JPH1016999A - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JPH1016999A
JPH1016999A JP8280223A JP28022396A JPH1016999A JP H1016999 A JPH1016999 A JP H1016999A JP 8280223 A JP8280223 A JP 8280223A JP 28022396 A JP28022396 A JP 28022396A JP H1016999 A JPH1016999 A JP H1016999A
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liquid
liquid container
hole
suction hole
container
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JP8280223A
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Yoshiharu Suzuki
義春 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器が転倒した際のその内部の液体の流出を
防止すると共に液体調味料の接触による吸入孔の閉塞に
起因する外部へのその漏れ出や詰まりを防ぐ。 【解決手段】 吸入孔11の液体容器1における内側端
部14を、注出孔5の液体容器1における内側端部7よ
りも下方まで延ばす。液体容器1が内部に液体Eを収容
した状態で水平面S上で転倒した際、液体Eで閉塞され
ている注出孔5及び吸入孔11のうちのいずれか一方を
空気が通過して液体容器1の内部に入り込まないよう
に、その転倒の際、注出孔5のAの部位と、吸入孔11
のBの部位とが、略一定の液圧を受けるように、注出孔
5及び吸入孔11を形成する。吸入孔11は、内側端部
14寄り部位の流路断面積を、外側端部13のそれより
大きくし、容器1を直立させた際に吸入孔11内の液体
が流れ落ちるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、醤油さしなど、液
体調味料等を注ぐために使用される液体容器、若しくは
これらに類する液体容器(以下、単に容器ともいう)で
あって、容器本体とその上部に取着される蓋とからな
り、その蓋に対して液体の注出孔及びその液体の注出に
必要な空気を取り入れるための吸入孔とが形成されてな
る液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】醤油やソース(以下、単に液体又は液体
調味料ともいう)を注ぐための容器は、通常、容器本体
の上部に取着された蓋に、液体注出用の注出孔(注出
管)のほか、その反対側に液体の注出に必要な空気の吸
入孔(空気孔)を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この吸入孔は、小さな
注出孔から液体を注出させるために不可欠のものである
反面、容器を誤って転倒(横倒し)したりすると、内部
に空気が入り込み易いことから液体が容易に流出する。
したがって、短時間で多量の液体の無駄を招いたり、テ
ーブルや衣服を汚したり、液体によっては後始末に困っ
てしまうといった問題をおこしていた。こうした問題
は、日常的にみても食事中などにしばしば起こるもので
あり、とりわけ、幼児や高齢者のいる家庭では、その発
生の頻度も高い。
【0004】また、このような容器で液体調味料を注ぐ
ときには、その調味料が吸入孔にも接触し易く、したが
って、使用後に容器を立て置いた際、つまり容器を水平
面上で直立させた際には、接触した液体調味料が表面張
力等により注出孔だけでなく吸入孔にも残留し易く、注
出孔及び吸入孔を閉塞してしまうことがある。このよう
な場合において、室内の温度上昇などにより容器内部の
空気が膨脹すると、注出孔や吸入孔内に残留している液
が押し出され容器外に漏れ出てしまい、テーブルや容器
を汚すといった問題を起こしていた。さらに、このよう
な閉塞の繰り返しにより、とくに径が小さい吸入孔に
は、残留した液体調味料中の固形分が固化して滞積しや
すく、したがって吸入孔を狭小化し、ついには詰まらせ
るなどして円滑な注出を妨げてしまうといったことがあ
り、使い勝っての悪いものであった。
