って、従属
装置の設置作業及び交換作業を容易かつ迅速に行うこと
ができ、かつ、識別情報の設定ミスがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す媒体処理装置
の構成図である。
【図2】第2の実施の形態における媒体処理装置の構成
図である。
【図3】第3の実施の形態における媒体処理装置の構成
図である。
【図4】第4の実施の形態における媒体処理装置の構成
図である。
【図5】従来装置の構成図である。
【符号の説明】
100A,100B,100C,100D 媒体処理装
置(連設型装置) 1 ホスト装置 2,3,5 媒体収納装置(従属装置) 4 フィニッシャ(従属装置) CN21,CN31,CN41,CN51 上流側コネ
クタ Ta1,Ta2 識別端子 CN22,CN32 下流側コネクタ Tb2,Tb2 検出端子 12,13,14,15 制御手段 P0,P1 入力ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のホスト装置と、1台以上の従属装
    置とを有してなり、前記各従属装置は、前記ホスト装置
    から順次デイジーチェーン方式により所定のインターフ
    ェースで接続され、かつ、前記ホスト装置から送出され
    るコマンドに基づいて動作するとともに、前記ホスト装
    置に対するレスポンスを送出するものである連設型装置
    において、 前記従属装置は、前記ホスト装置に近い側に設けられて
    いる前記インターフェースの上流側コネクタの所定の識
    別端子間が開状態又は閉状態のいずれかに設定されてお
    り、かつ、当該従属装置の下流側に接続される前記従属
    装置の前記各識別端子に接続される、前記ホスト装置か
    ら遠い側に設けられている前記インターフェースの下流
    側コネクタの検出端子間の開閉状態を検出する検出手段
    と、前記検出手段の検出結果に基づいて、自らに割り当
    てられている識別情報を認識する認識手段とを有し、 前記ホスト装置からみて最も下流側に接続される前記従
    属装置は、前記検出手段及び前記識別手段に代えて、自
    らに固定的に割り当てられている前記識別情報を認識す
    る固定認識手段を有すること、 を特徴とする連設型装置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置は、プリンタ、複写機又はフ
    ァクシミリ装置等のように媒体を排出するものであり、 各従属装置は、前記ホスト装置から排出される前記媒体
    を受け入れて1以上のトレイに分配収納する媒体収納装
    置及び前記媒体に対する綴じ込みや孔開け等の加工を行
    うフィニッシャの少なくとも一方を含むものであるこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の連設型装置。
JP33089596A 1996-12-11 1996-12-11 連設型装置 Pending JPH10171747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33089596A JPH10171747A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 連設型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33089596A JPH10171747A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 連設型装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10171747A true JPH10171747A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18237709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33089596A Pending JPH10171747A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 連設型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10171747A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306965A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Glory Kiki Co Ltd 遊技媒体補給装置
JP2008098188A (ja) * 1998-09-18 2008-04-24 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098188A (ja) * 1998-09-18 2008-04-24 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システム
JP2010123578A (ja) * 1998-09-18 2010-06-03 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システム
JP2010171026A (ja) * 1998-09-18 2010-08-05 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システムおよび回路
JP2010171025A (ja) * 1998-09-18 2010-08-05 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システムおよび回路
JP2013165071A (ja) * 1998-09-18 2013-08-22 Illinois Tool Works Inc <Itw> イオン化システム
US8861166B2 (en) 1998-09-18 2014-10-14 Illinois Tool Works, Inc. Low voltage modular room ionization system
JP2007306965A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Glory Kiki Co Ltd 遊技媒体補給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100518688B1 (ko) 지능형 옵션을 갖는 프린터를 포함하는 인쇄시스템
EP0550191B1 (en) Copier/duplicator network
US7567886B2 (en) Method to validate system configuration in a data storage and retrieval system
US5428748A (en) Method and apparatus for automatically configuring a computer peripheral
US8077605B2 (en) Method for providing path failover for multiple SAS expanders operating as a single SAS expander
US8213297B2 (en) Duplicate internet protocol address resolution in a fragmented switch stack environment
CN100593314C (zh) 用于实现简化媒体独立接口以太网复位的系统和方法
US5864715A (en) System for automatically terminating a daisy-chain peripheral bus with either single-ended or differential termination network depending on peripheral bus signals and peripheral device interfaces
EP1484689B1 (en) Card identification compatibility
EP0509524B1 (en) Communication control unit
JP2001184177A (ja) オプション判別システム
US20070204070A1 (en) USB device, USB system and recording medium storing USB control program
US5805950A (en) Automatic identification of accessories in a reproduction apparatus
US6204872B1 (en) Controller for handling the supply and discharge of recording media
JPH10171747A (ja) 連設型装置
US6594027B1 (en) Image forming systems, methods of handling media, and methods of identifying locations of interchangeable media handling devices relative to one another
EP1006001B1 (en) Optional apparatus connectable to other apparatus
JP2000105521A (ja) 複数ユニットからなる装置およびその異常検出方法ならびに初期化方法
JPH02187776A (ja) 画像形成装置
JP3432199B2 (ja) オプションユニット
Cisco Reading LED Indicators
JP4438030B2 (ja) オプション装置
JP3363645B2 (ja) オプションユニット統括制御装置およびシリアル通信装置
JPS60178462A (ja) 電子複写機
JP2000165565A (ja) 画像形成装置