JPH10168836A - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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JPH10168836A
JPH10168836A JP8335673A JP33567396A JPH10168836A JP H10168836 A JPH10168836 A JP H10168836A JP 8335673 A JP8335673 A JP 8335673A JP 33567396 A JP33567396 A JP 33567396A JP H10168836 A JPH10168836 A JP H10168836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
reflector
vehicle
cleaning tool
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP8335673A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Sugaya
和裕 菅家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSHO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NISSHO SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by NISSHO SEISAKUSHO KK filed Critical NISSHO SEISAKUSHO KK
Priority to JP8335673A priority Critical patent/JPH10168836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転ブラシなどの掃除具を一定時間のみ回転さ
せることによって反射板上の不純物を除去するに当って
コスト高を避け得るようにする。 【解決手段】少なくとも2種類の作動モード信号を出力
するマイコンを使用し、該2種類の作動モードに従っ
て、反射板の反射表面上の不純物がブラシなどの掃除具
に回転動作によって掃除されるようにした視線誘導標
(デリニエター)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路脇に設置され
て車両からのヘッドライトなどの光を反射し、道路の方
向を示すデリニエターとして知られる視線誘導標に関す
る。
【0002】
【従来の技術】視線誘導標としては次に示すような方法
・構造のものが知られている。すなわち、夜間ヘッドラ
イトを点燈して走行する車両への事故防止としてはヘッ
ドライト光を反射させて、その反射光を利用して異常性
を車両側へ伝達する方法と、常時発光体を点燈または点
滅させ異常性を車両側へ伝達する方法がある。
【0003】また、反射式の場合、反射板に付着した粉
塵を除去するため、車両通過の風圧を利用し、反射板上
に取り付けられた回転ブラシを回転させ、反射効率を高
めている。
【0004】また、発光体の点燈または点滅は、昼夜の
区別なく、常時電源をOFFするか、蓄電池の充電がな
くなるまで点燈または点滅し続ける。積雪の多い地方
は、反射板上の回転ブラシの回転軸が凍結し、反射板上
の不純物が除去出来ず、反射板としての役目が果たせな
い。
【0005】更に、夜間における走行車両の検出装置と
して、特開平8−40138号公報に記載されたものが知られ
ている。この公報には、光センサに小孔付のカバーを取り
付けて指向性を出し、光センサから出力される値が一定
値以下の場合に夜間と判断し、この判断を行っている間
にヘッドライトの光を光センサが検出した場合に接近車
両ありと判断して信号を出力する演算器を設けた検出装
置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来、
反射板に付着した粉塵氷あるいは雪(以下「不純物」と
いう)を除去するため、車両通過の風圧を利用して反射
板上に取り付けられた回転ブラシを回転させ、反射効率
を高めていた。この方法であると安価であるというメリ
ットはあるが、反射板上の粉塵除去に完全を期しがたく
反射効率の低下は避け得ない。特に、積雪の多い地方
は、反射板上の回転ブラシのシャフト(回転軸)が雪あ
るいは氷のために凍結し、反射板上の不純物を除去でき
ず、反射板としての機能が著しく低下していた。
【0007】反射光を利用しない場合、常時、発光体を
点燈または点滅させて車両の事故防止用の光を発してい
た。この方法は、発光体の点燈または点滅を昼夜の区別な
く、常時、電源をOFFするか、蓄電池の充電がなくな
るまで点燈または点滅し続けていた。
【0008】本発明は、前述した従来の問題点を解決す