【0005】本発明は、かかる問題点を解消すべく案出
したものであって、構造の複雑化を招くことなく、かつ
使用時における液体の円滑な注出を妨げることなく、容
器が転倒した際のその内部の液体の流出(漏出)を防止
することのできる液体容器、及びこうした液体容器にお
ける前記したような、吸入孔への液体調味料の接触によ
る吸入孔の閉塞に起因する外部へのその漏れ出や詰まり
が有効に防止できる液体容器を提供することをその目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ために本発明は、容器本体とその上部に取着される蓋と
からなり、該蓋には液体の注出孔及びその液体の注出に
必要な空気の吸入孔を備えてなる液体容器において、前
記吸入孔の該液体容器における内側端部が、前記注出孔
の該液体容器における内側端部よりも下方まで延びてお
り、該液体容器が内部に液体を収容した状態で水平面上
で転倒し、該液体の液面が前記注出孔及び前記吸入孔の
各内側端部より上にあり、前記注出孔及び前記吸入孔が
該液体で閉塞されている際において、該注出孔の少なく
ともいずれかの部位と該吸入孔の少なくともいずれかの
部位とが、略一定の液圧を受けるように該液体容器内の
液体の液面と略平行な一仮想平面の近傍に位置するよう
に前記注出孔及び前記吸入孔を形成し、しかも、前記注
出孔の液体容器における内側端部及び外側端部の各々の
略中心と、前記吸入孔の液体容器における内側端部及び
外側端部の各々の略中心とが、前記液体容器を上から見
て、一直線上若しくはその近傍に位置され、しかも前記
注出孔の外側端部と、前記吸入孔の内側端部とが、該液
体容器を上から見て、前記一直線に沿う略同方向に開口
されており、さらに前記吸入孔の外側端部が、前記注出
孔の内側端部に対し、前記液体容器を上から見て、前記
注出孔の外側端部の開口されている側(開口方向)と略
反対側(略反対方向)に配置されていると共に、該吸入
孔は、内側端部寄り部位の流路断面積を、該吸入孔の該
外側端部の流路断面積より大きく形成され、かつ該液体
容器を水平面上で直立させた際に該吸入孔内にある液体
が流れ落ち可能に形成されてなることにある。
【0007】前記液体容器は、転倒した際に回転可能の
筒状部(例えば横断面(外周輪郭)が略円形、略楕円若
しくはこれらに類する形、又は五角乃至六角以上の多角
形の筒状部)を有してなるものか、転倒した際に回転不
能の筒状(横断面(外周輪郭)が略三角若しくは略四角
等の角筒状や偏平な楕円形の筒状)に形成されてなるも
のなど、適宜の形状に設計すればよい。もっとも、本明
細書において筒状とは、横断面形状が液体容器の上下に
略一定の円筒や角筒などの筒形状に限定されるものでは
なく、横断面が液体容器の上下に一定でない形、例えば
上端部近傍のみが縮径された形状(例えば縦断面凸形)
のものや、中間がくびれた鼓形状のもの等を含んでい
る。
【0008】本発明に係る上記の容器によれば、液体容
器がテーブルなどの水平面上で転倒した際において、該
液体で閉塞されている前記注出孔及び前記吸入孔のうち
のいずれからも空気が容器の内部に入り込めない。した
がって、液体容器内の液体の外部への流出は防止される
か、或いは流出したとしても僅かな量に止めることがで
きる。本発明に係る容器は、それが転倒し、注出孔及び
吸入孔が液没しているときでも、それらがともに空気孔
として作用しない場合には液の漏れ出を防止できるとの
知見と種々の実験に基づいてなされたものであるが、次
のことからも理解される。
【0009】例えば蓋に2つの小孔(注出孔及び吸入
孔)のある液体容器を転倒させた場合においては、その
小孔が液面から同一深さ、つまり同一液圧を受けるよう
にして保持されている場合、つまり2つの小孔がその各
中心を水平線と平行にして並んでいるときは、いずれも
空気孔として作用しないため、液の漏れ出はないか、あ
っても僅かである。すなわち、2つの小孔が水平に並ん
でいる場合(3以上でも同じ)には、互いに他方が空気
孔として作用しない。一方、傾いて2つの小孔に水平関
係がなくなると、各小孔にかかる圧力が異なることか
ら、上位にある小孔から空気が入り込んで下位にある小
孔から液が漏れ出る。すなわち、この種の容器から液が
漏れ出るためには、2つの小孔が液面から同一深さにな
いこと、つまり同一液圧を受けない状態にあることが条
件とされるのに対して、本発明に係る容器はそれが転倒
