JPH10168622A - 頭皮マッサージ用手袋 - Google Patents

頭皮マッサージ用手袋

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JPH10168622A
JPH10168622A JP33913796A JP33913796A JPH10168622A JP H10168622 A JPH10168622 A JP H10168622A JP 33913796 A JP33913796 A JP 33913796A JP 33913796 A JP33913796 A JP 33913796A JP H10168622 A JPH10168622 A JP H10168622A
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JP
Japan
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glove
liquid
scalp
absorbing
massage
Prior art date
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Pending
Application number
JP33913796A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Fukuhara
和久 福原
Junichi Fukazawa
純一 深澤
Kenji Ishikawa
賢司 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭皮の余分な皮脂を取り除き、育毛剤等の頭皮
ケア剤を効率的に頭皮および毛根に塗布し、さらにマッ
サージ効果により頭皮の血行を促進させることにより、
効果的な育毛および頭皮ケアを行えるディスポーザブル
な頭皮マッサージ用手袋を提供する。 【解決手段】ディスポーザブルな頭皮マッサージ用手袋
の指挿入部の表面に凹凸を有する頭皮マッサージ部を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪及び頭皮の手
入れに使用されるディスポーザブルな頭皮マッサージ用
手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪の手入れには育毛剤等が用いられる
が、洗髪後時間が経過すると、頭皮には毛根から分泌さ
れる皮脂が溜まる。毛根に溜まった皮脂は育毛剤などの
浸透を阻害し、その効果を半減させる。一方、育毛剤等
を塗布する際には剤液が毛髪に付着して不快感を与えた
り、剤液が頭から垂れて顔や衣服に付着したりするとい
った問題があった。また、塗布した剤液を手やブラシ等
でマッサージしながら浸透させる場合、手やブラシでは
十分に毛根部の汚れを除去できないことや、手やブラシ
では剤液を保持し難いため剤液を頭皮に均等に浸透でき
ず十分な育毛効果が期待できないといった問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
頭皮の余分な皮脂を取り除き、育毛剤等の頭皮ケア剤を
効率的に頭皮および毛根に塗布し、さらにマッサージ効
果により頭皮の血行を促進させることにより、効果的な
育毛および頭皮ケアを行えるディスポーザブルな頭皮マ
ッサージ用手袋を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の頭皮マッサージ
用手袋は、指挿入部の表面に凹凸を有する頭皮マッサー
ジ部を設けたことを特徴とするものである。手袋本体
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート等の各種プラスチックフイ
ルムのような疎水性シート、又は透湿性シート基材の上
に、吸液性材料層を設けた積層材料により構成すること
が好ましい。このような積層材料により手袋を構成する
ことによって、マッサージの際に手が皮脂や育毛剤等に
よって汚れるのを防止するとともに、吸液性材料層によ
って皮脂や余分な剤液を吸収し、剤液の垂れを防止する
ことができる。この吸液性材料層は、手袋本体の全表面
を覆うものとすることもできるが、図1にみられるよう
に、掌より先の部分のみを覆うものとし手首部は疎水性
シート基材のみにより構成すれば、吸液性材料を節約し
ディスポーザブルな手袋の価格を下げることが可能とな
るので好ましい。吸液性材料層は、手袋の掌側及び手の
甲側の両表面に設けてもよく、また掌側のみに設ける構
成としてもよい。
【0005】吸液性材料としては、吸水性及び/又は吸
油性を有する各種の材料が使用され、具体的には、例え
ば、吸水性繊維から成る編織布や不織布、脱脂綿、コッ
トン、レーヨン、パルプ等が挙げられる。これらの吸液
性材料はそれぞれ単独で又は2種以上を組み合わせて使
用することができる。疎水性シート基材上に吸液性材料
層を積層する方法には特に制限はなく、接着剤による接
着、熱融着等通常の方法が用いられる。
【0006】また、あらかじめ積層材料を形成した後に
これを裁断して手袋を形成する方法のほか、疎水性シー
トと吸液性材料を手袋形状に裁断した後に、これらを積
層する方法を採用することもできる。手袋の形状として
は特に制限はなく、図1のように通常の5指が分離した
手袋、図2のようなミトン、さらには図3のように筒状
の手首部先端に袋状の手指挿入部を有するもの等が挙げ
られる。
【0007】手袋の指挿入部の表面には、凹凸を有する
頭皮マッサージ部を設ける。この頭皮マッサージ部は、
凹凸を有するものであれば特にその形状に制限はなく、
例えば図1のように球状あるいは半球状の突起物1(以
下、あわせて「球状突起物」という)、図4の指先部の
ような半円筒状の突起物、波板状の突起物あるいはこれ
らを適宜組み合わせたもの等が挙げられる。頭皮マッサ
ージ部は、通常は手袋の掌側に設けるが、手袋の掌側お
よび手の甲側の双方に設けることもできる。頭皮マッサ
ージ部を手袋の両側に設けた場合には、掌側のマッサー
ジ部を使用した後に左右の手を入れ替えることによっ
て、未使用の元の手の甲側のマッサージ部を使用するこ
とが可能となる。
【0008】突起物を構成する材料としては、上記の吸
液性材料のほか、紙、各種プラスチック等を使用するこ
とができる。余分の頭皮ケア剤液や皮脂を吸収、除去す
るためには頭皮マッサージ部が吸液性を有する必要があ
り、また、マッサージ効果により頭皮の血行を促進させ
るには、ある程度の硬さを有することが好ましい。した
がって、頭皮マッサージ部を吸液性材料自体で構成する
場合には、凹凸を構成する球状突起物等を密に圧縮成形
したものとすること等により硬さを付与することが好ま
しい。また、図4のように頭皮マッサージ部を吸液性の
高い材料からなる吸液性突起物15と、吸液性は劣るが
硬さのあるマッサージ用突起物14の組み合わせにより
構成することも好ましい。さらに、図5のように、手袋