べく、回転ブラシ等の掃除具を強制的に回転させ得るよ
うにするもので、これによって装置がコスト高になるこ
とを避けながら反射板上の不純物除去を効率的に行い、
反射をより効果的に行うことを技術課題とする。
【0009】本発明は他の目的は、車両のヘッドライト
光を感知した時にのみ強制的に発光体の点燈あるいは点
滅を行うようにすることによって装置がコスト高になる
ことを避けながら、発光体の存在を乗務員に効果的に知
らせることを技術課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した技術課
題を解決するために次に示す手段を提供する。
【0011】すなわち、本発明は車両からの光を反射す
る反射板と該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃
除具を備えた視線誘導標において、回転駆動源と、該回
転駆動源によって回転されて前記掃除具を回転動作せし
めるシャフトと、少なくとも2種類の作動モード信号を
出力するマイコンと、該2種類の作動モードに従って前
記反射板の反射表面が前記掃除具によって掃除されるこ
とを特徴とする視線誘導標を提供する。回転駆動源とし
ては、太陽エネルギーを利用した蓄電池が望ましいが、
一般の家庭用電源なども使用し得る。
【0012】本発明は、車両からの光を反射する反射板
と該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備
えた視線誘導標において、回転駆動源と、該回転駆動源に
よって回転されて前記掃除具を回転動作せしめるシャフ
トと、水滴または雪感知センサと、該感知センサからの信
号を受けて作動モード信号を出力するマイコンと、該作
動モードに従って前記反射板の反射表面が前記掃除具に
よって掃除されることを特徴とする視線誘導標を提供す
る。
【0013】好ましくは、前記水滴または雪感知センサ
は、降雨量,積雪量又は降雪量を感知するセンサであ
る。
【0014】好ましくは、前記水滴または雪感知センサ
は、外気温度を信号として前記マイコンに出力し、該マ
イコンは外気温度が0℃に近づいたことを条件として前
記作動モードを変えることを特徴とする視線誘導標とす
る。
【0015】好ましくは、前記水滴または雪感知センサ
は、気圧および温度の変化などの気象変化に対応した電
気信号を出力し、前記マイコンは、該出力信号によって
降水あるいは降雪を予測して前記作動モードを変える構
成とする。
【0016】本発明は、車両からの光を反射する反射板
と該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備
えた視線誘導標において、回転駆動源と、該回転駆動源
によって回転されて前記掃除具を回転動作せしめるシャ
フトと、1時間当りに5ないし10秒間の回転動作モー
ドと5分間当りに3ないし10秒間の回転動作モードと
を出力するマイコンと、これらの回転動作モードに従っ
て前記反射板の反射表面が前記掃除具によって掃除され
ることを特徴とする視線誘導標を提供する。
【0017】本発明は、車両からの光を反射する反射板
と該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備
えた視線誘導標において、回転駆動源と、該回転駆動源
によって回転されて前記掃除具を回転動作せしめるシャ
フトと、車両からの光を検出する光センサと、前記反射
板上に設置された発光体と、前記光センサからの光信号
に対応した強さを求め、前記発光体を点燈または点滅さ
せる信号を出力するマイコンと、を備えたことを特徴と
する視線誘導標を提供する。
【0018】好ましくは、前記マイコンは、少なくとも
2種類の作動モードを出力し、該2種類の作動モードに
従って前記反射板の反射表面を前記掃除具によって掃除
せしめる構成とする。
【0019】好ましくは、前記光センサからの光信号に
対応した強さを電圧信号として求め、該電圧信号をA/
D処理(アナログ/デジタル変換処理)を行い、そのデ
ータを基に前記マイコンによって夜間判断,車両接近判
断あるいは車両連続走行の延長判断を行う構成とする。
【0020】本発明は、本体と、該本体に取り付けられた
車両からの光を反射する反射板と、該反射板の反射表面
を掃除するブラシ等の掃除具と、該本体内に配設された
モータと、前記掃除具に連結された前記モータによって
駆動されるシャフトと、該本体内に配設され、前記掃除
具の作動モードを出力するマイコンと、前該本体を道路
脇に設置されるポールに支持するための支持体と、該支
持体内を介して前記モータに電気を供給するための配線
とからなることを特徴とする視線誘導標を提供する。
【0021】本発明は、本体と、該本体に取り付けられた
車両からの光を反射する反射板と、該反射板の反射表面
を掃除するブラシ等の掃除具と、該本体内に配設された
モータと、前記掃除具に連結された前記モータによって
駆動されるシャフトと、該本体内に配設され、気温,気
圧などの気象条件あるいは/および車両運行状況などの