した際、2つの小孔をなす注出孔及び吸入孔が、そのい
ずれかの部位において、常時、略同一液圧を受ける構成
とされていることから、転倒しても液の漏れ出がない
か、あっても僅かな量にとめることができるのである。
【0010】なお、使用時つまり注出に当たっては、従
来と同様にして、容器を注出孔の外側端部から液体が注
出されるまでその外側端部を下向きに、つまり容器の下
部が上方となるように傾ける。この傾斜によって、注出
孔の内側端部より常態において下方にある吸入孔の内側
端部は、注出孔の内側端部より相対的に上方に位置する
ようになり、したがって、容器内の液面から吸入孔の液
体による閉塞部位までの深さは、同液面から注出孔の液
体による閉塞部位までの深さよりも小さく(浅く)な
る。すなわち、吸入孔の閉塞部位にかかる液圧が小さく
なる一方で、注出孔の閉塞部位にかかる液圧が大きくな
る。しかして、その差圧が所定の大きさとなると、吸入
孔を閉塞していた液体を容器外部の空気が容器の内側に
押し戻し、吸入孔を通って容器内部に入り込むと同時に
注出孔から液体が流出する。これにより、使用時には、
容器を所定の角度傾斜させれば、従来通り使用できる。
【0011】この際、容器を傾けて内部の液体が注出孔
から外部に流出している間は、吸入孔を通って容器の外
側から内側に空気が連続して流入しているから、吸入孔
の内側端部が液没していても、吸入孔の外側端部側への
液体の侵入が防止される。したがって、吸入孔の外側端
部の流路断面積の小さい部位に液体が付着したり残留し
たりすることが防止される。さらに、該吸入孔はその内
側端部寄り部位の流路断面積を、該外側端部の流路断面
積より大きく形成し、かつ該液体容器を水平面上で直立
させた際に該吸入孔の内側端部寄り部位内にある液体が
流れ落ち可能に形成されていることから、注出後、容器
を立て置いた場合つまり直立させた場合には、吸入孔の
内側端部寄り部位に液体が入り込んでいたとしても閉塞
することなく容器内に垂れ落ちる。このように、使用時
に吸入孔が閉塞されることがないから、内部の空気の膨
脹に起因する液体の漏れ出や、吸入孔の詰まりといった
ことが有効に防止される。
【0012】上記の本発明に係る液体容器は、前記注出
孔の内側端部と、前記吸入孔の外側端部とが近接して設
けられているとよい。そして、前記注出孔の前記外側端
部は、前記液体容器を上から見て、前記吸入孔の前記内
側端部と略同位置に位置していてもよいし、前記吸入孔
の該内側端部より該液体容器の外方(外側)若しくは内
方(内側)のいずれに位置していてもよい。なお、上記
いずれの液体容器においても、前記吸入孔の前記内側端
部は、容器の内壁面に近接しているのがよい。そして、
上記いずれの手段においても、前記吸入孔の前記内側端
部は、液体容器の内側の側壁に近接して設けられている
とよい。なお前記したように、いずれの液体容器におい
ても、転倒した際に回転可能の筒状部を有してなるもの
としてもよいし、角筒状などのように転倒した際に回転
不能の筒状に形成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
ないし図6を参照して詳細に説明する。図1中、1は、
本例の液体容器であって、本例ではともに合成樹脂から
なる有底の円筒状(コップ状)の容器本体2と、短円筒
状(キャップ状)の蓋3とからなっている。容器本体
(本体ともいう)2は、その上部開口寄りの外側が段付
き状に縮径されておねじ2aが形成されており、蓋3が
その下部内周に形成されためねじ3aを介して着脱自在
に螺装されて液密(水密)が保持されており、全体とし
て略同径の円筒状に形成されている。
【0014】蓋3の上部の円形板部4には、2つの小孔
4a,4bがその中心を略一半径直線T上に貫設されて
おり(図1参照)、そのうちの容器1の外周寄りの小孔
(図1、2右側)4aには、内側が注出孔(通液路)5
をなす注出管6が嵌入されて固着されている。ただし、
注出管6は、内径φ4mm程度のチューブ(円管状体)
からなり、注出孔5の容器1における内側端部7から本
体2の軸線Jに略平行にして容器1の外側(図1上方)
に延び、そして、横(水平)方向に90度曲げられて延
び外側端部8が本体2の軸線J寄りの小孔(図1、2左
側)4bの中心と反対側(半径外方)を向いて開口さ
れ、容器1の内外に連通するように形成されている。
【0015】一方、容器1の軸線J寄りの小孔(図1、
2左)4bは、吸入孔(通気路)11の外側端部13を