の指挿入部表面に紙、プラスチック等からなる凹凸板状
体24を固着して頭皮マッサージ部を構成し、このマッ
サージ部全体を吸液性シート26で覆うことによって頭
皮マッサージ部に吸液性を付与することもできる。突起
物の大きさや、数に特に制限はないが、マッサージ効果
をもたせるにはある程度の大きさが必要であり、例えば
球状突起物では、径3〜10mmのものを使用すること
が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明をさ
らに説明するが、本発明はこれらの具体例に限定される
ものではない。図1は、本発明の頭皮マッサージ用手袋
の1例を示す図である。この手袋1は、プラスチックフ
イルム等の疎水性シート2の上に掌より先の部分を覆う
ように吸液性材料シート3を積層することによって構成
されている。手袋1の指挿入部の表面には、吸液性材料
を密に圧縮成形してなる径7mmの略球状の突起物4を
熱融着することによって、頭皮マッサージ部が形成され
ている。図2は、図1と同様にして頭皮マッサージ部を
形成した頭皮マッサージ用ミトン、また図3は、同様に
頭皮マッサージ部を形成した袋状の頭皮マッサージ用手
袋である。
【0010】図4は、本発明の頭皮マッサージ用手袋の
他の例を示す図である。手袋11は、図1の手袋と同様
に、プラスチックフイルム等の疎水性シート12の上に
掌より先の部分を覆うように吸液性材料シート13を積
層することによって構成されている。手袋11の指挿入
部の表面には、吸液性の高い材料を半円筒状に成形した
吸液性突起物15と、吸液性突起物15より吸液性は低
いが硬さのある材料により構成された径5mmの略球状
のマッサージ用突起物14を熱融着することにより、頭
皮マッサージ部が形成されている。この手袋11の吸液
性突起物15には、あらかじめ育毛剤等を含浸させてお
けば、頭皮のマッサージ時に毛根及び頭皮に剤液を効率
よく塗布、浸透させることができる。
【0011】図5は、本発明の頭皮マッサージ用手袋の
さらに他の例を示す図である。手袋21は図1の手袋と
同様に、プラスチックフイルム等の疎水性シート22の
上に掌より先の部分を覆うように吸液性材料シート23
を積層することによって構成されている。手袋21の指
挿入部の表面には紙、プラスチック等からなる凹凸板状
体24を接着剤で接着して頭皮マッサージ部を構成し、
このマッサージ部全体を吸液性シート26で覆うことに
よって頭皮マッサージ部に吸液性を付与している。この
例では、凹凸板状体によってマッサージ部を一体に構成
しているので、球状突起物を個々に接着する場合に比べ
て製造工程を簡単にすることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の頭皮マッサージ用手袋は、指挿
入部に凹凸を有する吸液性の頭皮マッサージ部を設ける
ことによって、育毛剤等の頭皮ケア剤を使用して毛髪や
頭皮の手入れをする際に、この手袋を装着し頭皮をマッ
サージすることによって、毛根に溜まった皮脂等の汚れ
を除去し育毛剤の浸透を促進させるとともに、剤液が頭
から垂れて顔や衣服に付着するのを防止することがで
き、またマッサージ効果により頭皮の血行を促進させて
効果的な育毛及び頭皮ケアを行うことができる。本発明
の頭皮マッサージ用手袋は、安価な材料を使用し簡単な
工程で製造することができるので、ディスポーザブルな
製品としてきわめて実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の頭皮マッサージ用手袋の1例を示す図
である。
【図2】本発明の頭皮マッサージ用手袋の他の例を示す
図である。
【図3】本発明の頭皮マッサージ用手袋の他の例を示す
図である。
【図4】本発明の頭皮マッサージ用手袋の他の例を示す
図である。
【図5】本発明の頭皮マッサージ用手袋の他の例を示す
図である。
【符号の説明】
1、11、21 頭皮マッサージ用手袋 2、12、22 疎水性シート 3、13、23、26 吸液性材料シート 4、14 球状突起物 15 吸液性突起物 24 凹凸板状体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指挿入部の表面に凹凸を有する頭皮マッ
    サージ部を設けたことを特徴とする頭皮マッサージ用手
    袋。
  2. 【請求項2】 手袋本体が疎水性シート基材と該基材上
    に設けられた吸液性材料層からなる積層材料により構成
    されたものであることを特徴とする請求項1に記載の手
    袋。
  3. 【請求項3】 マッサージ部が吸液性の材料からなる突
    起物により構成されたものであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の手袋。
  4. 【請求項4】 マッサージ部が吸液性の高い材料からな
    る吸液性突起物と吸液性の低い材料からなるマッサージ
    用突起物により構成されたものであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の手袋。
  5. 【請求項5】 マッサージ部にマッサージ部の表面を覆
    う吸液性材料シート層を設けたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の手袋。
  6. 【請求項6】 頭皮マッサージ部が、径0.5〜15m
    mの球状突起物により構成されたものであることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の手袋。
JP33913796A 1996-12-05 1996-12-05 頭皮マッサージ用手袋 Pending JPH10168622A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010148732A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kao Corp 頭皮ケア用具
JP2012217582A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Epokoramu Kiko Kk 頭皮マッサージ用手袋
DE202011051270U1 (de) * 2011-09-13 2012-12-19 Melitta Haushaltsprodukte Gmbh & Co Kommanditgesellschaft Handschuh
KR20150109104A (ko) * 2014-03-19 2015-10-01 주식회사 엘지생활건강 두피와 헤어의 피지 세정용 장갑
CN106666876A (zh) * 2016-06-14 2017-05-17 杨磊 一种乳胶手套

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