車両運転状況を電気信号として入力し、2種以上の作動
モードを出力するマイコンとから成り、該作動モードに
従って車両の運転手に車両運転状況を提示することを特
徴とする視線誘導線を提供する。
【0022】本発明の特徴の1つは視線誘導標にマイコ
ン制御を取り入れたことにある。すなわち、マイコンは
気象条件あるいは車両運行状況信号を取り入れて、視線
誘導標の作動モードを作り出している。この場合に、状
況に対応して作動モードの内容を変え、電源の使用を極
力抑える機能を果す。電源を常時使用するならば駆動装
置の過熱化による短命化をもたらすばかりでなく、製造
・使用コストが高くなることは明らかである。道路の脇
に設置される視線誘導標は過酷な環境にさらされる場合
が多い。それに使用される反射板は常に清潔に維維され
なければ安全の確保を期し難くなる。本発明によれば作
動モードを変えつつ反射板の表面上の不純物を除去する
ことができるので、製造・使用コスト高を抑えながら、
反射率の維持を図ることができる。また、本発明によれ
ば、作動モードを変えつつ発光体の点滅または点燈を行
うことができるので、製造・使用コスト高を抑えなが
ら、発光体の性能を維持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施例を図
面に基づいて説明する。
【0024】図1において、本体1は全体的に箱形をな
してカバーの機械を有し、その前面部には公知の反射板
2が配設されている。本体1の内部には、払拭アーム回
転モータ3(以下モータという。)が配設してあり、モ
ータ3の出力は後述するギア機構を介してシャフト4を
介してシャフト4の先端のボス5に連結された払拭アー
ム6の回動動作を行う。図示のようにシャフト4は反射
板2の中央部を貫通しており、この貫通部には不純物が
本体内に侵入しないようにパッキング7が設けてある。
払拭アーム6には反射板2方向に、反射板表面に接する
ようにしてブラシ8が設けてある。このブラシ8は反射
板2の全面をカバーするようにするのがよい。ブラシ8
の代りに掃除機能を有するものであれば使用可能であ
り、例えばワイパーのようなプラスチック掃除具も使用
することができる。前述したギア機構は図示のようにギ
アボックス9内に配設してあり、モータ3と該ギアボッ
クス9は一体化されている。
【0025】本体1の内部には、更にマイコン基板11
に形成されたマイコンが配設されている。このマイコン
基板11は本体内にその内部空間を利用するようにして
配設されてよい。本体1の後方部にはヒンジ12があっ
て、ここにフード13が設けてある。フード13の下方
でフード13によって守られるようにして積雪センサ
(又は降雪センサ)14が本体に固着されている。マイ
コン基板11には外部温度測定用の温度センサ15およ
び気圧の変化を測定するための気圧センサ16が配設し
てある。
【0026】図2に示すように反射板2には、複数の受
光センサ21および複数の発光体22が設けてあって、
これらの入出力信号は前記マイコンと関連づけられてい
る。本体1はフランジ23と一体にされ、更に太陽電池
モジュール24を構成する支持体26と一体化されて図
示のように柱状の視線誘導標を構成する。太陽電池モジ
ュール24の内部には蓄電池25が配設される。該支持
体は、道路の脇に並べて設置されるポール27に連結さ
れて取り付けられ、反射板2は車両の接近方向に向けら
れる。
【0027】積雪センサ14は、積雪時と無積雪時の状
況を積雪自動によるフード13の変動によって感知し、
その信号を電気信号としてマイコンに出力する。
【0028】温度センサ15および気圧センサ16は外
気の気象状況を的確に感知し、その信号をマイコンに出
力する。
【0029】図3および図4は、フード13がない場
合、すなわち積雪量を測定しない場合の視線誘導標を示
す。他の構成については、図1および図2に示す構成と
同一であるので、繰り返して記載しない。同一部品には
同一番号が付してある。
【0030】図5および図6は、反射板2上に光センサ
および発光体が設けられていない場合、すなわち、反射
板2による反射光によって注意を喚起するときに使用さ
れる視線誘導標を示す。他の構成については図3および
図4に示す構成と同一であるので、繰り返して記載しな
い。同一部品には同一番号が付してある。
【0031】図7および図8は、フランジ23内に、太
陽電池モジュール24および蓄電池25を配設する代り
に、家庭用電源を使用する視線誘導標を示す。この場合に
は家庭用電源に電気的に結線された電線(図示せず)が
支持体26内に配線されてモータ3につなげられるだけ
であるので製造コストを大幅に下げることができる。他
の構成については図3および図4に示す構成と同一であ
るので、繰り返して記載しない。図9および図10は、
図7(図8)に示の実施例に受光センサおよび発光体を
設けない実施例を示す。同一部品には同一番号が付して
ある。
【0032】図11はギア減速機構31について示した