なし、その小孔4bには蓋3の内面において内側が吸入
孔(通気路)11をなす吸入管12がその端面を融着な
どにより接着して固着されている。ただし、本例では吸
入孔11の外側端部13をなす小孔4bはその内径が
1.5mm程度の円形孔とされている。そして、吸入管
12は、内径φ8mm程度のチューブ(円管状体)から
なり、吸入孔11の外側端部(小孔4b)13から本体
2の軸線Jに略平行にして容器1の内側(図1下方)に
延び、そして内側端部14寄り部位が水平より若干下傾
する方向に曲げられて延び、その内側端部14が容器1
を上から見たとき注出孔5の外側端部8と略同方向を向
いて開口され、容器1の内外に連通するように形成され
ている。これにより、容器1を水平面上で直立させた際
に吸入孔11の内側端部14寄り部位内にある液体が本
体2の底部側に流れ落ち可能に形成されている。
【0016】なお、本例では吸入孔11の内側端部14
の中心は、注出孔5の内側端部7よりも、所定寸法Ta
下方に位置している。そして、吸入孔11の内側端部1
4は、容器1を上から見て、注出孔5の外側端部8と略
同位置に位置しているとともに、注出孔5の内側端部7
及び外側端部8の各々の略中心と、吸入孔11の内側端
部14及び外側端部13の各々の略中心とが、容器1を
上から見て、一半径直線T上若しくはその近傍に位置さ
れており、しかも注出孔5の外側端部8と、吸入孔11
の内側端部14とが、容器1を上から見て、同一直線T
に沿う略同方向(図1右側)に開口されている。
【0017】このような実施の形態においては、容器1
が図3及び図4に示したように、内部に液体Eを収容し
た状態で、テーブルなどの水平面S上で転倒し、注出孔
(注出管)5の外側端部8の開口が真下を向いている時
は、注出孔5と吸入孔11には、それぞれの内側端部
7,14から液体Eが毛管現象などにより入り込み閉塞
されている一方、注出孔5の内側端部7の上縁7aのレ
ベルと同注出孔5の外側端部8との間の部位A、及び注
出孔5の内側端部7の上縁7aのレベルと吸入孔11の
内側端部14との間の部位Bにおいて、注出孔5及び吸
入孔11は同じ液圧(水圧)を受けている。すなわち、
注出孔5のAの部位と吸入孔のBの部位とが、略一定の
液圧(最大P1)を受けている。
【0018】すなわち、吸入孔11及び注出孔5が液体
Eによって閉塞されている状態では、吸入孔11のB部
位が受ける液圧(圧力)と、注出孔5のA部位が受ける
液圧は、最大P1で略同一であることから、外部の空気
は、注出孔5又は吸入孔11のいずれをも通過できず、
液体容器1内に入り込めない。この結果、吸入孔11又
は注出孔5のいずれからも液体Eの外部へ流出が防止さ
れる。
【0019】なお、図3において液体Eの流出の危険性
は、液面Emが注出孔5の内側端部7の下縁7bより上
にある場合に限られるが、本例では吸入孔11の容器1
における内側端部14は、注出孔5の内側端部7の下縁
7bより低いため、液面Emが吸入孔11の内側端部1
4より高い限り、吸入孔11を空気が通過できないか
ら、容器1内の液体Eの外部への流出はない。
【0020】一方、容器1が水平面S上で上記の位置か
ら90度回転したときは、吸入孔11及び注出孔5は図
4中、2点鎖線で示したようになるが、その状態では、
吸入孔11のB部位が受ける液圧と、注出孔5のA部位
が受ける液圧は、最大P2で略同一である。したがっ
て、外部の空気は、注出孔5又は吸入孔11のいずれを
も通過できず、液体容器1内に入り込めない。このこと
は、液体容器1がその軸線J回りにいずれの角度回転し
ても同じである。この結果、本例では液体容器1が回転
しても、吸入孔11又は注出孔5のいずれからも液体E
の外部へ流出が防止される。
【0021】なお、このような容器1に液体を入れる場
合には、最大でも本体2の上縁までしか入らない。した
がって容器1が回転し、注出孔5の外側端部8が上向き
となったときは、通常、図5に示したように液面Emは
吸入孔11の内側端部14及び注出孔5の外側端部8よ
り低位となるから液体Eの漏れ出はない。また、例えこ
れらより上位となっても、上記した通り、吸入孔11及
び注出孔5の受ける液圧は、吸入孔11のB部位と注出
孔5のA部位において最大で略同一であることから、注
出孔5又は吸入孔11のいずれをも空気が通過できず、
したがって、液体容器1内の液体Eが吸入孔11又は注
出孔5を通って外部へ流出することが防止される。
