JPH10171660A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH10171660A
JPH10171660A JP8332575A JP33257596A JPH10171660A JP H10171660 A JPH10171660 A JP H10171660A JP 8332575 A JP8332575 A JP 8332575A JP 33257596 A JP33257596 A JP 33257596A JP H10171660 A JPH10171660 A JP H10171660A
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JP
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program
unit
data communication
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Application number
JP8332575A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sato
浩之 佐藤
Saburo Ikeda
三郎 池田
Takehiro Fujii
武弘 藤井
Mariko Mori
眞理子 森
Masatoshi Mizobe
正敏 溝邉
Hiromi Atsuta
裕美 熱田
千津子 ▲吉▼田
Chizuko Yoshida
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信伝送路を介して互いに接続されたデータ
通信装置において、作業労力を抑え、かつ、通信処理を
中断することなく、制御プログラムの変更、修正を行う
こと。 【解決手段】 通信伝送路を介して接続される所定数の
外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、
外部から入力されるプログラムデータを格納するデータ
格納手段と、データ格納手段に格納されたプログラムデ
ータをデータ通信手段によって所定の外部装置に伝送す
るデータ伝送手段と、データ通信手段によるデータ通信
動作をデータ伝送手段によるデータ伝送動作よりも優先
的に実行・制御する実行制御手段とを備えるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信伝送路を介し
て接続されるデータ通信装置におけるプログラムデータ
の更新に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般公衆回線等の通信伝送路を介
して互いに接続されるデータ通信装置は、通常、ROM
(Read Only Memory)等に格納された制御プログラムに
基づいて通信制御処理等を行っている。このため、制御
プログラムを変更したり、修正する場合には、予め新し
い制御プログラムを書き込んだROMを用意し、いった
んすべてのデータ通信装置の動作を停止させた後、人手
によってROMの交換および再実装を行い、作業が終了
した後にすべてのデータ通信装置を作動させるという一
連の手順を踏んでいた。
【0003】しかし、前述した手法では、制御プログラ
ムの変更、修正作業が面倒であることから、例えば、特
開昭59−185445号公報に示すような制御プログ
ラムの変更、修正方法が提案されている。この制御プロ
グラムの変更、修正方法では、データ通信装置である伝
送装置に通信制御プログラムの原本を格納したPROM
(Programmable Read Only Memory )を設け、このPR
OMを、CPU(Central Processing Unit )によるオ
ンライン処理中であっても挿抜することができるように
構成している。
【0004】また、各伝送装置には、CPUの起動時に
読み込むブートプログラムを格納したROMが設けられ
ており、CPUは、ブートプログラムに基づいてPRO
M内に格納された通信制御プログラムをRAM(Random
Access Memory)に転送し、プログラムの転送終了後に
RAM内に格納された通信制御プログラムに制御を移
す。そして、CPUは、RAM内に格納された新しい通
信制御プログラムに基づいて通信制御動作を行う。
【0005】すなわち、特開昭59−185445号公
報に記載される制御プログラムの変更、修正方法では、
PROM中に格納された通信制御プログラムを変更、修
正する場合、各伝送装置のオンライン処理中に既存のP
ROMを新しいPROMと交換した後、任意の伝送装置
から他のすべての伝送装置に対して、新しい通信制御プ
ログラムに処理動作を移行させるための「ローディング
開始コマンド」を送信する。
【0006】「ローディング開始コマンド」を受信した
各伝送装置では、新規データの受け付けを禁止し、新し
い通信制御プログラムに処理を移行した後、新規データ
の受け付け禁止を解除して通常の通信制御に戻る。これ
によって、制御プログラムの変更、修正に伴う作業を以
前よりも容易化するとともに、オンライン処理の中断時
間を短縮している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の制御プログラムの変更、修正方法にあって