ものである。ギア減速機構31は、モータ3の回転軸32
に連結されたギア(G1)33,このギアに一体化された
小歯数のギア34,該ギアにかみ合うギア(G2)35,
このギアに一体化された小歯数のギア36,および該ギ
ア36にかみ合うギア(G3)37からなり、ギア37は
アーム回転軸として作用するシャフト4に固着されてこ
れを回転駆動する。入力軸と出力軸の減速比を100:
5に設定した場合の仕様を示せず次のようになる。
【0033】
【表1】
【0034】図12は、電動払拭装置動作の概要を示
す。
【0035】作動モード1は積雪センサ14がONの時
の作動モードであり、作動モード2は積雪センサ14が
OFFの時の作動モードを示す。この例の場合、2つの
作動モードにて、払拭アーム6が回転する(停止位置
は、任意)。積雪センサ14の出力信号に応動してマイ
コン機能により自動的に2種類の作動モードに切り替わ
る。その一例を示せば、積雪センサON時、5分間当り
3秒間払拭アーム6は回転し、積雪センサOFF時、1
時間当り5秒間払拭アーム6は回転する。モータ負荷電
流420mA,モード1の1日の作動時間を0.24h
r/日と設定したときの消費電流は、 420mA×0.24hr=100.8mA・hr/日 となって極めて少ない消費になる。
【0036】モード1の場合の作動時間は4〜10分間
に3秒、モード2の場合の作動時間は、1時間に3〜1
0秒ぐらいに設定することが、蓄電池25の容量を小さ
く保ち、かつモータ3の過熱を防止する上で望ましい。
作動モードを増加させることによって効果が顕著になる
ということはないが、2種類に限定することなく、必要
に応じて複数の作動モードにすることは容易に行うこと
ができる。
【0037】図13は車両検出装置の回路構成図であ
り、図1に示す受光センサ21,発光体22およびマイ
コンの関係を示す図である。
【0038】41は受光センサ21の前方を被うカバー
であって、このカバーの前方中央には小孔42が設けて
あり、この小孔42により所定角の範囲内の光のみに反
応する指向性を持たせるようにカバー41によって周囲
の雑光を遮断している。この図には2つの受光センサが
図示してある。
【0039】43は前記受光センサ21から出力される
光量に比例したアナログ信号(電圧)をデジタル信号化す
るためのA/D変換器である。この例の場合、8ビット
A/Dコンバータを使用している。この変換器には図示
のように温度センサ15および気圧センサ16からの出
力が入力されてもよい。
【0040】44はマイコンの演算処理部に示し、この
処理部は受光センサ21から出力される信号の大きさの
平均値を計算し、この値から昼,夜の判断を行い、夜と
判断している間に接近車両のヘッドライト光を光センサ
が検出し、一定値以上の出力があったときに接近車両あ
りと判断し(接近判断)、例えば危険防止装置45に制
御信号を出力し、発光体点燈又は点滅させる。接近車両
が継続してある場合のために前記処理部は光の延長判断
を行うことができる。
【0041】延長判断は、約10秒間の点燈中に、セン
サのサンプルデータ値により行う。
【0042】1)サンプルデータがプラス方向(強くな
る)の場合は、接近車両が連続してあると判断する。
【0043】2)サンプルデータがマイナス方向(弱く
なる)の場合は、車両が遠ざかる場合と判断する。この
判断がなされると発光体の点燈又は点滅は終了する。
【0044】図14はマイコンシステム100の構成を
示す。端子機能を一覧表で示せば次のようになる。
【0045】
【表2】
【0046】受光センサ21a,受光センサ21b,受
光センサ21cおよび受光センサ21dの信号は、ピン
番号の1,2,3,4のそれぞれから入力される。ウオ
ッチドッグタイマの出力はピン番号6からなされる。気
圧センサからの信号はピン番号7から入力される。温度
センサ15からの信号はピン番号9から入力される。発
光ダイオード22LED1,LED2,LED3,LE
D4の出力はピン番号10,11,12,13からなさ
れる。払拭アーム回転モータの回転出力はピン16から
なされる。ピン番号20および21は発振子接続のため
のものである。リセット信号はピン番号22から入力さ
れる。車両に付属されるアクセサリー(たばこ用スイッ
チ,ルームスイッチ,ラジオスイッチなど)ACCの入
力はピン番号24からなされる。レベル設定1入力およ
びレベル設定2入力はピン番号25,26からなされ
る。CPUはフォトセンサ,気圧,温度センサおよびレ
ベル設定入力値を基に払拭アーム回転モータの回転信号
を出力する。太陽電池モジュール24は、ピン番号1の
A/D基準電圧と接続される。マイコンは、気象条件あ
るいは車両運行状況信号を取り入れて、視線誘導標の作
動モード、例えばモータの駆動、あるいは発光体の時限
的発光モードを作り出している。この場合に、状況に対
応して作動モードの内容を変え、電源の使用を極力抑え
る機能を果す。
【0047】図1(図2),図3(図4)および図5