【0022】このように、本実施形態では、容器が水平
面S上で転倒した際、いずれにおいても液体容器1内に
空気が入り込めない。この関係は、容器1がその本体2
の軸線Jまわりに回転しても同じであることから、容器
1が回転しても液体Eが外部に漏れ出ることはないか、
たとえ漏れ出たとしても僅かな量に抑えることができ
る。
【0023】一方、容器1の使用時つまり液体Eの注出
時には、図6に示したようにすればよい。すなわち、図
3の状態(横倒し状態)から、注出孔5の外側端部8が
下向きとなるようにし、液体容器1自体の上部(蓋3)
が下方となるように傾ける。これにより、吸入孔11の
B部位が注出孔5のA部位よりも上方に位置するように
なることから、吸入孔11のB部位が受ける液圧が、注
出孔5のA部位が受ける液圧より小さくなる。そして、
その差圧が所定の大きさとなり、外部の空気が、吸入孔
11内の液体Eを容器1の内側に押し出して容器1内に
入り込むに必要な圧力差となると、空気は吸入孔11を
通って液体容器1内に入り込み、同時に注出孔5から液
体Eが流出する。すなわち、吸入孔11のB部位が受け
る最大液圧Pbと、注出孔5の内側端部7が受ける液圧
Paが、Pa>Pbとなるため、吸入孔11を通って空
気が容器1内部に入り込むと同時に注出孔5から液体E
が注出されることになる。
【0024】このように本例容器1によれば、構造の複
雑化を招くこともなく、使用時には通常の容器1と同様
に液体Eの注出ができる一方、転倒した際には、空気が
容器1内部に入り込まないためその内部の液体Eが漏れ
出ることがない。したがって、使い勝手が極めて良いだ
けでなく、従来におけるような液体Eの流出による周囲
の汚染などのトラブルの発生が未然に防止される。とり
わけ、幼児や老人或いは取り扱いに困難さの有る身体障
害者などのいる家庭や学校などの施設での容器として使
用される場合、その効果には著しいものがある。
【0025】そして、図6に示されるように、容器1を
傾けて内部の液体Eが注出孔5から外部に流出している
間は、容器1の外側の吸入孔11の外側端部13から、
図中、破線矢印で示したように、液没している吸入孔1
1の内側端部14を通って容器1内に空気が連続して流
入しているから、吸入孔11の外側端部13側への液体
Eの侵入が防止される。したがって、吸入孔11の外側
端部13つまり小孔4bの流路断面積の小さい部位に液
体Eが付着したり残留したりすることが防止される。
【0026】さらに、吸入孔11はその外側端部(小孔
4b)13を除く内側端部14寄り部位の流路断面積
を、その外側端部13の流路断面積より大きく形成して
おり、かつ容器1を水平面上で直立させた際に吸入孔1
1の内側端部14寄り部位が下傾(本例では水平より下
向き約15度)されていることから、注出後、容器1を
直立させた場合には、吸入孔11の内側端部14寄り部
位に液体Eが入り込んでいたとしても残留して閉塞する
ことなく容易に本体2の底部側に垂れ落ちる。したがっ
て、使用後、直立時にも吸入孔11が閉塞されることが
ないから、内部の空気の膨脹に起因する液体の漏れ出や
吸入孔11の詰まりといったことが有効に防止されるの
で、極めて使い勝手が良い。
【0027】上記実施形態では容器1を、転倒した際に
回転する円筒状としたが、詳しくは後述するが、前記も
したように、転倒した際に回転しない角筒状のものとし
てもよい。また、上記実施形態では蓋3を短円筒状のも
のとしたが、半球面状(ドーム状)のものとしてもよい
など適宜の形状に設計すればよい。
【0028】また、上記では吸入孔11の内側端部14
寄り部位を水平に対して、若干(約15度)下傾するよ
うに形成したが、本発明においては液体容器を水平面上
で直立させた際に吸入孔内にある液体が流れ落ち可能に
形成されていればよく、したがって、例えばその内側端
部14寄り部位が流れ勾配0の水平とされていてもよい
し、当然のことながら水平に対して15度以上で下傾さ
れていてもよい。
【0029】さらに、本例では、吸入孔11の内径を、
外側端部(小孔4b)13を1.5mmとし、それ以外
の内側端部14寄り部位を8mmとしたが、勿論これに
限定されるものではない。因みに、好ましい範囲として
は、前者が0.5mm〜4mmmで、後者が6〜12m
mである。これらは液体調味料の種類による粘性や表面
張力に応じて、注出後、容器1を立直した際に内側端部
14の開口が閉塞されない程度の範囲で適宜に設定すれ
