JPH10169595A - ターボブロワー - Google Patents

ターボブロワー

Info

Publication number
JPH10169595A
JPH10169595A JP35231496A JP35231496A JPH10169595A JP H10169595 A JPH10169595 A JP H10169595A JP 35231496 A JP35231496 A JP 35231496A JP 35231496 A JP35231496 A JP 35231496A JP H10169595 A JPH10169595 A JP H10169595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary fan
axial direction
air
output shaft
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35231496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakuni Goto
眞邦 後▲藤▼
Akio Hirai
章夫 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C S DENKI KK
NIPPON KOBUNSHI KK
Original Assignee
C S DENKI KK
NIPPON KOBUNSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C S DENKI KK, NIPPON KOBUNSHI KK filed Critical C S DENKI KK
Priority to JP35231496A priority Critical patent/JPH10169595A/ja
Publication of JPH10169595A publication Critical patent/JPH10169595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターボブロワーの風量を増加し、静圧を増大
させ、かつ騒音を低減する。 【解決手段】 回転ファン2の吸込口14に、アキシャル
方向のエアーを、ラジアル方向に誘導するための円錐状
エアー誘導体17及び円板体20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業機械等に用い
られるターボブロワーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に例示するようなターボブロ
ワーが用いられてきた。即ち、同図に於て、31はモータ
でありこの出力軸31aに回転ファン32が取付けられ、こ
の回転ファン32が回転駆動される。そして、この回転フ
ァン32は、エアー吸込口33aを有する第1ケーシング33
と、モータカバー35に固着される第2ケーシング34に、
包囲されている。吐出口は、この第1ケーシング33と第
2ケーシング34によって形成され、両ケーシング33, 34
の合わせ目36の円周の一部に配設される(図示省略)。
【0003】図7に示すように、回転ファン32は、モー
タ出力軸31aが挿通される孔部37付きボス部38を有し、
ワッシャ39とナット40にて、出力軸31aにボス部38を固
着することによって、回転ファン32が出力軸31aの先端
に固着され、一体に回転する。
【0004】しかも、回転ファン32は、前記ボス部38
と、モータ31側の基板部41と、多数の羽根部42…と、円
環平板状先端板部43とを、備え、(図7で明らかなよう
に、)全ての羽根部42…の付根部寄りの先端側を矩形に
切欠いて、(回転ファン32の厚さ寸法の約半分の厚さに
設定した)前記ボス部38の高さに、各羽根部42の付根部
の厚さ寸法を、合わせている。この羽根部42…の切欠に
よって、回転ファン32には吸込口44が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の構造では、吸込口44を通過するエアーは、図7に示す
ように、乱れを生ずる。つまり、ボス部38の先端面、及
び、出力軸31aの先端面とナット40等に、吸込エアーが
衝突して乱流を生じ、かつ、羽根部42,42の間には、ア
キシャル方向とラジアル方向の乱れを同時に生じ、乱れ
を生じ易い。これによって、従来の図7のようなターボ
ブロワーでは、騒音が大きく、静圧が低く、風量
を増大させ難い、といった問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るタ
ーボブロワーは、回転ファンの吸込口の中心に、円錐状
エアー誘導体を付設した。また、回転ファンの吸込口
に、アキシャル方向に流入するエアーをラジアル方向に
誘導する円板体を設けた。また、回転ファンの吸込口
に、アキシャル方向に流入するエアーをラジアル方向に
誘導するための円錐状エアー誘導体及び円板体を設け、
各羽根部の付根部間にアキシャル方向からのエアーが流
入しないように誘導案内するように構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基づき
本発明を説明する。
【0008】図1の断面側面図及び図2の右側面図に於
て、1はモータでありその出力軸1aに回転ファン2が
固着され、このファン2が回転駆動される。
【0009】この回転ファン2は、ラジアル方向(軸心
方向)にエアー吸込口3aを有する第1ケーシング3
と、モータカバー5に固着される第2ケーシング4に、
包囲されている。
【0010】吐出口(吹出口)15は、第1ケーシング3
と第2ケーシング4の合わせ目6の円周の一部に配設さ
れ、図2の矢印A方向から見れば、第1・第2ケーシン
グ3,4の夫々の半円筒突出部が合わせて、円筒部が形
成され、その孔部が、吐出口15を構成する。
【0011】ところで、図5,図6及び図1,図2に於
て、回転ファン2は、モータ出力軸1aが挿通される孔
部7付きボス部8を有し、モータ出力軸1aの先端ねじ
部16に、円錐状エアー誘導体17を螺着して、回転ファン
2が出力軸31aの先端に固着され、一体に回転する。
【0012】さらに、この回転ファン2は、前記ボス部
8と、モータ1側の基板部11と、(図6のように弓型に
弯曲した)多数の羽根部12…と、円環平板状先端板部13
とを、備え、全ての羽根部12…の付根部12a…寄りの先
端側を、略矩形に切欠いて、付根部12aの厚さ(幅)寸
法を、ボス部8の高さに合わせている。
【0013】この切欠部18によって、回転ファン32の軸
心先端方向(吸込側)の中央に、吸込口14が形成され
る。この吸込口14───切欠部18───の軸心方向寸法
(厚さ寸法)は、回転ファン2の厚さ寸法Bの25%〜60
%とする。
【0014】さらに、羽根部12…の切欠部18の奥底辺18
a…に沿って(円環平板状の)円板体20が接着又は機械
的手段(ビスやリベット等又は上記誘導体17)にて、付
設される。言い換えると、羽根付根部12aに於て、切欠
部18に対応する先端縁に、円板体20を当接状として、誘
導体17の螺着により、あるいは、その他の手段にて、固
着する。
【0015】図5に示すように、回転ファン2の吸込口
14に、アキシャル方向Kに流入するエアーを、ラジアル
方向Rに、この円板体20によって、スムースに誘導さ
れ、乱れが生じない。
【0016】この時、円錐状エアー誘導体17も共働し
て、スムースにエアーの流れを、アキシャル方向Kから
ラジアル方向Rに誘導案内する。即ち、各羽根部12…の
付根部12a…間にアキシャル方向からのエアーが流入し
ないように誘導案内する構造となっていて、図7に示し
たようなエアーの乱れが有効に防止され、整ったエアー
流れとなり、騒音が低減され、ブロワーの静圧がアップ
でき、風量が増加できる利点がある。
【0017】次に、図3と図4は他の実施の形態を示
す。図1,図2と同一の符号は同様の構成であるが、相
違する点は、エアー吸込口3aが渦巻型の外端に(ラジ
アル方向に)開口している点、及び、回転ファン2の回
転方向が、図1,図2では半時計方向───矢印CCW
にて示す───に対して、時計方向───矢印CWにて
示す───になっている点等である。
【0018】なお、図5と図6にもどって追加説明する
と、具体的には、回転ファン2のボス部8と基板部11と
羽根部12…は、プラスチックの射出成型等にて一体成型
され、これに対して、先端板部13を接着等にて固着され
る。なお、切欠部18…(吸込口14)は、その後、切削や
研削にて機械的に形成するのが好ましい。
【0019】なお、本発明に於て、エアー誘導体17の円
錐状とは、比較的丸味を有する弾丸型に近い形状、又
は、富士山型等の変形をも包含するものと定義する。ま
た、(図示省略したが、)円錐状エアー誘導体17と円板
体20とを、一体ものにて構成するも自由である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
【0021】 ターボブロワーとして、風量が増加
し、騒音が低減する。 静圧がアップ(増加)する。 ターボブロワーとしての外形の容積の増加がないの
で、コンパクトを維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面側面図であ
る。
【図2】その右側面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示す断面側面図であ
る。
【図4】その右側面図である。
【図5】要部の断面正面図である。
【図6】その平面図である。
【図7】従来例を示す断面側面図である。
【符号の説明】
2 回転ファン 12 羽根部 12a 付根部 14 吸込口 17 エアー誘導体 20 円板体 K アキシャル方向 R ラジアル方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ファン2の吸込口14の中心に、円錐
    状エアー誘導体17を付設したことを特徴とするターボブ
    ロワー。
  2. 【請求項2】 回転ファン2の吸込口14に、アキシャル
    方向Kに流入するエアーをラジアル方向Rに誘導する円
    板体20を設けたことを特徴とするターボブロワー。
  3. 【請求項3】 回転ファン2の吸込口14に、アキシャル
    方向Kに流入するエアーをラジアル方向Rに誘導するた
    めの円錐状エアー誘導体17及び円板体20を設け、各羽根
    部12…の付根部12a…間にアキシャル方向からのエアー
    が流入しないように誘導案内するように構成したことを
    特徴とするターボブロワー。
JP35231496A 1996-12-11 1996-12-11 ターボブロワー Pending JPH10169595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35231496A JPH10169595A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ターボブロワー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35231496A JPH10169595A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ターボブロワー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10169595A true JPH10169595A (ja) 1998-06-23