(図6)で使用される太陽電池モジュール24は太陽光
の光エネルギを電気エネルギに変換させるもので、例え
ばニッケル・カドミウム蓄電池に蓄電し、発光体22お
よびモータ3の駆動源として使用されるものである。蓄
電池25は密閉形であり、外気温,湿度の変化により発
生する結露の影響を受けない構造とされている。
【0048】図15は図11に示す回路構成の場合のフ
ローチャートを示す図である。イニシャライズ51の後
に設定読み込み52を行って、受光センサからの信号に
ついてA/Dサンプリング53を行う。前述のようにマ
イコンは夜間判断55,接近判断56および延長判断5
7を行い、発光体点燈(点滅)タイマ処理58を行って
発光体点燈または点滅59を行う。また、温度センサあ
るいは気圧センサからの信号についてA/Dサンプリン
グ53を行い、サンプリングした信号を使用して凍結判
断62、降雨判断63を行って払拭作動モード選定63
を行う。このモードによってモータ回転64を制御す
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば回転ブラ
シなどの掃除具をマイコン制御を活用して強制的にモー
タなどの駆動により一定時間に複数回回転させて、反射
板上の不純物の除去を製造上・使用上のコストアップを
避けながら、反射をより効果的に行うことができるの
で、車両の安全確保に有効である。
【0050】また、本発明によれば、反射板上に複数の
発光体を設置し、1個以上の光センサを設け、接近する
車両のヘッドライト光を感知し、マイコン制御を活用し
て強制的に複数の発光体を適宜に点燈または点滅させる
ことができるので、製造上・使用上のコストアップを避
けながら光信号発信を効果的に行うことができるので、
車両の安全確保に有効である。
【0051】前述したこれらの二つの手段を組み合わせ
て使用すれば更に車両の安全確保に極めて有効である。
【0052】重要なことは、気温・気圧などの気象条件
あるいは/および車両運行状況などの車両運転状況をマ
イコンが2種以上の作動モードとして作り出し、該作動
モードに従って車両の運転手に車両の運転状況が着実に
提示されることによって車両の安全が確保されることで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる縦断面図。
【図2】90゜角度を変えた図1の断面図。
【図3】本発明の他の実施例にかかる縦断面図。
【図4】90゜角度を変えた図3の断面図。
【図5】本発明の他の実施例にかかる縦断面図。
【図6】90゜角度を変えた図5の断面図。
【図7】本発明の他の実施例にかかる縦断面図。
【図8】90゜角度を変えた図7の断面図。
【図9】本発明の他の実施例にかかる縦断面図。
【図10】90゜角度を変えた図9の断面図。
【図11】本発明の実施例に使用するギア機構を示す
図。
【図12】電動払拭装置の動作の概要を示す図。
【図13】本発明の実施例に使用する回路の構成図。
【図14】本発明の実施例に使用するマイコンシステム
の構成図。
【図15】図11の構成を使用する場合のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…本体、2…反射板、3…モータ、6…払拭アーム、
8…ブラシ、9…ギアボックス、11…マイコン基板、
13…フード、14…積雪センサ、15…温度センサ、
16…気圧センサ、21…受光センサ、22…発光体、
23…フランジ、24…太陽電池モジュール、25…蓄
電池、26…支持体、27…ポール、33…ギアG1、
34…ギアG2、36…ギアG3、43…A/D変換
器、44…マイコン処理部、45…危険防止装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両からの光を反射する反射板と該反射板
    の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備えた視線誘
    導標において、 回転駆動源と、 該回転駆動源によって回転されて前記掃除具を回転動作
    せしめるシャフトと、 少なくとも2種類の作動モード信号を出力するマイコン
    と、 該2種類の作動モードに従って前記反射板の反射表面が
    前記掃除具によって掃除されることを特徴とする視線誘
    導標。
  2. 【請求項2】車両からの光を反射する反射板と該反射板
    の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備えた視線誘
    導標において、 回転駆動源と、 該回転駆動源によって回転されて前記掃除具を回転動作
    せしめるシャフトと、 水滴または雪感知センサと、 該感知センサからの信号を受けて作動モード信号を出力
    するマイコンと、 該作動モードに従って前記反射板の反射表面が前記掃除
    具によって掃除されることを特徴とする視線誘導標。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記水滴または雪感知センサは降雨量,積雪量又は降雪