ばよい。なお、外側端部13以外の内側端部寄り部位の
内径は、必ずしも一定である必要はなく、内側端部14
に向かって拡径するテーパであってもよい。また、吸入
孔11の流路断面形状は、円孔若しくはそれに類似の形
状が適切であるが、これに限定されるものではない。ま
た、注出口5の内径は円孔で4mm程度としたが、勿論
これに限定されるものではない。好ましい範囲として
は、1.5〜8mmの範囲であるが、液体調味料用とし
ては円孔で2〜6mmが適切である。また、注出孔5の
内径は容器に入れられる液体若しくは調味料の種類によ
る粘性や表面張力に応じて適宜に設定すればよい。
【0030】なお、上記の実施形態においては、液体容
器1が内部に液体Eを収容した状態で水平面S上で転倒
し、液体の液面Emが注出孔5及び吸入孔11の各内側
端部より上にあり、注出孔5及び吸入孔11が液体で閉
塞されている際において、注出孔5のA部位と吸入孔1
1のB部位とが略一定の液圧を受けるように、注出孔5
及び吸入孔11を形成している。そして、注出孔5の内
側端部7と、吸入孔11の外側端部13とを近接して設
けたため、吸入孔11と注出孔5の多くの部位におい
て、容器1内の液体の液面Emと略平行な一仮想平面に
位置する関係が保持されることから、液体の漏れ出の防
止作用が高い。
【0031】しかし、本発明は上記実施形態のものに限
定されるものではない。例えば図7,図8に示したよう
に、上記実施形態における液体容器1を上から見たと
き、吸入孔11の内側端部14が注出孔5の外側端部8
より、図8に示した直線T上において、容器1の内側寄
りにあってもよい。すなわち、注出孔5の外側端部8
が、液体容器1を上から見て、吸入孔11の内側端部1
4より液体容器1の外方に位置していてもよい。そし
て、このものでも、図9に示したように容器1が水平面
S上で転倒し、注出孔5の外側端部8が上向きとなり液
面Emが吸入孔11の内側端部14より高位となっても
液は漏れ出ないか、漏れ出たとしても僅かである。もっ
とも、図10に示したように、注出孔5の外側端部8
が、液体容器1を上から見て、吸入孔11の内側端部1
4より液体容器1の内方(中心寄り部位)に位置してい
てもよい。なお、いずれにおいても、吸入孔11の内側
端部14は、容器の内壁面になるべく近接させるとよ
い。そして、液体容器1が水平面上で転倒(横倒)した
際に、注出孔5の外側端部8がその水平面に当接しない
ように、その外側端部8は、容器の外周面より出ないよ
うに形成するのが好ましい。なお、以下の形態例も含
め、図1〜図6に示した形態例と同一の部位には同一の
符号を付すに止める。
【0032】また、図11に示したように、注出孔5の
内側端部7と吸入孔11の外側端部13に隔たりがあっ
てもよいが、このようにすると、容器1の転倒時におい
て、吸入孔11の内側端部14と注出孔5の外側端部8
が上向きとなり、液面Emが吸入孔11の内側端部14
より上にあるとき、注出孔5から空気が入り込んで吸入
孔11の内側端部14より上にある液体Eが吸入孔11
の外側端部13から漏れ出す危険性がある。したがっ
て、このようなものも、液体を一杯いれるものには不向
きである。
【0033】なお、注出孔(注出管)及び吸入孔(吸入
管)ともに上記においては、側面視、略L字形とした
が、これらの形状は、図12に示したように注出孔(注
出管)5についてはその略中央部が湾曲するC字形とし
てもよい。さらに、吸入孔(吸入管)11については、
内側端部14寄り部位の流路断面積を、その外側端部1
3の流路断面積より大きく形成し、かつ液体容器1を水
平面上で直立させた際に吸入孔11内にある液体が流れ
落ち可能に形成されていればよく、したがって例えば図
12に示したように、四分の一円弧状(中央部が湾曲す
るC字形)など、適宜の形状構造とすればよい。なお、
図12に示したように注出孔(注出管)5を略中央部が
湾曲するC字形とした場合には、転倒の際、注出孔5の
A部位と吸入孔11のB部位とが、略一定の液圧を受け
る。
【0034】さらに、図13に示したように、注出孔5
は、図12に示したように略中央部が湾曲するC字形と
して、その外側端部8を一側(図13右側)に開口させ
ておき、そして吸入孔(吸入管)11については同図に
示したような傾斜する直管状としておいてもよい。な
お、この場合においては、容器1の転倒の際、注出孔5
の内径の部位Aと、その略真下に位置する吸入孔11の
