JPH1017053A - 包装用容器 - Google Patents
包装用容器Info
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- JPH1017053A JPH1017053A JP8176644A JP17664496A JPH1017053A JP H1017053 A JPH1017053 A JP H1017053A JP 8176644 A JP8176644 A JP 8176644A JP 17664496 A JP17664496 A JP 17664496A JP H1017053 A JPH1017053 A JP H1017053A
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- packaging container
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
ることができる包装用容器を提供する。 【解決手段】 底面12の周囲から上方開口部に向けて
拡開しながら傾斜する側壁を有する略矩形状のトレイ部
11と、側壁の一部を上方に山形に膨出させて形成さ
れ、内側に空間部15aを有するラップ掛け用の支持突
起15とを備え、支持突起15の少なくとも両側に位置
する隅部と相対する側壁の隅部に、側壁の一部を外側に
突出させて受け部16を設け、この包装用容器10の支
持突起15を他の包装用容器10の支持突起15の上に
挿入し相互に積み重ねたとき、各受け部16が他の包装
用容器の受け部16内面に夫々当接するようにした。
Description
持突起を有する包装用容器に関し、特に、複数枚を水平
に積み重ねるようにした包装用容器に関するものであ
る。
容器においては、収納物の鮮度を保ちながら外からもよ
く見えるようにするために、透明フィルムである所謂ラ
ップを掛けている。そして、容器から突出させた支持突
起にラップを支持させて、ラップが収納物に接触しない
ようにすべく、両者間に隙間を形成するようにしたもの
がある。
て、機械によりラップ掛けができる包装用容器1を開示
している。これは、図6に示すように、「底面2の周囲
から上方開口部に向けて傾斜する側壁3を有する略四角
形状の包装用容器1であって、側壁3の一部を、上方に
膨出させることにより、当該側壁3上辺から上方へ突出
する支持突起4を形成した。」ものである。
一般に、成形時或は運搬に際しては、複数個を相互に積
み重ねている。上述の包装用容器1においては、支持突
起4の空間部に、他の包装用容器1の支持突起4を挿入
して重ねている。
へ膨出しているものであるし、この種の容器1は発泡合
成樹脂シートを圧空または真空成形されることが一般で
あるので、成形時に肉厚が変動しやすく、また支持突起
4が傾むいた場合には、図7に示すように、上下の支持
突起4が空間部内で接触したときの相互の接触点が変動
して、包装用容器1の外周端部に隙間が発生することが
ある。このような状況においては、包装用容器1の水平
度が保ちにくく、多数の包装用容器1を重ねたときは、
上方の包装用容器1が点線で示すように傾斜するので、
全体が倒れ易くなり、積み重ね段数が少なくなるという
問題がある。また、支持突起を形成している側壁側は、
上下の支持突起が空間内の一部で接触しているのみであ
るため、この上下側壁隅部間には少しの隙間が存在す
る。そのために、少しの力でも隅部に掛かると、上の包
装容器が傾斜するという問題がある。よって、積み重ね
た各包装用容器1が倒れ易いということは、各包装用容
器1内に刺身等の収納物を収納する作業を行いにくくす
るということでもあり、例えばこの種の容器1を1個づ
つ機械的に取り出すという作業を困難にしているのであ
る。
ので、その目的は、多数の包装用容器を安定して水平に
積み重ねることができる包装用容器を提供するにある。
て使用する符号を付して説明すると、底面12の周囲か
ら上方開口部に向けて拡開しながら傾斜する側壁13を
有する略矩形状のトレイ部11と、前記側壁13の一部
を上方に山形に膨出させて形成され、内側に空間部15
aを有するラップ掛け用の支持突起15とを備え、前記
支持突起15の少なくとも両側に位置する隅部と相対す
る側壁の隅部に、側壁の一部を外側に突出させて受け部
16を設け、この包装用容器10の支持突起15を他の
包装用容器10の支持突起15の上に挿入し相互に積み
重ねたとき、前記各受け部16が他の包装用容器の受け
部16内面に夫々当接するようにしたことを特徴とする
包装容器である。
つき図1〜図5を参照して説明する。先ず、図2及び図
3において、トレイ部11は、シート状の合成樹脂材
料、例えば発泡ポリスチレン性合成樹脂材料により略均
一の厚さに成形されたものであり、矩形状の底面12の
周囲から拡開しながら傾斜する側壁13が形成され、上
面が開放する矩形状をなしている。
その底面12の略中央部に、図2に示すように、屈曲中
心部14が形成してある。この屈曲中心部14は、これ
を中心として底面12を左右に湾曲または屈曲させた場
合の稜線となるものであり、底面12自体の剛性を高
め、結果的に当該包装用容器10全体の剛性を高めるも
のである。また、この屈曲中心部14は、これから底面
12を傾斜させていることから、刺身等が含んでいた液
汁を底面12の両側に流すことになり、刺身等の味の低
下を防止するものである。更に、各側壁に対しても底面
12と同じような稜線を設け、剛性を高めている。
ように、側壁13の傾斜幅Lの範囲内で一部を上方に山