は、制御プログラムを格納するPROMという物理デバ
イスの特性上、制御プログラムの変更や修正時には物理
的な交換動作が必要であったため、遠隔地に複数点在す
ることの多い伝送装置に対して、交換作業のために伝送
装置の設置場所までわざわざ出向かなければならず、大
変な労力となるという問題点があった。
【0008】また、従来の制御プログラムの変更、修正
方法では、PROMの交換後において、新しい制御プロ
グラムに処理を移行する場合、すべての伝送装置におい
て、いったん新規データの受け付けを禁止した状態とな
り、新しい制御プログラムの実行後に、新規データの受
け付け禁止を解除している。このため、新しい制御プロ
グラムをPROMからRAMに転送する間は、通信処理
がまったくできないシステムダウン状態となってしま
い、このシステムダウン状態となる時間はわずかな時間
とはいえ、運用中のシステムにおいては重大な問題とな
る。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、通信伝送路を介して互いに接続されたデータ通信装
置において、作業労力を抑え、かつ、通信処理を中断す
ることなく、制御プログラムの変更、修正を行うことに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデータ通
信装置は、通信伝送路を介して接続される所定数の外部
装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、外部
から入力されるプログラムデータを格納するデータ格納
手段と、データ格納手段に格納されたプログラムデータ
をデータ通信手段によって所定の外部装置に伝送するデ
ータ伝送手段と、データ通信手段によるデータ通信動作
をデータ伝送手段によるデータ伝送動作よりも優先的に
実行・制御する実行制御手段とを備えるように構成して
いる。これによって、データ格納手段においてプログラ
ムデータの更新を行い、更新されたプログラムデータを
データ伝送動作によって伝送しても、データ通信手段に
よるデータ通信動作は途切れることがない。
【0011】請求項2記載のデータ通信装置は、通信伝
送路を介して接続される所定数の外部装置との間でデー
タ通信を行うデータ通信手段と、外部から入力されるプ
ログラムデータを保持するデータ保持手段と、データ保
持手段に保持されたプログラムデータを所定の内部記憶
手段に転送するデータ転送手段と、データ通信手段によ
るデータ通信動作をデータ転送手段によるデータ転送動
作よりも優先的に実行・制御する実行制御手段とを備え
るように構成している。これによって、データ転送手段
によってプログラムデータの転送を行っていても、デー
タ通信手段によるデータ通信動作は途切れることがな
い。
【0012】請求項3記載のデータ通信装置は、通信伝
送路を介して接続される所定数の外部装置との間でデー
タ通信を行うデータ通信手段と、外部から入力されるプ
ログラムデータを保持するデータ保持手段と、データ保
持手段に保持されたプログラムデータを所定の内部記憶
手段に転送するデータ転送手段と、データ保持手段に保
持されたプログラムデータをデータ通信手段によって所
定の外部装置に伝送するデータ伝送手段と、データ通信
手段によるデータ通信動作をデータ転送手段によるデー
タ転送動作およびデータ伝送手段によるデータ伝送動作
よりも優先的に実行・制御する実行制御手段とを備える
ように構成している。これによって、データ格納手段に
おいてプログラムデータの更新を行い、更新されたプロ
グラムデータをデータ伝送動作を行うとともに、データ
転送手段によってプログラムデータの転送を行っていて
も、データ通信手段によるデータ通信動作は途切れるこ
とがない。
【0013】請求項4記載のデータ通信装置は、通信伝
送路を介して接続される所定数の外部装置との間でデー
タ通信を行うデータ通信手段と、予め用意されたプログ
ラムデータを格納するデータ格納手段と、データ格納手
段に格納されたプログラムデータを所定の実行領域に転
送するデータ転送手段と、データ転送手段により実行領
域に転送されたプログラムデータを一時退避領域に複写
するデータ複写手段と、外部から入力されるプログラム
データの差分データを保持する差分データ保持手段と、
差分データ保持手段に保持された差分データに基づい
て、データ複写手段によって一時退避領域に複写された
プログラムデータを編集するデータ編集手段と、差分デ
ータ保持手段に保持されたプログラム差分データをデー
タ通信手段によって所定の外部装置に伝送するデータ伝
送手段と、データ通信手段によるデータ通信動作を、デ
ータ複写手段によるデータ複写動作、データ編集手段に
よるデータ編集動作およびデータ伝送手段によるデータ
伝送動作よりも優先的に実行・制御する実行制御手段と
を備えるように構成している。すなわち、データ複写手
段によるデータ複写動作、データ編集手段によるデータ
編集動作、データ伝送手段によるデータ伝送動作等によ
りプログラムデータの更新や伝送を行っていても、デー
タ通信手段によるデータ通信動作は途切れることがな
い。
【0014】請求項5記載のデータ通信装置は、通信伝
送路を介して接続される所定数の外部装置との間でデー