部位Bとが略一定の液圧を受ける。
【0035】また、図12や図13において注出孔(注
出管)5の側面視形状は、図14に示したように、S字
形(フック形)若しくはそれに近似する形としてもよ
い。なお、このように注出孔(注出管)5をS字形のよ
うに管が途中で折り返した形態となっているものでは、
図15に示したように、注出孔5の外側端部8の位置
が、容器1を上から見てその内側端部7の中心Cより
も、吸入口11の外側端部13寄りにあってもよい。
【0036】そして、いずれのものにおいても、注出孔
5の外側端部8の開口方向は、その外側端部8と、吸入
孔11の内側端部14とが、容器1を上から見て一直線
に沿う略同方向に開口されているかぎり、図15に示さ
れるように容器1を横方向から見て斜上向きとされてい
てもよい。さらに、注出孔(注出管)及び吸入孔(吸入
管)の形態は、上記のいずれかの形態のものを適宜組み
合わせたものとしてもよい。なお、いずれにおいても、
注出孔(注出管)及び吸入孔(吸入管)を蓋と一体化
(成形)してもよい。
【0037】さらに、本発明に係る容器は、上から見た
とき、略正方形や略長方形(略矩形)、或いはその他の
多角形としてもよい。図16はその一例を示したもので
あり、液体容器1を上から見たとき、略正方形ないし略
八角形の筒状としたものである。そして、この場合に
は、注出孔5の容器1における内側端部7及び外側端部
8の各中心と、吸入孔11の液体容器1における内側端
部14及び外側端部13の各中心とを結ぶ直線(図中1
点鎖線)Tを同図に示したように略正方形の辺Hに沿っ
て略平行になるようにするとよい。
【0038】このものでは、水平面S上で同図に示した
ように倒れた際には液漏れはほとんどなく、その危険が
あるのは転倒時に注出孔5の外側端部8が下向きとなる
場合だけである。そして、その場合でも容器1が回転し
ない分、液面の揺れがないので液漏れのない状態が安定
する。なお、図16のものは図1の容器1の本体2及び
蓋3の平面ないし横断面形状を略正方形ないし略八角形
の筒状として転倒時に回転しないようにした点のみその
構成が相違するものであるから、同一部位には同一の符
号を付すに止める。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る液体容器によれば、構造の
複雑化を招くことなく、かつ使用時の液体の注出を妨げ
ることなく、転倒した際には液体の漏れ出を防止するこ
とができると共に、その吸入孔への液体調味料の接触に
よる吸入孔の閉塞に起因する外部へのその漏れ出や詰ま
りが有効に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す中央縦断面図。
【図2】図1の平面半断面図。
【図3】図1の実施の形態のものが、注出孔及び吸入孔
の外側端部を下にして水平面上で転倒した状態を示す中
央縦断面図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図1の実施の形態のものが、注出孔及び吸入孔
の外側端部を上にして水平面上で転倒した状態を示す中
央縦断面図。
【図6】図1の実施の形態のもので液体を注出する際の
説明用断面図。
【図7】注出孔の外側端部を液体容器を上から見て、吸
入孔の内側端部より液体容器の外方に位置させた実施の
形態を示す中央縦断面図。
【図8】図7の平面半断面図。
【図9】図7の実施の形態のものが転倒した場合を説明
する中央縦断面図。
【図10】注出孔の外側端部を液体容器を上から見て、
吸入孔の内側端部より液体容器の内方に位置させた実施
の形態を示す中央縦断面図。
【図11】注出孔の内側端部と吸入口の外側端部に隔た
りがあるものが水平面上で転倒した状態を示す中央断面
図。
【図12】注出孔及び吸入孔の別の実施の形態を示す部
分中央縦断面図。
【図13】注出孔及び吸入孔の別の実施の形態を示す部
分中央縦断面図。
【図14】注出孔及び吸入孔の別の実施の形態を示す部
分中央縦断面図。
【図15】注出孔及び吸入孔の別の実施の形態を示す部
分中央縦断面図。
【図16】液体容器を回転不能の筒状に形成した実施の
形態の平面半断面図。
【符号の説明】
1 液体容器 2 容器本体 3 蓋 5 注出孔 7 注出孔の液体容器における内側端部 8 注出孔の液体容器における外側端部 11 吸入孔 13 吸入孔の液体容器における外側端部 14 吸入孔の液体容器における内側端部 T 一直線 E 液体 S 水平面 Em 液体の液面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体とその上部に取着される蓋とか