形に膨出させて支持突起15が形成されている。この支
持突起15の内側には空間部15aが形成されており、
その中心線は屈曲中心部14に直交し、側壁13から上
方へ突出している。この支持突起15は、ラップを掛け
るとときこのラップを支持して、ラップが収容物に接触
しないようにしている。また、収納物を無駄なくきれい
に並べることができる。
両側に位置する隅部に形成されている。即ち、図5に二
点鎖線で示すように、トレイ部11の上端開口部と底面
12の外周部を連結する側壁13Aの中間の一部を外側
に突出させて形成されており、下端部16aが側壁13
Aに連結される。本実施例においては、容器内面の形状
を平滑化するため、受け部16の下端部16aを、実線
で示すように、底面11の外周部に連結している。尚、
受け部16の傾斜角αは、支持突起15の傾斜角よりも
大に形成されている。
10、例えば、包装用容器10Aと包装用容器10Bを
重ねる場合について説明する。
方に置き、包装用容器10Aの支持突起15の空間部1
5a内に、包装用容器10Bの支持突起15を挿入しな
がら降下させると、包装用容器10Aの4隅の受け部1
6の下端部16aが、夫々対向する包装用容器10Bの
受け部16の内面に当接して停止し、上部の包装用容器
10Aが包装用容器10Bの上に水平状態に載置され
る。そして、包装用容器10Aと包装用容器10Bとの
間には、間隔Hが確保されている。
aと、包装用容器10Bの支持突起15との間には隙間
Gが存在しているので、支持突起15により包装用容器
10Aが傾斜することはない。
10を重ねる場合は、上述の工程を繰り返せばよい。こ
のようにして、複数の包装用容器10が複数段に水平状
態に安定して積み重ねられる。
受け部16を設け、包装用容器10を重ねたとき、上部
の包装用容器10の各受け部16を、下部の包装用容器
10の対向する受け部16に当接するようにしたので、
支持突起15を有する場合であっても、上下の包装用容
器10が水平に重ねられて、包装用容器10を多段に安
定して積載できるという効果を奏するものである。ま
た、隙間Gが存在しているため強い力が各方向から働ら
いても、隙間Gがなくなり支持突起同士が当接すること
となり、転倒することは免れる。
向けて拡開しながら傾斜する側壁を有する略矩形状のト
レイ部と、前記側壁の一部を上方に山形に膨出させて形
成され、内側に空間部を有するラップ掛け用の支持突起
とを備え、前記支持突起の少なくとも両側に位置する隅
部と相対する側壁の隅部に、側壁の一部を外側に突出さ
せて受け部を設け、この包装用容器の支持突起を他の包
装用容器の支持突起上に挿入し相互に積み重ねたとき、
前記各受け部が他の包装用容器の受け部内面に夫々当接
するようにしたので、多数の包装用容器を水平に安定し
て積み重ねることができるという効果を奏するものであ
る。
おける一部を破断した縦断側面図である。
である。
である。
を破断した縦断側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 底面の周囲から上方開口部に向けて拡開
しながら傾斜する側壁を有する略矩形状のトレイ部と、 前記側壁の一部を上方に山形に膨出させて形成され、内
側に空間部を有するラップ掛け用の支持突起とを備え、 前記支持突起の少なくとも両側に位置する隅部と相対す
る側壁の隅部に、側壁の一部を外側に突出させて受け部
を設け、この包装用容器の支持突起を他の包装用容器の
支持突起上に挿入し相互に積み重ねたとき、前記各受け
部が他の包装用容器の受け部内面に夫々当接するように
したことを特徴とする包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17664496A JP3677642B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17664496A JP3677642B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1017053A true JPH1017053A (ja) | 1998-01-20 |
JP3677642B2 JP3677642B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=16017194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17664496A Expired - Fee Related JP3677642B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677642B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5469378B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2014-04-16 | 株式会社エフピコ | 包装用容器 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17664496A patent/JP3677642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3677642B2 (ja) | 2005-08-03 |
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