タ通信を行うデータ通信手段と、起動時において最初に
処理すべき実行プログラムデータを格納する第一データ
格納手段と、主たる実行動作手順を記したプログラムデ
ータを格納する第二データ格納手段と、第一データ格納
手段に格納された実行プログラムデータに基づいて、第
二データ格納手段に格納されたプログラムデータを所定
の実行領域に転送するデータ転送手段と、データ転送手
段により実行領域に転送されたプログラムデータを一時
退避領域に複写するデータ複写手段と、外部から入力さ
れるプログラムデータの差分データを保持する差分デー
タ保持手段と、データ保持手段に保持された差分データ
に基づいて、データ複写手段によって一時退避領域に複
写されたプログラムデータを編集するデータ編集手段
と、差分データ保持手段に保持されたプログラム差分デ
ータをデータ通信手段によって所定の外部装置に伝送す
るデータ伝送手段と、データ通信手段によるデータ通信
動作を、データ複写手段によるデータ複写動作、データ
編集手段によるデータ編集動作およびデータ伝送手段に
よるデータ伝送動作よりも優先的に実行・制御する実行
制御手段とを備えるように構成している。すなわち、デ
ータ複写手段によるデータ複写動作、データ編集手段に
よるデータ編集動作、データ伝送手段によるデータ伝送
動作等によりプログラムデータの更新や伝送を行ってい
ても、データ通信手段によるデータ通信動作は途切れる
ことがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例における
データ通信装置の要部構成を示す図である。図1に示す
ように、データ通信装置1は、大別して、通信制御部2
と、情報記憶部3とから構成されており、さらに、通信
制御部2は、外部I/O(Input/Output)部4、通信I
/O部5、CPU6、ROM7、RAM8からなり、情
報記憶部3は、不揮発性半導体メモリであるEPROM
(Erasable Programmable Read Only Memory)9、10
から構成されている。
【0016】そして、通信制御部2内の外部I/O部
4、通信I/O部5、CPU6、ROM7、RAM8、
および、情報記憶部3内のEPROM9、10の各ブロ
ックは、プロセッサバス12および信号線13〜19を
介してそれぞれ電気的に接続されている。 また、デー
タ通信装置1は、外部I/O部4および伝送路21を介
して外部機器11と接続されており、さらに、通信I/
O部5および伝送路22、23を介して他のデータ通信
装置1a、1bに接続している。同様にして、他のデー
タ通信装置1aも伝送路24を介してさらに他のデータ
通信装置1cに接続している。
【0017】外部I/O部4は、外部装置11とのイン
ターフェース部であり、CPU6から信号線15、プロ
セッサバス12、13を介して入力される制御信号に基
づいて、伝送路21を介して外部装置11から入力され
るデータを信号線13、プロセッサバス12、信号線1
7を介してRAM8の所定領域に格納する。通信I/O
部5は、他のデータ通信装置1a〜1c等に対するイン
ターフェース部であり、CPU6と共に通信制御手段、
データ伝送手段の各機能を有し、伝送路22、23を介
して他のデータ通信装置1a、1bに対して所定のデー
タを伝送するものである。
【0018】CPU6は、データ通信装置1における通
信制御を含む制御全般を司るものであり、データ転送手
段、データ複写手段、実行制御手段の各機能を有する。
図2は、ROM、RAM、EPROM内における情報格
納領域を説明するための図である。ROM7は、図2に
示すように、データ通信装置1の起動時において最初に
実行されるブートプログラムを格納するためのブートプ
ログラム格納領域71を備えるメモリであり、第一デー
タ格納手段としての機能を有する。
【0019】RAM8は、同図に示すように、通信制御
イニシャルプログラムの格納領域81、通信制御プログ
ラムの格納領域82、通信制御プログラムの一時退避領
域83、通信制御プログラムの受信バッファ領域84を
備えるメモリであり、データ保持手段、差分データ保持
手段の各機能を有する。EPROM9は、通信制御イニ
シャルプログラムの原本データを格納する通信制御イニ
シャルプログラム領域91と変更差分情報格納領域92
とを備える不揮発性メモリであり、同様に、EPROM
10は、通信制御プログラムの原本データを格納する通
信制御プログラム格納領域101を備えるメモリであ
る。EPROM9、10でデータ格納手段、第二データ
格納手段の各機能を有する。
【0020】次に、上述の実施例におけるデータ通信装
置の動作例を図3および図4に基づいて説明する。図3
は、データ通信装置を立ち上げてから通信制御プログラ
ム実行までの手順を説明するための図である。まず、デ
ータ通信装置1を立ち上げると、CPU6は、信号線1
5、プロセッサバス12、信号線16を介してROM7
にアクセスし、ROM7のブートプログラム格納領域7
1内に格納されたブートプログラムを読み出して実行す
る(ステップS101)。(図2中、(1)参照) 次に、CPU6は、ブートプログラムに基づいて、信号
線15、プロセッサバス12、信号線18を介してEP
ROM9にアクセスし、EPROM9の通信制御イニシ