Family

ID=18423218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35231496A Pending JPH10169595A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ターボブロワー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10169595A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012392A (ja) * 1999-04-30 2001-01-16 Kokusan Denki Co Ltd ブロワー
KR100412359B1 (ko) * 2001-10-31 2003-12-31 엘지전자 주식회사 터보팬
KR100985200B1 (ko) 2008-10-10 2010-10-05 금종관 모터 펌프

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012392A (ja) * 1999-04-30 2001-01-16 Kokusan Denki Co Ltd ブロワー
KR100412359B1 (ko) * 2001-10-31 2003-12-31 엘지전자 주식회사 터보팬
KR100985200B1 (ko) 2008-10-10 2010-10-05 금종관 모터 펌프

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4448573A (en) Single-stage, multiple outlet centrifugal blower
US8961124B2 (en) Axial fan
JP2004360670A (ja) 遠心送風機
JP2013076335A (ja) 遠心式ファン
JPH07332284A (ja) 多翼送風機
JP2006219990A (ja) 電動送風機
JP3360973B2 (ja) 遠心送風機
JPH10169595A (ja) ターボブロワー
JP2019002395A (ja) 送風機
JPH0663512B2 (ja) 送風装置
JPH1162896A (ja) 遠心式送風機
JP5727833B2 (ja) 遠心式ファン
JPH10311294A (ja) 遠心送風機
JP6588999B2 (ja) 遠心式ファン
JP2000179490A (ja) 軸流ファン
JP6589000B2 (ja) 遠心式ファン
US20240060509A1 (en) Axial fan
JPH04265491A (ja) 斜流羽根車
JPS6124717Y2 (ja)
JP2666490B2 (ja) 電動送風機
JPH07224788A (ja) 多翼送風機
JP6294910B2 (ja) 遠心式ファン
JP2000054988A (ja) 遠心ファン
JPS6385297A (ja) モ−タフアン
JP2003314492A (ja) 羽根車用整流板、遠心送風機用羽根車および遠心送風機