    量を感知 (予知を含む)するセンサであることを特徴
    とする視線誘導標。
  4. 【請求項4】請求項2において、 センサは、外気温度を信号として前記マイコンに出力
    し、該マイコンは外気温度が0℃に近づいたことを条件
    として前記作動モードを変えることを特徴とする視線誘
    導標。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記センサは、気圧および温度の変化などの気象変化に
    対応した電気信号を出力し、前記マイコンは、該出力信
    号によって降水あるいは降雪を予測して前記作動モード
    を変えることを特徴とする視線誘導標。
  6. 【請求項6】車両からの光を反射する反射板と該反射板
    の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備えた視線誘
    導標において、 回転駆動源と、 該回転駆動源によって回転されて前記掃除具を回転動作
    せしめるシャフトと、 1時間当りに5ないし10秒間の回転動作モードと5分
    間当りに3ないし10秒間の回転動作モードとを出力す
    るマイコンと、 これらの回転動作モードに従って前記反射板の反射表面
    が前記掃除具によって掃除されることを特徴とする視線
    誘導標。
  7. 【請求項7】車両からの光を反射する反射板と該反射板
    の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具を備えた視線誘
    導標において、 回転駆動源と、 該回転駆動源によって回転されて前記掃除具を回転動作
    せしめるシャフトと、 車両からの光を検出する受光センサと、 前記反射板上に設置された発光体と、 前記受光センサからの光信号に対応した強さを求め、前
    記発光体を点燈または点滅させる信号を出力するマイコ
    ンと、を備えたことを特徴とする視線誘導標。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記マイコンは、少なくとも2種類の作動モードを出力
    し、該2種類の作動モードに従って前記反射板の反射表
    面を前記掃除具によって掃除せしめることを特徴とする
    視線誘導標。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記光センサからの光信号に対応した強さを電圧信号と
    して求め、該電圧信号をA/D処理(アナログ/デジタ
    ル変換処理)を行い、そのデータを基に前記マイコンに
    よって夜間判断,車両接近判断あるいは車両連続走行の
    延長判断を行うことを特徴とする視線誘導標。
  10. 【請求項10】本体と、 該本体に取り付けられた車両からの光を反射する反射板
    と、 該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具と、 該本体内に配設されたモータと、 前記掃除具に連結された前記モータによって駆動される
    シャフトと、 該本体内に配設され、前記掃除具の作動モードを出力す
    るマイコンと、 前記本体を道路脇に設置されるポールに支持するための
    支持体と、 該支持体内を介して前記モータに電気を供給するための
    配線とからなることを特徴とする視線誘導標。
  11. 【請求項11】本体と、 該本体に取り付けられた車両からの光を反射する反射板
    と、 該反射板の反射表面を掃除するブラシ等の掃除具と、 該本体内に配設されたモータと、 前記掃除具に連結された前記モータによって駆動される
    シャフトと、 該本体内に配設され、気温,気圧などの気象条件あるい
    は/および車両運行状況などの車両運転状況を電気信号
    として入力し、2種以上の作動モードを出力するマイコ
    ンとから成り、該作動モードに従って車両の運転手に車
    両運転状況を提示することを特徴とする視線誘導標。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002266323A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Nippon Kokan Light Steel Kk 自発光型視線誘導標
JP2002266325A (ja) * 2001-03-06 2002-09-18 Nippon Kokan Light Steel Kk 自浄式自発光型視線誘導標
CN111101453A (zh) * 2019-12-27 2020-05-05 绍兴悦通新能源科技有限公司 一种用于沙漠地区以光伏板为动力的信号灯路标

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