ャルプログラム格納領域91内の通信制御イニシャルプ
ログラムの原本データを読み出し、読み出した通信制御
イニシャルプログラムを、信号線18、プロセッサバス
12、信号線17を介してRAM8内の通信制御イニシ
ャルプログラム格納領域81に転送する(ステップS1
02)。
【0021】続いて、CPU6は、信号線15、プロセ
ッサバス12、信号線17を介してRAM8にアクセス
し、RAM8の通信制御イニシャルプログラム格納領域
81内に格納された通信制御イニシャルプログラムを読
み出して実行する(ステップS103)。そして、CP
U6は、通信制御イニシャルプログラムに基づいて、信
号線15、プロセッサバス12、信号線19を介してE
PROM10にアクセスし、EPROM10の通信制御
プログラム格納領域101内の通信制御プログラムの原
本データを読み出し、読み出した通信制御プログラム
を、信号線19、プロセッサバス12、信号線17を介
してRAM8内の通信制御プログラム格納領域82に転
送する(ステップS104)。(図2中、(2)参照) 次に、CPU6は、信号線15、プロセッサバス12、
信号線17を介してRAM8にアクセスし、RAM8の
通信制御プログラム格納領域82内に格納された通信制
御プログラムを読み出して実行する(ステップS10
5)。これによって、データ通信装置1は、所定の通信
制御処理を実行する。次に、データ通信装置1における
通信制御プログラムの変更、修正手順を、図4に基づい
て説明する。
【0022】図4は、通信制御プログラムに基づくタス
ク実行管理処理の処理手順を説明するための図である。
通信制御プログラムにレビジョンアップ等の比較的小規
模な変更が生じた場合、保守作業者は、データ通信装置
1の外部I/O部4に伝送路21を介して接続される外
部機器11から通信によって変更差分データを送信す
る。ここで、データ通信装置1は、変更前の通信制御プ
ログラム(以下、旧プログラム)が動作しており、この
通信制御プログラムによって、外部I/O部4を介して
受信した変更差分データは、RAM8の通信制御プログ
ラム受信バッファ領域84内に保持する。
【0023】通信制御プログラムには、通信制御処理
を、他のデータ転送処理等よりも優先して処理するよう
に重み付け設定が行われているタスク実行管理処理が含
まれており、通信制御プログラムが実行されると、タス
ク実行管理によって通信制御処理と他の処理とが時分割
処理により並行して実行処理される。詳しくは、図4に
示すように、タスク実行管理によって予め設定された実
行時間に合わせて、実行処理の振り分けを行い(ステッ
プS201)、通信制御処理を優先して実行する(ステ
ップS202)。すなわち、CPU6は、通信制御処理
を継続しつつ、以下の処理を行う。
【0024】まず、旧プログラムを通信制御プログラム
格納領域82から通信制御プログラム一時退避領域83
に複写する(ステップS203)。(図2中、(3)参
照) そして、通信制御プログラム受信バッファ領域84内の
変更差分データに基づいて複写した通信制御プログラム
を編集する(ステップS204)。(図2中(4)参
照) プログラムの編集が終了すると、更新されたプログラム
(以下、新プログラム)をEPROM10の通信制御プ
ログラム格納領域101に転送し(図2中、(5)参
照)、プログラムの更新を行う(ステップS205)。
【0025】また、RAM8の通信制御プログラム受信
バッファ領域84に保持された変更差分データをEPR
OM9の変更差分情報格納領域92に転送し(図2中、
(6)参照)、この変更差分情報格納領域92に転送さ
れた変更差分データを通信I/O部5から伝送路22、
23を介して、他のデータ通信装置1a、1bに送信す
る(ステップS206)。そして、変更差分データを受
け取ったデータ通信装置1a、1bでは、データ通信装
置1と同様に、旧プログラムを新プログラムに更新し、
さらに配下のデータ通信装置1cに変更差分データを送
信する。これによって、伝送路22〜24によって接続
されるデータ通信装置1a〜1cのすべての通信制御プ
ログラムが新プログラムに変更される。
【0026】また、通信制御処理と他の処理との並列実
行処理中にも、通信処理が終了したか否かをチェックし
ており(ステップS207)、通信処理が継続している
場合には(ステップS207;N)、引き続き、上記ス
テップS201の処理からタスク実行管理による処理を
行い、一方、上記ステップS207の判断処理におい
て、通信処理が終了している場合には(ステップS20
7;Y)、EPROM10の通信制御プログラム格納領
域101内の新プログラムを実行することで、新プログ
ラムを起動する(ステップS208)。
【0027】一方、通信制御プログラムに、バージョン
アップ等の比較的大規模な変更が生じた場合には、保守
作業者は、データ通信装置1の外部I/O部4に伝送路
21を介して接続される外部機器11から通信によって
新プログラムを送信する。この場合、上記ステップS2
03およびステップS204における処理は省略され、
通信制御プログラム受信バッファ領域84に格納された
新プログラムは、直接EPROM10の通信制御プログ
ラム格納領域101内に書き込まれ(図2中、(7)参
照)、一括変更が行われるとともに、続くステップS2
06の処理では、通信制御プログラム格納領域101に