    らなり、該蓋には液体の注出孔及びその液体の注出に必
    要な空気の吸入孔を備えてなる液体容器において、前記
    吸入孔の該液体容器における内側端部が、前記注出孔の
    該液体容器における内側端部よりも下方まで延びてお
    り、該液体容器が内部に液体を収容した状態で水平面上
    で転倒し、該液体の液面が前記注出孔及び前記吸入孔の
    各内側端部より上にあり、前記注出孔及び前記吸入孔が
    該液体で閉塞されている際において、該注出孔の少なく
    ともいずれかの部位と該吸入孔の少なくともいずれかの
    部位とが、略一定の液圧を受けるように該液体容器内の
    液体の液面と略平行な一仮想平面の近傍に位置するよう
    に前記注出孔及び前記吸入孔を形成し、しかも、前記注
    出孔の液体容器における内側端部及び外側端部の各々の
    略中心と、前記吸入孔の液体容器における内側端部及び
    外側端部の各々の略中心とが、前記液体容器を上から見
    て、一直線上若しくはその近傍に位置され、しかも前記
    注出孔の外側端部と、前記吸入孔の内側端部とが、該液
    体容器を上から見て、前記一直線に沿う略同方向に開口
    されており、さらに前記吸入孔の外側端部が、前記注出
    孔の内側端部に対し、前記液体容器を上から見て、前記
    注出孔の外側端部の開口されている側と略反対側に配置
    されていると共に、該吸入孔は、内側端部寄り部位の流
    路断面積を、該吸入孔の該外側端部の流路断面積より大
    きく形成され、かつ該液体容器を水平面上で直立させた
    際に該吸入孔内にある液体が流れ落ち可能に形成されて
    なることを特徴とする液体容器。
  2. 【請求項2】 前記注出孔の内側端部と、前記吸入孔の
    外側端部とが近接して設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の液体容器。
  3. 【請求項3】 前記注出孔の前記外側端部が、前記液体
    容器を上から見て、前記吸入孔の前記内側端部と略同位
    置に位置していることを特徴とする請求項1又は2記載
    の液体容器。
  4. 【請求項4】 前記注出孔の前記外側端部が、前記液体
    容器を上から見て、前記吸入孔の前記内側端部より該液
    体容器の外方に位置していることを特徴とする請求項1
    又は2記載の液体容器。
  5. 【請求項5】 前記注出孔の前記外側端部が、前記液体
    容器を上から見て、前記吸入孔の前記内側端部より該液
    体容器の内方に位置していることを特徴とする請求項1
    又は2記載の液体容器。
  6. 【請求項6】 前記吸入孔の前記内側端部が、液体容器
    の内側の側壁に近接して設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5記載の液体容器。
  7. 【請求項7】 前記液体容器は、転倒した際に回転可能
    の筒状部を有してなることを特徴とする請求項1〜6記
    載の液体容器。
  8. 【請求項8】 前記液体容器は、転倒した際に回転不能
    の筒状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6
    記載の液体容器。
JP8280223A 1996-04-30 1996-09-30 液体容器 Pending JPH1016999A (ja)

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JP13429696 1996-04-30
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016080299A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 株式会社コロナ ミスト発生装置
KR101877555B1 (ko) * 2018-01-04 2018-07-11 강경관 쏟아짐 방지 배출장치

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