格納された新プログラムのすべてを通信I/O部5から
伝送路22、23を介して、他のデータ通信装置1a、
1bに送信する。
【0028】以上説明したように、本実施例では、情報
記憶部3に、再書き込み可能なデバイス(この場合、E
PROM9、10)を利用するため、通信制御プログラ
ムの変更、修正時に、任意のデータ通信装置に対して、
変更差分データあるいは新プログラムを送信するだけ
で、伝送路で接続されるすべてのデータ通信装置の通信
制御プログラムを変更することができ、デバイス交換等
に工数を割かれることがない。
【0029】タスク実行管理における通信制御処理と他
の処理とに優先順位を付け、通信制御処理を優先的に実
行することで、プログラムの変更、修正時にシステムダ
ウンが起こらない。さらに、リセットスタートしても原
本となる重要なプログラムデータは常に不揮発性メモリ
に格納されているので、変更情報が失われることはな
い。
【0030】なお、前述の実施例では、複数のデータ通
信装置を樹枝状に接続した例を採って説明しているが、
これに限らず、直線状あるいはループ状の伝送路に、並
列的に接続したデータ通信装置にも適用することができ
る。また、情報記憶部3としては、再書き込み可能な不
揮発性メモリであれば、例えば、EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable Read Only Memory )や
フラッシュメモリを用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3記載の発明では、データ格納手段においてプログ
ラムデータの更新を行い、更新されたプログラムデータ
をデータ伝送動作によって伝送しても、あるいは、デー
タ転送手段によってプログラムデータの転送を行ってい
ても、データ通信手段によるデータ通信動作は途切れる
ことがないため、通信処理を中断することなく、プログ
ラムデータの変更、修正を行うことができる。
【0032】また、請求項4、5記載の発明では、デー
タ複写手段によるデータ複写動作、データ編集手段によ
るデータ編集動作、データ伝送手段によるデータ伝送動
作等によりプログラムデータの更新や伝送を行っていて
も、データ通信手段によるデータ通信動作は途切れるこ
とがないため、通信処理を中断することなく、制御プロ
グラムの変更、修正を行うことができる。
【0033】さらに、請求項1〜5記載の発明では、通
信伝送路を介して互いに接続された複数のデータ通信装
置において、いずれか1つのデータ通信装置にプログラ
ムデータを更新することで、人手を介することなく、他
のデータ通信装置のプログラムデータも自動的に更新す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるデータ通信装置の要部構成を
示す図である。
【図2】ROM、RAM、EPROM内における情報格
納領域を説明するための図である。
【図3】データ通信装置を立ち上げてから通信制御プロ
グラムの実行手順を説明するための図である。
【図4】通信制御プログラムに基づくタスク実行管理処
理の処理手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1、1a〜1c データ通信装置 2 通信制御部 3 情報記憶部 4 外部I/O部 5 通信I/O部 6 CPU 7 ROM 71 ブートプログラム格納領域 8 RAM 81 通信制御イニシャルプログラム格納領域 82 通信制御プログラム格納領域 83 通信制御プログラム一時退避領域 84 通信制御プログラム受信バッファ領域 9、10 EPROM 91 通信制御イニシャルプログラム格納領域(原
本) 92 変更差分情報格納領域 101 通信制御プログラム格納領域(原本) 11 外部機器 12 プロセッサバス 13〜19 信号線 21〜24 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 眞理子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 溝邉 正敏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 熱田 裕美 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 ▲吉▼田 千津子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信伝送路を介して接続される所定数の
    外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、 外部から入力されるプログラムデータを格納するデータ
    格納手段と、 前記データ格納手段に格納されたプログラムデータを前
    記データ通信手段によって所定の外部装置に伝送するデ
    ータ伝送手段と、 前記データ通信手段によるデータ通信動作を前記データ
    伝送手段によるデータ伝送動作よりも優先的に実行する
    ように制御する実行制御手段とを具備することを特徴と
    するデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 通信伝送路を介して接続される所定数の
    外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、 外部から入力されるプログラムデータを保持するデータ
    保持手段と、 前記データ保持手段に保持されたプログラムデータを所
    定の内部記憶手段に転送するデータ転送手段と、 前記データ通信手段によるデータ通信動作を前記データ
    転送手段によるデータ転送動作よりも優先的に実行する
    ように制御する実行制御手段とを具備することを特徴と
    するデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 通信伝送路を介して接続される所定数の
    外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、 外部から入力されるプログラムデータを保持するデータ
    保持手段と、 前記データ保持手段に保持されたプログラムデータを所
    定の内部記憶手段に転送するデータ転送手段と、 前記データ保持手段に保持されたプログラムデータを前
    記データ通信手段によって所定の外部装置に伝送するデ
    ータ伝送手段と、 前記データ通信手段によるデータ通信動作を前記データ
    転送手段によるデータ転送動作および前記データ伝送手
    段によるデータ伝送動作よりも優先的に実行するように
    制御する実行制御手段とを具備することを特徴とするデ
    ータ通信装置。
  4. 【請求項4】 通信伝送路を介して接続される所定数の
    外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、 予め用意されたプログラムデータを格納するデータ格納
    手段と、 前記データ格納手段に格納されたプログラムデータを所
    定の実行領域に転送するデータ転送手段と、 前記データ転送手段により実行領域に転送されたプログ
    ラムデータを一時退避領域に複写するデータ複写手段
    と、 外部から入力されるプログラムデータの差分データを保
    持する差分データ保持手段と、 前記差分データ保持手段に保持された差分データに基づ
    いて、前記データ複写手段によって一時退避領域に複写
    されたプログラムデータを編集するデータ編集手段と、 前記差分データ保持手段に保持されたプログラム差分デ
    ータを前記データ通信手段によって所定の外部装置に伝
    送するデータ伝送手段と、 前記データ通信手段によるデータ通信動作を、前記デー
    タ複写手段によるデータ複写動作、前記データ編集手段
    によるデータ編集動作および前記データ伝送手段による
    データ伝送動作よりも優先的に実行するように制御する
    実行制御手段とを具備することを特徴とするデータ通信
    装置。
  5. 【請求項5】 通信伝送路を介して接続される所定数の
    外部装置との間でデータ通信を行うデータ通信手段と、 起動時において最初に処理すべき実行プログラムデータ
    を格納する第一データ格納手段と、 主たる実行動作手順を記したプログラムデータを格納す
    る第二データ格納手段と、 前記第一データ格納手段に格納された実行プログラムデ
    ータに基づいて、前記第二データ格納手段に格納された
    プログラムデータを所定の実行領域に転送するデータ転
    送手段と、 前記データ転送手段により実行領域に転送されたプログ
    ラムデータを一時退避領域に複写するデータ複写手段
    と、 外部から入力されるプログラムデータの差分データを保
    持する差分データ保持手段と、 前記データ保持手段に保持された差分データに基づい
    て、前記データ複写手段によって一時退避領域に複写さ
    れたプログラムデータを編集するデータ編集手段と、 前記差分データ保持手段に保持されたプログラム差分デ
    ータを前記データ通信手段によって所定の外部装置に伝
    送するデータ伝送手段と、 前記データ通信手段によるデータ通信動作を、前記デー
    タ複写手段によるデータ複写動作、前記データ編集手段
    によるデータ編集動作および前記データ伝送手段による
    データ伝送動作よりも優先的に実行するように制御する
    実行制御手段とを具備することを特徴とするデータ通信
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004302747A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Oki Electric Ind Co Ltd パッチ処理方法および伝送装置
WO2007094052A1 (ja) * 2006-02-14 2007-08-23 Fujitsu Limited パッチ適用装置およびプログラム
KR101110584B1 (ko) 2004-02-25 2012-02-15 알카텔-루센트 유에스에이 인코포레이티드 자기-복제 코드를 사용한 통신 네트워크의 노드들로 데이터를 전송

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